JP6094205B2 - ワイヤレス電力伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤレス電力伝送システムに関する。
スマートフォンに代表される携帯型端末や、ノートブック型パーソナルコンピュータ等は、装置内にリチウムイオン二次電池などの電源を内蔵しているため、室内、屋外を問わず、装置をどこへでも持ち出して使用できるので、極めて利便性が高い。一方、電池が消耗した場合は、充電などが必要となり、この充電にケーブル等を用いて行うことは、これら装置の持つ利便性を妨げる要因となっている。そこで、これら携帯機器に非接触で電力を供給できるワイヤレス電力伝送システムの開発が活発である。この種のものとして、電磁誘導方式を用いたものが一部実用化されている。
一方、近年共振コイルの作る磁場の共振現象を利用した、磁場共振方式のワイヤレス電力伝送システムも提案されてきている。この方式は、上述の電磁誘導方式に較べて、大電力を比較的離れた給受電装置間で伝送できることから、電気自動車への給電等への応用を目指した検討等、幅広い応用範囲での実用化検討が進められている。
上述の電磁誘導方式や磁場共振方式のワイヤレス電力伝送システムにおいては、給電側の共振手段(給電側共振回路)と受電側の共振手段(受電側共振回路)とが、ほぼ同じ共振周波数となるように設定することにより、高効率でのワイヤレス電力伝送が可能になるとされている。
しかしながら、給電側共振回路と受電側共振回路とが、例えば電磁誘導の原理或いは磁場共振の原理により電磁結合し、全体として一つの共振システムを構成したワイヤレス電力伝送システムにおいては、給電側共振回路と受電側共振回路(給電コイルと受電コイル)との距離、相対位置により、伝送システムとしての共振周波数が変化してしまうということが知られている。そこで、ワイヤレス電力伝送システムにおいては、システムの駆動周波数(動作周波数)、すなわち、給電側電源の周波数を、ワイヤレス電力伝送システムとしての共振周波数に合わせるべく設定することが必要とされている。
このようなワイヤレス電力伝送システムにおいて、その駆動周波数を設定する方法として、特許文献1に開示された技術が知られている。すなわち、給電側共振手段と受電側共振手段とを磁場共振結合させ、給電側から見たインピーダンスの周波数依存性を検出し、検出インピーダンスの絶対値が最小となる周波数、もしくは、該インピーダンスの位相がゼロとなる周波数に、システムの駆動周波数を設定するものである。このように駆動周波数を設定すると、ワイヤレス電力伝送システムとして、高い伝送効率を維持することができるとされる。
特開2010−233442号公報
ワイヤレス電力伝送システムを駆動するための電源としては、例えば、4個のスイッチング素子を用いたフルブリッジ型回路が知られている。フルブリッジ型回路により、直流電力をシステムの共振周波数にほぼ一致する高周波電力に変換する。このフルブリッジ型回路は、大電力を必要とする用途に特に有用と考えられる。通常のフルブリッジ型回路は、スイッチング素子のON/OFF時に、スイッチング損失が発生するとされるが、いわゆるフェーズシフト方式を用いることにより、このスイッチング損失を抑制することができる。
ところで、給電側共振回路と受電側共振回路とを備えるワイヤレス電力伝送システムにおいて、複数のスイッチング素子よりなるブリッジ型回路による高周波電源で該ワイヤレス電力伝送システムを駆動すると、スイッチング素子が破損してしまう虞のあることが、本発明者等の実験により判明した。特に、高周波電源側より共振系を見たときのインピーダンスの絶対値が最小となる周波数、もしくは、該インピーダンスの位相がゼロとなる周波数、すなわち給電側共振回路と受電側共振回路とが電磁結合をしたときの共振周波数でワイヤレス電力伝送システムを駆動すると、高周波電源内のスイッチング素子が破損してしまうという現象が起こることが判明した。この現象は、大電力伝送を行うために電源電圧を上げた場合に、また、ブリッジ型高周波電源回路をフルブリッジ型とし、フェーズシフト方式で動作させた場合に顕著になる。
よって、本発明の目的は、給電側共振回路と受電側共振回路との間で非接触で電力伝送を行うワイヤレス電力伝送システムにおいて、その駆動手段としてブリッジ型高周波電源を用いた場合においても、スイッチング素子の破損の虞が無く、高効率で安定した電力伝送が可能なワイヤレス電力伝送システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、実験による種々の検討を行った結果、フルブリッジ型回路の高周波電源において、直列接続構成となっている二つのスイッチング素子のうちOFF状態にあるスイッチング素子のゲート電極にパルス状のノイズが加わる場合が有り、この結果、直列接続構成となっている二つのスイッチング素子がともにON状態となってしまい、スイッチング素子に大電流が流れ、破壊に至るものと推察された。特に、フルブリッジ型回路から給電側共振回路を見たときに、給電側共振回路と受電側共振回路と受電側共振回路から電力が供給される負荷回路を含む回路で構成される回路網のインピーダンスの虚部(リアクタンス)が容量性(容量性リアクタンス)となるときに、パルス状のノイズがスイッチング素子のゲート電極上に加わる場合が頻発することを見出した。従来、ワイヤレス電力伝送システムを、その共振周波数すなわち結合共振系を見たときのインピーダンスの絶対値が最小、もしくは、該インピーダンスの位相がゼロの周波数で駆動することにより、高効率なワイヤレス電力伝送が実現できるとされていた。しかしながら、共振周波数、即ちインピーダンスの位相がゼロ近傍となる周波数は、リアクタンスが突発的に容量性リアクタンスとなり得る領域でもあり、このことがスイッチング素子の突発的な破損をもたらしていたものと考える。
本発明は、上述の実験検討をもとになされたものであり、複数のスイッチング素子を有するフルブリッジ型回路と、給電コイルと給電側コンデンサよりなる給電側共振回路と、受電コイルと受電側コンデンサよりなる受電側共振回路と、を備えるワイヤレス電力伝送システムにおいて、フルブリッジ型回路の動作周波数をf、動作周波数の変化分をδf、フルブリッジ型回路から給電側共振回路を見たときに、給電側共振回路と受電側共振回路と受電側共振回路から電力が供給される負荷回路を有する回路で構成されるワイヤレス電力伝送網のインピーダンスの虚部をX、虚部の動作周波数に対する変化分をδXとすると、動作周波数fは、以下の式(1)および式(2)を満たす。
X>0 式(1)
δX/δf≧0 式(2)
こうすることにより、フルブリッジ型回路に含まれるスイッチング素子のゲート電極上にパルス状のノイズが加わることがないことから、スイッチング素子の破損の虞が無く、ワイヤレス電力伝送システムを高効率で安定に動作させることができる。
好ましくは、フルブリッジ型回路は、フェーズシフト方式により駆動させる。高周波電源をこのような構成としても、直列接続構成されたスイッチング素子がパルス状ノイズにより共にON状態となることが回避できるため、スイッチング素子の破損の虞が無く、ワイヤレス電力伝送システムを高効率で安定に動作させることができる。
本発明によれば、給電側共振回路と受電側共振回路との間で非接触で電力伝送を行うワイヤレス電力伝送システムにおいて、その駆動手段としてブリッジ型高周波電源を用いた場合においても、スイッチング素子の破損の虞が無く、高効率で安定した電力伝送が可能なワイヤレス電力伝送システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態によるワイヤレス電力伝送システムを示す図である。 第1の実施形態におけるワイヤレス電力伝送網のインピーダンスの虚部および電力伝送効率を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態によるワイヤレス電力伝送システムを示す図である。 第2の実施形態におけるワイヤレス電力伝送網のインピーダンスの虚部および電力伝送効率を示すグラフである。 高周波電源となるブリッジ型回路を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を説明する。
まず、図5をもとに、以下に述べる本発明の実施形態において用いるフルブリッジ型回路よりなる高周波電源10について説明する。図5において、4つのスイッチング素子Q1〜Q4よりなるのが高周波電源10であり、この回路に直流電源20より直流電圧を印加し、制御回路30により各スイッチング素子Q1〜Q4のON/OFFを制御することにより、出力端より高周波電力が出力される。スイッチング素子Q1〜Q4には、MOSFET半導体スイッチを用いることができ、MOSFETのゲート電極(図中にGで示す)に制御回路から電圧を印加することによりON/OFFを制御できる。図5において、Q1=Q4=ON、Q2=Q3=OFF(第1期間)、Q1=Q2=Q3=Q4=OFF(第2期間)、Q2=Q3=ON、Q1=Q4=OFF(第3期間)、Q1=Q2=Q3=Q4=OFF(第4期間)とし、このサイクルを繰り返すことで、サイクル周期に対応した周波数の高周波電力を出力させることができる。また、フェーズシフト方式とは、サイクルのスタート点において、Q1とQ4とを同時にON状態とせずに、Q4がON状態となる時刻をある幅(フェーズ)だけQ1から遅らせて動作させるものである。このような動作方式では、4つのスイッチング素子Q1〜Q4がすべてOFFとなっている期間は短くなる。
図5において、Q1とQ2とが直列に接続されている部分をみると、Q1がONの時にはQ2はOFFであり、よって直流電源20より供給される電流は、出力端に接続される負荷へと流れる。ここで、OFFであるQ2のゲート電極にパルス状のノイズが加わると、Q1、Q2が共にON状態となってしまい。Q1とQ2が直列に接続された回路は短絡状態となる。よって、ここに大電流が流れ、MOSFET素子の破損に到る。このパルス状ノイズの発生は、高周波電源10の出力に接続される負荷のインピーダンス、さらに詳しくはインピーダンスの位相に依存する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る第1の実施形態によるワイヤレス電力伝送システム100を示す図である。図1に示すように、本実施形態によるワイヤレス電力伝送システム100は、図5をもとに説明した高周波電源10、直流電源20、高周波電源の制御回路30、給電コイルL2とそれに直列に接続されたコンデンサC2よりなる給電側共振回路40、受電コイルL3とそれに直列に接続されたコンデンサC3よりなる受電側共振回路50および負荷回路60よりなる。給電側共振回路40の給電コイルL2と受電側共振回路50の受電コイルL3とは電磁結合をし、給電コイルL2から受電コイルL3へとワイヤレス電力伝送がなされる。尚、本実施形態では、高周波電源10の出力端と給電側共振回路40との間にリアクトル70を配置しているが、このリアクトルは無くてもワイヤレス電力伝送システムとして動作させることができる。このリアクトル70を含む、給電側共振回路40、受電側共振回路50および負荷回路60をワイヤレス電力伝送網80と呼ぶ。リアクトル70を使用しない場合も含めて、高周波電源10の出力端につながる回路がワイヤレス電力伝送網80である。
図2は、高周波電源10の出力端から見た上述のワイヤレス電力伝送網80のインピーダンスZ(=R+jX)の虚部すなわちリアクタンスの周波数特性(実線)と、このときの電力伝送効率の動作周波数依存性(破線)を示したグラフである。ここで、Rはワイヤレス電力伝送網80の実抵抗分を表し、Xは虚部すなわちリアクタンスを表す。なお、jは虚数単位である。このリアクタンスの周波数特性をもとに、ワイヤレス電力伝送システム100の動作周波数を4つの領域に分けて検討する。領域1は、リアクタンスが容量性リアクタンスから共振周波数までの周波数範囲であり、領域2は、誘導性リアクタンスとなりその傾き(周波数微分)がゼロ以上となっている周波数範囲であり、領域3は、リアクタンスは誘導性リアクタンスであるがその傾きが負となっている周波数範囲であり、領域4は、領域2と同様リアクタンスが誘導性リアクタンスであると同時にその傾きがゼロ以上となっている周波数範囲である。以上の4つの領域のそれぞれについて、動作周波数(駆動周波数)をそれぞれの領域の範囲内としたワイヤレス電力伝送を行うと、領域1および領域3では長時間動作の間にスイッチング素子の破損が起こることがあるが、領域2および領域では長時間動作でもスイッチング素子の破損は起こらず、安定したワイヤレス電力伝送ができる。すなわち、高周波電源10の動作周波数をf、動作周波数の変化分をδf、高周波電源10の出力端から見たワイヤレス電力伝送網80のインピーダンスの虚部(リアクタンス)をX、虚部(リアクタンス)の動作周波数に対する変化分をδXとすると、動作周波数fは、以下の式(1)および式(2)を満たすと、スイッチング素子の破損は起こらず、安定したワイヤレス電力伝送ができることとなる。
X>0 式(1)
δX/δf≧0 式(2)
なお、電力伝送効率の観点から言えば、図2から明らかなように、領域4よりも領域2での動作が好ましい。
[第2の実施形態]
図3は、本発明に係る第2の実施形態によるワイヤレス電力伝送システム200を示す図である。図3に示すように、本実施形態によるワイヤレス電力伝送システム200は、図5をもとに説明した高周波電源10、直流電源20、高周波電源の制御回路30、給電コイルL2とそれに直列に接続されたコンデンサC2よりなる給電側共振回路40、給電コイルL2と電磁誘導結合して給電側共振回路40に電力を供給するコイルL1、受電コイルL3とそれに直列に接続されたコンデンサC3よりなる受電側共振回路50、受電コイルL3と電磁誘導結合して受電共振回路から電力を取り出すコイルL4および負荷回路60よりなる。給電側共振回路40の給電コイルL2と受電側共振回路50の受電コイルL3とは電磁結合をし、給電コイルL2から受電コイルL3へとワイヤレス電力伝送がなされる。尚、本実施形態においても、L1、給電側共振回路40、受電側共振回路50、L4、負荷回路60を含めてワイヤレス電力伝送網90と呼ぶ。すなわち、高周波電源10の出力端につながる回路がワイヤレス電力伝送網90である。
図4は、高周波電源10の出力端から見た上述のワイヤレス電力伝送網90のインピーダンスZ(=R+jX)の虚部すなわちリアクタンスの周波数特性(実線)と、このときの電力伝送効率の動作周波数依存性(破線)を示したグラフである。ここで、Rはワイヤレス電力伝送網90の実抵抗分を表し、Xは虚部すなわちリアクタンスを表す。なお、jは虚数単位である。このリアクタンスの周波数特性をもとに、ワイヤレス電力伝送システム200の動作周波数を6つの領域に分けて検討する。領域1は、リアクタンスが誘導性リアクタンスでありその傾きがゼロ以上となっている周波数範囲であり、領域2は、リアクタンスは誘導性リアクタンスであるが、その傾きが負となっている周波数領域であり、領域3は、二つの共振点に挟まれたリアクタンスが容量性リアクタンスとなっている周波数範囲であり、領域4は、リアクタンスが誘導性リアクタンスでありその傾きがゼロ以上となっている周波数範囲であり、領域5は、リアクタンスは誘導性リアクタンスであるが、その傾きが負となっている周波数領域であり、領域6は、リアクタンスが誘導性リアクタンスでありその傾きがゼロ以上となっている周波数範囲である。以上の6つの領域のそれぞれについて、動作周波数(駆動周波数)をそれぞれの領域の範囲内としたワイヤレス電力伝送を行うと、領域2、領域3および領域5では長時間動作の間にスイッチング素子の破損が起こることがあるが、領域1、領域4および領域6では長時間動作でもスイッチング素子の破損は起こらず、安定したワイヤレス電力伝送ができる。すなわち、高周波電源10の動作周波数をf、動作周波数の変化分をδf、高周波電源10の出力端から見たワイヤレス電力伝送網90のインピーダンスの虚部(リアクタンス)をX、虚部(リアクタンス)の動作周波数に対する変化分をδXとすると、動作周波数fは、以下の式(1)および式(2)を満たすと、スイッチング素子の破損は起こらず、安定したワイヤレス電力伝送ができることとなる。
X>0 式(1)
δX/δf≧0 式(2)
なお、電力伝送効率の観点から言えば、図4から明らかなように、領域1、領域6よりも領域4での動作が好ましい。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
例えば、給電コイルから受電コイルへの電力伝送手段としては、いかなる方式にも適用可能である。すなわち、給電コイルが電磁誘導によって電力を送電し、受電コイルが電磁誘導によって給電コイルからの電力を受電する方式であってもよい。また、給電コイルが磁界共鳴によって電力を送電し、受電コイルが磁界共鳴によって給電コイルからの電力を受電する方式であってもよい。
本発明に係るワイヤレス電力伝送システムによれば、携帯端末等のワイヤレス充電のみならず、高電圧、大容量を必要とする電気自動車等へのワイヤレス充電も安定して行うことができる。
10 高周波電源
20 直流電源
30 制御回路
40 給電側共振回路
50 受電側共振回路
60 負荷回路
70 リアクトル
80、90 ワイヤレス電力伝送網
100、200 ワイヤレス電力伝送システム

Claims (2)

  1. 複数のスイッチング素子を有するフルブリッジ型回路と、
    給電コイルと給電側コンデンサよりなる給電側共振回路と、
    受電コイルと受電側コンデンサよりなる受電側共振回路と、を備えるワイヤレス電力伝送システムにおいて、
    前記フルブリッジ型回路の動作周波数をf、前記動作周波数の変化分をδf、前記フルブリッジ型回路から前記給電側共振回路を見たときに、前記給電側共振回路と前記受電側共振回路と前記受電側共振回路から電力が供給される負荷回路を有する回路で構成されるワイヤレス電力伝送網のインピーダンスの虚部をX、前記虚部の前記動作周波数に対する変化分をδXとすると、
    前記動作周波数fは、以下の式(1)および式(2)を満たす複数の周波数領域のうち、周波数の高い周波数領域の範囲内の周波数であるワイヤレス電力伝送システム。
    X>0 式(1)
    δX/δf≧0 式(2)
  2. 前記フルブリッジ型回路は、フェーズシフト方式により駆動させる請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
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