JP6094116B2 - 車両用表示ディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用表示ディスプレイに関するものである。
従来、車室内のハンドルの中央部に運転者用エアバック装置を装着したものがある(特許文献1参照)。
特開2007−504983号公報
本発明者等は、運転者用エアバック装置はそのバックが運転者側に展開することに着目し、車両用表示パネルにおいて運転者に対する良好な視認性を確保するために、運転者用エアバック装置の運転者側に表示パネルを装着することを検討した。
本発明者等の検討によれば、車両に衝撃が生じたときにはエアバックが表示パネルを分割して運転者側に展開するため、エアバックの展開時には、エアバックが表示パネルのガラス製カバーを破損して車室内にガラスの破片が飛散することになる。更にはガラスによりエアバッグに傷を入れてしまう。
このような問題は、運転席用エアバック装置に表示パネルを装着する場合に限らず、助手席用エアバック装置や後部座席用エアバック装置などを代表とする車に搭載されるエアバッグ装置に表示パネルを装着する場合にも生じる。
本発明は上記点に鑑みて、エアバックの展開時に安全性を確保しつつ、乗員に対する良好な視認性を確保するようにした車両用表示ディスプレイを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、自動車に搭載されるエアバック装置(30)の乗員側に装着される車両用表示ディスプレイであって、
前記エアバック装置側に装着される表示素子(12)と、
前記表示素子に対して乗員側に配置される表面フィルム(11)と、
前記エアバック装置と前記表示素子との間に配置される裏面フィルム(13)と、を備え、
前記表面フィルムおよび前記裏面フィルムには、それぞれ、切れ目(11a、13a)が設けられており、
前記表面フィルムおよび前記裏面フィルムは、互いの前記切れ目が重なるように配置されており、
更に、前記エアバッグ装置の作動時は前記表示素子で破れた部分を通じて前記エアバッグが展開することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、車両用表示ディスプレイがエアバック装置の乗員側に装着されているので、車両用表示ディスプレイにおける乗員の良好な視認性を確保することができる。これに加えて、車両用表示ディスプレイは、表示素子と表面フィルムとから構成されるので、エアバックが展開する際に、ガラスが車室内に飛散することはなく、さらには破壊したガラスでエアバッグを傷つけることもない。したがって、エアバックの展開時に安全性を確保しつつ、良好な視認性を確保するようにした車両用表示ディスプレイを提供することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。 図1中のA−Aの断面を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。 本発明の第3実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。 本発明の第4実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。 本発明の第5実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。 本発明の第6実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。 本発明の第7実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。 本発明の第8実施形態における有機EL表示ディスプレイの搭載図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1、図2は、本発明に係る車両用有機EL表示ディスプレイ10の第1実施形態を示す。
車両用有機EL表示ディスプレイ10は、図1に示すように、車両のステアリング20の中央部に配置されている。車両用有機EL表示ディスプレイ10は、図2に示すように、エアバック装置30の運転者側において表示面10aを車両後方に向けて配置されている。エアバック装置30は、運転者用に設けられたものである。エアバック装置30のうち車両後方側は、その左右方向の中央部が車両後側に凸となる湾曲状に形成されている。
車両用有機EL表示ディスプレイ10は、可撓性の薄板部材であって、エアバック装置30の車両後方側に沿って湾曲した状態で、エアバック装置30の車両後方側に貼り付けられている。
具体的には、車両用有機EL表示ディスプレイ10は、表面フィルム基板11、有機EL表示素子12、および裏面フィルム基板13から構成されている。裏面フィルム基板13は、樹脂製フィルムからなるもので、エアバック装置30の車両後方側に貼り付けられている。表面フィルム基板11は、樹脂製の透光性フィルムからなるもので、裏面フィルム基板13に対して運転者側に配置されている。有機EL表示素子12は、表面フィルム基板11および裏面フィルム基板13の間に配置されている。有機EL表示素子12は、表面フィルム基板11の裏面11bに沿うように形成されたもので、2つの電極層の間に挟まれる発光層やフィルタ層などから薄膜状に形成されている。図には示していないが、有機EL表示素子12への水分の侵入を防止するために有機EL表示素子12には薄膜による封止が成されている。更に運転者側の表面フィルム基板11には円偏光フィルタが配置を備えていても良い。当該薄膜としては、有機EL表示素子12に対して表面フィルム基板11側と裏面フィルム基板13側とにそれぞれ形成されている。
このように構成される本実施形態では、車両衝突等で車両に衝撃が生じたときにエアバック装置30では、火薬の爆発によって生じる気体によってエアバックが運転者側に展開する。この際に、エアバックは、車両用有機EL表示ディスプレイ10の有機EL表示素子12を破り、この破った部分を通して展開する。
以上説明した本実施形態によれば、車両用有機EL表示ディスプレイ10は、エアバック装置30の車両後方側に沿って湾曲した状態において貼り付けられている。エアバック装置30は、そもそも運転者に向けて配置されている。このため、車両用有機EL表示ディスプレイ10は運転者に対する良好な視認性を確保することができる。これに加えて、車両用有機EL表示ディスプレイ10は、表面フィルム基板11および裏面フィルム基板13の間に狭持される有機EL表示素子12から構成されている。このため、エアバックが展開する際に、ガラスが車室内に飛散することはない。したがって、エアバックの展開時に安全性を確保しつつ、良好な視認性を確保するようにした有機EL表示ディスプレイ10を提供することができる。
(第2実施形態)
本第2実施形態では、上記第1実施形態の表面フィルム基板11および裏面フィルム基板13を容易に分割するための切れ目を設けた例について説明する。
図3に本実施形態の車両用有機EL表示ディスプレイ10の断面の模式図を示す。
本実施形態の表面フィルム基板11には、切れ目11aが設けられている。切れ目11aは、左右方向中央部で上下方向に伸びるように形成されている。裏面フィルム基板13には、切れ目13aが設けられている。切れ目13aは、左右方向中央部で上下方向に伸びるように形成されている。このことにより、表面フィルム基板11の切れ目11aと裏面フィルム基板13の切れ目13aとが重なることになる。
以上説明した本実施形態によれば、表面フィルム基板11の切れ目11aと裏面フィルム基板13の切れ目13aとが重なることになる。このため、エアバックが展開する際に、表面フィルム基板11および裏面フィルム基板13がそれぞれ切れ目11a、13aに沿って分割することになる。これにより、エアバックがスムーズに展開することができる。
(第3実施形態)
上記第2実施形態では、表面フィルム基板11および裏面フィルム基板13に分割を促進させるための切れ目11a、13aを設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、エアバックが展開する際の分割を促進させるために、表面フィルム基板11の左右方向中部部を薄くして、裏面フィルム基板13に切れ目を設ける例について説明する。
図4に本実施形態の車両用有機EL表示ディスプレイ10の断面の模式図を示す。
本実施形態の表面フィルム基板11のうち左右方向中央部の厚み寸法は、左右方向両端側(すなわち、左側端部および右側端部)の厚み寸法に比べて小さくなっている。裏面フィルム基板13の切れ目13aは、上記第2実施形態と同様に、左右方向中央部で上下方向に伸びるように形成されている。表面フィルム基板11の左右方向中央部と裏面フィルム基板13の切れ目13aとが重なることになる。このため、エアバックが展開する際に、表面フィルム基板11は、その左右方向中央部で分割する。裏面フィルム基板13はその切れ目13aに沿って分割する。これにより、エアバックがスムーズに展開することができる。
(第4実施形態)
上記第3実施形態では、裏面フィルム基板13に分割を促進させるための切れ目13aを設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、裏面フィルム基板13の左右方向中部部を薄くする例について説明する。
図5に本実施形態の車両用有機EL表示ディスプレイ10の断面の模式図を示す。
裏面フィルム基板13のうち左右方向中央部の厚み寸法が左右方向両端側の厚み寸法に比べて小さくなっている。表面フィルム基板11は、上記第3実施形態と同様に、左右方向中央部の厚み寸法が左右方向両端側の厚み寸法に比べて小さくなっている。表面フィルム基板11の左右方向中央部と裏面フィルム基板13の左右方向中央部とが重なることになる。このため、上記第3実施形態と同様に、エアバックが展開する際に、表面フィルム基板11および裏面フィルム基板13がその左右方向中央部で分割する。これにより、エアバックがスムーズに展開することができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、上記第2実施形態の表面フィルム基板11と有機EL表示素子12との間に平坦化膜を設けて屈折率の変化を小さくする例について説明する。
図6に本実施形態の車両用有機EL表示ディスプレイ10の断面の模式図を示す。
本実施形態では、表面フィルム基板11と有機EL表示素子12との間には平坦化膜14が設けられている。平坦化膜14は、透明な樹脂材料からなるものである。平坦化膜14の屈折率n1は、表面フィルム基板11の屈折率n2と有機EL表示素子12の屈折率n3との間の値に設定されている。このため、屈折率n1、n2、n3の関係としては、n2<n1<n3、或いはn3<n1<n2が成立することになる。
ここで、平坦化膜14が設けられていなく、表面フィルム基板11の屈折率n2と有機EL表示素子12の屈折率n3との差が大きいときには、外部から車両用有機EL表示ディスプレイ10に進行する光、或いは、有機EL表示素子12から発生する光によって、表面フィルム基板11の切れ目11aにて反射する。このため、運転者が車両用有機EL表示ディスプレイ10の表示を視認する際に、切れ目11aが目立つことになり、違和感を与える。
これに対して、本実施形態では、表面フィルム基板11とEL表示素子12との間に、上述の平坦化膜14が設けられているので、表面フィルム基板11とEL表示素子12との間で屈折率の変化が小さくなる。このため、外部から車両用有機EL表示ディスプレイ10に進行する光、或いは、有機EL表示素子12から発生する光が、切れ目11aにて反射し難くなる。よって、運転者が車両用有機EL表示ディスプレイ10の表示を視認する際に、表面フィルム基板11の切れ目11aが目立つことを抑制することができる。
(第6実施形態)
上記第1実施形態で、表面フィルム基板11の切れ目11aとEL表示素子12の表示が重なると切れ目11aが目立って運転者の視認に違和感を与える恐れがある。
そこで、本第6実施形態では、EL表示素子12において、表面フィルム基板11の切れ目11aと裏面フィルム基板13の切れ目13aの間に配置される領域12e(図7参照)を、発光を行わない非発光領域(例えば、2つのドット部の間の領域)とする。
具体的には、有機EL表示素子12は、図7に示すように、電極12a、12b、12c、および発光層12dから構成されている。発光層12dは、表面フィルム基板11と裏面フィルム基板13との間に配置されている。電極12aは、発光層12dに対して表面フィルム基板11側で、かつ切れ目11aに対して図示左側に配置されている。電極12bは、発光層12dに対して表面フィルム基板11側で、かつ切れ目11aに対して図示右側に配置されている。すなわち、電極12a、12bは、切れ目11aに対してオフセットするように配置されている。電極12cは、発光層12dに対して裏面フィルム基板13側に配置されている。
本実施形態の電極12a、12b、12cとしては、有機EL表示素子12の面方向に広がる薄膜状に形成されるものでもよく、或いはメッシュ状に形成されるものでもよい。
ここで、発光層12dのうち電極12a、12cの間の領域と、発光層12dのうち電極12b、12cの間の領域とがそれぞれ発光領域となる。一方、発光層12dのうち表面フィルム基板11側に電極12a、12bが形成されていない領域12eが非発光領域となる。
このことにより、表面フィルム基板11の切れ目11a、および裏面フィルム基板13の切れ目13aに対して、有機EL表示素子12の表示領域がオフセットされることになる。このため、切れ目11a、13aが原因で運転者の視認に違和感を与えることを抑制することができる。
(第7実施形態)
上記第6実施形態で、EL表示素子12のうち表面フィルム基板11の切れ目11aに対向する領域11bにおいて表示を行わないようにした例について説明したが、これに代えて、本第7実施形態では、2つのEL表示素子を設け、2つのEL表示素子の間の隙間に表面フィルム基板11の切れ目11aが重なるようにする例について説明する。
図8に本実施形態の車両用有機EL表示ディスプレイ10の断面の模式図を示す。
本実施形態では、表面フィルム基板11と裏面フィルム基板13との間に有機EL表示素子12a、12bが設けられている。有機EL表示素子12a、12bは隙間12cを開けて左右方向に並べられている。有機EL表示素子12a、12bの間の隙間12cに表面フィルム基板11の切れ目11aが重なるように有機EL表示素子12a、12bが配置されている。このことにより、表面フィルム基板11の切れ目11aおよび裏面フィルム基板13の切れ目13aに対して、有機EL表示素子12の表示領域がオフセットされることになる。このため、上記第6実施形態と同様に、表面フィルム基板11の切れ目11aが原因で運転者の視認に違和感を与えることを未然に避けることができる。
(第8実施形態)
本第8実施形態では、ステアリング20に切れ目を設け、このステアリング20の切れ目に連続させるように、上記第2実施形態における表面フィルム基板11の切れ目11aを形成する例について説明する。
図9に、本発明の第8実施形態に係る車両用有機EL表示ディスプレイ10の搭載図を示す。
本実施形態のステアリング20のうち車両用有機EL表示ディスプレイ10の周囲部位には、切れ目21a、21bが設けられている。切れ目21aは、表面フィルム基板11の図中上側で、かつステアリング20の中央部側に配置されている。切れ目21bは、表面フィルム基板11の図中下側で、かつステアリング20の中央部側に配置されている。図9では、切れ目21a、21bは、上下方向に伸びるように形成されている例が示されている。
表面フィルム基板11の切れ目11aおよび裏面フィルム基板13の切れ目13aは、ステアリング20の中央部側に配置されている。
このことにより、ステアリング20の切れ目21a、21bに対して、フィルム基板11、13の切れ目11a、13aが連続するように切れ目11a、13aが形成されることになる。
以上のように構成される本実施形態では、エアバックが展開する際に、表面フィルム基板11および裏面フィルム基板13がそれぞれ切れ目11a、13aに沿って分割することになる。これに加えて、ステアリング20の切れ目21a、21bに沿って分割することになる。
以上説明した本実施形態によれば、ステアリング20の切れ目21a、21bに対して、フィルム基板11、13の切れ目11a、13aが連続するように切れ目11a、13aが形成されることになる。このため、エアバック装置30の作動時には、エアバックがより一層スムーズに展開することができる。
(他の実施形態)
上記第1〜第8実施形態では、表面フィルム基板11と裏面フィルム基板13との間に有機EL表示素子12(12a、12b)を狭持して車両用有機EL表示ディスプレイ10を構成した例について説明したが、裏面フィルム基板13を削除して表面フィルム基板11と有機EL表示素子12(12a、12b)とから車両用有機EL表示ディスプレイ10を構成してもよい。
上記第3、第4の実施形態では、フィルム基板11(13)の左右方向中部部を薄くした例について説明したが、これに代えて、フィルム基板11(13)の左右方向中部部以外の箇所を薄くしてもよい。
上記第8実施形態では、図9に示すように、ステアリング20の切れ目21a、21bを設けた例について説明したが、ステアリング20の切れ目とフィルム基板11の切れ目11aが連続するようにステアリング20の切れ目が形成されるのであれば、どのように、ステアリング20の切れ目を形成してもよい。
上記第1〜第8実施形態では、表面フィルム基板11(裏面フィルム基板13)には、切れ目11a(13a)を左右方向中央部で上下方向に伸びるように形成した例について説明したが、切れ目11a(13a)の配置及び形状は、上記記載したものに限らなくてもよい。
上記第1〜第8実施形態では、有機EL表示素子12は、表面フィルム基板11の裏面11bに沿うように形成したものを示したが、これに代えて、有機EL表示素子12は、裏面フィルム基板13に沿うように形成したものを用いてもよい。
上記第1〜第8実施形態では、本発明に係る表示素子として、有機EL表示素子12(12a、12b)を用いた例について説明したが、これに代えて、無機EL表示素子等の各種の自発光型の表示装置、更には電子ペーパーなどの表示装置を用いてもよい。
上記第1〜第8実施形態では、本発明に係る有機EL表示素子12a、12bを隙間12cを開けて左右方向に並べた例について説明したが、これに限らず、隙間12cを開けて有機EL表示素子12a、12bを並べるのであれば、どの方向に有機EL表示素子12a、12bを並べてもよい。
上記第1〜第8実施形態では、運転者用エアバック装置に車両用有機EL表示ディスプレイ10を貼り付けた例について説明したが、他の車載用エアバック装置に適用できる。例えば、助手席用エアバック装置に車両用有機EL表示ディスプレイ10を貼り付けてもよく、後部座席の乗員用のエアバック装置に車両用有機EL表示ディスプレイ10を貼り付けてもよい。
なお、上記第1〜第8実施形態のうち組合せ可能な2つ以上の実施例を組み合わせたものを本発明として実施してもよい。
10 車両用有機EL表示ディスプレイ
10a 表示面
11 表面フィルム基板(表面フィルム)
11a 切れ目
12 有機EL表示素子(表示素子)
12a 有機EL表示素子
12b 有機EL表示素子
13 裏面フィルム基板(裏面フィルム)
13a 切れ目
20 ステアリング
30 エアバック装置

Claims (12)

  1. 自動車に搭載されるエアバック装置(30)の乗員側に装着される車両用表示ディスプレイであって、
    前記エアバック装置側に装着される表示素子(12)と、
    前記表示素子に対して乗員側に配置される表面フィルム(11)と、
    前記エアバック装置と前記表示素子との間に配置される裏面フィルム(13)と、を備え、
    前記表面フィルムおよび前記裏面フィルムには、それぞれ、切れ目(11a、13a)が設けられており、
    前記表面フィルムおよび前記裏面フィルムは、互いの前記切れ目が重なるように配置されており、
    更に、前記エアバッグ装置の作動時は前記表示素子で破れた部分を通じて前記エアバッグが展開することを特徴とする車両用表示ディスプレイ。
  2. 自動車に搭載されるエアバック装置(30)の乗員側に装着される車両用表示ディスプレイであって、
    前記エアバック装置側に装着される表示素子(12)と、
    前記表示素子に対して乗員側に配置される表面フィルム(11)と、を備え、
    前記表示素子と前記表面フィルムとの間に平坦化膜(14)が配置されており、
    前記平坦化膜の屈折率は、前記表示素子の屈折率と前記表面フィルムの屈折率との間の値になるように設定されており、
    更に、前記エアバッグ装置の作動時は前記表示素子で破れた部分を通じて前記エアバッグが展開することを特徴とする車両用表示ディスプレイ。
  3. 前記エアバック装置と前記表示素子との間に配置される裏面フィルム(13)を備えることを特徴とする請求項に記載の車両用表示ディスプレイ。
  4. 自動車に搭載されるエアバック装置(30)の乗員側に装着される車両用表示ディスプレイであって、
    前記エアバック装置側に装着される表示素子(12)と、
    前記表示素子に対して乗員側に配置される表面フィルム(11)と、
    前記エアバック装置と前記表示素子との間に配置される裏面フィルム(13)と、を備え、
    前記自動車のうち前記表面フィルムの周囲の部位には、切れ目(21a、21b)が設けられており、
    前記表面フィルムの切れ目(11a)が前記表面フィルムの周囲の部位に設けられる切れ目に連続するように形成されており、
    更に、前記エアバッグ装置の作動時は前記表示素子で破れた部分を通じて前記エアバッグが展開することを特徴とする車両用表示ディスプレイ。
  5. 前記表面フィルムおよび前記裏面フィルムには、それぞれ、切れ目(11a、13a)が設けられており、
    前記表面フィルムおよび前記裏面フィルムは、互いの前記切れ目が重なるように配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両用表示ディスプレイ。
  6. 前記表面フィルムおよび前記裏面フィルムのそれぞれの切れ目に対して、前記表示素子の表示領域がオフセットされていることを特徴とする請求項に記載の車両用表示ディスプレイ。
  7. 前記表面フィルムは、厚み寸法が小さい領域と前記厚み寸法が大きい領域とを備えており、
    前記裏面フィルムには、切れ目(13a)が設けられており、
    前記表面フィルムの前記厚み寸法が小さい領域に前記裏面フィルムの切れ目が重なるように前記表面フィルムと前記裏面フィルムが配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両用表示ディスプレイ。
  8. 前記表面フィルムは、その厚み寸法が小さい領域と前記厚み寸法が大きい領域とを備えており、
    前記裏面フィルムは、その厚み寸法が小さい領域と前記厚み寸法が大きい領域とを備えており、
    前記表面フィルムの前記厚み寸法が小さい領域に前記裏面フィルムの前記厚み寸法が小さい領域が重なるように前記表面フィルムと前記裏面フィルムが配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両用表示ディスプレイ。
  9. 前記表示素子と前記表面フィルムとの間に平坦化膜(14)が配置されており、
    前記平坦化膜の屈折率は、前記表示素子の屈折率と前記表面フィルムの屈折率との間の値になるように設定されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用表示ディスプレイ。
  10. 自動車に搭載されるエアバック装置(30)の乗員側に装着される車両用表示ディスプレイであって、
    前記エアバック装置側に装着される表示素子(12)と、
    前記表示素子に対して乗員側に配置される表面フィルム(11)と、
    前記エアバック装置と前記表示素子との間に配置される裏面フィルム(13)と、を備え、
    前記表面フィルムは、厚み寸法が小さい領域と前記厚み寸法が大きい領域とを備えており、
    前記裏面フィルムには、切れ目(13a)が設けられており、
    前記表面フィルムの前記厚み寸法が小さい領域に前記裏面フィルムの切れ目が重なるように前記表面フィルムと前記裏面フィルムが配置されており、
    更に、前記エアバッグ装置の作動時は前記表示素子で破れた部分を通じて前記エアバッグが展開することを特徴とする車両用表示ディスプレイ。
  11. 自動車に搭載されるエアバック装置(30)の乗員側に装着される車両用表示ディスプレイであって、
    前記エアバック装置側に装着される表示素子(12)と、
    前記表示素子に対して乗員側に配置される表面フィルム(11)と、
    前記エアバック装置と前記表示素子との間に配置される裏面フィルム(13)と、を備え、
    前記表面フィルムは、その厚み寸法が小さい領域と前記厚み寸法が大きい領域とを備えており、
    前記裏面フィルムは、その厚み寸法が小さい領域と前記厚み寸法が大きい領域とを備えており、
    前記表面フィルムの前記厚み寸法が小さい領域に前記裏面フィルムの前記厚み寸法が小さい領域が重なるように前記表面フィルムと前記裏面フィルムが配置されており、
    更に、前記エアバッグ装置の作動時は前記表示素子で破れた部分を通じて前記エアバッグが展開することを特徴とする車両用表示ディスプレイ。
  12. 前記表示素子は、有機EL表示素子であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両用表示ディスプレイ。
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