JP6093545B2 - プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット - Google Patents

プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6093545B2
JP6093545B2 JP2012236297A JP2012236297A JP6093545B2 JP 6093545 B2 JP6093545 B2 JP 6093545B2 JP 2012236297 A JP2012236297 A JP 2012236297A JP 2012236297 A JP2012236297 A JP 2012236297A JP 6093545 B2 JP6093545 B2 JP 6093545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
pulley arm
washer
arm
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012236297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014084991A5 (ja
JP2014084991A (ja
Inventor
武博 ▲高▼野
武博 ▲高▼野
佐藤 誠二
誠二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2012236297A priority Critical patent/JP6093545B2/ja
Priority to EP13849760.7A priority patent/EP2913556B1/en
Priority to CN201380054483.7A priority patent/CN104736891B/zh
Priority to PCT/JP2013/078697 priority patent/WO2014065320A1/ja
Priority to US14/438,233 priority patent/US9581199B2/en
Publication of JP2014084991A publication Critical patent/JP2014084991A/ja
Publication of JP2014084991A5 publication Critical patent/JP2014084991A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6093545B2 publication Critical patent/JP6093545B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Description

この発明は、ベルトの張力調整用のテンションプーリを支えるプーリアームの支持構造及びその支持構造を備えた補機用オートテンショナユニットに関するものである。
エンジンのクランクシャフトの回転を、オルタネータやウォータポンプ、エアコンのコンプレッサ等、各種の自動車補機に伝えるベルト伝導装置においては、例えば、図5に示すような、テンショナ装置(張力調整装置)Tを設けるのが一般的である。
このテンショナ装置Tは、ベルト1の緩み側に支点軸2を中心にして揺動可能なプーリアーム3と呼ばれるブラケットを備えている。そのプーリアーム3に、テンショナAの調整力を付与して、プーリアーム3の揺動側端部に支持されたテンションプーリ4が、ベルト1を押圧する方向にプーリアーム3を付勢し、ベルト1の張力を一定に保持するようにしている。
プーリアーム3は、例えば、アルミ合金あるいは鉄等を素材として、一体鋳造により形成される。プーリアーム3は、例えば、図4に示すように、エンジンのシリンダブロック等の固定部分5に支持される支点軸2が挿通される支点支持部10と、テンションプーリ4を回転自在に支持するプーリ支持部6と、図5に示すように、テンショナAが取付けられるダンパ取付部7を備える。このテンショナAとしては、例えば、油圧によるダンパ機能を利用した油圧式オートテンショナ等が多用される。
支点支持部10が備える貫通孔11に、軸受ブッシュ12を介して支持ボルト13が挿入され、その支持ボルト13は、固定部分5のネジ孔にネジ込まれている。この軸受ブッシュ12の介在する部分がすべり軸受として機能し、プーリアーム3は、固定部分5に揺動自在に固定される。プーリアーム3のプーリ支持部6とダンパ取付部7とは、この支持ボルト13を支点軸2として、支点軸2の軸心を中心にして揺動自在になる。
また、プーリ支持部6には、玉軸受等の転がり軸受8を介して、テンションプーリ4が回転自在に取付けられている。このテンションプーリ4はベルト1に当接し、そのベルト1を案内する(例えば、特許文献1参照)。
また、その支点支持部10の構造として、例えば、図3に示すものがある。ここでは、支点支持部10は、その貫通孔11内に、軸受ブッシュ12を介して円筒支持材14が嵌め込まれている。軸受ブッシュ12の軸方向両側には、シール15が設けられ、さらにその外側に設けた支持ディスク17によって、すべり軸受の軸受空間16の両端が閉じられている。
円筒支持材14の内周部を貫通して支持ボルト13が挿通され、その支持ボルト13のネジ部が、図中左側の固定部分5のネジ孔にネジ込まれる。これにより、プーリアーム3と円筒支持材14との間が軸受ブッシュ12を介してすべり軸受として機能し、プーリアーム3は揺動自在である(例えば、特許文献2参照)。
欧州特許出願公開1783400号 米国特許7901140号
上記図3に記載のプーリアームの支持構造によれば、プーリアーム3と円筒支持材14との間にシール15が設けられているので、すべり軸受の内部に異物が侵入することを防止することができる。
しかし、そのシール15は、プーリアーム3と円筒支持材14との軸周り相対回転に伴って、そのシール15が備えるリップ部15aが、プーリアーム3の内面に摺接する。このため、リップ部15aの摩耗により、時間の経過とともにシール性が損なわれる場合がある。
そこで、この発明は、プーリアームを揺動自在に支持する軸受のシール性が損なわれないようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、プーリアームとそのプーリアームを揺動可能に支持する支点軸との間の軸方向両端部にそれぞれシール部材が設けられ、そのシール部材は、前記支点軸側に固定されたワッシャと前記プーリアームとの間に保持されて、前記ワッシャは、前記プーリアームの端部に対向するシール形成部を有してそのシール形成部と前記プーリアームとの間に形成された隙間によってラビリンスシールを構成し、前記ワッシャの前記シール部材へのシール当接部は、前記シール形成部よりも内径側且つ軸方向内側に位置していることを特徴とするプーリアームの支持構造を採用した。
この構成によれば、ワッシャのシール部材へのシール当接部は、ラビリンスシールを構成するワッシャのシール形成部よりも、支点軸周りの半径方向内径側で、且つ、支点軸の軸方向に対して内側に位置している。
すなわち、シール部材よりも外径側のラビリンスシールがシール性を発揮するので、シール部材のプーリアーム等への摺接による摩耗を抑制し、そのシール性を長く維持することができる。
また、この構成によれば、ワッシャの軸方向内側の面は段付きとなっており、シール形成部が外径側、シール当接部が内径側にあって、シール当接部が、プーリアームの端部よりも軸方向内側に入り込む構成とすることができる。このため、ワッシャの取り付け前の状態において、シール部材が、プーリアームの軸方向端部(支点軸の軸方向に対する端部。以下同じ。)よりも軸方向外側に突出しないような構成にでき、これは、組立時におけるシール部材の保護の点で有効である。
すなわち、ワッシャの内面を段付きとすることによって、プーリアームの軸方向端部よりも内側に配置されたシール部材を保持しながら、そのワッシャによってプーリアームの軸方向端部との間にラビリンスシールを構成することができ、軸受内への異物侵入の防止と、そのシール部材の長寿命化とを実現できる。
また、上記の各構成において、軸方向両側に位置する前記シール形成部の軸方向内側へ向くシール形成部底面間の距離Lo1が、それに対向する前記プーリアームの軸方向両端部におけるアーム端面間の距離Lo2よりも大きく設定されて、前記シール形成部底面と前記アーム端面との間の隙間Dが、前記ラビリンスシールの少なくとも一部を構成している構成を採用することができる。
なお、ワッシャのシール形成部とプーリアームの軸方向端部とがラビリンスシールを構成するために、軸方向両側に位置する前記シール形成部の軸方向内側へ向くシール形成部底面間の距離Lo1と、それに対向する前記プーリアームの両アーム端面間の距離Lo2との差は、そのワッシャにおけるシール形成部に対するシール当接部の軸方向への突出長さAよりも小さく設定されていることが必要である。
なぜならば、Lo1−Lo2 > A であれば、ラビリンスシールを構成することが難しいからである。
また、上記の各構成において、前記プーリアームと前記支点軸との間の軸受をすべり軸受(プレーンベアリング)とし、前記シール部材は、前記プーリアームと前記支点軸との間に設けられた軸受ブッシュの外径面に当接して配置され、軸方向両側に位置する前記ワッシャにおける前記シール当接部間の距離Li1が、それに対向する前記軸受ブッシュの両ブッシュ端面間の距離Li2よりも大きく設定されて、前記シール当接部と前記ブッシュ端面との間に、隙間Fが形成されている構成を採用することができる。
このとき、Li1−Li2 > Lo1−Lo2 が成立するように部材の寸法を設定すれば、部材同士が軸方向へ相対移動した際に、すべり軸受の端部(軸受ブッシュの端部)とワッシャとが接触するよりも先に、ワッシャとプーリアームとを接触させることができる。このため、ラビリンスシールを構成する隙間を維持しやすい。
また、上記の各構成において、前記プーリアームは、前記アーム端面よりも内径側に軸方向内側に凹む収容部を有して、前記シール部材は、その収容部の軸方向外側に向く収容部底面に当接して配置され、前記シール部材の圧入前における軸方向幅W(圧入前の軸方向幅Wは図示せず)は、前記シール形成部底面間の距離Lo1、前記プーリアームの両アーム端面間の距離Lo2、前記シール当接部と前記収容部底面間の軸方向幅Bとの関係において、Lo1−Lo2+B < W(圧入前の軸方向幅Wは図示せず)が成立するように設定されている構成を採用することができる。
このように、シール部材が装着される空間の軸方向幅を、シール部材の装着前の軸方向幅よりも小さくすることで、シール部材によるシール性能を高めることができる。
また、上記の各構成において、前記ワッシャは、前記支点軸側に固定されていればよく、その支点軸に直接固定してもよいし、その支点軸に固定された別の部材に固定してもよい。
例えば、前記プーリアームに設けた貫通孔内に円筒支持材が嵌め込まれ、前記円筒支持材内に前記支点軸が挿通されて前記円筒支持材と前記支点軸とは固定されており、前記ワッシャは、前記円筒支持材に固定されている構成を採用することができる。
また、上記の各構成において、前記シール形成部における径方向外側に向くシール形成部外径面と、それに対向する前記プーリアームのアーム内径面との間の隙間Cは、前記プーリアームと前記円筒支持材との間のすべり軸受のラジアル隙間よりも大きくなるように設定されている構成を採用することができる。ここで、プーリアームと円筒支持材との間のすべり軸受のラジアル隙間とは、プーリアームの内径面の半径と円筒支持材の外径面の半径との差から、軸受ブッシュの径方向厚さを差し引いた寸法である。
ワッシャとプーリアームとの径方向の隙間Cを、すべり軸受のラジアル隙間よりも大きくすることで、回転側であるプーリアームと固定側であるワッシャとの接触を避けることができる。
また、上記の各構成において、前記シール部材の素材は、所定のシール性を発揮し得る限りにおいて自由であり、例えば、樹脂製のものを採用できるほか、特に、ゴム製のものを採用することができる。
前記シール部材としてゴム製のものを採用するとき、そのシール部材としてOリングを採用することができる。
また、前記シール部材としてゴム製のものを採用するとき、そのシール部材は、外径側に突出するリップ部を一つだけ備えるワンリップシールとすることができる。すなわち、上記の各構成では、ワッシャの内面を段付きとすることによって、シール部材を、そのワッシャとプーリアームとの間に保持しながらラビリンスシールを構成できる。したがって、ラビリンスシールによってある程度のシール性が期待できるので、シール部材をワンリップ(単リップ)とすることが可能である。
また、上記の各構成において、前記プーリアームと前記支点軸との間に設けられた軸受ブッシュの軸方向外側のブッシュ端面と外径面との間の稜線部、及び、軸方向外側のブッシュ端面と内径面との間の稜線部に、それぞれ面取り部を設けた構成を採用することができる。
面取り部を設けたことにより、シール部材の挿入がスムーズになる。また、通常、シール部材が圧縮されると膨らむため、そのシール部材が軸受ブッシュとワッシャとの間等挟まってちぎれてしまう場合等が想定されるが、このように面取り部を設けたことにより、シール部材が軸受ブッシュとワッシャとの間等に挟まる事態を防止することができる。
また、これらの各構成において、前記シール部材としてゴム製のものを採用するとき、そのシール部材は、前記プーリアームと前記支点軸との間に設けられた軸受ブッシュの外径面に締代をもって嵌められている構成を採用することができる。
さらに、前記軸受ブッシュの軸方向外側のブッシュ端面は、前記プーリアームの前記収容部底面よりも軸方向外側に位置する構成を採用することができる。これにより、シール部材と軸受ブッシュとを軸方向に重複させて配置することができるので、すべり軸受の軸方向寸法を充分に長く確保することができる。特に、シール部材の軸方向幅に対し、その2/3以上を軸受ブッシュで案内することが望ましい。
また、これらの各構成において、前記ワッシャの軸方向外側の端面に、前記支点軸を構成するボルトの頭部が収容される凹部を設けた構成を採用することができる。ボルトの頭部がワッシャの凹部に入り込むことによって、頭部の高さ、すなわち、ボルトの突出高さを抑制することができる。
なお、ワッシャの製造方法は自由であるが、例えば、プレス加工で製作することができる。また、ワッシャのシール部材へのシール当接部は、そのシール部材への接触面を切削面又は研削面とすることができる。シール部材の素材としては、例えば、H−NBR(水素化アクリロニトリル・ブタジエンゴム)やフッ素ゴムを採用することができる。
これらの各構成からなるプーリアームの支持構造を備え、前記プーリアームにテンショナ及びテンションプーリが接続されている補機用オートテンショナユニットを採用することができる。
この発明は、ワッシャの内面を段付きとすることによって、プーリアームの軸方向端部よりも内側に配置されたシール部材を保持しながら、そのワッシャによってプーリアームの軸方向端部との間にラビリンスシールを構成することができ、すべり軸受内への異物侵入の防止と、そのシール部材の長寿命化とを実現できる。
この発明に係るテンショナ装置の実施形態を示し、(a)は縦断面図、(b)は(a)の要部拡大図 (a)(b)は、それぞれ図1の実施形態の変形例を示す要部拡大図 従来例の縦断面図 従来例のテンショナ装置の全体図 テンショナ装置の使用状態を示す説明図
この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。テンショナ装置Tの主たる構成は従来例と同様であるので説明を省略し、以下、支点軸が挿通される支点支持部10の構成を中心に説明する。
支点支持部10は、図1(a)に示すように、プーリアーム3が備える貫通孔11内に、軸受ブッシュ12を介して筒状の円筒支持材(カラー)14が嵌め込まれている。軸受ブッシュ12の軸方向両側にはシール部材20が設けられ、さらにその外側に設けたワッシャ(支持ディスク)30によって、すべり軸受の軸受空間16の両端が閉じられている。
円筒支持材14の内周部を貫通して支持ボルト(図1には図示せず)が挿通され、その支持ボルトのネジ部が、エンジンのシリンダブロック等の固定部分(同じく図示せず)に形成されたネジ孔にネジ込まれている。これにより、プーリアーム3と円筒支持材14との間が軸受ブッシュ12を介してすべり軸受として機能し、プーリアーム3はその支持ボルトを支点軸として揺動自在である。
ワッシャ30は、円筒支持材14の軸方向両端部にそれぞれ設けられた段部14aに圧入固定されている。
また、ワッシャ30の軸方向外側の端面30bには、前記支持ボルトの頭部が収容される凹部33が設けられている。ボルトの頭部が、このワッシャ30の凹部33に入り込むことによって、頭部の高さ、すなわち、プーリアーム3に対するボルトの突出高さを抑制している。
プーリアーム3は、貫通孔11の軸方向両側に位置するアーム端面3aよりも内径側に、軸方向内側に凹む収容部3bを有している。シール部材20は、その収容部3bの軸方向外側に向く収容部底面3dに当接して配置されている。また、シール部材20は、軸受ブッシュ12の軸方向両端部において、それぞれ、その外径面12bに当接して配置されている。
シール部材20は、周方向全周に亘って切れ目なく連続的に形成された環状の部材である。シール部材20は、円筒支持材14に固定されたワッシャ30によって、そのワッシャ30の軸方向内側の端面30aに設けられたシール当接部31と、プーリアーム3の収容部底面3dとの間に保持される。この実施形態では、シール当接部31は、軸方向に直交する面方向を有するフラット面で構成されている。
また、ワッシャ30は、プーリアーム3のアーム端面3aに対向するシール形成部32を有している。そのシール形成部32の軸方向内側へ向くシール形成部底面32aと、プーリアーム3のアーム端面3aとの間に形成された隙間によって、ラビリンスシールLの一部を構成している。
軸方向両側に位置するワッシャ30間において、図1(a)に示すように、シール形成部32の軸方向内側へ向くシール形成部底面32a,32a間の距離Lo1は、それに対向するプーリアーム3の両アーム端面3a,3a間の距離Lo2よりも大きく設定されている。このため、図1(a)(b)に示すように、シール形成部底面32aとアーム端面3aとの間に隙間Dが介在する。
また、ワッシャ30のシール形成部32における径方向外側に向くシール形成部外径面32bと、それに対向するプーリアームのアーム内径面3cとの間にも隙間Cが介在する。さらに、その奥部には、シール部材20を配置するための収容部3bの空間Eが介在する。これらの隙間D,C及び空間Eにより、ラビリンスシールLが構成されている。
なお、ワッシャ30のシール形成部32における径方向外側に向くシール形成部外径面32bと、それに対向するプーリアームのアーム内径面3cとの間の隙間Cは、プーリアーム3と円筒支持材14との間のすべり軸受のラジアル隙間よりも大きくなるように設定されている。ここで、プーリアーム3と円筒支持材14との間のすべり軸受のラジアル隙間とは、プーリアーム3のアーム内径面の半径と円筒支持材14の外径面14bの半径との差から、軸受ブッシュ12の組み込み後の径方向厚さを差し引いた寸法である。
ワッシャ30とプーリアーム3との径方向の隙間Cを、すべり軸受のラジアル隙間よりも大きくすることで、回転側であるプーリアーム3と固定側であるワッシャ30との接触を避けることができる。
このように、ワッシャ30のシール部材20への当接部分であるシール当接部31は、シール形成部32よりも内径側且つ軸方向内側に位置している。シール部材20よりも外径側のラビリンスシールLがシール性を発揮するので、シール部材20のプーリアーム3等への摺接による摩耗を抑制し、そのシール性を長く維持することができる。
また、ワッシャ30の軸方向内側の端面30aは、図1(b)に示すように、段付きとなっている。すなわち、シール形成部32が外径側、シール当接部31が内径側にあって、そのシール当接部31が、プーリアーム3のアーム端面3aよりも軸方向内側に入り込む構成となっている。
このため、ワッシャ30の円筒支持材14への取り付け前の状態において、シール部材20が、プーリアーム3のアーム端面3aよりも軸方向外側に突出しないようになっており、ワッシャ30を固定すれば、シール部材20は、シール当接部31と収容部底面3dとの間で圧縮されて、その間で保持されるようになっている。これにより、組立時におけるシール部材20の保護が図られている。
なお、この実施形態では、ワッシャ30はプレス加工品である。ワッシャ30のシール当接部31は、そのシール部材20への接触面を切削面又は研削面とすることができる。シール部材20の素材としてはゴム、例えば、H−NBRやフッ素ゴムを採用することができる。
また、ワッシャ30のシール形成部32と、プーリアーム3の軸方向端部におけるアーム端面3aとがラビリンスシールLを構成するために、軸方向両側に位置するシール形成部32の軸方向内側へ向くシール形成部底面32a,32a間の距離Lo1と、それに対向するプーリアーム3の両アーム端面3a,3a間の距離Lo2との差は、そのワッシャ30におけるシール形成部32に対するシール当接部31の軸方向への突出長さAよりも小さく設定されていることが必要である。
また、軸方向両側に位置するワッシャ30におけるシール当接部31,31間の距離Li1が、それに対向する軸受ブッシュ12の両ブッシュ端面12a,12a間の距離Li2よりも大きく設定されて、そのシール当接部31とブッシュ端面12aとの間に、隙間Fが形成されている。
このとき、Li1−Li2 > Lo1−Lo2 が成立するように部材の寸法を設定すれば、部材同士が軸方向へ相対移動した際に、すべり軸受の端部、すなわち、軸受ブッシュ12のブッシュ端面12aとワッシャ30とが接触するよりも先に、ワッシャ30とプーリアーム3とを接触させることができる。このため、ラビリンスシールLを構成する隙間を維持しやすい。
また、シール部材20の圧入前における軸方向幅W(軸方向幅Wは図示せず)は、シール形成部底面32a,32a間の距離Lo1、プーリアーム3の両アーム端面3a,3a間の距離Lo2、シール当接部31と収容部底面3d間の軸方向幅Bとの関係において、Lo1−Lo2+B < W が成立するように設定されている。
このように、シール部材20が装着される空間の軸方向幅を、シール部材20の装着前の軸方向幅Wよりも小さくすることで、シール部材20によるシール性能を高めることができる。
なお、シール部材20の素材は、所定のシール性を発揮し得る限りにおいて自由であるが、この実施形態では、ゴム製のものを採用している。シール部材20は、軸受ブッシュ12の外径面12bに締代をもって嵌められている。
また、この実施形態では、そのシール部材20として、軸受ブッシュ12の外径面12bに嵌められる環状の基部22から、外径側に突出するリップ部21を一つだけ備えるワンリップシールを採用している。シール部材20は、このリップ部21が、ワッシャ30のシール当接部31に接触する。
すなわち、ワッシャ30の内面を段付きとすることによって、シール部材20を、そのワッシャ30とプーリアーム3との間に保持しながらラビリンスシールLを構成することができ、その結果、ラビリンスシールLによってある程度のシール性が期待できるので、シール部材20をワンリップ(単リップ)とすることを可能としたものである。
また、軸受ブッシュ12の軸方向外側のブッシュ端面12aと外径面12bとの間の稜線部、及び、軸方向外側のブッシュ端面12aと内径面12cとの間の稜線部に、それぞれ面取り部12dが設けられている。
この面取り部12dを設けたことにより、シール部材20の軸受ブッシュ12の外周への挿入がスムーズである。また、面取り部12dを設けたことにより、シール部材20が軸受ブッシュ12とワッシャ30との間等に挟まる事態を防止することができる。
さらに、この実施形態では、軸受ブッシュ12の軸方向外側のブッシュ端面12aは、プーリアーム3の収容部底面3dよりも軸方向外側に位置している。これにより、シール部材20と軸受ブッシュ12とを軸方向に重複させて配置することができるので、すべり軸受の軸方向寸法を充分に長く確保することができる。特に、シール部材20の軸方向幅に対し、その2/3以上を軸受ブッシュ12で案内することが望ましく、この実施形態では、シール部材20の基部22のほぼ全長を軸受ブッシュ12で案内している。
この実施形態では、シール部材20の構成を、環状の基部22と、その基部22から外径側に立ち上がりワッシャ30に摺接するリップ部21とを備えた構成としたが、このシール部材20を、例えば、図2(a)に示すように、断面円形を成すOリングとしたり、あるいは、図2(b)に示すように、断面矩形を成す環状部材としてもよい。
1 ベルト
2 支点軸
3 プーリアーム
3a アーム端面
3b 収容部
3c アーム内径面
3d 収容部底面
4 テンションプーリ
5 固定部材
10 支点支持部
11 貫通孔
12 軸受ブッシュ
12a 端面
12b 外径面
12c 内径面
12d 面取り部
13 支持ボルト
14 円筒支持材
14a 段部
14b 外径面
15 シール
16 軸受空間
17 支持ディスク
20 シール部材
21 リップ部
22 基部
30 ワッシャ
30a,30b 端面
31 シール当接部
32 シール形成部
32a シール形成部底面
32b シール形成部外径面
33 凹部
A テンショナ
T テンショナ装置

Claims (2)

  1. プーリアーム(3)とそのプーリアーム(3)を揺動可能に支持する支点軸との間の軸方向両端部にそれぞれシール部材(20)が設けられ、そのシール部材(20)は、前記支点軸側に固定されたワッシャ(30)と前記プーリアーム(3)との間に保持されて、前記ワッシャ(30)は、前記プーリアーム(3)の端部に対向するシール形成部(32)を有してそのシール形成部(32)と前記プーリアーム(3)との間に形成された隙間によってラビリンスシール(L)を構成し、前記ワッシャ(30)の前記シール部材(20)へのシール当接部(31)は、前記シール形成部(32)よりも内径側且つ軸方向内側に位置しており、
    前記プーリアーム(3)に設けた貫通孔(11)内に円筒支持材(14)が嵌め込まれ、前記円筒支持材(14)内に前記支点軸(2)が挿通されて前記円筒支持材(14)と前記支点軸(2)とは固定されており、前記ワッシャ(30)は、前記円筒支持材(14)に固定され、
    前記シール形成部(32)における径方向外側に向くシール形成部外径面(32b)と、それに対向する前記プーリアーム(3)のアーム内径面(3c)との間の隙間Cは、前記プーリアーム(3)と前記円筒支持材(14)との間のすべり軸受のラジアル隙間よりも大きくなるように設定されていることを特徴とすプーリアーム(3)の支持構造。
  2. 請求項に記載のプーリアームの支持構造を備え、前記プーリアーム(3)にテンショナ(A)及びテンションプーリ(4)が接続されていることを特徴とする補機用オートテンショナユニット。
JP2012236297A 2012-10-25 2012-10-26 プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット Expired - Fee Related JP6093545B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012236297A JP6093545B2 (ja) 2012-10-26 2012-10-26 プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット
EP13849760.7A EP2913556B1 (en) 2012-10-25 2013-10-23 Support point bearing device for pulley arm
CN201380054483.7A CN104736891B (zh) 2012-10-25 2013-10-23 带轮臂的支点轴承装置
PCT/JP2013/078697 WO2014065320A1 (ja) 2012-10-25 2013-10-23 プーリアームの支点軸受装置
US14/438,233 US9581199B2 (en) 2012-10-25 2013-10-23 Fulcrum bearing device for pulley arm

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012236297A JP6093545B2 (ja) 2012-10-26 2012-10-26 プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014084991A JP2014084991A (ja) 2014-05-12
JP2014084991A5 JP2014084991A5 (ja) 2015-11-05
JP6093545B2 true JP6093545B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=50788236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012236297A Expired - Fee Related JP6093545B2 (ja) 2012-10-25 2012-10-26 プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6093545B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014117094A1 (de) * 2014-11-21 2016-05-25 Muhr Und Bender Kg Riemenspannvorrichtung
JP2018096494A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 Ntn株式会社 テンショナ装置の支持構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3163258B2 (ja) * 1996-09-17 2001-05-08 株式会社オティックス オートテンショナ用レバーアーム
DE102005031593A1 (de) * 2005-07-06 2007-01-11 Schaeffler Kg Abdichtung für das Lagerauge eines Spannsystems

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014084991A (ja) 2014-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9581199B2 (en) Fulcrum bearing device for pulley arm
CN100441912C (zh) 辅机驱动用带的张力调节装置
JP2009174683A (ja) 樹脂プーリ付き軸受
JP2009144761A (ja) 密封装置
CA2603248A1 (fr) Dispositif de galet tendeur
KR101355715B1 (ko) 특히 휠 허브용 환상 밀봉 조립체
KR101285025B1 (ko) 고정 시스템의 베어링 러그용 밀봉부
JP6093545B2 (ja) プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット
JP6629438B2 (ja) ダストシール
JP2008138779A (ja) 軸支持装置及び円筒ころ軸受の予圧法
JP4870978B2 (ja) オートテンショナ
CN110905982A (zh) 用于张紧辊或卷绕辊的带轮装置
JP5196092B2 (ja) 密封装置
JP2010180944A (ja) ユニット化された封止部材
JP6093544B2 (ja) プーリアームの支点軸受装置
JP5974474B2 (ja) 過給機
CN212868169U (zh) 一种应用于平台铰接点的转动副结构
JP6013082B2 (ja) プーリアームの支点軸受装置
JP6030414B2 (ja) プーリアームの支点軸受装置
EP3557095B1 (en) Support structure for tensioner device
JP2015004408A (ja) 転がり軸受装置
JP7112941B2 (ja) オートテンショナ
JP2008025392A (ja) クランクシャフト用オイルシールの取り付け構造
FR2826412A1 (fr) Palier a roulement instrumente
JP3424737B2 (ja) オートテンショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150916

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150916

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6093545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees