JP3163258B2 - オートテンショナ用レバーアーム - Google Patents

オートテンショナ用レバーアーム

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JP3163258B2
JP3163258B2 JP26793496A JP26793496A JP3163258B2 JP 3163258 B2 JP3163258 B2 JP 3163258B2 JP 26793496 A JP26793496 A JP 26793496A JP 26793496 A JP26793496 A JP 26793496A JP 3163258 B2 JP3163258 B2 JP 3163258B2
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auto
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喜久也 市石
清史 柵木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートテンショナ
の力を無端環状の平ベルト、Vベルト、歯付ベルト、チ
ェーン等の伝動部材に伝達し、これらに適度なテンショ
ンを与えるためのオートテンショナ用レバーアームに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオートテンショナ用レバーアーム
としては、図4及び図5に示すものがある。該オートテ
ンショナ用レバーアーム50は、レバーアーム本体52
の中央部に支軸機構51を備え、レバーアーム本体52
の基端にはオートテンショナ2が連結され、レバーアー
ム本体52の先端には遊び滑車5が回動可能に取り付け
られ、Vベルト3が滑車4と遊び滑車5に巻き掛けられ
ている。
【0003】支軸機構51は、レバーアーム本体52に
設けられた軸穴53と、該軸穴53に圧入されたブッシ
ュ54と、該ブッシュ54に回転可能に挿入されるカラ
ー56と、該カラー56の各端面に配されるワッシャ5
7,58とよりなる。ワッシャ57の穴、カラー56の
内周、及びワッシャ58の穴には、ボルト55が挿通さ
れエンジン6に螺着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、オートテン
ショナ用レバーアーム50はエンジン6の外側に取り付
けられているため、ダスト、泥等がかかり、これらがレ
バーアーム本体52とワッシャ57,58との隙間か
ら、カラー56とブッシュ54との摺動部に浸入してし
まう。この浸入物とのすれ合いにより、カラー56とブ
ッシュ54とが摩耗し支軸機構51にガタが発生した
り、浸入物の食込みにより回動抵抗が増加したりするお
それがあった。
【0005】また、支軸機構51の各部品はばらばらに
分離した状態又は分離しうる状態で用意され、エンジン
6に組み付けられていたので、その組み付けに手間がか
かっていた。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決し、支軸
機構について耐摩耗性を向上するとともに、回動抵抗の
増加を防止し、さらに、組付性を向上したオートテンシ
ョナ用レバーアームを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のオートテンショナ用レバーアームは、オー
トテンショナによって回動されるときの回動中心となる
支軸機構を備え、該支軸機構は、レバーアーム本体に設
けられた軸穴と、該軸穴に回転可能に挿入されて内周に
ボルトが挿通されるカラーと、該カラーの端面に配され
て前記ボルトの頭部又は他部材が当接するワッシャとを
含むレバーアームにおいて、前記カラーの端面の内周縁
に前記ワッシャの穴に進入する突部を該突部の内面と前
記カラーの内面とが面一に連続するように設け、該突部
をワッシャの穴に食込むようにかしめることによって、
前記ワッシャを前記カラーに固定し、もって軸穴、カラ
ー及びワッシャを分離しないようにした。
【0008】また、本発明のオートテンショナ用レバー
アームは、オートテンショナによって回動されるときの
回動中心となる支軸機構を備え、該支軸機構は、レバー
アーム本体に設けられた軸穴と、該軸穴に圧入されたブ
ッシュと、該ブッシュに回転可能に挿入されて内周にボ
ルトが挿通されるカラーと、該カラーの端面に配されて
前記ボルトの頭部又は他部材が当接するワッシャとを含
むレバーアームにおいて、前記軸穴の内周壁の端部と前
記カラーの外周壁の端部との間にシールリングを介装す
るとともに、前記カラーの端面の内周縁に前記ワッシャ
の穴に進入する突部を該突部の内面と前記カラーの内面
とが面一に連続するように設け、該突部をワッシャの穴
に食込むようにかしめることによって、前記ワッシャを
前記カラーに固定し、もって軸穴、カラー及びワッシャ
を分離しないようにした。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオートテンショナ
用レバーアームを実施した形態例について、図1及び図
2を参照して説明する。このオートテンショナ用レバー
アーム1と伝動部材との間の構造及びオートテンショナ
2については、特に限定されず、オートテンショナ用レ
バーアーム1は、例えば図4に示すように従来のオート
テンショナ用レバーアーム50に代えて使用できる。
【0011】本オートテンショナ用レバーアーム1は、
レバーアーム本体11の中央部に支軸機構10を備え、
レバーアーム本体11の基端にはオートテンショナ2が
連結され、レバーアーム本体11の先端には遊び滑車5
が回動可能に取り付けられる。そして、オートテンショ
ナ用レバーアーム1は、ボルト14によりエンジン6の
外側に固定された支軸機構10を回動中心として回動さ
れ、オートテンショナ2の力が遊び滑車5に巻き掛けら
れたVベルト3に伝動されるようになっている。
【0012】支軸機構10は、レバーアーム本体11に
設けられた軸穴12を備え、該軸穴12の両端部の内周
には段付き部21が設けられている。軸穴12の各端部
からはブッシュ13,13が段付き部21の底面から突
出しない位置まで圧入され、該ブッシュ13には、カラ
ー15が回転可能に挿入されている。軸穴12の内周壁
の端部と段付き部21とよって形成される凹溝には、O
リング18が締め代を持って介装されている。このた
め、軸穴12の内周壁の端部と前記カラー15の外周壁
の端部との間が塞がれ、カラーとブッシュの摺動部への
ダスト、泥水等の進入を防止するようになっている。
【0013】カラー15の各端面にはワッシャ16,1
7の穴(円形)に進入する突部19が設けられている。
図2に示すように、該突部19にワッシャ16,17が
嵌合され、それらの穴に食込むように、突部19がカシ
メポンチ20によってかしめられる。すると、ワッシャ
16,17が前記カラー15に固定され、もって、軸穴
12、カラー15及びワッシャ16,17が分離しない
ように一体化される。この状態で、カラー15の内周に
ボルト14が挿通され、ボルト14がエンジン6に螺着
される。このため、支軸機構10がばらばらにならず、
エンジン6ヘの組み付けを容易に行なうことができる。
なお、上記実施形態では、オートテンショナによって回
動されるときの回動中心となる支軸機構を備え、該支軸
機構は、レバーアーム本体に設けられた軸穴と、該軸穴
に圧入されたブッシュと、該ブッシュに回転可能に挿入
されて内周にボルトが挿通されるカラーとを含むレバー
アームにおいて、前記軸穴の内周壁の端部と前記カラー
の外周壁の端部との間にシールリングを介装したオート
テンショナ用レバーアームをも開示している。このオー
トテンショナ用レバーアームによれば、支軸機構の耐摩
耗性を向上するとともに、回動抵抗の増加を防止するこ
とができる。
【0014】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)カラーの突部をワッシャの穴に圧入することで、
カラーとワッシャとを一体化すること。さらに、図3に
示すように、カラーの突部19を圧入し易くするため
に、ワッシャ25の内周を異形にすること。 (2)ブッシュを他のベアリングにすること。 (3)支軸機構とオートテンショナとの位置関係を入れ
替えて、支軸機構をレバーアーム本体の基端に設け、オ
ートテンショナをレバーアーム本体の中央部に連結する
こと。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2
発明に係るオートテンショナ用レバーアームによれば、
支軸機構の組付性を向上することができる。
【0016】
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態のオートテンショ
ナ用レバーアームの支軸機構を示す平面部分断面図(図
4のI−I線断面図)である。
【図2】同支軸機構の端部の組立方法を示す図1と同様
の平面部分断面図である。
【図3】同支軸機構の変更例を示す正面図である。
【図4】オートテンショナ用レバーアームの一使用例を
示す概略図である。
【図5】従来のオートテンショナ用レバーアームを示す
平面部分断面図(図4のIV−IV線断面図)である。
【符号の説明】
1 オートテンショナ用レバーアーム 2 オートテンショナ 10 支軸機構 11 レバーアーム本体 12 軸穴 13 ブッシュ 14 ボルト 15 カラー 16 ワッシャ 17 ワッシャ 18 Oリング 19 突部 20 カシメポンチ 21 段付き部 25 ワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−12030(JP,A) 実開 平5−3719(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートテンショナによって回動されると
    きの回動中心となる支軸機構を備え、該支軸機構は、レ
    バーアーム本体に設けられた軸穴と、該軸穴に回転可能
    に挿入されて内周にボルトが挿通されるカラーと、該カ
    ラーの端面に配されて前記ボルトの頭部又は他部材が当
    接するワッシャとを含むレバーアームにおいて、 前記カラーの端面の内周縁に前記ワッシャの穴に進入す
    る突部を該突部の内面と前記カラーの内面とが面一に連
    続するように設け、該突部をワッシャの穴に食込むよう
    にかしめることによって、前記ワッシャを前記カラーに
    固定し、もって軸穴、カラー及びワッシャを分離しない
    ようにしたことを特徴とするオートテンショナ用レバー
    アーム。
  2. 【請求項2】 オートテンショナによって回動されると
    きの回動中心となる支軸機構を備え、該支軸機構は、レ
    バーアーム本体に設けられた軸穴と、該軸穴に圧入され
    たブッシュと、該ブッシュに回転可能に挿入されて内周
    にボルトが挿通されるカラーと、該カラーの端面に配さ
    れて前記ボルトの頭部又は他部材が当接するワッシャと
    を含むレバーアームにおいて、 前記軸穴の内周壁の端部と前記カラーの外周壁の端部と
    の間にシールリングを介装するとともに、 前記カラーの端面の内周縁に前記ワッシャの穴に進入す
    る突部を該突部の内面と前記カラーの内面とが面一に連
    続するように設け、該突部をワッシャの穴に食込むよう
    にかしめることによって、前記ワッシャを前記カラーに
    固定し、もって軸穴、カラー及びワッシャを分離しない
    ようにしたことを特徴とするオートテンショナ用レバー
    アーム。
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JP6093545B2 (ja) * 2012-10-26 2017-03-08 Ntn株式会社 プーリアームの支持構造及び補機用オートテンショナユニット
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