JP6093261B2 - 監視装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、自車両に搭載される監視装置およびプログラムに関する。
従来、レーザーレーダやカメラ等により自車両周辺を走行する他車両や道路脇の壁等の物体を検出し、その検出結果に基づいて運転支援を行うことが知られている。しかしながら、道路上に漂う霧や前方車両からの排気ガス等、通常、ドライバが避けようとする障害物ではない、空間に浮遊する浮遊物が物体として検出されてしまい、適切な運転支援を行うことができない場合があった。
これに対し、特許文献1に記載の物体検出装置は、ステレオカメラ等のセンサを用いて横方向に並ぶ画素ブロック単位で自車両から自車両前方に存在する物体までの距離を計測する。そして、その計測距離に基づき、自車両を上方から見た平面図上において画素ブロック毎に対応する物体の位置に点をプロットし、近接する各点をグループ化することで物体を個別に検出すると共に、物体毎に、対応する各点に係る距離の平均偏差と、隣接する点に係る距離の差分の絶対値の平均値(距離差平均)とを算出する。最後に、平均偏差や距離差平均が所定の閾値より大きい場合に、その物体に対応する各点に係る距離のばらつきが大きいことから、その物体を浮遊物とみなす判定を行う。
特許第4956374号公報
ところで、本願出願人は、図9に示すように、例えば自車両の前端中央部から自車両の前方(奥行き方向)に向かって車幅方向(横方向)に広がる範囲に探査波を照射し、その探査範囲内を走査して、方位毎に、対応する各点に係る距離を計測するような場合に、探査範囲内に物体が同じ傾きで存在していても、自車両からの距離によって、その物体に対応する各点に係る距離のばらつきの大きさが異なることに着目した。詳細に言うと、物体に対応する各点に係る距離のばらつきは、自車両からの位置が離れているほど大きくなり、自車両から近いほど小さくなる。
これに対し、特許文献1に記載の物体検出装置では、浮遊物の判定に用いる閾値が固定されているため、例えば、自車両の近くに位置する物体が浮遊物であっても、平均偏差や距離差平均といったばらつきの大きさを示す値が閾値を下回り、その物体が浮遊物ではない(障害物である)と誤判定してしまう可能性があった。このため、自車両の運転支援を行う装置が、自車両と障害物との衝突を回避させるための制御(衝突回避制御)を行う際に、自車両前方の浮遊物を障害物とみなし、例えば自動ブレーキを発動してしまうと、後続車両の走行に無用な影響を及ぼすことに繋がり兼ねないという問題があった。
本発明は、上記問題等に鑑みてなされたものであり、探査範囲内に存在する物体の少なくとも一部が浮遊物であるかどうかを精度よく判定することが可能な監視装置およびプログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、自車両に搭載される監視装置であって、自車両の周囲において複数の単位領域から構成される探査範囲内に存在する物体までの距離を単位領域毎に計測する計測手段と、計測手段により計測されたそれぞれの単位領域に対応する距離を個別距離とし、探査範囲における個別距離のばらつきの大きさを示すばらつき量を算出するばらつき量算出手段等を備える。
そして、本発明では、閾値量可変設定手段が、個別距離に基づいてばらつき量を可変設定し、判定手段が、ばらつき量算出手段により算出されたばらつき量が、閾値量可変設定手段により設定されたばらつき閾値量を上回る場合に、物体の少なくとも一部が浮遊物であると判定する浮遊物判定処理を行うように構成した。
既に述べたように、ドライバが避けようとする障害物ではない排気ガスや霧等、空間を漂う微粒子の集まり(浮遊物)についても、探査範囲における個別距離のばらつきの大きさ(ばらつき量)は、自車両からの距離によって大きさが異なり、自車両からの位置が離れているほど大きくなり、自車両から近いほど小さくなる。
そこで、本発明の監視装置では、計測距離(個別距離)に応じて閾値(ばらつき閾値量)を可変設定し、この閾値をばらつき量が上回る場合に、物体の少なくとも一部が浮遊物であると判定することにした。
したがって、本発明によれば、例えば計測距離(個別距離)に基づく物体との距離が、大きいほどばらつき閾値量を増大させ、この距離が小さいほどばらつき閾値量を減少させることにより、自車両に対する物体の位置に応じた閾値を可変設定することができるため、浮遊物の判定に係る精度を向上させることができる。なお、計測距離(個別距離)に基づく物体との距離とは、探査範囲における個別距離の平均値であってもよいし、探査範囲における個別距離の中央値であってもよい。
また、本発明は、プログラムとして市場に流通させることができる。具体的には、コンピュータを、上記の計測手段、ばらつき量算出手段、閾値量可変設定手段および判定手段として機能させるためのプログラムであってもよいし、上記の計測手段を備えるコンピュータを、ばらつき量算出手段、閾値量可変設定手段および判定手段として機能させるためのプログラムであってもよい。
これらのプログラムは、1ないし複数のコンピュータに組み込まれることにより、本発明の監視装置によって奏する効果と同等の効果を得ることができる。なお、本発明のプログラムは、コンピュータに組み込まれるROMやフラッシュメモリ等に記憶され、これらROMやフラッシュメモリ等からコンピュータにロードされて用いられてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにロードされて用いられてもよい。
また、上記のプログラムは、コンピュータにて読み取り可能なあらゆる形態の記録媒体に記録されて用いられてもよい。この記録媒体としては、例えば、持ち運び可能な半導体メモリ(例えばUSBメモリやメモリカード(登録商標))等が含まれる。
監視装置の構成を例示するブロック図である。 監視装置が搭載された車両や、監視装置による探査範囲を例示する説明図である。 監視装置のレーダ部の構成を例示する説明図である。 監視装置が他の車両を検出した際のレーダ波の反射点を例示する説明図である。 監視装置が他の車両と浮遊物とを検出した際のレーダ波の反射点を例示する説明図である。 監視装置の制御部が行う浮遊物の判定処理の内容を例示するフローチャートである。 平均距離(個別距離に基づく物体との距離)と分散判定閾値(ばらつき閾値量)との相関関係を例示するグラフである。 探査範囲における個別距離の中央値および外れ値と、第1距離および第2距離を例示する説明図である。 自車両に対する物体の位置とばらつきの大きさとの関係性を例示する説明図である。
以下に、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
なお、本発明は、下記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、下記の実施形態の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。また、下記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
<構成>
図1は、レーダ波等を用いて予め設定された探査範囲内に存在する物体を検出すると共に、車内LAN(不図示)を介して、自車両に搭載された他の運転支援装置に物体の検出結果を提供する本実施形態の監視装置1の構成を示すブロック図である。
監視装置1は、レーダ部2と、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置として構成された記憶部3と、CPU,ROM,RAMを中心に構成され、自装置を統括制御する制御部4等を備える。
図2に示すように、レーダ部2は、探査波としてのレーダ波(本実施形態ではレーダ光)を照射し、その反射波を受信することにより、自車両前方の探査範囲50内に存在する物体を検出するように構成されており、自車両100の前端中央部に取り付けられる。レーダ部2は、周期的(例えば100ms周期)に到来する探査タイミング毎にレーダ波を送受信することで、探査範囲50に存在する物体との距離を表す測距データを制御部4に供給する。
なお、探査範囲50は、レーダ波を照射する起点から自車両前方に向かって車幅方向に扇状に広がる範囲である。また、探査範囲50は、探査範囲50の中心角を複数個(本実施形態では7個)に分割して得られた単位角度を中心角とする複数の扇状の領域(以下「単位領域51〜57」という)を有している。
ここで、図3には、レーダ部2の構成を示すブロック図が記載されている。レーダ部2は、探査タイミング信号STに従ってパルス状のレーザ光(送信波)を探査範囲50に照射する発光部10と、レーザ光を反射した物体からの反射光(反射波)を受光して受光強度に応じた電気信号(受信信号)R1〜R7に変換する受光部20とを備える。
また、レーダ部2は、発光部10に供給する探査タイミング信号STを生成する測距部30を備える。この測距部30は、受光部20から供給される受信信号R1〜R7に基づいて、探査範囲50を構成する各単位領域51〜57毎にレーザ光を反射した物体についての測距データを生成し、制御部4に供給する。なお、本実施形態では、測距部30と制御部4とを別構成として記載しているが、両者を一つの構成とみなすことも可能であるし、実際に一つの制御部として構成されてもよい。
発光部10は、探査タイミング信号STに従ってレーザ光を発生させるレーダダイオード等からなる発光素子11や、レーザ光が探査範囲50(各単位領域51〜57)に照射されるように発光素子11から放射されたレーザ光の照射範囲(走査範囲)を調整するコリメートレンズ12等を備える。
また、受光部20は、探査範囲50(各単位領域51〜57)から到来する反射光を集光する集光レンズ21や、集光レンズ21を介して受光した反射光の強度に応じた電圧値を有する電気信号を発生させる複数(本実施形態では7個)の受光素子からなる受光素子群22等を備える。また、受光部20は、受光素子群22を構成する受光素子の受光信号を個別に増幅するために、受光素子毎に設けられた複数の増幅回路からなる増幅回路群23等を備える。
なお、受光素子群22を構成する受光素子は、車幅方向(水平方向)に沿って一列に配置され、それぞれが、探査範囲50のうち自身に割り当てられた単位領域51〜57のいずれかから到来する反射光を受光するように配置されている。
つまり、受光素子および増幅回路からなる組みを受光チャンネルCH1〜CH7とすると、各受光チャンネルCHi(i=1〜7)から出力され、増幅された信号が受信信号Ri(i=1〜7)となる。
測距部30は、探査タイミング信号STを発生させる制御回路31と、受信信号R1〜R7毎に設けられた複数の測距回路からなる測距回路群32を備えている。測距回路群32は、各受信信号Riおよび探査タイミング信号STに基づいてレーダ波が物体との間に往復するのに要した時間を計測し、その計測結果から求めた物体までの距離と、対応する単位領域51〜57(即ち、物体が存在する方位)とを関連付けた測距データを生成する。そして、生成した測距データを制御部4に提供する。
<動作>
次に、監視装置1の動作について説明する。なお、本実施形態の監視装置1は、レーダ波の照射により自車両前方に存在する他の車両等の物体を障害物として検出し、その検出結果を他の運転支援装置に提供する。しかしながら、自車両前方の空間に、排気ガスや霧等といった空間を漂う微粒子の集まり(浮遊物)が存在する場合、これが障害物として検出されてしまう場合があり、その結果、運転支援装置で適切な運転支援を行うことができなくなってしまう。
ここで、各単位領域51〜57に対応して計測された距離(計測距離)は、自車両からその単位距離51〜57におけるレーダ波の反射点までの距離を示している。そして、例えば、探査範囲50内に車両110等の固形の物体が存在する場合、監視装置1において把握される車両110の複数の反射点210の相対的な位置関係は、常に略一定に保たれると考えられる(図4参照)。
一方、例えば、車両110と共に排気ガス等の浮遊物120が検出された場合、その浮遊物120を構成する微粒子は風等の影響で容易に移動し易いため、浮遊物120は、固形の物体とは異なり反射点210の位置が安定しない形状となる(図5(a),図5(b)参照)。
そこで、監視装置1では、探査範囲50において、各単位領域51〜57に対応して計測された距離(以下「個別距離」ともいう)のばらつきの大きさを示す値(以下「ばらつき量」という)を算出し、算出したばらつき量が予め設定された閾値(後述するばらつき閾値量)を上回る場合に、探査範囲50に存在する物体の少なくとも一部が浮遊物であると判定する。
なお、本実施形態の監視装置1において浮遊物の判定を行う対象物は、自車両100から図4に示す最大対象距離以下となる位置に存在している物体である。この最大対象距離は、図4に示す複数の反射点210のうち、両側端の反射点が、予め想定された車両(想定車両)の後部の両側端に位置するように、探査範囲の中心角と想定車両の車幅とに基づいて予め設定されている。つまり、監視装置1において、最大対象距離は、単数の前方車両を検出するために予め設定された距離であり、計測距離(個別距離)がこの最大対象距離を上回ると、複数の前方車両を物体として検出する可能性が高くなることを意味する指標であるといえる。
また、想定車両の車幅は、自車両の車幅であってもよいし、自車両の前方に位置する他車両(前方車両)として想定し得る任意の車両の車幅であってもよい。なお、監視装置1においては、想定車両として軽自動車等の小さめの車両を予め想定し、最大対象距離を設定しておくことにより、単数の前方車両をその大きさにかかわらずに検出し易くなる。
また、監視装置1に接続される運転支援装置は、監視装置1から提供される浮遊物の判定に係る結果と測距データとに基づき、自車両と障害物との衝突を予防したり衝突被害を抑制させたりするために、障害物との距離に応じて警報や自動ブレーキの発動等の衝突回避制御(車両制御)を行い、監視装置1と共に所謂プリクラッシュセーフティシステムを構成するものである。また、運転支援装置では、監視装置1から測距データと共に送られてくる判定結果に基づき、測距データの対象となる物体の少なくとも一部が浮遊物である場合には、例えば、その浮遊物の手前で自車両が停止しないように少なくとも自動ブレーキの発動タイミングを遅らせる等、車両の制動動作を抑制する方向に衝突回避制御を調整するように構成されている。
<判定処理>
次に、本実施形態の監視装置1の制御部4(詳しくは、CPU)が実行する処理として、レーダ波を用いて検出された物体の少なくとも一部が浮遊物であるか否かを判定する処理について、図6に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この判定処理をCPUが実行するためのプログラムは、例えばROMや記憶部3等の不揮発性メモリに記憶されており、CPUは、このような不揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づき、RAMを作業エリアとして用い、本処理を実行するように構成されている。また、本処理は、探査タイミングの到来によって開始される。
本処理が開始されると、制御部4は、S300において、測距回路群32から全単位領域51〜57に対応する測距データを取得し、取得した測距データに基づき各単位領域51〜57に対応して計測された距離(個別距離)を特定し、S305に処理を移行する。
S305では、S300において特定した各単位領域51〜57の個別距離に基づいて、探査範囲50における個別距離の平均値(以下「平均距離」という)を算出する。
そして、続くS310では、S305において算出した平均距離が、前述の最大対象距離以下であるか否かを判断し、平均距離が最大対象距離以下である場合には、S315に処理を移行し、平均距離が最大対象距離を上回る場合には、本処理を終了する。つまり、平均距離が最大対象距離を上回る場合は、複数の前方車両が物体として検出される可能性が高い場合であるため、上記のように本処理を終了することで、物体を検出するためのグループ化(特許文献1参照)を行うことなく、単数の物体について少なくとも一部に浮遊物が含まれているか否かを判定することが可能となる。
次に、S315では、S305において算出した平均距離に基づいて、後段の処理で用いるばらつき閾値量(本実施形態では「分散判定閾値」と称する)を設定する。この分散判定閾値と平均距離との相関関係は、図7に示すように、平均距離が大きい(つまり、自車両に対する物体の位置が遠くになる)ほど、分散判定閾値が増大し、平均距離が小さい(つまり、自車両に対する物体の位置が近くになる)ほど、分散判定閾値が減少する関係にある。なお、平均距離が最大対象距離を上回る場合には、前述のように本処理を終了することになっているため、分散判定閾値が一定に設定されている。また、これらの相関関係を示すデータは、記憶部3に予め記憶されている。このため、制御部4は、記憶部3のデータにアクセスし、S305において算出した平均距離に対応する分散判定閾値を読み出すことができる。
そして、続くS320では、S300において特定した各単位領域51〜57の個別距離について、小さい順に並べたときに中央に位置する個別距離を中央値として抽出する(図8(a)参照)。なお、本実施形態では、個別距離が奇数個になるが、監視装置1の構成によって個別距離が偶数個になる場合は、例えば中央に近い2つの個別距離の平均値を中央値としてもよい。
さらに、続くS325では、S300において特定した各単位領域51〜57の個別距離のうち、S320において抽出した中央値との差分値が所定の第1距離以上となる個別距離が存在するか否かを判断し、存在する場合には、S330に処理を移行し、この第1距離以上となる個別距離を外れ値として後段の処理から除外して(図8(b)参照)、S335に処理を移行し、存在しない場合には、直接S335に処理を移行する。
なお、外れ値は、浮遊物や単数の前方車両といった本来検出したい対象物以外の物体(前方車両に隣接する車両(隣接車両)や路側物等)からの反射波によって計測された個別距離の他、図8(c)に示すように、レーダ波の照射方向から反射波が帰ってこない単位領域が存在する場合(つまり、個別距離を計測できない単位領域が存在する場合)や、レーダ波と反射波との間でクロストークや波形合成が生じる場合等に計測された個別距離等、中央値から大きく外れているとみなせる値を表す。また、上記S330では、予め除外する個別距離の個数を決めておいてもよいし、除外する個別距離の最大個数や最小個数を決めておいてもよい。
次に、S335では、S300において特定した各単位領域51〜57の個別距離のうち、詳細にはS325において外れ値が除外された場合には残った個別距離のうち、S320において抽出した中央値との差分値が所定の第2距離以上となる個別距離が存在するか否かを判断し、存在する場合には、S340に処理を移行し、この第1距離以上となる個別距離を中央値に置き換えて(図8(d)参照)、S345に処理を移行し、存在しない場合には、直接S345に処理を移行する。
なお、第2距離は、実験やシミュレーション等により、想定し得る浮遊物の奥行き方向の長さの最大値に基づいて予め設定された値である。また、本実施形態の第2距離は、前述の第1距離よりも小さい値として予め設定されている。
ここで、S345では、S300において特定した各単位領域51〜57の個別距離に基づいて、詳細にはS325において外れ値が除外された場合には残った個別距離や、S340において中央値とみなされた場合には値が置き換えられた個別距離を含むものに基づいて、探査範囲50における個別距離のばらつき量としての分散を算出し、S350の処理に移行する。
そして、S350では、S345において算出した分散が、S315において設定した判定分散閾値を上回るか否かを判断し、分散が判定分散閾値を上回る場合には、S355に移行し、探査範囲50に存在する物体の少なくとも一部が浮遊物であるとみなして、本処理を終了し、分散が判定分散閾値以下である場合には、直接本処理を終了する。なお、ここでの判定結果は、S300において取得した測距データと共に、車内LANを介して運転支援装置に提供される。
<効果>
以上説明したように、監視装置1において、判定処理が開始されると、探査範囲50内に存在する物体までの距離を単位領域51〜57毎に計測し(S300)、計測されたそれぞれの単位領域51〜57に対応する距離(個別距離)の分散を算出するとともに(S345)、個別距離に基づいて判定分散閾値を設定しておき(S315)、算出した分散がこの判定分散閾値を上回る場合に(S350;YES)、検出した物体の少なくとも一部が浮遊物であると判定する(S355)。
したがって、監視装置1によれば、計測した個別距離に基づく物体との距離が、大きいほど判定分散閾値を増大させ、この距離が小さいほど判定分散閾値を減少させることで、自車両に対する物体の位置に応じた閾値を可変設定することにより、浮遊物の判定に係る精度を向上させることができる。
また、監視装置1では、個別距離に基づく物体との距離が、探査範囲の中心角と予め想定された車両(想定車両)の車幅とに基づく最大対象距離以下である場合を対象として(S310;YES)、浮遊物の判定を行うため、物体を検出するためのグループ化(特許文献1参照)を行う必要がなくなり、処理負荷を低減させることができる。
また、監視装置1では、判定処理において、探査範囲50における個別距離の中央値を抽出し(S320)、その中央値を基準として分散を算出するため、探査範囲50において一部に個別距離の平均値をつり上げてしまうような距離が計測された場合であっても、中央値にはほとんど影響しない。このため、例えば浮遊物や単数の前方車両といった本来検出したい対象物以外の物体からの反射波によって計測された個別距離等(つまり、外れ値)が、分散の基準にはほとんど影響しないので、浮遊物の判定に係る精度をより向上させることができる。
また、監視装置1では、判定処理において、探査範囲50における個別距離のうち、中央値との差分値が所定の第1距離以上となる個別距離を除外して(S325;YES,S330)、分散を算出するため、計測距離(個別距離)のうち本来検出したい対象物とは関係のない値(つまり、外れ値)が、分散の算出に影響しなくなるので、浮遊物の判定に係る精度をさらに向上させることができる。
また、監視装置1では、判定処理において、探査範囲50における個別距離のうち、中央値との差分値が所定の第2距離以上となる個別距離を中央値に置き換えて(S335;YES,S340)、分散を算出するため、例えば浮遊物のサイズとしてあり得ない計測距離(個別距離)によって分散の値がつり上げられてしまうのを抑制することが可能となり、浮遊物の判定に係る精度をさらに向上させることができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態の判定処理では、計測した個別距離に基づく物体との距離として平均距離を算出し(S305)、算出した平均距離に基づいて判定分散閾値を設定しているが、判定分散閾値の設定は、平均距離に基づくものではなく、例えば、S320において抽出した中央値に基づくものでもよいし、さらに言うと、少なくともS300において特定したいずれの個別距離に基づくものでもよい。
また、上記実施形態の判定処理では、計測した個別距離に基づく物体との距離として中央値を抽出し(S320)、抽出した中央値を基準として分散を算出しているが、分散の算出において、中央値を基準とするのではなく、例えば、S305において算出した平均距離を基準としてもよい。
また、上記実施形態の判定処理では、計測した個別距離のうち外れ値の除外と(S330)、中央値への置き換え(S340)との両方を行っているが、いずれか一方だけを行ってもよいし、さらに言うと、両方とも行わないようにしてもよい。例えば、中央値への置き換え(S340)だけを行う場合、第2距離は、必ずしも第1距離より小さい値である必要はない。
また、上記実施形態の判定処理では、探査範囲50における個別距離のばらつき量として分散を算出しているが(S345)、ばらつき量は分散に限るものではなく、例えば平均偏差や距離差平均であってもよい。この場合、ばらつき閾値量としての判定分散閾値は、ばらつき量として採用した手法に応じて適宜設定すればよいことになる。
ところで、上記実施形態の監視装置1は、探査範囲50内に存在する物標を検出するためにレーザ光を照射しているが、レーザ光に限らず、ミリ波や超音波等の他の探査波(レーダ波)を照射する構成でもよいし、さらに言うと、レーダ波を用いるセンサに限らず、ステレオカメラ等の他のセンサを用いる構成でもよい。例えば、ステレオカメラを用いる場合、探査範囲50の中心角を画角に置き換えて適用することができる。
1…監視装置、2…レーダ部、3…記憶部、4…制御部、10…発光部、11…発光素子、12…コリメートレンズ、20…受光部、21…集光レンズ、22…受光素子群、23…増幅回路群、30…測距部、31…制御回路、32…測距回路群、50…探査範囲、51〜57…単位領域、120…浮遊物、210…反射点。

Claims (6)

  1. 自車両(100)に搭載される監視装置(1)であって、
    前記自車両の周囲において複数の単位領域(51〜57)から構成される探査範囲(50)内に存在する物体(110,120)までの距離を前記単位領域毎に計測する計測手段(S300)と、
    前記計測手段により計測されたそれぞれの前記単位領域に対応する前記距離を個別距離とし、前記探査範囲における該個別距離のばらつきの大きさを示すばらつき量を算出するばらつき量算出手段(S320〜S345)と、
    前記個別距離に基づいて前記ばらつき閾値量を可変設定する閾値量可変設定手段(S315)と、
    前記ばらつき量算出手段により算出された前記ばらつき量が、前記閾値量可変設定手段により設定された前記ばらつき閾値量を上回る場合に、前記物体の少なくとも一部が浮遊物であると判定する浮遊物判定処理を行う判定手段(S350,S355)と、
    を備えることを特徴とする監視装置。
  2. 前記探査範囲は、前記自車両の前端中央部から該自車両の前方に向かって車幅方向に広がっており、
    前記単位領域は、前記探査範囲の中心角が複数個に分割された単位角度を中心角としてそれぞれ前記車幅方向に広がる領域であり、
    前記判定手段は、前記個別距離に基づく前記物体との距離が、前記探査範囲の中心角と予め想定された車両の車幅とに基づく最大対象距離以下である場合に、前記浮遊物判定処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記ばらつき量算出手段は、前記探査範囲における前記個別距離の中央値を抽出し、該中央値を基準として前記ばらつき量を算出することを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記ばらつき量算出手段は、前記探査範囲における前記個別距離のうち、前記中央値との差分値が所定の第1距離以上となる前記個別距離を除外して、前記ばらつき量を算出することを特徴とする請求項3に記載の監視装置。
  5. 前記ばらつき量算出手段は、前記探査範囲における前記個別距離のうち、前記中央値との差分値が所定の第2距離以上となる前記個別距離を前記中央値に置き換えて、前記ばらつき量を算出することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の監視装置。
  6. 請求項1に記載の前記計測手段に接続されるコンピュータを、請求項1または請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の前記ばらつき量算出手段、請求項1に記載の前記閾値量可変設定手段および請求項1または請求項2に記載の前記判定手段として機能させるためのプログラム。
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