JP6092574B2 - 太陽電池素子の製造方法 - Google Patents

太陽電池素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6092574B2
JP6092574B2 JP2012239170A JP2012239170A JP6092574B2 JP 6092574 B2 JP6092574 B2 JP 6092574B2 JP 2012239170 A JP2012239170 A JP 2012239170A JP 2012239170 A JP2012239170 A JP 2012239170A JP 6092574 B2 JP6092574 B2 JP 6092574B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
nitric acid
conductivity type
solar cell
texture structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012239170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014082430A (ja
Inventor
学 古茂田
学 古茂田
典一 中谷
典一 中谷
祐太 入江
祐太 入江
靖寛 岡田
靖寛 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2012239170A priority Critical patent/JP6092574B2/ja
Publication of JP2014082430A publication Critical patent/JP2014082430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6092574B2 publication Critical patent/JP6092574B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Weting (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

本発明は半導体基板を用いた太陽電池素子の製造方法に関する。
太陽電池素子は入射した太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換素子である。太陽電池素子はその形態によって結晶(バルク)系もしくは薄膜系などに、または、その材質によってシリコン系、無機化合物系もしくは有機化合物系などに分類される。これらの中でも、現在市場において主流となっている太陽電池素子は、シリコン基板を用いた結晶シリコン系太陽電池素子である。
結晶シリコン系太陽電池素子に用いられるシリコン基板には、単結晶シリコン基板と多結晶シリコン基板とがあるが、いずれの場合でも、所望の形状のシリコンブロックをワイヤーソー装置などを用いて、機械的にスライス加工して薄板状基板を得るのが一般的である。
スライス工程において、シリコン基板表面には、切断時の機械的ダメージによって多くの結晶欠陥が導入されたダメージ層が形成されるとともに、切断に用いられる金属製ワイヤーなどに含まれる金属不純物によって汚染される。これらの金属不純物はその後の工程で基板内部に拡散してキャリアの再結合中心となって、太陽電池素子の光電変換効率の低下の原因となる。
これまで、シリコン基板の洗浄方法が種々提案されている。例えば、RCA洗浄では塩酸と過酸化水素水溶液の混合液を用いてシリコン基板を洗浄することで、基板表面の金属不純物をエッチング除去する。なお、RCA洗浄はLSIなどの半導体デバイスの製造において一般的に用いられる。
下記の特許文献1には、塩酸と過酸化水素水溶液とを用いたRCA洗浄が記載されている。
特開2009−290013号公報
通常、RCA洗浄では塩酸と過酸化水素水溶液の混合液を50℃以上の温度に保持して基板洗浄を行う。このとき、薬液成分が気化しやすいので、溶液の組成を一定の比率に保つために溶液を頻繁に補充したり交換したりする必要がある。そのため、薬液の廃棄に伴う環境への負荷の増大が懸念されたり、薬液、薬液処理および設備に係わるコストの増加が懸念されている。
また、結晶シリコン系太陽電池において、シリコン基板表面に入射する光の反射率を低減するための微細な凹凸形状が形成される。例えば、この凹凸構造を形成してからRCA洗浄を行った場合、凹凸形状が変化して反射率の低減効果の十分でない表面形状になる恐れがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、第1導電型の半導体基板の第1主面側
に反射率低減のための微細な凹凸形状を有するテクスチャ構造と、pn接合を形成するための第2半導体層とを有する太陽電池素子の製造方法において、半導体基板表面に付着した金属不純物を効果的に除去するとともに、反射率低減のための表面凹凸形状を損なわない基板洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明に係る太陽電池素子の製造方法は、第1導電型の半導体基板を準備する半導体基板準備工程と、前記半導体基板の表面に、反応性イオンエッチングによってテクスチャ構造を形成するテクスチャ構造形成工程と、前記テクスチャ構造を形成した前記半導体基板の表面に、前記第1導電型とは逆の導電型の第2導電型層を形成する第2導電型層形成工程とを有する太陽電池素子の製造方法であって、前記テクスチャ構造形成工程の前および前記テクスチャ構造形成工程と前記第2導電型層形成工程との間の少なくとも一方に、前記半導体基板の表面をフッ酸が添加されていない硝酸を用いて洗浄する硝酸洗浄工程と、該硝酸洗浄工程に続けて、前記半導体基板の表面をフッ酸を用いて洗浄して、前記硝酸洗浄工程の際に形成された酸化膜を除去するフッ酸洗浄工程とを有する。
上記の太陽電池素子の製造方法によれば、簡便で低コストでかつ少ない薬液使用量で、半導体基板の表面に存在している金属不純物を除去できるとともに、テクスチャ構造の維持に効果的な半導体基板洗浄方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る太陽電池素子の一例を模式的に示す図であり、太陽電池素子の受光面(表面)側から見た平面図である。 図1に示す太陽電池素子の非受光面(裏面)側から見た平面図である。 図1におけるK−K線断面図である。 本発明に係る太陽電池素子の製造方法を説明するための工程フロー図である。
以下、本発明の一実施形態に係る太陽電池素子の製造方法について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面においては同様な構成および機能を有する部分については同じ符号が付されている。また、図面は模式的に示されたものであり、各図における構成要素のサイズ、および構成要素の位置関係等は正確に示されたものではない。
<太陽電池素子>
図1〜図3に示すように、太陽電池素子10は、光が入射する受光面である第1面9aと、第1面9aの裏面に相当する非受光面である第2面9bとを有する。
この太陽電池素子10は、図3に示すように、第1半導体層2と第2半導体層3とを含む半導体基板1と、半導体基板1の第1面9a側に設けられた反射防止膜4とを備えている。第1半導体層2は、一導電型の半導体層であり、第2半導体層3は、第1半導体層2における第1面9a側に設けられ、第1半導体層2とpn接合を形成する逆導電型の半導体層である。
また、太陽電池素子10は、半導体基板1の第1面9a上に設けられた第1電極5と、半導体基板1の第2面9b上に設けられた第2電極6とを有する。
半導体基板1としては、1×1015〜5×1017atoms/cm程度の所定のドー
パント元素を有し、一導電型(例えば、p型)を呈する単結晶シリコン基板または多結晶シリコン基板等の結晶シリコン基板が好適に用いられる。
反射防止膜4は所望の波長領域の光の反射率を低減させて、太陽電池素子に入射する光を増やすことにより、光生成キャリア量を増大させて光電変換効率を向上させる役割を果たす。反射防止膜4は例えば、窒化シリコン、酸化シリコンなどから選択される1種以上の材料を用いて形成可能である。また、プラズマCVD法によって成膜した窒化シリコン膜などの反射防止膜4はパッシベーション膜としての機能を有することもできる。
BSF(Back Surface Field)領域7は半導体基板1における第2面9bの近傍でキャリアの再結合による効率の低下を低減させる役割を有しており、半導体基板1における第2面9b側に内部電界を形成するものである。BSF領域7は半導体基板1と同一の導電型を呈しているが、BSF領域7は、元々半導体基板1が含有する多数キャリアの濃度よりも高いキャリア濃度を有していて、例えば半導体基板1がp型を呈するのであれば、BSF領域7は、よりドーパント元素濃度が高いp+型半導体領域となっている。BSF領域7は、例えば第2面9b側にボロンまたはアルミニウムなどのドーパント元素を拡散させることによって、これらドーパント元素の濃度が1×1018〜5×1021atoms/
cm程度となるように形成されるとよい。
図1に示すように、第1電極5は第1出力取出電極5aと複数の線状の第1集電電極5bとを有し、さらに補助電極5cとを有していてもよい。第1出力取出電極5aの少なくとも一部は、第1集電電極5bと交差している。この第1出力取出電極5aは、例えば、1〜3mm程度の幅を有している。第1集電電極5bは、第1出力取出電極5aよりも細い線状であり、その幅は例えば50〜200μm程度である。また、複数の線状の第1集電電極5bは、互いに1〜3mm程度の間隔を空けて設けられている。補助電極5cは、複数の第1集電電極5bの端部同士を接続する電極であり、補助電極5cの幅は、第1集電電極5bの幅と同程度である。このような第1電極5の厚みは10〜40μm程度である。
第2電極6は、第2出力取出電極6aと第2集電電極6bとを有する。この第2電極6の厚みは、例えば1〜10μm程度であり、半導体基板1における第2面9b側の面の略全面に形成される。第2電極6はBSF領域7を通じて半導体基板1と電気的に接続される。
<太陽電池素子の製造方法>
次に、上述した太陽電池素子の製造方法について説明する。まず、半導体基板1の基本的な製造方法について説明する。
本実施形態では、スライス加工などの切断加工を施して半導体基板1を得る場合は、図4のP1〜P4に示す工程を行う。つまり、本実施形態の太陽電池素子の製造方法は、表面に切断加工によって生じたダメージ層を有する、第1導電型の半導体基板1を準備する半導体基板準備工程(P1)と、半導体基板1のダメージ層を除去するダメージ層除去工程(P2)と、ダメージ層を除去した半導体基板1の表面にテクスチャ構造を形成するテクスチャ構造形成工程(P3)と、テクスチャ構造を形成した半導体基板1の表面に、第1導電型とは逆の導電型の第2導電型層を形成する第2導電型層形成工程(P4)とを有する。そしてさらに、ダメージ層除去工程(P2)とテクスチャ構造形成工程(P3)との間およびテクスチャ構造形成工程(P3)と第2導電型層形成工程(P4)との間の少なくとも一方において、ダメージ層を除去した半導体基板1の表面またはテクスチャ構造を形成した半導体基板1の表面を硝酸を用いて洗浄する硝酸洗浄工程を行う。
ただし、スライス加工などの切断加工を考慮しない場合には、上記半導体基板準備工程(P1)は、単に第1導電型の半導体基板を準備する工程であればよい。また、この場合、ダメージ層除去工程(P2)は不要であって、テクスチャ構造形成工程(P3)の前およびテクスチャ構造形成工程(P3)と第2導電型層形成工程(P4)との間の少なくとも一方に、半導体基板1の表面を硝酸を用いて洗浄する硝酸洗浄工程を行う。
上記硝酸洗浄工程に続けて、硝酸を用いて洗浄した半導体基板1の表面をフッ酸を用いて洗浄するフッ酸洗浄工程をさらに行うとよい。
また、ダメージ層除去工程(P2)において、アルカリ性水溶液を用いたエッチングによってダメージ層を除去するとよい。
また、テクスチャ構造形成工程(P3)において、反応性イオンエッチングによってテクスチャ構造を形成するとよい。
また、第2導電型層形成工程(P4)において、熱拡散法によって第2導電型層を形成するとよい。
さらに、硝酸洗浄工程において、硝酸濃度が10質量%以上70質量%以下で且つ温度が20℃以上80℃以下の硝酸を用いるとよいが、さらに好適には硝酸濃度が14質量%以上35質量%以下で且つ温度が35℃以上50℃以下の硝酸を用いるとよい。
次に、上記の製造方法について具体的に説明する。
図4に示すように、シリコン基板を用いた太陽電池素子の一般的な製造方法は以下の通りである。
半導体基板準備工程(P1)では、所望の形状および寸法の第1導電型を呈する板状の半導体基板1を準備する。
ダメージ層除去工程(P2)では、スライス加工などの切断加工時に半導体基板1の表面に形成されたダメージ層を酸水溶液またはアルカリ水溶液などで除去する。
テクスチャ構造形成工程(P3)では、半導体基板1の一主面側に反射率低減のための微細な凹凸形状を有するテクスチャ構造を形成する。
第2導電型層形成工程(P4)では、半導体基板1の一主面側に第2導電型の半導体層を形成する。
反射防止膜形成工程(P5)では、半導体基板1の一主面側に反射防止膜を形成する。
電極形成工程(P6)では、集電電極および出力取出電極を形成する。
次に、本実施形態に係る半導体装置である太陽電池素子の製造方法について、図1〜4を参照しながら詳細に説明する。
まず、太陽電池素子10を構成する半導体基板1を準備する半導体基板準備工程(P1)を実施する。半導体基板1は、一導電型を呈する単結晶あるいは多結晶シリコンインゴットを所望の形状に加工したシリコンブロックを、ワイヤーソー装置などを用いて多数の板状基板に切断加工することによって得られる。単結晶シリコンインゴットは、CZ(チョクラルスキー)法などによって製造され、多結晶シリコンインゴットは、キャスト法などによって製造される。なお、本実施形態においては、半導体基板1としてp型の多結晶シリコン基板を用いた一例を説明する。シリコン基板がp型を呈するようにするには、シリコンインゴットの作製時に例えばボロンまたはガリウムをドーパント元素として添加すればよい。
シリコンブロックをワイヤーソー装置などを用いて切断加工してシリコン基板を作製すると、シリコン基板表面には切断時の機械的ダメージによって多くの結晶欠陥が導入されたダメージ層が形成される。そのため、このダメージ層を酸性またはアルカリ性の溶液でエッチングするなどして除去するダメージ層除去工程(P2)を実施する。ダメージ層の除去には水酸化ナトリウム水溶液もしくは水酸化カリウム水溶液などのアルカリ性水溶液、またはフッ酸と硝酸を含む混酸などの酸性水溶液を用いて、シリコン基板表面に形成されたダメージ層をエッチングすればよい。なお、半導体基板1は融液から直接基板を作製する方法などによって、切断加工を経ずに製造されてもよい。このような機械的な切断加工工程がなく、ダメージ層が形成されない製造方法で作製された半導体基板1を使用する場合はダメージ層除去工程(P2)を省略することができる。
光電変換効率を向上させるためには入射した太陽光を太陽電池素子10内に効率よく取り込むことが重要である。そこで、このような半導体基板1の表面に微小な凹凸構造を有するテクスチャ構造を形成するテクスチャ構造形成工程(P3)を実施する。半導体基板1の表面にテクスチャ構造を形成することによって、太陽電池素子10に入射した太陽光の反射率を低減することができ、太陽電池素子10の特性が向上する。このようなテクスチャ構造を形成する方法としては、水酸化ナトリウム水溶液もしくは水酸化カリウム水溶液などのアルカリ性溶液にイソプロピルアルコールを添加した溶液または硝酸とフッ酸を含む混酸などによるウェットエッチング法、RIE(Reactive Ion Etching)法などのドライエッチング法などがある。
ダメージ層除去工程(P2)およびテクスチャ構造形成工程(P3)は、別の工程として実施することができるが、エッチング方法、条件等によってはダメージ層を除去しながらテクスチャ形状を形成することも可能である。
例えば、硝酸およびフッ酸を含む混酸に、半導体基板1を20〜240秒浸漬処理することで、ダメージ層除去およびテクスチャ形状形成を行うことができる。エッチングレートおよびテクスチャ形状の調整のために、混酸に水、酢酸、硫酸またはリン酸を添加してもよいし、混酸に浸漬する前にサンドブラスト等の物理的粗面化処理を施したり、金属イオンを含む水溶液に半導体基板1を浸漬するポーラス化加工処理を行ってもよい。
さらに、半導体基板1における第1面9a側の表層内にn型の第2半導体層3を形成するための第2導電型層形成工程(P4)を実施する。半導体基板1としてp型シリコン基板を使用する場合であれば、第2半導体層3はn型の導電型を呈するように形成される。n型の2導電型半導体層3は、例えば、半導体基板1における第1面9a側にリン等のドーパント元素を拡散させることによって形成される。
このような第2半導体層3は、ペースト状態にしたPを半導体基板1の表面に塗布して熱拡散させる塗布熱拡散法、ガス状態にしたオキシ塩化リン(POCl)を拡散源とした気相熱拡散法などによって形成される。この第2半導体層3は、半導体基板1の表面から0.1〜1μm程度の深さに渡って、60〜150Ω/□程度のシート抵抗に形成される。第2面9b側に第2半導体層3が形成された場合には、第2面9b側のみをエッチングして除去して、第2面9bにp型の導電型領域を露出させる。例えば、フッ硝酸溶液に半導体基板1の第2面9b側のみを浸して第2半導体層3を除去すればよい。また、第2半導体層3を形成する際に半導体基板1の表面に付着したリンガラスはフッ酸などでエッチングして除去する。
通常、熱拡散法において、半導体基板1は700℃以上の高温に保持される。このとき、半導体基板1の表面が金属不純物で汚染されていると、半導体基板1中に金属不純物が拡散する。このような金属不純物は、光吸収によって生成されたキャリアの再結合中心として働くため、太陽電池素子特性の低下の原因となる。
そこで、本発明においては、半導体基板準備工程(P1)後、テクスチャ構造形成工程(P3)前の第1期間、あるいはテクスチャ構造形成工程(P3)後、第2導電型層形成工程(P4)前の第2期間の少なくとも一方において、半導体基板を硝酸で洗浄をする硝酸洗浄工程を行って金属不純物を除去する。
半導体基板準備工程(P1)において準備された半導体基板1の表面に機械加工等によるダメージ層が形成されている場合は、ダメージ層除去工程(P2)とテクスチャ構造形成工程(P3)との間の第3期間または上記の第2期間の少なくとも一方において、硝酸洗浄工程(ただし、硝酸の使用後は純水で洗浄)を行うとよい。
硝酸洗浄後にフッ酸洗浄を行って、硝酸洗浄の際に形成された酸化膜を除去してもよい。また、硝酸洗浄工程で使用される硝酸溶液に洗浄効果改善のための添加剤を適宜添加してもよいが、フッ酸等の酸化膜をエッチングする性質の薬液を添加するとシリコン基板1の表面のエッチングが進行するので、本実施形態で用いる薬液としては適さない。
硝酸洗浄の際に用いる薬液の温度は20℃以上80℃以下として、硝酸濃度は10質量%以上70質量%以下とすればよい。特に、薬液温度が35℃以上50℃以下、硝酸濃度が14質量%以上35質量%以下であれば、充分な洗浄効果を有するとともに、反射率の小さいテクスチャ形状が基板面内で均一に確実に形成できる。
テクスチャ構造形成工程(P3)において行うRIE法を用いたドライエッチングの場合、例えばフッ硝酸またはアルカリ性水溶液を用いたウェットエッチングと比べて、半導体基板1の表面に微細なテクスチャ構造が形成される一方、半導体基板1の表面に金属不純物が残留しやすいので、本実施形態による洗浄が特に有効である。
さらに、第2半導体層3の上に反射防止膜4を形成する反射防止膜形成工程(P5)を実施する。反射防止膜4は、酸化シリコン膜もしくは窒化シリコン膜などの絶縁性膜、またはこれらの膜の積層膜からなる。反射防止膜4の屈折率と厚みとは、例えば、結晶シリコン系太陽電池素子においては、屈折率は1.5〜2.5程度であること、厚みは500〜1200Å程度であることが好ましい。
反射防止膜4は、プラズマCVD法もしくは熱CVD法などの化学気相成長法、またはスパッタ法もしくは蒸着法などの物理気相成長法で作製することができる。プラズマCVD法で作製した窒化シリコン膜は、シリコン基板表面または結晶粒界のダングリングボンドを水素原子で終端して不活性化するパッシベーション効果を有しており、太陽電池素子10の反射防止膜4として、好適に用いることができる。
窒化シリコン膜を、プラズマCVD法を用いて形成する場合、プラズマCVD装置の反応室内を500℃程度として、シラン(SiH)とアンモニア(NH)との混合ガスを窒素ガスまたは水素ガスで希釈して、反応ガスとして反応室内に供給する。そして、この反応ガスをグロー放電分解でプラズマ化させて酸化シリコン膜の表面に堆積させることで、窒化シリコン膜を形成することができる。
次に、第1電極5と第2電極6とを形成する電極形成工程(P6)を実施する。第1電極5は、例えば銀等からなる金属粉末と、有機ビヒクルとガラスフリットとを含有する銀
ペーストを用いて作製される。この銀ペーストを、半導体基板1の第1面9a側にスクリーン印刷法などを用いて塗布して、その後、最高温度600〜900℃で数十秒〜数十分程度焼成する。
これにより、反射防止膜4を突き破った第1電極5が半導体基板1上に形成される。第2電極6は第2出力取出電極6aと第2集電電極6bとからなる。まず、アルミニウム粉末と有機ビヒクルとを含有するアルミニウムペーストを、半導体基板1の第2面9b側の略全面に塗布する。この塗布法としては、スクリーン印刷法などを用いることができる。
半導体基板1を焼成炉内にて最高温度が600〜850℃で数十秒〜数十分程度焼成することによって、第2電極6の第2集電電極6bとなるアルミニウム層が形成される。その際、シリコン基板にアルミニウムが拡散することによって、BSF領域7が半導体基板1の第2面9b側に形成される。
第2出力取出電極6aは、例えば銀粉末などからなる金属粉末と、有機ビヒクルとガラスフリットとを含有する銀ペーストを用いて作製される。この銀ペーストをスクリーン印刷法などを用いて所望の形状に塗布して、その後、最高温度600〜850℃で数十秒〜数十分程度焼成することによって、第2出力取出電極6aが形成される。なお、銀ペーストは、アルミニウムペースト(前記アルミニウム層)の一部と接する位置に塗布されることで、第2出力取出電極6aと第2集電電極6bとの一部が重なって電気的接触を得ることができる。
以上の工程を実施することによって、太陽電池素子10を作製することができる。なお、太陽電池素子10の製造方法は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で修正および変更を加えることができるのは言うまでもない。例えば、第2導電型層形成工程では第2半導体層3をプラズマCVD法などで成膜して形成してもよいし、第2半導体層3のうち、第1電極5に接する領域を高濃度にドープした選択エミッタ構造としてもよい。第1電極5と第2電極6とをともに第2主面9b側に形成したバックコンタクト構造の電極としてもよいし、第1電極5と第2電極6は、スパッタリング法または蒸着法を用いて形成してもよい。
以下に、上述した実施形態をより具体化した実施例について説明する。
まず、半導体基板1として、150mm□、厚さが約200μm、比抵抗1Ωcmのp型多結晶シリコン基板を複数枚準備した(P1)。これらの多結晶シリコン基板は、p型の導電型を呈するようにボロンをドープしてキャスト法によって製造された多結晶シリコンインゴットをブロック状に加工して、しかる後に、炭化珪素砥粒とステンレスワイヤーを使用した遊離砥粒方式のマルチワイヤーソーでスライスして作製したものを使用した。
次に、温度約80℃、濃度25質量%の水酸化ナトリウム水溶液によるウェットエッチングによって、多結晶シリコン基板の両面を合わせて約40μmエッチングすることによってダメージ層を除去した(P2)。
さらに、多結晶シリコン基板の第1面9a側に、RIE(Reactive Ion Etching)法を用いてテクスチャ構造を形成した(P3)。ここで、RIE装置において、塩素と酸素と六フッ化硫黄を1:5:5の流量比で流しながら、反応圧力を7Paとし、RF電力を印加することでプラズマを発生させて所定時間エッチングした。これにより、半導体基板1の第1面9a側に微細なテクスチャ構造を形成した。
次いで、多結晶シリコン基板にオキシ塩化リンをソースとしたガス熱拡散法でリン原子を拡散させて、シート抵抗が90Ω/□程度となるn型の第2半導体層3を形成した(P4)。なお、第2面9b側に形成された第2半導体層3はフッ硝酸溶液で除去し、その後、第2半導体層3上に残ったリンガラスをフッ酸溶液で除去した。
そして、それぞれプラズマCVD法によってシラン(SiH)とアンモニア(NH)とを原材料ガスとして窒化シリコン膜からなる反射防止膜4を形成した(P5)。窒化シリコン膜の屈折率は約2.0、膜厚は約700Åであった。
ここで、下記の表1の条件の欄に示すように、試料No.1では硝酸洗浄工程を全く実施しなかった半導体基板を用いた太陽電池素子に対して、他の試料No.2〜6との特性比較を行った。試料No.2ではP1工程とP2工程の間に、試料No.3ではP2工程とP3工程の間に、試料No.4ではP3工程とP4工程の間に、試料No.5ではP4工程とP5工程の間に、試料No.6ではP2工程とP3工程との間およびP3工程とP4工程の間に、硝酸洗浄(ただし、硝酸の使用後、純水で洗浄)を実施した。硝酸洗浄における硝酸の条件は、温度20℃、硝酸濃度35質量%、処理時間20秒とした。また、硝酸は市販のELグレードのものを使用した。
そして、第1面9a側に導電性ペーストである銀ペーストを図1に示すような第1電極5の線状パターンに塗布し、第2面9b側に導電性ペーストであるアルミニウムペーストを略全面に塗布した。その後、これらの導電性ペーストのパターンを焼成することによって、図3に示すように、第1電極5、第2集電電極6bおよびBSF領域7を形成した。なお、第1電極5は焼成によって反射防止膜4を貫通させて(ファイアスルー)、半導体基板1と電気的コンタクトをとった。さらに、第2面9b側に銀ペーストを図2に示すように第2出力取出電極のパターンに塗布し、焼成することで第2出力取出電極6aを形成した。
このようにして、試料No.1〜6の太陽電池素子を各々作製した。
試料No.1〜6のそれぞれについて、太陽電池素子出力特性(光電変換効率)を測定して評価した。なお、これらの特性の測定はJIS C 8913に準拠して、AM(Air Mass)1.5および100mW/cmの照射の条件下にて測定した。その結果を表1に示す。なお、特性比較をするため、試料No.1の光電変換効率を1.000として規格化した値を光電変換効率として記載した。
Figure 0006092574
試料No.1〜6の内、試料No.6が最も光電変換効率が高く、次に試料No.3、
試料No.4、試料No.2、試料No.5、試料No.1の順であった。
これらの結果より、P2工程とP3工程との間、P3工程とP4工程との間の少なくとも一方において硝酸洗浄工程を行った半導体基板を用いて太陽電池素子を製造すると光電変換効率が向上することを確認できた。
また、表2に硝酸洗浄の有無によるにダメージ層除去工程(P2)後の金属不純物分析の結果を示す。分析はICP-MS法によって行い、ダメージ層除去工程後、硝酸洗浄を
実施した場合(試料No.3)としなかった場合(試料No.1)の比較を行った。分析試料No.は半導体基板1の表層から1μmの領域で、表面自然酸化膜も含んでいる。なお、表中の「AE+N」は「A×10+N」を表すものとする。
Figure 0006092574
表2より、硝酸洗浄によってFeの濃度が1桁、Cuの濃度が2桁低下しており、硝酸洗浄で半導体基板1の表面における金属不純物が除去されることによって太陽電池特性が改善すると考えられる。
上記結果より、硝酸洗浄で金属不純物を除去した後のダメージ層除去工程(P2)で、半導体基板1の表面にダメージ層中の金属不純物の一部が再付着するものと考えられる。
また、ダメージ層除去工程(P2)後に硝酸洗浄を実施すると、P2工程中に半導体基板表面に付着したダメージ層由来の金属不純物とダメージ層除去工程でのエッチング液由来のアルカリ金属を効果的に取り除くことができる。そして、硝酸洗浄によって半導体基板10の表面に自然酸化膜と比べ欠陥が少なく、均一な膜質、膜厚の酸化膜が形成されることで、その後のテクスチャ構造部形成工程(P3)で掲載される凹凸形状の均一性が向上する。
また、テクスチャ構造形成工程(P3)後に硝酸洗浄を実施しても、硝酸洗浄工程の前後でテクスチャ構造の形状変化がほとんどないので、太陽電池素子の特性が低下しない。また、高温で処理される熱拡散工程の直前に硝酸洗浄工程を実施することで、第2導電型層形成工程(P4)中の半導体素子10内部への金属不純物の拡散を効果的に低減することができる。また、硝酸洗浄工程によって半導体基板1の表面に均一な膜質、膜厚の酸化膜が形成されることによって、その後の第2導電型層形成工程(P4)で従来よりも均一なリンガラスが形成され、第2半導体層のドーパント濃度や厚みの均一性が向上すると考えられる。
また、第2導電型層形成工程(P4)後に硝酸洗浄を行うと、熱拡散の際に半導体基板1の表面の金属不純物が太陽電池素子10の内部に拡散した後の洗浄であるため、金属不純物除去の効果が不十分になると考えられる。
なお、硝酸洗浄工程が増えると製造コストとタクトとが増加するので、硝酸洗浄を複数
の工程で実施するのであれば、特性改善効果の大きい、半導体基板準備工程(P1)とテクスチャ構造形成工程(P3)との間の第1期間、およびテクスチャ構造形成工程(P3)と第2導電型層形成工程(P4)との第2期間に実施することが望ましい。
次に、処理条件の比較および他の薬液との比較を行うため、ダメージ層除去工程(P2)後、すなわち、ダメージ層除去工程(P2)−テクスチャ構造形成工程(P3)間において、表3に示す硝酸の温度、濃度(質量%)、処理時間の条件で硝酸洗浄を行って、試料No.1−6と同様にして太陽電池素子の試料No.7−26を作製して光電変換効率を測定して比較した結果を説明する。なお、表3および後記する表4の判定の表記「N」は効果が小さいか効果がなかったことを、「G」は効果があったことを、「VG」は効果が顕著であったことをそれぞれ示す。
Figure 0006092574
表3に示すように、試料No.7のように、硝酸の温度が20℃の場合、濃度が7%で
あると光電変換効率が1.002であり、効果は小さいものであった。
また、試料No.12,13,16,17,25,26のように、薬液温度が35℃以上50℃以下、硝酸濃度が14質量%以上35質量%以下であれば、安定した硝酸洗浄処理が可能で太陽電池素子表面の反射率の素子面内および素子間のばらつきが小さいこと等を確認した。そして、上記試料No.12,13,16,17,25,26においては、いずれも光電変換効率が1.012以上であったので、安定的に充分な洗浄効果を有するとともに、反射率の小さいテクスチャ形状が基板面内で均一に確実に形成できることがわかった。
次に、洗浄液の種類を種々に変えて、試料No.1−6と同様にして太陽電池素子の試料No.27−34を作製して光電変換効率を測定して比較した結果を表4を参照しながら説明する。
Figure 0006092574
試料No.27では、硝酸洗浄工程において硝酸処理を行なった後に、濃度15質量%のフッ酸を用いて基板を処理することによって硝酸洗浄中に形成された酸化膜を除去した。
その結果、表4に示すように、硝酸洗浄後にフッ酸洗浄(フッ酸の使用後、純水で洗浄)を行うことで、さらに酸化膜中の金属不純物をエッチングによって除去して、太陽電池素子中の金属不純物濃度が改善されたものと思われる。
また、フッ酸と硫酸との混合液(試料No.28−30)、フッ酸と過酸化水素水との混合液(試料No.31−32)、および硫酸(試料No.33−34)のそれぞれを用いて洗浄を行った結果、フッ酸と硫酸との混合液(試料No.28−30)では特段の改善効果は見られなかった。フッ酸と過酸化水素水との混合液(試料No.31−32)、および硫酸(試料No.33−34)については、硝酸洗浄(試料No.27)と比べると、改善の効果が小さい結果となった。
また、ダメージ層除去工程(P2)およびテクスチャ構造形成工程(P3)において、水酸化ナトリウム水溶液によるダメージ層除去とRIE法によるテクスチャ形成に変えて、フッ酸(50質量%)と硝酸(70質量%)と水とを容積比で1:4:2の割合で混合した混酸を用いてダメージ層除去とテクスチャ形成を同時に行った試料について、硝酸洗浄工程を実施しなかったものと、第2導電型層形成工程(P4)前に温度20℃、硝酸濃度35質量%、処理時間20秒の条件で硝酸洗浄を行なったものを比較したところ、光電変換効率が1.004倍に改善した。このように硝酸を含む混酸などを用いてテクスチャ形成を行った場合でも、硝酸洗浄工程を適切に実施することで、さらに特性が改善することがわかった。
1 :半導体基板
2 :第1半導体層
3 :第2半導体層
4 :反射防止膜
5 :第1電極
5a:第1出力取出電極
5b:第1集電電極
5c:補助電極
6 :第2電極
6a:第2出力取出電極
6b:第2集電電極
7 :BSF領域
9a :第1面
9b :第2面
10 :太陽電池素子

Claims (7)

  1. 第1導電型の半導体基板を準備する半導体基板準備工程と、
    前記半導体基板の表面に、反応性イオンエッチングによってテクスチャ構造を形成するテクスチャ構造形成工程と、
    前記テクスチャ構造を形成した前記半導体基板の表面に、前記第1導電型とは逆の導電型の第2導電型層を形成する第2導電型層形成工程とを有する太陽電池素子の製造方法であって、
    前記テクスチャ構造形成工程の前および前記テクスチャ構造形成工程と前記第2導電型層形成工程との間の少なくとも一方に、前記半導体基板の表面をフッ酸が添加されていない硝酸を用いて洗浄する硝酸洗浄工程と、該硝酸洗浄工程に続けて、前記半導体基板の表面をフッ酸を用いて洗浄して、前記硝酸洗浄工程の際に形成された酸化膜を除去するフッ酸洗浄工程とを有する太陽電池素子の製造方法。
  2. 前記半導体基板準備工程は、表面に切断加工によって生じたダメージ層を有する、第1導電型の半導体基板を準備する工程であり、
    前記半導体基板準備工程と前記テクスチャ構造形成工程との間に、前記半導体基板の前記ダメージ層を除去するダメージ層除去工程をさらに有し、
    該ダメージ層除去工程と前記テクスチャ構造形成工程との間および前記テクスチャ構造形成工程と前記第2導電型層形成工程との間の少なくとも一方に、前記硝酸洗浄工程を有する請求項1に記載の太陽電池素子の製造方法。
  3. 前記ダメージ層除去工程において、アルカリ性水溶液を用いたエッチングによって前記ダメージ層を除去する請求項2に記載の太陽電池素子の製造方法。
  4. 前記硝酸洗浄工程において、硝酸濃度が14質量%以上35質量%以下で且つ温度が35℃以上50℃以下の硝酸を用いる請求項2または3に記載の太陽電池素子の製造方法。
  5. 前記テクスチャ構造形成工程と前記第2導電型層形成工程との間に、前記硝酸洗浄工程を有する請求項1に記載の太陽電池素子の製造方法。
  6. 前記半導体基板としてシリコン基板を用いる請求項1乃至5のいずれかに記載の太陽電池素子の製造方法。
  7. 前記第2導電型層形成工程において、熱拡散法によって前記第2導電型層を形成する請求項1乃至6のいずれかに記載の太陽電池素子の製造方法。
JP2012239170A 2012-09-28 2012-10-30 太陽電池素子の製造方法 Expired - Fee Related JP6092574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239170A JP6092574B2 (ja) 2012-09-28 2012-10-30 太陽電池素子の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012217333 2012-09-28
JP2012217333 2012-09-28
JP2012239170A JP6092574B2 (ja) 2012-09-28 2012-10-30 太陽電池素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014082430A JP2014082430A (ja) 2014-05-08
JP6092574B2 true JP6092574B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=50786334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012239170A Expired - Fee Related JP6092574B2 (ja) 2012-09-28 2012-10-30 太陽電池素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6092574B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114792740B (zh) * 2022-03-25 2023-04-21 安徽华晟新能源科技有限公司 半导体衬底层的制备方法及太阳能电池的制备方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107545A (ja) * 1987-10-20 1989-04-25 Nec Corp シリコン薄膜のエッチング方法
JPH03132030A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Fujitsu Ltd シリコンウエハの洗浄方法
AU6420398A (en) * 1997-03-21 1998-10-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Photovoltaic element and method for manufacture thereof
JPH11312665A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Kyocera Corp 半導体基板の粗面化法
WO2003105209A1 (ja) * 2002-06-06 2003-12-18 関西ティー・エル・オー株式会社 太陽電池用多結晶シリコン基板の製造方法
JP2004172271A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池の製造方法及び太陽電池
JP4832727B2 (ja) * 2004-05-31 2011-12-07 信越半導体株式会社 太陽電池の製造方法及び太陽電池
JP2012009722A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Sumco Corp 太陽電池基板用半導体ウェーハの洗浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014082430A (ja) 2014-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5570654B2 (ja) 太陽電池素子および太陽電池モジュール
EP2650926B1 (en) Solar cell and method of making a solar cell
JP5490231B2 (ja) 太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュール
JP5863391B2 (ja) 結晶シリコン系太陽電池の製造方法
US20080216893A1 (en) Process for Manufacturing Photovoltaic Cells
JP6285545B2 (ja) 太陽電池素子および太陽電池モジュール
JP6107830B2 (ja) 太陽電池セルの製造方法
JP5737204B2 (ja) 太陽電池及びその製造方法
WO2011162406A1 (ja) 太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュール
JP5813212B2 (ja) 太陽電池素子
JP5338702B2 (ja) 太陽電池の製造方法
KR20130092494A (ko) 태양 전지의 제조 방법 및 태양 전지
JPWO2013129578A1 (ja) 太陽電池の電極用導電性ペースト、太陽電池および太陽電池の製造方法
JP6144778B2 (ja) 太陽電池の製造方法
JP2014239150A (ja) 太陽電池および太陽電池モジュール
JP2014011246A (ja) 太陽電池素子および太陽電池モジュール
WO2013100085A1 (ja) 太陽電池素子、太陽電池素子の製造方法および太陽電池モジュール
JP2004172271A (ja) 太陽電池の製造方法及び太陽電池
JP6426486B2 (ja) 太陽電池素子の製造方法
JP2005136081A (ja) 太陽電池の製造方法
JP6092574B2 (ja) 太陽電池素子の製造方法
JP5744202B2 (ja) アルミナ膜の形成方法
JP5645734B2 (ja) 太陽電池素子
JP4378485B2 (ja) 太陽電池の製造方法
JP2009290013A (ja) 太陽電池の製造方法および太陽電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6092574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees