JP6091908B2 - 端末装置及び表示プログラム - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
<端末装置の構成例>
図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置100が有する表示部150の画面(表示画面)の外観の概略の一例を示す図である。
本実施形態に係る端末装置100の表示画面は、横方向よりも縦方向が長い長方形を有している。そして、表示画面が、複数の格子領域に分割されて構成されている。表示画面において、複数の格子領域は、縦方向にn個及び横方向にm個(n、mは、それぞれ、1以上の整数であり、且つ、いずれか一方は2以上である。)の格子領域から構成されている。本実施形態では、n=5であり、m=3であり、表示画面は計15個の格子領域から構成されている。本実施形態では、各格子領域は正方形である。
表示画面には、隣接する1以上の整数個の格子領域を有する領域(パネル)10〜14、20〜24、30、31、34が表示される。
図1の例では、パネル10〜14、20〜22、24、30、34は、それぞれ、1個の格子領域から構成されている。パネル23は、横に並ぶ2個の格子領域から構成されている。パネル31は、縦に並ぶ2個の格子領域から構成されている。また、端末装置100は、表示画面に、他の任意の複数の格子領域を組み合わせたパネルを表示することが可能である。
図1の例では、パネル10には現在時刻を示すアナログ時計の画像が表示されており、パネル23にはメール等の文字列(“Hello!!”)の画像が表示されており、パネル34には穴埋め画像が表示されている。また、他のパネル11〜14、20〜22、24、30、31にも、それぞれ、様々な画像が表示される(図1では、図示を省略している。)。
端末装置100は、検出部110と、記憶部120と、制御部130と、画像処理部140と、表示部150を備える。
本実施形態では、ユーザは、端末装置100の表示部150の表示画面に表示されているパネル10〜14、20〜24、30、31、34に対する操作を、その表示画面に指で触れる(タッチする)ことにより行う。
検出部110は、表示画面においてユーザにより操作された位置を示す情報を、制御部130に出力する。ここで、操作された位置を示す情報は、例えば、表示部150の表示画面に定められたXY座標(X,Y)で表現される。
制御部130は、各種の制御や処理を実行する。例えば、制御部130は、検出部110から入力される情報(表示画面においてユーザにより操作された位置)に基づいて、それに対応する処理を実行する。制御部130は、例えば、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)である。制御部130は、例えば、記憶部120に記憶されたプログラムに基づいて動作する。制御部130は、例えば、画像処理部140を制御して、表示部150の表示画面に表示される情報を制御する。
表示部150は、画像処理部140により生成された画像を、表示画面に定められたパネル10〜14、20〜24、30、31、34毎に、当該表示画面に表示する。
図3は、本発明の一実施形態に係る1個の格子領域から構成されるパネル201の構成例を示す図である。
正方形のパネル201の枠は、複数の点211(図3では、1個の点のみに符号を付してある)から構成されており、これら複数の点211を結んで構成される。
各点211は、例えば、画素位置(X,Y)の点と一致する。また、例えば、枠上に存在する全ての画素位置の点を用いてパネル201の枠が構成されてもよく、或いは、枠上に存在する全ての画素位置の点ではなく、所定間隔などの一部の画素位置の点を用いてパネル201の枠が構成されてもよい。
ここで、図3の例では、1個の格子領域から構成されるパネル201の構成例を示したが、2個以上の格子領域から構成されるパネルの構成例についても、同様である。
本実施形態では、画面のスクロールは行われておらず、スクロールは停止した状態であるとする。
他の例として、画面がスクロール中である場合には、例えば、画面がスクロール中である場合における表示態様(例えば、あらかじめ定められたもの)に従って表示画面の表示情報が制御される。なお、例えば、画面がスクロール中である場合に、本実施形態に係る表示態様が採用されてもよく、或いは、本実施形態に係る表示態様と他の表示態様とが組み合わされて用いられてもよい。
図4には、表示画面上において、パネル201の枠に対して、枠内に存在する点(押下の点)221がユーザの指により押下された場合に、制御部130が当該押下の点221に基づいて制御を行うことにより表示画面に表示されるパネル201の枠の形状の一例(パネル201の変形の一例)を示してある。また、図4には、参考として、変形前におけるパネル201の形状(元のパネル形状)251も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
図4の例では、変形後におけるパネル201の枠は、変形後における複数の点211(図4では、1個の点のみに符号を付してある)から構成され、これら変形後における複数の点211を結んで構成される。
本実施形態では、パネル201の枠を構成する各点211に磁石の所定の大きさAを有するS極が存在するとみなす。
また、押下の点221が押下されたときに、当該押下の点221に磁石の所定の大きさBを有するS極が発生するとみなす。
そして、パネル201の枠を構成する各点211に、当該各点211のS極と押下の点221のS極とによる磁石の力(反発力)が発生するとして、各点211の位置を時間の流れに応じて変化させる。
また、パネル201の枠を構成する各点211のS極の大きさAと、押下の点221のS極の大きさBとしては、それぞれ、任意の値が用いられてもよく、例えば、同じ値が用いられてもよく、或いは、異なる値が用いられてもよい。
また、本実施形態では、磁石の力を用いて説明するが、任意の力が用いられてもよい。例えば、距離(距離の1乗)に反比例する関数で表される力、又は、距離のp(pは2以上の整数)乗に反比例する関数で表される力、又は、距離の任意のべき乗の項を任意の種類だけ有する関数で表される力などを用いることができる。
本実施形態では、この距離として、パネル201の枠を構成する各点211と押下の点221との間の距離を用いる。
なお、本実施形態では、ユーザにより同じ点(押下の点)が押下され続けると、パネル201の枠が同じ変形状態で維持され続ける態様を用いており、つまり、ユーザにより同じ点(押下の点)が押下され続ける場合には、減衰係数を用いない。つまり、本実施形態では、ユーザにより同じ点が押下され続けると、その押下に応じた力が発生し続ける(減衰係数に関する時間が経過しない)とみなす。
また、例えば、ユーザがパネル201の枠内の位置を当該ユーザの指で触れたまま、その指を上下左右に動かすと、押下の点221の位置がずれて、それに応じたS極の位置もずれる。制御部130は、このような押下の点221の位置のずれ(S極の位置のずれ)に従って、パネル201の枠を構成する各点211の位置の変化を計算する。
また、同じパネル201の枠内がユーザにより異なるタイミングで複数回押下された場合には、制御部130は、それぞれの押下によって発生する力の足し合わせ(合成)が発生するとみなして、パネル201の枠を構成する各点211の位置の変化を計算する。
図4の例では、1個のパネル201の中で、ユーザの指で触れた部分の付近の変形が他の部分の変形とは異なるようになっており、例えば、ユーザの指で触れた部分の付近が特に膨張(拡張)するように表示される。
図5には、表示画面上において、パネル201の枠に対して、枠内に存在する点(押下の点)222がユーザの指により押下された場合に、制御部130が当該押下の点222に基づいて制御を行うことにより表示画面に表示されるパネル201の枠の形状の一例(パネル201の変形の一例)を示してある。また、図5には、参考として、変形前におけるパネル201の形状(元のパネル形状)251も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
図5の例では、変形後におけるパネル201の枠は、変形後における複数の点211(図5では、1個の点のみに符号を付してある)から構成され、これら変形後における複数の点211を結んで構成される。
図5の例では、正方形のパネル201の枠内における中央の上方の端の付近の位置(押下の点222の位置)がユーザにより押下されており、パネル201の枠を構成する複数の点(例えば、数百個の点)の中で、特に、中央の上の端の付近(押下の部分の周辺)の点が拡張するように、パネル201の枠が変形している。
図6には、表示画面上において、パネル201の枠に対して、枠内に存在する点(押下の点)223がユーザの指により押下された場合に、制御部130が当該押下の点223に基づいて制御を行うことにより表示画面に表示されるパネル201の枠の形状の一例(パネル201の変形の一例)を示してある。また、図6には、参考として、変形前におけるパネル201の形状(元のパネル形状)251も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
図6の例では、変形後におけるパネル201の枠は、変形後における複数の点211(図6では、1個の点のみに符号を付してある)から構成され、これら変形後における複数の点211を結んで構成される。
図6の例では、正方形のパネル201の枠内における中心の位置(押下の点223の位置)がユーザにより押下されており、パネル201の枠を構成する複数の点(例えば、数百個の点)が、中心(押下の部分)から均等に外側の方向へ拡張するように、パネル201の枠が変形している。
本実施形態では、第1実施形態とは異なる部分について詳しく説明し、同様な部分については詳しい説明を省略する。
本実施形態では、画面のスクロールは行われておらず、スクロールは停止した状態であるとする。
他の例として、画面がスクロール中である場合には、例えば、画面がスクロール中である場合における表示態様(例えば、あらかじめ定められたもの)に従って表示画面の表示情報が制御される。なお、例えば、画面がスクロール中である場合に、本実施形態に係る表示態様が採用されてもよく、或いは、本実施形態に係る表示態様と他の表示態様とが組み合わされて用いられてもよい。
図7には、パネル201の枠を構成する複数の点211を示してある。また、図7には、参考として、疑似的な指押下の範囲301も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
パネル201の枠を構成する各点211の位置を変化させる方法としては、第1実施形態で説明した方法(図4〜図6における、押下の点に応じて、枠を構成する各点の位置を変化させる方法)と同じ方法を用いる。
また、疑似的にユーザの指が所定の時間間隔で所定の位置に触れるという条件における所定の位置としては、任意の位置が用いられてもよく、例えば、一定の位置であってもよく、又は、変動(変化)する位置であってもよい。
また、表示画面上に複数の異なるパネル(図1の例では、パネル10〜14、20〜24、30、31、34)が同時に表示される場合には、制御部130は、例えば、全てのパネルのそれぞれについて、同じ態様でパネルの枠を変形させて表示するように制御することができ、又は、全てのパネルのそれぞれについて、それぞれの態様(異なり得る態様)でパネルの枠を変形させて表示するように制御することができる。
図8は、本発明の一実施形態に係る端末装置100が有する表示部150の画面の外観の概略の一例を示す図である。
本実施形態では、端末装置100において、図1に示されるような表示画面の表示態様と、図8に示されるような表示画面の表示態様が切り替えられるとする。なお、表示画面における画素点のXY座標(X,Y)は図1に示されるものと同じであるとする。
また、本実施形態では、端末装置100の概略的な機能の構成例を示すブロック図は図2と同様であるとする。
リストビューでは、制御部130は、表示画面に、縦方向に連続的に並んで、バーのような複数の領域(パネル)501〜506を表示するように制御する。また、制御部130は、各パネル501〜506の内側に、設定された図形や文字などを表示するように制御する。この設定は、例えば、ユーザにより行われてもよく、又は、あらかじめ行われてもよい。
また、本実施形態では、各パネル501〜506は、横方向に長い長方形の形状を有しており、同じ形状を有している。
パネル601の枠は、4個の点611(図9では、1個の点のみに符号を付してある)から構成されており、これら4個の点611を結んで構成される。また、制御部130は、パネル601に、設定された図形や文字など(図9の例では、「□ アプリケーション >」という図形や文字など)を表示する。
各点611は、例えば、画素位置(X,Y)の点と一致する。本実施形態では、パネル601の枠上に存在する全ての画素位置の点ではなく、長方形の4個の頂点の画素位置の点を用いてパネル601の枠が構成されている。
本実施形態では、画面のスクロールは行われておらず、スクロールは停止した状態であるとする。
他の例として、画面がスクロール中である場合には、例えば、画面がスクロール中である場合における表示態様(例えば、あらかじめ定められたもの)に従って表示画面の表示情報が制御される。なお、例えば、画面がスクロール中である場合に、本実施形態に係る表示態様が採用されてもよく、或いは、本実施形態に係る表示態様と他の表示態様とが組み合わされて用いられてもよい。
図10には、表示画面上において、パネル601の枠に対して、枠内に存在する点(押下の点)621がユーザの指により押下された場合に、制御部130が当該押下の点621に基づいて制御を行うことにより表示画面に表示されるパネル601の枠の形状の一例(パネル601の変形の一例)を示してある。また、図10には、参考として、変形前におけるパネル601の形状(元のパネル形状)651も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
図10の例では、変形後におけるパネル601の枠は、変形後における4個の点611(図10では、1個の点のみに符号を付してある)から構成され、これら変形後における4個の点611を結んで構成される。
なお、本実施形態に係るバー状のパネル601については、第1実施形態に係る正方形のパネルに対して、枠の形状が異なり、枠を構成する点の数が少なくなったものと、とらえることができる。
また、具体例として、制御部130は、パネル601の枠内の点が押下された場合には、設定された図形や文字などを左右方向(横方向)に広がるように変形させる。この左右方向(横方向)に広がるように変形させる方法としては、例えば、図形や文字などの元の位置に対して右方向のみに広がるように変形させる方法が用いられてもよく、或いは、図形や文字などの元の位置に対して左方向のみに広がるように変形させる方法が用いられてもよく、或いは、図形や文字などの元の位置に対して左右の両方の方向に広がるように変形させる方法が用いられてもよい。
また、図10の例では、「□ アプリケーション >」という図形や文字などについて、元の位置に対して、右の方へ拡張するように変形しており、且つ、右へ行くに従って上下に拡張するように変形している。
図11には、表示画面上において、パネル601の枠に対して、枠内に存在する点(押下の点)622がユーザの指により押下された場合に、制御部130が当該押下の点622に基づいて制御を行うことにより表示画面に表示されるパネル601の枠の形状の一例(パネル601の変形の一例)を示してある。また、図11には、参考として、変形前におけるパネル601の形状(元のパネル形状)651も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
図11の例では、変形後におけるパネル601の枠は、変形後における4個の点611(図11では、1個の点のみに符号を付してある)から構成され、これら変形後における4個の点611を結んで構成される。
図11の例では、バー状のパネル601の枠内における左方の端の付近の位置(押下の点622の位置)がユーザにより押下されており、パネル601の枠を構成する4個の点611の中で、特に、左の端の付近(押下の部分の周辺)の点が拡張するように、パネル601の枠が変形している。これにより、変形後のパネル601の枠が、左方がより大きく開いた台形のような形状になっている。
また、図11の例では、「□ アプリケーション >」という図形や文字などについて、元の位置に対して、右の方へ拡張するように変形しており、且つ、左へ行くに従って上下に拡張するように変形している。
図12には、表示画面上において、パネル601の枠に対して、元の枠内に存在する点(初期の押下の点)がユーザの指により押下された後に、その指が押下したまま動かされて、元の枠の外に存在する点(押下の点)623が押下された場合に、制御部130が当該押下の点623に基づいて制御を行うことにより表示画面に表示されるパネル601の枠の形状の一例(パネル601の変形の一例)を示してある。また、図12には、参考として、変形前におけるパネル601の形状(元のパネル形状)651も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
図12の例では、変形後におけるパネル601の枠は、変形後における4個の点611(図12では、1個の点のみに符号を付してある)から構成され、これら変形後における4個の点611を結んで構成される。
図12の例では、バー状のパネル601の枠の外における右方の下方の位置(押下の点623の位置)がユーザにより押下されており、パネル601の枠を構成する4個の点611の中で、特に、右の端の付近(押下の部分の周辺)の点が拡張するように、パネル601の枠が変形しているとともに、右方へ行くほどパネル601が下方へ向かうように(例えば、パネル601が元の左端の辺の中心を軸として右回りに回転するように)変形している。また、図12の例では、「□ アプリケーション >」という図形や文字などについて、元の位置に対して、右下の方へ拡張するように変形しており、且つ、右へ行くに従って上下に拡張するように変形している。
図13には、表示画面上において、パネル601の枠に対して、枠内に存在する点(押下の点)624がユーザの指により押下された場合に、制御部130が当該押下の点624に基づいて制御を行うことにより表示画面に表示されるパネル601の枠の形状の一例(パネル601の変形の一例)を示してある。また、図13には、参考として、変形前におけるパネル601の形状(元のパネル形状)651も示してあるが、これは実際には表示画面には表示されない。
図13の例では、変形後におけるパネル601の枠は、変形後における4個の点611(図13では、1個の点のみに符号を付してある)から構成され、これら変形後における4個の点611を結んで構成される。
図13の例では、バー状のパネル601の枠内における中央の付近の位置(押下の点624の位置)がユーザにより押下されており、パネル601の枠を構成する4個の点611が、中央の付近(押下の部分)を中心にして均等に拡張するように、パネル601の枠が変形している。また、図13の例では、「□ アプリケーション >」という図形や文字などについて、元の位置に対して、右の方へ拡張するように変形しており、且つ、均等に上下に拡張するように変形している。
<第1実施形態に係る端末装置の構成例>
一構成例として、画面が格子状に区切られた複数の格子領域から構成され、前記格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域(第1実施形態では、パネル10〜14、20〜24、30、31、34の領域)毎に情報を表示する表示部(第1実施形態では、表示部150)と、前記対象領域に対する操作を検出する検出部(第1実施形態では、検出部110)と、前記検出部により操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置(第1実施形態では、押下の点221〜223)に応じて変形させて、前記表示部の画面に表示するように制御する制御部(第1実施形態では、制御部130)と、を備えることを特徴とする端末装置(第1実施形態では、端末装置100)である。
一構成例として、画面が格子状に区切られた複数の格子領域から構成され、前記格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域(第2実施形態では、パネル10〜14、20〜24、30、31、34の領域)毎に情報を表示する表示部(第2実施形態では、表示部150)と、前記対象領域に対する操作を検出する検出部(第2実施形態では、検出部110)と、前記検出部により操作が非検出である(つまり、検出されない)前記対象領域を、あらかじめ定められた操作(第2実施形態では、図7を参照して説明した操作)が為されたとみなして変形させて、前記表示部の画面に表示するように制御する制御部(第2実施形態では、制御部130)と、を備えることを特徴とする端末装置(第2実施形態では、端末装置100)である。
一構成例として、画面に長方形の対象領域(第3実施形態では、パネル501〜506の領域)毎に情報を表示する表示部(第3実施形態では、表示部150)と、前記対象領域に対する操作を検出する検出部(第3実施形態では、検出部110)と、前記検出部により操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置(第3実施形態では、押下の点621〜624)に応じて変形させるとともに、前記対象領域に対応する情報の表示態様を変化させて、前記表示部の画面に表示するように制御する制御部(第3実施形態では、制御部130)と、を備えることを特徴とする端末装置(第3実施形態では、端末装置100)である。
一構成例として、コンピュータ(第1実施形態では、端末装置100を構成するコンピュータ)に、画面が格子状に区切られた複数の格子領域の当該格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域毎に情報を表示する手順と、前記対象領域に対する操作を検出する手順と、前記操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置に応じて変形させて、前記画面に表示するように制御する手順と、を実行させるための表示プログラムである。
一構成例として、コンピュータ(第2実施形態では、端末装置100を構成するコンピュータ)に、画面が格子状に区切られた複数の格子領域の当該格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域毎に情報を表示する手順と、前記対象領域に対する操作を検出する手順と、前記操作が非検出である前記対象領域を、あらかじめ定められた操作が為されたとみなして変形させて、前記画面に表示するように制御する手順と、を実行させるための表示プログラムである。
一構成例として、コンピュータ(第3実施形態では、端末装置100を構成するコンピュータ)に、画面に長方形の対象領域毎に情報を表示する手順と、前記対象領域に対する操作を検出する手順と、前記操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置に応じて変形させるとともに、前記対象領域に対応する情報の表示態様を変化させて、前記画面に表示するように制御する手順と、を実行させるための表示プログラムである。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (6)
- 画面が格子状に区切られた複数の格子領域から構成され、前記格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域毎に情報を表示する表示部と、
前記対象領域に対する操作を検出する検出部と、
前記検出部により操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置に応じて変形させて、前記表示部の画面に表示するように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記操作が為された位置と前記対象領域の枠との間に働く所定の力が発生するとみなして、前記検出部により操作が検出された前記対象領域の変形後の形状を計算する、
ことを特徴とする端末装置。 - 画面が格子状に区切られた複数の格子領域から構成され、前記格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域毎に情報を表示する表示部と、
前記対象領域に対する操作を検出する検出部と、
前記検出部により操作が非検出である前記対象領域を、あらかじめ定められた操作が為されたとみなして変形させて、前記表示部の画面に表示するように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記操作が為されたとみなされる位置と前記対象領域の枠との間に働く所定の力が発生するとみなして、前記検出部により操作が非検出である前記対象領域の変形後の形状を計算する、
ことを特徴とする端末装置。 - 画面に長方形の対象領域毎に情報を表示する表示部と、
前記対象領域に対する操作を検出する検出部と、
前記検出部により操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置に応じて変形させるとともに、前記対象領域に対応する情報の表示態様を変化させて、前記表示部の画面に表示するように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記操作が為された位置と前記対象領域の枠との間に働く所定の力が発生するとみなして、前記検出部により操作が検出された前記対象領域の変形後の形状を計算する、
ことを特徴とする端末装置。 - コンピュータに、
画面が格子状に区切られた複数の格子領域の当該格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域毎に情報を表示する手順と、
前記対象領域に対する操作を検出する手順と、
前記操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置に応じて変形させて、前記画面に表示するように制御する手順と、を実行させるための表示プログラムであって、
前記操作が為された位置と前記対象領域の枠との間に働く所定の力が発生するとみなして、前記操作が検出された前記対象領域の変形後の形状を計算する、
表示プログラム。 - コンピュータに、
画面が格子状に区切られた複数の格子領域の当該格子領域を単位として1個以上の前記格子領域からなる対象領域毎に情報を表示する手順と、
前記対象領域に対する操作を検出する手順と、
前記操作が非検出である前記対象領域を、あらかじめ定められた操作が為されたとみなして変形させて、前記画面に表示するように制御する手順と、を実行させるための表示プログラムであって、
前記操作が為されたとみなされる位置と前記対象領域の枠との間に働く所定の力が発生するとみなして、前記操作が非検出である前記対象領域の変形後の形状を計算する、
表示プログラム。 - コンピュータに、
画面に長方形の対象領域毎に情報を表示する手順と、
前記対象領域に対する操作を検出する手順と、
前記操作が検出された前記対象領域を、前記操作が為された位置に応じて変形させるとともに、前記対象領域に対応する情報の表示態様を変化させて、前記画面に表示するように制御する手順と、を実行させるための表示プログラムであって、
前記操作が為された位置と前記対象領域の枠との間に働く所定の力が発生するとみなして、前記操作が検出された前記対象領域の変形後の形状を計算する、
表示プログラム。
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