JP6089904B2 - 駆動ユニット - Google Patents

駆動ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6089904B2
JP6089904B2 JP2013084020A JP2013084020A JP6089904B2 JP 6089904 B2 JP6089904 B2 JP 6089904B2 JP 2013084020 A JP2013084020 A JP 2013084020A JP 2013084020 A JP2013084020 A JP 2013084020A JP 6089904 B2 JP6089904 B2 JP 6089904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
hole
drive unit
guide
interlocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013084020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014207781A (ja
Inventor
勇一 岩瀬
勇一 岩瀬
啓 岩本
啓 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2013084020A priority Critical patent/JP6089904B2/ja
Publication of JP2014207781A publication Critical patent/JP2014207781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6089904B2 publication Critical patent/JP6089904B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Trip Switchboards (AREA)

Description

本発明は、駆動ユニットに関するもので、具体的には、閉鎖配電盤に搭載される駆動ユニットに関する。
従来の閉鎖配電盤の構成を、図4により説明する。
閉鎖配電盤は、複数の鋼板を適宜組み合わせて堅牢に構成された筐体101によって直方体の箱状に構成されている。筐体101は閉鎖扉102によって閉じられており、また、短絡事故における盤内アークの熱放出などによる火傷などの人的被害をなくすために、固定接触子104を筐体101の内部奥側に設置するとともに、配電機器103を筐体101の内部奥行き方向に移動可能に搭載する。
これにより、配電機器103を押し込むと、配電機器103は筐体101の内部奥側に移動し、配電機器103が固定接触子104に接続され、配電機器103に電力が供給される(運転状態)。
この状態から配電機器103を引き出すと、配電機器103が固定接触子104から離脱し、配電機器103への電力供給が遮断される(断路状態)。そして、配電機器103は筐体101の内部手前側に移動する。
つまり、配電機器103に電力を供給する場合には、配電機器103を筐体101の奥側、運転状態となる位置(以下、「運転位置」という)に移動させ、配電機器103への電力供給を遮断する場合には、運転位置から筐体101の内部手前側となる位置(以下、「断路位置」という)に移動させる(たとえば、特許文献1参照)。
また、閉鎖配電盤は、筐体101の内部に駆動ユニット107を搭載している。駆動ユニット107は、配電機器103を運転位置や断路位置に移動させるためのものである。例えば、駆動ユニット107には送りねじ機構(スクリュー構造)が採用される。送りねじ機構は、回転可能に取り付けたガイド軸108(送りねじ)と、ガイド軸108に螺合し、ガイド軸108の軸線上を移動する移動体109(ナット)とにより構成される。
ガイド軸108の一端のハンドル取付部110には、クランク状の操作ハンドルを取り付けることができる。移動体109には配電機器103が係合されている。配電機器103には車輪106があるため、配電機器103は、ガイドレール105によりガイド軸108に沿って移動可能である。
従って、操作ハンドルを取り付けて回すと、ガイド軸108も操作ハンドルと同一方向に回転し、送りねじ機構により、回転数に伴ってガイド軸108及び配電機器103を前後に移動させることができる。つまり、配電機器103が、ガイド軸108の軸線上を運転位置又は断路位置に応じて前後に移動することが可能となる。
特開2008−220070号公報
しかしながら、従来の駆動ユニットには、配電機器103が運転位置に移動した状態で、さらに操作ハンドルを回し過ぎてしまうと、配電機器103が運転位置を通り過ぎてしまうという未解決の課題があった。
また、駆動ユニット107の構造が送りねじ機構(スクリュー構造)であるため、配電機器103を前後に移動させるためには、ガイド軸108を数十回転させる必要があり、大きな手間がかかる。さらに、駆動ユニット107の構造が複雑になり、部品点数も多くなることから、コストが高くなるほか、高い信頼性を確保できないという未解決の課題もあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、簡易なハンドル操作によって、配電機器を所定の位置に移動及び停止させることができる駆動ユニットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、平行に配置された一対のガイドレールと、前記ガイドレール上に前後移動可能に設置された移動体と、前記ガイドレールの間に前後移動可能に設置された直方体状の可動用フレームと、前記ガイドレールと平行方向に前記可動用フレームを貫通して回転可能に設置され、前記可動用フレームとともに前後移動可能なガイド棒と、該ガイド棒の軸心方向と直交するように前記ガイド棒に対して垂直に取り付けられた連動棒と、前記ガイド棒の軸心方向と直交するように前記ガイド棒に対して水平に取り付けられた固定棒と、前記可動用フレームの長手方向両側にそれぞれ配置されたコの字状の第1の固定用フレーム及び第2の固定用フレームとを備え、前記移動体には、前記連動棒の一端部と対向する位置に、前記ガイド棒の回転に伴って前記連動棒が挿入可能な連動孔が形成され、前記第1の固定用フレームには、前記固定棒の一端部と対向する側面上に、前記ガイド棒の回転に伴って前記固定棒が挿入可能な第1の孔及び第2の孔が、前記ガイド棒の軸心方向と平行に配列され、前記第2の固定用フレームには、前記固定棒の他端部と対向する側面上に、前記ガイド棒の軸心方向と平行な横長孔が形成され、該横長孔には前記固定棒の他端部が前後移動可能に挿入されており、前記第1の孔は、前記横長孔の手前側端部と対向する位置に形成され、前記第2の孔は、前記横長孔の奥側端部と対向する位置に形成されていることを特徴とする駆動ユニットとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記ガイド棒は、前記固定棒の一端部が前記第1の孔に挿入され、前記横長孔に挿入されている他端部が前記手前側端部に位置する第1の停止位置を有することを特徴とする駆動ユニットとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記第1の停止位置の状態で前記ガイド棒を回転させることに伴い、前記第1の孔に挿入された前記固定棒の一端部が前記第1の孔から離脱するとともに、前記連動棒の一端部が前記連動孔へ挿入されることを特徴とする駆動ユニットとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記連動棒の一端部が前記連動孔へ挿入された状態で前記ガイド棒を前後移動させることに伴い、前記移動体も前後移動することを特徴とする駆動ユニットとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記ガイド棒は、前記連動棒の一端部が前記連動孔へ挿入され、かつ前記固定棒の一端部が前記第2の孔と対向する位置にあるとともに他端部が前記奥側端部に位置する状態で前記ガイド棒を回転させることに伴い、前記固定棒の一端部が前記第2の孔へ挿入され、前記連動棒の一端部が前記連動孔から離脱する第2の停止位置を有することを特徴とする駆動ユニットとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記ガイド棒は、一回転以内で前記第1の停止位置から前記第2の停止位置へ移行することを特徴とする駆動ユニットとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記第1の停止位置が前記移動体の断路位置であり、前記第2の停止位置が運転位置であることを特徴とする駆動ユニットとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記ガイド棒には、前記ガイド棒を回転させるハンドルが装着されていることを特徴とする駆動ユニットとする。
本発明により、簡易なハンドル操作によって配電機器を所定の位置に移動及び停止させることができる駆動ユニットを実現することができる。
本発明の実施例を示す斜視図である。 図1のP部の拡大図である。(a)は平面拡大図、(b)は拡大正面図である。 図1のQ部の拡大斜視図である。 従来の閉鎖配電盤の内部構造を示す側面図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施の一形態について説明する。ただし、以下の記載は、あくまでも本発明の例示であり、これに限定されるものではない。つまり、当分野で通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形実施を行うことが可能である。
〔本発明の実施例の全体構成〕
以下、図1により、本発明の実施例の駆動ユニットの全体構成を説明する。なお、閉鎖配電盤について従来構造と同様の箇所は説明を省略する。
図1は、本発明の実施例を示す斜視図である。1は駆動ユニット、2a及び2bは固定用フレーム、3は可動用フレーム、4はビス留、5はガイド棒、6はハンドル、7はハンドル接合部、8a及び8bはガイドレール、9は第1の孔(第1の停止位置)、10は第2の孔(第2の停止位置)、11は連動棒、12は固定棒、13は連動孔、18は配電機器、19は車輪、20は横長孔である。
本発明の実施の形態である駆動ユニットを搭載した閉鎖配電盤は、短絡事故における盤内アークの熱放出などによる火傷などの人的被害をなくすためのものであり、従来例の図4と同様に、筐体の内部に配電機器18(移動体)と駆動ユニット1とを搭載する。
閉鎖配電盤の筐体内部では、仕切板(図示せず)により、上方域と下方域とに分けられる。上方域には配電機器18が搭載され、下方域には駆動ユニット1が搭載される。
駆動ユニット1は、前後方向に移動可能なガイド棒5を回転可能に支持し、ガイド棒5とともに前後方向に移動可能な直方体状の可動用フレーム3と、可動用フレーム3を長手方向の両側(左右側)から挟むように間隔を空けて平行に設置されているコの字形の固定用フレーム2a及び2bとを備えている。固定用フレーム2a及び2bは、ビス留4にて筐体の下方域に固定されている。
さらに、固定用フレーム2aと可動用フレーム3との間には、ガイドレール8aが形成されている。また、固定用フレーム2bと可動用フレーム3との間にも、ガイドレール8bが形成されている。なお、可動用フレーム3がガイド棒5とともに前後移動している場合でも、固定用フレーム2a及び2bは固定されたまま動かない。
このガイドレール8a及び8bに、配電機器18に設けられた車輪19が嵌ってガイドされることによって、配電機器18が前後方向に移動することが可能となる。
駆動ユニット1の正面側には、ガイド棒5の軸心方向と直交する連動棒11が垂直方向に延長して取り付けられている。連動棒11が配電機器18に設けられた連動孔13と対向する位置にある状態において、連動棒11は、連動孔13へ挿入することができる。連動棒11が連動孔13に挿入され、さらにその状態のままガイド棒5が前後移動を行うことにより、配電機器18がガイド棒5の前後移動と連動して前後移動を行うことが可能となる。さらに、連動棒11は、ガイド棒5の回転量により連動孔13への挿入及び離脱を選択して行うことができる。
駆動ユニット1の背面側には、ガイド棒5の軸心方向と直交する固定棒12が水平方向に延長して取り付けられている。固定用フレーム2aには、固定棒12の一方の端部と対向する位置に第1の孔9(第1の停止位置)及び第2の孔10(第2の停止位置)が形成されている。
また、固定用フレーム2bには、固定棒12の他方の端部と対向する側面上に、ガイド棒5の軸心方向と平行な横長孔20が形成されている。固定棒12の他方の端部は、この横長孔20へ挿入された状態となっている。つまり、ガイド棒5が前後移動する際には、固定棒12の他端部は横長孔20の中を前後移動することになる。
さらに、第1の孔9は、横長孔20の手前側端部と対向する位置に形成されている。第2の孔10は、横長孔20の奥側端部と対向する位置に形成されている。つまり、第1の孔9及び第2の孔10並びに横長孔20の手前側端部及び奥側端部によって、平面側から見ると長方形を形成するように配置されている。
固定棒12の一端部が第1の孔9と対向し、他端部が横長孔20の手前側端部に位置するときには、固定棒12を第1の孔9へ挿入することができる。
固定棒12の一端部が第2の孔10と対向し、他端部が横長孔20の奥側端部に位置するときには、固定棒12を第2の孔10へ挿入することができる。
さらに、固定棒12は、ガイド棒5の回転量により第1の孔9及び第2の孔10への挿入及び離脱を選択して行うことができる。
一方、ガイド棒5は、筐体の扉の外部まで突出して設けられているが、扉の外部に突出したガイド棒5の先端にはハンドル接合部7が形成されている。このハンドル接合部7には、ガイド棒5を操作するためのハンドル6が着脱可能に装着される。
〔本発明の実施例のP部及びQ部の詳細構成〕
以下、図2及び図3により、図1のP部及びQ部の詳細構成を説明する。図2は、図1のP部の拡大図である。(a)は平面拡大図、(b)は拡大正面図である。14a及び14b並びに16a及び16bは支持部材、15及び17は棒支持具である。
図2により、図1のP部の詳細構成を説明する。
図2の(a)平面拡大図に示すとおり、ガイド棒5には支持部材14a及び14bが設けられている。支持部材14aと14bとの間は間隔が空いており、棒支持具15が架設されている。さらに、棒支持具15には、棒支持具15と直交して垂直方向に延長した連動棒11が固定されている。
図2の(b)正面拡大図に示すとおり、支持部材14aは、正面から見ると楕円形状であり、この形状は支持部材14bも同様である。支持部材14a及び14b上にはそれぞれ貫通孔が形成されている。これらの貫通孔に棒支持具15の両端部がそれぞれ挿入及び支持されることにより、支持部材14aと14bとの間を棒支持具15が架設している。
図2の(b)正面拡大図は、支持部材14aが斜め下方へ向けて突出した状態となっており、これは、連動棒11が連動孔13から離脱している状態である。この状態からガイド棒5を回転させると、その回転に伴って支持部材14a及び14bが斜め上方へ向けて移動する。そして、これに連動して連動棒11が上方へ移動し、連動孔13へ挿入される。
さらに、連動棒11が連動孔13に挿入された状態において、ガイド棒5をさらに回転させると、その回転に伴って支持部材14a及び14bが斜め下方へ向けて移動する。そして、これに連動して連動棒11が下方へ移動し、連動孔13から離脱する。
図3により、図1のQ部の詳細構成を説明する。
図3に示すとおり、ガイド棒5の左側面側には、略円形の支持部材16a及び16bが設けられている。支持部材16a及び16bの間には、所定間隔が空けられ、棒支持具17が架設されている。支持部材16a及び16bには、それぞれ貫通孔が形成されている。これらの貫通孔に棒支持具17の両端部がそれぞれ挿入及び支持されることにより、支持部材16aと16bとの間を棒支持具17が架設している。さらに、棒支持具17には、ガイド棒5と直交して水平方向に延長した固定棒12が固定されている。
〔本発明の実施例の動作〕
以下、本発明の実施例の動作を説明する。
配電機器18が第1の停止位置である「断路位置」にあり、ハンドル6がゼロ回転の場合について説明する。
配電機器18が断路位置(第1の停止位置)にあり、ハンドル6がゼロ回転の場合には、図2の(b)正面拡大図のとおり、支持部材14a及び14bは斜め下方へ向けて突出した状態であり、連動棒11は連動孔13から離脱している状態にある。
加えて、固定棒12は、第1の孔9に挿入された状態となっている。そのため、ハンドル6を前後方向に押し引きしても、ガイド棒5及び可動用フレーム3は動かず、配電機器18は確実に「断路位置」(第1の停止位置)に停止された状態となっている。
このとき、ハンドル6を時計回りに回転させ始めると、それに伴い、図2の(b)正面拡大図の支持部材14a及び14bが斜め上方へ向けて移動するため、連動棒11が上方へ移動し、連動孔13に挿入される。
また、連動棒11の挿入動作と同時に、ハンドル6の回転操作に伴って支持部材16a及び16bは上方へ移動するため、固定棒12が右側面方向へ向けて移動し、第1の孔9から離脱する。
つまり、上記の連動棒11の連動孔13への係合動作と固定棒12の第1の孔9からの離脱動作とは、同時並行で行われる。
この結果、連動孔13には連動棒11が係合され、さらに固定棒12は第1の孔9から離脱しているため、配電機器18は、ガイド棒5及び可動用フレーム3の前後移動に伴って前後移動を行うことができる。従って、ハンドル6を押すことで、配電機器18を第2の停止位置である「運転位置」に移動させることができる。
次に、配電機器18を第2の停止位置である「運転位置」に移動させた状態について説明する。
配電機器18が、第2の停止位置である「運転位置」にある状態において、ハンドル6を反時計回りに回転させることにより、支持部材16a及び16bが左側面方向へ移動する。そのため、固定棒12も左側面方向へ移動し、対向する第2の孔10へ挿入される。
また、その固定棒12の挿入動作と同時に、ハンドル6の回転操作に伴って図2の支持部材14a及び14bが下方へ移動するため、連動棒11が下方へ移動し、連動孔13から離脱する。つまり、上記の固定棒12の第2の孔10への挿入動作と連動棒11の連動孔13からの離脱動作とは、同時並行で行われる。連動孔13から連動棒11が離脱した後には、「断路位置」でそのまま固定するために、配電機器18には固定機構(図示せず)が装着される。
このとき、固定棒12が第2の孔10に挿入された状態となっている。そのため、ハンドル6を前後方向に押し引きしても、ガイド棒5及び可動用フレーム3は動かず、確実に「運転位置」(第2の停止位置)に停止されている状態となっている。
なお、上記とは逆に、配電機器18を「運転位置」(第2の停止位置)から「断路位置」(第1の停止位置)へ移動させる場合には、上記とは逆の操作及び動作を行えばよい。
ここで、第1の停止位置である「断路位置」と、第2の停止位置である「運転位置」における、それぞれのハンドル6の回転量(時計周り回転及び反時計周り回転)は、いずれも同じである。また、上述した第1の停止位置である「断路位置」と、第2の停止位置である「運転位置」における、それぞれのハンドル6の回転量は、一回転以内である。
つまり、手前の「断路位置」に配電機器18がある状態において、ハンドル6を一回転以内で回転させ、配電機器18を前後移動可能な状態とし、そして配電機器18を奥の「運転位置」に移動させ、ハンドル6の回転位置を最初の位置に戻すことで、上述した駆動ユニット1の連動棒11及び固定棒12の係合及び離脱の一連の動作を、ハンドル6の一回転以内で行うことができる。
〔本発明の実施例の効果〕
かくして本発明の実施例によれば、ハンドル6を一回転以内で回転させるだけの簡易な操作で、配電機器18の確実な停止状態と前後移動可能な状態とを選択して実現することができる。そのため、配電機器18の移動操作を容易に行うことができる。
このとき、第1の孔9と横長孔20の手前側端部が対向する位置(第1の停止位置)にあり、第2の孔10と横長孔20の奥側端部が対向する位置(第2の停止位置)にある。そのため、ガイド棒5及び可動用フレーム3が配電機器18とともに前後移動する際には、ガイド棒5が横長孔20の手前側端部及び奥側端部で移動を止められることとなるため、「断路位置」及び「運転位置」における配電機器18の確実な停止を実現することができる。
また、ハンドル6を一回転以内の回転及び前後の押し引きだけの簡易な操作によって、配電機器の「断路位置」及び「運転位置」を操作することができるため、ハンドル6を数十回も回転させるような大きな手間がかからない。
さらに、駆動ユニット1のガイド軸5に連動棒11及び固定棒12を設けるだけの簡易な構造であるため、部品点数も少なくすることができるため、コストを低下させるとともに、製品の動作信頼性も確保することができる。
〔その他変形例〕
上記実施例では、第1の停止位置及び第2の停止位置を、それぞれ第1の孔9及び第2の孔10としているが、これに限定されるものではない。孔ではなく、固定棒12とグリップ接続などで係合する係合治具などを使用し、固定棒12の先端部分と固定用フレーム2aに設けた係合治具とをグリップ接続させることで、固定棒12の係合及び離脱を実現することもできる。同様に、配電機器18と連動棒11との係合及び離脱においても、連動孔13ではなく、連動棒11の先端部分とグリップ接続する係合治具を使用することもできる。また、固定用フレーム2aと固定用フレーム2bの位置は逆にしてもよい。
上記実施例では、連動棒11の連動孔13への挿入及び固定棒12の第1の孔9からの離脱の際に、ハンドル6の回転方向は時計回りである。また、連動棒11の連動孔13からの離脱及び固定棒12の第2の孔10への挿入の際に、ハンドル6の回転方向を反時計回りとしたが、これに限定されるものではない。回転方向は逆でもよい。
1 駆動ユニット
2a、b 固定用フレーム
3 可動用フレーム
4 ビス留
5 ガイド軸
6 ハンドル
7 ハンドル接合部
8a、b ガイドレール
9 第1の孔(第1の停止位置)
10 第2の孔(第2の停止位置)
11 連動棒
12 固定棒
13 連動孔
14a、b 支持部材
15 棒支持具
16a、b 支持部材
17 棒支持具
18 配電機器
19 車輪
20 横長孔

Claims (8)

  1. 平行に配置された一対のガイドレールと、
    前記ガイドレール上に前後移動可能に設置された移動体と、
    前記ガイドレールの間に前後移動可能に設置された直方体状の可動用フレームと、
    前記ガイドレールと平行方向に前記可動用フレームを貫通して回転可能に設置され、前記可動用フレームとともに前後移動可能なガイド棒と、
    該ガイド棒の軸心方向と直交するように前記ガイド棒に対して垂直に取り付けられた連動棒と、
    前記ガイド棒の軸心方向と直交するように前記ガイド棒に対して水平に取り付けられた固定棒と、
    前記可動用フレームの長手方向両側にそれぞれ配置されたコの字状の第1の固定用フレーム及び第2の固定用フレームとを備え、
    前記移動体には、前記連動棒の一端部と対向する位置に、前記ガイド棒の回転に伴って前記連動棒が挿入可能な連動孔が形成され、
    前記第1の固定用フレームには、前記固定棒の一端部と対向する側面上に、前記ガイド棒の回転に伴って前記固定棒が挿入可能な第1の孔及び第2の孔が、前記ガイド棒の軸心方向と平行に配列され、
    前記第2の固定用フレームには、前記固定棒の他端部と対向する側面上に、前記ガイド棒の軸心方向と平行な横長孔が形成され、該横長孔には前記固定棒の他端部が前後移動可能に挿入されており、
    前記第1の孔は、前記横長孔の手前側端部と対向する位置に形成され、
    前記第2の孔は、前記横長孔の奥側端部と対向する位置に形成されていることを特徴とする駆動ユニット。
  2. 請求項1に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記ガイド棒は、前記固定棒の一端部が前記第1の孔に挿入され、前記横長孔に挿入されている他端部が前記手前側端部に位置する第1の停止位置を有することを特徴とする駆動ユニット。
  3. 請求項2に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記第1の停止位置の状態で前記ガイド棒を回転させることに伴い、前記第1の孔に挿入された前記固定棒の一端部が前記第1の孔から離脱するとともに、前記連動棒の一端部が前記連動孔へ挿入されることを特徴とする駆動ユニット。
  4. 請求項3に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記連動棒の一端部が前記連動孔へ挿入された状態で前記ガイド棒を前後移動させることに伴い、前記移動体も前後移動することを特徴とする駆動ユニット。
  5. 請求項4に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記ガイド棒は、前記連動棒の一端部が前記連動孔へ挿入され、かつ前記固定棒の一端部が前記第2の孔と対向する位置にあるとともに他端部が前記奥側端部に位置する状態で前記ガイド棒を回転させることに伴い、前記固定棒の一端部が前記第2の孔へ挿入され、前記連動棒の一端部が前記連動孔から離脱する第2の停止位置を有することを特徴とする駆動ユニット。
  6. 請求項5に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記ガイド棒は、一回転以内で前記第1の停止位置から前記第2の停止位置へ移行することを特徴とする駆動ユニット。
  7. 請求項6に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記第1の停止位置が前記移動体の断路位置であり、前記第2の停止位置が運転位置であることを特徴とする駆動ユニット。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記ガイド棒には、前記ガイド棒を回転させるハンドルが装着されていることを特徴とする駆動ユニット。

JP2013084020A 2013-04-12 2013-04-12 駆動ユニット Active JP6089904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084020A JP6089904B2 (ja) 2013-04-12 2013-04-12 駆動ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084020A JP6089904B2 (ja) 2013-04-12 2013-04-12 駆動ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014207781A JP2014207781A (ja) 2014-10-30
JP6089904B2 true JP6089904B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=52120930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013084020A Active JP6089904B2 (ja) 2013-04-12 2013-04-12 駆動ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6089904B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51117653A (en) * 1975-04-08 1976-10-15 Idec Izumi Corp Switching device for electric apparatus
JPS5981215U (ja) * 1982-11-24 1984-06-01 富士電機株式会社 引出台車のストツパ装置
JP4135206B2 (ja) * 1998-03-12 2008-08-20 株式会社明電舎 コントロールセンタ
JP4547171B2 (ja) * 2004-03-12 2010-09-22 株式会社日本Aeパワーシステムズ 配電盤のインターロック機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014207781A (ja) 2014-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5038470B2 (ja) 回路遮断器の引込及び引出防止装置
TWI544862B (zh) 支撐總成及其支撐裝置
TWI598026B (zh) 具有連環鎖裝置的滑軌總成
US8212163B2 (en) Withdrawable device of vacuum circuit breaker
KR20140107811A (ko) 파이프 용접 자동화 장치
JP2007201332A (ja) 電気・電子機器収納用キャビネットのケーブル保持部材
JP6089904B2 (ja) 駆動ユニット
RU2558151C2 (ru) Токопрерывательное устройство
TWI464987B (zh) 盤內移動設備之外部操作機構
CN104577850B (zh) 一种装有位置指示装置的断路器底盘车
JP5821534B2 (ja) インバータ装置
BR102012006128A2 (pt) Disjuntor a vácuo
JP2014191881A (ja) 電気接続装置
WO2019169752A1 (zh) 组合式出线装置
KR101473406B1 (ko) 벽걸이용 컴퓨터 케이스
JP5975902B2 (ja) バッテリパック
KR100324492B1 (ko) 차단기의이동유니트이송장치
JP2017139305A (ja) ユニット機器の挿抜装置
JP2006025492A (ja) 制御盤用ユニット及び制御盤
JP5302580B2 (ja) 厨房装置
WO2019026659A1 (ja) 空気調和機の室外機
KR200460314Y1 (ko) 팬의 탈착이 용이한 전동차용 공기순환기
JP2008200128A (ja) パチンコ遊技機
JP6097612B2 (ja) 筺体挿入用治具
KR101201373B1 (ko) 정비성 향상을 위한 모니터 변위조절장치를 구비한 다기능 콘솔

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151005

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20151005

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6089904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250