JP6089614B2 - 樹脂多層基板 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂多層基板に関するものである。
樹脂層を重ねて構成された基板の一例が特開平8−130351号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1では、このような基板のことを「多層フレキシブル配線基板」と称している。特許文献1に記載された多層フレキシブル配線基板は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミドなどの合成樹脂層の表面に導体パターンが形成されたものが積層されたものである。したがって、特許文献1における多層フレキシブル配線基板は、樹脂多層基板の一種とみなすことができる。特許文献1では、1つの樹脂多層基板の中で部位によって層数を異ならせており、層数が多い部分を部品実装領域とし、層数が少ない部分を折り曲げ可能としている。部品実装領域は、曲がらないことを前提としているので、「リジッド部」ともいう。折り曲げ可能な程度に層数を少なくした部分のことは、「フレキシブル部」ともいう。
樹脂多層基板の一例を図34に示す。樹脂多層基板901は、複数の樹脂層2を積層して作成されたものであり、いくつかの樹脂層2の表面には導体パターン7が形成されている。異なる層にある導体パターン7同士はいくつかの箇所でビア導体6によって厚み方向に接続されている。樹脂多層基板901は、多くの数の樹脂層2が積層されたリジッド部51と、少ない数の樹脂層2が積層されたフレキシブル部52とを有する。リジッド部51の下面には電極19が設けられている。
このような樹脂多層基板は、通常、使用時に繰り返し折り曲げられるか、あるいは、折り曲げられた状態で使用される。たとえ折り曲げるためにフレキシブル部52を設けてあったとしても、折り曲げた際に実際に曲げ変形が生じるのは、フレキシブル部52のみとは限らず、隣接するリジッド部51にも多少の曲げ変形が生じる場合がある。また、リジッド部/フレキシブル部の区別が明確に設けられていない樹脂多層基板においても、使用時に曲げられる場合がある。
図35に、部品を内蔵した樹脂多層基板の一例を示す。樹脂多層基板902は、複数の樹脂層2を積層して作成されたものであり、いくつかの樹脂層2の表面には導体パターン7が形成されている。樹脂多層基板902の内部には、内蔵部品3が配置されている。樹脂多層基板902においては樹脂層2の積層体の上面には電極18が設けられており、この電極18を用いて表面実装部品9,10が実装されている。
樹脂多層基板が部品を内蔵している場合または部品を表面実装している場合、樹脂多層基板が繰り返し折り曲げられること、または、折り曲げられた状態とされることによって、内蔵部品または表面実装部品(以下、併せて「部品」という。)に曲げモーメントが作用して、部品に悪影響を与えるおそれがある。また、部品そのものに曲げモーメントが作用しなかったとしても、部品の周辺の樹脂層が曲がることで、部品に関わる電気的接続箇所などに悪影響が生じるおそれがある。
また、部品が内蔵も表面実装もされていない場合であっても、樹脂多層基板の内部または表面に信号伝送ライン(以下、「伝送ライン」という。)が存在する場合には、樹脂多層基板が繰り返し折り曲げられること、または、折り曲げられた状態とされることによって、伝送ラインの伝送特性が不所望な影響を受けるおそれがある。
特開平8−130351号公報
樹脂多層基板においては、上述のように部品や伝送ラインへの影響を避けるために、折曲げ部は部品や伝送ラインから遠い位置に設けることが好ましい。しかし、周辺環境の都合から、部品や伝送ラインのすぐ近くで樹脂多層基板を曲げることが求められる場合がある。言い換えれば、曲げる箇所のすぐ近くに曲げの影響を受けやすい要素があったとしても、曲げることによる影響がそのような要素に及ばないような樹脂多層基板が求められる。
また、導体パターンや部品の配置の都合などから、折曲げ部となるべき部位においても層数を多くしておくことが求められる場合がある。層数を多くした部分において曲げることが求められる場合もある。
そこで、本発明は、曲げることによる影響がなるべく周囲に及ばず、かつ、曲げる箇所においても層数を多くしておくことが可能な樹脂多層基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく樹脂多層基板は、厚み方向に互いに隣接する第1樹脂層と第2樹脂層とを含む複数の樹脂層を積層した積層体を備え、上記積層体を平面的に見たときに、上記第1樹脂層と上記第2樹脂層とが互いに接合されている接合領域と、上記第1樹脂層と上記第2樹脂層とが互いに当接し合うことができる位置関係にありながら接合されていない非接合領域とが存在し、上記第2樹脂層は、上記非接合領域において上記第1樹脂層から離れて曲がりうる。
本発明によれば、分離曲げ部が第1樹脂層から離れて曲がることによって、所望の実装が可能となり、このとき、第1樹脂層を含む本体部は、ほとんど曲がらない状態を保つことができる。したがって、本発明によれば、曲げることによる影響がなるべく周囲に及ばず、かつ、曲げる箇所においても層数を多くしておくことが可能な樹脂多層基板とすることができる。
本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の概略断面図である。 図1におけるZ1部の拡大図である。 図2に示した分離曲げ部が曲がった状態の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板を他の部品に実装した第1の例の説明図である。 本発明を適用しない樹脂多層基板を他の部品に実装した状態の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板を他の部品に実装した第2の例の説明図である。 本発明に基づく実施の形態2における樹脂多層基板の概略断面図である。 本発明に基づく実施の形態2における樹脂多層基板を他の部品に実装した例の説明図である。 本発明に基づく実施の形態3における樹脂多層基板の概略断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板の概略断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板を他の部品に実装した例の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板の分離曲げ部の突出部分を長くし、他の部品に実装した第1の例の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板の分離曲げ部の突出部分を長くし、他の部品に実装した第2の例の説明図である。 本発明に基づく実施の形態5における樹脂多層基板の概略断面図である。 図14におけるZ2部の拡大図である。 図14に示した分離曲げ部が曲がった状態の説明図である。 本発明に基づく実施の形態5における樹脂多層基板の変形例の概略断面図である。 図17に示した分離曲げ部が曲がった状態の説明図である。 ビア導体、第1補強金属部および第2補強金属部の位置関係を示す第1の平面図である。 ビア導体、第1補強金属部および第2補強金属部の位置関係を示す第2の平面図である。 ビア導体、第1補強金属部および第2補強金属部の位置関係を示す第3の平面図である。 ビア導体、第1補強金属部および第2補強金属部の位置関係を示す第4の平面図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法のフローチャートである。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の第1の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の第2の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の第3の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の第4の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の第5の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の第6の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の第7の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の工程S1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の工程S2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法の工程S3の説明図である。 樹脂多層基板の一例の概略断面図である。 部品を内蔵した樹脂多層基板の一例の概略断面図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図3を参照して、本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板101について説明する。図1は樹脂多層基板101の概略断面図であり、図1におけるZ1部を拡大したところを図2に示す。樹脂多層基板101は、厚み方向に互いに隣接する第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとを含む複数の樹脂層2を積層した積層体を備える。前記積層体を平面的に見たときに、第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとが互いに接合されている接合領域31と、第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとが互いに当接し合うことができる位置関係にありながら接合されていない非接合領域32とが存在し、第2樹脂層2yは、非接合領域32において第1樹脂層2xから離れて曲がりうる。
図3は、図2に示した非接合領域32において、第2樹脂層2yが第1樹脂層2xから離れて曲がった状態を示す。第2樹脂層2yを含み、第1樹脂層2xから離れて曲がりうる部分を、以下「分離曲げ部」という。樹脂多層基板101のうち分離曲げ部以外の部分を以下「本体部」という。
(作用・効果)
本実施の形態における樹脂多層基板によれば、曲げることによる影響がなるべく周囲に及ばず、かつ、曲げる箇所においても層数を多くしておくことが可能な樹脂多層基板とすることができる。以下に詳しく説明する。
樹脂多層基板101を他の部品に実装した状態の一例を図4に示す。樹脂多層基板101は外部部品71に実装されている。外部部品71は互いに反対側を向く面72a,72bを有しているものとする。図4においては、樹脂多層基板101の詳細な構造は図示省略している。樹脂多層基板101においては、電極19が第2樹脂層2yを含む部分の下面に配置されており、第2樹脂層2yを含む部分、すなわち分離曲げ部が第1樹脂層2xから離れて曲がることによって、電極19を介した面72a,72bへの実装が可能となっている。このとき、第1樹脂層2xを含む部分、すなわち本体部は、ほとんど曲がらない状態を保つことができる。
本発明を適用しない樹脂多層基板で同様の実装を行なおうとした場合、図5に示すようになる。図5は、樹脂多層基板903を用いて実装をした例を示す。樹脂多層基板903の中央部分は両端部分に比べれば層数が少なくなっているが、まだまだ層数が多く、十分に柔軟ではないものとする。この場合、樹脂多層基板903を外部部品71の面72a,72bに実装することにより、樹脂多層基板903は全体にわたって曲がってしまう。また、この場合、積層体の中央部分までもが曲げに追従しなければならないので、このような急な曲げには対応することができず、実装が不可能となるおそれもある。これに対して、本実施の形態における樹脂多層基板101では、図4に示すように、積層体の全体ではなく、一部である分離曲げ部を曲げるだけで済むので、曲げる部分の層数は少なく、その結果、無理なく曲げることができ、容易に実装することができる。本実施の形態における樹脂多層基板101では、実装対応することのできる面の位置関係の自由度が高い。
なお、本実施の形態で示したように、積層体は、樹脂層2の表面に沿って配置された導体パターン7と、樹脂層2を厚み方向に貫通するビア導体6とを含み、接合領域31においては、第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとの間でビア導体6による電気的接続が行なわれていることが好ましい。この構成であれば、分離曲げ部の先端で他の部品との電気的接続をする場合であっても、樹脂多層基板101の分離曲げ部と本体部との相互の電気的接続は、接合領域31を通じて容易に確保することができる。
図4では、外部部品71の面72a,72bへの実装を例示したが、外部部品の形態はこれに限らない。たとえば図6に示すような実装も可能である。図6に示した例では、樹脂多層基板101は、外部部品73の面74a,74bに対して電極19を介して実装されている。面74aと面74bとは異なる高さにあるが、樹脂多層基板101の左右の分離曲げ部がそれぞれ必要な量だけ曲がることによって、無理なく実装することができている。この場合も、樹脂多層基板101の本体部はほとんど曲がらない姿勢を保つことができている。
なお、図4、図6のいずれの例においても、樹脂多層基板101の本体部が全く曲がってはならないという意味ではなく、少々曲がってもよい。しかし、実装すべき面に電極19を到達させるために必要な曲げのほとんどは、分離曲げ部によって達成されているので、従来技術に基づく例に比べれば、本体部に求められる曲げは微々たるものとなる。
(実施の形態2)
(構成)
図7〜図8を参照して、本発明に基づく実施の形態2における樹脂多層基板102について説明する。実施の形態1で説明した樹脂多層基板101では、分離曲げ部が下方に余分に積層された部分となっており、そのため、分離曲げ部が下方に突出していたが、本実施の形態における樹脂多層基板102のような構成であってもよい。すなわち、本実施の形態では、図7に示すように、積層体の下部にある1層以上の樹脂層2が分離曲げ部となっており、その結果、分離曲げ部は、下方に突出していない。分離曲げ部が曲がって実装が行なわれる様子を図8に示す。図8においては、樹脂多層基板102の詳細な構造は図示省略している。
樹脂多層基板102は、外部部品75の面76a,76bに対して実装されている。
(作用・効果)
本実施の形態における樹脂多層基板102においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
本実施の形態では、本体部の中央部分の層数を多くすることができるので、図7に示したように、中央部分に内蔵部品3を配置することができ、なおかつ、樹脂多層基板102全体の厚みを小さく抑えることができる。
本実施の形態における樹脂多層基板102は、分離曲げ部を備えており、分離曲げ部が集中的に曲がることによって本体部はほとんど曲がらないので、本体部においては、分離曲げ部と重なる位置にも部品を表面実装または内蔵することができる。したがって、部品を表面実装または内蔵することができる領域を広く確保することができる。図7および図8に示した例においては、非接合領域32と重なる位置、すなわち、分離曲げ部と重なる位置に表面実装部品10が配置されている。
(実施の形態3)
(構成)
図9を参照して、本発明に基づく実施の形態3における樹脂多層基板103について説明する。樹脂多層基板103では、分離曲げ部は下方に突出しているが、上面は平坦であり、上面に表面実装部品9,10が設置されている。
(作用・効果)
本実施の形態における樹脂多層基板103においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
(構成)
図10を参照して、本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板104について説明する。樹脂多層基板104では、分離曲げ部は下方に突出し、かつ、側方に突出している。樹脂多層基板104は、実施の形態2における樹脂多層基板102の分離曲げ部を本体部の両端を越えてさらに側方に延在させたものに相当する。
樹脂多層基板104においては、積層体を平面的に見たときに、第2樹脂層は、第1樹脂層よりも外側に突出しているといえる。
(作用・効果)
本実施の形態における樹脂多層基板104においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。樹脂多層基板104を外部部品77の面78a,78bに実装した場合、図11に示すようになる。分離曲げ部が左右に突出している分だけ、分離曲げ部が長いので、このような位置関係の面にもそれぞれ電極19を到達させることができ、容易に実装することができる。
さらに分離曲げ部の突出部分を長くすることにより、図12に示すような実装も可能である。ここでは、樹脂多層基板104iを示している。図12では、樹脂多層基板104iの詳細な構造を図示省略しているが、樹脂多層基板104iは、基本的に樹脂多層基板104と同様であり、樹脂多層基板104に比べて分離曲げ部を長くしたものである。図12の他に図13に示すような実装も可能である。分離曲げ部を長くすることにより、実装の位置関係の自由度が高まる。
(実施の形態5)
(構成)
図14〜図15を参照して、本発明に基づく実施の形態5における樹脂多層基板105について説明する。図14におけるZ2部を拡大したところを図15に示す。樹脂多層基板105は、基本的には、実施の形態1で説明した樹脂多層基板101と同じであるが、以下の点が異なる。樹脂多層基板105の接合領域31においては、ビア導体6の少なくとも非接合領域32側に隣接するように、第1樹脂層2xに第1補強金属部21が設けられ、第2樹脂層2yに第2補強金属部22が設けられ、第1補強金属部21と第2補強金属部22とは接合されている。なお、第1補強金属部21と第2補強金属部22とは、同じ材料であってもよく、異なる材料であってもよい。
第1補強金属部21は右隣りにある導体パターン7dと同様に、第1樹脂層2xの下面に元々あった導体膜をパターニングしたものである。導体パターン7dは第1樹脂層2xの下面に元から付着していた導体膜であるが、第1樹脂層2xを第2樹脂層2yに重ねたことにより、図の上では、第2樹脂層2yの内側に入り込むように表示している。実際には、導体パターン7dおよび第1補強金属部21はきわめて薄いので、図15のとおりに導体パターン7dおよび第1補強金属部21が第2樹脂層2yの内側に大きく入り込んでいるわけではない。
第2補強金属部22は、第2樹脂層2yの上面に元々設けられていた金属部分である。第2補強金属部22は、以下のように形成することができる。
第2樹脂層2yの元となる樹脂シートにおいて、ビア孔11dをあけるためにレーザ加工を行なう際に、樹脂層2を貫通しない程度の深さの凹部をレーザ加工で形成する。ビア導体6dを形成するためにビア孔11dに金属ペーストを充填する際に、上記凹部にも同じ金属ペーストを充填する。その後、第2樹脂層2yに熱処理を施すことによって、ビア孔11d内の金属ペーストは固まってビア導体6dとなり、凹部内の金属ペーストは固まって第2補強金属部22となる。第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとを重ねる際に、第1樹脂層2xの下面にある第1補強金属部21が第2樹脂層2yの上面にある第2補強金属部22と重なり合う。図15では、第1補強金属部21が第2補強金属部22に囲まれるように入り込んで表示されているが、これは説明の便宜のためであり、実際には、第1補強金属部21は第2補強金属部22の内部に入り込んでいるとは限らない。図15では、第2補強金属部22の方が第1補強金属部21よりも面積が広くなっているが、実際には、第2補強金属部22の方が第1補強金属部21より面積が広いとは限らず、同じ面積であってもよく、逆に第1補強金属部21の方が第2補強金属部22より面積が広くなっていてもよい。第1補強金属部21と第2補強金属部22とは少なくとも重なり合っている部分があれば十分である。
(作用・効果)
本実施の形態における樹脂多層基板105では、接合領域31において、ビア導体6の少なくとも非接合領域32側に隣接するように、第1樹脂層2xに第1補強金属部21が設けられ、第1補強金属部21と第2樹脂層2yに設けられた第2補強金属部22とが接合されているので、図16に示すように分離曲げ部が曲がる際に、接合領域31における第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとの接合面が剥離することを防止することができる。このように金属同士が接合している方が樹脂同士が接合しているよりも、強固に接合することができるので、このように金属同士が接合した構造が途中に配置されていることにより、樹脂層間の剥離の進行を食い止めることができる。
本実施の形態では、このように剥離を防止する効果があるので、分離曲げ部を安全に曲げられる角度範囲がより大きくなる。
なお、図15、図16に示した例では、ビア導体6の非接合領域32側にのみ隣接するように第1補強金属部21が設けられていたが、第1補強金属部を設ける位置はこれに限らない。図17に示すように、ビア導体6の非接合領域32側とその反対側との両方に第1補強金属部を設けてもよい。この例では、ビア導体6を挟むように第1補強金属部21a,21bが設けられている。第1樹脂層2x側に設けられた第1補強金属部21a,21bにそれぞれ対応するように第2樹脂層2y側には第2補強金属部22a,22bが設けられている。第1補強金属部21a,21bは第2補強金属部22a,22bとそれぞれ接合されている。この構成において分離曲げ部が曲がった状態を図18に示す。
平面図で見た場合のビア導体6、第1補強金属部、第2補強金属部の位置関係について説明する。図15、図16に示した例においては、図19に示すような位置関係であってよい。ビア導体6の非接合領域32側に直線状に第1補強金属部21および第2補強金属部22が配置されている。図20に示すように、平面的に見て複数のビア導体6が配列されている場合には、複数のビア導体6の非接合領域32側に一括して隣接するように直線状に第1補強金属部21および第2補強金属部22が配置されていてもよい。
ここでは、第1補強金属部21および第2補強金属部22が平面的に見て直線状であるものとしたが、この形状は直線状に限らず、曲線状であっても、点線状であってもよい。また、線や点に限らず、一定の広がりを有する何らかの形状であってもよい。
図17に示したようにビア導体6を挟むように第1補強金属部21a,21bおよび第2補強金属部22a,22bが設けられている例においては、平面的に見たときには、図21に示すような位置関係であってよい。この場合も、図22に示すように、平面的に見て複数のビア導体6が配列されている場合には、複数のビア導体6に両側から一括して隣接するように直線状に第1補強金属部21a,21bおよび第2補強金属部22a,22bが配置されていてもよい。
ここでは、平面的に見て、第1補強金属部21a,21bおよび第2補強金属部22a,22bが2方からビア導体6を挟む例を示したが、2方から挟むものに限らず、第1補強金属部および第2補強金属部は、より多くの側からビア導体6を取り囲むものであってもよい。第1補強金属部および第2補強金属部は、平面的に見て、ビア導体6を完全に取り囲む環状のものであってもよい。
上記実施の形態のうちのいくつかにおいて、既に示したように、本発明に基づく樹脂多層基板は、積層体の内部に配置された内蔵部品3を備えることが好ましい。なぜなら本発明によれば、分離曲げ部が曲がる代わりに本体部はほとんど曲がらないので、積層体の内部に内蔵部品3が配置されていても内蔵部品3やその周辺の接続部が曲げによる悪影響を受けることを防ぐことができるからである。したがって、本発明によれば、積層体の内部に内蔵部品3を配置した状態での信頼性を高めることができる。
上記実施の形態のうちのいくつかにおいて、既に示したように、本発明に基づく樹脂多層基板は、非接合領域32においては、第1樹脂層2xまたは第1樹脂層2xと接合されて一体となった樹脂層2の表面または内部に部品が配置されていることが好ましい。なぜなら本発明によれば、分離曲げ部が曲がる代わりに本体部はほとんど曲がらないので、上述のような部品が配置されていても部品やその周辺の接続部が曲げによる悪影響を受けることを防ぐことができるからである。したがって、本発明によれば、樹脂層2の表面または内部に部品を配置した状態での信頼性を高めることができる。
(実施の形態6)
(製造方法)
図23〜図33を参照して、本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法のフローチャートを図23に示す。
本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法は、上述のいずれかの実施の形態で示した樹脂多層基板を製造する方法である。この樹脂多層基板の製造方法は、第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとの間のうち非接合領域32となるべき領域に離型シートを挟むようにして、第1樹脂層2xおよび第2樹脂層2yを含む複数の樹脂層2を積み重ねて仮積層体を得る工程S1と、前記仮積層体を加熱および加圧することによって、非接合領域32においては第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとを接合させることなく、接合領域31においては第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとを接合させることにより、前記仮積層体を一体化させて積層体を得る圧着工程S2と、前記積層体から前記離型シートを抜き取る工程S3とを含む。
本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法について、以下に詳しく説明する。
まず、図24に示すような導体箔付き樹脂シート12を用意する。導体箔付き樹脂シート12は、樹脂層2の片面に導体箔17が付着した構造のシートである。第1樹脂層および第2樹脂層は、いずれもこのような導体箔付き樹脂シート12から作り出される。工程S2で用いられる複数の樹脂層2は、1枚の導体箔付き樹脂シート12からそれぞれ切り出して形成されるものであってもよく、複数の導体箔付き樹脂シート12からそれぞれ形成されるものであってもよい。
樹脂層2は、たとえば熱可塑性樹脂であるLCP(液晶ポリマー)からなるものである。樹脂層2の材料としては、LCPの他に、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPS(ポニフェニレンスルファイド)、PI(ポリイミド)などであってもよい。導体箔17は、たとえばCuからなる厚さ18μmの箔である。なお、導体箔17の材料はCuの代わりにAg、Al、SUS、Ni、Auであってもよく、これらの金属のうちから選択された2以上の異なる金属の合金であってもよい。本実施の形態では、一例として、導体箔17の厚みを18μmとしたが、導体箔17の厚みは3〜40μm程度であってもよい。導体箔17は、回路形成が可能な厚みであればよい。
図25に示すように、導体箔付き樹脂シート12の樹脂層2側の表面に炭酸ガスレーザ光を照射することによって樹脂層2を貫通するようにビア孔11を形成する。ビア孔11は、樹脂層2を貫通しているが導体箔17は貫通していない。その後、ビア孔11のスミア(図示せず)を除去する。ここではビア孔11を形成するために炭酸ガスレーザ光を用いたが、他の種類のレーザ光を用いてもよい。また、ビア孔11を形成するためにレーザ光照射以外の方法を採用してもよい。
次に、図26に示すように、導体箔付き樹脂シート12の導体箔17の表面に、スクリーン印刷などの方法で、所望の回路パターンに対応するレジストパターン13を印刷する。
次に、レジストパターン13をマスクとしてエッチングを行ない、図27に示すように、導体箔17のうちレジストパターン13で被覆されていない部分を除去する。導体箔17のうち、このエッチングの後に残った部分を「導体パターン7」と称する。その後、図28に示すように、レジストパターン13を除去する。こうして樹脂層2の一方の表面に所望の導体パターン7が得られる。
次に、図29に示すように、ビア孔11に、スクリーン印刷などにより導電性ペーストを充填する。スクリーン印刷は、図28における下側の面から行なわれる。図28および図29では説明の便宜上、ビア孔11が下方を向いた姿勢で表示しているが、実際には適宜姿勢を変えてスクリーン印刷を行なってよい。充填する導電性ペーストは銀を主成分とするものであってもよいが、その代わりにたとえば銅を主成分とするものであってもよい。この導電性ペーストは、のちに積層した樹脂層を熱圧着する際の温度(以下「熱圧着温度」という。)で、導体パターン7の材料である金属との間で合金層を形成するような金属粉を適量含むものであることが好ましい。この導電性ペーストは導電性を発揮するための主成分として銅すなわちCuを含むので、この導電性ペーストは主成分の他にAg,Cu,Niのうち少なくとも1種類と、Sn,Bi,Znのうち少なくとも1種類とを含むことが好ましい。こうしてビア導体6が形成される。
次に、図30に示すように、樹脂層2に対して必要に応じてパンチ加工を行なう。このパンチ加工では、樹脂層2に内蔵部品を収容する空間の少なくとも一部となるべき孔14を形成する。図30に示した例では、孔14は貫通孔であるが、貫通孔とは限らない。孔は、貫通しない孔であってもよい。
複数ある樹脂層2の中には、孔が形成されるものと形成されないものとがあってよい。樹脂層2においてそれぞれ設計に従い、孔を形成すべき樹脂層2のみに孔が形成される。樹脂層2によって孔の位置や個数が異なることはありうる。このような孔をあける加工が全く施されない樹脂層2も存在してよい。
ここでは、孔をあける方法としてパンチ加工を挙げたが、孔をあける方法は、パンチ加工以外の方法であってもよい。孔をレーザ加工であけることとしてもよい。
工程S1の様子を図31および図32に示す。図31に示すように離型シート35を挟み込んだ後、図32に示すようにさらに他の樹脂層2を積み重ねて仮積層体を得ている。この工程では、非接合領域32となるべき領域における第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとの間に離型シート35を挟むようにして、第1樹脂層2xおよび第2樹脂層2yを含む複数の樹脂層2を積み重ねて仮積層体を得ている。図31に示した第1樹脂層2xは、図30に示したような孔が形成されていない樹脂層2である。離型シート35は、のちの工程で施される加熱および加圧によっても樹脂層2に接合しない程度の離型性を有することが求められる。離型シート35は、たとえばポリイミドシートであってよい。
ここまでの作業の順序はここで説明したものに限らない。大判の導体箔付きシートから積層体のサイズに樹脂層2を切り出してから各種処理を行なう代りに、大判の導体箔付きシートのまま各種処理を行なうこととしてもよい。
工程S2の様子を図33に示す。この工程では、工程S2で得た仮積層体を加熱および加圧することによって、非接合領域32においては第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとを接合させることなく、接合領域31においては第1樹脂層2xと第2樹脂層2yとを接合させることにより、仮積層体を一体化させて積層体を得ている。工程1で得た仮積層体において樹脂層2同士が重なり合う部分のうち離型シート35が挟まっていない領域は、圧着工程2により接合するが、離型シート35が挟まっている領域は接合しない。この後、工程S3として、積層体から離型シート35を抜き取る。離型シート35は離型性を有するので、上下に接している樹脂層2とは接合しておらず、容易に引き抜くことができる。
このようにして、図1に示した樹脂多層基板101が得られる。ここでは、一例として、実施の形態1における樹脂多層基板101を製造する様子を説明したが、他の実施の形態における樹脂多層基板も同様に製造することができる。
(作用・効果)
本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法によれば、非接合領域となるべき箇所には離型シートを挟んだ状態で圧着工程を行なうので、非接合領域においては樹脂層同士を接合させることなく、接合領域においては樹脂層同士を接合させることができ、その結果、積層体の一部を分離曲げ部とすることができる。したがって、曲げることによる影響がなるべく周囲に及ばず、かつ、曲げる箇所においても層数を多くしておくことが可能な樹脂多層基板を得ることができる。
なお、工程S2の圧着工程においては、加熱および加圧を、一気に行なってもよいが、仮圧着と本圧着との2回に分けて行なってもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
2 樹脂層、2x 第1樹脂層、2y 第2樹脂層、3 内蔵部品、6,6d ビア導体、7 導体パターン、8d ビア孔、9,10 表面実装部品、11,11d ビア孔、12 導体箔付き樹脂シート、13 レジストパターン、14 孔、17 導体箔、18,19 電極、21,21a,21b 第1補強金属部、22,22a,22b 第2補強金属部、29 マスク、31 接合領域、32 非接合領域、35 離型シート、51 リジッド部、52 フレキシブル部、71,73,75,77 外部部品、72a,72b,74a,74b,76a,76b,78a,78b 面、101,102,103,104,104i,105 樹脂多層基板、901,902,903 (従来技術に基づく)樹脂多層基板。

Claims (6)

  1. 厚み方向に互いに隣接する第1樹脂層と第2樹脂層とを含む複数の樹脂層を積層した積層体を備え、
    前記積層体を平面的に見たときに、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層とが互いに接合されている接合領域と、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層とが互いに当接し合うことができる位置関係にありながら接合されていない非接合領域とが存在し、前記第2樹脂層は、前記非接合領域において前記第1樹脂層から離れて曲がりうるものであり、
    前記積層体は、前記樹脂層の表面に沿って配置された導体パターンと、前記樹脂層を厚み方向に貫通するビア導体とを含み、前記接合領域においては、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層との間で前記ビア導体による電気的接続が行なわれており、
    前記非接合領域における前記第1樹脂層と前記第2樹脂層との間の対向面には、前記ビア導体が形成されていない、樹脂多層基板。
  2. 前記接合領域においては、前記ビア導体の少なくとも前記非接合領域側に隣接するように、前記第1樹脂層に第1補強金属部が設けられ、前記第2樹脂層に第2補強金属部が設けられ、前記第1補強金属部と前記第2補強金属部とは接合されている、請求項に記載の樹脂多層基板。
  3. 前記第1補強金属部は、前記導体パターンからなり、
    前記第2補強金属部は、前記第2樹脂層に設けられた凹部に充填された金属ペーストの固化物からなり、
    前記第1補強金属部が前記第2補強金属部に囲まれるように入り込んでいる、請求項2に記載の樹脂多層基板。
  4. 前記積層体の内部に配置された内蔵部品を備える、請求項1から3のいずれかに記載の樹脂多層基板。
  5. 前記非接合領域においては、前記第1樹脂層または前記第1樹脂層と接合されて一体となった樹脂層の表面または内部に部品が配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の樹脂多層基板。
  6. 前記積層体を平面的に見たときに、前記第2樹脂層は、前記第1樹脂層よりも外側に突出している、請求項1から5のいずれかに記載の樹脂多層基板。
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