JP6088705B2 - 装着システム及び装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は装着システム及び装着方法に関する。
空港のターミナルビルと航空機との間の乗客の乗降に用いる設備として、旅客搭乗橋が知られている。旅客搭乗橋のキャブが航空機のドアに装着されると、旅客搭乗橋を用いて航空機への乗客の歩行通路が形成される。
通常、旅客搭乗橋の待機位置と航空機への装着位置との間の移動は、オペレータが、これらの装着位置及び待機位置を目視で確認しながら、ジョイスティック等を用いて手動で操作して行われる。しかし、かかる手動操作は、高度な熟練技術を要すること、及び航空機への旅客搭乗橋の装着時間又は操作性等がオペレータの間でばらつくこと等に鑑み、航空機への旅客搭乗橋の装着自動化がすでに提案されている(例えば、特許文献1−6参照)。
特開2003−212194号公報 特表2005−518308号公報 特開2004−314700号公報 特開昭58−188795号公報 特許第4293874号公報 特表平10−505562号公報
しかし、特許文献1−6では、複数の旅客搭乗橋を航空機に装着する場合の航空機の停止位置のずれの問題、コストアップの問題等については十分に検討されていない。詳細は、以下の実施形態において説明する。
本発明の一態様(aspect)は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数の旅客搭乗橋を航空機に装着する場合において、航空機の停止位置のずれが発生しても、従来よりも旅客搭乗橋を航空機に適切かつ簡易に自動で装着し得る装着システム及び装着方法を提供する。
本発明の一態様の装着システムは、ターミナルビルに設けられた第1旅客搭乗橋及び第2旅客搭乗橋と、前記第1旅客搭乗橋に設けられた検知器と、前記検知器からの出力信号を受け取る制御器と、を備え、第1旅客搭乗橋が航空機に装着した後、及び、装着する前の移動中のいずれか一方、又は、両方において、前記制御器は、前記検知器を用いて前記第1旅客搭乗橋の位置データを取得し、前記位置データ、前記航空機の機体から得られる既知データ及び前記ターミナルビルから得られる既知データを用いて、前記第2旅客搭乗橋が前記航空機に装着する際の前記第2旅客搭乗橋の装着位置データを演算し、前記装着位置データに基づいて、前記航空機への前記第2旅客搭乗橋の自動装着を制御する。
本発明の一態様によれば、複数の旅客搭乗橋を航空機に装着する場合において、航空機の停止位置のずれが発生しても、従来よりも旅客搭乗橋を航空機に適切かつ簡易に自動で装着し得る。
図1は、第1旅客搭乗橋の一例を示す図である。 図2は、検知器によって検知される第1旅客搭乗橋の位置データの説明に用いる図である。 図3は、航空機の機体から得られる既知データの説明に用いる図である。 図4は、ターミナルビルから得られる既知データの説明に用いる図である。 図5は、第2旅客搭乗橋の装着位置データの演算式の説明に用いる図である。 図6は、制御器の一例を示す図である。 図7は、制御器による第2旅客搭乗橋の自動装着の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施形態)
発明者らは、複数の旅客搭乗橋を航空機に装着する場合の航空機の停止位置のずれの問題、コストアップの問題等について鋭意検討し、以下の知見を得た。
特許文献1及び特許文献2では、旅客搭乗橋に光センサ又は画像認識装置を設けることで、単一の旅客搭乗橋を航空機の機体に自動で装着する技術が提案されている。しかし、この場合、光センサ又は画像認識装置を別途、装備する必要があり、コストアップを招くという問題がある。また、航空機の塗装色、天候等の影響により、光センサ等の検知器の精度が不安定となる場合がある。
また、特許文献3では、旅客搭乗橋を原点確認位置から所定の角度だけ回転させ、その後、トンネル部長さを所定長まで伸ばすことで、旅客搭乗橋を航空機の機体に自動で装着する技術が提案されている。特許文献5では、旅客搭乗橋の一回目の装着における航空機の実際の停止位置と航空機の所定の停止位置とのずれ量を考慮して、旅客搭乗橋の2回目以降の目標位置を設定する技術が提案されている。しかし、これらの特許文献3及び特許文献5は、航空機が毎回、ほぼ定位置に停止することを前提とする技術に関するものであり、例えば、パイロットの操縦等の影響により、航空機の停止位置が上記定位置からずれてしまう場合は、役に立たない。
そこで、発明者らは、複数の旅客搭乗橋を航空機に装着する場合において、複数の旅客搭乗橋のうちの一つが航空機に装着した場合、又は、装着する前の移動中の場合の本旅客搭乗橋の位置データを、他の旅客搭乗橋の航空機への自動装着に利用するという着想に到達した。
すなわち、本発明の第1の態様の装着システムは、ターミナルビルに設けられた第1旅客搭乗橋及び第2旅客搭乗橋と、第1旅客搭乗橋に設けられた検知器と、検知器からの出力信号を受け取る制御器と、を備え、第1旅客搭乗橋が航空機に装着した後、及び、装着する前の移動中のいずれか一方、又は、両方において、制御器は、検知器を用いて第1旅客搭乗橋の位置データを取得し、位置データ、航空機の機体から得られる既知データ及びターミナルビルから得られる既知データを用いて、第2旅客搭乗橋が航空機に装着する際の第2旅客搭乗橋の装着位置データを演算し、装着位置データに基づいて、航空機への第2旅客搭乗橋の自動装着を制御する。
また、本発明の第1の態様の装着方法は、ターミナルビルに設けられた第1旅客搭乗橋が航空機に装着した後、及び、装着する前の移動中のいずれか一方、又は、両方において、検知器を用いて第1旅客搭乗橋の位置データを取得し、位置データ、航空機の機体から得られる既知データ及びターミナルビルから得られる既知データを用いて、ターミナルビルに設けられた第2旅客搭乗橋が航空機に装着する際の第2旅客搭乗橋の装着位置データを演算し、装着位置データに基づいて、航空機に第2旅客搭乗橋を自動で装着する。
また、本発明の第2の態様の装着システムは、第1の態様の装着システムにおいて、第1旅客搭乗橋及び第2旅客搭乗橋はそれぞれ、ターミナルビルの出入口に接続されたロタンダと、ロタンダに接続されたトンネル部と、トンネル部に接続されたキャブと、を備え、上記の検知器は、第1旅客搭乗橋のロタンダの回転角度を検知するロタンダ回転角度検知器と、第1旅客搭乗橋のトンネル部の前後方向の長さを検知するトンネル部長さ検知器と、第1旅客搭乗橋のキャブの回転角度を検知するキャブ回転角度検知器と、を備え、上記の装着位置データは、第2旅客搭乗橋のロタンダの回転角度、第2旅客搭乗橋のトンネル部の前後方向の長さ、及び、第2旅客搭乗橋のキャブの回転角度である。
また、本発明の第2の態様の装着方法は、第1の態様の装着方法において、上記の位置データは、第1旅客搭乗橋におけるターミナルビルの出入口に接続されたロタンダの回転角度、第1旅客搭乗橋のロタンダに接続されたトンネル部の前後方向の長さ、及び、第1旅客搭乗橋のトンネル部に接続されたキャブの回転角度であり、上記の装着位置データは、第2旅客搭乗橋におけるターミナルビルの出入口に接続されたロタンダの回転角度、第2旅客搭乗橋のロタンダに接続されたトンネル部の前後方向の長さ、及び、第2旅客搭乗橋のトンネル部に接続されたキャブの回転角度である。
以上により、第1旅客搭乗橋及び第2旅客搭乗橋を航空機に装着する場合において、航空機の停止位置のずれが発生しても、従来よりも第2旅客搭乗橋を航空機に適切かつ簡易に自動で装着し得る。つまり、航空機の停止位置が所定の定位置からずれたとしても、第2旅客搭乗橋の装着位置は、検知器によって検知される第1旅客搭乗橋の位置データに基づいて演算されるので、上記の停止位置のずれが反映された適切な値となる。また、航空機への第2旅客搭乗橋の自動装着において、光センサ、画像認識装置等を用いない場合は、本実施形態の装着システムを簡易に構成できる。また、航空機の塗装色、天候等の影響により、光センサ等の検知器の精度が不安定になる問題を防止できる。
また、本発明の第3の態様の装着システムは、第1又は第2の態様の装着システムにおいて、第2旅客搭乗橋に設けられ、航空機のドアを撮影する撮像装置と、第1旅客搭乗橋に設けられ、撮像装置により撮影された画像を表示する表示装置と、を備える。
かかる構成によると、航空機への第2旅客搭乗橋の自動装着において、撮像装置及び表示装置を用いる場合は、第1旅客搭乗橋に搭乗したオペレータが、航空機のドアと第2旅客搭乗橋との間の装着状態の確認を容易に行い得る。例えば、航空機のドアと第2旅客搭乗橋との装着異常が発生した場合の緊急対応等を容易に行い得る。
以下、本実施形態の具体例について図面を参照しながら説明する。なお、以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
また、本実施形態は、以下の具体例に限定されない。例えば、制御器による第2旅客搭乗橋の自動装着は、必ずしも、航空機のドアへの第2旅客搭乗橋の装着の全工程を自動で行うことを意味しない。詳細は、以下の第4変形例で説明する。
[旅客搭乗橋の構成]
図1は、第1旅客搭乗橋の一例を示す図である。なお、本実施形態では、航空機200に複数の旅客搭乗橋(本例では、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100B)が航空機200に装着される旅客搭乗橋の装着システム(例えば、図5参照)を対象とするが、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bの構成は同じである。よって、図1では、第1旅客搭乗橋100Aのみを図示し、第2旅客搭乗橋100Bの構成の説明は省略する。また、図1では、第1旅客搭乗橋100Aのトンネル部10Aの全長が縮んだ状態が示されている。そして、以下、第1旅客搭乗橋100Aのトンネル部10Aの全長が伸縮する方向を前後方向とし、航空機200側を「前」及びターミナルビル300側を「後」として、第1旅客搭乗橋100Aの構成を説明する。
第1旅客搭乗橋100Aは、ターミナルビル300の出入口に接続されたロタンダ(後方円形室)12Aと、ロタンダ12Aに接続されたトンネル部10Aと、トンネル部10Aの前方の端部に接続されたキャブ(前方円形室)20Aと、を備える。
トンネル部10Aは、隣り合うトンネルが、外側と内側の相対関係において入れ子状に嵌合されており、トンネル部10Aの全長が前後方向に伸縮可能に構成されている。具体的には、ドライブコラム(図示せず)が、トンネル部10Aを挟むようにトンネル部10Aの適所(例えば、最も外側トンネルの前方の部分)に連結されている。よって、ドライブコラムの下端の駆動輪が地面(エプロン)の上を走行すると、トンネル部10Aに、前後方向の伸縮運動の動力が伝わる。そして、トンネル部10Aの全長が伸びることにより、トンネル部10Aの前方端に配されたキャブ20Aが航空機200のドアに到達すると、ターミナルビル300の出入口と航空機200のドアとの間の乗客の歩行通路が形成される。このとき、図1の紙面に垂直な上下方向のドライブコラムの伸縮運動により、トンネル部10A及びキャブ20Aが、ロタンダ12Aを基準に、上下方向に揺動できる。
なお、キャブ20A内には、制御器50(図6参照)が設けられている。オペレータは、制御器50のジョイスティック51(図6参照)を用いて、第1旅客搭乗橋100Aの各機器(例えば、ドライブコラム等)を操作できる。また、補助階段16Aは、トンネル部10Aの内部とエプロンとを連絡するように、トンネル部10Aのサイドに設けられている。補助階段16Aは、例えば、オペレータがキャブ20Aに出入りするのに使用される。
[記号の定義]
まず、本実施形態の制御系の演算で用いる記号をまとめて定義する。
図2は、検知器によって検知される第1旅客搭乗橋の位置データの説明に用いる図である。図3は、航空機の機体から得られる既知データの説明に用いる図である。図4は、ターミナルビルから得られる既知データの説明に用いる図である。図5は、第2旅客搭乗橋の装着位置データの演算式の説明に用いる図である。
<検知器によって検知される第1旅客搭乗橋の位置データ(図2参照)>
γ:ロタンダ12Aの回転角度(ロタンダ12Aの回転中心112Aとキャブ20Aの回転中心120Aとを結ぶ中心直線401Aと、所定の基準直線400Aとがなす角)
L:トンネル部10Aの長さ(ロタンダ12Aの回転中心112Aとキャブ20Aの回転中心120Aとの間の距離)
ε:キャブ20Aの回転角度(中心直線401Aと、キャブ20Aが航空機200のドアに正常に装着した場合の本装着位置における接線とがなす角)
<航空機の機体から得られる既知データ(図3参照)>
a:第1旅客搭乗橋100Aのキャブ20A及び第2旅客搭乗橋100Bのキャブ20Bのそれぞれが航空機200のそれぞれのドアに正常に装着された場合のキャブ20Aの回転中心120Aとキャブ20Bの回転中心120Bとの間の距離
α:キャブ20Aの回転中心120Aとキャブ20Bの回転中心120Bとを結ぶ中心直線402と、キャブ20Aが航空機200のドアに正常に装着した場合の本装着位置における接線とがなす角
δ:中心直線402と、キャブ20Bが航空機200のドアに正常に装着した場合の本装着位置における接線とがなす角
<ターミナルビルから得られる既知データ(図4参照)>
b:第1旅客搭乗橋100Aのロタンダ12Aの回転中心112Aと第2旅客搭乗橋100Bのロタンダ12Bの回転中心112Bとの間の距離
β:ロタンダ12Aの回転中心112Aとロタンダ12Bの回転中心112Bとを結ぶ中心直線403と、所定の基準直線400Aとがなす角
<制御系の演算で導かれる第2旅客搭乗橋の装着位置データ(図5参照)>
C:ロタンダ12Bの回転角度(ロタンダ12Bの回転中心112Bとキャブ20Bの回転中心120Bとを結ぶ中心直線401Bと、所定の基準直線400Bとがなす角)
A:トンネル部10Bの長さ(ロタンダ12Bの回転中心112Bとキャブ20Bの回転中心120Bとの間の距離)
B:キャブ20Bの回転角度(中心直線401Bと、キャブ20Bが航空機200のドアに正常に装着した場合の本装着位置における接線とがなす角)
<制御系の演算の途中で導かれる点間距離及び角度(図5参照)>
x:第2旅客搭乗橋100Bのロタンダ12Bの回転中心112Bと第1旅客搭乗橋100Aのキャブ20Aの回転中心120Aとの間の距離
y:第1旅客搭乗橋100Aのロタンダ12Aの回転中心112Aと第2旅客搭乗橋100Bのキャブ20Bの回転中心120Bとの間の距離
z:中心直線401Aと、第2旅客搭乗橋100Bのロタンダ12Bの回転中心112Bと第1旅客搭乗橋100Aのキャブ20Aの回転中心120Aとを結ぶ直線とがなす角
なお、基準直線400A及び基準直線400Bは、図面の紙面に垂直な平面視において、基準直線400A及び基準直線400Bが平行になっていれば、任意の方向の直線で構わない。本例では、基準直線400A及び基準直線400Bはそれぞれ、航空機200が正規の位置に停止した場合の航空機200の前後方向の中心線と直交し、かつ、ロタンダ12Aの回転中心112A及びロタンダ12Bの回転中心112Bのそれぞれを通るように図示されている。
[制御系の構成]
図2に示すように、検知器30は、第1旅客搭乗橋100Aに設けられている。なお、図示を省略するが、第2旅客搭乗橋100Bにも同様の検知器30を設けても構わない。
上記の検知器30は、ロタンダ回転角度検知器31と、トンネル部長さ検知器32と、キャブ回転角度検知器33と、を備える。
ロタンダ回転角度検知器31は、第1旅客搭乗橋100Aのロタンダ12Aの回転角度γを検知する。ロタンダ回転角度検知器31は、ロタンダ12Aの回転角度γを検知できれば、どのような構成であっても構わない。ロタンダ回転角度検知器31として、例えば、ロータリエンコーダ等を例示できる。
トンネル部長さ検知器32は、第1旅客搭乗橋100Aのトンネル部10Aの前後方向の長さLを検知する。トンネル部長さ検知器32は、トンネル部10Aの前後方向の長さLを検知できれば、どのような構成であっても構わない。トンネル部長さ検知器32として、例えば、リニアエンコーダ等を例示できる。リニアエンコーダとして、例えば、外側トンネルの側壁内面に配された磁気テープと、内側トンネルの先端に配された磁気センサとを備える長さゲージ等を例示できる。
キャブ回転角度検知器33は、第1旅客搭乗橋100Aのキャブ20Aの回転角度を検知する。キャブ回転角度検知器33は、キャブ20Aの回転角度を検知できれば、どのような構成であっても構わない。キャブ回転角度検知器33として、例えば、ロータリエンコーダ等を例示できる。
図6に示すように、制御器50は、ジョイスティック51と、操作パネル52と、表示器53とを備える。なお、ジョイスティック51、操作パネル52及び表示器53は周知なので、詳細な説明を省略する。
制御器50は、検知器30からの出力信号を受け取り、第1旅客搭乗橋100Aが航空機200に装着した後、検知器30を用いて第1旅客搭乗橋100Aの位置データγ、L、εを取得し、本位置データγ、L、ε、航空機200の機体から得られる既知データa、α、δ及びターミナルビル300から得られる既知データb、βを用いて、第2旅客搭乗橋100Bが航空機200に装着する際の第2旅客搭乗橋100Bの装着位置データA、B、Cを演算し、これらの装着位置データA、B、Cに基づいて、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着を制御する。本制御器50による第2旅客搭乗橋100Bの自動装着の詳細は後述する。
制御器50は、制御機能を有するものであれば、どのような構成でも構わない。制御器50は、例えば、演算部(図示せず)と、制御プログラムを記憶する記憶部(図示せず)とを備える。演算部としては、例えば、PLC、MPU、CPU等を例示できる。記憶部としては、例えば、メモリー等を例示できる。制御器50は、単独の制御器で構成されてもいいし、複数の制御器でも構成されてもいい。
[制御器による第2旅客搭乗橋の自動装着動作]
図7は、制御器による第2旅客搭乗橋の自動装着の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1で、航空機200への第1旅客搭乗橋100Aの装着が行われる。本装着は、第1旅客搭乗橋100Aのキャブ20Aにオペレータが乗り込み、手動で行ってもいいし、従来の航空機への旅客搭乗橋の自動装着技術を用いて、自動で行ってもいい。
ステップS1の航空機200への第1旅客搭乗橋100Aの装着が完了すると、制御器50は、検知器30によって検知される第1旅客搭乗橋100Aの位置データγ、L、εを取得する(ステップS2)。具体的には、ロタンダ12Aの回転角度γ、トンネル部10Aの長さL及びキャブ20Aの回転角度εが取得される。
また、制御器50は、航空機200の機体から得られる既知データa、α、δ及びターミナルビル300から得られる既知データb、βを取得する(ステップS3)。なお、これらのデータは、例えば、航空機200の機種毎に、予め制御器50の記憶部に記億されていてもいいし、オペレータの操作により制御器50に入力されてもいい。
次に、制御器50は、ステップS2の第1旅客搭乗橋100Aの位置データγ、L、εと、ステップS3の航空機200の機体から得られる既知データa、α、δ及びターミナルビル300から得られる既知データb、βを用いて、第2旅客搭乗橋100Bが航空機200に装着する際の第2旅客搭乗橋100Bの装着位置データA、B、Cを演算する(ステップS4)。
本演算は、例えば、以下の演算式(1)−(6)を用いて行われる。なお、これらの演算式(1)−(6)は、予め制御器50の記憶部に記億されている。
図5に示すように、点間距離x、y及び角度zは、余弦定理により、以下の演算式(1)−(3)で定式化される。
Figure 0006088705
Figure 0006088705
Figure 0006088705
すると、第2旅客搭乗橋100Bの装着位置データA、B、Cは、以下の演算式(4)−(6)で定式化できる。
Figure 0006088705
Figure 0006088705
Figure 0006088705
次に、オペレータが操作パネル52の操作ボタンを押す(ステップS5)。すると、制御器50により、装着位置データA、B、Cに基づいて、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着が行われる(ステップS6)。具体的には、ロタンダ12Bが、回転角度Cだけ自動で旋回し、トンネル部10Bが、長さAだけ自動で伸び、キャブ20Bが、回転角度Bだけ自動で旋回する。これにより、第2旅客搭乗橋100Bが、航空機200のドアへ自動で装着される。
なお、本実施形態では、操作ボタンは、オペレータが操作ボタンを押しているときにのみ、ON状態となる方式のボタン、すなわち、デッドマンスイッチ方式のボタンで構成されている。従って、オペレータが操作ボタンから手を離し、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着が解除されると(ステップS7)、本自動装着は強制的に中止される(ステップS8)。例えば、オペレータが、第2旅客搭乗橋100Bに何等かの異常を発見した場合は、オペレータが操作ボタンから手を離すことで、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着を即座に強制的に中止できる。
以上により、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bを航空機200に装着する場合において、航空機200の停止位置のずれが発生しても、従来よりも第2旅客搭乗橋100Bを航空機200に適切かつ簡易に自動で装着し得る。つまり、航空機200の停止位置が所定の定位置からずれたとしても、第2旅客搭乗橋100Bの装着位置データA、B、Cは、検知器30によって検知される第1旅客搭乗橋100Aの位置データγ、L、εに基づいて演算されるので、上記の停止位置のずれが反映された適切な値となる。
また、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着において、光センサ、画像認識装置等を用いない場合は、本実施形態の装着システムを簡易に構成できる。また、航空機200の塗装色、天候等の影響により、光センサ等の検知器の精度が不安定になる問題を防止できる。
更に、一人のオペレータが、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bの操作を行うことで、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bの操作が安定し、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bのオペレーションコストを低減できる。つまり、二人のオペレータがそれぞれ、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bをそれぞれ操作すると、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bの装着時間又は操作性がオペレータの間でばらつくという問題があるが、かかる問題を防止できる。また、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bを一人のオペレータで操作できるので、二人のオペレータが第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bを操作する場合に比べ、オペレータの省人化が行われ、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bのオペレーションコストを低減できる。
(第1変形例)
本実施形態では、第1旅客搭乗橋100Aが航空機200に装着した後、制御器50が、第2旅客搭乗橋100Bの装着位置データA、B、Cに基づいて、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着を開始する例を説明したが、これに限らない。例えば、第1旅客搭乗橋100Aが航空機200に装着する前の移動中であっても、制御器50は、上記の演算式(1)−(6)を用いて、第2旅客搭乗橋100Bの移動中の装着位置データA、B、Cを時々刻々と演算できる。よって、第1旅客搭乗橋100Aが航空機200に装着する前の移動中であっても、制御器50が、第2旅客搭乗橋100Bの移動中の装着位置データA、B、Cに基づいて、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着を制御できる。これにより、第1旅客搭乗橋100Aが航空機200に装着した後に、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着を開始する場合に比べ、第2旅客搭乗橋100Bの装着時間を短縮できる。
(第2変形例)
本実施形態では、航空機200のドアを撮影する撮影装置を別途、設けない例を説明したが、これに限らない。例えば、本変形例の装着システムは、第2旅客搭乗橋100Bに設けられ、航空機200のドアを撮影する撮像装置(図示せず)と、第1旅客搭乗橋100Aに設けられ、撮像カメラ等の撮像装置(図示せず)により撮影された画像を表示する液晶モニタ等の表示装置(図示せず)と、を備える。
これにより、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着において、撮像装置及び表示装置を用いる場合は、第1旅客搭乗橋100Aのキャブ20Aに搭乗したオペレータが、航空機200のドアと第2旅客搭乗橋100Bとの間の装着状態の確認を容易に行い得る。また、航空機200のドアと第2旅客搭乗橋100Bとの装着異常が発生した場合の緊急対応等を容易に行い得る。例えば、図7のステップS7及びステップS8において、オペレータが、撮像装置により撮影された画像において、第2旅客搭乗橋100Bの装着異常を発見した場合は、オペレータが操作ボタンから手を離すことで、航空機200への第2旅客搭乗橋100Bの自動装着を即座に強制的に中止できる。
(第3変形例)
本実施形態では、第1旅客搭乗橋100A及び第2旅客搭乗橋100Bの航空機200への装着を説明したが、旅客搭乗橋の個数はこれに限らない。本開示の旅客搭乗橋の自動装着技術は、3個以上の旅客搭乗橋を航空機に装着する場合にも適用できる。
(第4変形例)
本実施形態では、航空機200のドアへの第2旅客搭乗橋100Bの装着の全工程を自動で行う場合の動作の一例を説明したが、これに限らない。
例えば、制御器50が、航空機200のドアの手前付近まで、第2旅客搭乗橋100Bを航空機200のドアに自動装着させる態様であっても構わない。その後、本自動装着動作を止めて、第1旅客搭乗橋100Aのキャブ20Aに搭乗したオペレータが、上記の撮像装置及び表示装置等を用いて、手動の遠隔運転で第2旅客搭乗橋100Bを航空機200のドアに完全に装着させるとよい。
かかる自動装着においても、実施形態と同様、航空機200の停止位置のずれが発生した場合、従来よりも第2旅客搭乗橋100Bを航空機200に適切かつ簡易に自動で装着し得る。また、オペレータは、表示装置の画像を確認しながら、航空機200のドアへの第2旅客搭乗橋100Bの装着の全工程について第2旅客搭乗橋100Bを遠隔運転せずに済むので、作業効率が向上する。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の一態様によれば、複数の旅客搭乗橋を航空機に装着する場合において、航空機の停止位置のずれが発生しても、従来よりも旅客搭乗橋を航空機に適切かつ簡易に自動で装着し得る。よって、本発明の一態様は、例えば、旅客搭乗橋の装着システム及び装着方法等に利用できる。
10A :トンネル部
10B :トンネル部
12A :ロタンダ
12B :ロタンダ
20A :キャブ
20B :キャブ
30 :検知器
31 :ロタンダ回転角度検知器
32 :検知器
33 :キャブ回転角度検知器
50 :制御器
51 :ジョイスティック
52 :操作パネル
53 :表示器
100A :第1旅客搭乗橋
100B :第2旅客搭乗橋
200 :航空機
300 :ターミナルビル

Claims (5)

  1. ターミナルビルに設けられた第1旅客搭乗橋及び第2旅客搭乗橋と、前記第1旅客搭乗橋に設けられた検知器と、前記検知器からの出力信号を受け取る制御器と、を備え、
    第1旅客搭乗橋が航空機に装着した後、及び、装着する前の移動中の両方において、
    前記制御器は、前記検知器を用いて前記第1旅客搭乗橋の位置データを取得し、
    前記位置データ、前記航空機の機体から得られる既知データ及び前記ターミナルビルから得られる既知データのそれぞれを変数とする演算式を用いて、前記第2旅客搭乗橋が前記航空機に装着する際の前記第2旅客搭乗橋の装着位置データを演算し、
    前記装着位置データに基づいて、前記航空機への前記第2旅客搭乗橋の自動装着を制御する装着システム。
  2. 前記第1旅客搭乗橋及び前記第2旅客搭乗橋はそれぞれ、前記ターミナルビルの出入口に接続されたロタンダと、前記ロタンダに接続されたトンネル部と、前記トンネル部に接続されたキャブと、を備え、
    前記検知器は、前記第1旅客搭乗橋のロタンダの回転角度を検知するロタンダ回転角度検知器と、前記第1旅客搭乗橋のトンネル部の前後方向の長さを検知するトンネル部長さ検知器と、前記第1旅客搭乗橋のキャブの回転角度を検知するキャブ回転角度検知器と、を備え、
    前記装着位置データは、前記第2旅客搭乗橋のロタンダの回転角度、前記第2旅客搭乗橋のトンネル部の前後方向の長さ、及び、前記第2旅客搭乗橋のキャブの回転角度である請求項1に記載の装着システム。
  3. 前記第2旅客搭乗橋に設けられ、前記航空機のドアを撮影する撮像装置と、前記第1旅客搭乗橋に設けられ、前記撮像装置により撮影された画像を表示する表示装置と、を備える請求項1又は2に記載の装着システム。
  4. ターミナルビルに設けられた第1旅客搭乗橋が航空機に装着した後、及び、装着する前の移動中の両方において、検知器を用いて前記第1旅客搭乗橋の位置データを取得し、
    前記位置データ、前記航空機の機体から得られる既知データ及び前記ターミナルビルから得られる既知データのそれぞれを変数とする演算式を用いて、前記ターミナルビルに設けられた第2旅客搭乗橋が前記航空機に装着する際の前記第2旅客搭乗橋の装着位置データを演算し、
    前記装着位置データに基づいて、前記航空機に前記第2旅客搭乗橋を自動で装着する装着方法。
  5. 前記位置データは、前記第1旅客搭乗橋における前記ターミナルビルの出入口に接続されたロタンダの回転角度、前記第1旅客搭乗橋のロタンダに接続されたトンネル部の前後方向の長さ、及び、前記第1旅客搭乗橋のトンネル部に接続されたキャブの回転角度であり、
    前記装着位置データは、前記第2旅客搭乗橋における前記ターミナルビルの出入口に接続されたロタンダの回転角度、前記第2旅客搭乗橋のロタンダに接続されたトンネル部の前後方向の長さ、及び、前記第2旅客搭乗橋のトンネル部に接続されたキャブの回転角度である請求項4に記載の装着方法。
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