JP6087693B2 - チャネル毎の電波受信強度に基づいて特定位置を検知する端末、方法及びプログラム - Google Patents
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Indicator)を取得し、統計モデルを作成・利用することによって三点測量で測位するRSSI方式もある(例えば特許文献8参照)。
検知すべき特定位置について、無線方式に基づく複数のチャネルと、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数とを対応付けて記憶した電波品質記憶手段と、
自らの周辺のアクセスポイントをサーチすることによって、1つ以上のアクセスポイントからチャネル毎の電波品質を計測する電波品質計測手段と、
電波品質記憶手段におけるチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンと、電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定するパターン類似判定手段と、
パターン類似判定手段によって真と判定された際に、検知すべき特定位置に達したことを通知する特定位置到達通知手段と
を有することを特徴とする。
検知すべき特定位置について、電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数を、電波品質記憶手段へ学習させる電波品質学習手段を更に有することも好ましい。
電波品質は、受信信号強度であり、
電波品質記憶手段は、チャネル毎に、受信信号強度の平均値、中央値又は総和を記憶することも好ましい。
電波品質記憶手段は、複数の位置について複数回取得したパターンについて算出された尤度関数を記憶しており、
パターン類似判定手段は、パターンを尤度関数へ入力し、その尤度が所定閾値以上となる場合に類似すると判定することも好ましい。
特定位置到達通知手段から特定位置に達したことが通知された際に、所定のアクセスポイント又は他のネットワークとの間で無線リンクを確立する無線リンク確立手段と、
外部サーバ又はローカルサーバへアクセスし、所定情報を受信する情報取得手段と
を更に有することも好ましい。
電波品質記憶手段は、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターン毎に識別子を対応付けると共に、複数のパターンを記憶しており、
情報取得手段は、パターン類似判定手段によって真と判定されたパターンの識別子を特定のサーバへ送信することによって、その識別子に応じた所定情報を当該サーバから受信することも好ましい。
アクセスポイントは、無線LAN用のものであり、
電波品質は、ビーコン信号に基づくものであり、
チャネルは、同一又は異なる無線方式の全てのチャネルに基づくものであることも好ましい。
当該端末は、センサを搭載しており、
パターンは、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数に加えて、センサによって取得されたセンサ情報を更に含むことも好ましい。
検知すべき特定位置について、無線方式に基づく複数のチャネルと、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数とを対応付けて記憶した電波品質記憶手段と、
自らの周辺のアクセスポイントをサーチすることによって、1つ以上のアクセスポイントからチャネル毎の電波品質を計測する電波品質計測手段と、
電波品質記憶手段におけるチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンと、電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定するパターン類似判定手段と、
パターン類似判定手段によって真と判定された際に、検知すべき特定位置に達したことを通知する特定位置到達通知手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
検知すべき特定位置について、無線方式に基づく複数のチャネルと、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数とを対応付けて記憶した電波品質記憶部を有し、
自らの周辺のアクセスポイントをサーチすることによって、1つ以上のアクセスポイントからチャネル毎の電波品質を計測する第1のステップと、
電波品質記憶手段におけるチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンと、電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定する第2のステップと、
パターン類似判定手段によって真と判定された際に、検知すべき特定位置に達したことを通知する第3のステップと
を有することを特徴とする。
(1)ユーザが自宅から外出しようとした時、リアルタイムな交通遅延情報や天気予報を、その携帯端末へプッシュ的に送信する。
(2)ユーザが自宅へ入ろうとした時、テレビ番組情報や部屋の状況情報を、その携帯端末へプッシュ的に送信する。
(3)ユーザが店舗へ入ろうとした時、タイムサービス情報や店内地図情報を、その携帯端末へプッシュ的に送信する。
(4)ユーザが店舗を出ようとした時、次回に利用可能なクーポン情報を、その携帯端末へプッシュ的に送信する。
図4は、本発明におけるシーケンス図である。
電波品質計測部11は、自らの周辺のアクセスポイント2をサーチ(スキャン)することによって、1つ以上のアクセスポイント2からチャネル毎の電波品質を計測する(図4のS1参照)。無線LAN(例えばIEEE802.11)の場合、その電波品質は、アクセスポイント2から報知されるビーコン信号(又はプローブ応答)における電波受信強度であってもよい。電波受信強度は、例えばRSSI(Received Signal Strength Indication)とも称される。また、同一の無線方式に限られず、異なる無線方式の全てのチャネルをサーチすることも好ましい。ビーコン信号には、SSID及びBSSIDが含まれるが、本発明によればこれら情報を特に必要とするものではない。
N×MinChannelTime < アクティブスキャンの1周期 < N×MaxChannelTime
端末によっては、MaxChannelTime及びMinChannelTimeの設定が異なるが、1周期が短ければ短いほど、多くのサンプリング数を検知することができる。そのために、具体的には、アクティブスキャンの1周期は、1秒程度であってもよい。
レベル5:〜-50dBm (Excellent)
レベル4:〜-60dBm (better)
レベル3:〜-70dBm (good)
レベル2:〜-80dBm (not good)
レベル1:〜-113dBm (bad)
電波品質記憶部12は、検知すべき特定位置について、無線方式に基づく複数のチャネルと、チャネル毎の電波品質とを対応付けて記憶する。電波品質記憶部12は、例えば図2で表した各出入口を「特定位置」とすることができる。その特定位置について、チャネル毎の電波品質を「パターン」として記憶する。ここで、パターン毎に「識別子」を対応付ける。これによって、各出入口について、識別子が付与されたパターンを複数、記憶することができる。即ち、電波品質記憶部12は、ユーザ操作に応じて、ユーザが検知したい特定位置で計測されたパターンに対して、その特定位置を表す識別子を対応付けて記憶する。
電波品質学習部13は、検知すべき特定位置について、電波品質計測部11によって計測されたチャネル毎の電波品質(パターン)を、電波品質記憶部12へ学習させる。具体的には、電波品質学習部13は、ユーザ操作に応じて、図2のような出入口の屋内側及び屋外側の両方で、電波品質計測部11を起動させて、チャネル毎の電波品質を計測する。このとき、例えば時間帯を変えて、複数回、チャネル毎の電波品質を計測し、これらの平均値、中央値又は総和を、電波品質記憶部12へ学習させることも好ましい。
[チャネル番号->RSSI->アクセスポイント数]
例えば1つのチャネルが、複数のアクセスポイントによって利用されている場合もあるからである。
パターン類似判定部14は、電波品質記憶部12におけるパターン(チャネル毎の電波品質)と、電波品質計測部11によって計測されたパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定する(図4のS2参照)。電波品質計測部11から出力されたパターンは、当該携帯端末を所持したユーザが現に存在する位置で計測されたものである。現に存在する位置のパターンが、電波品質記憶部12のパターンと類似するか否かを判定する。図4のS2から明らかなとおり、類似するパターンが発見されなかった場合、何ら処理を実行しない。
両パターンが完全一致することは少ないために、両パターン(特徴ベクトル)間の距離を算出し、その距離が所定閾値以下であれば、両パターンが類似すると判定する。即ち、携帯端末1が、その特定位置に到達したと判定される。パターン間距離は、例えば以下のような式で算出される。
dist(Fw,Fc)=ED(Fw,Fc)×{((|Fw|+|Fc|)−|Fw∩Fc|)/|Fw∩Fc|}
Fw:電波品質計測部から出力された現在位置のパターン(特徴ベクトル)
Fc:電波品質記憶部に記憶された特定位置のパターン
ED:現在位置と記憶された特定位置のユークリッド距離√Σ(Fw−Fc)2
計算量が少ないパターン間距離に対して、高い推定精度が求められる場合、最尤推定法を用いることも好ましい。この場合、屋内における各場所について、チャネル毎の電波受信強度を複数回取得(サンプリング)する。そして、多数のパターン(チャネル毎の電波受信強度)における尤度を算出し、その尤度を最大にする場所を、その特定位置として推定することができる。
p(Pr1|θr2)(1<=r1<=x、1<=r2<=33)
θr:ユーザ端末のx個の標本位置 (1<=r<=x)
(θ1は出入口の外側、θ2は出入口の内側、θ3〜θxはそれ以外の標本位置)
Pr(1<=r<=33):33チャネルの平均電波受信強度
p:各位置に到達する可能性を推定する尺度
この確率は、p(P|θ)で表現され、携帯端末と各アクセスポイントと間の伝搬路が独立であるとすると、以下のように、携帯端末の各位置での確率密度関数の積で表すことができる。
p(P|θ)=p(P1|θ)×p(P2|θ)×p(P3|θ)・・・×p(P33|θ)
p(P|θ):尤度関数
電波品質記憶部12は、複数の位置について複数回取得した前記パターンについて算出された尤度関数を記憶する。
そして、パターン類似判定部14は、電波品質計測部11から出力されたパターンを尤度関数へ入力し、その尤度が所定閾値以上となる場合に類似すると判定する。x個の標本位置θ1,θ2,・・・.θxに対して観測される実際の電波受信強度P'を代入し、p(P'|θ)を最大にするθが推定位置とする。一方、計算量を削減するには、実際の電波受信強度P'を、出入口外側と内側の標本位置のみに代入し、尤度が閾値を超えた場合、出入口外側又は内側に到達したものと判定してもよい。
特定位置到達通知部15は、パターン類似判定部14によって真と判定された際に、検知すべき特定位置に達したことを通知する(図4のS3参照)。特定位置に達したことは、アプリケーションへ通知される。
無線リンク確立部16は、特定位置到達通知部15から特定位置に達したことが通知された際に、所定のアクセスポイント又は他のネットワークとの間で無線リンクを確立する(図4のS4参照)。他のネットワークとしては、携帯電話網(3Gや4G)やWiMAXのような広域ネットワークであってもよい。これによって、携帯端末1は、外部サーバ3との間でコネクション(例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol))を確立する。また、携帯端末1は、ホームネットワークとしてのLANの接続されたNAS4との間で、コネクションを確立するものであってもよい。
情報取得部17は、外部サーバ3又はNAS4へアクセスし、所定情報を受信する(図4のS5参照)。このとき、情報取得部17は、所定情報を取得するためのコンテンツ要求(例えばHTTP GETリクエスト/HTTP POSTリクエスト)に、当該携帯端末の利用者識別子を含めることも好ましい。これによって、外部サーバ3又はNAS4は、いずれの利用者が所持した携帯端末1へ、その所定情報を送信したかを記録することができる。携帯端末1は、取得した所定情報を、例えばディスプレイに表示することによって、ユーザから見て、プッシュ的に情報が配信されたように感じることができる。
http://contentsserver0077.kddi.com/gettrain.cgi?gps=xxxxxx&time=xxxx
また、例えば、携帯端末1が、ローカルネットワークに接続されたNAS4へ、以下のURLに基づくHTTP GETリクエストを送信することによって、自宅の録画情報やお勧めの番組情報を取得することができる。
http://192.168.11.2/gettv.cgi?myfavourite=xxxx&time=xxxx
更に、HTTP GET又はPOSTのリクエストに、当該携帯端末の環境情報をパラメタとして組み込むことによって、ユーザ所望の所定情報を取得することができる。このように、様々なカスタマイズが可能である。例えばパラメタの例としては、日時、曜日、場所、季節、天候、所在地(市街地/郊外地)、イベント等であってもよい。
センサ情報計測部18は、地磁気センサ102、GPSセンサ103、加速度センサ104、及び/又は、気圧センサ105から、センサ情報を取得する。ユーザ操作に基づく特定位置における学習用のセンサ情報は、センサ情報学習部19へ出力される。また、現在位置でリアルタイムに計測されるセンサ情報は、パターン類似判定部14へ出力される。
センサ情報学習部19は、特定位置における学習用のセンサ情報を、チャネル毎の電波品質のパターンに含める。センサ情報を用いることなく、チャネル毎の電波品質を表すパターンのみの場合、検知すべき特定位置以外の様々な場所にあっても、パターンが類似したと判定されるケースも生じ得る。そのために、パターンに、地磁気、緯度経度、加速度又は気圧のようなセンサ情報を更に含めることによって、総合的にパターンの類似度を判定することができる。例えば、チャネル毎の電波品質を表す両パターンの距離が所定閾値以下で類似する場合、更に、以下のような判定を加えて、特定位置を検知することができる。
(1)地磁気の方位が、自宅のドアの方位と一致しているかどうか?
(2)緯度経度が自宅の圏内範囲(半径100m)以内に入っているかどうか?
(3)加速度の変位が、自宅のドア付近における行動変位と類似しているかどうか?
(4)気圧の変位が、自宅のドア付近における行動変位と類似しているかどうか?
これら判定について真となった場合、検知すべき特定位置に達したとすることによって、推定精度も高まることとなる。
[チャネル番号->RSSI->地磁気]
[チャネル番号->RSSI->緯度経度]
[チャネル番号->RSSI->加速度変位]
[チャネル番号->RSSI->気圧変位]
・・・・・
[チャネル番号->RSSI->地磁気+緯度経度+加速度変位+気圧変位]
(S0)携帯端末1は、地磁気センサ、加速度センサ及び/又は気圧センサによって得られた現在のセンサ情報が、電波品質記憶部12に記憶された特定位置のセンサ情報と、所定閾値以下で類似するか否かを判定する。
(S1)携帯端末1は、センサ情報が一致すると判定された場合、割り込み信号によって、無線LAN通信部を起動する。そして、携帯端末1は、自らの周辺のアクセスポイント2をサーチすることによって、1つ以上のアクセスポイント2からチャネル毎の電波品質を計測する。
(S2)携帯端末1は、電波品質記憶部12における「センサ情報で類似するパターン」と、電波品質計測部11によって計測されたパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定する。
(S3)携帯端末1は、パターン類似判定部14によって真と判定された際に、検知すべき特定位置に達したことを通知する。
このシーケンスによれば、少なくともセンサ情報で類似した場合にのみ、無線LAN通信部を起動することができ、無駄な消費電力の低減につながる。
p(P|θ):各移動状態θで周波数Pごとの確率密度関数
p(Pr1|θr2)(1<=r1<=x、1<=r2<=n)
尤度関数: p(P|θ)=p(P1|θ)×p(P2|θ)×p(P3|θ)....×p(Pn|θ)
ここで、計測された加速度から得られたスペクトルP'を代入し、p(P'|θ)を最大にするθが推定の移動状態とする。一方で、計算量を削減するには、実際の電波受信強度P'を、出入口外側と内側の標本位置のみに代入し、尤度が閾値を超えた場合、出入口外側又は内側に到達したものと判定してもよい。
図7(b)の停留状態によれば、ほとんどの周波数に見られるパワースペクトル値は、ゼロを表している。
100 無線LAN通信部
101 広域通信部
102 地磁気センサ
103 GPSセンサ
104 加速度センサ
105 気圧センサ
11 電波品質計測部
12 電波品質記憶部
13 電波品質学習部
14 パターン類似判定部
15 特定位置到達通知部
16 無線リンク確立部
17 情報取得部
18 センサ情報計測部
19 センサ情報学習部
2 アクセスポイント
3 サーバ
4 NAS
5 基地局
Claims (12)
- 複数のアクセスポイントと無線を介して通信可能な端末において、
検知すべき特定位置について、無線方式に基づく複数のチャネルと、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数とを対応付けて記憶した電波品質記憶手段と、
自らの周辺のアクセスポイントをサーチすることによって、1つ以上のアクセスポイントからチャネル毎の電波品質を計測する電波品質計測手段と、
前記電波品質記憶手段におけるチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンと、前記電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定するパターン類似判定手段と、
前記パターン類似判定手段によって真と判定された際に、検知すべき前記特定位置に達したことを通知する特定位置到達通知手段と
を有することを特徴とする端末。 - 検知すべき特定位置について、前記電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数を、前記電波品質記憶手段へ学習させる電波品質学習手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の端末。
- 前記電波品質は、受信信号強度であり、
前記電波品質記憶手段は、チャネル毎に、受信信号強度の平均値、中央値又は総和を記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末。 - 前記パターン類似判定手段は、前記パターンを特徴ベクトルとして、前記電波品質記憶手段のパターンと前記電波品質計測手段のパターンとの間の距離が、所定閾値よりも小さい場合に類似すると判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の端末。
- 前記電波品質記憶手段は、複数の位置について複数回取得した前記パターンについて算出された尤度関数を記憶しており、
前記パターン類似判定手段は、前記パターンを前記尤度関数へ入力し、その尤度が所定閾値以上となる場合に類似すると判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の端末。 - 前記特定位置到達通知手段から前記特定位置に達したことが通知された際に、所定のアクセスポイント又は他のネットワークとの間で無線リンクを確立する無線リンク確立手段と、
外部サーバ又はローカルサーバへアクセスし、所定情報を受信する情報取得手段と
を更に有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の端末。 - 前記情報取得手段は、当該端末の利用者識別子を特定のサーバへ送信することを特徴とする請求項6に記載の端末。
- 前記電波品質記憶手段は、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターン毎に識別子を対応付けると共に、複数のパターンを記憶しており、
前記情報取得手段は、前記パターン類似判定手段によって真と判定されたパターンの識別子を特定のサーバへ送信することによって、その識別子に応じた所定情報を当該サーバから受信する
ことを特徴とする請求項6に記載の端末。 - 前記アクセスポイントは、無線LAN用のものであり、
前記電波品質は、ビーコン信号に基づくものであり、
前記チャネルは、同一又は異なる無線方式の全てのチャネルに基づくものである
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の端末。 - 当該端末は、センサを搭載しており、
前記パターンは、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数に加えて、前記センサによって取得されたセンサ情報を更に含む
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の端末。 - 複数のアクセスポイントと無線を介して通信可能な装置に搭載されたプログラムにおいて、
検知すべき特定位置について、無線方式に基づく複数のチャネルと、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数とを対応付けて記憶した電波品質記憶手段と、
自らの周辺のアクセスポイントをサーチすることによって、1つ以上のアクセスポイントからチャネル毎の電波品質を計測する電波品質計測手段と、
前記電波品質記憶手段におけるチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンと、前記電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定するパターン類似判定手段と、
前記パターン類似判定手段によって真と判定された際に、検知すべき前記特定位置に達したことを通知する特定位置到達通知手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 複数のアクセスポイントと無線を介して通信可能な装置を用いた特定位置検知方法において、
検知すべき特定位置について、無線方式に基づく複数のチャネルと、チャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数とを対応付けて記憶した電波品質記憶部を有し、
自らの周辺のアクセスポイントをサーチすることによって、1つ以上のアクセスポイントからチャネル毎の電波品質を計測する第1のステップと、
前記電波品質記憶手段におけるチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンと、前記電波品質計測手段によって計測されたチャネル毎の電波品質及びアクセスポイント数のパターンとが、所定閾値以内で類似するか否かを判定する第2のステップと、
前記パターン類似判定手段によって真と判定された際に、検知すべき前記特定位置に達したことを通知する第3のステップと
を有することを特徴とする特定位置検知方法。
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