JP5316777B2 - 無線チャネル測定システム、その方法及びプログラム - Google Patents

無線チャネル測定システム、その方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線チャネル測定システム、その方法及びプログラムに関する。
無線LANシステムにおいて、無線LAN端末(STA:Station)が周辺に存在する基地局(AP:AccessPoint)の存在を検知するために、パッシブスキャンが用いられる。無線LANシステムでは、APが定期的に(一般的には100ミリ秒に1回程度の時間間隔で)、自身を他の基地局と識別可能な識別子(以降、IDとする)であるMACアドレスや自身が無線通信に使用するチャネル番号などを含む信号(以降、ビーコンとする)を発信する。パッシブスキャンでは、APが使用し得る全てのチャネルにSTAの使用チャネルを順次合わせながら、APが定期的に発信しているビーコンを受信することにより、周辺に存在するAPのMACアドレス、APが使用しているチャネル番号、ビーコンを受信した際の信号受信強度(RSSI)などを測定する。また、このようなパッシブスキャンで得られる周辺APの情報をもとに、STAの位置を検知するシステムが多く提案されている。
関連するパッシブスキャンでは、APが使用し得る全てのチャネルにSTAの使用チャネルを順次合わせながらビーコンを受信する。また、特許文献1や特許文献2などでは、STAの使用チャネルとAPの使用チャネルとが必ずしも一致していなくても、STAの使用チャネルがAPの使用チャネルと近ければAPが発信するビーコンをSTAで受信できる特性を利用して、APが使用し得る全てのチャネルのうち一部のチャネルのみをパッシブスキャンして注目すべきチャネル(ビーコンを受信可能な全APの使用チャネル)を特定した上で、それらのAPの使用チャネルを改めてパッシブスキャンする技術が記載されている。
また、特許文献3には、基地局と受信機との位置関係から推定される受信強度を予め用意しておき、その受信強度と、基地局から送信される無線信号を受信した際の受信強度とを比較することによって、無線信号を評価する技術が記載されている。
特開2006−197559号公報 特開2002−345028号公報 特開2006−262403号公報
問題点は、パッシブスキャンに時間がかかってしまうということである。
その理由は、ビーコンの発信間隔が100ミリ秒に1回程度であることを考慮すると、確実なビーコン受信のために1チャネルあたり少なくとも数百ミリ秒の受信が必要であり、IEEE802。11b/g無線LANシステムの場合、APが使用し得るチャネルは全てで14個もしくは13個あるため、全チャネルのスキャンには少なくとも数秒から十数秒程度の時間が必要であった。また、一部のチャネルのみをスキャンして注目すべきチャネル領域を特定しスキャンすべきチャネル数を少なくできたとしても、最終的には、ビーコンを受信可能な全APの使用チャネルにSTAの使用チャネルを順次合わせて受信する必要があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、基地局が使用し得る全てのチャネルに受信機の使用チャネルを合わせてビーコンを受信する必要なく、基地局が使用し得る全てのチャネルのうち一部のチャネルのみに受信機の使用チャネルを合わせてビーコンを受信するだけで、基地局が使用し得る全てのチャネルに受信機の使用チャネルを合わせてビーコンを受信するのと同等のパッシブスキャンを実現できる無線チャネル測定システム、およびその技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、基地局が無線通信を用いて定期的に発信するビーコンを受信することにより、周辺に存在する基地局の情報を収集する無線チャネル測定システムであって、受信チャネルを設定してビーコンを受信し、受信したビーコン情報と、ビーコン受信時に測定した信号受信強度とを出力するビーコン受信部と、前記ビーコン受信部から得た受信ビーコン情報に含まれる基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し出力するチャネル測定部と、基地局の送信チャネルと受信機の受信チャネルとの差と、信号受信強度の低下度合いとの関係を示すチャネル測定モデルが記録されるチャネル測定モデル記憶部と、前記チャネル測定モデル記憶部に記録されたチャネル測定モデルと、前記チャネル測定部から得た基地局の送信チャネル番号、ビーコン受信時の受信チャネル番号およびビーコン受信時の信号受信強度から、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する受信強度推定部とを有することを特徴とする無線チャネル測定システムである。
上記課題を解決する本発明は、基地局が無線通信を用いて定期的に発信するビーコンを受信することにより、周辺に存在する基地局の情報を収集する無線チャネル測定方法であって、受信チャネルを設定してビーコンを受信し、前記受信チャネルの信号受信強度を測定し、前記受信ビーコン情報に含まれる基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、前記取得した基地局の送信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度、及び基地局の送信チャネルと受信機の受信チャネルとの差と信号受信強度の低下度合いとの関係を示すチャネル測定モデルに基づいて、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定することを特徴とする無線チャネル測定方法である。
上記課題を解決する本発明は、基地局が無線通信を用いて定期的に発信するビーコンを受信することにより、周辺に存在する基地局の情報を収集する無線チャネル測定のプログラムであって、受信チャネルを設定してビーコンを受信し、前記受信チャネルの信号受信強度を測定するビーコン受信処理と、前記受信ビーコン情報に含まれる基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得する取得処理と、前記取得した基地局の送信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度、及び基地局の送信チャネルと受信機の受信チャネルとの差と信号受信強度の低下度合いとの関係を示すチャネル測定モデルに基づいて、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する推定処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、無線チャネル測定システムによるパッシブスキャンを高速化できることにある。
図1は第1の実施の形態の概要を示す図である。 図2は第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図3はチャネル切替ルール記憶部に記録する情報の例を示す図である。 図4はチャネル測定モデル記憶部に記録する情報の例を示す図である。 図5は第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。 図6は第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。 図7は第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図8はチャネル測定履歴記憶部に記録する情報の例を示す図である。 図9は第2の実施の形態の動作を示す流れ図である。 図10は第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図11は第3の実施の形態の動作を示す流れ図である。 図12は第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図13は第4の実施の形態の動作を示す流れ図である。 図14は第5の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図15はチャネル測定結果の例を示す図である。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2を参照すると、第1の実施の形態は、無線通信により信号を定期的に発信する複数の基地局1と、複数の基地局1から発信された信号を受信しチャネル測定を実施する受信装置2と、チャネル測定結果を出力するチャネル測定結果出力装置3とを備える。
基地局1は、自身を他の基地局と識別可能な識別子(以降、IDとする)を有し、自身のIDと、自身に設定されたチャネル番号(信号発信のための無線通信に使用:以降、送信チャネル番号とする)とを含む信号(以降、ビーコンとする)を、送信チャネル番号に該当する無線チャネルを利用した無線通信により定期的に発信する。
受信装置2は、ビーコン受信部21と、チャネル切替ルール記憶部22と、チャネル測定部23と、受信強度推定部24と、チャネル測定モデル記憶部25とを備える。
チャネル切替ルール記憶部22には、ビーコン受信部21が信号受信に利用する無線チャネルを切り替えるために必要な情報を記録しておく。図3にチャネル切替ルール記憶部22に記録しておく内容の一例を示す。図3に示す如く、チャネル切替ルール記憶部22には、ビーコン受信部21に設定するチャネル番号(信号受信のための無線通信に使用:以降、受信チャネル番号とする)と、設定された受信チャネル番号に該当する無線チャネルを利用した無線通信によりビーコンを受信する時間を示すチャネル切替時間と、次回の無線チャネル切り替え時にチャネルを切り替える先であることを示す次回切替先フラグとの組(以降、チャネル切替情報とする)を、切り替える順番に記録する。チャネル切替先フラグは、全チャネル切替情報のうち、1つだけが1で他は全て0になるよう常に記録するようにする。これにより、次回の無線チャネル切り替え時に採用するチャネル切替情報を一意に決定できる。ある無線チャネル切り替え時にあるチャネル切替情報が採用された後、採用されたチャネル切替情報の切替先フラグを0に、採用されたチャネル切替情報の次のチャネル切替情報の次回切替先フラグを1とすることにより、順次、記録されたチャネル切替ルールに従って無線チャネルを切り替えられる。尚、図3には、チャネル切替ルールを複数のチャネル切替情報として記録しておく例を示したが、チャネル切替ルールとして、切り替え順に並べたチャネル番号列と、単一のチャネル切替時間と、チャネル番号列における現時点でチャネル受信部21に設定されている受信チャネル番号の位置とを記録しておいてもよい。
ビーコン受信部21は、チャネル切替ルール記憶部22に記録されたチャネル切替情報を順次取得して、ビーコン受信に利用する無線チャネルを切り替えながら、複数の基地局1から発信されたビーコンを受信し、受信ビーコンをチャネル測定部23へ出力する。このとき、ビーコン受信時の信号受信強度を合わせて測定し、受信ビーコンと共にチャネル測定部23へ出力する。
チャネル測定部23は、ビーコン受信部21から入力された受信ビーコンおよび信号受信強度から、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、受信強度推定部24へ出力する。尚、無線LAN等の無線通信システムでは、ビーコンを受信する端末の受信チャネルを、ビーコンを送信する基地局の送信チャネルに必ずしも合わせなくとも、受信端末で基地局から発信されるビーコンを受信し、かつ、ビーコンに含まれる基地局のIDおよび送信チャネル番号を取得できる。
チャネル測定モデル記憶部25には、受信強度推定部24で信号受信強度を推定するために必要な情報を記録しておく。図4にチャネル測定モデル記憶部25に記録しておく内容の一例を示す。図4に示す如く、チャネル測定モデル記憶部25には、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号とビーコン受信時の受信チャネル番号との差毎の信号受信強度(RSSI)差分値との組(チャネル測定モデル)を記録する。尚、図4には、チャネル測定モデルを基地局のID毎に記録する例を示したが、基地局のIDによらず唯一のチャネル測定モデルを記録しておいても、基地局のIDから判別できる基地局の製造メーカもしくは機種毎にチャネル測定モデルを記録しておいてもよい。
受信強度推定部24は、チャネル測定部23から入力された、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組と、チャネル測定モデル記憶部25に記録されたチャネル測定モデルのうち入力された基地局IDに該当するチャネル測定モデルとから、基地局の送信チャネル番号にビーコン受信部21の受信チャネル番号を合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号強度を推定する。ここで、基地局の送信チャネル番号をch0、ビーコン受信時の受信チャネル番号をch1、ビーコン受信時の信号受信強度をRSSI、チャネル測定モデルをch1−ch0によって決まる関数ΔRSSI(ch1−ch0)とすると、基地局の送信チャネル番号にビーコン受信部21の受信チャネル番号を合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう推定信号受信強度RSSIは以下の式で算出できる。
推定信号受信強度RSSI=RSSI+ΔRSSI(ch1−ch0)
算出された信号受信強度は、基地局のIDと共に、チャネル測定結果出力装置3に出力される。
チャネル測定結果出力装置3は、受信強度推定部24から入力された基地局のIDと、信号受信強度との組を表示装置や他システムへ出力する。
次に、図2、図5および図6を参照して第1の実施の形態の動作について詳細に説明する。
ビーコン受信部21は、チャネル測定の開始と共に、受信チャネルの切り替えを開始する(図5のステップA1)。受信チャネルの切り替えにおいて、ビーコン受信部21は、チャネル切替ルール記憶部22に記録されたチャネル切替情報から切り替え先のチャネル切替情報を取得し(図6のステップB1)、ビーコン受信に利用する無線チャネルを切り替える(図6のステップB2)。この際、チャネル切替ルール記憶部22における次回切替先フラグを更新することで、次回のチャネル切り替えに備える。取得したチャネル切替情報に含まれるチャネル切替時間だけビーコン受信を継続した後(図6のステップB3)、チャネル測定の終了が指示されていた場合は受信チャネルの切り替えを終了し、指示されていなかった場合は受信チャネルの切り替えを繰り返す(図6のステップB4)。
ビーコン受信部21は、受信チャネルの切り替えを開始した後に、ビーコンの受信を開始する(図5のステップA2)。ビーコン受信部21は、複数の基地局1から定期的に発信されたビーコンを、設定された受信チャネルを利用して受信すると共に、ビーコン受信時の信号受信強度を測定し、チャネル測定部23へ出力する(図5のステップA3)。
チャネル測定部23は、ビーコン受信部21から入力された受信ビーコンと信号受信強度から、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、受信強度推定部24へ出力する(図5のステップA4)。
受信強度推定部24は、チャネル測定部23から入力された、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組と、チャネル測定モデル記憶部25に記録されたチャネル測定モデルのうち入力された基地局IDに該当するチャネル測定モデルとから、基地局の送信チャネル番号にビーコン受信部21の受信チャネル番号を合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号強度を推定し、チャネル測定結果出力装置3へ出力する(図5のステップA5)。
チャネル測定結果出力装置3は、推定された信号強度と基地局のIDとの組を表示装置や他システムへ出力(図5のステップA6)した後、チャネル測定の終了が指示されていた場合はビーコン受信を終了する(図5のステップA7)。
第1の実施の形態では、チャネル測定モデルを利用することにより、基地局の送信チャネルに受信装置の受信チャネルを必ずしも合わせる必要なく、基地局の送信チャネルに受信装置の受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定できる。このため基地局が設定し得る全無線チャネルに、受信装置の受信チャネルを切り替える必要なく、チャネル測定を高速化できる。
尚、第1の実施の形態では、基地局のIDをビーコンから取得しているが、ひとつの基地局しか想定しない場合等はかならずしも必要ではない。同様に、チャネル測定モデルにおける基地局のIDも同様にかならずしも必要ではない。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図7を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、図2に示された第1の実施の形態に比べて、受信装置2の代わりに、受信装置2におけるビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、受信強度推定部24およびチャネル測定モデル記憶部25と、チャネル測定部23’と、チャネル測定履歴記憶部26と、チャネル切替ルール更新部27とを備えた受信装置2’を備える点で異なる。
チャネル測定部23’は、第1の実施の形態におけるチャネル測定部23の機能に加えて、ビーコン受信部21から入力された受信ビーコンおよび信号受信強度から、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、ビーコン受信時刻と共にチャネル測定履歴記憶部26に記録する機能を有する。
チャネル測定履歴記憶部26には、チャネル測定部23’で取得された情報を記録する。図8にチャネル測定履歴記憶部26に記録する内容の一例を示す。図8に示す如く、チャネル測定履歴記憶部26には、ビーコン受信時刻(UNIXTIME:1970年1月1日からの経過ミリ秒)と、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を記録する。
チャネル切替ルール更新部27は、基地局が送信し得るビーコンを全て受信できるという条件(すなわち、受信チャネルの切り替え間隔を、ある一定間隔以下とする条件)の下で、チャネル測定履歴記憶部26に記録されたチャネル測定履歴を参照して、ビーコンを受信したことのある基地局のうち、より多くの基地局の送信チャネル番号にビーコン受信部21の受信チャネル番号を合わせることができるようチャネル切替ルールを決定し、チャネル切替ルール記憶部22に記録されたチャネル切替ルールを更新する。
チャネル切替ルール更新部27のチャネル切替ルールの具体例として、チャネル測定履歴記憶部26に記録された過去一定期間のチャネル測定履歴から集計した送信チャネル番号毎の履歴件数に基づいて、チャネル切替ルールを決定するものがある。本具体例では、あらかじめ決定した切り替える受信チャネル個数、切り替える受信チャネル範囲、および、受信チャネル間の最大チャネル番号差のもとで取り得る受信チャネルの全組み合わせについて、各組合せに含まれる受信チャネルと一致した送信チャネルに対応する履歴件数の和をスコアとして算出し、スコアが最大となる受信チャネルの組合せをチャネル切替ルールとして決定する。
次に、図7および図9を参照して第2の実施の形態の動作について詳細に説明する。
第2の実施の形態における基地局1、ビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25およびチャネル測定結果出力装置3の動作は、第1の実施の形態における基地局1、ビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25およびチャネル測定結果出力装置3の動作と同一のため、説明は省略する。
チャネル測定部23’は、ビーコン受信部21から入力された受信ビーコンおよび信号受信強度から、基地局のIDと、基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、受信強度推定部24へ出力すると共に、ビーコン受信時の信号受信強度と合わせてチャネル測定履歴記憶部26に記録する(図9のステップA4’)。
チャネル切替ルール更新部27は、チャネル測定履歴記憶部26に記録されたチャネル測定履歴を参照して、チャネル切替ルール記憶部22に記録されたチャネル切替ルールを更新する(図9のステップA8)。チャネル切替ルールの更新はビーコンを受信する毎に行っても、一定回数のビーコン受信毎に行っても、一定時間毎に行ってもよい。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加えて、受信装置が切り替える受信チャネルを、過去に受信したビーコンの情報を参照して決定することにより、ビーコンを受信したことのある基地局の送信チャネルに極力合わせられるよう受信チャネルを切り替えることができ、基地局の送信チャネルに受信装置の受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度の推定精度を高めることができる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図10を参照すると、第3の実施の形態は、図7に示された第2の実施の形態に比べて、受信装置2’の代わりに、受信装置2におけるビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、チャネル測定部23’、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25およびチャネル測定履歴記憶部26と、チャネル測定モデル更新部28とを備えた受信装置2”を備える点で異なる。
チャネル測定モデル更新部28は、チャネル測定履歴記憶部26に記録されたチャネル測定履歴を参照して、チャネル測定モデル記憶部25に記録されたチャネル測定モデルを無線環境や受信特性に適応させるよう更新する。
チャネル測定モデル更新部28におけるチャネル測定モデルの更新の具体例として、チャネル測定履歴記憶部26に記録された過去一定期間のチャネル測定履歴から集計した、基地局のID毎の送信チャネル番号と受信チャネル番号との差毎の信号受信強度の平均値に基づいて、基地局のID毎のチャネル測定モデルを決定する方法がある。本具体例では、送信チャネル番号と受信チャネル番号との差が0の場合の信号受信強度の平均値から、送信チャネル番号と受信チャネル番号との差毎の信号受信強度の平均値を差引いた値を算出することにより、送信チャネル番号と受信チャネル番号との差毎の信号受信強度差分値で表されるチャネル測定モデルを決定する。
チャネル測定モデル更新部28におけるチャネル測定モデルの更新の他の具体例として、上述した具体例で決定された基地局のID毎のチャネル測定モデルから、送信チャネル番号と受信チャネル番号との差毎の信号受信強度差分値の平均値を算出することにより、基地局のIDによらず唯一のチャネル測定モデルを決定する方法もある。
次に、図10および図11を参照して第3の実施の形態の動作について詳細に説明する。
本第3の実施の形態における基地局1、ビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25およびチャネル測定結果出力装置3の動作は、第1の実施の形態における基地局1、ビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25およびチャネル測定結果出力装置3の動作と同一であり、第3の実施の形態におけるチャネル測定部23’およびチャネル測定履歴記憶部26の動作は、第2の実施の形態におけるチャネル測定部23’およびチャネル測定履歴記憶部26の動作と同一であるため、説明は省略する。
チャネル測定モデル更新部28は、チャネル測定履歴記憶部26に記録されたチャネル測定履歴を参照して、チャネル測定モデル記憶部25に記録されたチャネル測定モデルを更新する(図11のステップA9)。チャネル測定モデルの更新はビーコンを受信する毎に行っても、一定回数のビーコン受信毎に行っても、一定時間毎に行ってもよい。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加えて、チャネル測定モデルを、過去に受信したビーコンの情報を参照して更新することにより、チャネル測定モデルを無線環境や受信特性に適応させることができ、基地局の送信チャネルに受信装置の受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度の推定精度を高めることができる。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図12を参照すると、第4の実施の形態は、図7に示された第2の実施の形態に比べて、受信装置2’の代わりに、受信装置2におけるビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、チャネル測定部23’、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25、チャネル測定履歴記憶部26およびチャネル切替ルール更新部27と、図10に示された第3の実施の形態の受信装置2”におけるチャネル測定モデル更新部28とを備えた受信装置2’’’を備える点で異なる。
次に、図12および図13を参照して第4の実施の形態の動作について詳細に説明する。
第4の実施の形態における基地局1、ビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25およびチャネル測定結果出力装置3の動作は、第1の実施の形態における基地局1、ビーコン受信部21、チャネル切替ルール記憶部22、受信強度推定部24、チャネル測定モデル記憶部25およびチャネル測定結果出力装置3の動作と同一であり、第4の実施の形態におけるチャネル測定部23’、チャネル測定履歴記憶部26およびチャネル切替ルール更新部27の動作は、第2の実施の形態におけるチャネル測定部23’、チャネル測定履歴記憶部26およびチャネル切替ルール更新部27の動作と同一であり、第4の実施の形態におけるチャネル測定モデル更新部28の動作は、第3の実施の形態におけるチャネル測定モデル更新部28の動作と同一であるため、説明は省略する。
次に、第4の実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加えて、受信装置が切り替える受信チャネルを、過去に受信したビーコンの情報を参照して決定することにより、ビーコンを受信したことのある基地局の送信チャネルに極力合わせられるよう受信チャネルを切り替えることができ、かつ、チャネル測定モデルを、過去に受信したビーコンの情報を参照して更新することにより、チャネル測定モデルを無線環境や受信特性に適応させることができることにより、基地局の送信チャネルに受信装置の受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度の推定精度を高めることができる。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図14を参照すると、第5の実施の形態は、無線通信により信号を定期的に発信する複数の基地局1と、複数の基地局1から発信された信号を受信しチャネル測定を実施する受信装置4と、チャネル測定結果を出力するチャネル測定結果出力装置3とを備える。受信用プログラム5は、受信装置4に読み込まれ受信装置4の動作を制御する。
受信装置4は、受信用プログラム5の制御により、第1の実施の形態における受信装置2、第2の実施の形態における受信装置2’、第3の実施の形態における受信装置2”もしくは、第4の実施の形態における受信装置2’’’による処理と同一の処理を実行する。
次に、本発明の実施例1を説明する。かかる実施例1は第1の実施の形態に対応するものである。
本実施例は、基地局1として802.11b/g無線ローカルエリアネットワーク(以下、無線LANとする)システムにおけるアクセスポイント(AP:AccessPoint)を、受信装置2として無線LANシステムにおける無線LAN端末(STA:Station)の機能を備えたノートパソコンを、チャネル測定結果出力装置3としてディスプレイを用いる。また、ノートパソコンは、ビーコン受信部21、チャネル測定部23および受信強度推定部24として機能する中央演算装置と、チャネル切替ルール記憶部22およびチャネル測定モデル記憶部25として機能する記憶装置とを有している。
本実施例では、無線通信システムとして802.11b/g無線LANシステムを利用する。まず、802.11b/g無線LANシステムでは、基地局であるアクセスポイントが定期的に(一般的には100ミリ秒に1回程度の時間間隔で)、自身のIDであるMACアドレスおよび自身の使用するチャネル番号などを含むビーコンを発信する。また、802.11b/g無線LANシステムでは、無線通信に使用できるチャネルが1〜14の14個(もしくは1〜13の13個、以下では14個として説明する)用意されている。これらのチャネルのうち、チャネル1〜13の中心周波数間隔は5MHz、チャネル13とチャネル14の中心周波数間隔は12MHzであり、また、これらのチャネルを用いて送受信されるビーコンは直接スペクトラム拡散方式で変調されており、その信号エネルギーは使用するチャネルの中心周波数から前後11MHzずつの幅内に拡散されている。このような通信仕様を使用していることから、ビーコンを受信する端末の受信チャネルを、ビーコンを送信する基地局の送信チャネルに必ずしも合わせなくとも、受信端末で基地局から発信されるビーコンを受信し、かつ、ビーコンに含まれる基地局のIDおよびチャネル番号を取得できる。
実際に、無線LAN端末の受信チャネルをチャネル1からチャネル13まで切り替えながら、複数の基地局から発信されるビーコンを受信して得られたビーコン受信時の信号受信強度の測定結果を図15に示す。尚、図15中、各基地局の測定値のうち、丸で囲まれた測定値が送信チャネルと受信チャネルとが同一の場合の測定値であり、他の測定値はその送信チャネルを異なる受信チャネルで受信した場合の測定値である。
この測定結果からも、各基地局が使用する送信チャネル番号の前後2もしくは3チャネルずつの範囲で、その信号受信強度は低下するものの、ビーコンを受信し、かつ、ビーコンに含まれる基地局のIDおよびチャネル番号を取得可能であることが分かる。
図15に示したようなビーコン受信特性から、基地局の送信チャネル番号とビーコン受信部21の受信チャネル番号の差に対する信号受信強度の低下量をあらかじめ集計し、チャネル測定モデルとしてチャネル測定モデル記憶部25に記録できる。このとき、チャネル測定モデルを基地局のID毎に集計し記録しても、基地局のIDによらず唯一のチャネル測定モデルを集計し記録しておいても、基地局のIDから判別できる基地局の製造メーカもしくは機種毎にチャネル測定モデルを集計し記録しておいてもよい。
また、図15に示したようなビーコン受信特性から、受信機の受信チャネルを、チャネル1〜14の全チャネルに合わせなくても、例えば一定の間隔毎に一部のチャネルのみに合わせるだけで、複数の基地局が送信する全てのビーコンを受信でき、かつ、チャネル測定モデル記憶部25に記録しておいたチャネル測定モデルを用いることにより、受信機の受信チャネルを基地局の送信チャネルに合わせたときに計測されるであろう信号強度を推定できる。具体的には、「1、4、7、10、13、14」や「2、6、10、13、14」など、3〜4チャネル間隔で受信チャネルを切り替えることにより、一部のチャネルのみを測定するだけで、基地局から受信し得る全てのビーコンについて、その信号受信強度を得ることができる。
以上の如く、無線チャネル測定システムによるパッシブスキャンを高速化できることにある。その理由は、基地局が使用し得る全てのチャネルに受信機の使用チャネルを合わせてビーコンを受信する必要なく、基地局が使用し得る全てのチャネルのうち一部のチャネルのみに受信機の使用チャネルを合わせてビーコンを受信するだけで、基地局が使用し得る全てのチャネルに受信機の使用チャネルを合わせてビーコンを受信するのと同等のパッシブスキャンを実現できるからである。
以上好ましい実施の形態、実施例及び態様をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態、実施例及び態様に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
本発明によれば、無線通信システムにおける無線チャネル測定を高速化できるシステムをコンピュータに実現するためのプログラムといった用途に適用できる。
1 基地局
2 受信装置
2’ 受信装置
2” 受信装置
2’’’ 受信装置
21 ビーコン受信部
22 チャネル切替ルール記憶部
23 チャネル測定部
23’ チャネル測定部
24 受信強度推定部
25 チャネル測定モデル記憶部
26 チャネル測定履歴記憶部
27 チャネル切替ルール更新部
28 チャネル測定モデル更新部
3 チャネル測定結果出力装置

Claims (15)

  1. 基地局が無線通信を用いて定期的に発信するビーコンを受信することにより、周辺に存在する基地局の情報を収集する無線チャネル測定システムであって、
    受信チャネルを設定してビーコンを受信し、受信したビーコン情報と、ビーコン受信時に測定した信号受信強度とを出力するビーコン受信部と、
    前記ビーコン受信部から得た受信ビーコン情報に含まれる基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し出力するチャネル測定部と、
    基地局の送信チャネル番号と受信機の受信チャネル番号との差と、信号受信強度の低下度合いとの関係を示すチャネル測定モデルが記録されるチャネル測定モデル記憶部と、
    前記チャネル測定モデル記憶部に記録されたチャネル測定モデルと、前記チャネル測定部から得た基地局の送信チャネル番号、ビーコン受信時の受信チャネル番号およびビーコン受信時の信号受信強度から、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する受信強度推定部と
    を有することを特徴とする無線チャネル測定システム。
  2. 受信チャネルの切り替えルールが記録されるチャネル切替ルール記憶部を有し、
    前記ビーコン受信部は、前記チャネル切替ルール記憶部に記録された情報に従って自身の受信チャネルを設定してビーコンを受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線チャネル測定システム。
  3. 前記チャネル測定モデル記憶部には、基地局の識別子と、前記基地局の送信チャネル番号と受信機の受信チャネル番号との差と、信号受信強度の低下度合いとの関係を示すチャネル測定モデルが記録され、
    前記ビーコン受信部は、前記ビーコンを受信し、受信したビーコン情報と、ビーコン受信時に測定した信号受信強度とを出力し、
    前記チャネル測定部は、前記ビーコン受信部から得た受信ビーコン情報に含まれる基地局の識別子および基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し出力し、
    前記受信強度推定部は、前記チャネル測定モデル記憶部に記録されたチャネル測定モデルと、前記チャネル測定部から得た基地局の識別子、基地局の送信チャネル番号、ビーコン受信時の受信チャネル番号およびビーコン受信時の信号受信強度から、基地局の送信チャネルにビーコン受信のための受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線チャネル測定システム。
  4. 前記チャネル測定部から得た基地局の識別子、基地局の送信チャネル番号、ビーコン受信時の受信チャネル番号およびビーコン受信時の信号受信強度を、その測定時刻と共に記録しておくチャネル測定履歴記憶部と、
    前記チャネル測定履歴記憶部に記録されたチャネル測定履歴を参照して、ビーコンを受信したことのある基地局のうち、より多くの基地局の送信チャネル番号にビーコン受信のための受信チャネル番号を合わせることができるようチャネル切替ルールを決定し、前記チャネル切替ルール記憶部に記録されたチャネル切替ルールを更新するチャネル切替ルール更新部と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の無線チャネル測定システム。
  5. 前記チャネル測定履歴記憶部に記録されたチャネル測定履歴を参照して、前記チャネル測定モデル記憶部に記録されたチャネル測定モデルを、無線環境又は受信特性に適応させるよう更新するチャネル測定モデル更新部
    を有することを特徴とする請求項4に記載の無線チャネル測定
    システム。
  6. 基地局が無線通信を用いて定期的に発信するビーコンを受信することにより、周辺に存在する基地局の情報を収集する無線チャネル測定方法であって、
    受信チャネルを設定してビーコンを受信し、前記受信チャネルの信号受信強度を測定し、
    前記受信ビーコン情報に含まれる基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、
    前記取得した基地局の送信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度、及び基地局の送信チャネル番号と受信機の受信チャネル番号との差と信号受信強度の低下度合いとの関係を示すチャネル測定モデルに基づいて、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する
    ことを特徴とする無線チャネル測定方法。
  7. 受信チャネルの切り替えルールであるチャネル切替ルールに従って、受信チャネルを設定してビーコンを受信することを特徴とする請求項6に記載の無線チャネル測定方法。
  8. 前記チャネル測定モデルが、基地局の識別子と、前記基地局の送信チャネル番号と受信機の受信チャネル番号との差と、信号受信強度の低下度合いとの関係を示すものであり、
    受信チャネルを設定してビーコンを受信し、前記受信チャネルの信号受信強度を測定し、
    前記受信ビーコン情報に含まれる基地局の基地局の識別子と、送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、
    前記取得した基地局の識別子、前記取得した基地局の送信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度、及び前記チャネル測定モデルに基づいて、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の無線チャネル測定方法。
  9. 前記取得した基地局の識別子と、前記取得した基地局の送信チャネル番号と、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号と、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度と、その測定時刻とをチャネル測定履歴として記録し、
    前記チャネル測定履歴を参照して、ビーコンを受信したことのある基地局のうち、より多くの基地局の送信チャネル番号にビーコン受信のための受信チャネル番号を合わせることができるよう前記チャネル切替ルールを更新する
    ことを特徴とする請求項7に記載の無線チャネル測定方法。
  10. 前記チャネル測定履歴を参照して、前記チャネル測定モデルを、無線環境又は受信特性に適応させるよう更新する
    ことを特徴とする請求項9に記載の無線チャネル測定方法。
  11. 基地局が無線通信を用いて定期的に発信するビーコンを受信することにより、周辺に存在する基地局の情報を収集する無線チャネル測定のプログラムであって、
    受信チャネルを設定してビーコンを受信し、前記受信チャネルの信号受信強度を測定するビーコン受信処理と、
    前記受信ビーコン情報に含まれる基地局の送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得する取得処理と、
    前記取得した基地局の送信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度、及び基地局の送信チャネル番号と受信機の受信チャネル番号との差と信号受信強度の低下度合いとの関係を示すチャネル測定モデルに基づいて、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する推定処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記ビーコン受信処理は、受信チャネルの切り替えルールであるチャネル切替ルールに従って、受信チャネルを設定してビーコンを受信することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記チャネル測定モデルが、基地局の識別子と、前記基地局の送信チャネル番号と受信機の受信チャネル番号との差と、信号受信強度の低下度合いとの関係を示すものであり、
    前記取得処理は、前記受信ビーコン情報に含まれる基地局の基地局の識別子と、送信チャネル番号と、ビーコン受信時の受信チャネル番号と、ビーコン受信時の信号受信強度との組を取得し、
    前記推定処理は、前記取得した基地局の識別子、前記取得した基地局の送信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度、及び前記チャネル測定モデルに基づいて、基地局の送信チャネルに受信チャネルを合わせてビーコンを受信した場合に測定されるであろう信号受信強度を推定する
    ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記取得した基地局の識別子と、前記取得した基地局の送信チャネル番号と、前記取得したビーコン受信時の受信チャネル番号と、前記取得したビーコン受信時の信号受信強度と、その測定時刻とをチャネル測定履歴として記録する処理と、
    前記チャネル測定履歴を参照して、ビーコンを受信したことのある基地局のうち、より多くの基地局の送信チャネル番号にビーコン受信のための受信チャネル番号を合わせることができるよう前記チャネル切替ルールを更新する処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  15. 前記チャネル測定履歴を参照して、前記チャネル測定モデルを、無線環境又は受信特性に適応させるよう更新する更新処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項14のいずれかに記載のプログラム。
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