JP6389442B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理技術に関する。
近年、例えばGPS(Global Positioning System)、基地局、無線ルーター等から受信した信号を用いて端末装置の位置を測位し、端末装置を携帯するユーザの現在地や当該ユーザの移動速度などを特定する技術が知られている。このような技術として、特許文献1には、GPSの人工衛星からの電波を利用して位置を検出するシステムについて開示されている。
特開平8−128838号公報
しかしながら、上記の従来の測位の方法では、端末装置がGPSなどからの電波を受信しにくい場所に位置している場合など、何らかの原因により測位に誤差が生じることがある。そのため、従来の方法による測位で特定された位置は、携帯端末又はユーザの正確な位置を示していないことがある。また、測位の処理は一定の時間間隔ごと(例えば、5秒ごと)に行われるため、測位位置及び測位時間を含む測位情報を用いてユーザの移動の状態(例えば、移動方向や移動速度など)を特定すると、実際の方向や速度とは誤差が生じる得る。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、測位情報を用いたユーザの位置や移動状態の特定をより高精度に行うための技術を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザの動作情報を取得する動作情報取得手段と、前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する状態判定手段と、前記判定された前記ユーザの状態に応じて選択された前記ユーザの測位情報に応じて、少なくとも前記ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する特定手段とを備える。
本発明に係る情報処理方法は、制御部を備える情報処理装置により実施される方法であって、前記制御部が、ユーザの動作情報を取得する動作情報取得ステップと、前記制御部が、前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する状態判定ステップと、前記制御部が、前記判定された前記ユーザの状態に応じて選択された前記ユーザの測位情報に応じて、少なくとも前記ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する特定ステップとを備える。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザの動作情報を取得する動作情報取得手段、前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する状態判定手段、前記判定された前記ユーザの状態に応じて選択された前記ユーザの測位情報に応じて、少なくとも前記ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する特定手段として機能させる。
本発明によれば、より高い精度で測位を行うための技術を提供することができる。
一実施形態における情報処理システムのハードウェア構成を示す概念図である。 一実施形態における携帯端末の機能構成を示す図である。 一実施形態においてユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する処理を説明するための図である。 一実施形態においてユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する処理を説明するための図である。 一実施形態においてユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する処理を説明するための図である。 一実施形態において携帯端末により実行される処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、発明の範囲をこれらに限定するものではない。
[ハードウェア構成]
図1を参照して、一実施形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の例について説明する。情報処理システム1は、サーバ装置10、ウェアラブルデバイス20及び携帯端末30を主に含む。ウェアラブルデバイス20及び携帯端末30は、ネットワークNを介してサーバ装置10と相互に通信することができる。また、ウェアラブルデバイス20は、携帯端末30と(例えば、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)等により)相互に通信することができる。情報処理システム1は、例えば、ウェアラブルデバイス20を装着し、かつ、携帯端末30を携帯するユーザに対して、地図情報に基づく各種の情報提供サービスを行うことができる。
ネットワークNは、サーバ装置10と、ウェアラブルデバイス20及び携帯端末30との間で情報を送受信するための通信回線である。ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、パケット通信網、電話回線、企業内ネットワーク、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるか(もしくはこれらの組み合わせであるか)を問わない。
サーバ装置10は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置により構成される。なお、サーバ装置10は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。
また、サーバ装置10は、制御部11、通信部12、及び記憶部13を主に備える。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a及びメモリ11bを主に備えて構成される。各構成の説明は後述する。サーバ装置10は、例えば、CPU11aがメモリ11b等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能実現手段として機能する。なお、図1には、サーバ装置10が備える主要な構成が示されているにすぎず、サーバ装置10は、一般的な情報処理装置が備える他の構成も備える。
ウェアラブルデバイス20は、ユーザが身体(例えば、腕、指、足、胸部、腹部、頭部など)に装着して利用することが想定されたデバイス(情報処理装置)である。ウェアラブルデバイス20は、例えば、指に装着される場合はリング型、腕に装着される場合は時計型、又は腕輪型等に構成される。ウェアラブルデバイス20は、制御部21、通信部22、記憶部23、操作部24、表示部25及びセンサ26を主に備えて構成される。制御部21は、CPU21a及びメモリ21bを主に備えて構成される。ウェアラブルデバイス20は、例えば、CPU21aがメモリ21b等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能実現手段として機能する。各構成の説明は後述する。
携帯端末30は、例えば、携帯電話機(スマートフォンを含む)、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)、ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置である。携帯端末30は、制御部31、通信部32、記憶部33、操作部34、表示部35及び測位部36を主に備えて構成される。制御部31は、CPU31a及びメモリ31bを主に備えて構成される。各構成の説明は後述する。携帯端末30は、例えば、CPU31aがメモリ31b等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能実現手段として機能する。
制御部11,21,31は、これらを備える各情報処理装置の各種構成の動作を制御し、また、各種処理の実行を制御する。制御部11,21,31において実行される処理の詳細は後述する。通信部12,22,32は、他の情報処理装置と通信するための通信インタフェースである。記憶部13,23,33は、ハードディスク等の記憶装置によって構成される。記憶部13,23,33は、各情報処理装置における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報を記憶する。操作部24,34は、ユーザからの操作指示を受け付けるためのユーザインタフェースである。表示部25,35は、各情報処理装置による処理結果を表示するためのユーザインタフェースである。
センサ26は、各種のセンサにより構成される。センサ26は、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、地磁気センサ、気圧センサ及び/又はイメージセンサ等を含むことができる。センサ26は、ウェアラブルデバイス20を装着しているユーザの動作を検知することができる。例えば、センサ26は、ユーザの頭部、目、手、腕、指、腹部及び足を含む身体の動き、位置、傾き等を検知し、検知した情報を制御部21等の他の構成に出力することができる。また、センサ26による検知情報を、通信部22を介して携帯端末30に送信することができる。
測位部36は、GPS衛星や通信機器(例えば基地局、ルーター)から受信した信号に基づいて、携帯端末30の位置(例えば、緯度、経度)を特定し、当該位置を特定した日時を特定する(すなわち、測位位置及び測位時間の情報を含む測位情報を特定する)処理を行う。なお、測位情報は、測位部36において特定されるのではなく、サーバ装置10において特定され、サーバ装置10から通信部32を介して取得されてもよい。
以上のように本実施形態において、情報処理システム1は、サーバ装置10、ウェアラブルデバイス20及び携帯端末30を含むがこれに限定せず、任意の装置を含むことができる。例えば、情報処理システム1は、複数のサーバ装置10、ウェアラブルデバイス20及び/又は携帯端末30を含んでもよい。また、図1に示すウェアラブルデバイス20の構成は、例示にすぎず、サーバ装置10、ウェアラブルデバイス20及び携帯端末30のそれぞれは、図1に示す構成以外の構成を含むことができ、また、図1に示す構成の一部を含まなくてもよい。
また、サーバ装置10、ウェアラブルデバイス20及び携帯端末30が有する構成の一部又は全部を有する構成を情報処理システムとして把握することもできる。例えば、ウェアラブルデバイス20が有する構成の一部を情報処理システムとして把握することができるし、ウェアラブルデバイス20が有する構成の一部と、携帯端末30が有する構成の一部とを組み合わせた構成を情報処理システムとして把握することができる。
[機能構成]
図2を参照して、携帯端末30の一実施形態における機能構成について説明する。携帯端末30は、主な機能構成として、データベース310、動作情報取得部320、移動方法判定部330、精度情報取得部340、状態判定部350、位置移動状態特定部360、及び表示制御部370を備える。以下に各機能構成の詳細を説明する。なお、携帯端末30は、指定された出発地から目的地までのルート探索機能や、探索されたルートのナビゲーション機能など、通常の携帯端末が有する機能を有するが、ここでは説明しない。
データベース310は、携帯端末30において実行される処理に必要な情報、及び当該処理により生成された情報など、各種情報を記憶する。
動作情報取得部320は、ウェアラブルデバイス20のセンサ26により検知された情報を用いて、ウェアラブルデバイス20を装着し、携帯端末30を携帯しているユーザの動作の情報を取得する。動作情報取得部320は、通信部22及び通信部35等を介してセンサ26により検知された情報を取得する。動作情報の取得の具体的な例は、次のとおりである。
まず、例えば、動作情報取得部320は、センサ26により検知された情報に基づいて、車を運転中であるユーザのハンドル操作におけるハンドルの回転方向、大きさ、速さ、及びハンドルを回した状態でいた時間等の情報を、ユーザの動作情報として取得することができる。
また、動作情報取得部320は、センサ26により検知された情報に基づいて、徒歩で移動しているユーザが手を振る動作における手の振り(または足の動き)の方向、大きさ、速さ、回数、及び時間等の情報を、ユーザの動作情報として取得することができる。
さらに、動作情報取得部320は、センサ26により検知された情報に基づいて、自転車又はバイクを運転中であるユーザのハンドル操作におけるハンドルの回転角度、回転方向、及び速さ、並びに身体を傾けた角度、傾けた方向及び傾けた時間、ブレーキを握る動作等の情報を、ユーザの動作情報として取得することができる。
動作情報取得部320により取得可能なユーザの動作の情報は、上記に限定されず、センサ26により検知された情報に基づいて取得可能なユーザの動作に関する他の各種の情報を含む。
移動方法判定部330は、ウェアラブルデバイス20を装着し、携帯端末30を携帯しているユーザの移動方法を判定する。移動方法を判定は、任意の方法を用いることができる。例えば、携帯端末30において、ユーザ操作に応じて経路探索が行なわれ、ナビゲーション機能が動作中である場合、移動方法判定部330は、経路探索の結果に含まれる移動方法の情報に基づいて、ユーザの移動方法を判定することができる(例えば、徒歩、車、又は自転車のいずれの方法により移動しているかを判定できる)。また、経路探索の結果を用いて移動方法を判定する場合、経路の区間ごとに対応付けられた移動方法の情報に基づいて、経路の区間ごとの移動方法を判定することができる。その他の方法として、移動方法判定部330は、携帯端末30の測位情報に基づいて特定された移動速度に基づいてユーザの移動方法を判定することもできる。
なお、移動方法の判定は、センサ26により検知された情報に基づいて、動作情報取得部320により行ってもよい。例えば、動作情報取得部320は、センサ26により検知された情報に基づいて、ユーザの手の動きが徒歩である時は徒歩による移動と判定し、ユーザの手の位置が車のハンドルを握る位置である時は車による移動と判定し、ユーザの手の位置が自転車のハンドルの位置であるときは自転車による移動であると判定することができる。
精度情報取得部340は、携帯端末30の測位情報の精度及び動作情報取得部320により取得されたユーザの動作情報の精度の情報を取得する。当該精度の情報は様々な方法により取得することができる。具体的な例は次のとおりである。
まず、測位情報の精度に関して、精度情報取得部340は、例えば、測位部36により測位を行うときにGPS衛星や基地局等から取得した信号強度等を用いて測位情報の精度情報を取得(判定)してもよい。測位情報の精度情報は任意の方法で表現され、例えば、精度の高さに応じで5段階、又は10段階で表すことができる。また、測位情報をサーバ装置10から取得する場合は、当該測位情報の精度情報もサーバ装置10から取得することもできる。
次に、ユーザの動作情報の精度の情報に関して、精度情報取得部340は、例えば、動作情報取得部320による処理結果に基づいて精度の情報を取得(判定)する。すなわち、動作情報取得部320により、車を運転するユーザがハンドルを動かす動作の情報が取得されたが、それと共に、ユーザが他の動作をしている(例えば、顔を触っていたり、シフトノブを触っているなどの)情報が取得された場合、ユーザは複数の動作を行っているため、ハンドルを動かす動作の情報が正確ではない可能性がある。そのような場合、精度情報取得部340は、ユーザの動作情報の精度は低いことを示す情報を取得する。動作情報の精度情報も任意の方法で表現され、例えば、精度の高さに応じで5段階、又は10段階で表すことができる。
精度情報取得部340による制度の情報の取得は、上記の方法に限定されず、他の任意の方法により行うことができる。
状態判定部350は、動作情報取得部320により取得されたユーザの動作の情報に応じて、ユーザの状態を判定する。判定されるユーザの状態には、例えば、ユーザは移動しているか停止しているかの状態が含まれ得る。さらに、ユーザの状態には、ユーザが移動している場合において、ユーザは、直進している状態、又は曲がりながら移動している(すなわち、左折、右折、又はカーブしながら移動している)状態が含まれ得る(すなわち、移動方向に関する状態が含まれうる)。
なお、移動方法判定部330によりユーザの移動方法を判定している場合、状態判定部350は、動作情報取得部320により取得されたユーザの動作の情報及び移動方法判定部330により判定されたユーザの移動方法の情報に応じて、ユーザの状態を判定することができる。例えば、移動方法判定部330は、移動方法判定部330により判定されたユーザの移動方法が自動車であった場合、自動車の運転の動作のうち、動作情報取得部320により取得されたユーザの動作に該当する動作を特定し、当該特定された動作に基づいて、ユーザの状態を判定することができる。
状態判定部350による判定の具体例として、車若しくは自転車を運転中であるユーザのハンドル操作においてハンドルが回転していない、又は自転車を運転中であるユーザの身体が傾いていないという情報が動作情報取得部320(及び移動方法判定部330)により取得された場合、状態判定部350は、ユーザが直進方向に移動していると判定する。また、車のハンドルが右(又は左)方向に回転しているという情報が動作情報取得部320より取得された場合、状態判定部350は、ユーザが右(又は左)方向に曲がりながら移動していると判定する。また、状態判定部350は、自転車又はバイクを運転するユーザがブレーキを握る動作をしたという動作情報取得部320からの情報に基づいて、ユーザは移動を停止したと判定することができる。
また、動作情報取得部320により徒歩で移動しているユーザの手を振る動作における手の振り(または足の動き)の方向、大きさ、速さ、回数、及び時間等の情報が取得された場合、状態判定部350は、当該情報に基づいて、ユーザが移動を停止したこと、移動中であること、移動の方向(直進、右折、左折など)、又は移動の速度などを判定することができる。
位置移動状態特定部360は、状態判定部350により判定された状態に応じて選択されたユーザの測位情報に応じて、少なくともユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する。例えば、位置移動状態特定部360は、状態判定部350によりユーザが直進方向に移動していると判定されたか又は曲がりながら移動していると判定されたかに応じて、ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定するために用いる測位情報を変更する。なお、移動の状態には、例えば、移動速度及び移動方向(方角)が含まれる。以下、位置移動状態特定部360によるユーザ(ウェアラブルデバイス20を装着し、携帯端末30を携帯しているユーザ)の位置情報及び移動の状態情報の特定の方法の例を具体的に説明する。以下に説明する特定方法の例は、単独で用いることも、組み合わせて用いることもできる。
(1)直進方向の移動又は曲がりながらの移動の場合の例1
図3を参照して、状態判定部350によりユーザが直進方向に移動していると判定された場合、及び曲がりながら移動していると判定された場合において、位置移動状態特定部360により実施されるユーザの位置情報及び移動の状態情報を特定する方法の例を説明する。
図3には、携帯端末30の測位位置が点で示されている。これらの測位位置は、例えば、測位部36により1秒ごとに測位処理を行うことにより特定された携帯端末30の測位位置である。また、各測位位置は、測位時間の経過の順に、時間が経過する方向の矢印で結ばれている。(なお、後で説明する図4及び図5においても測位位置が同様の方法で示されている。)
図3(a)は、状態判定部350により曲がりながら移動していると判定されたユーザの測位位置を示しており、図3(b)は、状態判定部350により直進方向に移動していると判定されたユーザの測位位置を示している。
この例において、位置移動状態特定部360は、ユーザの移動後の位置及び移動の状態(例えば、移動速度及び移動方向)を特定するために、ユーザが直進方向に移動している場合は、曲がりながら移動している場合と比較して、ユーザの移動方向におけるより狭い範囲の位置を示す測位情報を用いる。
例えば、図3(a)に示す例において、測位位置Aから所定の期間(例えば、5秒間)における移動後のユーザの位置及び移動の状態を特定するために、測位位置Aから半径R1(例えば、20m)の範囲の位置を示す測位情報を用いることとし、この範囲の外の位置を示す測位情報は用いない。なお、R1は、ユーザの現在の移動手段により上記所定の期間内で移動可能であると思われる値が設定される。また、図3(a)の例では、測位位置A1が測位位置Aから半径R1の範囲の外に存在する。そのため、ユーザの位置及び移動の状態を特定するために、測位位置A1は用いられない。なお、測位位置A1は、何らかの原因により測位部36による測位の精度が低かったことに起因して取得された測位位置であることを想定している。
また、図3(b)に示す例において、測位位置Bから所定の期間における移動後のユーザの位置及び移動の状態を特定するために、測位位置Bから半径R2であり、測位位置Bから移動方向に方位角H(例えば、30度)の範囲に広がる領域内(点線で囲まれた扇形の領域内)の位置を示す測位情報を用いることとし、この領域の外の位置を示す測位情報は用いない。なお、R2は、ユーザの現在の移動手段により上記所定の期間内で移動可能であると思われる値が設定される。方位角Hは、測位位置Bから直進方向に移動しているユーザ(又は携帯端末30)の位置として妥当な位置が含まれるような値が設定される。また、図3(b)の例では、測位位置B1が点線で囲まれた扇形の領域の外に存在する。そのため、ユーザの位置及び移動の状態を特定するために、測位位置B1は用いられない。
なお、位置移動状態特定部360は、ユーザが曲がりながら移動している場合においても図3(b)に示すような扇形の領域内の位置を用いてユーザの移動後の位置及び移動の状態を特定してもよい。この場合、ユーザが曲がる角度が鋭角であるほど(または、カーブしながら移動している場合における曲率半径が短いほど)方位角Hは直進移動のときよりも大きな値になるように設定される。
また、位置移動状態特定部360は、ユーザが直進方向に移動している場合において、図3(b)に示すような扇形ではなく、図3(c)に点線で示すような矩形の領域内の位置を示す測位情報を用いてユーザの測位位置Cから移動後の位置及び移動の状態を特定してもよい。この場合、ユーザの直進方向と直交する方向の矩形領域の幅Wは、測位位置Cから直進方向に移動しているユーザ(携帯端末30)の位置として妥当な位置が含まれるような値(例えば、3m)が設定される。
以上のように、図3に示した例によれば、状態判定部350による判定結果に応じて図3に示された点線で囲まれた領域の範囲及び大きさが決定される。また、位置移動状態特定部360は、ユーザの移動後の位置及び移動の状態を特定するために、ユーザが直進方向に移動している場合、曲がりながら移動している場合と比較して、ユーザの移動方向におけるより狭い範囲の位置を示す測位情報を用いることとし、当該範囲外の位置を示す測位情報を用いない(排除する)。その結果、位置移動状態特定部360は、ユーザが直進方向に移動しているときに、測位部36等から得られた測位情報が不正確であることに起因して、ユーザの直進方向ではない位置を示す測位情報を用いないようにすることができる。従って、位置移動状態特定部360は、より高い精度でユーザの移動後の位置及び移動状態を特定することができる。
なお、ユーザの位置を特定するために、位置移動状態特定部360は、過去の測位情報を用いてユーザの現在の位置を特定することができ、現在の測位情報を用いてユーザの過去の位置を特定することができる。現在の測位情報を用いてユーザの過去の位置を特定する場合、図3(b)(c)に示した点線で囲まれた領域は、現在の測位位置からユーザの進行方向と逆側の方向に広がるように設定される。
(2)直進方向の移動又は曲がりながらの移動の場合の例2
次に、図4を参照して、ユーザが直進方向の移動又は曲がりながらの移動をしている場合における位置移動状態特定部360による処理の他の例を説明する。この例において、位置移動状態特定部360は、状態判定部350によりユーザは曲がりながら移動している(すなわち、直線方向の移動ではない)と判定された場合、より短い時間間隔で取得された測位情報を用いてユーザの移動後の位置及び移動の状態を特定する。
図4(a)は、状態判定部350により曲がりながら移動していると判定されたユーザの測位位置を示しており、図4(b)は、状態判定部350により直進方向に移動していると判定されたユーザの測位位置を示している。図4(a)は、短い時間間隔で(例えば、1秒ごとに)取得された測位情報に含まれる測位位置を示している。図4(b)は、より長い時間間隔で(例えば、3秒ごとに)取得された測位情報に含まれる測位位置を示している。
一般に、ユーザが直進方向に移動している場合、ある測位位置の次に測位される位置は、当該直進方向に存在するが、ユーザが曲がりながら移動している場合(進行方向を変えながら移動している場合)、次に測位される位置はユーザの移動方向に応じて変化する。そのため、状態判定部350によりユーザは曲がりながら移動している(すなわち、直線方向の移動ではない)と判定された場合、より短い時間間隔で取得された測位情報を用いることによって、位置移動状態特定部360は、ユーザの移動後の位置及び移動の状態をより高い精度で特定することができる。
(3)移動中又は停止中の場合の例1
次に、ユーザが移動中又は停止中である場合における位置移動状態特定部360による処理の例を説明する。この例において、位置移動状態特定部360は、状態判定部350によりユーザの移動が停止中であると判定された場合、移動中であると判定された場合と比較して、より長い時間間隔で取得された測位情報を用いてユーザの移動後の位置及び移動の状態を特定する。例えば、位置移動状態特定部360は、ユーザが移動中である場合、1秒間隔で取得された測位情報を用いるのに対し、ユーザの移動が停止中である場合、5秒間隔で取得された測位情報を用いるようにすることができる。
ユーザの移動が停止中である時は、ユーザの現在位置が変更していないため、測位情報を頻繁に取得する必要性は低い。そのため、位置移動状態特定部360は、上記のようにユーザの移動が停止中であるときはより長い時間間隔で取得された測位情報を上記の判定のために用いることは有効である。
(4)移動中又は停止中の場合の例2
状態判定部350によりユーザが移動中又は停止中であると判定された場合における位置移動状態特定部360による処理の他の例を説明する。この例において、位置移動状態特定部360は、状態判定部350によりユーザの移動が停止中であると判定された場合、停止中であると判定された時点以降の測位位置の情報を、ユーザの位置及び移動の状態を特定するために用いない。例えば、状態判定部350によりユーザの移動が停止中であると判定されている間において、停止中であると判定された時点の測位位置とは異なる位置の測位情報が測位部36から取得されたとしても、位置移動状態特定部360は、当該異なる位置をユーザの位置として特定しない。すなわち、位置移動状態特定部360は、状態判定部350によりユーザの移動が停止中であると判定されている間、ユーザの測位情報に関わらず、状態判定部350により移動が停止されたと判定されたときに特定された位置の情報をユーザの位置情報として特定する。
一般に、ユーザの移動が停止中であっても、測位部36による測位の精度に起因して測位位置が移動してしまい、その結果、ユーザが移動しているように判定されてしまう問題が生じることがある。しかしながら、上記のように状態判定部350によりユーザの移動が停止中であると判定されている間は、位置移動状態特定部360により特定されるユーザの位置を移動させないことにより、このような問題の発生を防ぐことができる。
(5)精度の情報を用いる場合の例
上記の方法に加え、位置移動状態特定部360は、精度情報取得部340により取得された精度の情報にさらに応じて、ユーザの位置情報又は移動の状態情報の特定に用いる測位情報を変更することができる。
例えば、動作情報取得部320により取得されたユーザの動作情報の精度が低く、測位部36から得られた測位情報の精度が高ほど、位置移動状態特定部360は、図3(b)(c)を参照して説明した点線で囲まれた範囲(の幅)をより広い範囲にして、当該範囲の位置を示す測位情報を用いるようにすることができる。すなわち、ユーザの動作情報の精度が低く、かつ、測位情報の精度が高いほど、より広い範囲に存在する測位情報を用いることにより、動作情報取得部320からのユーザの動作情報よりも、測位部36からの測位情報が位置移動状態特定部360の特定結果に大きく影響するようにすることができる。
また、動作情報取得部320により取得されたユーザの動作情報の精度が高く、測位部36から得られた測位情報の精度が低いほど、位置移動状態特定部360は、図3(b)(c)を参照して説明した点線で囲まれた範囲(の幅)をより狭い範囲にして、当該範囲の位置を示す測位情報を用いるようにすることができる。すなわち、ユーザの動作情報の精度が高く、かつ、測位情報の精度が低いほど、より狭い範囲に存在する測位情報を用いることにより、測位部36からの測位情報よりも、動作情報取得部320からのユーザの動作情報が位置移動状態特定部360の特定結果に大きく影響するようにすることができる。
以上のように、精度情報取得部340により取得された精度の情報にさらに応じて、ユーザの位置情報又は移動の状態情報の特定に用いる測位情報を変更することによって、位置移動状態特定部360は、より高い精度でユーザの位置情報又は移動の状態情報の特定を行うことができる。
また、位置移動状態特定部360は、上記の方法により特定されたユーザの位置(位置1)から地図上の道路(または、ナビゲーション機能が動作中においては、探索されたルート)を特定し、特定された道路(又はルート)上において位置1から最も近い位置をユーザの位置(位置2)として特定し、出力することもできる。すなわち、位置移動状態特定部360は、マップマッチング(又は、ルートマッチング)を行うことができ、その結果、ユーザの位置をさらに高い精度で特定することができる。
図2の説明に戻る。表示制御部370は、表示部35における各種情報及び画像の表示の制御を行う。例えば、表示制御部370は、位置移動状態特定部360により特定されたユーザの位置情報又は移動の状態情報を表示部35に表示するように制御する。すなわち、表示制御部370は、状態判定部350により判定された状態に応じて選択されたユーザの測位情報に基づいて、少なくともユーザの位置情報又は移動の状態情報を表示部35に表示するように制御する。ユーザはこのように表示された情報を確認することで、自分の現在位置、移動速度及び移動方向を確認したり、携帯端末30が有するナビゲーション機能を利用することができる。
[処理フロー]
次に、図6を参照して、携帯端末30において実行される例示的な処理のフローを説明する。なお、以下に説明する処理フローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。なお、各処理ステップの処理の詳細は、既に説明しているためここでは省略する。
図6に示す処理は、例えば、携帯端末30がユーザの操作に応じて経路探索を行い、ユーザを現在地から目的地まで案内するナビゲーション機能を開始したときに開始する。
ステップS11において、制御部31は、ウェアラブルデバイス20のセンサ26により検知された情報を通信部22及び通信部35等を介して取得し、当該情報を用いて、ウェアラブルデバイス20を装着し、携帯端末30を携帯しているユーザの動作の情報を取得する。
ステップS12において、制御部31は、ステップS11において取得されたユーザの動作の情報に応じて、ユーザの状態を判定する。判定されるユーザの状態には、例えば、ユーザは移動しているか停止しているかの状態が含まれ得る。さらに、ユーザの状態には、ユーザが移動している場合において、ユーザは、直進している状態、又は曲がりながら移動している(すなわち、左折、右折、又はカーブしながら移動している)状態が含まれ得る。
ステップS13において、制御部31は、ステップS12において判定されたユーザの状態に応じてユーザの測位情報を選択し、選択された測位情報に応じて、少なくともユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する。例えば、制御部31は、ステップS12においてユーザが直進方向に移動していると判定されたか否かに応じて、ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定するために用いる測位情報を変更する。ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定するための具体的な方法は、位置移動状態特定部360の説明において上述したとおりである。
ステップS14において、制御部31は、ステップS13において特定されたユーザの位置情報又は移動の状態情報を表示部35に表示するように制御する。
以上のように本実施形態によれば、ユーザの動作情報に基づいて判定されたユーザの状態に応じてユーザの測位情報を選択し、当該選択された測位情報に応じて、少なくともユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する。その結果、より高い精度でユーザの移動の状態を特定することができる。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
[変形例]
図5を参照して、状態判定部350によりユーザが直進方向に移動していると判定された場合、及び曲がりながら移動していると判定された場合において、位置移動状態特定部360により実施されるユーザの位置情報及び移動の状態情報の特定の方法の例を説明する。
図5には、携帯端末30の測位位置が点で示されている。これらの測位位置は、例えば、1秒ごとに測位処理を行うことにより特定された携帯端末30の測位位置である。また、各測位位置は、測位時間の経過の順に、時間が経過する方向の矢印で結ばれている。図5(a)は、状態判定部350により曲がりながら移動していると判定された(ウェアラブルデバイス20を装着し、携帯端末30を携帯している)ユーザの測位位置を示しており、図5(b)は、状態判定部350により直進方向に移動していると判定されたユーザの測位位置を示している。
この場合において、位置移動状態特定部360は、ユーザの移動の状態(例えば、移動の方角及び移動速度)を特定するために、ユーザが直進方向に移動している場合、曲がりながら移動している場合と比較して、より多くの測位情報を用いる。例えば、図5(a)の例の場合、点線で囲まれた3個の測位位置及びそれぞれに対応する測位時間を用いてユーザの移動速度を算出する。これに対し、図5(b)の例の場合、点線で囲まれた10個の測位位置及びそれぞれに対応する測位時間を用いてユーザの移動速度を算出する。現在の移動速度を求めるために、例えば、現在の測位位置と、過去の直近の測位位置(例えば、現在の測位タイミングの直前の3個又は10個の測位位置)と、これらの測位位置に対応する測位時間とから算出する。
一般に曲がりながら移動をしているとき、移動速度を落としながら曲がるなど、移動速度は変化しやすい。従って、ユーザの移動の状態を特定するために、上記のようにユーザが直進方向に移動しているときはより多くの数の測位情報を用い、ユーザが曲がりながら移動しているときはより少ない数の測位情報を用いることにより、より高い精度でユーザの移動の状態を特定することができる。
また、例えば、本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
1 情報処理システム、10 サーバ装置、20 ウェアラブルデバイス、30 携帯端末、11,21,31 制御部、11a,21a,31a CPU、11b,21b,31b メモリ、12,22,32 通信部、13,23,33 記憶部、24,34 操作部、25,35 表示部、26 センサ、36 測位部

Claims (9)

  1. ユーザの動作情報を取得する動作情報取得手段と、
    前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する状態判定手段と、
    前記判定された前記ユーザの状態に応じて選択された前記ユーザの測位情報に応じて、
    少なくとも前記ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する特定手段と
    を備え
    前記状態判定手段により前記ユーザが直進方向に移動していると判定されたか又は曲がりながら移動していると判定されたかに応じて、前記特定手段は、前記特定のために用いる前記測位情報を変更する、情報処理装置。
  2. 前記ユーザの移動方法を判定する移動方法判定手段を備え、
    前記状態判定手段は、前記判定された移動方法及び前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記状態判定手段により前記ユーザが直進方向に移動していると判定された場合、前記特定手段は、前記ユーザの移動の方向におけるより狭い領域における位置を示す前記測位情報を用いて前記ユーザの移動の状態を特定する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記状態判定手段により前記ユーザの移動は曲がりながらの移動であると判定された場合、前記特定手段は、より短い時間間隔で取得された前記測位情報を用いて前記ユーザの移動の状態を特定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定手段は、前記状態判定手段により前記ユーザの移動が停止中であると判定されている間、前記ユーザの測位情報に関わらず、前記状態判定手段により移動が停止されたと判定されたときに特定された位置を前記ユーザの位置情報として特定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記動作情報の精度情報及び前記測位情報の精度情報を取得する精度情報取得手段を備え、
    前記特定手段は、前記取得された前記動作情報の精度情報及び前記測位情報の精度情報にさらに応じて、前記特定に用いる前記測位情報を変更する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. ユーザの動作情報を取得する動作情報取得手段と、
    前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する状態判定手段と、
    前記判定された前記ユーザの状態に応じて選択された前記ユーザの測位情報に基づいて、少なくとも前記ユーザの位置情報又は移動の状態情報を表示するように制御する表示制御手段と
    を備え
    前記状態判定手段により前記ユーザが直進方向に移動していると判定されたか又は曲がりながら移動していると判定されたかに応じて、前記表示制御手段は、前記表示のために用いる前記測位情報を変更する、情報処理装置。
  8. 制御部を備える情報処理装置により実施される方法であって、
    前記制御部が、ユーザの動作情報を取得する動作情報取得ステップと、
    前記制御部が、前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する状態判定ステップと、
    前記制御部が、前記判定された前記ユーザの状態に応じて選択された前記ユーザの測位情報に応じて、少なくとも前記ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する特定ステップと
    を備え
    前記特定ステップは、前記制御部が、前記状態判定ステップにより前記ユーザが直進方向に移動していると判定されたか又は曲がりながら移動していると判定されたかに応じて、前記特定のために用いる前記測位情報を変更するステップを含む、情報処理方法。
  9. コンピュータを、
    ユーザの動作情報を取得する動作情報取得手段、
    前記動作情報に応じて前記ユーザの状態を判定する状態判定手段、
    前記判定された前記ユーザの状態に応じて選択された前記ユーザの測位情報に応じて、少なくとも前記ユーザの位置情報又は移動の状態情報を特定する特定手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記状態判定手段により前記ユーザが直進方向に移動していると判定されたか又は曲がりながら移動していると判定されたかに応じて、前記特定手段は、前記特定のために用いる前記測位情報を変更する、プログラム
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