JP6534921B2 - ウェアラブルデバイス、ウェアラブルデバイスの制御方法及びプログラム - Google Patents

ウェアラブルデバイス、ウェアラブルデバイスの制御方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理技術に関する。
近年、様々なウェアラブルデバイスが開発されている。ウェアラブルデバイスとは、ユーザが身体(例えば、腕や頭部)に装着して利用することが想定されたデバイスである。例えば、特許文献1には腕に装着する腕時計型のウェアラブルデバイスが開示されている。
特開2014−190965号公報
ウェアラブルデバイスは身体に装着した状態で使用できることにより、ユーザは様々な利便性を享受することができる一方で、ウェアラブルデバイスのサイズや形状は、身体に装着可能なものに制限される。従って、このような制限下で、より利便性の高いウェアラブルデバイスを実現可能な技術が期待されている。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、より利便性の高いウェアラブルデバイスを実現可能な技術を提供することにある。
本発明に係るウェアラブルデバイスは、ナビゲーション画面を表示する表示部と、第1のモードのナビゲーションを表す画面と、第2のモードのナビゲーションを表す画面とを前記表示部に切り替え可能に表示する制御手段と、を備え、前記第1のモードのナビゲーションは、ユーザの現在地と目的地との相対的位置関係に基づいたナビゲーションであり、前記第2のモードのナビゲーションは、目的地までの経路に基づいたナビゲーションである。
本発明に係る制御方法は、制御手段と、表示手段とを備えるウェアラブルデバイスで実施される制御方法あって、前記制御手段が、第1のモードのナビゲーションを表す画面と、第2のモードのナビゲーションを表す画面とを前記表示手段に切り替え可能に表示することを含み、前記第1のモードのナビゲーションは、ユーザの現在地と目的地との相対的位置関係に基づいたナビゲーションであり、前記第2のモードのナビゲーションは、目的地までの経路に基づいたナビゲーションである。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、ナビゲーション画面を表示する表示手段と、第1のモードのナビゲーションを表す画面と、第2のモードのナビゲーションを表す画面とを前記表示手段に切り替え可能に表示する制御手段とを備え、前記第1のモードのナビゲーションは、ユーザの現在地と目的地との相対的位置関係に基づいたナビゲーションであり、前記第2のモードのナビゲーションは、目的地までの経路に基づいたナビゲーションである、ウェアラブルデバイスとして機能させる。
また、本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
本発明によれば、より利便性の高いウェアラブルデバイスを実現可能な技術を提供することができる。
一実施形態における情報処理システムのハードウェア構成を示す概念図である。 一実施形態におけるサーバ装置の機能構成を示す図である。 一実施形態における腕時計型デバイスの機能構成を示す図である。 一実施形態における腕時計型デバイスの表示部に表示される画面の概念図である。 一実施形態における腕時計型デバイスの表示部に表示される画面の概念図である。 一実施形態における腕時計型デバイスの表示部に表示される画面の概念図である。 一実施形態における腕時計型デバイスの表示部に表示される画面の概念図である。 一実施形態における腕時計型デバイスの表示部に表示される画面の概念図である。 一実施形態において腕時計型デバイスにより実行される処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、発明の範囲をこれらに限定するものではない。
[ハードウェア構成]
図1を参照して、一実施形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の例について説明する。情報処理システム1は、ウェアラブルデバイスを用いた各種のサービスを提供するためのシステムである。情報処理システム1は、サーバ装置10、腕時計型デバイス20及び携帯端末30を主に含む。腕時計型デバイス20及び携帯端末30は、ネットワークNを介してサーバ装置10と相互に通信することができる。また、腕時計型デバイス20は、携帯端末30と(例えば、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)等により)相互に通信することができる。情報処理システム1は、例えば、ウェアラブルデバイスである腕時計型デバイス20を装着し、かつ、携帯端末30を携帯するユーザに対して、地図情報に基づく各種の情報提供サービスを行うことができる。
ネットワークNは、サーバ装置10と、腕時計型デバイス20及び携帯端末30との間で情報を送受信するための通信回線である。ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、パケット通信網、電話回線、企業内ネットワーク、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるか(もしくはこれらの組み合わせであるか)を問わない。
サーバ装置10は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置により構成される。なお、サーバ装置10は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。
また、サーバ装置10は、制御部11、通信部12、及び記憶部13を主に備える。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a及びメモリ11bを主に備えて構成される。各構成の説明は後述する。サーバ装置10は、例えば、CPU11aがメモリ11b等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能実現手段として機能する。なお、図1には、サーバ装置10が備える主要な構成が示されているにすぎず、サーバ装置10は、一般的な情報処理装置が備える他の構成も備える。
腕時計型デバイス20は、腕時計型の形状のウェアラブルデバイスである。ウェアラブルデバイスとは、ユーザが身体(例えば、腕や頭部)に装着して利用することが想定されたデバイス(情報処理装置)である。すなわち、腕時計型デバイス20は腕時計型の形状であるため、ユーザは、腕時計を身に着けるように腕時計型デバイス20を腕に装着して利用することができる。腕時計型デバイス20は、制御部21、通信部22、記憶部23、操作部24、表示部25、カメラ26、センサ27、及びマイク28を主に備えて構成される。制御部21は、CPU21a及びメモリ21bを主に備えて構成される。腕時計型デバイス20は、例えば、CPU21aがメモリ21b等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能実現手段として機能する。なお、ユーザは腕時計型デバイス20の装着時に結果として腕時計型デバイス20に備えるこれらの構成のそれぞれも装着することになるため、これらの構成のそれぞれも狭義のウェアラブルデバイスとみなすことができる。これらの各構成の説明は後述する。
携帯端末30は、例えば、携帯電話機(スマートフォンを含む)、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)、ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータなどの携帯可能な情報処理装置である。携帯端末30は、制御部31、通信部32、記憶部33、操作部34、表示部35及び測位部36を主に備えて構成される。制御部31は、CPU31a及びメモリ31bを主に備えて構成される。各構成の説明は後述する。携帯端末30は、例えば、CPU31aがメモリ31b等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能実現手段として機能する。
制御部11,21,31は、これらを備える各情報処理装置の各種構成の動作を制御し、また、各種処理の実行を制御する。制御部11,21,31において実行される処理の詳細は後述する。通信部12,22,32は、他の情報処理装置と通信するための通信インタフェースである。記憶部13,23,33は、ハードディスク等の記憶装置によって構成される。記憶部13,23,33は、各情報処理装置における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報を記憶する。操作部24,34は、ユーザからの操作指示を受け付けるためのユーザインタフェースである。表示部25,35は、各情報処理装置による処理結果を表示するためのユーザインタフェースである。
カメラ26は、静止画/動画を撮影/撮像可能な装置である。
センサ27は、各種のセンサにより構成される。センサ27は、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、地磁気センサ、及び/又はイメージセンサ等を含むことができる。センサ27により、例えば、ユーザが装着している腕時計型デバイス20の傾き、腕時計型デバイス20の所定部位が向いている方位(例えば、腕時計型デバイス20の表示部25の上部が向いている方位)を検知することができる。
マイク28は、腕時計型デバイス20を装着するユーザが発する声/音を電気信号に変換する装置である。
測位部36は、GPS衛星や通信機器(例えば基地局)から受信した信号に基づいて、携帯端末30の位置(例えば、緯度、経度)を特定し、当該位置を特定した日時を特定する(測位情報を特定する)処理を行う。
以上のように本実施形態において、情報処理システム1は、サーバ装置10、腕時計型デバイス20及び携帯端末30を含むがこれに限定せず、任意の装置を含むことができる。また、サーバ装置10、腕時計型デバイス20及び携帯端末30が有する構成の一部又は全部を有する構成を情報処理システムとして把握することもできる。例えば、腕時計型デバイス20が有する構成の一部を情報処理システムとして把握することができるし、腕時計型デバイス20が有する構成の一部と、携帯端末30が有する構成の一部とを組み合わせた構成を情報処理システムとして把握することができる。
[機能構成]
図2を参照して、サーバ装置10の一実施形態における機能構成について説明する。サーバ装置10は、主な機能構成として、現在地情報取得部111、経路探索部112及びデータベース120を備える。サーバ装置10は、例えば、CPU11aがメモリ11b等に格納された所定のプログラムを実行してサーバ装置10のハードウェアと協働することで、図2に示す各機能構成を実現することになる。以下に各機能構成の詳細を説明する。
データベース120は、サーバ装置10において実行される処理に必要な情報、及び当該処理により生成された情報など、各種情報を記憶する。データベース120は、例えば、地図情報、施設情報及び案内ポイント情報を記憶している。
地図情報は、道路情報、鉄道路線情報、建造物情報、地形情報、住所情報、及びその他の地理情報などを含む。施設情報は、例えば、コンビニエンスストア、カフェ、駅、ファーストフード、レストラン、建物(ビル)などの施設についての情報を含む。また、施設情報は、当該施設で扱っている商品及び/又はサービスについての情報を含む。さらに、施設情報は、地図情報と関連付けられた各施設の位置の情報を含む。なお、施設情報は、地図情報に含まれる情報としてもよい。案内ポイント情報は、腕時計型デバイス20又は携帯端末30などを介した経路案内(ナビゲーション)中にユーザに対して提示する情報であり、経路上の目印となりうるオブジェクト及び/又は進路変更の位置の情報である。案内ポイント情報には、例えば、交差点、横断歩道、及び歩道橋などが含まれる。
現在地情報取得部111は、腕時計型デバイス20を装着し、かつ、携帯端末30を携帯するユーザの現在地情報を携帯端末30から(もしくは携帯端末30から腕時計型デバイス20を介して)取得する。なお、当該ユーザの現在地情報は、携帯端末30の測位部36の測位処理に基づいて得られた測位情報である(腕時計型デバイス20が測位機能を有している場合は、腕時計型デバイス20により得られた測位情報であってもよい。このとき、ユーザは腕時計型デバイス20を装着していればよく、携帯端末30を携帯していなくてもよい。以下の説明においても同様である。)。
経路探索部112は、経路探索の条件(例えば、出発地、目的地、移動手段)の情報を腕時計型デバイス20などの外部装置から受信し、当該情報に基づいて、経路探索の処理を行う。探索された経路についての情報は、腕時計型デバイス20に送信される。探索された経路についての情報には、地図情報、施設情報及び案内ポイントの情報が含まれる。なお、経路探索の処理は、移動手段別に行うことができる(例えば、徒歩の経路探索と、車の経路探索ができる)。また、経路探索の処理は、任意の方法により行うことができ、本実施形態においては周知の方法により行なわれるものとし、詳細な説明は省略する。
図3を参照して、一実施形態に係る腕時計型デバイス20の機能構成の例を説明する。腕時計型デバイス20は、主な機能構成として、現在地情報取得部211、経路探索部212、及び表示制御部213を備える。腕時計型デバイス20は、例えば、CPU21aがメモリ21b等に格納された所定のプログラムを実行して腕時計型デバイス20のハードウェアと協働することで、各機能構成を実現することになる。以下に各機能構成の詳細を説明する。
現在地情報取得部211は、携帯端末30により特定されたユーザの現在地情報を携帯端末30から取得する。取得された現在地情報は、サーバ装置10に送信される。なお、現在地情報は、携帯端末30から取得することとしているが、これに限定されず、腕時計型デバイス20が測位処理部を備え、測位処理を行うことによって、現在地情報を特定してもよい。
経路探索部212は、経路探索の処理をするために必要な経路探索の条件(例えば、出発地、目的地、移動手段)の情報を取得し、当該情報をサーバ装置10へ送信する。例えば、経路探索部212は、腕時計型デバイス20を装着するユーザの現在地の情報を現在地情報取得部211を介して経路探索における出発地の情報として取得することができる。また、経路探索部212は、腕時計型デバイス20の操作部24を介して入力された情報を経路探索における目的地及び移動手段の情報として取得することができる。また、経路探索部212は、送信した経路探索の条件の情報に応じた経路探索結果の情報をサーバ装置10から取得する。なお、本実施形態においては、経路探索の処理をサーバ装置10で実施しているが、この方法に限定せず、腕時計型デバイス20において経路探索の処理を実施してもよい。
表示制御部213は、時間情報、腕時計型デバイス20による処理結果の情報、外部装置から受信した情報など、各種の情報を表示部25に表示するように制御する。また、腕時計型デバイス20においてナビゲーション機能が実行されている間、表示制御部213は、現在地情報取得部211により取得されたユーザの現在地情報と、経路探索部212により取得された経路探索結果とに基づいて、ユーザを現在地から経路に沿って目的地までナビゲートするための情報を表示部25に表示するように制御する。
また、本実施形態において、腕時計型デバイス20は、ユーザに対して、異なる複数のモードにより目的地までのナビゲーションを行うことができる。表示制御部213は、各ナビゲーションモードに応じたナビゲーション画面を表示部25に切り替え可能に表示するように制御する。
特に、本実施形態において、ナビゲーションモードに応じたナビゲーション画面は、シンプルな表示で、かつ、ユーザが直感的に目的地まで辿り着くことが可能なようにナビゲーションする画面を含むことが好ましい。すなわち、腕時計型デバイス20は、腕時計の形状及びサイズであるため、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯端末の表示部と比較して、表示部25のサイズが制限される。そのため、表示部25には、情報量の多いリッチな画面よりも、シンプルで直感的に目的地まで辿り着く方法を把握可能なようにナビゲートする画面を表示させる方がユーザにとって利便性が高い。
上記のナビゲーションモードには、例えば、次の第1のモードのナビゲーション及び第2のモードのナビゲーションが含まれる。第1のモードのナビゲーションは、ユーザの現在地と目的地との相対的位置関係に基づいたナビゲーションである。第2のモードのナビゲーションは、目的地までの経路に基づいたナビゲーションである。
第1のモードは、ユーザの現在地から目的地までの経路を示すことなく、現在地と目的地との間の相対的位置関係を示すナビゲーション画面を表示する。
第2のモードは、方位に対応する経路を示すことなく、ユーザが目的地までの経路に乗っているか否かを示すナビゲーション画面を表示する。また、第2のモードにおけるナビゲーション画面には、目的地に向かって進むための経路上の進行方向が、方位及び表示部25の向きに関わらず、表示部25上の所定位置を向くように示される。さらに、第2のモードにおけるナビゲーション画面には、当該進行方向に対するユーザ(表示部25)の向きの相対的方向が示される。なお、腕時計型デバイス20により実施可能なナビゲーションモードはこれらに限定されるものではなく、任意のモードを含めることができる。
<ナビゲーションモードの例>
以下に第1のモード及び第2のモードにおけるナビゲーション画面の具体的な例を説明する。
(1)第1のモードの例1
図4を参照して、第1のモードにおけるナビゲーション画面の例(矢印ナビ画面)を説明する。この例において、腕時計型デバイス20の表示部25に表示されたナビゲーション画面には、ユーザの現在地と目的地との間の相対的位置関係として、現在地を起点とした目的地の方向が矢印41で示されている。また、このナビゲーション画面には、地図や経路が示されていない。このように、目的地までの経路が示されないシンプルな画面であっても、現在地を起点とした目的地の方向が画面に示されることにより、ユーザは直感的に経路を選びながら目的地に辿り着くことができる。
また、図4に示す例において、ナビゲーション画面の上部には目的地の名称(「コンビニエンスストアA」)が示され、下部には現在地から目的地までの距離(「166m」)が示されている。
(2)第1のモードの例2
図5及び図6を参照して、第1のモードにおけるナビゲーション画面の他の例(レーダーナビ画面)を説明する。まず、図5に示す例において、表示部25に表示されたナビゲーション画面には、ユーザの現在地と目的地との間の相対的位置関係を示すために、現在地を示すアイコン51及び目的地を示すアイコン52が1画面に示されている。また、1画面に表示した現在地を示すアイコン51と目的地を示すアイコン52との位置関係によりユーザの現在地から目的地までの距離が示されている。特に、この例では、レーダーチャートのような形式で、現在地のアイコン51が画面の中心に示され、現在地からの目的地の距離及び方角に応じた位置に目的地のアイコン52が示されている。また、このナビゲーション画面には、地図や経路が示されていない。このナビゲーション画面には、次の二種類の円が示されている。
第1の円は、ユーザの現在地に対応する位置を中心とし、かつ、当該現在地からユーザの目的地までの距離に対応する半径を有し、ユーザの移動に応じて拡大又は縮小される円である。図5に示すナビゲーション画面には、ユーザの現在地に対応する位置を示すアイコン51から目的地に対応する位置を示すアイコン52までの距離を半径とする第1の円c1が示されている。すなわち、第1の円は、現在地からの目的地までの実際の距離を所定の縮尺で縮小した半径を有する。なお、変形例として、第1の円に換えて、第1の円に基づく図形を図5に示すナビゲーション画面に表示してもよい。第1の円に基づく図形とは、第1の円に基づいて形状が定まる図形であり、例えば、第1の円の内接矩形、第1の円の外接矩形、又は第1の円と中心が共通し円周がアイコン52を通過する楕円等を含む。以下に説明する第1の円を表示する本実施形態全体において、第1の円の代わりに第1の円に基づく図形を表示させることができる。
また、第2の円は、ユーザの現在地に対応する位置を中心とし、かつ、当該現在地からの距離に対応付けられた半径を有する円である。なお、一つのナビゲーション画面に異なる半径を有する複数の第2の円を表示することができる。図5に示すナビゲーション画面は、異なる距離の半径を有する複数の第2の円(同心円)c2、c3、c4、c5が示されている。第2の円c2は、ユーザの現在地からの距離20mに対応する半径を有する。第2の円c3は、ユーザの現在地からの距離250mに対応する半径を有する。第2の円c4は、ユーザの現在地からの距離500mに対応する半径を有する。第2の円c5は、ユーザの現在地からの距離750mに対応する半径を有する。すなわち、第2の円は、現在地からの実際の距離を所定の縮尺で縮小した半径を有する。
このように、図5に示すような目的地までの経路が示されないシンプルな画面であっても、画面上に、現在地のアイコンと、現在地からの目的地の距離及び方角に応じた位置に目的地のアイコンが画面に示されることにより、ユーザは直感的に経路を選びながら目的地に辿り着くことができる。
なお、図5に示すナビゲーション画面上に、現在地から目的地までの距離(例えば、「600m」)を表示してもよいし、現在地周辺に存在する施設の位置に対応する画面上の位置に当該施設を示すアイコン(例えば、アイコン53)を表示してもよい。施設を示すアイコンの形状及び模様は、その施設の種類を特定可能なように設定されてもよい。また、このナビゲーション画面は、ノースアップで表示されてもよいし、ヘッドアップで表示されてもよい。また、目的地のアイコン52が表示部25の上方中央に示されるようにこのナビゲーション画面を表示してもよい。
(2−1)第2の円の拡大又は縮小
また、表示制御部213は、ユーザの現在地から目的地までの距離に応じて、図5に示すナビゲーション画面に表示された第1の円及び第2の円のサイズを変更(拡大又は縮小)して表示するように制御する。第1の円及び第2の円のサイズの変更のタイミングは、例えば、第1の円が第2の円と重なったとき(すなわち、第1の円の半径が第2の円の半径と等しくなったとき)とすることができる。
具体的な例として、ユーザが目的地に向かって移動することにより、第1の円のサイズが縮小されるように変更され、第1の円が複数の第2の円のうちの一つに重なったとき(すなわち、第1の円の半径が第2の円の半径と等しくなったとき)、表示制御部213は、当該重なった第2の円がナビゲーション画面内の最も外側に表示されるような縮尺で、第1の円、並びに当該重なった第2の円及びそれより小さい第2の円を拡大して表示するように制御する。
図5に示すナビゲーション画面を参照してその例を説明する。目的地に向かって進むユーザの現在地と目的地との間の距離が500mとなったことにより、第1の円c1と、500mに対応する半径を有する第2の円c4とが重なったとき、第2の円c4がナビゲーション画面内の最も外側に表示されるような縮尺で、第1の円c1、第2の円c4、c3、c2を拡大して表示する。
図6は、当該拡大後のナビゲーション画面の例を示す。図6には、第1の円c1、第2の円c4、c3、c2が表示されており、第2の円c5は表示されていない。第1の円c1は第2の円c4と重なった状態で表示される。なお、円を拡大させる程度は、上記の例に限定せず、任意に設定することができる。
縮小して表示する場合の例は次のとおりである。ユーザが目的地から離れる方向に移動することにより、第1の円が、最も外側に表示された第2の円に重なったとする。このとき、表示制御部213は、ナビゲーション画面内における当該重なった第2の円の外側に追加の第2の円を表示可能な縮尺で、第1の円及び第2の円を縮小して表示するように制御することができる。
すなわち、図6に示すナビゲーション画面において、ユーザが目的地から離れる方向に移動することにより、第1の円c1が、最も外側に表示された第2の円c4に重なったとする。このとき、表示制御部213は、図5に示すような第2の円c5を表示すると共に、第2の円c4、c3、c2を縮小して表示するように制御する。第1の円c1は第2の円c4と重なった状態で表示される。なお、縮小の程度は任意に設定することができ、上記に限定されない。
上記のように、第1の円及び第2の円のサイズを現在地から目的地までの距離に応じて変更することの効果について説明する。まず、現在地から目的地までの距離が短くなるにつれて第1の円及び第2の円のサイズを大きくすることにより、現在地から目的地までの間に施設がある場合に、その施設を示すアイコン(施設アイコン)を画面上に多く表示することができる。例えば、第2の円の最大円が半径750mに対応する円である場合と比較して、第2の円の最大円が半径500mに対応する円である場合の方が多くの施設アイコンを表示させることができる。
また、もし第2の円の最大円を半径750mに対応する円で固定とした場合、現在地と目的地との間の距離が短くなるにつれて(例えば、50m程度になった際に)、ナビゲーション画面の大きさに対する第1の円(すなわち、目的地までの距離に対応する半径を有し、円周上に目的地を示すアイコンを表示する円)の円周が短くなる。その結果、ユーザは、目的地に近づくにつれて、目的地の正確な方向を把握しにくくなる。これに対し、本実施形態によれば、現在地と目的地との間の距離が短くなるにつれて、第1の円のサイズは大きくなるため、目的地に近づくにつれて、目的地の方向を正確に把握しやすくなる。
(2−2)強調表示
表示制御部213は、第1の円が複数の第2の円のうち、最も内側に表示された(すなわち、最小の)第2の円(図5の例では、第2の円c2)に重なったときに、当該重なった第2の円を強調して表示することができる。なお、第2の円の強調表示は、第1の円が最小の第2の円に重なったときに限られず、第1の円の半径が所定値以内(例えば、20m以内)であるときとすることもできる。このように第2の円を強調して表示することによって、ユーザは、目的地付近にいることを直感的に把握することができる。強調して表示する方法は任意の方法を採用することができる。例えば、第2の円c2を点滅して表示させたり、第2の円c2の内部を塗りつぶして表示させることができる。強調する方法は、一つの方法を採用してもよいし複数の方法を組み合わせて採用してもよい。
(2−3)ナビゲーションモードの切り替え
表示制御部213は、第1の円が複数の第2の円のうち、最も内側に表示された(すなわち、最小の)第2の円(図5の例では、第2の円c2)に重なったときに、他のナビゲーション画面を表示部25に表示することができる。例えば、表示制御部213は、図5の第1の円c1が第2の円c2と重なったときに、図5に示すナビゲーション画面(レーダーナビ画面)から図7に示す後述するナビゲーション画面(ターン・バイ・ターンナビ画面)に表示部25の表示を切り替えるように制御することができる。なお、他のナビゲーション画面への表示切替は、第1の円が最小の第2の円に重なったときに限られず、第1の円の半径が所定値以内(例えば、20m以内)であるときとすることができる。
(2−4)その他の表示制御
表示制御部213は、ユーザの現在地と目的地との間が遠く離れており、図5に示すナビゲーション画面にユーザの目的地が表示されない程度に、現在地と目的地との間が離れている場合、現在地から目的地の方角をナビゲーション画面に表示し、目的地を示すアイコン52を表示しないようにすることができる。例えば、図5の例では、現在地から目的地までの距離が2000mである場合、目的地を示すアイコン52をナビゲーション画面内に表示することができない。このような場合、表示制御部213は、例えば、ナビゲーション画面内の任意の位置に、目的地の方角を示す形状のアイコンを表示するように制御することができる。
(3)第2のモードの例
図7及び図8を参照して、第2のモードにおけるナビゲーション画面の例(ターン・バイ・ターンナビ画面)を説明する。まず、図7に示す例において、表示部25に表示されたナビゲーション画面には、現在地から目的地に向かう経路上に存在する進路変更(ターン・バイ・ターン)の情報を示すアイコン61、62と、ユーザの現在地を示すアイコン63とが表示されている。本実施形態において、進路変更とは、経路上の分岐点において、経路探索結果に従って目的地に向かって進むために進路を変更することである。本実施形態における進路変更には、カーブする経路に沿って進んだことによる進行方向の変更は含まれない。アイコン61は、左折の進路変更情報を示している。アイコン62は、右折の進路変更情報を示している。アイコン61、62の右側に示された値は、現在地から進路変更位置までの距離である。すなわち、この例では、目的地に向かうために、ユーザは、現在地から100mの地点で右折し、現在地から150mの地点で左折する必要があることが示されている。また、アイコン61、62の左側には、進路変更位置の交差点名が示されている。
また、この例では、ナビゲーション画面に、進路変更を示すアイコン61、62、及びこれらのアイコンをつなぐ線が示されてはいるが、ユーザが目的地に向かって進むべき方位(方向)を把握可能な形状の経路を示していない。すなわち、方位に対応する経路は示されない。例えば、実際の経路の形状がカーブしていても、この例におけるナビゲーション画面には、カーブした形状の経路は示されない。また、この例では、現在地を示すアイコン63が進路変更を示すアイコン61、62を結ぶ線上の位置に表示されていることにより、ユーザが目的地までの経路に乗っていることが示されている。すなわち、ユーザが目的地までの経路に乗っているか否かが示されている。
また、この例では、ナビゲーション画面に、進路変更を示すアイコン61、62、及びこれらのアイコンをつなぐ線が示されてはいるが、ユーザが目的地に向かって進むべき方位(方向)を把握可能な形状の経路を示していない。すなわち、方位に対応する経路は示されない。例えば、実際の経路の形状がカーブしていても、この例におけるナビゲーション画面には、カーブした形状の経路は示されない。また、この例では、現在地を示すアイコン63が進路変更を示すアイコン61、62を結ぶ線の延長線上の位置に表示されていることにより、ユーザが目的地までの経路に乗っていることが示されている。すなわち、現在地を示すアイコン63が進路変更を示すアイコン61、62を結ぶ線の延長線上の位置に表示されているか否かにより、ユーザが目的地までの経路に乗っているか否かを示すことができる。ユーザが目的地までの経路に乗っているか否かを示す方法はこの方法に限定されず、任意の方法を採用することができる。例えば、ユーザが経路から外れたことを示すために、現在地を示すアイコン63を点滅又は変色して表示させてもよいし、経路から外れたことを示すメッセージをナビゲーション画面上に表示させてもよい。
また、この例では、現在地を示すアイコン63が画面の下部に表示されている。また、進路変更を示すアイコン61、62が現在地から近い順に下から上に向かって現在地を示すアイコン63と数珠つなぎで縦に並べて表示されている。すなわち、この例のナビゲーション画面には、方位及び表示部25(ユーザ)の向きに関わらず(すなわち、ノースアップでもヘッドアップでもなく)、ユーザが目的地に向かって進むための経路上の進行方向が、表示部25上の上部中央を常に向くように示される。なお、この例では、経路上の進行方向が、表示部25上の上部中央を向くようにしているが、これに限定せず、表示部25上の下部中央、右部中央、左部中央、ユーザが指定した部分など、他の所定部分を常に向くように設定してもよい。このように経路上の進行方向が表示部25上の所定部分(例えば、上部)を常に向くようにすることにより、表示部25に表示されたナビゲーション画面は、ユーザフレンドリーなユーザインタフェースを実現することができる。例えば、ナビゲーション画面がスクロール機能を有する場合、ナビゲーション画面は、上下方向(同軸方向)にスクロールされるだけで、現在地から目的地までの間に存在する全ての進路変更をそれぞれ示すアイコンを順次表示することができる。
なお、現在地を示すアイコン63をナビゲーション画面の右端又は左端に表示し、進路変更位置を示すアイコンを現在地から近い順に画面の他端に向かって数珠つなぎで縦に並べて表示してもよい。このとき、表示部25に表示されたナビゲーション画面を左右方向にスクロールできるようにしてもよい。
このように本実施形態において、表示制御部213は、ナビゲーション画面を同軸方向(すなわち、対向する二方向の双方又は一方。例えば、上下方向又は左右方向)にのみスクロール表示することにより、経路上の複数の進路変更位置をそれぞれ示す画像を順次表示することができる。これは、従来のノースアップ又はヘッドアップで表示されるナビゲーション画面では、画面を同じ方向にのみ(例えば、上下方向のみ、又は左右方向のみ)スクロールし続けても目的地までの進路変更を示すアイコンを全て確認することはできないことと比較して利便性が高い。
また、アイコン61、62により示される進路変更の情報は、経路探索部212により取得された経路探索結果の情報に含まれる案内ポイントの情報を用いることができる。進路変更の情報は、例えば、交差点、横断歩道、及び歩道橋などで進路を変更する位置の情報を含むことができる。また、横断歩道及び歩道橋を示すアイコンとして、図7に示すような右折又は左折を示すアイコンではなく、横断歩道又は歩道橋を示す形状及び模様のアイコンを用いてもよい。
また、現在地を示すアイコン63内に、ユーザの向いている方向を示す画像である矢印64が示されている。ここで、矢印64により示されるユーザの向いている方向は、目的地に向かって進むための経路上の進行方向に対する相対的な向きである。従って、この例では、ユーザが当該経路上の進行方向と平行する方向を向いているときは、矢印64は、表示部25の上部中央を向くように表示される。また、ユーザが当該経路上の進行方向よりも右側の方向を向いているときは、矢印64は、表示部25の上部中央よりも右側を向くように表示される。矢印64はこのようにユーザの向いている方向を示すため、ユーザは、自身が目的地に向かって進むための経路上の進行方向を向いているか否かを直感的に把握することができる。なお、ユーザが向いている方向は、センサ27により検知される。また、本実施形態では、ユーザの向いている方向を示す画像を矢印の形状で示しているが、これに限定せず、方向を示すことが可能な任意の形状を採用することができる。
また、第2のモードにおけるナビゲーション画面(ターン・バイ・ターンナビ画面)において、施設についての情報のうち、目的地に向かって進むための経路に沿った位置に存在する施設についての情報(例えば、アイコン)をナビゲーション画面上の対応する位置に表示してもよい。当該経路に沿った位置ではない位置に存在する施設(すなわち、移動中にユーザの視界に入らない施設)についての情報は表示させないことにより、ナビゲーション画面の表示をシンプルにすることができる。
図8は、第2のモードにおけるナビゲーション画面において、目的地に向かって進むための経路に沿った位置に存在する施設を示すアイコン(画像)を表示させた例を示している。同図には、進路変更位置を示すアイコン71と、現在地を示すアイコン73とを結ぶ線(画像)の左側に、施設(コンビニエンスストアA)を示すアイコン72が示されている。これは、アイコン71が示す進路変更位置と、現在地との間の経路に沿った場所の左側に、コンビニエンスストアAが存在することを示している。施設を示すアイコンの形状及び模様は、その施設の種類を特定可能なように設定されてもよい。なお、アイコン71をクリック等することにより、アイコン71が示す施設の詳細(コンビニエンスストアAで販売している商品の情報等)をナビゲーション画面上に表示させることができるようにしてもよい。
また、表示制御部213は、図7及び図8を参照して説明したような上記の現在地を示すアイコンの表示について、ユーザの現在地と、目的地までの経路上の進路変更位置との間の距離が所定値(例えば、20m)以内のときに不可視とし、当該距離が前記所定値を超えたときに可視化するように制御することができる。(例えば、測位部36により)測位されたユーザの現在地の情報は、一定の誤差を生じうるため、表示制御部213は、例えば、ユーザが進路変更位置上にいないにも関わらず、現在地を示すアイコンを進路変更位置を示すアイコン上に表示させてしまうことが起こりうる。このような問題を防ぐために、ユーザの現在地と、進路変更位置との間の距離に応じて、進路変更位置を示すアイコンを可視又は不可視にすることは有効である。上記の距離の所定値は、ユーザの現在地の測位処理の精度(ユーザの位置の測位精度)に応じて設定することができる。さらに、表示制御部213は、ユーザの現在地と、進路変更位置との間の距離が所定値以内となったときに、進路変更位置を示すアイコンの表示を変化させる(例えば、色を変えて、又は点滅して表示させる)こともできる。これにより、ユーザは、進路変更位置の周辺にいることを把握することができる。
<ナビゲーションモードの切り替え方法>
上記のように、表示制御部213は、各ナビゲーションモードに応じたナビゲーション画面を表示部25に切り替え可能に表示するように制御する。例えば、表示制御部213は、図4、図5及び図7に示す画面を表示部25に切り替え可能に表示するように制御することができる。以下に、表示制御部213が、あるナビゲーションモードに応じたナビゲーション画面を表示している状態から他のナビゲーション画面に切り替えて表示するときの切り替え制御の方法について説明する。以下に説明する方法は例であり、ナビゲーション画面は、他の制御方法により切り替えられてもよいし、ユーザによる操作指示に応じて切り替えられてもよい。
(A)現在地と目的地との間の距離に応じた制御
表示制御部213は、第2のモードのナビゲーション画面の表示部25への表示中に、ユーザの現在地と、目的地との間の距離が所定値以内となったときに、表示画面を第1のモードのナビゲーション画面に切り替えて表示することができる。具体的な例として、表示制御部213は、ターン・バイ・ターンナビ画面の表示部25への表示中に、ユーザの現在地と、目的地との間の距離が20m以内となったときに、「目的地付近です」と表示部25へ表示すると共に、表示画面を矢印ナビ画面に切り替えて表示することができる。
一般に、ユーザがナビゲーションに従って目的地を目指すとき、目的地周辺までたどり着いた後は、目的地まで行くための具体的な曲がり角等(進路変更の情報)を示されるよりも、目的地の方向を示された方が、目的地にたどり着く方法を直感的に理解できる場合がある。従って、現在地と目的地との間の距離に応じて、進路変更の情報は示されるが目的地の方向は示されない第2のモードのナビゲーション画面の表示と、目的地の方向が示されるが進路変更の情報は示されない第1のモードのナビゲーション画面の表示とを切り替えるように制御されることはユーザにとって利便性が高い。
なお、現在地と目的地との間の距離に応じた様々な方法で、表示されるナビゲーション画面の変更を行うことができる。例えば、現在地と目的地との間の距離が長くなるにつれて、所定の距離の閾値において、図4に示す画面(矢印ナビ画面)→図5に示す画面(レーダーナビ画面)→図7に示す画面(ターン・バイ・ターンナビ画面)へと表示切替を行うことができる。また、現在地と目的地との間の距離が長くなるにつれて、所定の距離の閾値において、図4に示す画面から図5に示す画面へ(又は、図5に示す画面から図7に示す画面へ、若しくは図4に示す画面から図7に示す画面へ)の2段階の切り替えを行うことができる。また、現在地と目的地との間の距離が短くなるにつれて、所定の距離の閾値において、上記とは逆の方向に、表示画面の切り替えを行うことができる。
(B)リルート処理に失敗した場合の制御
ナビゲーション中に、ユーザが目的地までの経路から外れたなどの何らかの理由により、現在地から目的地までの経路を再度探索する処理(リルート処理)を行う場合がある。表示制御部213は、第2のモードのナビゲーション画面の表示部25への表示中に、リルート処理が失敗した場合、表示画面を第1のモードのナビゲーション画面に切り替えて表示することができる。なお、リルート処理の失敗の例として、再経路探索の計算自体が失敗した場合や、通信状態が悪くサーバ装置10に対して再探索リクエストが出せなかった場合や、探索結果を受信できない場合などがある。
第1のモードのナビゲーションは、目的地までの経路情報がなくとも、ユーザの現在地と目的地の位置の情報があれば実施できる。そのため、リルート処理の失敗によりサーバ装置10から経路探索結果が取得できない場合に、このようにナビゲーションモードを切り替えるように制御されることはユーザにとって利便性が高い。
以上のように本実施形態によれば、表示制御部213は、ユーザに対して、シンプルな表示で、かつ、ユーザが直感的に目的地まで辿り着くことが可能なようにナビゲーションする複数の異なる画面を、表示部25に切り替え可能に表示することができる。
上記のように、腕時計型デバイス20は、腕時計の形状及びサイズであるため、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯端末の表示部と比較して、表示部25のサイズが制限される。そのため、表示部25には、情報量の多いリッチな画面よりも、シンプルで直感的に目的地まで辿り着くことが可能なようにナビゲーションする画面を表示させる方がユーザにとって利便性が高い。また、状況に応じて、ユーザに必要とされる情報、又はユーザに提供可能な情報は異なるため、各ナビゲーションモードに応じたナビゲーション画面が表示部25に切り替え可能に表示されることは、ユーザにとって利便性が高い。例えば、目的地の方向が示されるが進路変更の情報は示されない第1のモードのナビゲーション画面の表示と、進路変更の情報は示されるが目的地の方向は示されない第2のモードのナビゲーション画面の表示とを切り替え可能に表示部25に表示することはユーザにとって利便性が高い。
[処理フロー]
次に、図9を参照して、腕時計型デバイス20において実行される処理のフローを説明する。なお、以下に説明する処理フローに含まれる各処理ステップは、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。なお、各処理ステップの処理の詳細は、既に説明しているためここでは省略する。
まず、ステップS11において、制御部21は、経路探索の処理をするために必要な経路探索の条件(例えば、出発地、目的地、移動手段)に応じた経路探索結果の情報を取得する。
ステップS12において、制御部21は、ステップS11で取得された経路探索結果に基づいて、ユーザを現在地から経路に沿って目的地までナビゲーションするための情報を表示部25に表示するように制御する。ここで表示部25に表示されるナビゲーション画面は、任意のモードの画面であってよく、例えば、上記の第1のモードのナビゲーション画面又は第2のモードのナビゲーション画面が表示される。
ステップS13において、制御部21は、表示されているナビゲーション画面の切り替えを行うか否かを判断する。例えば、ユーザによる切り替えの操作指示を受けた場合、現在地と目的地との間の距離が所定値以内となった場合、又はリルート処理に失敗した場合に、制御部21は、切り替えを行うと判断する。
ステップS13において切り替えを行うと判断された場合、ステップS14において、制御部21は、ナビゲーション画面を切り替えて表示する。例えば、ユーザによる切り替えの操作指示を受けた場合、表示画面は、指示に応じたナビゲーション画面に切り替えて表示される。現在地と目的地との間の距離が所定値以内となった場合、又はリルート処理に失敗した場合に表示されるナビゲーション画面の切り替え表示については、上記で既に説明したとおりである。
以上のように本実施形態によれば、腕時計型デバイス20は、ユーザに対して、シンプルな表示で、かつ、ユーザが直感的に目的地まで辿り着くことが可能なようにナビゲーションする複数の異なる画面を、表示部25に切り替え可能に表示することができる。
また、腕時計型デバイス20は、腕時計の形状及びサイズであるため、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯端末の表示部と比較して、表示部25のサイズが制限される。そのため、表示部25には、情報量の多いリッチな画面よりも、シンプルで直感的に目的地まで辿り着くことが可能なようにナビゲーションする画面を表示させる方がユーザにとって利便性が高い。また、状況に応じて、ユーザに必要とされる情報、又はユーザに提供可能な情報は異なるため、異なるナビゲーションモードに応じた各ナビゲーション画面が表示部25に切り替え可能に表示されることは、ユーザにとって利便性が高い。
[その他の実施形態]
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
例えば、上記した実施の形態では、図1〜図3に示す構成を例に説明した。しかし、本発明は、ユーザを目的地まで案内するナビゲーション画面を腕時計型デバイス20の表示部25上に表示することが可能であれば、図1〜図3に示す構成に限定せず、各機能がどの装置に存在していても、各装置間で様々な通信形態で通信していても良い。
また、上記した実施の形態では、腕時計型デバイス20を例に説明した。しかし、本発明は、腕時計型デバイス20に限定するものではなく、ユーザが頭部等の身体に装着して利用することが想定されるメガネ型等の様々なウェアラブルデバイスに適用可能である。
また、上述したリルート処理に失敗した場合のナビゲーションモードの切り替え方法には、次のような例も含まれる。この例は、腕時計型デバイス20と携帯端末30とがペアリングして(すなわち、通信している状態で)腕時計型デバイス20が携帯端末30を経由してサーバ装置10と通信を行うことを前提としたシステムにおける例である。このようなシステムにおいて、ペアリングが解除されているなどして腕時計型デバイス20が携帯端末30を経由してサーバ装置10と通信できない状況では、リルート処理ができず、腕時計型デバイス20が経路探索結果を携帯端末30を経由してサーバ装置10から取得できない。このようなリルート処理の失敗が第2のモードのナビゲーション画面(例えば、ターン・バイ・ターンナビ画面)の表示部25への表示中に、発生した場合、表示画面を第1のモードのナビゲーション画面(例えば、矢印ナビ画面)に切り替えて表示することができる。
10 サーバ装置、20 腕時計型デバイス、30 携帯端末、11,21,31 制御部、11a,21a,31a CPU、11b,21b,31b メモリ、12,22,32 通信部、13,23,33 記憶部、24,34 操作部、25,35 表示部、26 カメラ、27 センサ、28 マイク、36 測位部

Claims (10)

  1. ナビゲーション画面を表示する表示部と、
    第1のモードのナビゲーションを表す画面と、第2のモードのナビゲーションを表す画面とを前記表示部に切り替え可能に表示する制御手段と、を備え、
    前記第1のモードのナビゲーションは、ユーザの現在地と目的地との相対的位置関係に基づいたナビゲーションであり、
    前記第2のモードのナビゲーションは、目的地までの経路に基づいたナビゲーションであり、
    前記第1のモードのナビゲーションを表す画面は、前記ユーザの現在地を起点とした前記目的地の方向を示す第1の画面と、前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報とを1画面に表示し、且つ、前記1画面に表示した前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報との位置関係により前記ユーザの現在地から前記目的地までの距離を示す第2の画面と、を含み、
    前記制御手段は、
    前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第1の画面と、前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第2の画面と、前記第2のモードのナビゲーションを表す画面と、を切り替え可能に表示する、ウェアラブルデバイス。
  2. 前記第1のモードのナビゲーションを表す画面は、経路を示すことなく、前記ユーザの現在地と前記目的地との相対的位置関係を示すように表示される画面であり、
    前記第2のモードのナビゲーションを表す画面は、方位に対応する経路を示すことなく、ユーザが前記目的地までの経路に乗っているか否かを示す画面である、請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
  3. 前記制御手段は、
    前記ユーザの現在地と前記目的地との間の距離に応じて、前記第1のモードのナビゲーションを表す画面と、前記第2のモードのナビゲーションを表す画面と、を切り替える、請求項1又は2に記載のウェアラブルデバイス。
  4. 前記制御手段は、前記第2のモードのナビゲーションを表す画面の前記表示部への表示中に、前記距離が所定値以内となったときに、前記表示部への表示を前記第1のモードのナビゲーションを表す画面に切り替えて表示する、請求項3に記載のウェアラブルデバイス。
  5. 前記制御手段は、前記第2のモードのナビゲーションを表す画面の前記表示部への表示中にリルート処理に失敗した場合、前記表示部への表示を前記第1のモードのナビゲーションを表す画面に切り替えて表示する、請求項1から4の何れか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  6. 前記第1のモードのナビゲーションを表す画面は、前記ユーザの現在地を起点とした前記目的地の方向を示す画面を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  7. 前記第1のモードのナビゲーションを表す画面は、前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報とを1画面に表示し、且つ、前記1画面に表示した前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報との位置関係により前記ユーザの現在地から前記目的地までの距離を示す画面を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  8. 前記制御手段は、
    前記ユーザの現在地と前記目的地との間の距離に応じて、前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第1の画面と、前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第2の画面と、を切り替える、請求項1から7のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  9. 制御手段と、表示手段とを備えるウェアラブルデバイスで実施される制御方法あって、
    前記制御手段が、第1のモードのナビゲーションを表す画面と、第2のモードのナビゲーションを表す画面とを前記表示手段に切り替え可能に表示することを含み、
    前記第1のモードのナビゲーションは、ユーザの現在地と目的地との相対的位置関係に基づいたナビゲーションであり、
    前記第2のモードのナビゲーションは、目的地までの経路に基づいたナビゲーションであり、
    前記第1のモードのナビゲーションを表す画面は、前記ユーザの現在地を起点とした前記目的地の方向を示す第1の画面と、前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報とを1画面に表示し、且つ、前記1画面に表示した前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報との位置関係により前記ユーザの現在地から前記目的地までの距離を示す第2の画面と、を含み、
    前記制御手段は、
    前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第1の画面と、前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第2の画面と、前記第2のモードのナビゲーションを表す画面と、を切り替え可能に表示する、
    制御方法。
  10. コンピュータを、
    ナビゲーション画面を表示する表示手段と、
    第1のモードのナビゲーションを表す画面と、第2のモードのナビゲーションを表す画面とを前記表示手段に切り替え可能に表示する制御手段と
    を備え、
    前記第1のモードのナビゲーションは、ユーザの現在地と目的地との相対的位置関係に基づいたナビゲーションであり、
    前記第2のモードのナビゲーションは、目的地までの経路に基づいたナビゲーションであり、
    前記第1のモードのナビゲーションを表す画面は、前記ユーザの現在地を起点とした前記目的地の方向を示す第1の画面と、前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報とを1画面に表示し、且つ、前記1画面に表示した前記ユーザの現在地を示す情報と前記目的地を示す情報との位置関係により前記ユーザの現在地から前記目的地までの距離を示す第2の画面と、を含み、
    前記制御手段は、
    前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第1の画面と、前記第1のモードのナビゲーションを表す前記第2の画面と、前記第2のモードのナビゲーションを表す画面と、を切り替え可能に表示する、
    ウェアラブルデバイスとして機能させるためのプログラム。
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