JP6084610B2 - 気体触媒を用いた鋳型形状の硬化処理方法 - Google Patents

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Description

本発明の開示される実施形態は、中子と鋳型を作るためのいわゆるコールドボックス処理方法において鋳物形状を形成するための、鋳物混合物内のバインダを硬化する装置および処理の改良に関する。改良された処理では、少なくとも2つの気体触媒が連続して使用される。改良された装置では、触媒を連続して使用することができる。本発明を実施するための好ましい方法では、使用される第1の触媒は、バインダの硬化に関して第2の触媒よりも不活性である。これらの多くの実施形態では、第1の触媒の使用されるモル量は、第2の触媒のモル量を上回る。
気体触媒を、特に、第3級アミンを、フェノールホルムアルデヒド樹脂やポリイソシアネート樹脂を硬化するコールドボックス処理方法における硬化剤として使用することは、当技術分野で知られている。
van Hemelryckの特許文献1によれば、好ましい第3級アミンには、トリメチルアミン(”TMA”、CAS登録番号は、75−50−3)、ジメチルエチルアミン(”DMEA”、CAS登録番号は、75−64−9)、ジメチルイソプロピルアミン(”DMIPA”、CAS登録番号は、996−35−0)、ジメチルプロピルアミン(”DMPA”、CAS登録番号は、926−63−6)および、トリエチルアミン(”TEA”、CAS登録番号は、121−44−8)などがある。特許文献1によれば、これらの第3級アミンは、かつては、個別に使用されるものとされてきたが、ブレンドして使用することもできる。このブレンドは、概して、2つの第3級アミンのブレンドであるが、3以上の第3級のアミンのブレンドであってもよい。
また、特許文献1によれば、注入されたガス混合体内のアミンを蒸発させ、アミンが十分な濃度に達するためには、少なくともアミンが個別に使用される場合には、アミンの好適な沸点は、100℃以下である。このガイドラインは、鋳型の中のアミンの濃縮を回避するのに役に立つ。
アミンの好適な沸点には、上限に加えて、下限もある。例えば、TMAは、周囲の気温と同じ温度で気体であるため(沸点は約3℃である)、より高い沸点のアミンよりも扱いが難しい。DMEA(沸点は、44−46℃)などの分子量が低いアミンは、概して、強いアンモニア臭を有する傾向があり、不快であるため、扱いにくい。沸点が他方に極端なものとして、TEA(沸点は、89℃)は、特に、冬には、ガス混合体から液化しやすいが、沸点の実際の上限は、100℃より十分に低い。
沸点に関連するパラメータには、分子量があり、分子量は、鋳物混合物から気体のアミンを素早く拡散させるために、十分低くなければならない。特許文献1によれば、TEA(分子量は101)がコールドボックス処理方法を行うための許容範囲の上限である。また、特許文献1によれば、許容される硬化触媒の良好な組み合わせには、DMIPA(沸点は64−67℃)、DMPA、およびN,N−ジエチルメチルアミン(”DEMA”、CAS登録番号は、616−39−7)からなる、5つの炭素原子を有する第3級アミンの組み合わせがある。
これらの第3級アミンおよびそれらの硬化触媒としての機能がより多く理解されるようになったにも関わらず、特に、厳密に言えば混合物ではなく組み合わせでのアミンの最もよい使用法はまだ知られていない。
米国特許出願公開第2010/0126690号明細書
鋳物形状を形成するためのコールドボックス処理方法によって、上記の効果および他のこれまで知られていない効果がもたらされる。この処理において、鋳物混合物が、鋳物形状を形成するためのパターンに導入される。使用される鋳物混合物は、主要量の鋳物集合体、および未硬化バインダを含む。
この処理において、形成された鋳物形状は、まず、第1の蒸気状硬化触媒に接触され、それから、少なくとも、第2の蒸気状硬化触媒に連続して接触される。処理のいくつかの実施形態では、接触ステップの2番目の部分では、第1および第2の蒸気状硬化触媒の混合物が用いられる。この処理では、蒸気状硬化触媒のそれぞれは、形成された鋳物形状を硬化することができる。接触ステップは、形成された鋳物形状が、十分に硬化して、扱うことができるようになるまで行われ、その後、形成された鋳物形状が、パターンから除去される。 ほとんどの実施形態では、キャリアガスは、触媒的に不活性なものが好ましく、鋳物形状が収容されるコアボックスを通して、硬化触媒を移動させる。
これらの処理を行う好適な方法では、第1および第2の蒸気状硬化触媒は、使用される特定のバインダに対して、第1の蒸気状硬化触媒が、第2の蒸気状硬化触媒より不活性であるように選択される。
好適な第1および第2の蒸気状硬化触媒は、第3級アミン、特に、3〜6個の炭素原子を有する第3級アミンである。これらの中で、トリエチルアミンは、好適な第1の蒸気状触媒であり、好適な第2の蒸気状触媒は、ジメチルイソプロピルアミン、ジメチルエチルアミン、ジメチルプロピルアミンを含む。
これらの処理では、鋳物混合物は、主要量の鋳物集合体を含む。
本発明のさらなる態様は、鋳物形状についての装置またはコールドボックス処理方法の実施により達成される。この装置は、蒸気状態で第1および第2の硬化触媒を供給する装置と、形成される鋳物形状を収容するコアボックスとを有する。このコアボックスは、入口と、出口とを有する。そして、入口は、触媒を供給する装置に連結され、さらに、蒸気状硬化触媒とバインダとの接触を容易にするように、出口に対して配列されている。
この方法を実施するための装置の多くは、また、蒸気状硬化触媒を回収するための装置を含み、コアボックスの出口に接続されている。
これらの処理では、触媒を供給する装置は、コアボックスを通して蒸気状硬化触媒を排出するための触媒的に不活性なキャリアガスのガス源を有する。いくつかの例では、蒸気状触媒を供給する装置は、第1の触媒を蒸気化する第1のチャンバと、第2の触媒を蒸気化する第2のチャンバとを有する。そして、第1および第2のチャンバのそれぞれは、キャリアガス源と、コアボックスの入口と、に直接接続されている。他の例では、第2のチャンバが、第1のチャンバを通して、コアボックスの入口に接続されている。
触媒回収装置が使用される場合、その装置は、主として、沸点や溶解度の違いを利用することにより、第1および第2の硬化触媒それぞれを互いに他方から分離するための能力を有していることが好ましい。
次の詳細な説明および付随する図面により、開示される実施形態をよりよく理解することができる。ここで、同一の符号は同一の部分を示す。
気体アミン触媒を用いるコールドボックス処理方法を実施するために用いられる装置の概略ブロック図である。 触媒調製および充填装置をより詳細に示す概略ブロック図である。 触媒調製および充填装置をより詳細に示す概略ブロック図である。 触媒調製および充填装置をより詳細に示す概略ブロック図である。
図1は、本発明の概念の実施形態の装置10の概略図を示す。装置10は、触媒調製および充填装置20と、コアボックス30と、触媒回収装置40と、を有する。中子や鋳型などの鋳物形状を製造するコールドボックス処理方法では、一般に、コアボックス30内に所望の形状に形成される鋳物混合物が必要となり、その後、気体触媒が、触媒を調製する装置20から導管50を通ってコアボックスまで通過する。触媒は、コアボックス30で、鋳物混合物と反応し、その重合体バインダの部分を硬化し、中子または鋳型の性質を持つ硬化された鋳物形状を形成する。触媒は、通常、窒素や空気のようなキャリアガスを伴い、導管60を通って、コアボックス30を出る。ここで、キャリアガスは、主として、バインダと触媒との接触時間を決定する。気体触媒、触媒の費用、およびこれら双方の要因に係る要求により、導管60を通って触媒回収装置40へ出る気体流を通過させることが一般的である。ここでは、異なる種々の方法が、キャリアガスから触媒を分離して回収するために用いられてもよい。一例として、そして、ここで開示される実施形態の多くに関連して、触媒の回収には、触媒として使用された気体のアミンを中和させるための酸性の気体浄化装置を使用してもよく、その後、再利用されるアミンを回収する適当な処理が行われる。
従来の装置10では、触媒装置20は、蒸気状態の単一の硬化触媒を供給するのみでよかった。よって、図2に示すように、蒸気化チャンバ22と、キャリアガス源Gで十分であった。しかしながら、ここに記載された方法では、コアボックス内の鋳物混合物は、まず、第1の蒸気硬化触媒に、それから、少なくとも第2の蒸気硬化触媒に連続して接触される。よって、触媒装置の追加構成が描かれている。
例えば、図3では、触媒装置120は、別々の蒸気チャンバ22、24を有する。それぞれの蒸気チャンバ22、24は、キャリアガス源Gに接続され、それぞれの出口は、気体流が導管50へ流れるように連通している。気体触媒の一方が、チャンバ22で蒸気化され、他方がチャンバ24で蒸気化された場合、適当に弁(図示しない)で調整することにより、導管50を通ってコアボックス(図3では図示されない)に、触媒が選択され順次流れる。二つのキャリアガス源Gは、適切にチャンバ22、24のそれぞれに連通しており、また、キャリアガスの流れを制御するために適切に弁で調整される単一のガス源であってもよいことがわかるであろう。
図4には、異なる触媒を調製し供給するための構成220が示されている。構成120と同様に、別々の蒸気化チャンバ22、24が設けられ、それぞれのチャンバは、キャリアガス供給源Gに連通しており、蒸気化された触媒は、キャリアガスによって、導管50に運ばれる。しかしながら、この構成220では、第1の気体触媒は、チャンバ22で蒸気化され、第2の気体触媒はチャンバ24で蒸気化される。ここで、これらのチャンバでは、初期の流れは、チャンバ22およびキャリアガス源Gからのみで、チャンバ22とチャンバ24との間の導管26は閉じられている。導管26の弁を開くことにより、チャンバ24からの流れは、導管50への途中で、チャンバ22を通って、流れ去る。このように、第1の蒸気状硬化触媒は、硬化する処理の第2の部分の間、第2の蒸気状触媒と 混合してもよい。
気体触媒を用いて鋳物形状を硬化する改良された硬化法を提供する、ここに開示された本実施形態に関わるメカニズムは、完全に理解されたわけではない。そして、発明者は、特にコアボックス30で発生するメカ二ズムに関する理論を提案しているわけではない。しかしながら、コアボックスの導管50、60における特定の処理は、当従来技術を進歩させることに関与するものであることがよく知られている。
コールドボックス処理方法で使用されるバインダの種類の例は、Chenの米国特許第5688857号明細書に記載されている。アミン、特に、硬化触媒としての第3級アミンガスの有用性は、公知であり、Robinsの米国特許第3409579号明細書に記載されている。
実施例1
触媒調整装置20の一実施形態では、装置は、液体として第3級アミンを受け取り、それを暖め、コアボックス30内に導管50を通ってアミン蒸気を移動させるキャリアガスを使用する蒸気化装置である。この実施形態は、試験用中子を生成するために、小さいコアボックスを使用して、実験室内でシミュレートされた。単一のアミンを使用するのではなく、2つのアミンの混合物が使用された。実験室での試験を行うために有用な手順と装置が、Showmanらによる”The Need for Speed or Measurement and Optimization of Cure Speed in PUCB Bindes" AFC Transactions,paper 04-02(2004),American Foundry Society, Des Plaines, IL”に記載されている。このような環境では、第1のアミンが、主としてコストの理由によって、第2のアミンが主として高い活性度の理由によって選択される。この実験では、第1のアミンはTEAであり、第2のアミンは、DMIPAである。TEA対DMIPAの体積比が3対1のアミン蒸気が生成され、キャリアガスによって、触媒調製装置から外へ、そして、コアボックスの中に移動させられる。ASK Chemicalsから市販されている鋳物バインダであるISOCURE FOCUS(TM)106/206の適量と砂とを含む鋳物混合物から、コアボックス内の試験中子が形成される。このガス処理が12秒の間続き、その間、1200μLのアミン混合物がコアボックスを通過する。このガス処理の12秒間の後、試験中子は、完全に硬化される。完全な硬化を達成するためには約1200μLが必要であることを確かめるために、試験は、アミンレベルを減少させて繰り返された。
実施例2
同じコアボックス30を使用し、まず、第1のアミンのみを用い、そして、第2のアミンを用いて、順次、ガス処理を行うことを可能にするため、触媒調製装置120または220を調整し、実施例1と同一の鋳物混合物が、コアボックスに配置される。最初の6秒間に、490μLのTEAが、コアボックスをガス処理するために使用され、続いて、160μLのDMIPAで6秒間ガス処理され、合計650μLのアミンが使用される。この12秒間のガス処理の後に、全体で550μL少ないアミンを使用して、試験中子は完全に硬化される。
実施例3
使用される鋳物混合物がASK Chemicalsから市販されている鋳物バインダであるISOCURE FOCUS(TM)112/212を適量混ぜた砂であることのみを変更点として、実施例1の実験が繰り返される。ガス処理は、12秒間続き、TEA対DMIPAの重量比3対1の混合物が使用され、試験中子は完全に硬化される。この場合、コアボックスを通過する全てのアミン蒸気流は、900μLであった。
実施例4
この実験では、実施例3の実験が繰り返されるが、実施例2の連続してガス処理を行う構成が使用される。実施例3と同様に、ISOCURE FOCUS(TM)112/212の鋳物バインダを用いる鋳物混合物が、使用される。450μLのTEAを使用し6秒間ガス処理し、続いて、150μLのDMIPAで6秒間ガス処理し、合計600μLのアミンが使用される。12秒間のガス処理の後に、試験中子は完全に硬化され、300μL少ないアミンが使用された。
実施例5
鋳物混合物がASK Chemicalsから市販されている鋳物バインダであるISOCURE FOCUS(TM)397CL/697Cを適量混ぜた砂であることのみを変更点として、実施例1の実験が繰り返される。TEA対DMIPAの重量比3対1の混合物で試験中子をガス処理することにより、アミン混合物を2200μL使用した後に、完全な硬化が生ずる。
実施例6
実施例5の実験が繰り返されるが、実施例2の連続してガス処理を行う構成が使用される。実施例5の鋳物混合物が使用される。1200μLのTEA、続いて、400μLのDMIPAを使用し、合計1600μLのアミンを使用しガス処理すると、完全な硬化が生ずる。
実施例5との比較に基づいたこの結果の1つの解釈は、連続ガス処理は、混合ガス処理よりも600μL少ないアミンを使用することである。この600μLのうち、450μLはTEAであり、150μLは、DMIPAである。
実施例7
実施例1のガス処理を行う構成と、ISOCURE FOCUS(TM)397CL/697Cの鋳物バインダとを使用して、実施例5の実験が繰り返される。しかしながら、アミン混合物、または、異なるアミンを使用し連続してガス処理を行うかわりに、TEAのみが使用される。3400μLのTEAを用いて試験中子をガス処理した後に、完全な硬化が生ずる。
実施例5とこの結果を比較すると、DMIPAと混合したTEAは、TEAのみよりも硬化においてより効果的であることがわかる。これは、TEAとのDMIPAの混合物550μLは、TEAが単独で使用された場合の1750μLのTEAと置き換えられるからである。
この結果を実施例6と比較すると、連続して使用されるTEAとDMIPAは、TEA単独よりも硬化においてより効果的であることがわかる。これは、TEAの後に続けて投与される400μLのDMIPAは、TEAが単独で使用された場合の2200μLのTEAと置き換えられるからである。
実施例8
実施例1のガス処理を行う構成と、ISOCURE FOCUS(TM)397CL/697Cの鋳物バインダとを使用して、実施例5の実験が繰り返される。この場合、アミン混合物、または、異なるアミン用いて連続してガス処理を行うかわりに、DMIPAのみが使用される。1400μLのDMIPAを用いて試験中子をガス処理した後に、完全な硬化が生ずる。
この結果を実施例5と比較すると、TEA/DMIPAの混合硬化剤は、800μL多いアミンを必要とするが、この余分なアミンのうち、1650μLのTEAは、850μLのDMIPAと置き換えられることがわかる。
この結果を実施例6と比較すると、TEAの後にDMIPAを続けて投与すると、200μL多いアミンが必要となることがわかる。しかし、観察される実際の効果は、1200μLのTEAが、1000μLのDMIPAと置き換えることができたということである。これは、予想外である。それは、実施例7の結果を実施例8と比較すると、単独で使用された場合、DMIPAは、TEAよりも、体積を基準として、ほぼ2.5倍より活性、または、効果的であることを示すからである。
実施例9
実施例1のガス処理を行う構成と、ISOCURE FOCUS(TM)397CL/697Cの鋳物バインダとを使用して、実施例5の実験が繰り返される。DMIPAの代わりに、そして、混合物や連続ガス処理の代わりに、異なるアミン、4つの炭素原子を有するジメチルエチルアミン(”DMEA”、CAS登録番号は、75−64−9)が単独で使用される。950μLのDEMAで、試験中子をガス処理すると、完全が硬化が生ずる。
この結果は、この鋳物バインダで処理すると、実施例5の3対1と同様な比でのDEMAとTEAの混合物は、実施例5で使用されたアミン全体より2200μL少ないアミンを使用して完全に硬化されることを示唆している。これは、また、実施例9で必要とされる950μLのDEMAの約半分は、約1500μLのTEAに置き換えられることを示唆している。
この結果は、また、この鋳物バインダで処理すると、TEAを使用してからDEMAを使用する実施例6の連続ガス処理の技術は、実施例6で使用されるアミン全体より1600μL少ないアミンを使用し完全に硬化されることを示唆する。これは、また、実施例9で必要とされる950μLのDEMAの半分以上は、約1100μLのTEAに置き換えられることを示唆する。
これらの実施例では、コールドボックス処理方法で硬化触媒として有効であると知られている、アミンやその他の関連する化合物の全てが使用されているわけではないが、その結果は、蒸気状態で第1の化合物を投与し、続いて、同じく蒸気状態で第2の化合物を投与し、ここで第2の化合物が第1の化合物よりも硬化触媒としてより活性であるように選択されるとするならば、予想外に高い体積比で、効果的に、第1の化合物で第2の化合物を代替できることを示唆している。
追加の有用な化合物
上記の例は、4個の炭素原子(DEMA)、5個の炭素原子(DMIPA)、および6個の炭素原子(DEA)を有する第3級アミンを、代表的な化合物として引用している。この出願で教示された代表的な方法における使用の候補となる、3〜6個の炭素原子を含む他のアミンがある。
3個の炭素原子を有するアミンは、先に述べたTMAと、1メチルアジリジン(CAS登録番号は、1072−44−2)を含む。
4個の炭素原子を有するアミンは、N−メチルアゼチジン(CAS登録番号は、4923−79−9)と、1−エチルアジリジン(CAS登録番号は、1072−45−3)を含む。
5個の炭素原子を有するアミンは、先に述べたDMPA、ジエチルメチルアミン(DEMA)(CAS登録番号は、616−39−7)、N−プロピルアジリジン、N−イソ−プロピルアジリジン、N−エチルアゼチジン、N−メチルピロリジン(CAS登録番号は、120−94−5)と、N,N,N’,N’−テトラメチルジアミノメタンを含む。
6個の炭素原子を有するアミンは、先に述べたTEA、N−エチル−N−メチル−1−プロパンアミン(CAS登録番号は、4458−32−6)、N−エチル−N−メチル−2−プロパンアミン(CAS登録番号は、39198−07−7)、N,N−ジメチル−1−ブタンアミン(CAS登録番号は、927−62−8)、N,N−ジメチル−2−ブタンアミン(CAS登録番号は、921−04−0)、N,N,2−トリメチル−1−プロパンアミン(CAS登録番号は、7239−24−9)、N,N,2−トリメチル−2−プロパンアミン(CAS登録番号は、918−02−5)、N−エチルピロリジン(CAS登録番号は、733−06−0)、N−メチルピペリジン、ヘキサメチレンテトラアミン、ジメチルピペラジン、およびN,N,N’,N’−テトラメチルジアミノエタンを含む。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2011年7月19日に出願された米国特許出願第61/509,427の非仮特許出願であり、当該米国特許出願に対して、優先権主張をする。そして、当該米国特許出願は、本明細書に完全に記載されているかのように参照により組み込まれる。
(付記)
(付記1)
鋳物集合体および未硬化バインダを含む鋳物混合物を、鋳物形状を形成するためのパターンに導入するステップと、
形成された鋳物形状を、当該形成された鋳物形状が取り扱い可能になるように十分に硬化されるまで、当該形成された鋳物形状を硬化させることができる第1および少なくとも第2の蒸気状硬化触媒と連続して接触させるステップと、
形成され硬化された鋳物形状をパターンから除去するステップと、
を含む、鋳物形状を形成するためのコールドボックス処理方法。
(付記2)
前記連続して接触させるステップは、
触媒的に不活性なキャリアガスを用いて、または、用いずに、実質的に前記第2の蒸気状硬化触媒なしで、結果として部分的に硬化された鋳物形状を生ずる、前記第1の蒸気状硬化触媒を含む気体と前記鋳物形状を接触させるサブステップと、
触媒的に不活性なキャリアガスを用いて、または、用いずに、前記第2の蒸気状硬化触媒を含む気体と前記部分的に硬化された鋳物形状を接触させるサブステップと、を含む付記1に記載の処理方法。
(付記3)
前記第1および第2の蒸気状硬化触媒は、前記バインダに対して、前記第1の蒸気状硬化触媒が前記第2の蒸気状硬化触媒よりも不活性であるように選択された付記1または2に記載の処理方法。
(付記4)
前記第1および第2の蒸気状硬化触媒のそれぞれは、第3級アミンである付記1ないし3のいずれか1つに記載の処理方法。
(付記5)
前記第1および第2の蒸気状硬化触媒のそれぞれは、3〜6個の炭素原子を有する付記4に記載の処理方法。
(付記6)
前記第1の蒸気状硬化触媒は、トリエチルアミンである付記5に記載の処理方法。
(付記7)
前記第2の蒸気状硬化触媒は、ジメチルイソプロピルアミンである付記5または6に記載の処理方法。
(付記8)
前記第2の蒸気状硬化触媒は、ジメチルエチルアミンである付記5または6に記載の処理方法。
(付記9)
前記第2の蒸気状硬化触媒は、ジメチルプロピルアミンである付記5または6に記載の処理方法。
(付記10)
前記鋳物混合物は、主要量の前記鋳物集合体を含む付記1ないし9のいずれか1つに記載の処理方法。
(付記11)
コールドボックス処理方法により、鋳物集合体およびバインダを含む鋳物混合物から、硬化された鋳物形状を形成するための装置であって、
入口と出口とを有し、当該入口および当該出口は互いに前記バインダと蒸気状硬化触媒との間の接触を容易にするように配置されている、前記形成される鋳物形状を収容するためのコアボックスと、
蒸気状態で第1および第2の硬化触媒を供給するための装置であって、
前記コアボックスの入口に接続され前記第1の触媒を蒸気化する第1のチャンバと、
前記第1のチャンバを通して前記コアボックスに接続され前記第2の触媒を蒸気化する第2のチャンバと、
前記コアボックスを通してそれぞれの前記蒸気状硬化触媒を推進するために、前記第1および第2のチャンバのそれぞれに直接接続されている、触媒的に不活性なキャリアガスのガス源と、を備える、装置と、
を備える装置。
(付記12)
さらに、前記コアボックスの出口に接続され、前記蒸気状硬化触媒を回収するための装置を備える付記11に記載の装置。
(付記13)
前記蒸気状硬化触媒を回収するための装置は、それぞれの前記第1および第2の硬化触媒を分離するための装置を備える付記12に記載の装置。

Claims (13)

  1. 集合体および未硬化バインダを含む鋳混合物を、鋳形状を形成するためのパターンに導入するステップと、
    形成された鋳形状を、当該形成された鋳形状が取り扱い可能になるように十分に硬化されるまで、当該形成された鋳形状を硬化させることができる第1および第2の蒸気状硬化触媒と連続して接触させるステップと、
    形成され硬化された鋳形状をパターンから除去するステップと、
    を含み、
    前記連続して接触させるステップは、
    触媒的に不活性なキャリアガスを用いて、または、用いずに、実質的に前記第2の蒸気状硬化触媒なしで、結果として部分的に硬化された鋳型形状を生ずる、前記第1の蒸気状硬化触媒を含む気体と前記鋳型形状を接触させるサブステップと、
    触媒的に不活性なキャリアガスを用いて、または、用いずに、前記第2の蒸気状硬化触媒を含む気体と前記部分的に硬化された鋳型形状を接触させるサブステップと、を含み、
    前記第1および第2の蒸気状硬化触媒は、前記バインダに対して、前記第1の蒸気状硬化触媒が前記第2の蒸気状硬化触媒よりも不活性であるように選択され、
    前記第1および第2の蒸気状硬化触媒のそれぞれは、第3級アミンである、
    形状を形成するための処理方法。
  2. 前記第1および第2の蒸気状硬化触媒のそれぞれは、3℃と89℃の間の沸点を有する請求項1に記載の処理方法。
  3. 前記部分的に硬化された鋳型形状が前記第2の蒸気状硬化触媒を含む気体と接触している間に、前記部分的に硬化された鋳型形状は、前記第1および第2の蒸気状硬化触媒の混合物と接触させられる請求項1または2に記載の処理方法。
  4. 前記第1および第2の蒸気状硬化触媒のそれぞれは、3〜6個の炭素原子を有する請求項1ないし3の何れか1項に記載の処理方法。
  5. 前記第1の蒸気状硬化触媒は、トリエチルアミンである請求項に記載の処理方法。
  6. 前記第2の蒸気状硬化触媒は、ジメチルイソプロピルアミンである請求項またはに記載の処理方法。
  7. 前記第2の蒸気状硬化触媒は、ジメチルエチルアミンである請求項またはに記載の処理方法。
  8. 前記第2の蒸気状硬化触媒は、ジメチルプロピルアミンである請求項またはに記載の処理方法。
  9. 鋳型集合体およびバインダを含む鋳混合物から、硬化された鋳形状を形成するための装置であって、
    入口と出口とを有し、当該入口および当該出口は互いに前記バインダと蒸気状硬化触媒との間の接触を容易にするように配置されている、前記形成される鋳形状を収容するためのコアボックスと、
    蒸気状態で第1および第2の硬化触媒を供給するための装置であって、
    前記コアボックスの入口に接続され前記第1の触媒を蒸気化する第1のチャンバと、
    前記第1のチャンバを通して前記コアボックスに接続され前記第2の触媒を蒸気化する第2のチャンバと、
    前記コアボックスを通してそれぞれの前記蒸気状硬化触媒を推進するために、前記第1および第2のチャンバのそれぞれに直接接続されている、触媒的に不活性なキャリアガスのガス源と、を備える、装置と、
    を備え
    前記第1および第2の硬化触媒のそれぞれは、第3級アミンであり、かつ、前記バインダに対して、前記第1の硬化触媒が前記第2の硬化触媒よりも不活性であるように選択される、
    装置。
  10. 前記第1および第2の硬化触媒のそれぞれは、3℃と89℃の間の沸点を有する請求項9に記載の装置。
  11. 前記第2のチャンバは、前記第1および第2の硬化触媒の混合物を含む前記第2の触媒を蒸気化するために用いられる請求項9または10に記載の装置。
  12. さらに、前記コアボックスの出口に接続され、前記蒸気状硬化触媒を回収するための装置を備える請求項9ないし11の何れか1項に記載の装置。
  13. 前記蒸気状硬化触媒を回収するための装置は、それぞれの前記第1および第2の硬化触媒を分離するための装置を備える請求項12に記載の装置。
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