JP2018516747A - ガス状混合物からの硫化水素の選択的除去のための水溶性アルカノールアミン組成物及び工程 - Google Patents

ガス状混合物からの硫化水素の選択的除去のための水溶性アルカノールアミン組成物及び工程 Download PDF

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Abstract

本発明は、アルカノールアミン水溶液と、硫化水素を含むガス状混合物からの硫化水素の選択的除去のための工程におけるその使用とに関する。アルカノールアミン水溶液は、化学式R1R2NCH2CH(OH)CH2OHを有するアミノ化合物であって、式中、R1及びR2は独立して、メチル基、エチル基、プロピル基、またはイソプロピル基を表す、アミノ化合物と、ビス(2−ヒドロキシエチル)メチルアミンと、任意で、物理溶媒、消泡剤、酸化防止剤、腐食防止剤、塗膜形成要素、キレート剤、またはpH調整剤のうちの1つ以上と、水とからなる。硫化水素を選択的に除去するための工程は、ガス状混合物をアルカノールアミン水溶液と接触させるステップを含み、好ましくはアルカノールアミン水溶液の温度は、140°F以上である。【選択図】図3

Description

本発明は、好ましくは、3−(ジメチルアミノ)−1,2−プロパンジオール及びビス(2−ヒドロキシエチル)メチルアミンの混合物からなる水溶性アルカノールアミン組成物、ならびにHSをガス状混合物から選択的に除去する、好ましくは、アルカノールアミン水溶液が高温であるという条件下でHSをガス状混合物から除去するための該水溶性組成物を使用するための工程に関する。
天然ガス貯留層、石油、または石炭から生じる流体流は、多くの場合、かなりの量の酸性ガス、例えば、二酸化炭素(CO)、硫化水素(HS)、二酸化硫黄(SO)、二硫化炭素(CS)、シアン化水素(HCN)、硫化カルボニル(COS)、またはメルカプタンを不純物として含有する。該流体流は、ガス、液体、またはそれらの混合物、例えば、天然ガス、製油所ガス、シェール熱分解からの炭化水素ガス、合成ガス等のガス、ならびに液化石油ガス(LPG)及び液化天然ガス(NGL)等の液体である場合がある。
酸性ガスの除去のための種々の組成物及び工程が知られており、文献に記述されている。ガス状混合物をアミン水溶液で処理してこれらの酸性ガスを除去することが周知である。典型的には、アミン水溶液は、酸性ガスを含むガス状混合物と、低温かつ高圧で吸収塔において向流的に接触する。アミン水溶液は、一般に、トリエタノールアミン(TEA)、メチルジエタノールアミン(MDEA)、ジエタノールアミン(DEA)、モノエタノールアミン(MEA)、ジイソプロパノールアミン(DIPA)、または2−(2−アミノエトキシ)エタノール(時折ジグリコールアミンまたはDGAと称される)等のアルカノールアミンを含有する。いくつかの事例では、例えば、USP4,336,233、4,997,630、及び6,337,059で開示されるように、促進剤が、アルカノールアミン、例えば、ピペラジン及びMDEAと組み合わせて使用される。代替として、EP0134948は、酸を、MDEA等の選ばれたアルカリ性物質と混合して、酸性ガス除去の促進を提供することを開示している。しかしながら、EP0134948は、酸性ガス除去の増加を提供するために、酸と混合されたアルカリ性物質の選ばれた種類のみが、アルカリ性水溶液中で使用可能であることを教示している。
3−ジメチルアミノ−1,2−プロパンジオール(DMAPD)等の3級アミンは、COをガス状混合物から除去するのに有効であることが示されており、USP5,736,116を参照されたく、またはピペラジンと併用するDMAPDについては、WO2014/004019を参照されたく、または酸と併用するDMAPDについては、WO2014/004020を参照されたい。さらに、特定の工程、例えば、ガーボトール法では、3級アミンは、HSの除去において有効であることが示されているが、高温で能力低下を示し、例えば、“Organic Amines−Girbotol Process”, Bottoms, R.R., The Science of Petroleum, volume 3, Oxford University Press, 1938, pp 1810−1815を参照されたい。
上記化合物は有効であるが、これらは各々、その普遍的な使用を損なう制限がある。具体的には、HSをガス状混合物から除去するためのアルカノールアミン、及び/または高温、例えば140°Fを超えて水溶液を使用する場合に、商業的に実現可能な能力で酸性ガスを除去するのに効率的であるアルカノールアミン水溶液を含む水溶性組成物を有することが望ましい。
したがって、硫化水素をガス状混合物から除去する、及び/または硫化水素を上昇した運転温度で除去するのに有効なアルカノールアミン水溶液及び該溶液を使用する方法の必要性がある。
本発明は、硫化水素と、二酸化炭素(CO)、二酸化硫黄(SO)、二硫化炭素(CS)、シアン化水素(HCN)、硫化カルボニル(COS)、またはメルカプタン等の1つ以上の追加の酸性ガスを含むガス状混合物との接触を介して、硫化水素(HS)を選択的に除去するためのアルカノールアミン水溶液組成物を使用する工程であり、好ましくはアルカノールアミン水溶液の温度は、140°F以上であり、該組成物は、(i)好ましくは0.1〜75重量パーセントの量の、一般式:
を有するアミノ化合物であって、式中、R及びRは独立して、1〜3個の炭素原子の低級アルキル基、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、及びイソプロピル基を表し、より好適なR基及びR基は、メチル基及びエチル基を含み、特に好適なアミノ化合物は、R及びRが両方ともメチル基である3−ジメチルアミノ)−1,2−プロパンジオール、ならびにR及びRが両方ともエチル基である3−ジエチルアミノ)−1,2−プロパンジオールを含む、アミノ化合物と、(ii)0.1〜75重量パーセントのビス(2−ヒドロキシエチル)メチルアミンと、(iii)0.1〜90の水からと、(iv)任意で、物理溶媒、消泡剤、酸化防止剤、腐食防止剤、塗膜形成要素、キレート剤、またはpH調整剤のうちの1つ以上とからなり、ここで、重量パーセントは、アルカノールアミン水溶液の総重量に基づく。
本発明の一実施形態では、この工程は、該接触するステップで使用されてもよい硫化水素の希薄なアルカノールアミン水溶液が形成されるように、アルカノールアミン水溶液を水蒸気ストリッピングするステップをさらに含む。
本発明に従う吸収工程の工程フロー図を示す。 本発明の実施例及び比較例を使用する処理について、ガス混合物のHS濃度と吸収剤循環速度の関係を示すプロットである。 本発明の実施例及び別の比較例を使用する処理について、ガス混合物のHS濃度と吸収剤循環速度の関係を示すプロットである。 本発明の実施例及び比較例により処理されたガス混合物中のCO:HSの比率に関するプロットである。
本発明のアルカノールアミン水溶液は、アルカノールアミンを含む。本発明のアミン水溶液で有用であるアルカノールアミンは、一般式:
を有し、式中、R及びRは独立して、1〜3個の炭素原子の低級アルキル基、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、及びイソプロピル基を表す。より好適なR基及びR基は、メチル基及びエチル基を含む。特に好適なアミノ化合物は、R及びRが両方ともメチル基である3−(ジメチルアミノ)−1,2−プロパンジオール、ならびにR及びRが両方ともエチル基である3−(ジエチルアミノ)−1,2−プロパンジオールを含む。
本発明のアルカノールアミン水溶液は、0.1重量パーセント以上、好ましくは5重量パーセント以上、より好ましくは10重量パーセント以上、及びさらにより好ましくは20重量パーセント以上の量で、アルカノールアミンを含有し、ここで、重量パーセントは、アルカノールアミン水溶液の総重量に基づく。本発明のアルカノールアミン水溶液は、75重量パーセント以下、好ましくは65重量パーセント以下、より好ましくは55重量パーセント以下、及びさらにより好ましくは50重量パーセント以下の量で、アルカノールアミンを含有し、ここで、重量パーセントは、アルカノールアミン水溶液の総重量に基づく。
本発明の水溶性吸収剤組成物は、1つ以上の追加のアミノ化合物を含有してもよい。好ましくは、追加のアミノ化合物は、トリス(2−ヒドロキシエチル)アミン(トリエタノールアミン、TEA)、トリス(2−ヒドロキシプロピル)アミン(トリイソプロパノール)、トリブタノールアミン、ビス(2−ヒドロキシエチル)メチルアミン(メチルジエタノールアミン、MDEA)、2−ジエチルアミノエタノール(ジエチルエタノールアミン、DEEA)、2−ジメチルアミノエタノール(ジメチルエタノールアミン、DMEA)、3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、3−ジエチルアミノ−1−プロパノール、2−ジイソプロピルアミノエタノール(DIEA)、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)メチルアミン(メチルジイソプロパノールアミン、MDIPA)、N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン(ジヒドロキシエチルピペラジン、DiHEP))、ジエタノールアミン(DEA)、2−(tert−ブチルアミノ)エタノール、2−(tert−ブチルアミノエトキシ)エタノール、または2−アミノ−2−メチルプロパノール(AMP)、2−(2−アミノ−エトキシ)エタノール等の、上記化学式(1)で説明されていない、異なるまたは第2のアルカノールアミンである。
アルカノールアミン水溶液中の任意のアミノ化合物の量は、アルカノールアミン水溶液の総重量に基づいて、0.1重量パーセント以上、好ましくは1重量パーセント以上、より好ましくは5重量パーセント以上の範囲であってもよい。存在するのであれば、アルカノールアミン水溶液中の任意のアミノ化合物の量は、アルカノールアミン水溶液の総重量に基づいて、75重量パーセント以下、好ましくは50重量パーセント以下、より好ましくは25重量パーセント以下の範囲であってもよい。
本発明の一実施形態では、本発明の水溶性溶媒は、DMAPD、MDEA、及び水からなる。
本発明の一実施形態では、本発明の水溶性溶媒は、DMAPD、MDEA、及び水からなり、他のアミノ化合物、具体的にはピペラジンは含まない。
本発明の一実施形態では、本発明の水溶性溶媒は、DMAPD、MDEA、水、及び任意で物理溶媒、消泡剤、酸化防止剤、腐食防止剤、塗膜形成要素、キレート剤、またはpH調整剤のうちの1つ以上からなり、1つ以上の追加の添加物のうちのどれもが、酸または酸形成物質ではなく、具体的には、強酸として特徴付けられることができるいずれもが、pKaが8以下、好ましくは7以下、より好ましくは6以下である任意の有機酸または無機酸を含む。本発明の水溶性溶媒中に存在することができない酸の例として、リン酸、リン含有酸、ホウ酸、塩酸、硫酸、ホウ酸、亜硫酸、亜硝酸、ピロリン酸、亜テルル酸、ならびに酢酸、ギ酸、アジピン酸、安息香酸、n−酪酸、クロロ酢酸、クエン酸、グルタル酸、乳酸、マロン酸、シュウ酸、o−フタル酸、コハク酸、及びo−トルイル酸等の有機酸が挙げられる。
Sをガス状混合物から除去するために、処理されるガスと接触するアルカノールアミン水溶液の温度は、120°F以上、好ましくは130°F以上、より好ましくは140°F以上、及びさらにより好ましくは150°Fである。
本発明の特に有用な実施形態では、処理されるガスと接触するアルカノールアミン水溶液の温度は、140°F以上である。
アルカノールアミン及び追加のアミノ化合物に加えて、アルカノールアミン水溶液は、周知の実施に従った流体処理に使用される1つ以上の他の化合物を含んでもよい。任意で提供されてもよい例証的な化合物は、消泡剤、グリコールならびにモノ−及びジ−エーテルまたはそれらのエステル、脂肪酸アミド、N−アルキル化ピロリドン、スルホン、及びスルホキシドを含む物理溶媒、酸化防止剤、腐食防止剤、塗膜形成要素、金属等のキレート剤、アルカリ化合物等のpH調整剤のうちの1つ以上を含むが、これらに限定されない。これらの任意の成分の量は、決定的に重要というわけではないが、既知の実施に従った有効量で提供され得る。
適切な物理溶媒は、シクロテトラメチレンスルホン(SULFOLANEの商標で購入可能)、ポリエチレングリコールのジメチルエーテル(SELEXOLの商標でThe Dow Chemical Companyから購入可能)、及びトリエチレングリコールモノメチルエーテル(The Dow Chemical CompanyのTGMEまたはMETHOXYTRIGLYCOL)、1,3−ジメチル−3,4,5,6−−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノン、N−ホルミルモルフォリン、N−アセチルモルフォリン、またはそれらの混合物である。
存在するのであれば、アルカノールアミン水溶液中の物理溶媒の量は、アルカノールアミン水溶液の総重量に基づいて、1重量パーセント以上、好ましくは5重量パーセント以上、より好ましくは10重量パーセント以上の量で存在してもよい。存在するのであれば、アルカノールアミン水溶液中の物理溶媒の量は、溶液の総重量に基づいて、75重量パーセント以下、好ましくは65重量パーセント以下、より好ましくは50重量パーセント以下の量で存在してもよい。
本明細書に記載の本発明は、石油化学産業及びエネルギーの産業に多大な用途がある。例えば、本発明は、石油精製所における、流体流、ガス、液体、または混合物の処理、酸性ガスの処理、石炭水蒸気ガスの処理、有害なスタック排気の処理、ランドフィールドガスの処理、及び人間の安全性のために有害な排気を取り扱う一連の新規デバイスに使用することができる。
本発明の工程により処理される流体流は、HSを含む酸性ガス混合物を含有し、任意で、CO、N、CH、C、C、H、CO、HO、COS、HCN、NH、O、及びメルカプタン等の他のガスを含んでいてもよい。多くの場合、このようなガス混合物は、燃焼ガス、製油所ガス、都市ガス、天然ガス、合成ガス、排ガス、水性ガス、プロパン、プロピレン、重質炭化水素ガス等に見られる。本明細書のアルカノールアミン水溶液が特に有効なのは、流体流が、例えば、シェール油蒸留ガス、石炭、または空気/水蒸気もしくは酸素/水蒸気熱転換で重質残油をさらに低分子量の液体及びガスにする重質油のガス化から得られた、または硫黄プラント排ガスの浄化運転において得られたガス混合物である場合である。
本発明の工程は、好ましくは、HSを含むガス流からHSを、任意で1つ以上の他の酸性ガス不純物、例えばCO、N、CH、C、C、H、CO、HO、COS、HCN、NH、O、及び/またはメルカプタンの存在下で除去するために使用される。しかしながら、本発明は、HS、ならびにCO、N、CH、C、C、H、CO、HO、COS、HCN、NH、O、及び/またはメルカプタンのうちの1つ以上を、HS、ならびにCO、SO、CS、HCN、COS、及び/またはメルカプタンのうちの1つ以上を含むガス流から除去するために使用されてもよい。
本発明の吸収ステップは、概して、流体流、好ましくはガス状混合物を、アルカノールアミン水溶液と任意の適切な接触容器中で接触させることを伴い、代表的な吸収工程の一例は、USP5,736,115及びUSP6,337,059を参照されたい。このような工程において、HS及び任意でCOならびに/またはHSが除去されるもととなる他の不純物を含有する流体流を、例えば、リングもしくは多孔板を備えた塔もしくは容器等の従来の手段、または気泡反応器を使用して、アルカノールアミン水溶液と緊密に接触させてもよい。
本発明を実施する典型的な様式では、吸収ステップは、流体流を吸収塔の下部に供給する一方で、新鮮なアルカノールアミン水溶液を、塔の上部領域に供給することによって実行される。流体流は、HSを大部分除かれて、塔の上部から出現し(時折、処理済または浄化済ガスと称される)、充填されたアルカノールアミン水溶液は、吸収されたHSを含有し、塔の底またはその近傍から出る。好ましくは、吸収ステップ中の吸収剤組成物の吸入口の温度は、100°F〜180°F、及びより好ましくは120°F〜170°Fの範囲にある。圧力は、大幅に変動してもよく、許容可能な絶対圧力は、吸収器において、単位平方インチあたり5〜2,000ポンド(psi)、好ましくは2〜1,500psi、及び最も好ましくは5〜1,000psiである。接触は、HSが好ましくは溶液によって吸収されるような条件下で生じる。吸収条件及び装置は、吸収器でのアルカノールアミン水溶液の滞留時間を最小限にしてCOの捕捉を低減させると同時に、水溶性吸収剤組成物を含む流体流が充分な滞留時間を維持し、最大限の量のHSガスを吸収するように設計される。熱変換工程を受けたもの等の低いHS分圧の流体流は、同一吸収条件下で、より高分圧の流体流よりも、必要なアルカノールアミン水溶液が少ない。
工程のHS除去段階の典型的な手順は、HS及びCOを含有するガス状混合物を、カラム中でアミノ化合物のアルカノールアミン水溶液と向流接触させることにより、HSを吸収させること含み、カラムの有する複数のトレイは、少なくとも100°Fの温度、及び少なくとも毎秒0.3フィートのガス速度(ft/秒、「活性な」または通気したトレイ表面に基づく)であり、ガスの運転圧に応じて、そのトレイカラムの有する接触トレイは、20個未満であり、例えば、4〜16個のトレイを使用するのが典型的である。
流体流をアルカノールアミン水溶液と接触させた後、この溶液は、HSで飽和または部分飽和しており、溶液を、少なくとも部分的に再生して、吸収器に戻して再循環させるようにしてもよい。吸収と同時に、再生が単一液相中で生じてもよい。再生、すなわちアルカノールアミン水溶液からの酸性ガスの脱着は、加熱、膨脹、不活性流体を用いたストリッピング、またはそれらの組み合わせの従来手段、例えば、溶液の圧力を減少させる、もしくは吸収されたHSの引火点にまで温度を増加させることにより、または、吸収ステップで使用するのと類似した構造の容器に、容器の上部から溶液を通過させ、空気もしくは窒素等の不活性ガスまたは好ましくは蒸気を容器において上方向に通過させることにより、達成してもよい。再生ステップ中の溶液の温度は、120°F〜300°F、及び好ましくは170°F〜270°Fの範囲であるべきであり、再生時の溶液の圧力は、1psi〜100psi、好ましくは10psi〜50psiの範囲であるべきである。アルカノールアミン水溶液は、HSガスの少なくとも一部分を取り除いた後に、吸収容器に戻して再循環させてもよい。補給吸収剤を必要に応じて添加してもよい。
好適な再生技術では、HSを多量に含んだアルカノールアミン水溶液を再生器に送り、吸収された成分を、溶液の沸騰により生成した水蒸気によりストリップする。フラッシュドラム及びストリッピング器中の圧力は通常、1psi〜50psi、好ましくは15psi〜30psiであり、温度は、典型的には、120°F〜340°F、好ましくは170°F〜270°Fの範囲である。ストリッピング器及びフラッシュ温度は、当然ながら、ストリッピング器の圧力に依存し、したがって15psi〜30psiのストリッピング器の圧力で、温度は脱着中に170°F〜270°Fになる。再生される溶液の加熱は、低圧水蒸気で間接加熱する手段によって好適に異なってもよい。しかしながら、水蒸気の直接注入を使用することも可能である。結果として得られた硫化水素の希薄なアルカノールアミン水溶液を使用して、HSを含有するガス状混合物に接触させてもよい。
好ましくは、清浄な天然ガスは、10ppm以下のHSを含有し、これは、いくつかの環境規制を満たしており、より好ましくは4ppm以下のHSを含有し、これは、典型的なパイプラインの仕様を満たしている。
好ましくは、排ガスまたはAGE適用ガスは、200ppm以下、好ましくは100ppm以下、より好ましくは50ppm以下、及び最も好ましくは30ppm以下を含有する。
本発明の好適な実施形態は、本発明の方法を連続的に、すなわち連続工程として実行することを伴う。しかしながら、この方法は、バッチ式で、または半連続的に実行してもよい。使用する工程のタイプの選択は、条件、使用設備、ガス流のタイプと量、及び当業者には明らかな他の要因により、本明細書の開示に基づき決定すべきである。
実施例1ならびに比較例A及びBにおいて、
「MDEA」は、The Dow Chemical Companyから購入可能な、98%のメチルジエタノールアミンであり、
「DMAPD」は、AK scientificから購入可能な、98%の3−ジメチルアミノ−1,2−プロパンジオールであり、
「HPO」は、Fisher Scientificから購入可能な、85%のo−リン酸である。
実施例1ならびに比較例A及びBは、40重量パーセントの1つ以上のアルカノールアミン、任意で1重量パーセントのHPOを含むアミン吸収剤水溶液であり、残りは、脱イオン水からなる水溶性組成物を含み、重量パーセントは、アミン吸収剤水溶液の総重量に基づく。実施例1は、35重量パーセントのDMAPD及び5重量パーセントのMDEAであり、比較例Aは、40重量パーセントのMDEA、比較例Bは、35重量パーセントのDMAPD、5重量パーセントのMDEA、及び1重量パーセントのHPOである。
4.2パーセントのHS、16パーセントのCO、及び79.8パーセントのNを含有する合成混合物を含むガス流は、パイロット規模の吸収器で処理されてHS及びCOを除去し、ここで、パーセントは容積百分率である。
アミン吸収剤水溶液を、パイロット規模の吸収器、図1に、供給ライン5を介して、気液向流の充填床を備えた吸収カラム2の上部に導入する。ガス流を、供給ライン1を通ってカラム2の下部に、毎分10標準リットルのガス流動速度で導入する。吸収器の圧力を、238psiaに調節する。清浄なガス(すなわち、HS及びCOの量が減少したもの)を、吸収器2の頂部からライン3を通って排出し、残留したHS及びCOのレベルをガスクロマトグラフィー(GC)分析により測定する。HS及びCOを充填されたアミン水溶液は、吸収器の下部に向かって流れ、ライン4を介して脱出する。
ライン4中の水溶性アミンは、レベル制御弁8により圧力が減少し、ライン7を通って熱交換器9に流れ、ここで、充填されたアルカノールアミン水溶液が加熱される。高温で豊富な溶液は、ライン10を介して再生器12の上部に入る。再生器12は、HS及びCOガスの脱着に影響を及ぼす不規則充填物を備える。再生器の圧力を17psiaに設定する。ガスは、ライン13を通過して濃縮器14に入り、ここで、残留したあらゆる水及びアミンの冷却と濃縮が生じる。ガスは、分離器15に入り、ここで、濃縮された液体は気相から分離される。濃縮されたアルカノールアミン水溶液は、ポンプ22を介してライン16を通って再生器12の上部に送られる。濃縮から残ったガスは、ライン17を通って除去され、最終的に収集及び/または廃棄される。再生されたアルカノールアミン水溶液は、再生器12及び密に結合した再沸器18を通って下方に流れる。再沸器18は、電気加熱器を備えており、アルカノールアミン水溶液の一部分を蒸発させて、あらゆる残留ガスを追い出す。気体は、再沸器から上昇し、再生器12に戻され、ここで、落下する液体と混じり合った後、ライン13を通って脱出し、工程の濃縮段階に入る。再沸器18からの再生されたアルカノールアミン水溶液は、ライン19を通って脱出し、熱交換器20中で冷却され、その後、ポンプ21を介して供給ライン5を通って吸収器2に送り返される。
水溶性アミン吸収剤の流速を、精製ガスライン3におけるHSの量が劇的な増加を示すところまで、ゆっくりと下げて調整することにより測定する。
実施例1及び比較例Aの結果を、図2に示すプロット中でグラフ表示し、実施例1及び比較例Bの結果を、図3に示すプロット中でグラフ表示する。HSレベルは、体積当たりの百万分の一部(ppmv)であり、毎分立方センチメートル(cc/分)でのアミン流速に対して、プロットされる。比較例Aと比較した実施例1のCO:HS比率を図4に示す。

Claims (5)

  1. 硫化水素を含むガス混合物から硫化水素を選択的に除去するための工程であって、
    (i)化学式:
    を有するアミノ化合物であって、式中、R及びRは独立して、メチル基、エチル基、プロピル基、またはイソプロピル基を表す、アミノ化合物と、
    (ii)ビス(2−ヒドロキシエチル)メチルアミンと、
    (iii)水と、
    (iv)任意で、物理溶媒、消泡剤、酸化防止剤、腐食防止剤、塗膜形成要素、キレート剤、またはpH調整剤のうちの1つ以上と、からなる希薄アルカノールアミン水溶液と、前記ガス状混合物を接触させるステップを含む、工程。
  2. (i)前記アミノ化合物が、0.1〜75重量パーセントの量で存在し、
    (ii)前記任意のアミノ化合物が、0.1〜75重量パーセントの量で存在し、
    (iii)前記水が、0.1〜90重量パーセントの量で存在し、
    重量パーセントは、前記アルカノールアミン水溶液の総重量に基づく、請求項1に記載のアルカノールアミン水溶液。
  3. 前記アミノ化合物(i)は、3−(ジメチルアミノ)−1,2−プロパンジオールまたは3−(ジエチルアミノ)−1,2−プロパンジオールである、請求項1に記載のアルカノールアミン水溶液。
  4. 前記アルカノールアミン水溶液の温度は、140°F以上である、請求項1に記載の工程。
  5. 前記接触させるステップで使用され得る硫化水素の希薄なアルカノールアミン水溶液を形成するように、前記アルカノールアミン水溶液を水蒸気ストリッピングするステップをさらに含む、請求項1に記載の工程。

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