JP6084558B2 - 壁体建て起こし装置および壁体の建て起こし工法 - Google Patents

壁体建て起こし装置および壁体の建て起こし工法 Download PDF

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Description

本発明は、壁体建て起こし装置および壁体の建て起こし工法に関する。
床等に水平に載置された壁体を垂直に建て起こす方法としては、例えば特許文献1に記載された壁体建て起こし装置がある。この壁体建て起こし装置は、壁体の壁面を載置支持する壁面支持部と、底面を載置支持する底面支持部とを有する壁体支持アームと、水平状態に載置された壁体を建て起こすように、壁体支持アームを水平方向の回動軸回りに回動させるリニアアクチュエータと、を備えている。この壁体建て起こし装置を用いた壁体の建て起こし工法では、壁体を建て起こした後に、壁体の底面と土台とを連結するアンカーを後施工で設置している。
特開2008−106493号公報
近年、3階建てや4階建て等の高層化された木造住宅が増加している。この場合、地震時等に壁体の下端に作用する引き抜き力が大きくなるため、従来のような後施工アンカーでは要求される引き抜き力に耐えることが困難になってきている。そこで、住宅の基礎コンクリートに予めアンカーを植設することで、アンカーの引き抜き耐力を高めることが考えられる。
しかし、特許文献1に記載された壁体建て起こし装置では、予めアンカーが植設されていると、植設したアンカーに建て起こした壁体が干渉するため、壁体の建て起こしができなかった。
本発明は、このような問題を解決するために創作されたものであり、予めアンカーが植設されている場合でも壁体の建て起こしが可能な壁体建て起こし装置およびこれを用いた壁体の建て起こし工法を提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するため、壁体の一壁面を載置支持する壁体支持手段と、水平状態に載置された前記壁体を建て起こすように、前記壁体支持手段を水平方向の回動軸回りに回動させる回動手段と、前記壁体を建て起こした状態で前記壁体の底面を支持すると共に、前記壁体を降下させる壁体降下手段と、を備えることを特徴とする壁体建て起こし装置とした。
このような構成によれば、壁体を建て起こした状態で壁体の底面を支持すると共に、壁体を降下させる壁体降下手段を備えるので、建て起こした壁体をアンカーの上から降下させて壁体の貫通孔にアンカーを挿通することができる。そのため、基礎に予めアンカーを植設した場合でも壁体の建て起こしが可能となり、ひいては高層化された木造建築物への壁体建て起こし装置の適用が可能となる。
また、壁体建て起こし装置は、前記壁体支持手段、前記回動手段及び前記壁体降下手段を床から上方に離間した位置で支持する床上支持手段をさらに備える構成としてもよい。
このような構成によれば、壁体支持手段、回動手段及び壁体降下手段を床から上方に離間した位置で支持する床上支持手段を備えるので、床に予め植設したアンカーよりも高い位置で壁体を建て起こすことができる。
また、前記壁体支持手段は、前記壁体の上下方向に延設され、前記壁体の一壁面を載置支持する壁面支持部を有し、かつ前記壁面支持部の基端寄りに前記回動軸を形成した壁体支持アームからなり、前記壁体降下手段は、前記壁面支持部に対して前記壁体の上下方向に移動可能に設けられた壁体移動部と、この壁体移動部の基端から突設され、前記壁体の底面を載置支持する底面支持部と、を有し、前記回動手段は、前記壁体支持アームの基端寄りに形成された連結軸と連結するリニアアクチュエータを備える構成としてもよい。
このような構成によれば、壁体降下手段は、前記壁面支持部に対して前記壁体の上下方向に移動可能に設けられた壁体移動部と、この壁体移動部の基端から突設され、前記壁体の底面を載置支持する底面支持部と、を有するので、建て起こした状態の壁体の底面を底面支持部で支持しながら、壁面支持部に対して壁体移動部を移動(降下)させることで、建て起こした壁体をアンカーの上から降下させて壁体の貫通孔にアンカーを挿通することができる。
また、前記壁体移動部は、前記壁体支持アームに対して前記壁体の上下方向にスライド可能に設けられたスライド部材と、一端側が前記壁体支持アームに回転可能に係止され、他端側が前記スライド部材に螺合するねじ部材と、を有し、前記底面支持部は、前記スライド部材の基端に設けられ、前記ねじ部材が所定方向に回転することで前記スライド部材及び前記底面支持部が前記壁体支持アームに対して前記壁体の下方向に移動する構成とするのがよい。
このような構成によれば、ねじ部材の一端側を例えばラチェットなどで所定方向に回転させることで、ねじ部材の他端側に螺合されたスライド部材が下方向に送り出される。これにより、スライド部材の底面支持部に支持された壁体を容易に降下させることができる。
また、壁体建て起こし装置は、前記壁体支持手段に着脱可能に連結され、前記壁体支持手段の先端から延出して前記壁体の一壁面を載置支持する延長支持手段をさらに備える構成としてもよい。
このような構成によれば、例えば建て起こす壁体の高さが高い場合に、壁体支持手段の先端から延出する延長支持手段が壁体の一壁面を載置支持するので、壁体を安定して支持することができる。また、延長支持手段は、壁体支持手段に着脱可能に設けられているので、壁体の高さが低いときや現場への運搬時に取り外すことで、装置をコンパクトにすることができる。
また、本発明は、前記した壁体建て起こし装置を用いてアンカーの上に壁体を建て起こす工法であって、前記壁体支持手段、前記回動手段及び前記壁体降下手段を床から上方に離間した位置に設置する床上支持手段を用いて、前記壁体支持手段、前記回動手段及び前記壁体降下手段を前記アンカーの先端よりも上方に配置する工程と、記壁体支持手段の上に壁体を設置する工程と、前記回動手段を用いて、前記壁体支持手段を水平方向の回動軸回りに回動させて前記壁体を建て起こす工程と、前記壁体降下手段を用いて、建て起こした前記壁体を降下させて前記壁体に設けた貫通孔に前記アンカーを挿通する工程と、を含むことを特徴とする。
このような方法によれば、床上支持手段を用いて、前記壁体支持手段、前記回動手段及び前記壁体降下手段を前記アンカーの先端よりも上方に配置するので、床に予め植設したアンカーよりも高い位置で壁体を建て起こすことができる。また、壁体降下手段を用いて、建て起こした壁体を降下させて壁体に設けた貫通孔にアンカーを挿通するので、建て起こした壁体をアンカーの上から降下させて壁体の貫通孔にアンカーを挿通することができる。そのため、基礎に予めアンカーを植設した場合でも壁体の建て起こしが可能となり、ひいては高層化された木造建築物への壁体建て起こし装置の適用が可能となる。
本発明によれば、予めアンカーが植設されている場合でも壁体を建て起こしてアンカーに設置することが可能となる。
本発明に係る壁体建て起こし装置の外観斜視図である。 壁体を建て起こして降下させた状態での壁体建て起こし装置の一部切欠側面図である。 壁体の外観斜視図である。 壁体建て起こし装置の動作を説明する図面であり、壁体を建て起こす前の状態の側面図である。 壁体建て起こし装置の動作を説明する図面であり、壁体を建て起こした状態の側面図である。 壁体建て起こし装置の動作を説明する図面であり、壁体の降下中の側面図である。 壁体建て起こし装置の動作を説明する図面であり、壁体の降下後の側面図である。 壁体建て起こし装置の動作を説明する図面であり、壁体建て起こし装置の撤去後の側面図である。 図1に示した壁体建て起こし装置を複数並設して連結した場合の外観斜視図である。 壁体Wが壁体建て起こし装置上に水平に載置された状態を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のXb−Xb矢視側面図である。 壁体Wが完全に起立する手前の状態を示す側面図である。 変形例において、壁体Wが壁体建て起こし装置上に水平に載置された状態を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のXIIb−XIIb矢視側面図である。 変形例において、壁体Wが完全に起立する手前の状態を示す側面図である。
先ず、建て起こしの対象となる壁体Wについて説明すると、図3は壁体Wを木造壁とした例を示しており、外郭をなす横長矩形状の枠組みWcに対し、複数の補強柱Wdを取り付けるとともに、背面側に外装材Weを張設した構造となっている。正面側の壁面Waと底面Wbとが後記する壁体建て起こし装置1に載置支持される面となるが、壁面Waについては壁板が張設されていないことから、この場合の壁面Waとは、補強柱Wdの正面側の面を指す。
また、図1に示すように、基礎Kは、建物を支持する鉄筋コンクリート製の部材であり、平盤状のスラブ部K1と、スラブ部K1から立ち上がるフーチング部K2と、フーチング部K2に植設されたアンカーAと、を備えている。フーチング部K2は、後記する壁体Wの下方に設けられている。アンカーAは、側面視J字形状の金属部材であり、その下半部はフーチング部K2に埋設されている(図2参照)。また、アンカーAの上半部は、フーチング部K2の上面に設置された土台Dを貫通して土台Dの上面から突出している。対向する土台D(片方のみ図示)の間には床Yが架設されており、床Yとスラブ部K1の間の適所には床束Y1(図2参照)が設置されている。
図1ないし図2において、壁体建て起こし装置1は、壁体Wの一壁面である壁面Waを載置支持する壁体支持手段2と、水平状態に載置された壁体Wを建て起こすように、壁体支持手段2を水平方向の回動軸4回りに回動させる回動手段3と、壁体Wを建て起こした状態で壁体Wの底面Wbを支持すると共に、壁体Wを降下させる壁体降下手段6と、壁体支持手段2、回動手段3及び壁体降下手段6を床Yから上方に離間した位置で支持する床上支持手段11と、を備える。
本実施形態においては、壁体支持手段2の具体例として、壁体Wの上下方向に延設され、壁体Wの壁面Waを載置支持する壁面支持部5を有し、かつ壁面支持部5の基端寄りに回動軸4を形成した壁体支持アーム7としている。また、回動手段3として、壁体支持アーム7の基端寄りに形成された連結軸8と連結するリニアアクチュエータ9を備える構成としている。
また、壁体降下手段6は、壁面支持部5に対して壁体Wの上下方向に移動可能に設けられた壁体移動部60と、この壁体移動部60の基端から突設され、壁体Wの底面Wbを載置支持する底面支持部65と、を有している。壁体降下手段6は、壁体支持手段2の両側に一対設けられている。
壁体支持アーム7は、例えば断面コの字形を呈する溝形鋼からなり、ウェブ面の外側が前記した壁面支持部5を構成する。つまり、このウェブ面からなる壁面支持部5は壁体Wの壁面Waを面支持する。
壁体支持アーム7の両側には、前記した壁体移動部60が固定されている。壁体移動部60は、図2に示すように、壁体支持アーム7のフランジ部の外側に溶接固定されたガイド部材61と、ガイド部材61に対してスライド可能に設けられたスライド部材62と、上端側(一端側)が壁体支持アーム7のフランジ部に回転可能に係止され、下端側(他端側)がスライド部材62に螺合するねじ部材63と、を主に有している。
ガイド部材61は、スライド部材62を上下方向に案内する四角筒状の鋼製部材である。スライド部材62は、ガイド部材61の内部に設置された四角筒状の鋼製部材であり、ガイド部材61の内面に対して摺接している。スライド部材62の内空部には、平板62aが溶接固定されており、平板62aの中央にはねじ孔62bが設けられている。
また、スライド部材62の下端(基端)62cには、壁体支持アーム7のウェブ面に直交するように略矩形状の平板が固設されており、この平板が前記した底面支持部65を構成する。底面支持部65は、壁体支持アーム7のウェブ面(すなわち壁面支持部5)よりも突出しており、壁体Wの底面Wbを面支持する。なお、壁体建て起こし装置1は、底面支持部65がアンカーA及び貫通孔23に干渉しない位置に配置される。
ねじ部材63の上端側は、壁体支持アーム7のフランジ部に突設されたブラケット64の貫通孔64aに回転可能に挿通されている。貫通孔64aは、ねじ孔62bと同心に形成されている。貫通孔64aから突出したねじ部材63の上端には、図示しないラチェットに係合する頭部63aが設けられている。また、ねじ部材63の下端側は、前記した平板62aのねじ孔62bに螺合している。ラチェットを用いてねじ部材63の頭部63aを所定方向に回転させることでねじ部材63が回転し、ねじ部材63の回転によってスライド部材62及び底面支持部65が下方向に送り出される。
壁体支持アーム7は、回動軸4を介してアーム支持筐体10に回動支持される。アーム支持筐体10も断面コの字形を呈する溝形鋼からなり、そのウェブ面が後記する床上支持手段11上に設置される。アーム支持筐体10を床上支持手段11に堅固に固定する場合、例えばウェブ面にねじ挿通孔を設けて、図示しないねじによりアーム支持筐体10を床上支持手段11にねじ止めするなど適宜な措置が採られる。アーム支持筐体10はそのウェブ幅寸法が壁体支持アーム7のそれよりも小さい鋼材からなり、アーム支持筐体10の各フランジ面の外側に壁体支持アーム7の各フランジ面が重なるかたちで、壁体支持アーム7のフランジ面の基端寄りとアーム支持筐体10のフランジ面の基端寄りとが回動軸4により連結される。
床上支持手段11は、アーム支持筐体10と床Yの間に介設されたいわゆるスペーサーであり、例えば複数の板材を重ねて構成されている。床上支持手段11は、板材の枚数を調整することにより、アーム支持筐体10の設置位置がアンカーAの先端よりも上方になるように、その高さを調節することができる。なお、床上支持手段11は、これに限定されるものではなく、例えば鋼製部材やコンクリート部材やジャッキ装置等、適宜な部材で構成すればよい。
アーム支持筐体10には前記したリニアアクチュエータ9が内蔵される。リニアアクチュエータ9としてはシリンダが好適であり、本実施形態では油圧シリンダとしている。この油圧シリンダからなるリニアアクチュエータ9は、ロッド9bが回動軸4側に臨むようにして、本体9aがアーム支持筐体10内において水平に固設される。油圧ポンプPからの圧油を供給する油圧ホース9dは、アーム支持筐体10の一方のフランジ面に穿設されたホース孔を介して本体9aに接続している。ロッド9bの先端には、棒状部材である連結部材12の一端が水平方向のロッド先端軸9c回りに回動可能に取り付けられている。壁体支持アーム7のウェブ面の内面側には、ブラケット13を介して水平方向の連結軸8が形成されており、この連結軸8に連結部材12の他端が回動可能に取り付けられる。
なお、ロッド9bの先端には、一対のガイドローラ14が取り付けられている。アーム支持筐体10の両フランジ面の上端には、内側に向けてガイド板部15が水平状に突設されており、転動するガイドローラ14がガイド板部15とウェブ面内側とにガイドされることで、ロッド9bの伸縮時の振れが防止される。
また、連結軸8にリニアアクチュエータ9を連結するにあたっては、連結部材12を設けることなく、例えば本体9aの末端側をアーム支持筐体10に回動可能に取り付け、ロッド9bの先端を直接、連結軸8に回動可能に取り付ける態様とすることもできる。
以上の構成からなる壁体建て起こし装置1の作用(動作)について、主に図4乃至図8を参照して説明する。図4に示すように、壁体建て起こし装置1は、床上支持手段11の上に配置されている。壁体建て起こし装置1は、リニアアクチュエータ9のロッド9bが縮退した状態では、壁体支持アーム7がアーム支持筐体10に重なって格納された状態となり、壁面支持部5が水平に位置し、底面支持部65が鉛直に位置する。壁体Wは壁面Waを下向きとして壁体支持アーム7上に横倒しの状態で載置される。
図4の状態において、連結軸8は回動軸4とロッド先端軸9cとを結ぶ線分よりも上方に位置しているので、図5のように、ロッド9bが伸長すると、連結部材12が連結軸8を介して壁体支持アーム7を押圧し、回動軸4回りに回動させ、最終的に壁体支持アーム7を図5のように鉛直状に起立させる。壁体Wは図4から図5までの間、壁面支持部5および底面支持部65により面支持されているため、安定した建て起こし状態が維持される。このとき、壁体Wの底面Wbは、アンカーAの上方に配置されている。
なお、連結軸8は、回動軸4に比較的近い位置に設けられているため、回動初期状態におけるリニアアクチュエータの負荷が大きいが、例えば図示しない補助ジャッキを用いて壁体支持アーム7(又は壁体W)の回動軸4と反対側の端部を最初に若干持ち上げるようにすれば、リニアアクチュエータ9の負荷を軽減することができる。
この状態で、図6に示すように、ラチェットを用いてねじ部材63の頭部63aを所定方向(図6では反時計まわり)に回転させると、スライド部材62及び底面支持部65がガイド部材61に沿って下方向に送り出され、底面支持部65の上に載置された壁体Wが降下する。これにより、アンカーAが壁体Wの底面Wbに形成された貫通孔23に挿通される。
図7に示すように、底面支持部65が土台Dに当接するまで降下した後、壁体建て起こし装置1を水平方向に移動させることにより、壁体Wの底面Wbと土台Dの間から底面支持部65を引き抜く。この状態で、図8に示すように、貫通孔23から突出したアンカーAにナットN或いはホールダウン金物(図示せず)等を締結することにより、壁体Wの設置が完了する。
以上のように、壁体Wの一壁面である壁面Waを載置支持する壁体支持手段2と、水平状態に載置された壁体Wを建て起こすように、壁体支持手段2を水平方向の回動軸4回りに回動させる回動手段3と、壁体Wを建て起こした状態で壁体Wの底面Wbを支持すると共に、壁体Wを降下させる壁体降下手段6と、壁体支持手段2、回動手段3及び壁体降下手段6を床Yから上方に離間した位置で支持する床上支持手段11と、を備える壁体建て起こし装置1とすれば、床Yに予め植設したアンカーAよりも高い位置で壁体Wを建て起こすことができると共に、建て起こした壁体WをアンカーAの上から降下させて壁体Wの貫通孔23にアンカーAを挿通することができる。そのため、基礎Kに予めアンカーAを植設した場合でも壁体Wの建て起こしが可能となり、ひいては高層化された木造建築物への壁体建て起こし装置1の適用が可能となる。
また、壁体支持手段2は、壁体Wの上下方向に延設され、壁体Wの壁面Waを載置支持する壁面支持部5を有し、かつ壁面支持部5の基端寄りに回動軸4を形成した壁体支持アーム7からなり、壁体降下手段6は、壁面支持部5に対して壁体Wの上下方向に移動可能に設けられた壁体移動部60と、この壁体移動部60の基端から突設され、壁体Wの底面Wbを載置支持する底面支持部65と、を有し、回動手段3は、壁体支持アーム7の基端寄りに形成された連結軸8と連結するリニアアクチュエータ9を備える構成とすれば、簡易な構造の壁体建て起こし装置1を構築できる。
さらに、床に設置され、回動軸4を介して壁体支持アーム7を回動支持するとともに、リニアアクチュエータ9を内蔵するアーム支持筐体10を備え、このアーム支持筐体10と壁体支持アーム7とをともに断面コの字形の鋼材とし、両鋼材の開口側を互いに対向させて、図4、図9に示すように、通常時は両鋼材を重なり合わせて格納する構成とすれば、コンパクトで施工現場までの搬送性に優れた装置とすることができる。なお、図1に示すように、アーム支持筐体10には搬送用の取っ手16等が適宜に取り付けられる。
また、壁体移動部60は、壁体支持アーム7に対して壁体Wの上下方向にスライド可能に設けられたスライド部材62と、一端側が壁体支持アーム7に回転可能に係止され、他端側がスライド部材62に螺合するねじ部材63と、を有し、底面支持部65は、スライド部材62の基端に設けられ、ねじ部材63が所定方向に回転することでスライド部材62及び底面支持部65が壁体支持アーム7に対して壁体Wの下方向に移動するので、ねじ部材63の頭部63aを例えばラチェットなどで所定方向に回転させることで、ねじ部材63の他端側に螺合されたスライド部材62が下方向に送り出される。これにより、底面支持部65に支持された壁体Wを容易に降下させることができる。また、スライド部材62は、壁体支持アーム7の側面に設けられたガイド部材61にガイドされるので、壁体Wを安定して降下させることができる。
ここで、壁体Wの幅寸法が比較的小さい場合には、壁面支持部5や底面支持部65の幅寸法を大きくとることにより、単体の壁体建て起こし装置1で壁体Wの建て起こしに容易に対処できるが、図3に示すような幅寸法が大きい壁体Wの場合には、図9に示すように、複数の壁体建て起こし装置1を並設して用いることもできる。この場合、全ての壁体支持アーム7が連動するように、隣接し合う壁体支持アーム7同士を連結アーム17にて連結させればよい。壁体建て起こし装置1の搬送性を考慮すれば、連結アーム17は壁体支持アーム7に対して容易に着脱自在であることが好ましく、図9では連結アーム17をボルト18により壁体支持アーム7に固定する態様を示している。これによれば、壁体建て起こし装置1と連結アーム17とを別個に搬送し、施工現場で連結アーム17に関する組み立てをボルト締め作業のみで迅速に行えることとなる。
次いで、以上の壁体建て起こし装置1を用いた壁体Wの建て起こし工法について説明する。図10は、壁体Wが壁体建て起こし装置1上に水平に載置された状態を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のXb−Xb矢視側面図である。なお、(a)では壁体Wを仮想線で示している。また、図11は、壁体Wが完全に起立する手前の状態を示す側面図である。
図10における壁体Wに関しては、予め組み立てたものを壁体建て起こし装置1に載置してもよいし、壁体建て起こし装置1上で組み立ててもよい。後者の場合、床Yに適宜に支持台21を設置したうえで、図3に示した枠組みWc等を組み立てていく。また、必要に応じて枠組みWcの上下に貫通孔22、23を穿設する。さらに、図2に示すように、貫通孔23に対応させて土台Dにはアンカー孔を穿設しておく。これら貫通孔22、23の機能については後述する。支持台21の高さは壁面支持部5の高さとほぼ同一であり、壁体Wの組み立て完成後、この支持台21は撤去される。
さらに、床Y上に係止部材28を取り付け、この係止部材28と壁体Wの貫通孔22との間に、壁体Wの転倒防止用のワイヤ29を緩めた状態で予め連結しておく。なお、ここでいうワイヤ29とは、鋼線などの他にチェーンをも包含するものとする。
以上の作業が終わったら、油圧ポンプPを操作して壁体支持アーム7を回動させ、壁体Wを建て起こす。そして、図11のように、壁体Wが完全に起立する手前の段階でワイヤ29に緊張力を効かせる。完全に起立する手前の段階とは、概ね建て起こし角度が85度前後の状態をいう。
そして、図11の状態から図5のように壁体Wが完全に起立するまでの間、常にワイヤ29に緊張力がかかるように、作業者は、ワイヤ29の途上に取り付けてあるホイスト31をレバー操作してワイヤ長を調整する。作業者の作業形態としては、片手でホイスト31のレバー操作を行い、もう一方の手で油圧ポンプPのレバーのポンピング操作を行うようにする。
なお、図示は省略するが、壁体Wの下端と床Yとの間をワイヤ29と同様の連結部材で連結してもよい。このようにすれば、壁体Wの建て起こし中に壁体Wの下端が底面支持部65の上で滑るのを防止することができる。
図5に示すように、壁体Wが完全に起立すると、壁体Wの貫通孔23はアンカーAの直上に配置された状態となる。この状態から、壁体降下手段6を操作して壁体Wを降下させることにより、壁体Wの貫通孔23にアンカーAを挿通させる(図6、図7参照)。このとき、作業者は、ワイヤ29の途上に取り付けてあるホイスト31をレバー操作して、壁体Wの降下によってワイヤ29が緩まないようにワイヤ長を調整する。これにより、降下中に壁体Wが転倒するのを防止することができる。
この後、例えば壁体Wと直交する他の壁体等を建て起こした後、壁体建て起こし装置1を図7における右方向に移動させることで、壁体建て起こし装置1を撤去する。
以上のように、壁体建て起こし装置1を用いた壁体Wの建て起こし工法によれば、床上支持手段11及び支持台21を用いて、壁体支持手段2、回動手段3及び壁体降下手段6をアンカーAの先端よりも上方に配置するので、床Yに予め植設したアンカーAよりも高い位置で壁体Wを建て起こすことができる。また、壁体降下手段6を用いて、建て起こした壁体Wを降下させて壁体Wに設けた貫通孔23にアンカーAを挿通するので、基礎Kに予めアンカーAを植設した場合でも壁体Wの建て起こしが可能となり、ひいては高層化された木造建築物への壁体建て起こし装置1の適用が可能となる。
また、壁体Wが壁体支持手段2上に水平に載置された状態において、壁体Wの上縁と床との間に、壁体Wの転倒防止用のワイヤ29を緩めた状態で予め連結し、壁体Wが完全に起立する手前の段階から完全に起立するまでの間、手動によりワイヤ長を調整して常にワイヤ29に緊張力をかけながら壁体Wを建て起こす工法とすれば、多くの人手を要することなく略起立状態の壁体Wの姿勢を安定させることができ、起立時に壁体Wが勢い余って背面側に転倒するという事態を防止できる。
以上、本発明について好適な実施形態を説明した。図9、図10のように、壁体建て起こし装置1を複数並設させた場合、1台の油圧ポンプPでこれらを作動させることも可能であり、この場合、各装置の動作をシンクロさせることができ、ポンプ操作の作業人員も一人で済むことになる。
次に、図12、図13を参照して、変形例に係る壁体建て起こし装置100について説明する。説明において、前記した実施形態と同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図12では、説明の便宜のため壁体Wを仮想線(二点鎖線)で描いている。
図12、図13に示すように、変形例に係る壁体建て起こし装置100は、壁体支持手段2を構成する壁体支持アーム7に着脱可能に連結された延長支持手段110をさらに備える点が、前記した実施形態と異なっている。
延長支持手段110は、壁体支持アーム7の先端7aから延出して、壁体支持アーム7と共に壁体Wを載置支持する部材である。延長支持手段110は、例えば、壁体Wの高さH1が、壁体支持アーム7の長さH2の2倍以上(H1≧H2×2)である場合などに用いられる。
延長支持手段110は、壁体支持アーム7と同様に、例えば断面コの字形を呈する溝形鋼からなり、ウェブ面の外側で壁体Wを支持している。延長支持手段110は、壁体支持アーム7に対してボルト締結されており、このボルト締結を解除することで壁体支持アーム7から取り外すことができるようになっている。隣り合う延長支持手段110同士は、連結アーム17で連結されている。連結アーム17は、壁体支持アーム7及び延長支持手段110に共締めされている。延長支持手段110の上半部は、壁体支持アーム7の先端7aから延出している。例えば、壁体支持アーム7の下端から延長支持手段110の先端111までの長さH3は、壁体Wの高さH1の1/2よりも大きくなる(H3>H1×1/2)ように調節される。このようにすれば、壁体Wの重心が壁体建て起こし装置100の内側(延長支持手段110の先端111よりも下側)に位置するので、壁体Wを安定して建て起こすことができる。
なお、変形例に係る壁体建て起こし装置100は、前記した実施形態に比較して大きな反力が作用するので、床Yへの固定度を高めておくのが好ましい。
変形例に係る壁体建て起こし装置100によれば、建て起こす壁体Wの高さが比較的高い場合に、壁体支持アーム7の先端7aから延出する延長支持手段110が壁体Wの一壁面を載置支持するので、壁体Wを安定して支持することができる。また、延長支持手段110は、壁体支持アーム7に着脱可能に設けられているので、壁体Wの高さH1が比較的低いときや現場への運搬時にこれを取り外すことで、壁体建て起こし装置100をコンパクトにすることができる。
1 壁体建て起こし装置
2 壁体支持手段
3 回動手段
4 回動軸
5 壁面支持部
6 壁体降下手段
60 壁体移動部
61 ガイド部材
62 スライド部材
63 ねじ部材
64 ブラケット
65 底面支持部
7 壁体支持アーム
10 アーム支持筐体
11 床上支持手段
A アンカー
W 壁体
Wa 壁面
Wb 底面

Claims (5)

  1. 壁体の一壁面を載置支持する壁体支持手段と、
    水平状態に載置された前記壁体を建て起こすように、前記壁体支持手段を水平方向の回動軸回りに回動させる回動手段と、
    前記壁体を建て起こした状態で前記壁体の底面を支持すると共に、前記壁体を降下させる壁体降下手段と、を備える壁体建て起こし装置であって
    前記壁体降下手段は、前記壁体支持手段の両側に一対設けられており、
    各壁体降下手段は、前記壁体の上下方向に移動可能に設けられた壁体移動部と、前記壁体移動部の基端から突設され、前記壁体の底面を載置支持する底面支持部と、を有し、
    前記壁体移動部は、前記壁体支持手段の側面に固定された筒状のガイド部材と、前記ガイド部材の内面に摺接するスライド部材と、一端側が前記壁体支持手段に回転可能に係止され、他端側が前記スライド部材に螺合するねじ部材と、を有し、
    前記底面支持部は、前記スライド部材の基端に設けられ、
    前記ねじ部材が所定方向に回転することで、前記スライド部材がガイド部材に摺接しながら、前記スライド部材及び前記底面支持部が前記壁体支持手段に対して前記壁体の下方向に移動することを特徴とする壁体建て起こし装置。
  2. 前記壁体支持手段、前記回動手段及び前記壁体降下手段を床から上方に離間した位置で支持する床上支持手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の壁体建て起こし装置。
  3. 前記壁体支持手段は、前記壁体の上下方向に延設され、前記壁体の一壁面を載置支持する壁面支持部を有し、かつ前記壁面支持部の基端寄りに前記回動軸を形成した壁体支持アームからなり
    記回動手段は、前記壁体支持アームの基端寄りに形成された連結軸と連結するリニアアクチュエータを備える構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の壁体建て起こし装置。
  4. 前記壁体支持手段に着脱可能に連結され、前記壁体支持手段の先端から延出して前記壁体の一壁面を載置支持する延長支持手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の壁体建て起こし装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の壁体建て起こし装置を用いてアンカーの上に壁体を建て起こす工法であって、
    前記壁体支持手段、前記回動手段及び前記壁体降下手段を床から上方に離間した位置に設置する床上支持手段を用いて、前記壁体支持手段、前記回動手段及び前記壁体降下手段を前記アンカーの先端よりも上方に配置する工程と、
    前記壁体支持手段の上に壁体を設置する工程と、
    前記回動手段を用いて、前記壁体支持手段を水平方向の回動軸回りに回動させて前記壁体を建て起こす工程と、
    前記壁体降下手段を用いて、建て起こした前記壁体を降下させて前記壁体に設けた貫通孔に前記アンカーを挿通する工程と、
    を含むことを特徴とする壁体の建て起こし工法。
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