JP6083837B1 - 緩み防止ダブルナット - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、色々などんな箇所に、ボルトにナットを使用して固定して来た。しかし、多くのボルトナットは、時間とともにナットが緩んで色々なトラブルが生じる恐れがある。これらを解決出来る緩み防止ダブルナットを提供する。【解決手段】金属製の素材を使用して、緩み防止ダブルナット本体は、前ナットと、緩み防止ナットからなる形状である。ボルトに前ナットを時計回りにねじ込んでも、時間とともに緩んで来る可能性がある。そのため、緩み防止ダブルナット本体の前ナットをボルトにねじ込み、緩み防止ナットも同時に回す。緩み防止ダブルナット本体の前ナットを、緩み防止ナットと共に満杯にボルトにねじ込んで、最後に緩み防止ナットのみを強く若干時計回りに回すと前ナットは、緩んで来ない事を特徴とする。【選択図】図1
Description
ボルトにナットをねじ込む時ナットが緩まないようにしたダブルナットに関する。
従来、ボルトとナットは多方面に使用してきたものであるが、ねじ込んだ後ナットが緩まないように、さまざまな工夫をして来たが決定的なものは見当たらない。
[特許文献1]特開2016−3744号公報(発明の名称=過締め・緩み防止ナット)
[特許文献1]特開2016−3744号公報(発明の名称=過締め・緩み防止ナット)
従来、どんな機械や器具でも、ボルトにナットを使用して固定して来た。
しかし、多くのボルトナットは、時間とともにナットが緩んで色々なトラブルが生じる。従って、ねじ込んだナットが緩まないようにもう一個同じ寸法のナットをねじ込み、緩みを止めてきた。
これは、面倒な方法であり何とか解決をしなければならない課題である。
しかし、多くのボルトナットは、時間とともにナットが緩んで色々なトラブルが生じる。従って、ねじ込んだナットが緩まないようにもう一個同じ寸法のナットをねじ込み、緩みを止めてきた。
これは、面倒な方法であり何とか解決をしなければならない課題である。
課題を解決するために本発明は,以下の構成とした。
金属製の素材を使用して、緩み防止ダブルナット本体(1)は前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)からなる形状である。
金属製の素材を使用して、緩み防止ダブルナット本体(1)は前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)からなる形状である。
ボルト(4)に前ナット(1−1)を右回転させてねじ込んでも、時間とともに緩んで来ることは一般的である。
そのため、緩み防止ダブルナット本体(1)の前ナット(1−1)を、ボルト(4)にねじ込み、緩み防止ナット(2)と同時に回転する構造にした。
そのため、緩み防止ダブルナット本体(1)の前ナット(1−1)を、ボルト(4)にねじ込み、緩み防止ナット(2)と同時に回転する構造にした。
前ナット(1−1)と、緩み防止ナット(2)の接する部分に、前ナット(1−1)
側に溝として一周円形状の窪み(1−4)を設け、その中に複数個の連結部凹部
(1−3)を設け、緩み防止ナット(2)側には、連結部凹部(1−3)の位置と
一致する場所にそれぞれ連結凸部(2−3)を設けた。
また前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)を連結させた時に、その微小の隙間
(3)を設けるため、緩み防止ナット(2)側に微小凸部(2−5)を複数個設けた。
緩み防止ダブルナット本体(1)、の前ナット(1−1)を、緩み防止ナット(2)
と共に満杯にボルト(4)にねじ込んで、最後に緩み防止ナット(2)のみを右回転
させると、微小凸部(2−5)が若干右に回ると、緩み防止ナット(2)の微小凸部
(2−5)は、微小凸部が移動する溝(1−5)に入り込むため、ボルト(4)のね
じと、前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)と固定される。
また、緩み防止ナット(2)の内部に設置した連結部凸部が折れて、前ナット(1−
1)と連結出来る構造にした。(図2「A」「B」)
側に溝として一周円形状の窪み(1−4)を設け、その中に複数個の連結部凹部
(1−3)を設け、緩み防止ナット(2)側には、連結部凹部(1−3)の位置と
一致する場所にそれぞれ連結凸部(2−3)を設けた。
また前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)を連結させた時に、その微小の隙間
(3)を設けるため、緩み防止ナット(2)側に微小凸部(2−5)を複数個設けた。
緩み防止ダブルナット本体(1)、の前ナット(1−1)を、緩み防止ナット(2)
と共に満杯にボルト(4)にねじ込んで、最後に緩み防止ナット(2)のみを右回転
させると、微小凸部(2−5)が若干右に回ると、緩み防止ナット(2)の微小凸部
(2−5)は、微小凸部が移動する溝(1−5)に入り込むため、ボルト(4)のね
じと、前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)と固定される。
また、緩み防止ナット(2)の内部に設置した連結部凸部が折れて、前ナット(1−
1)と連結出来る構造にした。(図2「A」「B」)
(イ)ボルトに前ナット(1−1)をねじ込んだ後に緩み防止ナット(2)を若干時計回りにねじ込む事により、前ナット(1−1)が緩まない。
(ロ)緩んでも差し支えない箇所では、前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)を其のままにして置けば何ら技術的に支障はない。
(ハ)緩み防止ダブルナットを使用することにより、技術的にも、危険防止の意味からも大きな効果がある。
(ロ)緩んでも差し支えない箇所では、前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)を其のままにして置けば何ら技術的に支障はない。
(ハ)緩み防止ダブルナットを使用することにより、技術的にも、危険防止の意味からも大きな効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
金属製の素材を使用して、緩み防止ダブルナット本体(1)は前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)からなる形状である。
金属製の素材を使用して、緩み防止ダブルナット本体(1)は前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)からなる形状である。
前ナット(1−1)側に、緩み防止ナット(2)の連結部「凸部」が接する部分に、溝として一周円形状の窪み(1−4)を設け、その中に複数個の連結部凹部(1−3)を設け、緩み防止ナット(2)側には、前記連結部凹部(1−3)の位置に一致する場所にそれぞれ連結凸部(2−3)を設け、また前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)を連結させた時に、その微小の隙間(3)を設けるため、緩み防止ナット(2)側に微小凸部(2−5)を複数個設けた。
また、前ナット(1−1)が、緩まないように緩み防止ナット(2)のみを強く右回
転させると、微小凸部(2−5)が、前ナット(1−1)の微小凸部が移動する溝
(1−5)に入り、回転した分だけ前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)の微
小隙間(3)がなくなると同時に、連結部「凸部」が折れて前ナット(1−1)と緩
み防止ナット(2)とボルトが固定される。(図3「A」「B」)
転させると、微小凸部(2−5)が、前ナット(1−1)の微小凸部が移動する溝
(1−5)に入り、回転した分だけ前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)の微
小隙間(3)がなくなると同時に、連結部「凸部」が折れて前ナット(1−1)と緩
み防止ナット(2)とボルトが固定される。(図3「A」「B」)
緩み防止ダブルナット本体(1)、の前ナット(1−1)を、緩み防止ナット(2)
と共に満杯にボルトにねじ込んで、最後に緩み防止ナット(2)のみを若干時計回り
に回すと、「連結部「凸部」(2−3)が折れて緩み防止ナット(2)は、前ナット
(1−1)と連結される。そのため前ナット(1−1)は、緩んで来ない構造である。
尚、折れた連結部「凸部」は、一周円形状窪み(1−4)の中に設けた連結部「凹
部」の中に残るが、万一抜けてきた場合は、溝状になっている一周円形状窪み(1−
4)に残る構造にした。
と共に満杯にボルトにねじ込んで、最後に緩み防止ナット(2)のみを若干時計回り
に回すと、「連結部「凸部」(2−3)が折れて緩み防止ナット(2)は、前ナット
(1−1)と連結される。そのため前ナット(1−1)は、緩んで来ない構造である。
尚、折れた連結部「凸部」は、一周円形状窪み(1−4)の中に設けた連結部「凹
部」の中に残るが、万一抜けてきた場合は、溝状になっている一周円形状窪み(1−
4)に残る構造にした。
満杯にボルトにねじ込み、最後に緩み防止ナット(2)のみを回して、前ナット
(1−1)が緩まないようにしたため、前記2つのナットはスパナーを入れる面がそれ
ぞれずれて、一緒に外すことは出来ないため、緩み防止ナット(2)を左に回転させて
はずし、次に前ナット(1−1)を前記同様にして、一つずつ取り外すことになる。
(1−1)が緩まないようにしたため、前記2つのナットはスパナーを入れる面がそれ
ぞれずれて、一緒に外すことは出来ないため、緩み防止ナット(2)を左に回転させて
はずし、次に前ナット(1−1)を前記同様にして、一つずつ取り外すことになる。
前ナット(1−1)は、少ない面積に連結部「凹部」(1−3)、微小凸部が移動する溝(1−5)、一周円形状窪み(1−4)を設けるため、特に小さいナットの場合は作業が困難である。
そのため、前ナット(1−1)の正面も背面も面取りをしないで行うこともできる構造にした。
緩み防止ナット(2)は、背面は面取りをせず、正面のみ面取りを行う構造にした。
そのため、前ナット(1−1)の正面も背面も面取りをしないで行うこともできる構造にした。
緩み防止ナット(2)は、背面は面取りをせず、正面のみ面取りを行う構造にした。
請求項2においては、前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)と、ボルト(4)のねじを左ねじにして、ねじ込みは左回転する形状にする事が出来る。
1. 緩み防止ダブルナット本体
1−1. 前ナット
1−2. 雌ネジ
1−3. 連結部「凹部」
1−4. 一周円形状窪み
1−5. 微小凸部が移動する溝
2. 緩み防止ナット
2−2. 雌ネジ
2−3. 連結部「凸部」
2−4. 緩み防止ナット面取り
2−5. 微小凸部
3. 前ナットと緩み防止ナットの微小隙間
4. ボルト
1−1. 前ナット
1−2. 雌ネジ
1−3. 連結部「凹部」
1−4. 一周円形状窪み
1−5. 微小凸部が移動する溝
2. 緩み防止ナット
2−2. 雌ネジ
2−3. 連結部「凸部」
2−4. 緩み防止ナット面取り
2−5. 微小凸部
3. 前ナットと緩み防止ナットの微小隙間
4. ボルト
Claims (2)
- 金属製の素材を使用して、緩み防止ダブルナット本体(1)は前ナット(1−1)と
緩み防止ナット(2)からなる形状であり、ボルト(4)に前ナット(1−1)を右
回転させるだけでは、緩み防止ダブルナットは緩んで来るため、前ナット(1−1)
と、緩み防止ナット(2)の接する部分に、前ナット(1−1)側に溝として一周円
形状の窪み(1−4)を設け、前記一周円形状の窪み(1−4)の中に複数個の連結
部凹部(1−3)を設け、緩み防止ナット(2)側には、連結部凹部(1−3)の
位置と一致する場所にそれぞれ連結部凸部(2−3)を設け、前ナット(1−1)
と緩み防止ナット(2)を連結させた時に、微小の隙間(3)を設けるため、緩み防
止ナット(2)側に微小凸部(2−5)を複数個設け、前ナット(1−1)を、緩み
防止ナット(2)と共に満杯にボルト(4)にねじ込んで、最後に緩み防止ナット(2)
のみを時計回りに回すと、微小凸部(2−5)が右に回り、微小凸部が移動する溝
(1−5)に入り込むため、ボルト(4)のねじと、前ナット(1−1)と緩み防止
ナット(2)と直接連結固定され、緩み防止ナット(2)の内側に設置した連結部
凸部が折れて、前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)が直接連結固定される
ため前ナット(1−1)は緩んで来ない事を特徴とする緩み防止タブルナット。 - 緩み防止ダブルナット本体(1)の前ナット(1−1)と緩み防止ナット(2)と、
ボルト(4)のねじを左ねじにして、ねじ込みは左回転する形状にした請求項1記載
の緩み防止ダブルナット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016093039A JP6083837B1 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | 緩み防止ダブルナット |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016093039A JP6083837B1 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | 緩み防止ダブルナット |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6083837B1 true JP6083837B1 (ja) | 2017-02-22 |
JP2017201191A JP2017201191A (ja) | 2017-11-09 |
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JP (1) | JP6083837B1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61126111U (ja) * | 1985-01-26 | 1986-08-08 | ||
JPS6292315U (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-12 | ||
JPH102317A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Hideo Moroi | ロックナット |
-
2016
- 2016-05-06 JP JP2016093039A patent/JP6083837B1/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS6292315U (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-12 | ||
JPH102317A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Hideo Moroi | ロックナット |
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JP2017201191A (ja) | 2017-11-09 |
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