JP6081585B2 - 耐湿性エネルギー貯蔵デバイス及び関連方法 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
「耐水性バッテリ及び関連方法(WATER RESISTANT BATTERIES AND ASSOCIATED METHODS)」という名称の米国仮特許出願第61/660,827号(「827号仮出願」)の出願日である2012年6月18日に対する優先権の恩典を求める主張をこれによりなす。827号仮出願の開示全体を参考文献としてここに援用する。
本開示は、概括的には、再充電式バッテリ、燃料電池、ウルトラキャパシタ、スーパーキャパシタ、電気化学キャパシタ、バッテリ/キャパシタ複合型、空気亜鉛電池、など、の様なエネルギー貯蔵デバイスに、またより厳密には、限定するわけではないが耐湿性被覆を含む保護被覆を有するエネルギー貯蔵デバイスに、関する。
米国仮特許出願第61/660,827号 米国特許出願第12/104,080号 米国特許出願第12/104,152号 米国特許出願第12/988,103号 米国特許出願第12/446,999号 米国特許出願第12/669,074号 米国特許出願第12/740,119号
本開示の教示は、概括的には、電気エネルギーを貯蔵するデバイスにおいて湿分への耐性のあるデバイスを製作するための方法並びに電気エネルギーを貯蔵するための耐湿性デバイスに関する。以上の記述は具体的には再充電式バッテリ及び再充電式バッテリの各種構成要素を指すものであるが、本開示の教示は、電気エネルギーを貯蔵する他の型式のデバイス(例えは、燃料電池、ウルトラキャパシタ、スーパーキャパシタ、電気化学キャパシタ、バッテリ/キャパシタ複合型、空気亜鉛電池、など)にも適用できる。その様なデバイスは、ここでは、「エネルギー貯蔵デバイス」及び「バッテリ」と呼称されており、これらの用語はどちらもここでは従来式バッテリはもとより電気エネルギーを貯蔵するあらゆる他の型式のデバイスを網羅する。
本開示の教示を組み入れている方法及びエネルギー貯蔵デバイスは、限定するわけではないが耐湿被覆を含む1つ又はそれ以上の保護被覆を含んでいる。ここでの使用に際し、「保護被覆」という用語は、耐湿被覆又は耐湿膜はもとより電子的な組立体の各種部品を湿分及び/又は他の外的影響から保護する他の被覆又は膜を含む。「耐湿被覆」という用語は本開示全体を通して使用されてはいるが、全てとまではいかなくても多くの状況では、耐湿被覆は、被覆された構成要素及び/又は機構を他の外的影響から保護する保護被覆を備えているか又はその様な保護被覆と置き換えることができる。
「耐湿」という用語は、被覆されている要素又は機構の湿分への曝露を防止する被覆の能力を指す。耐湿被覆は、1つ又はそれ以上の種類の湿分による濡れ又は浸み込みを食い止めるものであってもよいし、或いはそれは1つ又はそれ以上の種類の湿分を透さないか又は実質的に透さないものであってもよい。耐湿被覆は、1つ又はそれ以上の種類の湿分をはじくものであってもよい。幾つかの実施形態では、耐湿被覆は、水、水溶液(例えば、食塩水、酸性溶液、塩基性溶液、飲料、など)、水蒸気、又は他の水性物質(例えば、湿気、霧、飛沫)、濡れ、など、を透さないか、実質的に透さないか、又ははじくものであってもよい。「被覆」という用語を修飾するのに「耐湿」という用語が使用されているからといって、そのことが、被覆が電子デバイスの1つ又はそれ以上の構成要素を保護しようとする相手の材料の範囲を制限することになると考えられてはならない。「耐湿」という用語は、更に、有機液体又は蒸気(例えば、有機溶媒、又は液体形態又は蒸気形態をしている他の有機材料、など)はもとより電子デバイス又はその構成要素への脅威となり得る様々な他の物質又は条件について、透過を制限する又ははじく被覆の能力を指す。保護被覆の塗工におけるマスクの使用に関係する各種態様が開示されている。
エネルギー貯蔵デバイスの1つの実施形態によれば、再充電式バッテリは、セルを備えている。セルは、むき出しであることもあれば、包まれていたり、被覆されていたり、或いはそれ以外のやり方で覆われていることもある。再充電式バッテリは、セルに加えて、更に、少なくとも1つの電気端子と、当該少なくとも1つの電気端子へ電気的に連結されている回路板(例えば、サージ防護用、監視用、制御用、など)と、を含んでいよう。再充電式バッテリは、更に、回路板の表面及び/又は回路板に担持される構成要素の表面の少なくとも一方の少なくとも一部分を覆う耐湿被覆を含んでいて、湿気が被覆されている各機構に触れることを防止するようになっている。随意的に、耐湿被覆は、セルの少なくとも1つの表面の少なくとも一部分を覆っていてもよい。
エネルギー貯蔵デバイスの別の実施形態は、再充電式バッテリのセルを含んでいる。セルは、第1の表面を形成しているキャッププレートを備えている。キャッププレートは、アノードか又はカソードのどちらかの同一の材料で作られていてもよいし、又は異なった材料で作られていてもよい。セルは、更に、キャッププレートの第1の表面を貫いて露出していて保護回路板へ電気的に連結するように構成されている電気端子を含んでいる。また、セルは、キャッププレートの第1の表面の少なくとも一部分上に耐湿被覆を含んでいる。
別の態様では、エネルギー貯蔵デバイスの保護回路板は、セルへ電気的に連結するのに適するように構成されている露出した電気端子を有する第1の表面を含んでいる。保護回路板は、更に、第1の表面の少なくとも一部分上に耐湿被覆を含んでいる。被覆は、比較的低い誘電率を有し、多量の電荷を貯蔵することも維持することもしない。
幾つかの実施形態では、諸機構の組合せ、更には電気的に連結されている組立体からなる組合せが、1つ又はそれ以上の保護被覆で被覆されている。例えば、バッテリ組立体が、セル及び回路板を備えていて、それらの一方又は両方が少なくとも部分的に耐湿被覆で被覆されていてもよい。幾つかの実施形態では、耐湿被覆又はその一部分が、セルと回路板の間に在る。耐湿被覆又は複数の耐湿性被覆がどこに置かれているかにかかわらず、回路板はセルの少なくとも1つの電気端子と電気的に連通している。
本開示の別の態様は、再充電式バッテリの様なエネルギー貯蔵デバイスを組み立てるための方法を含んでいる。方法は、第1の電気端子を有する再充電式バッテリのセルの表面の少なくとも一部分へ第1の耐湿被覆を塗工する段階を含んでいる。方法は、更に、第2の電気端子を含んでいる回路板の表面の少なくとも一部分へ第2の耐湿被覆を塗工する段階を含んでいる。更に、方法は、第1及び第2の耐湿被覆を塗工する段階の後に、第1の電気端子を第2の電気端子へ電気的に連結する段階を含んでいる。エネルギー貯蔵デバイスが組み立てられた後、更なる耐湿被覆が塗工されてもよく、その様な耐湿被覆は、例えばバッテリの接点(例えばセルを回路板へ連結する電気伝導性要素)を覆うものである。
更に別の態様では、再充電式バッテリを組み立てるための方法は、セルを回路板へ電気的に連結してエネルギー貯蔵組立体(例えば、バッテリ組立体、など)を形成する段階を含んでいる。加えて、方法は、回路板が少なくとも1つの露出している電気接点を含んでいる場合に、耐湿被覆及び/又は別の保護被覆をバッテリ組立体の表面の少なくとも一部分へ塗工する段階を含んでいる。
本願発明の実施形態は、例えば、以下の通りである。
[形態1]
エネルギー貯蔵デバイスにおいて、
少なくとも1つの電気端子を含むセルと、
前記少なくとも1つの電気端子へ電気的に連結されている回路板と、
前記セルの表面と前記回路板の表面の少なくとも一方の少なくとも一部分上の耐湿被覆と、を備えているエネルギー貯蔵デバイス。
[形態2]
前記耐湿被覆は絶縁保護である、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態3]
前記耐湿被覆は、前記少なくとも1つの電気端子と前記セルの前記少なくとも1つの表面の間にミニガスケットを作り出している、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態4]
前記耐湿は、実質的に電荷を貯蔵することも保持することもしない、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態5]
前記セルを前記回路板へ保持する機械的押圧は、30Paより大きいか又は30Paに等しい、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態6]
前記耐湿被覆は、ポリ(p−キシリレン)ポリマーを備えている、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態7]
前記耐湿被覆は、実質的に、前記回路板の第1の表面の少なくとも一部分及び当該回路板の第2の反対側の表面の少なくとも一部分を覆っている、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態8]
前記耐湿被覆は、実質的に、前記セルの複数の表面の少なくとも一部分を覆っている、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態9]
前記耐湿被覆は、実質的に均一な厚さを有している、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態10]
前記エネルギー貯蔵デバイスは、前記セルを前記回路へ連結する少なくとも1つのリードプレートを更に備えており、前記耐湿被覆は前記少なくとも1つのリードプレートの少なくとも一部分を覆っている、形態1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
[形態11]
エネルギー貯蔵デバイスのセルにおいて、
第1の表面を形成しているキャッププレートと、
前記第1の表面を貫いて露出していて保護回路板へ電気的に連結するように構成されている電気端子と、
前記第1の表面の少なくとも一部分上の耐湿被覆と、を備えているエネルギー貯蔵デバイスのセル。
[形態12]
前記耐湿被覆は、前記第1の表面の少なくとも一部分、前記第1の表面に垂直の前記セルの第2の表面の少なくとも一部分、及び前記第1の表面に垂直の前記セルの第3の表面の少なくとも一部分、を覆っている、形態11に記載のセル。
[形態13]
前記第1の表面と反対の前記セルの第2の表面を貫いて露出している別の電気端子と、
前記第2の表面の少なくとも一部分上の別の耐湿被覆と、を更に備えている、形態11に記載のセル。
[形態14]
エネルギー貯蔵デバイスの保護回路板において、
セルへ電気的に連結するのに適するように構成されている露出した電気端子を有する第1の表面と、
前記第1の表面の少なくとも一部分上の耐湿被覆と、を備えている、エネルギー貯蔵デバイスの保護回路板。
[形態15]
前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、
前記第2の表面の少なくとも一部分上の別の耐湿被覆と、を更に備えている、形態14に記載の保護回路板。
[形態16]
前記第2の表面の少なくとも前記部分上の前記別の耐湿被覆は、前記第1の表面の少なくとも前記部分上の前記耐湿被覆とは異なった材料を備えている、形態15に記載の保護回路板。
[形態17]
エネルギー貯蔵デバイスの組立体において、
セルと、
前記セルと電気接触している回路板と、
前記セルと前記回路板の間に配置されている耐湿被覆と、を備えているエネルギー貯蔵デバイスの組立体。
[形態18]
前記回路板の、前記セルに近接している当該回路板のもう一方の表面と反対の表面の少なくとも一部分を覆っている別の耐湿被覆を備えている、形態17に記載の組立体。
[形態19]
前記回路板は、前記別の耐湿被覆を貫いて露出している少なくとも1つの電気接点を含んでいる、形態18に記載の組立体。
[形態20]
前記耐湿被覆は、更に、前記組立体の少なくとも1つの外表面上に配置されている、形態17に記載の組立体。
[形態21]
方法において、
第1の電気端子を有するエネルギー貯蔵デバイスのセルの少なくとも1つの表面の少なくとも一部分へ第1の耐湿被覆を塗工する段階と、
第2の電気端子を有する回路板の少なくとも1つの表面の少なくとも一部分へ第2の耐湿被覆を塗工する段階と、
前記第1の電気端子を前記第2の電気端子へ電気的に連結する段階と、を備えている方法。
[形態22]
前記セルの前記少なくとも1つの表面の前記少なくとも一部分へ前記第1の耐湿被覆を塗工する段階に先立って、前記第1の電気端子をマスキングする段階を更に備えている、形態21に記載の方法。
[形態23]
前記回路板の前記少なくとも1つの表面の前記少なくとも一部分へ前記第2の耐湿被覆を塗工する段階に先立って、前記第2の電気端子をマスキングする段階を更に備えている、形態21に記載の方法。
[形態24]
前記第1の電気端子を前記第2の電気端子へ連結する段階に先立って、当該第1の電気端子から前記第1の耐湿被覆を及び当該第2の電気端子から前記第2の耐湿被覆をエッチングする段階を更に備えている、形態21に記載の方法。
[形態25]
セルを回路板へ電気的に連結してバッテリ組立体を形成する段階と、
耐湿被覆を前記バッテリ組立体の表面の少なくとも一部分へ塗工する段階と、を備えている方法において、
前記回路板が少なくとも1つの露出している電気接点を含んでいる、方法。
開示されている主題の他の態様並びに各種態様の特徴及び利点は、次の説明、添付図面、及び付随の特許請求の範囲を考察することにより、当業者には自明となるであろう。
再充電式バッテリのセル及び回路板を備えているエネルギー貯蔵デバイスの斜視図である。 セル及び回路板を含む再充電式バッテリを備えているエネルギー貯蔵デバイスの或る実施形態の側面図である。 耐湿被覆を表面上に有する回路板の或る実施形態の側面図である。 耐湿被覆を表面上に有するセルの或る実施形態の側面図である。 耐湿被覆を複数の表面上に有する回路板の或る実施形態の側面図である。 再充電式バッテリであって、セルと、回路板と、再充電式バッテリの表面を覆っている耐湿被覆と、を含んでいる再充電式バッテリの或る実施形態の側面図である。 セル及び回路板を含んでいる再充電式バッテリの別の実施形態の側面図である。 保護回路板の表面を覆う耐湿被覆及びセルの表面を覆う別の耐湿被覆を含んでいる図3Aの再充電式バッテリの実施形態の側面図である。
当業者には理解されるであろうが、1つ又はそれ以上の再充電式バッテリの様な1つ又はそれ以上のエネルギー貯蔵デバイスは、各種の異なった型式のデバイスで使用されている。限定するわけではないが、エネルギー貯蔵デバイスは、携帯式電子デバイスの様な電子デバイスに使用されていることがある。更に、エネルギー貯蔵デバイスには、自動車又はその他の機械類で使用される電気自動車バッテリが含められる。1つ又はそれ以上のエネルギー貯蔵デバイスが一体に使用されている携帯式電子デバイスのやや特定的な例には、限定するわけではないが、ラップトップコンピュータ、所謂「移動体」電子デバイス(例えば、セルラー電話、スマートフォン、モバイルコンピューティングデバイス(例えば、所謂「タブレット型」コンピューティングデバイス、など)、デジタルメディアプレーヤ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)デバイス、など)、カメラ、携帯式電子アクセサリ(例えば、ワイヤレスヘッドフォン、ワイヤレスヘッドセット、モバイルスピーカ、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、など)、及び各種の他の携帯式電子デバイスが挙げられる。本開示によるエネルギー貯蔵デバイスは、更に、広範に様々な他の製品と共に使用することもでき、その様な製品の幾つかの非限定的な例には、電気自動車及び機器、ガス電気型(又は他の型式の)ハイブリッド自動車及び機器、電動工具、庭手入れ工具、体操機器、及び玩具が挙げられる。限定するわけではないが、再充電式バッテリの数例を挙げると、リチウム−イオンバッテリ、リチウム−イオンポリマーバッテリ、ニッケル−カドミウムバッテリ、ニッケル−メタルハイドレードバッテリ、スーパーキャパシタ、ウルトラキャパシタ、電気化学キャパシタ、バッテリ/キャパシタ複合型、燃料電池、及び空気亜鉛電池、がある。本開示はリチウム−イオンバッテリを備えているエネルギー貯蔵デバイスの実施形態に焦点を当てているが、本開示の教示は各種の異なった型式のエネルギー貯蔵デバイスに広く適用できる。むしろ、開示されている主題の各種要素の実施形態は、何れかの既知の適した再充電式バッテリはもとより何れかの他の型式の携帯式エネルギー貯蔵デバイスも含み得る。
様々な実施態様によれば、エネルギー貯蔵デバイスは、セル及び回路板に加えセルと回路板の一方又は両方の少なくとも一部分を覆う耐湿被覆を含んでいる。より具体的には、例えば、エネルギー貯蔵デバイスは、回路板及びセルの部分又は全体上に耐湿被覆を含んでいてもよい。なおいっそう具体的には、耐湿被覆は、湿分がセルと回路板の間の電気的連結部に触れるのを防止することができる。耐湿被覆は、回路板とセルの一方又は両方の他の電気的構成要素の湿分への暴露を限定又は防止することができる。
図1は、従来の再充電式バッテリ10を備えているエネルギー貯蔵デバイスの実施形態のセルと回路板を描いている分解斜視図である。図2Aは、従来の再充電式バッテリ10を描いている側面図である。図1及び図2Aを参照すると、再充電式バッテリ10は、セル100と、セル100の上側表面に近接に位置付けられるように構成されている回路板200と、を含んでいる。更に、再充電式バッテリ10は、回路板200とセル100の間に、回路板200をセル100へ電気的に連結するように配置されているリードプレート310及び320(図2Aを見られたし)を含んでいる。描かれている様に、リードプレート310は部分312、314、及び316を含み、リードプレート320は部分322、324、及び326を含んでいてもよい。当業者には理解されるであろうが、再充電式バッテリ10は、更に、セル100の回路板に臨む表面115であってセル100の「上側表面」と呼称されてもよい表面115を覆うとともに回路板200を取り囲み回路板200をセル100の回路板200に隣接する表面115へ固定するように設置されている上カバー(図示せず)を含んでいてもよい。加えて、再充電式バッテリ10は、セル100のもう一方の表面111であって表面115とは反対側にあり回路板200にそっぽを向いている表面111へ固定されている下カバー(図示せず)、並びにセル100の周りを包む又は周りに巻き付けられたラベルシート(図示せず)を含んでいてもよい。
更に理解される様に、再充電式バッテリ10のセル100は、カソードプレート、セパレータ、及びアノードプレートから成る電極組立体(図示せず)と、電極組立体及び電解液を収容するための缶110と、缶110の開口部を封止するキャッププレート120を含むキャップ組立体(図示せず)と、電極組立体を回路板200の電気端子220へ接続するようにキャッププレート120を貫いて延びている電極端子130と、を含んでいる。
回路板200の、セル100の電極端子130が設けられている位置に対応する場所を貫いて孔210が延びている。電極端子130は、回路板200の孔210を通じて電気端子220へ接続されている。単に一例として、電極端子130は、電気端子220へ、レーザー溶接、ワイヤ結着、はんだ付け、又は何れかの他の既知の適した方式(例えば機械式取り付け)を介して、接続されていてもよい。リードプレート310及び320は、セル100のキャッププレート120の両端に設置されている。リードプレート310及び320は、回路板200をセル100へ電気的に連結している。リードプレート310及び320は、無用の干渉を防止するために必要な場合にはバッテリの他構成要素から電気的に絶縁されていてもよいことを指摘しておく。また、セル100は、セル100のキャッププレート120とは反対側の表面111を貫いて延びている別の電気端子(図示せず)を含んでいてもよいことを指摘しておく。電気端子130は、表面111を貫いて延びていて、電極組立体を回路板200の電気端子(図示せず)へリードプレート310及びリードプレート320を介して接続している。
図2Bには回路板200が更に詳細に描かれている。回路板200は、第1表面402と、第1表面402とは反対側の第2表面404と、を含んでいる。回路板200は、更に、表面402並びに表面402と表面404の間にそれら表面に隣接して位置する周縁部404及び408の各々に隣接している表面406を含んでいる。回路板200を貫く孔210の場所は、セル(例えばセル110)の電気端子(例えば電気端子130)が配置されている位置に対応している。電極端子130は、回路板200の電気端子220へ電気的に連結されるものである。図2Bに描かれている様に、絶縁保護である耐湿被覆400が表面404の少なくとも一部分上に配置されている。1つの実施形態によれば、耐湿被覆400を回路板200上に配置するプロセスに先立って、マスク又は被覆剥離要素が電気端子220へ適用されてもよいことを指摘しておく。マスク又は被覆剥離要素(例えば、耐湿被覆400の材料が接着することのできない膜又は構造)及び/又は耐湿被覆400の一部分が、その後、除去されて電気端子220を露出し、而して電気端子を別の端子へ電気的に接続できるようにする。マスク又は被覆剥離要素は、回路板200の耐湿被覆によって悪影響を受けるかもしれない何れの部分へ適用されてもよいことを指摘しておく。別の実施形態によれば、耐湿被覆400が、電気端子220も含めて表面404上に、形成されるなり又はそれ以外のやり方で配置されるなりした後、耐湿被覆400は電気端子220からエッチングされるか又はそれ以外のやり方で除去されて、電気端子220を別の端子への電気的連結のために露出するなり、回路板200の何れかの他の機構を露出するなりする。
図2Cは、電気端子130とキャッププレート120を含むセル100であって、表面410を有しているセル100を描いている。更に、セル100の表面410の少なくとも一部分上に耐湿被覆400が配置されている。更に、図2Cに描かれている様に、耐湿被覆400は、セル100の、表面410に隣接しているか又は表面410から或る角度に向きの付けられている1つ又はそれ以上の周縁部412、414の(単数又は複数の)部分又は全体上に配置されていてもよい。1つの実施形態によれば、耐湿被覆400をセル100上に配置するプロセスに先立って、マスク又は被覆剥離要素が電気端子130へ適用されてもよいことを指摘しておく。マスク、被覆剥離要素、及び/又は耐湿被覆400の一部分が、その後、除去されて、電気端子130を別の端子(例えば回路板200の電気端子220)への電気的連結のために露出する。マスク又は被覆剥離要素は、セル100の耐湿被覆によって悪影響を受けるかもしれない何れの部分へ適用されてもよいことを指摘しておく。別の実施形態によれば、耐湿被覆400が、電気端子130上も含めて表面404上に形成されるなりそれ以外のやり方で配置されるなりした後、耐湿被覆400の(単数又は複数の)部分が電気端子130からエッチングされるか又はそれ以外のやり方で除去されて、電気端子130を別の端子への電気的連結のために露出する。
随意的に、再充電式エネルギー貯蔵要素は、塗被段階中に携帯式電子デバイスの中にすっぽり設置され、キャッププレートと電気端子の間の密な機械式嵌合が有効に湿分バリアを保証するようにされてもよい。
再充電式エネルギー貯蔵要素は、ダミーのキャッププレートへ取り付けられている間に被覆されるようにしてもよく、そうして、ダミーのキャッププレートからの分離後、再充電式エネルギー貯蔵要素の電気端子の通電部分が、実際のキャッププレートの通電面と精密に結合するように設計されたサイズになっているようにするか、又は代わりに、実際のキャッププレートの通電面より僅かに小さくなるように設計されていて、それにより端子キャププレート接合部にリム及び事実上のミニガスケットが提供されるようにしてもよい。
或る代わりの実施形態では、キャッププレートは、ダミーの電気端子へ取り付けられている間に被覆されるようにしてもよく、そうして、ダミーの電気端子からの分離後、キャッププレートの通電部分が、実際の電気端子と精密に結合するように設計されたサイズになっているようにするか、又は代わりに、実際の端子の通電面より僅かに小さくなるように設計されていて、それによりキャププレート端子接合部に事実上のミニガスケットが提供されるようにしてもよい。
図2B及び図2Cを参照して、回路板200は、耐湿被覆400が回路板200の表面404又はセル100の表面410又はそれら両方へ塗工された後にセル100へ(例えば電気的及び物理的に)連結させることができることを指摘しておく。別の言い方をすれば、耐湿被覆400が回路板200とセル100の間に配置されているからといって、耐湿被覆400が、回路板200をセル100へ連結する段階に先立って、回路板200とセル100の両方へ塗工されることを要件とするものではない。
図2Dは、表面402及び404と周縁部406及び408の各々の少なくとも一部分上に配置された耐湿被覆400を有する回路板200を描いている。以上に図2Bに関して指摘されている様に、1つの実施形態によれば、耐湿被覆400を回路板200上に配置するプロセスに先立って、マスク又は被覆剥離要素が電気端子220へ適用されてもよい。マスク又は被覆剥離要素及び/又は耐湿被覆400の1つ又はそれ以上の部分が、その後、除去されて、電気端子220を別の端子への電気的連結のために露出する。マスク又は被覆剥離要素は、回路板200の耐湿被覆によって悪影響を受けるかもしれない何れの部分へ適用されてもよいことを指摘しておく。別の実施形態によれば、耐湿被覆400が、表面402及び404上に、及び電気端子220上に、形成されるなり又はそれ以外のやり方で配置された後、耐湿被覆400の1つ又はそれ以上の部分が電気端子220からエッチングされるか又はそれ以外のやり方で除去されて、電気端子220を別の端子への電気的連結のために露出する。更に、電気端子220を別の端子(例えばセル100の端子130)へ連結する段階に先立って、抗腐食ゲルの様なゲルが電気端子220へ適用されてもよい。固化せず従って電気端子220を別の端子へ連結する際に移動させることのできるゲルは、2つの端子を繰り返し接続したり接続解除したりすることを可能にさせる。
図2Eは、セル100と回路板200を含むバッテリ組立体500を描いている。更に、バッテリ組立体500は、回路板200とセル100の間に、回路板200をセル100へ電気的に連結するために配置されているリードプレート310及び320(図2Aを見られたし)を含んでいる。図2Eに描かれている様に、電極端子130は、キャッププレート120を貫いて延びていて、回路板200の電気端子220へ連結している。更に、バッテリ組立体500は、回路板200の少なくとも一部分を覆い且つセル100の少なくとも一部分を覆う耐湿被覆400を含んでいる。更に、耐湿被覆400は、リードプレート310及び320の各々の少なくとも一部分を覆っていてもよい。電気端子220は、回路板200を貫く孔210を介して露出していて、而して別の端子(例えば電子デバイスの端子)へ電気的に連結されるようになっていることを指摘しておく。また、図2Eには描かれていないが、バッテリ組立体500の内表面が耐湿被覆を含んでいてもよい。より具体的には、例えば、耐湿被覆は、図2B及び図2Cを参照して説明されている様な回路板200とセル100の間に存在していてもよい。1つの実施形態によれば、バッテリ組立体500の、バッテリ組立体500を外部構成要素(例えば、電子デバイス、など)へ電気的に接続するように構成されている電気端子を除いた外側表面全体が、耐湿被覆400をその上に有していてもよい。更に、外部構成要素がバッテリ組立体の電気端子へ電気的に接続された後、耐湿被覆が接続部へ塗工されてもよい。より具体的な例として、バッテリ組立体500の電気端子が回路板の様な外部構成要素へ永久的に配線された後、バッテリ組立体500は電気端子を含めて、耐性被覆で被覆されてもよい。
耐湿被覆400をバッテリ組立体500上に形成する又はそれ以外に配置する段階に先立って、マスク又は被覆剥離要素が電気端子220へ適用されてもよい。マスク又は被覆剥離要素及び/又は耐湿被覆400の1つ又はそれ以上の部分が、その後、除去されて、電気端子220を別の端子への電気的連結のために露出する。マスク又は被覆剥離要素は、バッテリ組立体500の耐湿被覆によって悪影響を受けるかもしれない何れの部分へ適用されてもよいことを指摘しておく。別の実施形態によれば、耐湿被覆400が、電気端子220も含めてバッテリ組立体500の1つ又はそれ以上の表面へ形成されるなり又はそれ以外のやり方で配置されるなりした後、耐湿被覆400の1つ又はそれ以上の部分が電気端子220からエッチングされるか又はそれ以外のやり方で除去されて、電気端子220を別の端子への電気的連結のために露出する。
再び図1及び図2Aを参照して、セル100は、以上に指摘されている様に、セル100の表面111を貫いて延びている電気端子(図示せず)を含んでいよう。電気端子は、電極組立体を回路板200の電気端子(図示せず)へリードプレート310又はリードプレート320を介して接続していてもよい。そのため、電気端子は表面111上に形成されている耐湿被覆を貫いて露出していてもよい。
図1−図2Eは再充電式バッテリの非限定的な例として提供されており、本開示の実施形態は何れの既知の適した再充電式バッテリに適用されてもよいことを指摘しておく。例えば、図1−図2Eは、上側表面(即ち表面115)上の単一端子及び下側表面(即ち表面111)上の単一端子を含むセルに向けられているが、開示されている主題の範囲及び適用可能性はその様に限定されているわけではない。むしろ、セルは、セルの各表面上に何れの適した数の端子を含んでいてもよい。
図3Aは、バッテリ構成部品520とセル600を含む従来の再充電式バッテリの別の例を描いている概略断面図である。バッテリ構成部品520は、電気端子を通じて直列に相互接続されている回路板521とバイメタルデバイス523を含んでおり、保護回路板521とバイメタルデバイス523はモールディング524に包まれている。セル600は、キャッププレート610を含んでいる。セル600の負端子630は、セル600の残部から電気的に絶縁されたままにキャププレート610から突き出るように構成されている。その一方、バッテリ構成部品520では、バイメタルデバイス523の一方の電気端子が接続されている電極接続部526は、多板ばねによって形成されている。バッテリ構成部品520がセル600へ結着されると、多板ばねはセル600の端子630と接触状態になり変形を引き起こし、それによって端子630との接触を保つ。回路板521の電気端子及びバイメタルデバイス523の電気端子はバッテリ構成部品520の底面の接続リード(図示せず)へ接続する。次いで、接続リードが、セル600のキャッププレート610と端子630それぞれへ電気的に接続される。
図3Bは、構成部品520の外表面及びセル600の外表面を覆う耐湿被覆400を描いている。図3Bに描かれている様に、端子630、端子522、及び電極接続部526は、耐湿被覆400を貫いて露出している。耐湿被覆400は、構成部品520の外表面の実質的に全体を覆って配置されているものとして描かれているが、開示されている主題の範囲及び適用可能性はその様に限定されないことを指摘しておく。むしろ、耐湿被覆400は、構成部品520の外表面の一部分上に配置されていてもよい。同様に、耐湿被覆400はセル600の外表面の実質的に全体を覆って配置されているものとして描かれているが、耐湿被覆400はセル600の外表面の一部分上に配置されていてもよい。
1つの実施形態によれば、耐湿被覆400を構成要素520及びセル600上に形成するか又はそれ以外のやり方で配置する段階に先立って、マスク又は被覆剥離要素が、電極接続部526、電気端子522、及び端子630へ適用されてもよい。その後、マスク又は被覆剥離要素及び/又は耐湿被覆400の1つ又はそれ以上の部分が除去されて、電極接続部526、端子522、及び端子630を露出する。マスク又は被覆剥離要素は、構成部品520及びセル600の耐湿被覆によって悪影響を受けるかもしれない何れの部分へ適用されてもよいことを指摘しておく。別の実施形態によれば、耐湿被覆400が、電極接続部526及び端子522も含めて構成部品520上へ、また端子630も含めてセル600上へ、形成されるなり又はそれ以外のやり方で配置されるなりした後に、耐湿被覆400の1つ又はそれ以上の部分が、電気接続部品526、端子522、及び端子630からエッチングされるか又はそれ以外のやり方で除去される。
保護構成部品520は、耐湿被覆400が構成部品520の表面604又はセル600の表面6124又はそれら両方へ塗工された後に、セル600へ(例えば電気的及び物理的に)連結させることができることを指摘しておく。別の言い方をすれば、耐湿被覆400が構成部品520とセル600の間に配置されているからといって、耐湿被覆400が構成部品520をセル600へ連結する段階に先立って構成部品520とセル600の両方へ塗工されることを要件とするものではない。
以上に開示されている耐湿被覆を(例えば、マスキング、被覆剥離要素の使用、耐湿被覆の1つ又はそれ以上の部分を除去すること、などにより)画定するプロセスは、何れの既知の適した方法によって実施されてもよいことを指摘しておく。また、幾つかの実施形態では、ここに説明されている耐湿被覆は物理的に(例えば、厚さ、表面の肌理、などが)異なっていてもよい。更に、耐湿被覆は、互いに異なった化学的性質を有していてもよい(例えば、異なった材料を含んでいる、異なった型式の耐湿被覆を備えている、耐湿性を異なったやり方(例えば、バリアとして、耐水性を付与することによる、など)で付与している、など)。他の特性(例えば、透明度/不透明度、熱伝導率、など)も耐湿被覆同士で異なっていてもよい。
各種計量法の何れかを使用して、組立システムによって形成される各被覆の耐湿性を定量化することができる。例えば、湿分が被覆された機構に触れることを物理的に阻止する被覆の能力は、被覆に耐湿性を付与していると見なすことができる。
一例として、被覆の、被覆構成要素又は被覆機構の湿分への暴露を防止する能力は、水が被覆を透過する速度又はその水蒸気移動速度の様なより定量化可能なデータに基づいていてもよく、それは、既知の技法を使用してg/m/日の単位又はg/100in/日の単位で測定することができよう(例えば、温度37°、相対湿度90%での、約1ミル(即ち約25.4μm)の厚さを有する膜通過2g/100in/日未満、約1.5g/100in/日以下、約1g/100in/日以下、約0.5g/100in/日以下、約0.25g/100in/日以下、約0.15g/100in/日以下、など)。
被覆の耐湿性を求める別のやり方は、受容され得る技法(例えば、静的液滴法、動的液滴法、など)により水が被覆の表面に滴下されたときの水接触角によるものである。表面の疎水性は、水滴の基線の下からの、水滴の基線が表面と成す角度を、例えば、ヤングの方程式、即ち、
Figure 0006081585
を用いて求めることによって測定されてもよく、ここに、θは最大接触角又は前進接触角であり、θは最小接触角又は後退接触角であり、
Figure 0006081585
、及び
Figure 0006081585
である。
表面が親水性であれば、水は若干広がり、表面との90°未満の水接触角を形成する。対照的に、疎水性の表面は、本開示上は耐水性であると見なすことのできる表面であって、水が広がるのを防止し、その結果、水接触角度は90°以上となる。表面に水玉が多いほど、水接触角は大きい。水滴が表面で玉状になっていて、表面との水接触角が約120°以上であるとき、当該表面は高疎水性であると見なされる。水が表面に接触する角度が150°を超えているとき(即ち、表面の水滴がほぼ球状であるとき)、当該表面は「超疎水性」であると言える。
無論、耐湿性については他の尺度が採用されてもよい。
耐湿被覆を電子的構成要素の部分組立体又は組立体の少なくとも一部分へ塗工するのに、各種の適した材料、技法、及び装置の何れが使用されてもよい。限定するわけではないが、耐湿被覆400は、反応性モノマーをから形成されていてもよく、その場合、当該モノマーを、耐湿性又は防湿性(例えば、耐水性、防水性、など)にさせたい1つ又はそれ以上の表面上へ堆積させる。具体的な実施形態では、未置換のユニット及び/又は置換されているユニットを含むポリ(p−キシリレン)(即ち、パリレン)を、耐湿性又は防湿性を持たせたい1つ又はそれ以上の表面へ堆積させてもよい。パリリン被覆を形成するためのプロセスの例は、米国特許出願第12/104,080号、同第12/104,152号、及び同第12/988,103号に記載されており、それら出願のそれぞれの開示全体を参考文献としてこれによりここに援用する。米国特許出願第12/446,999号、同第12/669,074号、及び同第12/740,119号も、耐湿被覆400を形成するのに使用することのできる材料、技法、及び機器の他の実施形態を開示しており、それら出願全ての開示全体を参考文献としてこれによりここに援用する。耐湿被覆400を形成するのに採用することのできる他の技法には、限定するわけではないが、物理的塗工プロセス(例えば、印刷、吹き付け技法、ロール塗り、刷毛塗り、など)、化学気相堆積(CVD)(例えば、プラズマエッチングCVD(PECVD)、など)、原子層堆積(ALD)、パルス式プラズマ堆積(PPD)、物理気相堆積(PVD)(例えば、蒸発堆積プロセス(限定するわけではないが、eビーム蒸発、スパッタリング、レーザーアブレーション、パルス式レーザー蒸着、など、を含む)が挙げられる。無論、耐湿被覆400を形成するのに他の技法を使用することもできる。
耐湿被覆400を形成するのに使用することのできる材料には、決して限定するわけではないが、熱可塑性材料、硬化性材料(例えば、放射線硬化性材料、二部構成材料、熱硬化性材料、室温硬化性材料、など)が挙げられる。適切な場合には、これらの材料は疎水性(例えば、ハロゲン化ポリマー、など)であってもよい。幾つかの実施形態では、塗被部要素が耐湿膜30を塗工するように構成されていてもよい。
以上の説明は多くの明細事項を含んでいるが、それらは付随の特許請求の範囲の請求項の何れについてもその範囲を限定するものと解釈されてはならず、それらは付随の特許請求の範囲による範囲の内に入る一部の特定の実施形態に関する情報を提供しているに過ぎないと解釈されたい。異なった実施形態からの特徴同士が組み合わされて採用されてもよい。加えて、付随の特許請求の範囲による範囲内にある他の実施形態が考案される可能性もある。従って、各請求項の範囲は、付随の特許請求の範囲に使用されているその平明な用語遣い及び特許請求の範囲の要素に対する法的等価物によってのみ指示され限定される。開示されている主題に対する追加、削除、及び修正で、特許請求の範囲の意味及び範囲の内に入るあらゆる追加、削除、及び修正は、特許請求の範囲によって包含されるものとする。
10 従来の再充電式バッテリ
100 セル
110 缶
111 セルの回路板にそっぽを向いている面、下側表面
115 セルの回路板に臨む面、上側表面
120 キャッププレート
130 電極端子、電気端子
200 回路板
210 回路板の孔
220 回路板の電気端子
310、320 リードプレート
312、314、316、322、324、326 リードプレートの部分
400 耐湿被覆
402 回路板の第1表面
404 回路板の第2表面
406、408 回路板の周縁部
410 セルの表面
412、414 セルの周縁部
500 バッテリ組立体
520 バッテリ構成部品
521 回路板
522 電気端子
523 バイメタルデバイス
524 モールディング
526 電極接続部
600 セル
604 構成部品の表面
610 キャププレート
612 セルの表面
630 負端子

Claims (17)

  1. エネルギー貯蔵デバイスのセルにおいて、
    前記セルの天面を形成しているキャッププレートと、
    前記天面を貫いて露出していて保護回路板へ電気的に連結するように構成されている第1の電気端子と、
    前記天面の少なくとも一部分上の第1の耐湿被覆とを備えており、
    前記第1の耐湿被覆は前記第1の電気端子の全体を取り囲んでいるが、当該第1の電気端子は当該第1の耐湿被覆を貫いて露出している、セル。
  2. 前記第1の耐湿被覆は、前記天面の少なくとも一部分、及び前記天面に垂直に向き付けられている前記セルの複数側面の少なくとも一部分、を覆っている、請求項1に記載のセル。
  3. 前記天面とは反対側に位置する前記セルの底面を貫いて露出している別の電気端子と、
    前記底面の少なくとも一部分上の別の耐湿被覆と、を更に備えている、請求項1に記載のセル。
  4. 前記第1の耐湿被覆はポリ(p−キシリレン)膜を備えている、請求項1に記載のセル。
  5. エネルギー貯蔵デバイスの回路板において、
    底面を有する部品と、
    前記部品の前記底面に隣接する第2の電気端子であって、前記エネルギー貯蔵デバイスのセルの第1の電気端子へ電気的に連結されるように構成されている第2の電気端子と、
    前記底面の少なくとも一部分上の第2の耐湿被覆とを備えており、
    前記第2の耐湿被覆は前記第2の電気端子の全体を取り囲んでいるが、当該第2の電気端子は当該第2の耐湿被覆を貫いて露出している、回路板。
  6. 前記回路板は、前記部品の前記底面とは反対側の天面を更に備えており、前記第2の耐湿被覆は前記天面の少なくとも一部分を覆っている、請求項5に記載の回路板。
  7. 前記第2の耐湿被覆はポリ(p−キシリレン)膜を備えている、請求項5に記載の回路板。
  8. 前記部品の前記底面は回路板の底面を備えている、請求項5に記載の回路板。
  9. エネルギー貯蔵デバイスにおいて、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載のセルと、
    請求項5から請求項8の何れか1項に記載の回路板であって、当該回路板の前記第2の電気端子は前記セルの前記第1の電気端子へ電気的に連結されている、回路板と、
    前記セルと前記回路板の間に配置され、互いに接触していて、前記第1の電気端子及び前記第2の電気端子を湿分から封止している前記第1の耐湿被覆の部分及び前記第2の耐湿被覆の部分とを備えている、エネルギー貯蔵デバイス。
  10. 前記第1の耐湿被覆及び前記第2の耐湿被覆の少なくとも隣接する部分同士を覆っている第3の耐湿被覆を更に備えている、請求項9に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
  11. 前記エネルギー貯蔵デバイスは、前記セルを前記回路板へ電気的に連結する少なくとも1つのリードプレートを更に備えており、前記第3の耐湿被覆は前記少なくとも1つのリードプレートの少なくとも一部分を覆っている、請求項10に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
  12. 前記第3の耐湿被覆はポリ(p−キシリレン)膜を備えている、請求項10に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
  13. エネルギー貯蔵デバイスを組み立てるための方法において、
    前記エネルギー貯蔵デバイスのセルの少なくとも1つの表面の少なくとも一部分へ第1の耐湿被覆を塗工して請求項1から請求項4の何れか1項に記載の前記セルを提供する段階と、
    回路板の少なくとも1つの表面の少なくとも一部分へ第2の耐湿被覆を塗工して請求項5から請求項8の何れか1項に記載の前記回路板を提供する段階と、
    前記回路板と前記セルを組み立てて請求項9から請求項12の何れか1項に記載のエネルギー貯蔵デバイスを提供する段階と、
    前記セルの第1の電気端子を第2の電気端子へ電気的に連結する段階と、を備えている、エネルギー貯蔵デバイスを組み立てるための方法。
  14. 前記第1の耐湿被覆を塗工する段階に先立って、前記第1の電気端子をマスキングする段階を更に備えている、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の電気端子を前記第2の電気端子へ連結する段階に先立って、当該第1の電気端子から前記第1の耐湿被覆の一部分を除去する段階を更に備えている、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2の耐湿被覆を塗工する段階に先立って、前記第2の電気端子をマスキングする段階を更に備えている、請求項13に記載の方法。
  17. 前記第1の電気端子を前記第2の電気端子へ連結する段階に先立って、当該第2の電気端子から前記第2の耐湿被覆の一部分を除去する段階を更に備えている、請求項16に記載の方法。
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