JP6080952B2 - 熱媒体変換装置、及び、この熱媒体変換装置を備えた空気調和装置 - Google Patents

熱媒体変換装置、及び、この熱媒体変換装置を備えた空気調和装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、ビル用マルチエアコン等に代表される空気調和装置に用いられ、2つの媒体間で熱交換させる熱媒体変換装置及び空気調和装置に関し、特に熱媒体変換装置の設置環境を考慮した筐体構造を備えた熱媒体変換装置、及び、この熱媒体変換装置を備えた空気調和装置に関するものである。
従来のビル用マルチエアコンは、たとえば建物外に配置した熱源機である室外機と建物の室内に配置した室内機との間に冷媒を循環させる。そして、冷媒が放熱、吸熱して、加熱、冷却された空気により空調対象空間の冷房または暖房を行っている。冷媒としては、たとえばHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒が多く使われており、CO2等の自然冷媒を使うものも提案されている。
また、室外機と室内機との間に、冷媒の流れを制御、分配する分流コントローラを接続し、室外機を介して建物外に放出する熱を室内機間で授受させ、単一の空気調和システムの中において、室内機ごとに冷房、暖房と異なった運転をさせる、いわゆる全熱回収型の空気調和装置も存在している(例えば特許文献1参照)。
さらに、チラーと呼ばれる空気調和装置においては、建物外に配置した熱源機にて、冷熱または温熱を生成する。そして、熱源機内に配置した熱交換器で水、不凍液等(以下、代表して水という)を加熱、冷却し、これを室内等に配置したファンコイルユニット、パネルヒーター等に送出して冷房または暖房を行なっている。
そして、排熱回収型チラーと呼ばれる、熱源機と室内機の間に4本の水配管を接続し、冷却、加熱した水を同時に供給し、室内機において冷房または暖房を自由に選択できるものもある。
特許文献1に記載されているような空気調和装置では、室内機まで冷媒を循環させているため、冷媒が室内に漏れる可能性がある。一方、チラーや排熱回収型チラー等の空気調和装置は、冷媒が室内機を通過しないが、建物外から室内機側に水を送出する必要があるため、水の循環経路が長くなり、水の送出動力等のエネルギー消費量が冷媒よりも高くなり効率が悪い。また、排熱回収型チラーのような空気調和装置においては、室内機ごとに冷暖房を選択できるようにするためには、室外機と室内機を計4本の配管で接続しなければならず、更に施工性が悪くなっている。
これらのことより、特許文献1に記載されている空気調和装置のような全熱回収型の空気調和装置によって得られる熱を、水に与え、室内機に供給する方式を構築すれば、上記の問題を解決できると考えられる。
さらに、上記の方式には、冷媒と水とを熱交換する装置と、水を室内機に送出する装置とが必要である。さらに、これらを個別に施工する場合、設置スペース、メンテナンススペース、及び、互いを連結する配管の接続作業、断熱作業等が必要となり、施工性が悪くなってしまう。そのため、これらの装置は一体化することが望ましい(例えば特許文献2参照)。また、これらのような装置自体が狭い天井裏に設置される場合も多い。
特開平4−006355号公報(第5頁、図1等) 特開2013−11408号公報(第4、5頁、図1等)
前述の通り、狭い天井裏への設置を考慮すると、装置自体をコンパクトにする必要があるが、冷媒より大きな熱容量を持つ水を熱媒体に用いることから、装置表面への結露水が発生し易い。その対応としては、装置内外に断熱材を多用するか、現段階においては装置外表面からの結露水を受水するためのドレンパンを個別に設けるか等が考えられる。ただし、いずれの対応にしても、装置あるいは設置スペース大型化による、生産性、施工性、メンテナンス性の悪化は避けられない。
また、冷媒と、冷媒と異なる設計圧力を持つ水と、が熱交換器を介して接触していることから、単純な水回路接続部の隙間が生じたり、あるいは冷媒回路側からの水回路側への圧力漏洩が発生したりした場合、漏水が発生することになる。筐体内面に噴出す可能性を考慮すれば、筐体を構成する部品同士の継ぎ目を塞ぐシール材も多用する必要があるが、生産性が悪化してしまう。加えて、メンテナンス実施後に再び水密性を確保するためには多大な時間を要することにもなる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、断熱材、シール材を多用しなくとも、装置表面に発生する結露水および、装置内側からの漏水を受水できる構造を有する熱媒体変換装置、及び、この熱媒体変換装置を備えた空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明に係る熱媒体変換装置は、1次熱媒体側組立品と、2次熱媒体流路切替装置組立品と、ドレンパンとを有し、前記1次熱媒体側組立品は、配管接続された室外機との間で循環する1次熱媒体と配管接続された室内機との間で循環する2次熱媒体とを熱交換させる熱交換器と、前記室内機との間で循環させるための前記2次熱媒体の加圧を行う2次熱媒体送出装置と、側面を覆うサイドパネル、前記サイドパネル間をつなぎ、前記2次熱媒体送出装置が取り付けられる下部側のフレーム有する1次側筐体部分とを備え、前記2次熱媒体流路切替装置組立品は、複数の流路を流れる前記2次熱媒体を選択又は混合して前記室内機に流入出させるための2次熱媒体流路切替装置と、前記サイドパネル間をつなぐ上部側のフレーム有する2次側筐体部分とを備え、前記ドレンパンは、前記サイドパネル、前記上部側のフレーム、前記下部側のフレームで構成される熱媒体変換装置本体の外郭筐体寸法よりも幅、奥行寸法が大きく、前記下部側のフレームの上端面よりも上端面が高い位置として構成されているものである。
本発明に係る空気調和装置は、上記の熱媒体変換装置と、冷熱又は温熱を供給する室外機と、前記室外機から供給された冷熱又は温熱によって空調対象空間の空調を実行する室内機と、を備え、前記熱媒体変換装置を、前記室外機と前記室内機との間に介在させて構成されているものである。
本発明に係る熱媒体変換装置は、ドレンパンの幅、奥行寸法を熱媒体変換装置本体よりも大きくしたので、熱媒体変換装置外表面に生じた結露水をドレンパンで受水することが可能となる。また、本発明に係る熱媒体変換装置は、ドレンパンの立ち上がり部の高さが下部側のフレームよりも高いので、熱媒体変換装置内側にて発生した漏水が下部側フレームとサービスパネル等の熱媒体変換装置本体の側面を覆う外郭部品との継ぎ目を経て、熱媒体変換装置の外側に噴き出したとしても、同じくドレンパンによって受水することが可能となる。したがって、本発明に係る熱媒体変換装置によれば、装置表面に発生する結露水、および、装置内側からの漏水を受水できる構造を有しながら、熱媒体変換装置自体の断熱材、シール材を少なくすることができ、その結果、生産、メンテナンスを容易に行うことができる。
本発明に係る空気調和装置によれば、上記の熱媒体変換装置を備えているので、生産、メンテナンスを容易に行うことができるだけでなく、熱媒体変換装置の設置場所の自由度が高くなり、様々な建物に適用することが可能になる。
本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の全体構造図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の筐体を構成する部品(筐体部品)のみの分解図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置を利用した空気調和装置における熱媒体が循環する回路の概略を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の1次熱媒体側組立品の構造図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の2次熱媒体流路切替装置組立品の構造図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の2次熱媒体流路切替装置3の全体構造図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の2次熱媒体流路切替装置組立品の筐体部品のみの構造図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の1次熱媒体組立品、2次熱媒体流路切替装置組立品、ドレンパンの組立構造図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の簡易ジョイントの詳細構造図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置の分解に係る1次熱媒体側組立品の構造を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置における三方弁の外観図である。 本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置における三方弁の内部構造図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の回路構成の一例を示す概略回路構成図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱媒体変換装置100の全体構造図である。まず、熱媒体変換装置100の機能部品の構成について説明する。本実施の形態1の熱媒体変換装置100は、熱交換器1a、1b、1c及び1d、2次熱媒体送出装置2a及び2b、並びに2次熱媒体流路切替装置3を機能部品として有している。これらの機能部品は、筐体100aに搭載されている。熱媒体変換装置100は、図1に示すように、室外機11と室内機12との間に介在し、室外機11で生成された温熱又は冷熱を室内機12の要求に応じて供給する機能を有している。
(熱交換器1a、1b、1c、1d)
熱交換器1a、1b、1c、1dは、室外機11から送出される冷媒等の1次熱媒体との熱交換により、2次熱媒体を加熱または冷却するものである。ここでは、熱交換器1a、1bと熱交換器1c、1dとに分散して設置し、例えば一方を加熱側熱交換器とし、他方を冷却側熱交換器とする。場合によっては両方とも2次熱媒体を加熱、冷却を行うようにすることもできる。また、ここでは、熱交換器1a、1b、1c、1dの4台の熱交換器を有して構成しているがこれに限定する必要はない。例えば、本実施の形態1の熱媒体変換装置100を天井等に取り付ける場合には、重量バランスをとることができれば、例えば2以上の偶数台の熱交換器で構成することができる。
(2次熱媒体送出装置2a、2b)
2次熱媒体送出装置2a、2bは、加熱または冷却された2次熱媒体を加圧し、複数の流路のそれぞれに送出して循環させるものである。2次熱媒体送出装置2a、2bは、例えばポンプ等で構成するとよい。
(2次熱媒体流路切替装置3)
2次熱媒体流路切替装置3は、複数の流路からの2次熱媒体のうち、1つまたは複数の2次熱媒体を各室内機12の熱交換器に流入出させるための切り替えをそれぞれ行うものである。
(室外機11)
室外機11は、熱媒体変換装置100とともに空気調和装置(実施の形態2で説明する)を構成するものである。
室外機11は、1次熱媒体を循環するために2本の配管で熱媒体変換装置100と接続している。室外機11は、例えば冷媒等の1次熱媒体を循環等させるための圧縮機、凝縮器又は蒸発器となる室外側熱交換器等(図示せず)を有している。
(室内機12)
室内機12も、熱媒体変換装置100とともに空気調和装置(実施の形態2で説明する)を構成するものである。
室内機12についても、2本の配管により熱媒体変換装置100と接続している。室内機12は、例えば空調対象空間の空気と2次熱媒体との熱交換を行う利用側熱交換器等を有している。図1では、熱媒体変換装置100は、1台の室内機12とを配管接続しているが、後述する2次熱媒体流路切替装置3の組数に合わせて複数台の室内機12と接続することができる。
図2は、熱媒体変換装置100の筐体100aを構成する部品(筐体部品)のみの分解図である。筐体100aにおいて、サイドパネル4a、4bは、例えば側面壁として筐体側面を覆う。フレーム5a、5b、5c、5dはサイドパネル4a、4bの間を接続する骨組みとなる。フレーム5a、5bは上部側のフレームとなり、5c、5dは下部側のフレームとなる。インナーパネル6a、6bは、例えば2次熱媒体流路切替装置3を支えるため、サイドパネル4a、4bよりも内側(中心側)に設けられる。
また、インナーパネル6a、6bは、フレーム5a、5b、5c、5dを互いに固定する役割も果たし、更に、2次熱媒体流路切替装置3を固定する押さえ板14、載せ板15はインナーパネル6a、6bを互いに固定する役割を果たす。そのため、筐体100aの全体を格子状にする補強がなされ、剛性を確保することができる。
支え板7a、7b、7c、7dは、例えば図1に示す熱交換器1a、1b、1c及び1dを支える。また、支え板7a、7bがフレーム5aと5bとの間を固定し、支え板7c、7dがフレーム5cと5dとの間を固定してフレーム間をより強固に固定して筐体100aを補強する。
ドレンパン8は、筐体100aで発生した水(例えば、結露水、漏水等)を受けるものである。ドレンパン8は、サイドパネル4a、4b、フレーム5a、5b、5c、5dで形成される熱媒体変換装置本体外郭筐体部よりも、幅、奥行寸法共に大きなものとなっている。ドレンパン8の上端面は、組み立てた後、下部側フレーム(フレーム5c、5d)の上端面よりも高い位置となる。これは、熱媒体変換装置100の外表面の結露水、及び、フレーム5c又は5dと、例えばサービスパネル9等の熱媒体変換装置本体の側面を覆う外郭部品との継ぎ目を経て噴き出した漏水を受水するためである。
ドレンパン8の取り付け方法としては、本実施の形態1では、例えば、下部側のフレーム5dの左右に設けられた爪部にドレンパン8の角穴を引っ掛けた後、下部側のフレーム5cの折り曲げ部に設けた止め穴に固定する構造とするとよい。ただし、ドレンパン8の取り付け方法は、ドレンパン8とサイドパネル4a、4b、下部側のフレーム5c、5dとの間に結露水、漏水を流せるだけの隙間を設けることができるのであればこの限りではない。
また、サイドパネル4a、4bの下端、下部側のフレーム5c、5dの上下端には、熱媒体変換装置100から見て外側に向かって折り曲げ部を設けている。これは、サイドパネル4a、4b、下部側のフレーム5c、5dそれぞれの剛性を確保するためである。しかもそれだけではなく、ドレンパン8とサイドパネル4a、4b、下部側のフレーム5c、5dとの隙間を確保するためのスペーサーとしての役割と、これらの曲げ部をドレンパン8の四辺に沿わせることで、ドレンパン8のフレームとしての剛性を確保する役割を兼ねており、ドレンパン8自身にリブや、厚肉によって剛性を持たせる必要をなくすることも目的としている。
ドレンパン8自体は排水性を良くするために一方に設けたドレン管側に傾斜を設けているが、結露水量、漏水量、設置環境に応じてドレン管を両側に設けたり、ドレン管の位置を変えたり、ドレンパン8を水平としたりするなどの構造としてもよい。
吊金具10a、10b、10c及び10dについては、図4で説明する。
結露水、漏水の通水経路にて説明する。
熱媒体変換装置100の外表面に生じた結露水は、サイドパネル4a、4bの壁面に生じた場合、そのまま下方向に流れ、下部側のフレーム5c、5dの端部とドレンパン8との間に設けた開口を通りドレン管より排出される。
また、熱媒体変換装置100の内部に生じた結露水は、サイドパネル4a、4b下端に設けた開口部より外側に流れ、同じく下部側のフレーム5c、5dとドレンパン8との間にある開口を経てドレン管より排出される。
さらに、サイドパネル4a、4b以外の、例えばサービスパネル9のような側面を覆う外郭部品に生じた結露水は、フレーム5c、5dからドレンパン8に落ち、ドレン管より排出されるが、ドレン管と反対側の例えば下部側のフレーム5d側に落ちた結露水は、フレーム5d、ドレンパン8の間の開口からサイドパネル4a、4bの前を通り、フレーム5c、ドレンパン8の間の開口を経てドレン管より排出される。
またさらに、熱媒体変換装置100の内部より例えばサービスパネル9のような外郭部品と下部側のフレーム5c、5dとの継ぎ目を経て噴き出した漏水は、ドレンパン8の側壁に当たった後、結露水同様の流路を通りドレン管より排出される。
図3は、熱媒体変換装置100を利用した空気調和装置における熱媒体が循環する回路の概略を示す図である。次に各熱媒体の流れについて説明する。
まず、1次熱媒体は、室外機11にて放熱または吸熱して熱媒体変換装置100に流入する。そして、熱交換器1a、1b、1c、1dにおける熱交換により2次熱媒体を加熱または冷却した後に熱媒体変換装置100から流出して、再び室外機11に戻る流れとなっている。
また、2次熱媒体は、2次熱媒体送出装置2a、2bによって、熱媒体変換装置100と室内機12との間を循環する。このとき、2次熱媒体は、熱交換器1a、1b、1c、1dにおいて1次熱媒体により加熱または冷却される。そして、2次熱媒体は、2次熱媒体流路切替装置3を経て、1つまたは複数の室内機12の利用側熱交換器にて、熱交換により対象空間の空気に放熱または吸熱した後、2次熱媒体流路切替装置3を経て、再び熱交換器1a、1b、1c、1dに戻る流れとなっている。ここで、後述するように、熱交換器1a、1b、1c、1dと2次熱媒体流路切替装置3との間の配管接続は簡易ジョイント13で行われる。
次に、本実施の形態1の熱媒体変換装置100の組立方法について説明する。前述の通り、熱媒体変換装置100内には、2種類の熱媒体が流れるが、1次熱媒体は高圧ガスが圧縮されて熱媒体回路に封入された冷媒等である。このため、室外機11との間を金属配管で接続し、熱媒体変換装置100内における配管及び機能部品を接合する際には、ろう付けを行う必要がある。
これに対し、例えば、2次熱媒体流路切替装置3を構成する機能部品は、殆どの場合、外郭を樹脂材料によって製作している。このため、ろう付け時のバーナー等による炎が触れた場合に焼損する可能性がある。また、2次熱媒体流路切替装置3を構成する機能部品の内部に切替弁を有しているため、ろう付部に生じた酸化皮膜が混入すると動作不良を起こす可能性もある。更に、例えば2次熱媒体流路切替装置3の水密検査等の際に、1次熱媒体側の試験圧力を誤って掛けた場合、圧壊する危険もあることから、2次熱媒体流路切替装置3の組み立て、水密検査等は、1次熱媒体側の機能部品の組み立て、気密検査等とは別々に行う方が望ましい。
図4は、熱媒体変換装置100の1次熱媒体側組立品の構造図である。まず、本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100における1次熱媒体側組立品の部品構成と組立方法について説明する。1次熱媒体側組立品は、熱交換器1a、1b、1c及び1d、2次熱媒体送出装置2a及び2b、1次側筐体部分となるサイドパネル4a及び4b、フレーム5c及び5d、支え板7c及び7d、並びに、吊金具10a、10b、10c及び10dを有している。
支え板7c、7dは、サイドパネル4a、4b寄りにそれぞれ配置されている。例えば支え板7c、7d上に載る熱交換器1a、1b、1c、1dは重量部品である。また、図1等に示すように熱媒体変換装置100は横長の直方体形状(接続する室内機12の数が多いほど長くなる)である。このため、熱媒体変換装置100の中央寄りに重量部品を配置すると、直方体頂点に近い位置に設けた吊金具10a、10b、10c、10dにより、例えば天井に取り付けて設置する際、フレーム5c、5dに負担が掛り、撓みが発生する等、装置自体が変形する可能性がある。
そこで、本実施の形態1では、支え板7c、7dをサイドパネル4a、4b寄りに配置して熱交換器1a、1b、1c、1dによる荷重を分散させている。また、熱交換器1a、1b、1c、1dを熱媒体変換装置100の両端にそれぞれ配置することで、バランスを保つようにし、熱媒体変換装置100の重心位置を中央に保つことができ、保管中の荷崩れや、フォークリフト等による、送中の落下トラブル等を防止する役割も果たしている。
次に1次熱媒体組立品の組み立て方法の一例について説明する。
まず、サイドパネル4a、4bに、吊金具10a、10b、10c、10dを取り付ける。そして、サイドパネル4a、4b間にフレーム5c、5dを取り付けた後、支え板7c、7dを取り付けて1次熱媒体側組立品に係る筐体部分が完成する。
次に、支え板7c、7dの上に、熱交換器1a、1b、1c、1dを載せて(取り付けて)、熱交換器1a、1b、1c、1dの配管接続口と配管とをろう付けする。その後、フレーム5c、5dに2次熱媒体送出装置2a、2bを取り付ける。そして、熱交換器1a、1b、1c、1dと接続配管を含む1次側熱媒体が循環する回路に対して気密検査等を行い、1次熱媒体側組立品を完成させる。
ここで、サイドパネル4a、4bを1次熱媒体側組立品として構成し、組み立てを行う理由について説明する。例えば天井に吊された熱媒体変換装置100において、1次熱媒体側組立品をメンテナンスしやすくするため、熱交換器1a、1b、1c、1dを熱媒体変換装置100の下側に配置している。このため、熱交換器1a、1b、1c、1dの下側にある配管接続口と配管とをろう付けをする際に、バーナーの炎を当てにくくなる。
フレーム5c、5d及び支え板7c、7dだけでなく、サイドパネル4a、4bを取り付けて組み立てることで、1次熱媒体側組立品の剛性が上がり、例えば熱交換器1a、1b、1c、1dの下側にある配管接続口と配管とをろう付けをする際、組立品を作業台より浮かせる(持ち上げる)ことができる。このため、組立作業性を上げることができる冶具の役割を果たし、配管接続口と配管とをろう付けする際にバーナーの炎を当て易くすることができる。
図5は、熱媒体変換装置100の2次熱媒体流路切替装置組立品の構造図である。次に、本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100における2次熱媒体流路切替装置組立品の部品構成と組立方法について説明する。2次熱媒体流路切替装置組立品は、2次熱媒体流路切替装置3、熱交換器1a、1b、1c、1dに至る連絡配管16、17、2次側筐体部分となるフレーム5a及び5b、インナーパネル6a及び6b並びに、支え板7a及び7b、押さえ板14、載せ板15から構成されている。
図6は、熱媒体変換装置100の2次熱媒体流路切替装置3の全体構造図である。本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100の2次熱媒体流路切替装置3は、例えば切り替え手段となる三方弁3aがフレーム5aなどの方向に対して、並行となるように並べられて構成している。図6では三方弁3aを8組を並べて構成しているが、並べる数は8個に限定するものではない。
また、三方弁3aの本体(図11、図12に示す三方弁本体3b)に接続されている、流出管3m、流入管3nは互いに上下方向に一列に並んでおらず半ピッチずれるようにし、いわゆる千鳥状に配置するようにしている。
例えば、図1に示す室内機12との間で2次熱媒体を循環させるため、三方弁3aに流出管3m、流入管3nを接続している。ここで、熱媒体変換装置100が天井に取り付けて設置されている場合には、メンテナンス等は、後述するようにドレンパン8を取り外して行うことになる。作業者が下から見上げた際、例えば、配管同士が重なって天井に近い方の配管が、見えなくなることを防ぐため、千鳥状に配置することで配管等を見えやすくし、確認等を行いやすいようにしている。
図11は、本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100における三方弁3aの外観図である。図12は、本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100における三方弁3aの内部構造図である。
三方弁3aは、三方弁本体3b、三方弁コイル3c、弁体3dを有している。三方弁本体3bには、2次熱媒体の流出口3e、流入口3f、連通口3g、3h、3i、3jが形成されている。連通口3g、3h、3i、3jは、三方弁3aを並行に積層させて取り付けた場合、各三方弁共通の2次熱媒体の流路になる。
弁体3dは、三方弁本体3bの中央穴部に挿入され、三方弁コイル3cの軸部と接続されている。
三方弁コイル3cは三方弁本体3bに固定されており、軸部が回転する構造となっている。この回転により弁体3dも同様に回転する構造となっている。弁体3dは円筒形となっており、丁度、連通口3g、3h、3i、3jと接する部分の壁面のある範囲にのみ開口3k、3lが設けられている。
開口3kは流出口3e、開口3lは流入口3fと繋がる構造にはなっているが、開口3k、3l同士は連通していない。よって、開口3kと流出口3e、連通口3g、3iのいずれか、また、開口3lと流入口3f、連通口3h、3jのいずれかが繋がった場合にのみ、それぞれの流路を2次熱媒体が三方弁3aの流出口3eから、室内機12を巡り、流入口3fに戻る構造となっている。
以上の構造とすることで、例えば、連通口3g、3hに加熱された2次熱媒体を、連通口3i、3jに冷却された熱媒体を流通させている場合、三方弁コイル3cを回転させ、弁体3dの開口3k、3lを、それぞれ連通口3g、3hにあわせればよい。こうすると、加熱された2次熱媒体が連絡配管16、17、連通口3gを通り、開口3kを経て、流出口3e、流出管3mより室内機12に送られ、流入管3n、流入口3fから開口3lを経て、連通口3h、連絡配管16、17を通り、2次熱媒体回路に戻される。
また、三方弁コイル3cを回転させ、弁体3dの開口3k、3lを、それぞれ連通口3i、3jにあわせれば、冷却された二次熱媒体が連絡配管16、17、連通口3iから開口3kを経て、流出口3e、流出管3mより室内機12に送られ、流入管3n、流入口3fから開口3lを経て、連通口3j、連絡配管16、17を通り、2次熱媒体回路に戻される。
また、開口3k、3lと連通口3g、3h、3i、3jは、ずらして合わせることで、2次熱媒体の流量を調整することも可能であるし、開口3k、3lの大きさを大きくすることで、連通口3g、3iまたは、3h、3jを一部分連通させることも可能である。つまり、開口3k、3lは、熱媒体変換装置100の要求能力、用途に応じて変更させることができる。
次に2次熱媒体流路切替装置3を組み立てる場合について説明する。
まず、三方弁3aを組み立て、三方弁同士を連結し、三方弁3aのそれぞれの流出口3e、流入口3fに流出管3m、流入管3nを取り付けて行くのだが、不安定な状態で行うのは効率が悪い。そこで、冶具を用いて連結した三方弁3aを定位置に固定し、そこに、流出管3m、流入管3nを取り付けていくことになる。ここで、上部側のフレーム5a、5b、インナーパネル6a、6b、載せ板15をあらかじめ組み立てておくことで、2次熱媒体流路切替装置3を製作する際の作業用の冶具とすることができる。
図7は、熱媒体変換装置100の2次熱媒体流路切替装置組立品の筐体部品のみの構造図である。図7では、フレーム5a、5b、インナーパネル6a、6b、支え板7a、7b、押さえ板14、載せ板15の位置関係を表している。連結した三方弁3aは、載せ板15の上に載せられる構造となっており、インナーパネル6a、6bを通して、連絡配管16、17を三方弁3aに接続できる構造となっている。
これを用い、連結した三方弁3aを載せ板15の上に載せ、押さえ板14で三方弁3aを挟みこむように固定し、三方弁3aのそれぞれの流出口3e、流入口3fに、流出管3m、流入管3nを取り付け、連絡配管16、17を取り付ける。こうすることで、2次熱媒体流路切替装置組立品が完成し、例えばこのまま水密検査等を完了させることも可能である。
図8は、熱媒体変換装置100の1次熱媒体組立品、2次熱媒体流路切替装置組立品、ドレンパン8の組立構造図である。次に、図4に示す1次熱媒体側組立品、図5に示す2次熱媒体流路切替装置組立品、ドレンパン8の組み立てについて説明する。
まず、1次熱媒体組立品のサイドパネル4a、4b及びフレーム5c、5dと、2次熱媒体流路切替装置組立品のフレーム5a、5b及びインナーパネル6a、6bとを固定する。このとき、図4に示す1次熱媒体側組立品の支え板7c、7dと、図5に示す2次熱媒体流路切替装置組立品の支え板7a、7bとにより、熱交換器1a、1b、1c、1dを挟み込んで固定する。
次に、図3に示すように、2次熱媒体流路切替装置3、熱交換器1a、1b、1c、1d、2次熱媒体送出装置2a、2bの間を配管で接続する。このとき、接続には簡易ジョイント13を用いることにより、メンテナンス時において容易に着脱できるようにする。
図9は、熱媒体変換装置100の簡易ジョイント13の詳細構造図である。簡易ジョイント13は、端部をフランジ形状とした双方の配管と、Oリング13a、13bを外周に取り付けたカラー(collar)13cと、バンド13dとから構成されている。
次に、取り付け方法について説明する。
まず、カラー13cを双方の配管の中に挿入する。このとき、外周に取り付けられたOリング13a、13bが双方の配管内面とカラー13cとの隙間をシールし、カラー13cが配管より抜けない限り、水密性を維持するようにする。このとき、双方の配管端面のフランジ部は互いに密着状態となっており、ここにバンド13dを取り付ける。バンド13dにはスリットが設けられており、バンド13dを取り付けると双方の配管のフランジ部分がスリットの間で挟み込まれて固定される。スリットが密着した双方配管のフランジ部に引っ掛かり、配管同士が離れなくなるため、バンド13dを外さない限り、配管が離れてカラー13cが抜けるなどして水が漏れ出すことがなくなる。
バンド13dは自身の弾性力にて配管とは周方向で密着している。例えば2次熱媒体の液圧が、配管の剛性よりもはるかに低い状態であれば、バンド13dが開く方向に配管が変形することはなく、ただ、スリットで固定している双方の配管のフランジ部が離れないようにできさえすればよい。このため、バンド13dの弾性力は、人間の指の力で容易に着脱できる程度のものとなっている。
この簡易ジョイント13を、連絡配管16、17、2次熱媒体送出装置2a、2b、熱交換器1a、1b、1c、1dとの間の配管接続等に用いることで、2次熱媒体流路切替装置3のみを配管回路から容易に分割することができる。
最後にドレンパン8を、図4等に示す下部側のフレーム5c、5dと固定する。そして、図9に示す簡易ジョイント13で接続した配管の水密検査を行う。このようにして、熱媒体変換装置を組み立てる。
このように本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100では、ドレンパン8を、組み立ての最終工程にて取り付けることができる構造としている。これは、熱媒体変換装置100が狭小設計のため、組み立ての工程が進むにつれ、装置内部に手が入りにくい状況になることから、底面からも作業可能とすることで、作業性を維持するためである。また、ドレンパン8を組み立ての最終工程に取り付けられる構造とすることで、メンテナンスの際、一番最初に外すことができるし、装置内部を底面側から一望することができるため、メンテナンス前の故障箇所の確認を容易にすることも可能となる。
次に、本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100について、天井に設置された後に、1次熱媒体側組立品を構成する1次熱媒体側の機能部品のメンテナンスが必要になった場合のメンテナンス方法等について説明する。ここで、熱媒体変換装置100は、図8等で示す吊金具10a、10b、10c、10dを介して、現地の天井より出されたボルト等に、ナット等で締結されることで設置されている。
1次熱媒体側組立品のメンテナンスを行うために組み立てられた熱媒体変換装置100の分解手順としては、まず、図8に示すドレンパン8と下部側のフレーム5c、5dとの固定を外し、ドレンパン8を取り外す。次に、図8に示す2次熱媒体流路切替装置3と熱交換器1a、1b、1c、1d、2次熱媒体送出装置2a、2bとを配管接続している簡易ジョイント13を外す。そして、サイドパネル4a、4bとフレーム5c、5d、インナーパネル6a、6bと下部側のフレーム5c、5dの固定を外す。
図10は、熱媒体変換装置100の分解に係る1次熱媒体側組立品の構造を示す図である。図10に示すように、熱交換器1a、1b、1c、1d、フレーム5c、5d、支え板7c、7d、2次熱媒体送出装置2a、2bの構成となるように取り外す。
このため、取り外す1次熱媒体側組立品の部品構成は、図4とは異なり、サイドパネル4a、4bは含めない。こうすることにより、吊金具10a、10b、10c、10dに固定されたサイドパネル4a、4bを、図5に示す2次熱媒体流路切替装置組立品のフレーム5a、5bを支えるために残すことができる。この結果、本実施の形態1の熱媒体変換装置100においては、2次熱媒体流路切替装置3を天井に残した状態で、1次熱媒体側の機能部品のみを天井から降ろすことができる。したがって、2次熱媒体流路切替装置3に接続された、図1の室内機12との配管及び断熱材を外さなくてもよく、メンテナンス完了までの復旧時間を短縮することができる。
ここで、この構造を可能にするためには、2次熱媒体流路切替装置3を、熱媒体変換装置100の最上部に配置し、1次熱媒体側の機能部品を取り外す妨げにならないような構造にすることが必要となる。
以上のように、本実施の形態1に係る熱媒体変換装置100は、サイドパネル4a、4b、上部側のフレーム5a、5b、下部側のフレーム5c、5dで成される、熱媒体変換装置本体外形寸法よりも幅、奥行寸法共に大きく、また、下部側のフレーム上端面より高い立ち上がり部を持つドレンパン8を備えている。これにより、熱媒体変換装置100によれば、熱媒体変換装置外表面の結露水や、熱媒体変換装置内部から、下部側のフレーム5c、5dとサービスパネル9のような側面を覆う外郭部品との隙間を経て熱媒体変換装置外部に噴出する漏水を、装置外に漏れ出させることなく受水でき、その結果、断熱材、シール材の多用による、装置の大型化、組立作業性、メンテナンス性の低下を防ぐことができる。
また、熱媒体変換装置100は、構成される熱交換器1a、1b、1c、1d、及び2次熱媒体送出装置2a、2bを有する1次熱媒体側組立品と2次熱媒体流路切替装置3を有する2次熱媒体流路切替装置組立品とを、2次熱媒体流路切替装置組立品側を上側にして組み立て、組み合わせて構成するようにしている。これにより、熱媒体変換装置100によれば、例えばメンテナンス時において、1次熱媒体組立品と2次熱媒体流路切替装置組立品とを容易に分割(分離)することができる。特に、2次熱媒体流路切替装置組立品を1次熱媒体側組立品より上側に配置することで、例えば天井等に吊り下げた場合に、取り外しに手間がかかる1次熱媒体側の部品を下側から容易に取り外す等を行うことができ、メンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、重量部品となる複数の熱交換器1a、1b、1c、1dを装置両端部分に設置するようにしたので、荷重を分散させるようにし、また、装置におけるバランスを保つようにすることができる。そして、装置組み立ての最終工程においてドレンパン8を1次熱媒体側組立品に取り付けるようにしたので、例えばメンテナンスの際、最初に取り外し等を行うことができ、分解の短縮をはかることもできるし、ドレンパン8自体の清掃も容易に行うことができる。
加えて、熱媒体変換装置100の設置後に1次熱媒体側組立品を取り外すような場合に、吊金具10a、10b、10c、10dを有するサイドパネル4a、4bを、2次熱媒体流路切替装置組立品とともに残しておくことができる。これにより、熱媒体変換装置100によれば、2次熱媒体流路切替装置組立品を天井に設置したままにしておくことができる。さらに、フレーム5a等の設置方法に対して、室内機12と接続される流出管3m、流入管3nを、いわゆる千鳥状になるように配置するようにしたので、メンテナンス等において、下側から配管等を見えやすく、確認等を行いやすくすることができる。
そして、2次熱媒体流路切替装置3、熱交換器1a、1b、1c、1d、2次熱媒体送出装置2a、2bの間の配管を、簡易ジョイント13を用いて、カラー13cを挿入し、バンド13dにより配管接続分のフランジを挟み込み接続するようにしたので、例えばメンテナンス時において配管を容易に着脱することができる。
また、フレーム5a、5b、インナーパネル6a、6b並びに支え板7a、7b、載せ板15を組み立てて、2次熱媒体流路切替装置3を製作する際の冶具とすることができる。これにより、熱媒体変換装置100によれば、新たな冶具を作成する必要がなく、また、組み立て時間の短縮をはかる等することができる。また、1次熱媒体組立品と2次熱媒体流路切替装置組立品とを個別に構成して組み合わせて熱媒体変換装置100を製造するようにしたので、それぞれ個別に気密検査、水密検査を行うことができるので、検査時間、製造時間の短縮、検査の安全性、歩留まりの向上等をはかることができる。
実施の形態2.
図13は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置(以下、空気調和装置Aと称する)の回路構成の一例を示す概略回路構成図である。図13に基づいて、空気調和装置Aの詳しい構成について説明する。空気調和装置Aは、実施の形態1に係る熱媒体変換装置100を備えている。なお、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
図13に示すように、空気調和装置Aは、室外機11と熱媒体変換装置100とが、熱媒体変換装置100に備えられている熱媒体間熱交換器71及び熱媒体間熱交換器72を介して冷媒配管54で接続されている。また、熱媒体変換装置100と室内機12とも、熱媒体間熱交換器71及び熱媒体間熱交換器72を介して配管65で接続されている。
なお、熱媒体間熱交換器71が、実施の形態1で説明した熱交換器1a、1bに相当し、熱媒体間熱交換器72が、実施の形態1で説明した熱交換器1c、1dに相当する。
配管65が、実施の形態1で説明した流出管3m、流入管3nに相当する。
{空気調和装置Aの構成}
[室外機11]
室外機11には、圧縮機50と、四方弁等の第1冷媒流路切替装置51と、熱源側熱交換器52と、アキュムレーター59とが冷媒配管54で直列に接続されて搭載されている。また、室外機11には、第1接続配管54a、第2接続配管54b、逆止弁53a、逆止弁53b、逆止弁53c、及び、逆止弁53dが設けられている。第1接続配管54a、第2接続配管54b、逆止弁53a、逆止弁53b、逆止弁53c、及び、逆止弁53dを設けることで、室内機12の要求する運転に関わらず、熱媒体変換装置100に流入させる1次熱媒体の流れを一定方向にすることができる。
圧縮機50は、1次熱媒体を吸入し、その1次熱媒体を圧縮して高温・高圧の状態にするものであり、たとえば容量制御可能なインバータ圧縮機等で構成するとよい。第1冷媒流路切替装置51は、暖房運転時(全暖房運転モード時、暖房主体運転モード時)における1次熱媒体の流れと冷房運転時(全冷房運転モード時、冷房主体運転モード時)における1次熱媒体の流れとを切り替えるものである。
熱源側熱交換器52は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器(または放熱器)として機能し、図示省略のファン等の送風機から供給される空気と1次熱媒体との間で熱交換を行ない、その1次熱媒体を蒸発ガス化または凝縮液化するものである。アキュムレーター59は、圧縮機50の吸入側に設けられており、暖房運転時と冷房運転時の違いによる余剰冷媒、または過渡的な運転の変化に対する余剰冷媒を蓄えるものである。
逆止弁53dは、熱媒体変換装置100と第1冷媒流路切替装置51との間における冷媒配管54に設けられ、所定の方向(熱媒体変換装置100から室外機11への方向)のみに1次熱媒体の流れを許容するものである。逆止弁53aは、熱源側熱交換器52と熱媒体変換装置100との間における冷媒配管54に設けられ、所定の方向(室外機11から熱媒体変換装置100への方向)のみに1次熱媒体の流れを許容するものである。逆止弁53bは、第1接続配管54aに設けられ、暖房運転時において圧縮機50から吐出された1次熱媒体を熱媒体変換装置100に流通させるものである。逆止弁53cは、第2接続配管54bに設けられ、暖房運転時において熱媒体変換装置100から戻ってきた1次熱媒体を圧縮機50の吸入側に流通させるものである。
第1接続配管54aは、室外機11内において、第1冷媒流路切替装置51と逆止弁53dとの間における冷媒配管54と、逆止弁53aと熱媒体変換装置100との間における冷媒配管54と、を接続するものである。第2接続配管54bは、室外機11内において、逆止弁53dと熱媒体変換装置100との間における冷媒配管54と、熱源側熱交換器52と逆止弁53aとの間における冷媒配管54と、を接続するものである。なお、図2では、第1接続配管54a、第2接続配管54b、逆止弁53a、逆止弁53b、逆止弁53c、及び、逆止弁53dを設けた場合を例に示しているが、これに限定するものではなく、これらを必ずしも設ける必要はない。
[室内機12]
室内機12には、それぞれ利用側熱交換器66が搭載されている。この利用側熱交換器66は、配管65によって熱媒体変換装置100の三方弁3aに接続するようになっている。この利用側熱交換器66は、図示省略のファン等の送風機から供給される空気と2次熱媒体との間で熱交換を行ない、室内空間7に供給するための暖房用空気あるいは冷房用空気を生成するものである。
この図2では、4台の室内機12が熱媒体変換装置100に接続されている場合を例に示している。なお、室内機12の接続台数を図2に示す4台に限定するものではない。この場合、熱媒体変換装置100には、8つの三方弁3aが接続されていればよい。
[熱媒体変換装置100]
熱媒体変換装置100には、熱媒体間熱交換器71と、熱媒体間熱交換器72と、2つの絞り装置56と、2つの開閉装置57と、2つの第2冷媒流路切替装置58と、2つの2次熱媒体送出装置2と、8つの三方弁3aが搭載されている。なお、絞り装置56、開閉装置57、第2冷媒流路切替装置58については、実施の形態1では図示していない。
2つの絞り装置56(絞り装置56a、絞り装置56b)は、減圧弁や膨張弁としての機能を有し、1次熱媒体を減圧して膨張させるものである。絞り装置56aは、冷房運転時の1次熱媒体の流れにおいて熱媒体間熱交換器71の上流側に設けられている。絞り装置56bは、冷房運転時の1次熱媒体の流れにおいて熱媒体間熱交換器72の上流側に設けられている。2つの絞り装置56は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁等で構成するとよい。
2つの開閉装置57(開閉装置57a、開閉装置57b)は、二方弁等で構成されており、冷媒配管54を開閉するものである。開閉装置57aは、1次熱媒体の入口側における冷媒配管54に設けられている。開閉装置57bは、1次熱媒体の入口側と出口側の冷媒配管54を接続した配管に設けられている。
2つの第2冷媒流路切替装置58(第2冷媒流路切替装置58a、第2冷媒流路切替装置58b)は、たとえば四方弁等で構成され、運転モードに応じて1次熱媒体の流れを切り替えるものである。第2冷媒流路切替装置58aは、冷房運転時の1次熱媒体の流れにおいて熱媒体間熱交換器71の下流側に設けられている。第2冷媒流路切替装置58bは、全冷房運転モード時の1次熱媒体の流れにおいて熱媒体間熱交換器72の下流側に設けられている。
8つの三方弁3aは、2次熱媒体の流路を切り替えるものである。三方弁3aは、室内機12の設置台数に応じた個数(ここでは8つ)が設けられるようになっている。三方弁3aは、三方のうちの一つが熱媒体間熱交換器71に、三方のうちの一つが熱媒体間熱交換器72に、三方のうちの一つが利用側熱交換器66に、それぞれ接続され、利用側熱交換器66の2次熱媒体流路の出入り口側にそれぞれ設けられている。なお、2次熱媒体流路の切替には、一方から他方への完全な切替だけでなく、一方から他方への部分的な切替も含んでいるものとする。なお、三方弁3aの構成については実施の形態1で説明した通りである。
また、空気調和装置Aは、制御装置70を備えている。制御装置70は、マイコン等で構成されており、図示省略の各種検出手段での検出情報及びリモコンからの指示に基づいて、圧縮機50の駆動周波数、送風機の回転数(ON/OFF含む)、第1冷媒流路切替装置51の切り替え、2次熱媒体送出装置2の駆動、絞り装置56の開度、開閉装置57の開閉、第2冷媒流路切替装置58の切り替え、三方弁3aの切り替え、及び、熱媒体流量調整装置25の駆動等を制御し、各運転モードを実行するようになっている。なお、制御装置70を室外機11に設置した状態を例に示しているが、設置場所を特に限定するものではない。
2次熱媒体を導通する配管65は、熱媒体間熱交換器71に接続されるものと、熱媒体間熱交換器72に接続されるものと、で構成されている。配管65は、熱媒体変換装置100に接続される室内機12の台数に応じて分岐(ここでは、各4分岐)されている。そして、配管65は、三方弁3aで接続されている。三方弁3aを制御することで、熱媒体間熱交換器71からの2次熱媒体を利用側熱交換器66に流入させるか、熱媒体間熱交換器72からの2次熱媒体を利用側熱交換器66に流入させるかが決定されるようになっている。
そして、空気調和装置Aでは、圧縮機50、第1冷媒流路切替装置51、熱源側熱交換器52、開閉装置57、第2冷媒流路切替装置58、熱媒体間熱交換器71、72の1次熱媒体流路、絞り装置56、及び、アキュムレーター59を、冷媒配管54で接続して1次熱媒体循環回路を構成している。また、熱媒体間熱交換器71、72の2次熱媒体流路、2次熱媒体送出装置2、入口側の三方弁3a、熱媒体流量調整装置25、利用側熱交換器66、及び、出口側の三方弁3aを、配管65で接続して2次熱媒体循環回路を構成している。つまり、熱媒体間熱交換器71のそれぞれに複数台の利用側熱交換器66が並列に接続され、2次熱媒体循環回路を複数系統としているのである。
よって、空気調和装置Aでは、室外機11と熱媒体変換装置100とが、熱媒体変換装置100に設けられている熱媒体間熱交換器71及び熱媒体間熱交換器72を介して接続され、熱媒体変換装置100と室内機12とも、熱媒体間熱交換器71及び熱媒体間熱交換器72を介して接続されている。すなわち、空気調和装置Aでは、熱媒体間熱交換器71及び熱媒体間熱交換器72で1次熱媒体循環回路を循環する1次熱媒体と2次熱媒体循環回路を循環する2次熱媒体とが熱交換するようになっている。
以上のように、空気調和装置Aでは、実施の形態1に係る熱媒体変換装置100を備えているので、生産、メンテナンスを容易に行うことができる。また、空気調和装置Aによれば、熱媒体変換装置100の設置場所の自由度が高くなり、様々な建物に適用することが可能になる。
1a 熱交換器、1b 熱交換器、1c 熱交換器、1d 熱交換器、2 2次熱媒体送出装置、2a 2次熱媒体送出装置、2b 2次熱媒体送出装置、3 2次熱媒体流路切替装置、3a 三方弁、3b 三方弁本体、3c 三方弁コイル、3d 弁体、3e 流出口、3f 流入口、3g 連通口、3h 連通口、3i 連通口、3j 連通口、3k 開口、3l 開口、3m 流出管、3n 流入管、4a サイドパネル、4b サイドパネル、5a フレーム、5b フレーム、5c フレーム、5d フレーム、6a インナーパネル、6b インナーパネル、7 室内空間、7a 支え板、7b 支え板、7c 支え板、7d 支え板、8 ドレンパン、9 サービスパネル、10a 吊金具、10b 吊金具、10c 吊金具、10d 吊金具、11 室外機、12 室内機、13 簡易ジョイント、13a Oリング、13b Oリング、13c カラー、13d バンド、14 押さえ板、15 載せ板、16 連絡配管、17 連絡配管、25 熱媒体流量調整装置、50 圧縮機、51 第1冷媒流路切替装置、52 熱源側熱交換器、53a 逆止弁、53b 逆止弁、53c 逆止弁、53d 逆止弁、54 冷媒配管、54a 第1接続配管、54b 第2接続配管、56 絞り装置、56a 絞り装置、56b 絞り装置、57 開閉装置、57a 開閉装置、57b 開閉装置、58 第2冷媒流路切替装置、58a 第2冷媒流路切替装置、58b 第2冷媒流路切替装置、59 アキュムレーター、65 配管、66 利用側熱交換器、70 制御装置、71 熱媒体間熱交換器、72 熱媒体間熱交換器、100 熱媒体変換装置、100a 筐体、A 空気調和装置。

Claims (9)

  1. 1次熱媒体側組立品と、2次熱媒体流路切替装置組立品と、ドレンパンとを有し、
    前記1次熱媒体側組立品は、
    配管接続された室外機との間で循環する1次熱媒体と配管接続された室内機との間で循環する2次熱媒体とを熱交換させる熱交換器と、
    前記室内機との間で循環させるための前記2次熱媒体の加圧を行う2次熱媒体送出装置と、
    側面を覆うサイドパネル、前記サイドパネル間をつなぎ、前記2次熱媒体送出装置が取り付けられる下部側のフレームを有する1次側筐体部分とを備え、
    前記2次熱媒体流路切替装置組立品は、
    複数の流路を流れる前記2次熱媒体を選択又は混合して前記室内機に流入出させるための2次熱媒体流路切替装置と、
    前記サイドパネル間をつなぐ上部側のフレームを有する2次側筐体部分とを備え、
    前記ドレンパンは、
    前記サイドパネル、前記上部側のフレーム、前記下部側のフレームで構成される熱媒体変換装置本体の外郭筐体寸法よりも幅、奥行寸法が大きく、前記下部側のフレームの上端面よりも上端面が高い位置として構成されている
    熱媒体変換装置。
  2. 上側より、前記2次熱媒体流路切替装置組立品、前記1次熱媒体側組立品、前記ドレンパンの順序で配置して組み合わせて構成する
    請求項1に記載の熱媒体変換装置。
  3. 前記サイドパネルは、装置を上側から設置可能に取り付けるための吊金具を有し、前記2次熱媒体流路切替装置組立品を吊金具で取り付けた位置に保持可能とするために前記1次熱媒体側組立品と着脱可能である
    請求項1又は2に記載の熱媒体変換装置。
  4. 前記2次側筐体部分は、前記2次熱媒体流路切替装置を製作する際の冶具となる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱媒体変換装置。
  5. 前記熱交換器又は前記2次熱媒体送出装置と前記2次熱媒体流路切替装置との間の配管接続部分にフランジを有し、
    Oリングを外側に取り付けたカラーを前記配管接続部分に挿入して各配管を接続し、さらに、スリットを有するバンドにより、前記スリットで各配管接続部分のフランジを挟み込み、前記配管同士が接続固定されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱媒体変換装置。
  6. 前記ドレンパンは、
    記1次熱媒体側組立品の下側に取り付けられる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱媒体変換装置。
  7. 複数の前記熱交換器が、前記サイドパネル内側の装置両端部分となる位置に分かれて配置されている
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱媒体変換装置。
  8. 前記2次熱媒体流路切替装置は、
    前記2次熱媒体が流出する流出管と、前記2次熱媒体が流入する流入管とが、前記フレームの方向において千鳥状となるように接続されている
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱媒体変換装置。
  9. 請求項1〜のいずれか一項に記載の熱媒体変換装置と、
    冷熱又は温熱を供給する室外機と、
    前記室外機からの冷熱又は温熱により熱媒体を冷却又は加熱し、その熱媒体によって空調対象空間の空調を実行する室内機と、を備え、
    前記熱媒体変換装置を、
    前記室外機と前記室内機との間に介在させて構成されている
    空気調和装置。
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