JP6080332B1 - 運動器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】足首・足指の屈伸運動及びジグリング運動を個別に又は同時に行うことが可能な運動器具を提供する。【解決手段】床面等に設置する本体部と、本体部の左右両側に配置されるステップベースと、ステップベース上に設置され、かつステップベースの一端を支点として回動可能なジグリングベースと、本体部内に配置され、ステップベースとジグリングベースをそれぞれ動作させるための2つの駆動装置を含み、駆動装置からステップベース及びジグリングベースへ動力を伝達する回転軸は、どちらか一方の回転軸が中空の回転軸であり、他方の回転軸は前記中空の回転軸の中に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は運動器具、特に足首の屈伸運動及びジグリング運動を行うことが可能な運動器具に関する。
足首や足指の屈伸運動は、腓腹筋、ヒラメ筋、前脛骨筋等を伸縮させ、結果として下肢の血流やリンパの代謝を促進する運動になることは良く知られている。また近年、ジグリング(いわゆる貧乏ゆすり)が、下肢の運動、股関節の機能回復に良いとされる研究成果が発表され話題となっている。
こうした運動を行うことができる運動器具として、例えば足首の屈伸運動が出来るものは特許文献1に、また足先の指の屈伸運動ができるものは特許文献2に開示されたものがある。
特許文献1に開示された運動器具は、屈伸速度を変えることはできるが屈伸角度は一定であり、個人差のある関節の可動域に対応できないという問題がある。また、特許文献2に開示された運動器具は、空気袋を足先上下に配して足指を背屈(上側に屈伸させる)及び底屈(下側に屈伸させる)させているが、構造的に複雑でコストがかかると言った問題がある。
またジグリング運動を強制的に行うことができる発明は、例えば特許文献3に開示されたものもあるが機能が限定的であり、また片足で使用する構造であるため、両足の運動を行うには不便であると言った問題がある。
特開2007−236881号公報 特開2007−206178号公報 特開2013−236759号公報
本発明は、コンパクトな構造でありながら、足首・足指の屈伸運動及びジグリング運動を個別に又は同時に、一台で行うことが可能な運動器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願発明は、足首・足指の屈伸運動及びジグリング運動を個別に又は同時に行うことが可能な運動器具であって、床面等に設置する本体部と、前記本体部の左右両側に配置されるステップベースと、前記ステップベース上に設置され、かつ前記ステップベースの一端を支点として回動可能なジグリングベースと、前記本体部内に配置され、前記ステップベースと前記ジグリングベースをそれぞれ動作させるための2つの駆動装置を含み、前記駆動装置から前記ステップベース及び前記ジグリングベースへ動力を伝達する回転軸は、どちらか一方の回転軸が中空の回転軸であり、他方の回転軸は前記中空の回転軸の中に配置されている、ことを特徴とする。
上記した本願発明によれば、コンパクトな構造でありながら、足首・足指の屈伸運動によって、腓腹筋、ヒラメ筋、前脛骨筋等の伸縮を促し、下肢の血流やリンパの代謝を促進することができるとともに、合わせて下肢の運動、股関節の機能回復に良いとされるジグリング(いわゆる貧乏ゆすり)も、一台で合わせて行うことができる。
本願発明の実施形態に係る運動器具の全体の斜視図である。 運動器具を構成する主なパーツを分解した参考図である。 構造部の駆動機構を示す図(その1)である。 構造部の駆動機構を示す図(その2)である。 構造部の駆動機構を示す図(その3)である。 本体部を裏側から見た図である。 ステップとインソールを示す図である。 操作部を示す図である。 ステップとステップクッションの関係を示す図である。 各モードの基準ポジション(開始角度)を示す図である。 本願発明に係る運動器具のステップモードを用いて足首運動をしている様子を示す図である。 ステップモードの際に足の角度を変えて使用する様子を示す図である。 本願発明に係る運動器具のスリープモードを用いて足首運動をしている様子を示す図である。 本願発明に係る運動器具のマッサージモードを用いている様子を示す図である。 本願発明に係る運動器具のジグリングモードを用いてジグリング運動をしている様子を示す図である。 本願発明に係る運動器具の別のジグリングモードを用いて腹筋運動を実施している様子を示す図である。 本体部を傾けることができる変形例を示す図である。 構造部の別の駆動機構を示す図である。
以下、本願発明の実施形態につき、各図を用いて詳細に説明する。なお、本願発明は、以下説明する実施形態の構成に限らず、本願発明の目的を達成し、特許請求の範囲に記載した範囲内におけるあらゆる具体的形態を含むものである。
本願発明の実施形態に係る運動器具は、自宅等で使用する電動の運動器具であり、図1、図2に示すとおり、床面等に設置する本体部と、本体部の左右両側に配置されるステップ部と、当該ステップを回転及び/又はジグリングさせるための構造部(駆動部)から構成されている。ステップ1には、使用者の足をセットするフットバンド11付きのインソール10が収容されている(詳細は後述)。また本体部には、電源のON、OFFとともに各種の運動モード等を選択できるモード選択ボタン(後述)、ステップの角度や速度を調整するリモコン2と、電源コードの収納ボックス12が設けられている。
図3〜5は、構造部(駆動部)の構造を示す図である。本願発明は、足首・足指の屈伸運動とジグリング運動を個別に、又は同時に行うことができるように、足首・足指の屈伸運動用のステップベース41とジグリングベース38を有し、ステップベース41とジグリングベース38を動作させるためのステップ用モータ32とジグリング用モータ31が設けられている。
ステップ用モータ32は、回転角を制御できるステッピングモータ等を使用しセンターギアユニット33を回動させてステップ用シャフト34を通じてステップベース41へ動力を伝えている。ステップ1の回転角、速度はリモコン2を利用して変更することが可能となっている。ステップ用モータ32及びジグリング用モータ31は、本体部の構造体に固定されている。
図4に示す通り、各モードの基準ポジションの制御(ステップ1の回転角の制御)にはセンターギアユニット33に設置したセンサー35を利用して位置決めをしている。本実施形態ではフォトセンサーを利用しているが、角度センサーや別の方法であっても良い。全ての動作制御は電子基盤39に組み込まれたプログラムによって行う。
ジグリング用シャフト36は中空のパイプ状シャフトであり、その中空内部にステップ用シャフト34が配置され、それぞれ独立に駆動させることができるようになっている。なお各シャフトは、ステップ用シャフト34が中空外側、ジグリング用シャフト36中空内の構造であっても良い。この構造により、後述するステップモード、スリープモード、マッサージモードを実施中であっても、ジグリング運動を同時に行うことが可能となっている。またジグリング運動は、図8に示すリモコン2のジグリングボタン25を押すことでON、OFFの切り替えが可能となっている。
図5に示すとおり、ジグリングベース38の長手方向一端は、ステップベース41に対して回動可能なように軸支されており(使用者がステップ1に足を乗せた際のつま先側に回転軸がある)、ジグリング用シャフト36の端部には偏芯カム37が固定され、ジグリングベース38の下面と接触するようになっている。ジグリング用シャフト36の回転によって偏芯カムがジグリングベース38の下面に当接することによってジグリングベース38を押し上げ、ジグリングベース38が上記回転軸を中心にして、ステップベース41の上方において、かかと側が上下運動を繰り返すことでジグリング(いわゆる貧乏ゆすり)を強制的に行うことができるようになっている。
図6は、本願発明の実施形態に係る運動器具を裏面から見た図である。本体部の裏面には、床を傷つけないよう弾力性があり、かつ滑らない材質からなるベースクッション10が固定されている。また、本体部の後部にはキャスター12が設置されており、高齢者や力の弱い人でも取っ手8(図8参照)を把持して持ち上げ、斜めにしてキャスターで移動させることが出来る様になっている。
図7は、ジグリングベース38及びステップベース41を覆い包む樹脂製のステップ1と、当該ステップ1内に収容されるインソール10を示す図である。インソール10には足を固定するフットバンド11を有し、ステップ1から容易に分離可能な構造としており、万が一、足首が大きく曲げられてもステップ1からインソール10が抜けることにより、怪我の危険性を防止できるようになっている。インソール10の中央部には、土踏まずに合わせる形で半球状の膨らみを設けている。土踏まずの部分に当接することで使い心地を高めるとともに、足を外旋、内旋、外反、内反させて利用する際に使いやすくしている。なお、ステップ1とインソール10とは面ファスナー等で固定しても良い。
またステップ1の形状は、以下説明するマッサージモードの際、ふくらはぎを安定して支え包むために、ひざ裏が当たる部分を円弧状に窪ませている。また踵部分が周辺に比較して高くなっているのは、以下説明するスリープモードの際、踵を支えるためである。またステップ1の外側の形状は先端部分から下方向に湾曲して踵部分へ上昇する曲線を描いているが、これは図5に示す様に、以下説明するジグリングモードの際、ステップベース41とジグリングベース38の間に隙間ができるため、指等を挟まない様にするためである。
図8は、本実施形態に係る運動器具の操作部を示す図であり、本体部上面中央には、リモコン2、主電源スイッチ3、及び4つのモードを切り替えるスイッチ4〜7、持ち運び用の取っ手8が配置されている。リモコン2は有線であり手元で操作可能である。コードは図1に示す本体部のコード収納ボックス12に収納可能な構造となっている。有線にしているのは、施設等で複数台利用するときなど無線のリモコンにした場合、信号の混線、誤操作、紛失を防ぐためであるが、無線リモコンでも良い。
また本実施形態に係る運動器具には、図9に示す通り、本体部前面下部に半球状のステップクッション9が設けられている。このステップクッション9は、ステップ1が底屈した際にその先端側を衝撃なく接地させる為のものである。一般的に電動機器の場合、手や腕等の挟み込みに留意する必要があるが、本願発明は、図9−2に示すように、あえて接地させて足指の背屈を促す様にしているものである。ステップクッション9及びステップ1の素材はクッション性のある素材(例えば、発砲ウレタンやEVA等)で形成されており、指等を挟んでも痛くない構造である。このため、足指の背屈の為のモータやエアーコンプレッサー等が不要となり構造も簡素化できる。
図9−2はステップ1がステップクッション9に当接して先端が曲がり、足指を背屈させている図である。足指を背屈させることで、腓腹筋、ヒラメ筋への刺激が高まり血行及びリンパの代謝が促進される。
以上の構成からなる本実施形態に係る運動器具の使用方法、実現できる各種の運動について以下、説明する。本実施形態に係る運動器具は4つのモード、即ち、ステップモード、スリープモード、マッサージモード、ジグリングモードの各モードを実現することが可能となっている。
ステップモードとは、図11に示すように、使用者が椅子等に座った状態で足を乗せ、足首及び足指の屈伸運動を行うモードであり、スリープモードとは、図13に示すように、使用者が仰向けに寝ころんだ状態で足を乗せて足首の屈伸運動を行うモードであり、マッサージモードとは、図14に示すように、使用者が仰向けに寝ころんだ状態でふくらはぎを乗せてマッサージを行うモードであり、ジグリングモードとは、図15に示すように、足先を接地した状態で踵を上下させて強制的に貧乏ゆすりを行うモードである。
図10は、上記したステップモード、スリープモード、マッサージモード、ジグリングモードの基準ポジション(開始角度)を図示したものである。各モードによって基準ポジションは大きく違う。モード切替えは、図8に示したモード切替えスイッチを押すことによって実現される。
本実施形態では、モード切替えスイッチを押し続けることで、各基準ポジションになるように設定している。その理由は、例えばステップモードとスリープモードの基準ポジションは角度が大きく違う為、使用者が足を載せたままモードが勝手に切り替わってしまうと足首の角度が大きく変化し、怪我の危険性があるからである。そのため、使用者が危険を察知したらスイッチを離すことですぐに停止できるようにしている。
モード切替えはステップ1から足を外した状態で行うのが基本であるが、誤使用による危険性があるため、本実施形態ではスイッチを押し続ける仕様としている。なお、こうした危険性があるものの、操作の容易性を優先して、スイッチを1回押すだけで各ポジションに自動的に切り替えるようにしても良い。また、ステップ1に対して強いトルクがかかった場合も停止し、元の位置に戻る仕様となっている。これは、使用者による怪我の防止だけでなく、モータの焼きつけを防ぐ為でもある。
図11は本実施形態に係る運動器具を用いて椅子に座り、ステップモードを選択して足首の運動をしている様子を示す図である。使用者は、ステップ1に両足を乗せ、長さ調整ができる面ファスナーを利用したフットバンド11につま先を通して使用する。長さを調整する方法は他の方法でも良い。図7に示す様にフットバンド11は、インソール10に固定されている。これも固定する方法として着脱可能な面ファスナー等を利用しても良いし他の方法でもかまわない。
ステップモードを使用する際、ステップ1の位置がステップモード以外の状態であればステップモードスイッチ4押し続け、ステップ1をステップモードの基準ポジションにする。次にリモコン2のスタートボタン21を押すことで、ステップ用モータ32が回転してステップ1(ステップベース41)が回動し、指定の最大角度、最少角度になった時、一時停止して逆方向に回動する。これを指定時間まで繰り返す。最大角度、最少角度になった時、一時停止するのは、ストレッチ効果を高める為である。角度調整ボタン22で背屈及び底屈の回転角度を、また速度調整ボタン23で回転速度をそれぞれ調整可能である。タイマーボタン24を押すことで動作時間を設定することも可能である。タイマーは、全てのモードに共通である。
図12は、上記ステップモード時に、ステップ1に乗せる足の置き方を変えて使用している図である。図12−1は内旋(つま先が正面から中心に向く)している図であり、図12−2は外旋(つま先が正面から外側に向く)している図である。図12−3は内反(親指側が上、小指側が下になる方向)している図であり、図12−4は外反(小指側が上、親指側が下になる方向)している図である。図7に示す様にインソール10は、中央に半球状の隆起があり足裏の土踏まずの部分が当たる様にしているが、このように足を内旋、外旋、内反、外反させて利用する時にも有効である。内旋、外反して利用すると下肢の外側の筋肉が刺激され、外旋、内反して利用すると下肢の内側の筋肉が刺激される。
図13は本実施形態に係る運動器具を用いて仰臥位となり、スリープモードを選択して足首の屈伸運動をしている様子を示す図である。ステップ1は踵部分が高くなっているので踵を支え脱落を防いでいる。スリープモードを使用する際、ステップ1がスリープモード以外の状態であればスリープモードスイッチ6押し続け、ステップ1をスリープモードの基準ポジションにする。次にリモコンのスタートボタン21を押すことでステップ用モータ32が回転してステップ1(ステップベース41)が回動し、スリープモードによる足首の屈伸運動が始まる。寝たきりの状態の人は、足の筋力低下が顕著であり、これを実施することで筋力維持、強化や足のむくみの改善等が期待できる。
図14は本実施形態に係る運動器具を用いて仰臥位となり、ステップ1にふくらはぎを乗せマッサージモードを選択している様子を示す図である。マッサージモードを使用する際、ステップ1がマッサージモード以外の状態であればマッサージモードスイッチ5押し続け、ステップ1をマッサージモードの基準ポジションにする。次にリモコンのスタートボタン21を押すことでステップ用モータ32が回転してステップ1(ステップベース41)が回動し、ふくらはぎをマッサージするためのステップ1の動作、即ち一定角度の範囲内での往復回動が始まる。図7に示す様にステップ1の形状は、ひざ裏部分が当たるところが円弧状に窪んでおり、ふくらはぎを安定して支え包む様になっており、ステップ1が一定角度の範囲内で往復回動することによってふくらはぎを適度に刺激することで血行及びリンパの代謝が促進される。また、足を心臓より高く上げている状態なので足のむくみ改善等にも効果的である。
図15は、本実施形態に係る運動器具を用いて椅子に座り、ジグリングモードの基本形を選択している様子を示す図である。基本形のジグリングモードを使用する際、ステップ1が基本形のジグリングモード以外の状態であればジグリングモードスイッチ7を押し続け、ステップ1をジグリングモードの基準ポジションにする。次にリモコンのスタートボタン21を押すことで、ジグリング用モータ31が回転してジグリングベース38を上下動させ、ステップ1の踵部分が高速(1分間に120回〜250回程度)で数センチ上下動する。これは図5に示すジグリング用モータ31が回転してギアを介してジグリング用シャフト36と連結した偏芯カム37を回すことでジグリングベース38がステップベース41をから離れステップ1を上下させる。上下する速度はリモコン2の速度調整ボタン23で調整可能である。ジグリングモード実施中は、角度調整ボタン22は使えないようにしている。
図16は、床に座った状態で、ステップ1をスリープモードの基準ポジションにした状態で、リモコン2のジグリングボタン25を押し、ジグリング運動を行っている様子を示す図である。この状態でジグリング運動を行う場合、膝が胸に近い位置で上下運動することで腹部を繰り返し圧迫し腹筋を刺激するだけでなく、不安定な状態を手で支えることになるので腹斜筋も刺激することができる。なお、このジグリング運動は、仰向けに寝た状態で行っても良い。例えば、寝たきりの状態の人が使用することで血行を促し、足のむくみの改善等が期待できる。
なお前記のとおり、本願発明に係る運動器具は、ステップモード、スリープモード、マッサージモードを実施中であっても、使用者の好みに応じてジグリング運動を追加して、同時に行うことが可能となっている。ジグリング運動は、図8に示すリモコン2のジグリングボタン25を押すことでON、OFFの切り替えが可能である。
図17は、本体部を床面等に対して傾斜させて、各モードにおけるステップ1と使用者の足の位置関係を調整できるようにした例である。また、図18は、構造部(駆動部)の他の実施形態を示す例であり、ジグリング用モータ31をセンターギアユニット33に固定し、同期して回動するようにしたもの、即ち、ジクリング用モータ31をステップ用モータ32の回転に同期して動くようにしたものであるが、各モータをどのように配置するかは適宜に設計すれば良い。
以上のとおり本願発明によれば、コンパクトな構造でありながら、足首・足指の屈伸運動によって、腓腹筋、ヒラメ筋、前脛骨筋等の伸縮を促し、下肢の血流やリンパの代謝を促進することができるとともに、合わせて下肢の運動、股関節の機能回復に良いとされるジグリング(いわゆる貧乏ゆすり)や腹部の運動も、一台で合わせて行うことができる。また、寝たきりの人や下肢のリハビリにも利用可能である。
1 ステップ
2 リモコン
3 主電源スイッチ
4 ステップモードスイッチ
5 マッサージモードスイッチ
6 スリープモードスイッチ
7 ジグリングモードスイッチ
8 取っ手
9 ステップクッション
10 インソール
11 フットバンド
12 コード収納ボックス
21 スタートボタン
22 角度調整ボタン
23 速度調整ボタン
24 タイマーボタン
25 ジグリングボタン
31 ジグリング用モータ
32 ステップ用モータ
33 センターギアユニット
34 ステップ用シャフト
35 センサー
36 ジグリング用シャフト
37 偏芯カム
38 ジグリングベース
39 電子基盤
41 ステップベース

Claims (8)

  1. 足首・足指の屈伸運動及びジグリング運動を個別に又は同時に行うことが可能な運動器具であって、
    床面等に設置する本体部と、
    前記本体部の左右両側に配置されるステップベースと、
    前記ステップベース上に設置され、かつ前記ステップベースの一端を支点として回動可能なジグリングベースと、
    前記本体部内に配置され、前記ステップベースと前記ジグリングベースをそれぞれ動作させるための2つの駆動装置を含み、
    前記駆動装置から前記ステップベース及び前記ジグリングベースへ動力を伝達する回転軸は、どちらか一方の回転軸が中空の回転軸であり、他方の回転軸は前記中空の回転軸の中に配置されている、
    ことを特徴とする運動器具。
  2. 前記ジグリングベースへ動力を伝達する回転軸の先端には、前記ジグリングベースの底部と当接する偏芯カムが固定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の運動器具。
  3. 前記ステップベース及び前記ジグリングベースを覆い包む樹脂製のステップを更に有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の運動器具。
  4. 前記本体部には、前記ステップの先端と接触するクッションが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の運動器具。
  5. 前記ステップに収容されるインソールを更に含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の運動器具。
  6. 前記インソールは、中央部に半球状の膨らみがある、
    ことを特徴とする請求項5に記載の運動器具。
  7. 前記本体部に対する前記ステップベースの回動角度は調節可能である、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の運動器具。
  8. 前記ステップベースの回動速度及び/又は前記ジグリングベースの動作速度は調整可能である、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の運動器具。



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