JP6079528B2 - 発泡成形品の製造方法及び発泡成形品 - Google Patents
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Description
前記第1型及び前記第2型を型締め方向で型締めし、前記基材及び前記表皮で閉ざされた前記キャビティ内に発泡樹脂原料を注入して前記基材と前記表皮との間に発泡層を形成する第2工程と、
前記第1型及び前記第2型を型開きし、発泡成形品を得る第3工程とを備えた発泡成形品の製造方法において、
前記基材は、前記発泡層と対面する基材本体部と、前記基材本体部から前記型締め方向と直交する第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する基材シール部と、前記基材本体部から前記第1方向と交差し、かつ前記発泡層から離れる第2方向に延びる基材支持部とを有し、
前記表皮は、前記発泡層と対面する表皮本体部と、前記表皮本体部から前記第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する表皮シール部とを有し、
前記第2工程では、前記第1型と当接する前記基材シール部が前記表皮シール部と面接触していることを特徴とする。
前記基材は、前記発泡層と対面する基材本体部と、前記基材本体部から第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する基材シール部と、前記基材本体部から前記第1方向と交差し、かつ前記発泡層から離れる第2方向に延びる基材支持部とを有し、
前記表皮は、前記発泡層と対面する表皮本体部と、前記表皮本体部から前記第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する表皮シール部とを有し、
前記基材シール部と前記表皮シール部とが面接触して固着され、
前記表皮本体部は、少なくとも前記第1方向と交差する方向に延びる部位を有し、
前記表皮シール部は、前記部位から前記第1方向のうち、前記基材本体部から離れる方向に延びていることを特徴とする。
実施例では、発泡成形品として、図1に示すインスツルメントパネル1を製造した。このインスツルメントパネル1は、図2に示すように、基材3と表皮5との間に発泡層7が設けられている。
図4に示すように、型締め方向D1と逆方向に作用する発泡時の負荷に基材シール部3bが耐えられるよう、基材シール部3bの背後に基材支持部3eを位置させた。他の構成を含む製造方法は実施例と同様とした。
図5に示すように、基材シール部3bの背後の基材支持部3eを削除した。他の構成を含む製造方法は実施例と同様とした。
11…第1型
13…第2型
3…基材
5…表皮
D1…型締め方向
7…発泡層
1…インスツルメントパネル(発泡成形品)
3a…基材本体部
D3…第1方向
3b…基材シール部
D2…型開き方向(第2方向)
3c…基材支持部
5a、5b、5c…第1〜3表皮本体部、意匠部
5d…表皮シール部
7a、7b…第1、2厚肉発泡層
7c…薄肉発泡層
17…パネル
Claims (6)
- 型締めによってキャビティを形成する第1型及び第2型を用意し、前記キャビティ内の前記第1型側に基材を設けるとともに、前記キャビティ内の前記第2型側に表皮を設ける第1工程と、
前記第1型及び前記第2型を型締め方向で型締めし、前記基材及び前記表皮で閉ざされた前記キャビティ内に発泡樹脂原料を注入して前記基材と前記表皮との間に発泡層を形成する第2工程と、
前記第1型及び前記第2型を型開きし、発泡成形品を得る第3工程とを備えた発泡成形品の製造方法において、
前記基材は、前記発泡層と対面する基材本体部と、前記基材本体部から前記型締め方向と直交する第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する基材シール部と、前記基材本体部から前記第1方向と交差し、かつ前記発泡層から離れる第2方向に延びる基材支持部とを有し、
前記表皮は、前記発泡層と対面する表皮本体部と、前記表皮本体部から前記第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する表皮シール部とを有し、
前記第2工程では、前記第1型と当接する前記基材シール部が前記表皮シール部と面接触していることを特徴とする発泡成形品の製造方法。 - 前記第2工程では、前記表皮シール部における前記基材シール部と当接する側の逆側が前記第2型と当接している請求項1記載の発泡成形品の製造方法。
- 基材と表皮との間に発泡層が設けられた発泡成形品において、
前記基材は、前記発泡層と対面する基材本体部と、前記基材本体部から第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する基材シール部と、前記基材本体部から前記第1方向と交差し、かつ前記発泡層から離れる第2方向に延びる基材支持部とを有し、
前記表皮は、前記発泡層と対面する表皮本体部と、前記表皮本体部から前記第1方向に平面状に延び、前記発泡層に隣接する表皮シール部とを有し、
前記基材シール部と前記表皮シール部とが面接触して固着され、
前記表皮本体部は、少なくとも前記第1方向と交差する方向に延びる部位を有し、
前記表皮シール部は、前記部位から前記第1方向のうち、前記基材本体部から離れる方向に延びていることを特徴とする発泡成形品。 - 前記発泡層は、前記第1方向に厚みを有する厚肉発泡層と、前記厚肉発泡層と一体をなし、前記厚肉発泡層より厚みが薄い薄肉発泡層とを有し、
前記基材シール部及び前記表皮シール部は前記薄肉発泡層に隣接している請求項3記載の発泡成形品。 - 前記厚肉発泡層は、前記基材シール部及び前記表皮シール部よりも前記第1方向に突出している請求項4記載の発泡成形品。
- 前記表皮本体部は、前記厚肉発泡層と前記第1方向で対面する意匠部を有し、
前記基材支持部には、前記基材シール部及び前記表皮シール部を隠蔽するパネルが固定され、
前記意匠部は前記パネルと面一とされる請求項4又は5記載の発泡成形品。
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