JP6078735B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、表面に遊技制御装置(回路)を構成する電子部品が実装される制御基板と、該制御基板を内部に収納するための透明な基板ボックスとを備えた遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機やスロットマシンにおいては、始動条件の成立に基づき複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実行し、該変動表示ゲームの結果が予め定められた特別結果となると遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるものが知られている。
このような遊技機では、複数の電子部品(電子デバイス)をプリント配線基板に実装してなる制御基板(遊技制御基板、払出制御基板、演出制御基板等)を各々基板ボックスに収納した制御装置を備えており、各種入力装置(センサ、スイッチ等)からの入力に基づいて遊技の進行制御(例えば、変動表示ゲームの制御)を行うように構成されている。
ところで、制御基板に設けられる配線パターンは複数種類の遊技機間で類似する場合があるが、パチンコ遊技機やスロットマシンにおいては遊技機毎に制御基板の種類を識別可能とするために別個に製造していたため、在庫が残ってしまう等の理由で非常に生産性が悪いという問題があった。
そこで、複数の遊技機メーカー(製造業者)で制御基板を共通して使用可能とするために、複数種の遊技機で共通利用される配線パターンが設けられた制御基板の端部領域に複数の識別標識(メーカー名、基板番号等)を重ならないように並べてプリントしておき、制御装置の出荷先に応じて不要となる識別標識を抜き型で打ち抜いた状態で基板ボックスに収納するという技術が提案されている。
特開2006−102245号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された制御基板の製造方法であっても、制御基板の端部領域にプリントされた複数の識別標識のうち不要な識別標識を制御基板から切り離す際の作業効率が悪く、更なる生産性の向上のためには改良の余地があった。
本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、製造時の在庫リスクを軽減しつつ、生産性を向上させることが可能な制御基板を備えた遊技機を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
表面に遊技制御用の電子部品が実装される制御基板と、該制御基板を内部に収納するための透明な基板ボックスとを備えた遊技機において、
前記基板ボックスに収納前の前記制御基板は、
複数の機種に共通の配線パターンが設けられ、前記電子部品が実装される実装領域部と、
各々に異なる識別情報が表示され、前記電子部品が実装されない複数の識別領域部と、
前記実装領域部と前記複数の識別領域部との間に設けられた破断部と、を備え、
前記基板ボックスには、前記複数の識別領域部のうち特定の識別領域部以外の識別領域部を前記破断部において切除した状態の前記制御基板が収納され、
前記基板ボックスは、前記制御基板の表面に対向する面の前記識別領域部の識別情報表示面に対向する部分に、当該識別領域部に向けて落ち込む段差部を備え、
前記識別領域部は、前記制御基板の一辺に前記実装領域部の一部と並んで形成されており、
前記識別領域部と前記実装領域部の前記一部との境界に切り込み部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、表面に遊技制御用の電子部品が実装される制御基板と、該制御基板を内部に収納するための透明な基板ボックスとを備えた遊技機おいて、製造時の在庫リスクを軽減しつつ、生産性を向上させることが可能な制御基板を実現することができる。
本発明に係る遊技機の一実施形態を示す斜視図である。 図1の遊技機の裏面の構成を示す背面図である。 実施形態の遊技機における遊技盤の構成例を示す正面図である。 遊技制御基板を収納した基板ボックスの分解斜視図である。 基板ボックスを構成する第2ケース部材の斜視図である。 基板ボックスを構成する第1ケース部材の斜視図である。 基板ボックスを構成する遊技制御基板の構成を示す平面図である。 (A)は遊技制御基板の正面図、(B)はその両端部を拡大して示した拡大断面図である。 基板ボックスを構成する第1ケース部材に遊技制御基板を収納し、第2ケース部材を接合する前の状態を示す斜視図である。 遊技制御基板を収納した第1ケース部材に第2ケース部材を接合したスライド前の状態を示す斜視図である。 遊技制御基板を収納した第1ケース部材に第2ケース部材を接合しスライドした状態を示す斜視図である。 (A)は遊技制御基板を収納した基板ボックスの第2ケース部材スライド前の状態を示す正面図、(B)はその両端部を拡大して示した拡大断面図である。 (A)は遊技制御基板を収納した基板ボックスの第2ケース部材をスライドした後の状態を示す正面図、(B)はその両端部を拡大して示した拡大断面図である。 (A)は上記とは逆側(右側)の識別領域部を切り離した遊技制御基板を収納した基板ボックスの第2ケース部材スライド前の状態を示す正面図、(B)はその両端部を拡大して示した拡大断面図である。 (A)は遊技制御基板を収納した基板ボックスの第2ケース部材をスライドした後の状態を示す正面図、(B)はその両端部を拡大して示した拡大断面図である。 上記実施例の第1の変形例における遊技制御基板の構成を示す平面図である。 第1ケース部材の内側に図16の変形例に係る遊技制御基板を収納した状態を破線で示した第1ケース部材の平面図である。 図17の第1ケース部材を使用した遊技制御基板を収納した基板ボックスの端部を拡大して示した拡大断面図である。 上記実施形態の第2の変形例における基板ボックスを構成する遊技制御基板の構成を示す平面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の遊技機の説明図である。
本実施形態の遊技機10は前面枠12を備え、当該前面枠12は本体枠(外枠)11にヒンジ13を介して開閉回動可能に組み付けられている。遊技盤30は前面枠12の表側に形成された収納部(図示省略)に収納されている。また、前面枠(内枠)12には、遊技盤30の前面を覆うカバーガラス(透明部材)14を備えたガラス枠15が開閉可能に取り付けられている。
また、ガラス枠15の上部には、内部にランプ及びモータを内蔵した照明装置(ムービングライト)16や払出異常報知用のランプ(LED)17が設けられている。また、ガラス枠15の左右には内部にランプ等を内蔵し装飾や演出のための発光をする枠装飾装置18や、音響(例えば、効果音)を発するスピーカ(上スピーカ)19aが設けられている。さらに、前面枠12の下部にもスピーカ(下スピーカ)19bが設けられている。
また、前面枠12の下部には、図示しない打球発射装置に遊技球を供給する上皿21、遊技機10の裏面側に設けられている球払出装置54から払い出された遊技球が流出する上皿球出口22、上皿21が一杯になった状態で払い出された遊技球を貯留する下皿23及び打球発射装置の操作部24等が設けられている。さらに、上皿21の上縁部には、遊技者からの操作入力を受け付けるための操作スイッチを内蔵した演出ボタン25が設けられている。さらに、前面枠12下部右側には、前面枠12を開放したり施錠したりするための鍵26が設けられている。
この実施形態の遊技機10においては、遊技者が上記操作部24を回動操作することによって、打球発射装置が、上皿21から供給される遊技球を遊技盤30前面に形成される遊技領域に向かって発射する。また、遊技者が演出ボタン25を操作することによって、表示装置(図示省略)における変動表示ゲーム(飾り特図変動表示ゲーム)において、遊技者の操作を介入させた演出等を行わせることができる。さらに、上皿21上方のガラス枠15の前面には、遊技者が隣接する球貸機から球貸しを受ける場合に操作する球貸ボタン27、球貸機のカードユニットからプリペイドカードを排出させるために操作する排出ボタン28、プリペイドカードの残高を表示する残高表示部(図示省略)等が設けられている。
図2には、遊技機10の裏面の構造が示されている。
前面枠12の裏面上部には、払出し前の遊技球を貯留する貯留タンク51と、外部への情報(例えば、図柄確定信号、大当り信号、確率変動信号、賞球信号、貸球信号等)を出力する外部情報端子板50と、が設けられている。また、貯留タンク51の底部には、緩やかな傾斜を有し遊技球を遊技機10の一側へ向けて誘導するシュート52が接続され、シュート52の終端には、遊技球の流下方向を水平方向から垂直方向へと変換する屈曲流路装置53が接続されている。そして、この屈曲流路装置53の下端に駆動源を有する球払出装置54が配設され、この球払出装置54によって所定数の遊技球を払出し可能に構成されている。
さらに、前面枠12の裏面中央部には、後述の表示装置41(画像表示装置)における変動表示ゲームの演出の制御を行う演出制御装置80と、演出制御装置80等の各種装置を統括制御する遊技制御装置100と、等が配設されている。
また、前面枠12の裏面下部には、球払出装置54を制御する払出制御装置60と、遊技機10側とカードユニット側とで授受される信号を中継するカードユニット中継基板70と、遊技制御装置100等の各種制御装置に電源供給を行う電源装置90と、等が設けられている。
次に、図3を用いて遊技盤30の一例について説明する。
遊技盤30の表面には、ガイドレール31で囲われた略円形状の遊技領域32が形成されている。遊技領域32は、遊技盤30の四隅に各々設けられた樹脂製のサイドケース33及びガイドレール31に囲繞されて構成される。
この実施例の遊技盤においては、遊技領域32のほぼ中央に表示装置41を備えたセンターケース40が配置されている。表示装置41は、センターケース40に設けられた凹部に、センターケース40の前面より奥まった位置に取り付けられている。即ち、センターケース40は表示装置41の表示領域の周囲を囲い、表示装置41の表示面よりも前方へ突出するように形成されている。
表示装置41は、例えば、LCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等の表示画面を有する装置で構成されている。表示画面の画像を表示可能な領域(表示領域)には、複数の識別情報(特別図柄)や特図変動表示ゲームを演出するキャラクタや演出効果を高める背景画像等が表示される。表示装置41の表示画面においては、識別情報として割り当てられた複数の特別図柄が変動表示(可変表示)されて、特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームが行われる。また、表示画面には遊技の進行に基づく演出のための画像(例えば、大当り表示画像、ファンファーレ表示画像、エンディング表示画像等)が表示される。
また、遊技領域32のセンターケース40の左側には、普通図柄始動ゲート(普図始動ゲート)34が設けられている。センターケース40の左下側には、三つの一般入賞口35が配置され、センターケースの右下側には一つの一般入賞口35が配置されている。
これら一般入賞口35、…には、各一般入賞口35に入った遊技球を検出するための入賞口スイッチが配設されている。
また、センターケース40の下方には、特図変動表示ゲームの開始条件を与える始動入賞口36が設けられ、その直下には上部に逆「ハ」の字状に開いて遊技球が流入し易い状態に変換する一対の可動部材37b、37bを備えるとともに内部に第2始動入賞口を有する普通変動入賞装置(普電)37が配設されている。
普通変動入賞装置37の一対の開閉部材37b,37bは、常時は遊技球の直径程度の間隔をおいた閉じた閉状態(遊技者にとって不利な状態)を保持している。ただし、普通変動入賞装置37の上方には、始動入賞口36が設けられているので、閉じた状態では遊技球が入賞できないようになっている。
そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイドによって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。
さらに、普通変動入賞装置37の下方には、特図変動表示ゲームの結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能な特別変動入賞装置(大入賞口)38が配設されている。
特別変動入賞装置38は、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉を有しており、補助遊技としての特図変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する。
即ち、特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイドにより駆動される開閉扉によって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
なお、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントスイッチが配設されている。
特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。
また、遊技領域32の外側(例えば、遊技盤30の下部)には、特図変動表示ゲームをなす第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲーム及び普図始動ゲート34への入賞をトリガとする普図変動表示ゲームを一箇所で実行する一括表示装置42が設けられている。
一括表示装置42は、7セグメント型の表示器(LEDランプ)等で構成された第1特図変動表示ゲーム用の第1特図変動表示部(特図1表示器)及び第2特図変動表示ゲーム用の第2特図変動表示部(特図2表示器)を備える。また、LEDランプで構成された普図変動表示ゲーム用の変動表示部(普図表示器)、同じくLEDランプで構成された各変動表示ゲームの始動記憶数報知用の記憶表示部、遊技状態(内部確率)を報知する表示部、エラーを表示するエラー表示部、大当り時のラウンド数(特別変動入賞装置38の開閉回数)を表示するラウンド表示部などからなるLED表示部が設けられている。
特図1表示器と特図2表示器における特図変動表示ゲームは、例えば変動表示ゲームの実行中、即ち、表示装置41において飾り特図変動表示ゲームを行っている間は、中央のセグメントを点滅駆動させて変動中であることを表示する。そして、ゲームの結果が「はずれ」のときは、はずれの結果態様として例えば中央のセグメントを点灯状態にし、ゲームの結果が「当り」のときは、当りの結果態様(特別結果態様)としてはずれの結果態様以外の結果態様(例えば「3」や「7」の数字等)を点灯状態にしてゲーム結果を表示する。
本実施形態の遊技機10では、図示しない発射装置から遊技領域32に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域32内の各所に配置された障害釘や風車等の方向転換部材によって転動方向を変えながら遊技領域32を流下し、普図始動ゲート34、一般入賞口35、始動入賞口36、普通変動入賞装置37又は特別変動入賞装置38に入賞するか、遊技領域32の最下部に設けられたアウト口39へ流入し遊技領域から排出される。そして、一般入賞口35、始動入賞口36、普通変動入賞装置37又は特別変動入賞装置38に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が、払出制御装置によって制御される球払出装置54から、前面枠12の上皿21又は下皿23に排出される。
一方、普図始動ゲート34内には、該普図始動ゲート34を通過した遊技球を検出するための非接触型のスイッチなどからなるゲートスイッチが設けられており、遊技領域32内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート34内を通過すると、ゲートスイッチにより検出されて普図変動表示ゲームが行われる。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置37が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数(例えば、4個)未満ならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。この普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置42のLED表示部の始動入賞数報知用の記憶表示部に表示される。
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定用乱数値が記憶されるようになっていて、この当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。
普図変動表示ゲームは、一括表示装置42に設けられたLED表示部の変動表示部(普図表示器)で実行されるようになっている。普図表示器は、普通識別情報(普図、普通図柄)として点灯状態の場合に当たりを示し、消灯状態の場合にはずれを示すLEDから構成され、このLEDを点滅表示することで普通識別情報の変動表示を行い、所定の変動表示時間の経過後、LEDを点灯又は消灯することで結果を表示するようになっている。
なお、普通識別情報として例えば数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成しても良い。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置37の一対の可動部材37bが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開状態となる。これにより、普通変動入賞装置37の内部の第2始動入賞口へ遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。
普図始動ゲート34への通過検出時に抽出した普図乱数値が当たり値であるときには、一括表示装置42のLED表示部の普図表示器に表示される普通図柄が当たり状態で停止し、当たり状態となる。このとき、普通変動入賞装置37は、内蔵されている普電ソレノイドが駆動されることにより、可動部材37bが所定の時間(例えば、0.3秒間)だけ開放する状態に変換され、遊技球の入賞が許容される。
始動入賞口36への入賞球及び普通変動入賞装置37への入賞球は、それぞれは内部に設けられた始動口1スイッチと始動口2スイッチによって検出される。始動入賞口36へ入賞した遊技球は第1特図変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定の上限数(例えば、4個)を限度に記憶されるとともに、普通変動入賞装置37へ入賞した遊技球は第2特図変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定の上限数(例えば、4個)を限度に記憶される。
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値や大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置100内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動記憶の記憶数は、一括表示装置42の始動入賞数報知用の記憶表示部に表示されるとともに、センターケース40の表示装置41においても表示される。
遊技制御装置100は、始動入賞口36若しくは普通変動入賞装置37への入賞、又はそれらの始動記憶に基づいて、一括表示装置42に設けられた特図1表示器または特図2表示器(変動表示装置)で第1または第2特図変動表示ゲームを行う。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器若しくは特図2表示器の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。
表示装置41における飾り特図変動表示ゲームは、例えば前述した数字等で構成される飾り特別図柄(識別情報)が左(第一特別図柄)、右(第二特別図柄)、中(第三特別図柄)の順に変動表示を開始して、所定時間後に変動している図柄を順次停止させて、特図変動表示ゲームの結果を表示することで行われる。また、表示装置41では、特図始動記憶数に対応する飾り特別図柄による変動表示ゲームを行うとともに、興趣向上のためにキャラクタの出現など多様な演出表示が行われる。
なお、特図1表示器、特図2表示器は、別々の表示器でも良いし同一の表示器でも良いが、各々独立して、また、同時には実行しないように各特図変動表示ゲームが表示される。また、表示装置41も、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームで別々の表示装置や別々の表示領域を使用するとしても良いし、同一の表示装置や表示領域を使用するとしても良いが、各々独立して、また、同時には実行しないように飾り特図変動表示ゲームが表示される。また、遊技機10に特図1表示器、特図2表示器を備えずに、表示装置41のみで特図変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
次に、本実施形態の遊技機10が特徴とする遊技制御装置100(制御装置)について説明する。
遊技制御装置100は、例えば図4に示すように、遊技機10の動作制御等を行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御基板110(制御基板)と、当該遊技制御基板110を内部に収納するための透明な基板ボックス120と、を備えて構成される。基板ボックス120は、ほぼ矩形トレー状の第1ケース部材200と第2ケース部材300とからなり、第1ケース部材200と第2ケース部材300との間には収納空間が形成されることで遊技制御基板110を表裏から挟み込むようにして収納し、この状態で封止される。本実施形態では、第1ケース部材200と第2ケース部材300が共に透明部材により形成されているが、少なくとも第1ケース部材200が透明であればよい。
第1ケース部材200と第2ケース部材300の左右両端には、これらをワンウェイねじ410、420によって非破壊開放不能に結合するためのかしめ部211,212およびかしめ受部311,312がそれぞれ設けられている。さらに、第1ケース部材200と第2ケース部材300とを結合した後に、ワンウェイねじ410、420に対する不正行為を防止するため、ワンウェイねじ410、420の頭部に封印キャップ411,421が被着されるようになっている。
遊技制御基板110は、後に詳しく説明するが、その外形が矩形状を呈してなるプリント配線基板である。すなわち、遊技制御基板110は、一方向(左右方向)に長尺な基板であり、当該遊技制御基板110にはプリント配線が形成され、表面に遊技制御回路を構成するCPUなどの電子部品114,…及びコネクタ(コネクタ端子)116,116,…が実装されている。
そして、本実施形態の遊技制御装置100においては、上記遊技制御基板110の左右両端部に、当該遊技制御装置100が搭載される遊技機10の製造会社(メーカー)の名前および当該遊技制御基板110の管理番号等が記された基板識別領域部112A,112Bが設けられている。
また、基板ボックス120を構成する第1ケース部材200および第2ケース部材300(後述)には、予め記憶された遊技制御装置100固有の識別情報を発信可能な電子タグチップ131を有する電子タグシール130を貼着可能なシール貼着部210、310が設けられ、電子タグシール130が貼着されたシール貼着部210、310にタグカバー部材140を被着し、ワンウェイねじ430によってタグカバー部材140を固定可能としている。
なお、ベースシールには、電子タグチップ131が記憶する識別情報を発信するためのアンテナを設けるようにしても良い。また、電子タグシール130は、破断し易い材料で形成しベースとなるシールの一方の面が粘着面としても良い。これにより、タグカバー部材140およびワンウェイねじ430を省略した実施形態も可能である。
遊技制御装置100は、遊技盤30の背面に取り付けられて当該遊技盤30が前面枠12に取り付けられることによって、例えば図2に示すように、前面枠に設けた開口から後方に露出して遊技機10の背面側から視認可能に配されている。したがって、以下の説明では、遊技機10の背面側に配された遊技制御装置100を遊技機10の背面側から見た場合(図2参照)に、遊技機10の背面側から視認可能な側を上側、遊技盤30に取り付けられた側を下側とし、上になる側を後側、下になる側を前側とし、左になる側を左側、右になる側を右側とする。
図5には、第2ケース部材300の詳細が示されている。このうち、(A)の図は、図4に表わされている第2ケース部材300を後方へ90度倒した状態を、また(B)の図は(A)の図を、ケースの中心を通る垂直な軸の回りに180度回転させた状態を示す。
図5に示すように、第2ケース部材300は、全体として矩形状をなし、周縁部に沿って起立壁301,302,303,304が形成されている。また、長手方向の側縁の一方の側縁である起立壁301の中央には、該起立壁301の外面よりも外側に突出するように封印固着部を兼ねたシール貼着部310が設けられ、該シール貼着部310の上端面には、一対の凹状をなす封印固着受部321,322が設けられている。また、シール貼着部310の側面は一段低く形成され、当該部位に電子タグシール130の一部が貼着されるようになっている。なお、シール貼着部310の上端に形成されている切欠き323,324は、ケース組立て時に第2ケース部材300の封印固着部221,222(後述)を挿通させるための切欠きである。
さらに、上記起立壁301のシール貼着部310の両側方には、第1ケース部材200のスライド係合部(後述)と係合可能なスライド係合受部331,332が、また起立壁301と反対側の起立壁303の上記スライド係合受部331,332と対向する部位および中央にも、同様なスライド係合受部333,334および335が設けられている。また、起立壁302と304の中央には、円筒状をなすかしめ受部311,312がそれぞれ設けられている。なお、かしめ受部311,312はそれぞれ連結部を介して起立壁302、304に連結されており、破断強度(剛性)が異なる封止受部が一対ずつ設けられている。この封止受部は、基板ボックス120の開封検査の都合で破断強度(剛性)が低い方が最初に固着され、破断強度が高い方は開封検査後に基板ボックス120を封止するために固着される。
また、起立壁302の内側で第2ケース部材300の底壁表面には、前記遊技制御基板110の裏面を支持するとともにケースを補強するための枠状の補強リブ340が設けられ、反対側の起立壁304の内側で第2ケース部材300の底壁表面には、前記遊技制御基板110の裏面を支持するための裏支持リブ341,342,343が設けられている。また、起立壁304の基部には、第1ケース部材200の係合凸部(後述)が係合可能な係合凹部361,362が形成されている(図5(A))。起立壁304の係合凹部361,362の外側面は、外側へ膨出されている(図5(B))。
さらに、起立壁301と303の内側で第2ケース部材300の底壁表面には、対応する起立壁と平行をなし、第1ケース部材200の側壁(後述の起立壁201,203の端部)を案内するスライドガイドリブ351,352が設けられている。そして、このスライドガイドリブ351,352は、遊技制御基板110を収納した状態では、基板裏面の側縁部を支持する裏支持リブとしても機能する。
図6には、第1ケース部材200の詳細が示されている。このうち、(A)の図は、図4に表わされている第1ケース部材200を後方へ90度倒した状態を、また(B)の図は図4に表わされている第1ケース部材200を前方へ90度倒し、ケースの中心を通る垂直な軸の回りに180度回転させた状態を示す。
図6に示すように、第1ケース部材200も、第2ケース部材300と同等の大きさを有し全体として矩形状をなし、周縁部に沿って起立壁201,202,203,204が形成されている。また、ケースに収納される遊技制御基板110の表面に実装される電子部品114が接触しないようするため、ケースの中央部分の底壁205は、第2ケース部材300の底壁よりも深くなるように形成されている。
一方、第1ケース部材200に遊技制御基板110を収納した際に、遊技制御基板110の表面に実装されているコネクタ116が第1ケース部材200の表面側に突出するように、第1ケース部材200の底壁周辺部のコネクタ116と対応する部位は、中央部よりも浅くされ、各コネクタ116が係合可能な複数のコネクタ開口部216が形成されている。
また、底壁205の外面(図6(A)では上面)の長手方向の側縁の一方の側縁中央には、該底壁205と平行をなすようにシール貼着部210が設けられ、当該部位に電子タグシール130の一部が貼着可能に形成されている。そして、該シール貼着部210の外端部には、ケースの側面より突出した状態で一対の柱状をなす封印固着部221,222が設けられている。また、シール貼着部210の奥部には、タグシールカバー140をケースに固定するためのワンウェイねじ430が螺合可能なねじ螺着部223が設けられている。
さらに、上記起立壁201のシール貼着部210の両側方には、前記第2ケース部材300のスライド係合受部331,332と係合可能な突起状のスライド係合部231,232が、また起立壁201と反対側の起立壁203の上記スライド係合部231,232と対向する部位および中央には、前記第2ケース部材300のスライド係合受部333,334および335と係合可能なスライド係合部233,234および235が設けられている。
また、起立壁202と204の中央には、有底円筒状をなす前記第2ケース部材300のかしめ受部311,312と係合可能なかしめ部211,212がそれぞれ設けられている。なお、かしめ部211,212はそれぞれ連結部を介して起立壁202、204に連結されており、破断強度(剛性)が異なる封止部が一対ずつ設けられており、第1ケース部材200と第2ケース部材300とを接合し、非破壊開放不能に封止する際に破壊強度が低い方から使用して封止することで、一回の破壊開放を許容するようになっている。
また、起立壁202,204の内側で第1ケース部材200の底壁205の一部には、前記遊技制御基板110の両側部に設けられた基板識別領域部112A,112Bの表面の番号等を容易に視認できるようにするため、一段低く形成された視認段差部206,207が設けられている。そして、このうち視認段差部206の周縁部には、前記遊技制御基板110の表面を支持するための表支持リブ241〜243および補強リブ244が設けられている。また、視認段差部207の周縁部にも、遊技制御基板110の表面を支持するための表支持リブ245〜247が設けられている。さらに、起立壁204の外側面基部には、前記第2ケース部材300の係合凹部361,362と係合可能な係合凸部261,262が設けられている(図6(B))。
また、第1ケース部材200の上記視認段差部206,207の近傍には、前記遊技制御基板110をケースに収納する際の位置決めを行うための位置決め突起208,209がほぼ対角線上に位置するように形成されている(図6(B))。さらに、上記視認段差部206,207の近傍の、第1ケース部材200の他の対角線上には、遊技制御基板110を第1ケース部材200に固定するビスが螺着されるビス受けボス部271,272がケースの表面側へ突出するように形成されている。また、遊技制御基板110の側面に形成された切欠き部に係合して位置決めを行う位置決め凸部281〜284(図6(B)には281のみ表示)が設けられている。さらに、第2ケース部材300の裏支持リブ341,342,343が係合可能な係合切欠き251,252,253が設けられている。
図7には、遊技制御基板110の詳細が示されている。
図示しないが、当該遊技制御基板110の表面(基板が積層構造の場合には表面および層間)には、遊技内容の異なる複数の遊技機の制御装置に共通に使用できるように設計された銅などの導電層からなる配線パターン(信号配線および電源ライン)が形成されている。
また、当該遊技制御基板110に実装される電子部品114やコネクタ116はDIP品と呼ばれる2列の端子(ピン)を有するものが使用され、遊技制御基板110の表面には、遊技用マイクロコンピュータなどの回路を構成する電子部品114やコネクタ116(検査用の通信線を接続する検査端子としてのコネクタ116aを含む)を実装するための端子挿入孔(図示省略)が形成されている。これらの端子挿入孔に電子部品114やコネクタ116の端子を表側より差し込み、ピンが裏面側に突出した状態の基板をはんだフロー槽に浸漬することで、電子部品114やコネクタ116のそれぞれの本体部から突出する端子部(ピン)を遊技制御基板110に、はんだ等で溶着するようになっている。
本実施形態では、遊技制御基板110の両側部に、配線パターンや端子挿入孔が形成されておらず(つまり、電子部品やコネクタが実装されない)、遊技機の製造会社名および当該遊技制御基板110の管理番号等が記された基板識別領域部112A,112Bが設けられている。遊技制御基板110には、この基板識別領域部112A,112Bと配線パターンが形成されている基板本体部(実装領域部)110Aとの境界に沿って溝を形成することで、脆弱部113A,113Bを設け、該脆弱部113A,113Bに沿って基板識別領域部112A,112Bを遊技制御基板110から選択的に切り離すことができるように構成されている。基板識別領域部112A,112Bへの製造会社名や管理番号等の記述は、配線パターンの形成のためのエッチング工程あるいはレーザービームの照射による刻印で行うことができる。
また、脆弱部113A,113Bの両端には、前記第1ケース部材200に形成された位置決め凸部281〜284と係合して位置決めを行うためのV字状の位置決め受部(切欠き)122が設けられている。さらに、遊技制御基板110の本体部(実装領域部)110Aの4隅には、前記第1ケース部材200の位置決め突起208,209に対応する位置決め穴108,109と、ビス受けボス部271,272に対応され遊技制御基板110を第1ケース部材200に固定するビスが挿通されるビス穴171,172が設けられている。
本実施形態の遊技制御基板110は、両側部に設けられている上記基板識別領域部112A,112Bを、電子部品やコネクタの端子部(ピン)を基板に溶着するために基板をはんだフロー槽に浸漬する際に、基板の把持部として使用することにより、製造会社名や管理番号等を記すためにのみ新たに基板識別領域部を設ける必要がないという利点がある。
図8(A)には遊技制御基板110を正面から見た状態が、また図8(B)には基板識別領域部112A,112Bを拡大した状態を示す。
図8に示すように、本実施例では、遊技制御基板110の基板識別領域部112A,112Bと基板本体との境界に沿って、基板の表面側と裏面側にそれぞれV溝を形成することで脆弱部113A,113Bを設けている。V溝は、基板の表面側または裏面側のいずれか一方のみとしてもよい。また、V溝の代わりにミシン目状の切り込みを形成するようにしても良い。
V溝を形成することで、破断作業を打ち抜き装置を使用せずに効率よく実行できるようになる。また、ミシン目状の切り込みを設けるのに比べて、V溝を形成した方が、破断面がきれいになるという利点がある。なお、V溝を基板の裏面側にのみ形成するようにした場合には、外部からV溝があることを見えにくくすることができ、美観を損ねることがない。
次に、基板ボックス120への遊技制御基板110の収納の仕方と、ケースの封止方法について説明する。
遊技制御基板110を基板ボックス120に収納するに当っては、図9に示すように、先ず遊技制御基板110をその裏面が内側すなわち第2ケース部材300側を向くようにして第1ケース部材200の内側に接合し、ビス431,432によって遊技制御基板110を第1ケース部材200に固定する。この際、遊技制御基板110の位置決め穴108,109(図6)を、第1ケース部材200の位置決め突起208,209に係合させるようにして位置決めを行う。また、遊技制御基板110を収納する前に、当該遊技制御基板が使用される遊技機の製造会社名でない会社名が記されている側の基板識別領域部(112Aまたは112B)を破断して取り除いておく。なお、図9においては、基板識別領域部112Aが切除されている。
次に、第2ケース部材300を、遊技制御基板110を覆うようにして第1ケース部材200に接合させて、図10に示すように、第1ケース部材200と第2ケース部材300とを合体させる。なお、図10は、図9を裏側から見た状態を示す。この際、第1ケース部材200は、第2ケース部材300に対して正規の位置よりも右方向へずれた状態で先ず接合される。
その後、第1ケース部材200を、第2ケース部材300に対して左方向へスライドさせる。すると、第1ケース部材200のスライド係合部231〜235が、第2ケース部材300のスライド係合部331〜335に沿って移動し互いに係合された状態となる。
これとともに、第1ケース部材200の左端の係合凸部261,262が第2ケース部材300の係合凹部361,362と係合し、第2ケース部材300の裏支持リブ341,342,343が第1ケース部材200の起立壁204の係合切欠き251,252,253と係合した状態となる。
また、第1ケース部材200のシール貼着部210の下端側に設けられている封印固着部221,222が、ケースの接合時に第2ケース部材300の切欠き323,324より挿入され、第1ケース部材200をスライドさせると、第2ケース部材300のシール貼着部310内に進入して、封印固着部221,222と封印固着受部321,322が同一軸上に並ぶ(重合する)。
さらに、第1ケース部材200の両側部に設けられているかしめ部212と211の軸が、第2ケース部材300の両側部に設けられているかしめ受部312と311(図10では見えない)の軸と一致するようになる。
図11に、第1ケース部材200をスライドさせた後の状態を示す。
この状態で、封印固着部221,222と封印固着受部321,322にビスを螺合して結合した後、シール貼着部210から310にかけてL字状の電子タグシール130を貼着し、その上にタグカバー140を被せ、ワンウェイねじ430(図4)をねじ螺着部223に螺合させることで、ケースの結合と封止を行う。このとき、電子タグシール130で封印固着部221,222と封印固着受部321,322とを固着するビスの頭を被覆することで、ワンウェイねじのような高価な特殊ねじを用いる必要がなくなるとともに、不正のためにビスを外す作業を困難にすることができる。
また、図示しないが、この状態(図11)で、第1ケース部材200の両側部に設けられているかしめ部212と211においても、それぞれ対をなすかしめ部のいずれか一方(連結部の破断強度が低い方)にワンウェイねじ410,420(図4)を螺合させた後、封印キャップ411,421(図4)で封印することで、基板ボックス120の封印が完了する。また、基板ボックス120の再封止のためにかしめ部の他方にはワンウェイねじを仮止めしておく。
図12(A)には第1ケース部材200に遊技制御基板110を収納し第2ケース部材300を接合した後、スライドする前の基板ボックス120の正面断面図が、また図12(B)には図12(A)の一部を拡大した断面図を示す。
また、図13(A)には第1ケース部材200に第2ケース部材300を接合し、スライドした後の基板ボックス120の正面断面図が、また図13(B)には図13(A)の一部を拡大した断面図を示す。
図12(B)に示すように、遊技制御基板110はビス432によって第1ケース部材200に固定され、遊技制御基板110の基板識別領域部112Aと基板本体との境界に沿って設けられたV溝からなる脆弱部113Aの端部に形成された位置決め受部(切欠き122)に、位置決め凸部281が係合することで、位置決めされている。なお、この位置決め凸部281は基板識別領域部112Aが破断された場合であっても基板本体部(実装領域部)110Aの端部に当接するため位置決めの機能を損ねることがない。
また、基板識別領域部112Aは、第1ケース部材200の表支持リブ245に当接されて支持されており、表支持リブ245の形成部位には視認段差部207が設けられているため(図12A)、基板識別領域部112Aの表面に記されている会社名や管理番号等を上方から読み易くなっている。制御基板110のうち第1ケース部材200の反対側(図12では右側)の端部は、第1ケース部材200の表支持リブ241と第2ケース部材300の裏支持リブ340によって挟まれている。なお、視認段差部207を表支持部リブ245の代わりとして機能させてもよい。
この状態で第1ケース部材200を第2ケース部材300に対して左方へスライドさせると、図13に示すように、遊技制御基板110の左側の端部は、第1ケース部材200の表支持リブ245と第2ケース部材300の裏支持リブ341によって挟まれて支持されるようになる。また、第2ケース部材300の裏支持リブ341上面の内側縁には、内側へ向かって下り傾斜したテーパ面341aが設けられており、これにより第1ケース部材200をスライドさせる際に、第1ケース部材200の左側のエッジが裏支持リブ341に引っ掛かって移動しにくくなるのを回避している。
なお、図13では、遊技制御基板110の右側の基板識別領域部112Bは切り離されているため、第1ケース部材200の表支持リブ241と第2ケース部材300の裏支持リブ340との間には空隙が生じているが、右側の基板識別領域部112Bが切り離されていない場合には、表支持リブ241と裏支持リブ340によって挟まれて支持されることになる。
図14および図15には、右側の基板識別領域部112Bが切り離された場合の収納状態が示されている。このうち、図14は第1ケース部材200に遊技制御基板110を収納し第2ケース部材300を接合した後、スライドする前の状態を、また図15は第1ケース部材200に第2ケース部材300を接合し、スライドした後の状態を示す。なお、図14(B)は図14(A)の一部を拡大した断面図、また図15(B)は図15(A)の一部を拡大した断面図を示す。
図15より、表支持リブ241の形成部位には視認段差部206が設けられているため、第1ケース部材200に第2ケース部材300を接合し、スライドさせると、基板識別領域部112Bが切り離されていない場合には、表支持リブ241と裏支持リブ340によって挟まれて支持され、基板識別領域部112Bの表面に記されている会社名や管理番号等を上方から読み易くなることが分かる。なお、視認段差部206を表支持部リブ241の代わりとして機能させてもよい。
図16〜図18は、上記実施例の遊技制御装置の第1の変形例を示す。このうち、図16には、第1の変形例における遊技制御基板110の構成を示す。
この変形例は、図16に示すように、遊技制御基板110の左端部に基板識別領域部112A,112Cを、また遊技制御基板110の右端部に基板識別領域部112B,112Dを設けたものである。
具体的には、遊技制御基板110の左右両端部に、脆弱部113A,113Bを形成するとともに、端部中央にそれぞれ脆弱部113A,113Bまで到達する切り込み123A,123Bを設けて、基板識別領域部112A,112B,112C,112Dを各々独立して分離可能に構成してある。そして、基板識別領域部112A,112B,112C,112Dには、同一配線パターンを有する制御基板を共通に使用可能な複数の遊技機の製造会社名と基板管理番号がそれぞれに記述されている。これにより、使用する遊技機に対応した1つの基板識別領域部のみを残し、他の3つの基板識別領域部を脆弱部113Aと113Bに沿って切り離すことで、正しい表示を有する遊技制御基板110として遊技機に実装することができる。
また、前記実施例と同様に、脆弱部113A,113Bの両端には、V字状の位置決め受部(切欠き)122が設けられている。さらに、本変形例では、特に限定されるわけではないが、基板識別領域部112A,112B,112C,112Dのそれぞれの外側部に、位置決め用の穴118が設けられている。
なお、遊技制御基板110の他の構成および該基板を収納する基板ボックス120の構成は、上記実施例のものとほぼ同一であるので、同一の部位には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。基板識別領域部112Aと112C、112Bと112Dを分離する切り込み123A,123Bの開口側端部をV字状に形成しておくとともに、ここに係合可能な位置決め凸部を第1ケース部材200の内側に設けることにより、基板の位置決めを行えるようにしてもよい。
図17は、第1変形例における第1ケース部材200の内側の構成を示す図で、第1ケース部材200の内側に図16の遊技制御基板110を収納した状態を破線で示してある。前記実施例の第1ケース部材200との差異は、図16の遊技制御基板110の基板識別領域部112A,112B,112C,112Dにそれぞれ設けられている位置決め用の穴118に対応して、表支持リブ241,242,245,247の上面には、位置決め突起218が設けられ、これらの位置決め突起218に基板識別領域部112A,112B,112C,112Dの位置決め用の穴118が係合されて位置決めが行われる。また、遊技制御基板110には、前記実施例と同様に基板本体部(実装領域部)110Aに位置決め用の穴108,109が設けられており、基板本体部(実装領域部)と基板識別領域部の両方を位置決めすることで双方の相対的な位置ずれを防止して基板識別領域部が基板ボックス120内で破断しないようにしている(図16参照)。なお、位置決め用の穴108,109をビス穴としてもよい。
なお、実際の製品では、基板識別領域部112A,112B,112C,112Dのうち3つの領域が切り離されるので、基板識別領域部112A,112B,112C,112Dに設けたいずれか1つの位置決め突起218と位置決め用の穴118が係合された状態となる。ただし、基板識別領域部が切り離されたとしても脆弱部113A,113Bの両端にV字状の位置決め受部(切欠き)122が設けられているので、基板の位置決めに大きな支障は生じない。
また、表支持リブ241,242と243はそれぞれ基板識別領域部112Aと112Cの表示領域と重ならない位置に、表支持リブ245,246と247はそれぞれ基板識別領域部112Bと112Dの表示領域と重ならない位置に設けられているとともに、各基板識別領域部を一対のリブで支持できるように形成されており、これにより遊技制御基板110の安定した支持が可能となる。
図18には、第1ケース部材200に遊技制御基板110を収納し第2ケース部材300を接合した後におけるケース左側部の状態を拡大して示す。
図18に示されているように、この変形例においては、基板識別領域部112Cと基板本板部との境界の脆弱部113Aを跨ぐようにして、第1ケース部材200の表支持リブ245と第2ケース部材300の裏支持リブ341とによって基板を挟んで支持するように構成されている。基板識別領域部112Aや112B,112Dについても同様である。
そのため、基板識別領域部112A〜112Dの長さが短くても安定して支持することができるし、基板本体部(実装領域部)と基板識別領域部との相対的な位置ずれを防止することができ、基板ボックスに対する衝撃や基板の熱変形等の外力が作用したとしても、基板識別領域部が基板ボックス内で破断されてしまうのを防止することができる。
また、基板識別領域部112A〜112Dには位置決め用の穴118を設け、ビス432による固定は、基板本体部(実装領域部)で行うようにしているので、基板識別領域部にビス穴を設けて固定する場合に比べてビス止めに伴う圧力が基板識別領域部に作用して破断されるのを回避することができるとともに、基板本体部は安定した状態に固定することができる。
図19は、上記実施例の遊技制御装置の第2の変形例における遊技制御基板110の構成を示す。
この変形例は、前記実施例および第1変形例では、遊技制御基板110の両側端部に設けていた基板識別領域部112A,112B(112C,112D)を、遊技制御基板110の長手方向の側縁部に設けるようにしたものである。基板識別領域部112A,112Bと基板本体部との境界には脆弱部113A,113Bを設けてあるとともに、基板識別領域部112A,112Bの両側と境界部に切り込み123A,123B,123Cを設けて、容易に切り離すことができるように構成されている。
また、この変形例では、基板識別領域部112A,112Bを、基板の本体部から外方へ突出しないように設けてある。従って、基板識別領域部112Aまたは112Bを破断したとしても、基板の最大外形に変化はなく、基板ボックスの外側から見たときに内部の破断個所を目立たなくすることができる。また、破断された領域を目立たなくするために、第1ケース部材200の対応する部位の外面に、機種名シールや基板番号シール等の識別シールを張り付けるようにして良い。
さらに、本変形例では、基板識別領域部112A,112Bに対応して、第1ケース部材200の底壁内面に、表側支持リブ248,249を形成してある。そのため、この表側支持リブ248,249と、第2ケース部材300のスライドガイドリブ351とで、基板識別領域部112A,112Bを上下から挟むようにして支持することができる。
なお、基板識別領域部112Aと112Bとの境界に形成した切り込み123Cに対応して、第1ケース部材200の側壁に位置決め凸部を形成して、基板の位置決めを行えるように構成しても良い。
以上の説明から、上記実施形態には、表面に遊技制御用の電子部品(114)が実装される制御基板(110)と、該制御基板を内部に収納するための透明な基板ボックス(120)とを備えた遊技機において、
前記制御基板(110)は、
複数の遊技機に共通の配線パターンが設けられ、前記電子部品が実装される実装領域部(110A)と、
各々に異なる識別情報が表示され、前記電子部品が実装されない複数の識別領域部(112A,112B,112C,112D)と、
前記実装領域部と前記複数の識別領域部との間に設けられた脆弱部(113A,113B)と、を備え、
前記基板ボックス(120)には、前記複数の識別領域部のうち特定の識別領域部以外の識別領域部を前記脆弱部において切除した状態の前記制御基板(110)が収納されるようにした発明が含まれることが分かる。
そして、このような発明によれば、制御基板を複数の遊技機(機種)に共通なものとすることができるので、製造コストを低減することができるとともに、製造時の在庫リスクを軽減することができる。また、実装領域部と識別領域部との間に脆弱部を設けることで、不要な識別領域部を切除する作業が簡単に行えるため、生産性を向上させることが可能となる。
また、上記実施形態には、前記電子部品(114)は、本体部から突出する端子部が前記制御基板(110)の裏面に突出した状態で当該制御基板に実装されるDIP品であり、
前記複数の識別領域部(112A,112B,112C,112D)は、前記実装領域部(110A)を挟んで前記制御基板(110)の両端部に対向配置されるようにした発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、製造過程において電子部品を制御基板に実装する際に、複数の識別領域部を、はんだフロー槽に制御基板を浸漬する際の支持受部(把持部)として機能させることができるため、支持受部を別途設ける必要がなく、制御基板が大型化するのを回避することができる。
また、上記実施形態には、前記基板ボックス(120)は、当該基板ボックスに収納された前記制御基板(110)の識別領域部(112A,112B,112C,112D)の表面及び裏面をそれぞれ支持することが可能な第1支持部(241〜247)及び第2支持部(340〜343)を備えるようにした発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、識別領域部の表面及び裏面をそれぞれ支持することが可能な第1支持部及び第2支持部を備えるので、脆弱部を設けたことにより実装領域部から分離し易くなった識別領域部が、基板ボックスへの衝撃や熱応力等で基板ボックス内において実装領域部から分離してしまうのを防止できる。
さらに、上記実施形態には、前記基板ボックス(120)は、
前記制御基板(110)を収納するための収納空間を形成する第1ケース部材(200)および第2ケース部材(300)と、
前記制御基板を前記第1ケース部材または前記第2ケース部に取り付けるための固着部材(431,432)と、
前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とを閉じた状態で封止するための封止手段(311,312)と、を備え、
前記固着部材(431,432)は、前記実装領域部(110A)に設けた固着受部(171,172)を介して前記制御基板を前記第1ケース部材または前記第2ケース部に固着するようにした発明が含まれる。
かかる発明によれば、実装領域部に設けた固着受部を介して制御基板が第1ケース部材または第2ケース部に固着されることで、制御基板の固着作業時や基板ボックスの組立て作業中に不意に脆弱部が破断して識別領域部が分離してしまうのを防止することができる。
また、上記実施形態には、前記第1支持部(241〜247)及び前記第2支持部(340〜343)は、前記第1ケース部材(200)と前記第2ケース部材(300)とが封止された状態で前記識別領域部(112A,112B,112C,112D)の厚みに相当する間隔をおいて対向するように設けられる発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、第1ケース部材及び第2ケース部に設けられている第1支持部及び第2支持部が識別領域部を挟持するようにすることで、基板ボックス内において脆弱部が破断して識別領域部が分離してしまうのを効果的に防止できる。
また、上記実施形態には、前記第1支持部(241〜247)及び前記第2支持部(340〜343)は、前記実装領域部(110A)と前記識別領域部(112A,112B,112C,112D)とに跨るように形成され、前記制御基板の表面及び裏面をそれぞれ支持することが可能であるようにした発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、第1支持部と第2支持部とによって実装領域部と識別領域部との相対的な移動を規制することが可能となり、脆弱部が破断して識別領域部が分離するのを効率的に防止できる。
さらに、上記実施形態には、前記識別領域部(112A,112B,112C,112D)に、当該識別領域部の表裏に貫通する貫通口(118)が設けられ、
前記第1ケース部材(200)または前記第2ケース部材(300)に、前記貫通口(118)内に進入して前記制御基板(110)を位置決めするための位置決め突起(218)を設けるようにした発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、第1ケース部材または第2ケース部の位置決め突起が進入する貫通口を制御基板の端部に位置した識別領域部に設けることで、効率的に制御基板の位置決めができる。また、第1ケース部材または第2ケース部に固着される実装領域部に対して識別領域部が相対的に移動し難くなり、識別領域部の破断を防止できる。
また、上記実施形態には、前記基板ボックス(120)は、前記制御基板(110)の表面に対向する面の前記識別領域部(112A,112B,112C,112D)の識別情報表示面に対向する部分に、当該識別領域部に向けて落ち込む段差部(206,207)を備えるようにした発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、識別領域部に向けて落ち込む段差部を備えることによって、制御基板を基板ボックスに収納した状態において、基板ボックスを構成する壁体と識別領域部とが近接した状態となるため、識別領域部に表示される識別情報をボックス外部識別領域部に表示される識別情報を見易くすることができる。
また、上記実施形態には、前記制御基板(110)を識別することが可能な識別子が表示される識別シールを備え、
前記識別シールは、切除された前記識別領域部(112A,112B)に対応する部分を覆うように前記基板ボックス(120)に貼着されるようにした発明が含まれる。
かかる発明によれば、基板ボックスに貼着された識別シールが、透明な基板ボックスの当該部分を隠すように覆うこととなるため、識別領域部が除去されていることを目立たなくすることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、今回開示した実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。例えば、前記実施形態では、第1ケース部材200と、当該第1ケース部材200にスライド挿入可能な第2ケース部材300とによって遊技制御基板を収納する基板ボックス120を構成するようにしたが、これに限定されることはなく、例えば、第1ケース部材200と第2ケース部材300とがヒンジあるいは軸等により開閉可能にされた構成を、基板ボックス120の構成として採用しても良い。
また、前記実施形態では、遊技機に基板ボックス120を装着した際に表側に位置される第1ケース部材200に遊技制御基板110を固着するようにしているが、裏側に位置される第2ケース部材300側に遊技制御基板110を固着するように構成しても良い。
さらに、本発明の制御装置は、上記実施形態に示されるようなパチンコ遊技機に限定されるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、スロットマシンなどの遊技機に適用可能である。
10 遊技機
100 遊技制御装置(制御装置)
110 遊技制御基板(制御基板)
110A 実装領域部
112A,112B,112C,112D 基板識別領域部(識別領域部)
113A,113B 脆弱部
114 電子部品(遊技用マイクロコンピュータ等)
116 コネクタ
118 位置決め用の穴(貫通口)
120 基板ボックス
130 電子タグシール
131 電子タグチップ
140 タグカバー
171,172 ビス穴(固着受部)
200 第1ケース部材
206,207 視認段差部(段差部)
211,212 かしめ部(封止手段)
218 位置決め突起
241〜247 表支持リブ(第1支持部)
300 第2ケース部材
311,312 かしめ受部(封止手段)
340〜343 裏支持リブ(第2支持部)
431,432 ビス(固着部材)

Claims (1)

  1. 表面に遊技制御用の電子部品が実装される制御基板と、該制御基板を内部に収納するための透明な基板ボックスとを備えた遊技機において、
    前記基板ボックスに収納前の前記制御基板は、
    複数の機種に共通の配線パターンが設けられ、前記電子部品が実装される実装領域部と、
    各々に異なる識別情報が表示され、前記電子部品が実装されない複数の識別領域部と、
    前記実装領域部と前記複数の識別領域部との間に設けられた破断部と、を備え、
    前記基板ボックスには、前記複数の識別領域部のうち特定の識別領域部以外の識別領域部を前記破断部において切除した状態の前記制御基板が収納され、
    前記基板ボックスは、前記制御基板の表面に対向する面の前記識別領域部の識別情報表示面に対向する部分に、当該識別領域部に向けて落ち込む段差部を備え、
    前記識別領域部は、前記制御基板の一辺に前記実装領域部の一部と並んで形成されており、
    前記識別領域部と前記実装領域部の前記一部との境界に切り込み部が設けられていることを特徴とする遊技機。
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