JP6078735B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6078735B2 JP6078735B2 JP2015081525A JP2015081525A JP6078735B2 JP 6078735 B2 JP6078735 B2 JP 6078735B2 JP 2015081525 A JP2015081525 A JP 2015081525A JP 2015081525 A JP2015081525 A JP 2015081525A JP 6078735 B2 JP6078735 B2 JP 6078735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control board
- case member
- game
- board
- identification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 80
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 12
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 11
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 11
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 9
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 101100400452 Caenorhabditis elegans map-2 gene Proteins 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000274965 Cyrestis thyodamas Species 0.000 description 1
- 101150064138 MAP1 gene Proteins 0.000 description 1
- 241000287127 Passeridae Species 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- OMFRMAHOUUJSGP-IRHGGOMRSA-N bifenthrin Chemical compound C1=CC=C(C=2C=CC=CC=2)C(C)=C1COC(=O)[C@@H]1[C@H](\C=C(/Cl)C(F)(F)F)C1(C)C OMFRMAHOUUJSGP-IRHGGOMRSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
このような遊技機では、複数の電子部品(電子デバイス)をプリント配線基板に実装してなる制御基板(遊技制御基板、払出制御基板、演出制御基板等)を各々基板ボックスに収納した制御装置を備えており、各種入力装置(センサ、スイッチ等)からの入力に基づいて遊技の進行制御(例えば、変動表示ゲームの制御)を行うように構成されている。
表面に遊技制御用の電子部品が実装される制御基板と、該制御基板を内部に収納するための透明な基板ボックスとを備えた遊技機において、
前記基板ボックスに収納前の前記制御基板は、
複数の機種に共通の配線パターンが設けられ、前記電子部品が実装される実装領域部と、
各々に異なる識別情報が表示され、前記電子部品が実装されない複数の識別領域部と、
前記実装領域部と前記複数の識別領域部との間に設けられた破断部と、を備え、
前記基板ボックスには、前記複数の識別領域部のうち特定の識別領域部以外の識別領域部を前記破断部において切除した状態の前記制御基板が収納され、
前記基板ボックスは、前記制御基板の表面に対向する面の前記識別領域部の識別情報表示面に対向する部分に、当該識別領域部に向けて落ち込む段差部を備え、
前記識別領域部は、前記制御基板の一辺に前記実装領域部の一部と並んで形成されており、
前記識別領域部と前記実装領域部の前記一部との境界に切り込み部が設けられていることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態の遊技機の説明図である。
本実施形態の遊技機10は前面枠12を備え、当該前面枠12は本体枠(外枠)11にヒンジ13を介して開閉回動可能に組み付けられている。遊技盤30は前面枠12の表側に形成された収納部(図示省略)に収納されている。また、前面枠(内枠)12には、遊技盤30の前面を覆うカバーガラス(透明部材)14を備えたガラス枠15が開閉可能に取り付けられている。
前面枠12の裏面上部には、払出し前の遊技球を貯留する貯留タンク51と、外部への情報(例えば、図柄確定信号、大当り信号、確率変動信号、賞球信号、貸球信号等)を出力する外部情報端子板50と、が設けられている。また、貯留タンク51の底部には、緩やかな傾斜を有し遊技球を遊技機10の一側へ向けて誘導するシュート52が接続され、シュート52の終端には、遊技球の流下方向を水平方向から垂直方向へと変換する屈曲流路装置53が接続されている。そして、この屈曲流路装置53の下端に駆動源を有する球払出装置54が配設され、この球払出装置54によって所定数の遊技球を払出し可能に構成されている。
また、前面枠12の裏面下部には、球払出装置54を制御する払出制御装置60と、遊技機10側とカードユニット側とで授受される信号を中継するカードユニット中継基板70と、遊技制御装置100等の各種制御装置に電源供給を行う電源装置90と、等が設けられている。
遊技盤30の表面には、ガイドレール31で囲われた略円形状の遊技領域32が形成されている。遊技領域32は、遊技盤30の四隅に各々設けられた樹脂製のサイドケース33及びガイドレール31に囲繞されて構成される。
この実施例の遊技盤においては、遊技領域32のほぼ中央に表示装置41を備えたセンターケース40が配置されている。表示装置41は、センターケース40に設けられた凹部に、センターケース40の前面より奥まった位置に取り付けられている。即ち、センターケース40は表示装置41の表示領域の周囲を囲い、表示装置41の表示面よりも前方へ突出するように形成されている。
これら一般入賞口35、…には、各一般入賞口35に入った遊技球を検出するための入賞口スイッチが配設されている。
また、センターケース40の下方には、特図変動表示ゲームの開始条件を与える始動入賞口36が設けられ、その直下には上部に逆「ハ」の字状に開いて遊技球が流入し易い状態に変換する一対の可動部材37b、37bを備えるとともに内部に第2始動入賞口を有する普通変動入賞装置(普電)37が配設されている。
そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイドによって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。
さらに、普通変動入賞装置37の下方には、特図変動表示ゲームの結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能な特別変動入賞装置(大入賞口)38が配設されている。
即ち、特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイドにより駆動される開閉扉によって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。
また、遊技領域32の外側(例えば、遊技盤30の下部)には、特図変動表示ゲームをなす第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲーム及び普図始動ゲート34への入賞をトリガとする普図変動表示ゲームを一箇所で実行する一括表示装置42が設けられている。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置37が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数(例えば、4個)未満ならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。この普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置42のLED表示部の始動入賞数報知用の記憶表示部に表示される。
普図変動表示ゲームは、一括表示装置42に設けられたLED表示部の変動表示部(普図表示器)で実行されるようになっている。普図表示器は、普通識別情報(普図、普通図柄)として点灯状態の場合に当たりを示し、消灯状態の場合にはずれを示すLEDから構成され、このLEDを点滅表示することで普通識別情報の変動表示を行い、所定の変動表示時間の経過後、LEDを点灯又は消灯することで結果を表示するようになっている。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器若しくは特図2表示器の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。
遊技制御装置100は、例えば図4に示すように、遊技機10の動作制御等を行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御基板110(制御基板)と、当該遊技制御基板110を内部に収納するための透明な基板ボックス120と、を備えて構成される。基板ボックス120は、ほぼ矩形トレー状の第1ケース部材200と第2ケース部材300とからなり、第1ケース部材200と第2ケース部材300との間には収納空間が形成されることで遊技制御基板110を表裏から挟み込むようにして収納し、この状態で封止される。本実施形態では、第1ケース部材200と第2ケース部材300が共に透明部材により形成されているが、少なくとも第1ケース部材200が透明であればよい。
そして、本実施形態の遊技制御装置100においては、上記遊技制御基板110の左右両端部に、当該遊技制御装置100が搭載される遊技機10の製造会社(メーカー)の名前および当該遊技制御基板110の管理番号等が記された基板識別領域部112A,112Bが設けられている。
なお、ベースシールには、電子タグチップ131が記憶する識別情報を発信するためのアンテナを設けるようにしても良い。また、電子タグシール130は、破断し易い材料で形成しベースとなるシールの一方の面が粘着面としても良い。これにより、タグカバー部材140およびワンウェイねじ430を省略した実施形態も可能である。
図5に示すように、第2ケース部材300は、全体として矩形状をなし、周縁部に沿って起立壁301,302,303,304が形成されている。また、長手方向の側縁の一方の側縁である起立壁301の中央には、該起立壁301の外面よりも外側に突出するように封印固着部を兼ねたシール貼着部310が設けられ、該シール貼着部310の上端面には、一対の凹状をなす封印固着受部321,322が設けられている。また、シール貼着部310の側面は一段低く形成され、当該部位に電子タグシール130の一部が貼着されるようになっている。なお、シール貼着部310の上端に形成されている切欠き323,324は、ケース組立て時に第2ケース部材300の封印固着部221,222(後述)を挿通させるための切欠きである。
さらに、起立壁301と303の内側で第2ケース部材300の底壁表面には、対応する起立壁と平行をなし、第1ケース部材200の側壁(後述の起立壁201,203の端部)を案内するスライドガイドリブ351,352が設けられている。そして、このスライドガイドリブ351,352は、遊技制御基板110を収納した状態では、基板裏面の側縁部を支持する裏支持リブとしても機能する。
図6に示すように、第1ケース部材200も、第2ケース部材300と同等の大きさを有し全体として矩形状をなし、周縁部に沿って起立壁201,202,203,204が形成されている。また、ケースに収納される遊技制御基板110の表面に実装される電子部品114が接触しないようするため、ケースの中央部分の底壁205は、第2ケース部材300の底壁よりも深くなるように形成されている。
また、底壁205の外面(図6(A)では上面)の長手方向の側縁の一方の側縁中央には、該底壁205と平行をなすようにシール貼着部210が設けられ、当該部位に電子タグシール130の一部が貼着可能に形成されている。そして、該シール貼着部210の外端部には、ケースの側面より突出した状態で一対の柱状をなす封印固着部221,222が設けられている。また、シール貼着部210の奥部には、タグシールカバー140をケースに固定するためのワンウェイねじ430が螺合可能なねじ螺着部223が設けられている。
また、起立壁202と204の中央には、有底円筒状をなす前記第2ケース部材300のかしめ受部311,312と係合可能なかしめ部211,212がそれぞれ設けられている。なお、かしめ部211,212はそれぞれ連結部を介して起立壁202、204に連結されており、破断強度(剛性)が異なる封止部が一対ずつ設けられており、第1ケース部材200と第2ケース部材300とを接合し、非破壊開放不能に封止する際に破壊強度が低い方から使用して封止することで、一回の破壊開放を許容するようになっている。
図示しないが、当該遊技制御基板110の表面(基板が積層構造の場合には表面および層間)には、遊技内容の異なる複数の遊技機の制御装置に共通に使用できるように設計された銅などの導電層からなる配線パターン(信号配線および電源ライン)が形成されている。
本実施形態の遊技制御基板110は、両側部に設けられている上記基板識別領域部112A,112Bを、電子部品やコネクタの端子部(ピン)を基板に溶着するために基板をはんだフロー槽に浸漬する際に、基板の把持部として使用することにより、製造会社名や管理番号等を記すためにのみ新たに基板識別領域部を設ける必要がないという利点がある。
図8に示すように、本実施例では、遊技制御基板110の基板識別領域部112A,112Bと基板本体との境界に沿って、基板の表面側と裏面側にそれぞれV溝を形成することで脆弱部113A,113Bを設けている。V溝は、基板の表面側または裏面側のいずれか一方のみとしてもよい。また、V溝の代わりにミシン目状の切り込みを形成するようにしても良い。
V溝を形成することで、破断作業を打ち抜き装置を使用せずに効率よく実行できるようになる。また、ミシン目状の切り込みを設けるのに比べて、V溝を形成した方が、破断面がきれいになるという利点がある。なお、V溝を基板の裏面側にのみ形成するようにした場合には、外部からV溝があることを見えにくくすることができ、美観を損ねることがない。
遊技制御基板110を基板ボックス120に収納するに当っては、図9に示すように、先ず遊技制御基板110をその裏面が内側すなわち第2ケース部材300側を向くようにして第1ケース部材200の内側に接合し、ビス431,432によって遊技制御基板110を第1ケース部材200に固定する。この際、遊技制御基板110の位置決め穴108,109(図6)を、第1ケース部材200の位置決め突起208,209に係合させるようにして位置決めを行う。また、遊技制御基板110を収納する前に、当該遊技制御基板が使用される遊技機の製造会社名でない会社名が記されている側の基板識別領域部(112Aまたは112B)を破断して取り除いておく。なお、図9においては、基板識別領域部112Aが切除されている。
その後、第1ケース部材200を、第2ケース部材300に対して左方向へスライドさせる。すると、第1ケース部材200のスライド係合部231〜235が、第2ケース部材300のスライド係合部331〜335に沿って移動し互いに係合された状態となる。
また、第1ケース部材200のシール貼着部210の下端側に設けられている封印固着部221,222が、ケースの接合時に第2ケース部材300の切欠き323,324より挿入され、第1ケース部材200をスライドさせると、第2ケース部材300のシール貼着部310内に進入して、封印固着部221,222と封印固着受部321,322が同一軸上に並ぶ(重合する)。
さらに、第1ケース部材200の両側部に設けられているかしめ部212と211の軸が、第2ケース部材300の両側部に設けられているかしめ受部312と311(図10では見えない)の軸と一致するようになる。
この状態で、封印固着部221,222と封印固着受部321,322にビスを螺合して結合した後、シール貼着部210から310にかけてL字状の電子タグシール130を貼着し、その上にタグカバー140を被せ、ワンウェイねじ430(図4)をねじ螺着部223に螺合させることで、ケースの結合と封止を行う。このとき、電子タグシール130で封印固着部221,222と封印固着受部321,322とを固着するビスの頭を被覆することで、ワンウェイねじのような高価な特殊ねじを用いる必要がなくなるとともに、不正のためにビスを外す作業を困難にすることができる。
また、図示しないが、この状態(図11)で、第1ケース部材200の両側部に設けられているかしめ部212と211においても、それぞれ対をなすかしめ部のいずれか一方(連結部の破断強度が低い方)にワンウェイねじ410,420(図4)を螺合させた後、封印キャップ411,421(図4)で封印することで、基板ボックス120の封印が完了する。また、基板ボックス120の再封止のためにかしめ部の他方にはワンウェイねじを仮止めしておく。
また、図13(A)には第1ケース部材200に第2ケース部材300を接合し、スライドした後の基板ボックス120の正面断面図が、また図13(B)には図13(A)の一部を拡大した断面図を示す。
また、基板識別領域部112Aは、第1ケース部材200の表支持リブ245に当接されて支持されており、表支持リブ245の形成部位には視認段差部207が設けられているため(図12A)、基板識別領域部112Aの表面に記されている会社名や管理番号等を上方から読み易くなっている。制御基板110のうち第1ケース部材200の反対側(図12では右側)の端部は、第1ケース部材200の表支持リブ241と第2ケース部材300の裏支持リブ340によって挟まれている。なお、視認段差部207を表支持部リブ245の代わりとして機能させてもよい。
なお、図13では、遊技制御基板110の右側の基板識別領域部112Bは切り離されているため、第1ケース部材200の表支持リブ241と第2ケース部材300の裏支持リブ340との間には空隙が生じているが、右側の基板識別領域部112Bが切り離されていない場合には、表支持リブ241と裏支持リブ340によって挟まれて支持されることになる。
図15より、表支持リブ241の形成部位には視認段差部206が設けられているため、第1ケース部材200に第2ケース部材300を接合し、スライドさせると、基板識別領域部112Bが切り離されていない場合には、表支持リブ241と裏支持リブ340によって挟まれて支持され、基板識別領域部112Bの表面に記されている会社名や管理番号等を上方から読み易くなることが分かる。なお、視認段差部206を表支持部リブ241の代わりとして機能させてもよい。
この変形例は、図16に示すように、遊技制御基板110の左端部に基板識別領域部112A,112Cを、また遊技制御基板110の右端部に基板識別領域部112B,112Dを設けたものである。
なお、遊技制御基板110の他の構成および該基板を収納する基板ボックス120の構成は、上記実施例のものとほぼ同一であるので、同一の部位には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。基板識別領域部112Aと112C、112Bと112Dを分離する切り込み123A,123Bの開口側端部をV字状に形成しておくとともに、ここに係合可能な位置決め凸部を第1ケース部材200の内側に設けることにより、基板の位置決めを行えるようにしてもよい。
また、表支持リブ241,242と243はそれぞれ基板識別領域部112Aと112Cの表示領域と重ならない位置に、表支持リブ245,246と247はそれぞれ基板識別領域部112Bと112Dの表示領域と重ならない位置に設けられているとともに、各基板識別領域部を一対のリブで支持できるように形成されており、これにより遊技制御基板110の安定した支持が可能となる。
図18に示されているように、この変形例においては、基板識別領域部112Cと基板本板部との境界の脆弱部113Aを跨ぐようにして、第1ケース部材200の表支持リブ245と第2ケース部材300の裏支持リブ341とによって基板を挟んで支持するように構成されている。基板識別領域部112Aや112B,112Dについても同様である。
また、基板識別領域部112A〜112Dには位置決め用の穴118を設け、ビス432による固定は、基板本体部(実装領域部)で行うようにしているので、基板識別領域部にビス穴を設けて固定する場合に比べてビス止めに伴う圧力が基板識別領域部に作用して破断されるのを回避することができるとともに、基板本体部は安定した状態に固定することができる。
この変形例は、前記実施例および第1変形例では、遊技制御基板110の両側端部に設けていた基板識別領域部112A,112B(112C,112D)を、遊技制御基板110の長手方向の側縁部に設けるようにしたものである。基板識別領域部112A,112Bと基板本体部との境界には脆弱部113A,113Bを設けてあるとともに、基板識別領域部112A,112Bの両側と境界部に切り込み123A,123B,123Cを設けて、容易に切り離すことができるように構成されている。
なお、基板識別領域部112Aと112Bとの境界に形成した切り込み123Cに対応して、第1ケース部材200の側壁に位置決め凸部を形成して、基板の位置決めを行えるように構成しても良い。
前記制御基板(110)は、
複数の遊技機に共通の配線パターンが設けられ、前記電子部品が実装される実装領域部(110A)と、
各々に異なる識別情報が表示され、前記電子部品が実装されない複数の識別領域部(112A,112B,112C,112D)と、
前記実装領域部と前記複数の識別領域部との間に設けられた脆弱部(113A,113B)と、を備え、
前記基板ボックス(120)には、前記複数の識別領域部のうち特定の識別領域部以外の識別領域部を前記脆弱部において切除した状態の前記制御基板(110)が収納されるようにした発明が含まれることが分かる。
そして、このような発明によれば、制御基板を複数の遊技機(機種)に共通なものとすることができるので、製造コストを低減することができるとともに、製造時の在庫リスクを軽減することができる。また、実装領域部と識別領域部との間に脆弱部を設けることで、不要な識別領域部を切除する作業が簡単に行えるため、生産性を向上させることが可能となる。
前記複数の識別領域部(112A,112B,112C,112D)は、前記実装領域部(110A)を挟んで前記制御基板(110)の両端部に対向配置されるようにした発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、製造過程において電子部品を制御基板に実装する際に、複数の識別領域部を、はんだフロー槽に制御基板を浸漬する際の支持受部(把持部)として機能させることができるため、支持受部を別途設ける必要がなく、制御基板が大型化するのを回避することができる。
そして、かかる発明によれば、識別領域部の表面及び裏面をそれぞれ支持することが可能な第1支持部及び第2支持部を備えるので、脆弱部を設けたことにより実装領域部から分離し易くなった識別領域部が、基板ボックスへの衝撃や熱応力等で基板ボックス内において実装領域部から分離してしまうのを防止できる。
前記制御基板(110)を収納するための収納空間を形成する第1ケース部材(200)および第2ケース部材(300)と、
前記制御基板を前記第1ケース部材または前記第2ケース部に取り付けるための固着部材(431,432)と、
前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とを閉じた状態で封止するための封止手段(311,312)と、を備え、
前記固着部材(431,432)は、前記実装領域部(110A)に設けた固着受部(171,172)を介して前記制御基板を前記第1ケース部材または前記第2ケース部に固着するようにした発明が含まれる。
かかる発明によれば、実装領域部に設けた固着受部を介して制御基板が第1ケース部材または第2ケース部に固着されることで、制御基板の固着作業時や基板ボックスの組立て作業中に不意に脆弱部が破断して識別領域部が分離してしまうのを防止することができる。
そして、かかる発明によれば、第1ケース部材及び第2ケース部に設けられている第1支持部及び第2支持部が識別領域部を挟持するようにすることで、基板ボックス内において脆弱部が破断して識別領域部が分離してしまうのを効果的に防止できる。
そして、かかる発明によれば、第1支持部と第2支持部とによって実装領域部と識別領域部との相対的な移動を規制することが可能となり、脆弱部が破断して識別領域部が分離するのを効率的に防止できる。
前記第1ケース部材(200)または前記第2ケース部材(300)に、前記貫通口(118)内に進入して前記制御基板(110)を位置決めするための位置決め突起(218)を設けるようにした発明が含まれる。
そして、かかる発明によれば、第1ケース部材または第2ケース部の位置決め突起が進入する貫通口を制御基板の端部に位置した識別領域部に設けることで、効率的に制御基板の位置決めができる。また、第1ケース部材または第2ケース部に固着される実装領域部に対して識別領域部が相対的に移動し難くなり、識別領域部の破断を防止できる。
そして、かかる発明によれば、識別領域部に向けて落ち込む段差部を備えることによって、制御基板を基板ボックスに収納した状態において、基板ボックスを構成する壁体と識別領域部とが近接した状態となるため、識別領域部に表示される識別情報をボックス外部識別領域部に表示される識別情報を見易くすることができる。
前記識別シールは、切除された前記識別領域部(112A,112B)に対応する部分を覆うように前記基板ボックス(120)に貼着されるようにした発明が含まれる。
かかる発明によれば、基板ボックスに貼着された識別シールが、透明な基板ボックスの当該部分を隠すように覆うこととなるため、識別領域部が除去されていることを目立たなくすることができる。
さらに、本発明の制御装置は、上記実施形態に示されるようなパチンコ遊技機に限定されるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、スロットマシンなどの遊技機に適用可能である。
100 遊技制御装置(制御装置)
110 遊技制御基板(制御基板)
110A 実装領域部
112A,112B,112C,112D 基板識別領域部(識別領域部)
113A,113B 脆弱部
114 電子部品(遊技用マイクロコンピュータ等)
116 コネクタ
118 位置決め用の穴(貫通口)
120 基板ボックス
130 電子タグシール
131 電子タグチップ
140 タグカバー
171,172 ビス穴(固着受部)
200 第1ケース部材
206,207 視認段差部(段差部)
211,212 かしめ部(封止手段)
218 位置決め突起
241〜247 表支持リブ(第1支持部)
300 第2ケース部材
311,312 かしめ受部(封止手段)
340〜343 裏支持リブ(第2支持部)
431,432 ビス(固着部材)
Claims (1)
- 表面に遊技制御用の電子部品が実装される制御基板と、該制御基板を内部に収納するための透明な基板ボックスとを備えた遊技機において、
前記基板ボックスに収納前の前記制御基板は、
複数の機種に共通の配線パターンが設けられ、前記電子部品が実装される実装領域部と、
各々に異なる識別情報が表示され、前記電子部品が実装されない複数の識別領域部と、
前記実装領域部と前記複数の識別領域部との間に設けられた破断部と、を備え、
前記基板ボックスには、前記複数の識別領域部のうち特定の識別領域部以外の識別領域部を前記破断部において切除した状態の前記制御基板が収納され、
前記基板ボックスは、前記制御基板の表面に対向する面の前記識別領域部の識別情報表示面に対向する部分に、当該識別領域部に向けて落ち込む段差部を備え、
前記識別領域部は、前記制御基板の一辺に前記実装領域部の一部と並んで形成されており、
前記識別領域部と前記実装領域部の前記一部との境界に切り込み部が設けられていることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015081525A JP6078735B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015081525A JP6078735B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011134807A Division JP5768243B2 (ja) | 2011-06-17 | 2011-06-17 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015128686A JP2015128686A (ja) | 2015-07-16 |
JP6078735B2 true JP6078735B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=53759885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015081525A Active JP6078735B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6078735B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015128687A (ja) * | 2015-04-13 | 2015-07-16 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6712395B1 (ja) * | 2019-05-17 | 2020-06-24 | 山佐株式会社 | 遊技機用基板ユニット |
JP6764211B1 (ja) * | 2020-05-01 | 2020-09-30 | 山佐株式会社 | 遊技機用基板ユニット |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006006801A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Aruze Corp | 遊技機用電子回路基板、遊技基板の製造方法及び遊技機 |
JP4651069B2 (ja) * | 2004-10-06 | 2011-03-16 | サミー株式会社 | 遊技機の制御基板、及び遊技機の制御基板の製造方法 |
JP5055255B2 (ja) * | 2008-12-19 | 2012-10-24 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP5768243B2 (ja) * | 2011-06-17 | 2015-08-26 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2015
- 2015-04-13 JP JP2015081525A patent/JP6078735B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015128687A (ja) * | 2015-04-13 | 2015-07-16 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015128686A (ja) | 2015-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5768244B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5035949B2 (ja) | 遊技制御基板アセンブリの封印構造及び遊技機 | |
JP5768243B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5457766B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4999420B2 (ja) | 基板収納ケース | |
JP6078735B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009195350A (ja) | 遊技機 | |
JP2005329016A (ja) | 遊技機 | |
JP2015128687A (ja) | 遊技機 | |
JP2015131058A (ja) | スロットマシン | |
JP2014180356A (ja) | 遊技機 | |
JP4999421B2 (ja) | 基板収納ケース | |
JP6017989B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010068898A (ja) | 遊技機用制御基板収納ケースおよび遊技機 | |
JP6346127B2 (ja) | 遊技台 | |
JP2009195353A (ja) | 遊技機 | |
JP2009178176A (ja) | 基板ケース | |
JP4923203B2 (ja) | 遊技機基板ケース | |
JP5892516B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5961830B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP5892517B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016179271A (ja) | 遊技機 | |
JP2016137367A (ja) | 遊技機 | |
JP6082454B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5755433B2 (ja) | 回路基板ケース及び遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20160426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6078735 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |