JP2006006801A - 遊技機用電子回路基板、遊技基板の製造方法及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子制御機能が同じで基板管理番号が異なった遊技基板の在庫数を減少させ、在庫切れや大量の在庫処分を防止し、また、遊技基板の在庫切れにより、遊技機の出荷時期を逃さないようにすることを可能とする遊技機用電子回路基板、該遊技機用電子回路基板を用いた遊技基板の製造方法及び当該遊技基板の製造方法により製造された遊技基板を備える遊技機を提供すること。
【解決手段】 電気部品及び/又は電子部品を搭載可能な電子回路搭載部と、電子回路搭載部に対して切り離し可能に設けられた複数の基板管理番号表示部とを備え、複数の基板管理番号表示部の夫々には、互いに異なる基板管理番号が表示されていることを特徴とする遊技機用電子回路基板。
【選択図】 図1

Description

本発明は、種々のメーカー用に用いることができる遊技機用電子回路基板、該遊技機用電子回路基板を用いた遊技基板の製造方法及び当該遊技基板の製造方法により製造された遊技基板を備える遊技機に関する。
従来から、パチスロ機等の遊技機の動作に関する電気部品を搭載した遊技基板には、図5に示すように、その遊技基板およびその製造メーカーを特定するための基板管理番号51(例えば、“Z社 ZS−01”)が、遊技基板の電気部品が配置されている配置面の周縁に付されている。
基板管理番号51は、遊技機に固有に与えられ、遊技機を市場に流通させる前に遊技機が所定の仕様条件を満たしているか否かを検定する検定機関において検定試験を行う際に、基板管理番号51と遊技機の機種との整合が確認される。
また、遊技機に固有に与えられる基板管理番号51は、遊技機を遊技店に設置した後、その遊技店において定期的に行われる検査の際に参照され、基板管理番号51と遊技機の機種との整合を確認し、基板交換による不正(例えば、役物の大当たり、小当たりの発生確率の変更)の防止を行っている。
遊技基板は、通常、基板ケースに収容された状態で遊技機内部に取り付けられているが、例えば、基板ケースには施錠部と施錠部防護部を設け、当該防護部に管理番号が記されているものもあり、基板管理番号は徹底して管理されている。
特開2001−62114号公報
しかしながら、基板管理番号が遊技機に固有に与えられることで、不正の防止はできる一方、遊技基板製造の観点からすれば、複数機種の遊技機の遊技基板において、電子制御機能が同じ遊技基板であっても、異なる基板管理番号を表示させる(例えば、OEM供給する場合等)だけのために基板管理番号の種類の数だけ夫々別個に遊技基板を製造しなければならなかった。
そのため、電子制御機能が同じで基板管理番号が異なった遊技基板を機種の種類の数だけ夫々に在庫しなければならず、在庫数が増大するという問題があった。
また、電子制御機能が同じで基板管理番号が異なった遊技基板において、ある機種の遊技基板では在庫切れとなり他のある機種では大量に在庫がある場合、後から基板管理番号を変更することができず、流用して使用することができないため、在庫切れの遊技基板は追加して製造しなければならない一方、余剰に製造した遊技基板は大量に在庫処分しなければならないという問題があった。
また、電子制御機能が同じで基板管理番号が異なった遊技基板を備えた複数機種の遊技機において、基板管理番号が異なるために遊技基板を流用して使用することができないため、ある機種の遊技機の発注が見込み以上にあった場合、遊技基板の在庫切れのために出荷が遅れ、市場への出荷時期を逃してしまう問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子制御機能が同じで基板管理番号が異なった遊技基板の在庫数を減少させ、在庫切れや大量の在庫処分を防止し、また、遊技基板の在庫切れにより、遊技機の出荷時期を逃さないようにすることを可能とする遊技機用電子回路基板、該遊技機用電子回路基板を用いた遊技基板の製造方法及び当該遊技基板の製造方法により製造された遊技基板を備える遊技機を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)電気部品及び/又は電子部品を搭載可能な電子回路搭載部と、
上記電子回路搭載部に対して切り離し可能に設けられた複数の基板管理番号表示部と
を備え、上記複数の基板管理番号表示部の夫々には、互いに異なる基板管理番号が表示されていることを特徴とする遊技機用電子回路基板。
(1)の発明によれば、同様の性能(機能)を有する遊技基板を備えた複数のメーカー製の遊技機を一の製造元で製造する場合であっても、上記遊技機用電子回路基板には、切り離し可能に設けられた複数の基板管理番号表示部に互いに異なる基板管理番号がすべて表示されているので、電子回路搭載部の回路パターン、形状等が同じ一種類の遊技機用電子回路基板のみを製造すればよいことになり、基板管理番号が異なった遊技基板を機種の種類の数だけ夫々別個に製造する必要がなくなる。その結果、回路パターン、形状等が同じ遊技基板を機種の種類の数だけ夫々に在庫する必要がなくなり、在庫数の増大を抑えることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の遊技機用電子回路基板から、必要な基板管理番号が表示されている基板管理番号表示部以外の基板管理番号表示部を切り離す工程を含むことを特徴とする遊技基板の製造方法。
(2)の発明によれば、部品を搭載した特定メーカーの遊技基板が必要となった時点で、遊技機用電子回路基板から、必要な基板管理番号が表示されている基板管理番号表示部以外の基板管理番号表示部を切り離す工程を行えば、その時点で上記遊技基板に一の基板管理番号を付与することができ、直ぐに該当メーカーの遊技機に上記遊技基板を搭載することができる。その結果、遊技基板の在庫切れによる追加製造や大量の在庫処分を防止させることができる。
また、回路パターン、形状等が同じで、搭載部品等が若干異なる遊技基板を備えた複数のメーカー製の遊技機を一の製造元で製造する場合であっても、予め生基板を大量に製造しておき、受注後に生基板から必要な基板管理番号が表示されている基板管理番号表示部以外の基板管理番号表示部を切り離して一の基板管理番号を付与し、その後、電子部品等を搭載する工程を行えば、生基板の製造工程を省くことができ、遊技基板の納期を短縮することができる。
また、基板管理番号が異なった遊技基板を機種の種類の数だけ夫々別個に製造する必要がなくなり、その結果、回路パターン、形状等が同じ遊技基板を機種の種類の数だけ夫々に在庫する必要がなくなり、在庫数の増大を抑えることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 少なくとも上記(2)に記載の遊技基板の製造方法により製造された遊技基板を備えていることを特徴とする遊技機。
(3)の発明によれば、緊急に多量に一定の機種が必要となった場合、正規の基板管理番号が記載された遊技機を短時間でそろえることができ、遊技機の出荷時期を逃さないようにすることが可能となる。
本発明によれば、電子制御機能が同じで基板管理番号が異なった遊技基板の在庫数を減少させ、在庫切れや大量の在庫処分を防止し、また、遊技基板の在庫切れによる遊技機の出荷時期を逃さないようにすることが可能となる。
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、遊技機用電子回路基板41の平面図である。
遊技機用電子回路基板41は、電子回路搭載部42、捨て板部43及び4つの基板管理番号表示部44a〜44dにより構成されている。また、遊技機用電子回路基板41には、電子回路搭載部42と捨て板部43との間、及び、電子回路搭載部42と4つの基板管理番号表示部44a〜44dとの間には溝45a、45bが形成されており、基板管理番号表示部44a〜44dの夫々の間は、隙間46によって隔てられている。
電子回路搭載部42は、銅等の金属により回路パターンが形成される領域であり、また、電気部品(例えば、コンデンサや抵抗)や電子部品(例えば、ROMやRAM)(以下、電気部品等という)を搭載することができる領域である。
捨て板部43は、遊技機用電子回路基板41の上下両端に設けられ、電気部品等を、チップ部品搭載機(チップマウンター)や電子部品自動挿入機(インサーター)等(以下、チップマウンター等という)の装置を用いて搭載する際に、遊技機用電子回路基板41を固定する部分である。
4個の基板管理番号表示部44a〜44dは、溝45a、45bにより、夫々電子回路搭載部42及び捨て板部43から切り離し可能に設けられている。夫々の基板管理番号表示部44a〜44dには、遊技機用電子回路基板41より製造される遊技基板47が搭載され得るすべての遊技機のメーカー名(U社、C社、H社、Z社)及び互いに異なる基板管理番号(US−01、CS−01、HS−01、ZS−01)が表示されている。なお、本実施形態においては、基板管理番号表示部44a〜44dが4つである場合を示したが、4つに限らず、遊技機用電子回路基板41より製造される遊技基板47が搭載され得るすべての遊技機のメーカー名及び互いに異なる基板管理番号の種類の数に応じて設ければよい。
溝45a、45bは、遊技機用電子回路基板41にVカット、又は、ミシン目を施した部分であり、その溝に沿って折り曲げる、又は、切断刃を備えた治具を用いてその溝に沿って切れ込みを入れることで切り離し可能な構造になっている。
隙間46は、基板管理番号表示部44a〜44dの夫々が独立して電子回路搭載部42から切り離せるようにするための隙間である。隙間46は、必ずしも必要ではなく、隙間46の代わりにVカットやミシン目を施すとしてもよいが、この場合、後述する基板管理番号表示部切り離し工程において、誤って必要な基板管理番号表示部44も一緒に切り離してしまうおそれがある。また、隙間46の代わりにVカットやミシン目とすると、構造上、一つの基板管理番号表示部を残して溝に沿って折り曲げることが不可能となり、この場合、治具を用いて切り離さなければならないため、隙間46を形成しておく方が好ましい。
図1に示した遊技機用電子回路基板41は、平面視矩形状となっているが、その形状は、矩形状に限らず、矩形が組み合わされたような形状でもよく、その他の五角形等の形状であってもよい。また、この遊技機用電子回路基板41には、電気部品等が搭載されていてもよい。
図1に示した遊技機用電子回路基板41では、基板管理番号表示部44a〜44dが遊技機用電子回路基板41の一方の側に形成されているが、両方の側(左右の側)に形成されていてもよい。
また、この遊技機用電子回路基板41では、表面に回路が形成されているが、多層基板となっており、内部の層に回路が形成されていてもよく、基板の表と裏の両面に電気部品等が搭載されるように構成されていてもよい。
以上、本実施形態に係る遊技機用電子回路基板41によれば、同様の性能(機能)を有する遊技基板47を備えた複数のメーカー製の遊技機を一の製造元で製造する場合であっても、上記遊技機用電子回路基板41には、切り離し可能に設けられた複数の基板管理番号表示部44に互いに異なる基板管理番号がすべて表示されているので、電子回路搭載部42の回路パターン、形状等が同じ一種類の遊技機用電子回路基板41のみを製造すればよいことになり、基板管理番号が異なった遊技基板47を機種の種類の数だけ夫々別個に製造する必要がなくなる。その結果、回路パターン、形状等が同じ遊技基板47を機種の種類の数だけ夫々に在庫する必要がなくなり、在庫数の増大を抑えることができる。
次に、遊技基板47の製造方法の一例について説明する。
まず、例えば、絶縁板に金属箔を張り付けたもの(以下、プリント原板という)を準備し、捨て板部43及び基板管理番号表示部44を切り離し可能とするための溝45a、45bを形成する。絶縁板は、材料として、電気部品等をハンダ付けする必要から、熱に強い材料であるベークライト、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等が望ましく、また、形状として、基板管理番号表示部44となる夫々の部分と部分の間に隙間46を予め設けた長方形形状のものを用いることが望ましい。金属箔には安価で導電性の高い銅を用いることが望ましい。
次に、電子回路搭載部42に回路パターンを形成する。回路パターンは、プリント原板上に感光剤を塗ったポジ感光基板に、透明又は半透明のフィルムに描いたプリント版下を重ね合わせ、これに紫外線を照射した後、現像して照射部分の銅箔を露出させ、次に、露出した銅箔をエッチングすることにより形成する。
基板管理番号表示部44への遊技基板47が搭載され得るすべての遊技機のメーカー名及び互いに異なる基板管理番号の表示は、上記回路パターン形成時に同時に行うことができる。すなわち、プリント版下に回路パターンと同時にメーカー名及び基板管理番号も描いておき、回路パターンと同時にメーカー名及び基板管理番号を基板管理番号表示部44へ、エッチングにより表示する。
次に、電子部品の記号や回路記号、文字や線等をシルク印刷し、遊技機用電子回路基板41とする。
この後、電気部品搭載工程で、遊技機用電子回路基板41にチップマウンター等の装置を用いて電気部品等を搭載し、遊技機用電子回路基板41とする。
次に、基板管理番号表示部切り離し工程で、遊技機用電子回路基板41に表示されている4つの異なった基板管理番号表示部44a〜44dのうちから、必要な基板管理番号が表示されている基板管理番号表示部を一つ残して(例えば、44a)溝45aに沿って折り曲げる、あるいは、切断刃を備えた治具を用いて切れ込みを入れることで切り離す。これにより、遊技機用電子回路基板41は、一の基板管理番号が付与され、遊技基板47となる。なお、基板管理番号表示部の切り離しは、捨て板部43の切り離しと同時に行うため、特別に新たな製造工程を追加するものではない。
本実施形態においては、遊技機用電子回路基板41を製造後、電気部品搭載工程を行ってから基板管理番号表示部切り離し工程を行うこととしているが、上記製造工程順に限らず、基板管理番号表示部切り離し工程を行ってから電気部品搭載工程を行うとしてもよい。
また、遊技機用電子回路基板41は、電気部品搭載工程により、電気部品等を搭載した状態で在庫しておいてもよく、電気部品等を搭載しない状態で在庫しておいてもよい。
このようにすれば、回路パターン、形状、搭載部品等が全く同じ遊技基板47を備えた複数のメーカー製の遊技機を一の製造元で製造する場合は、電気部品等が搭載された遊技機用電子回路基板41を大量に製造しておき、受注後に基板管理番号表示部切り離し工程を行うことで一の基板管理番号を付与することができる。また、回路パターン、形状等が同じで、搭載部品等が若干異なる遊技基板47を備えた複数のメーカー製の遊技機を一の製造元で製造する場合であっても、電気部品等が搭載されていない遊技機用電子回路基板41を大量に製造しておき、受注後に電気部品搭載工程及び基板管理番号表示部切り離し工程を行うことで一の基板管理番号を付与することができる。
以上の遊技基板47の製造方法によれば、部品を搭載した特定メーカーの遊技基板47が必要となった時点で、遊技機用電子回路基板41から、必要な基板管理番号が表示されている基板管理番号表示部(例えば、44a)以外の基板管理番号表示部(例えば、44b〜44d)を切り離す工程を行えば、その時点で上記遊技機用電子回路基板41に一の基板管理番号を付与することができ、直ぐに該当メーカーの遊技機に上記遊技基板47を搭載することができる。その結果、遊技基板47の在庫切れによる追加製造や大量の在庫処分を防止させることができる。
また、この遊技基板47の製造方法によれば、回路パターン、形状等が同じで、搭載部品等が若干異なる遊技基板47を備えた複数のメーカー製の遊技機を一の製造元で製造する場合であっても、予め生基板を大量に製造しておき、受注後に生基板から必要な基板管理番号が表示されている基板管理番号表示部以外の基板管理番号表示部を切り離して一の基板管理番号を付与し、その後、電子部品等を搭載する工程を行えば、生基板の製造工程を省くことができ、遊技基板の納期を短縮することができる。
また、基板管理番号が異なった遊技基板47を機種の種類の数だけ夫々別個に製造する必要がなくなり、その結果、回路パターン、形状等が同じ遊技基板47を機種の種類の数だけ夫々に在庫する必要がなくなり、在庫数の増大を抑えることができる。
本実施形態による遊技基板47の製造方法においては、基板管理番号表示部44を互いに異なる基板管理番号の種類の数だけ設けるとしたが、基板管理番号表示部44をそれより多めに設けておき、不要な部分には何も表示しないとしてもよい。このようにすれば、後からメーカー名及び基板管理番号を追加して表示することができるようになり、設計当初には予定していなかったメーカー名及び基板管理番号を追加することができる。
また、本実施形態に係る遊技基板47の製造方法においては、回路パターンはエッチングにより形成したが、プリント原板の銅箔の必要な部分にマスクをし、銅箔の不要部分を塩化第二鉄の溶液で溶かして取り除いて形成するとしてもよい。マスクにはプリント原板に直接、油性インク等で配線として残したい部分を描く方法等がある。また、絶縁板に直接、金属箔等で回路パターンを描いてもよい。
また、本実施形態に係る遊技基板47の製造方法においては、メーカー名及び基板管理番号の表示は、ポジ感光基板を用いたエッチングで行うことととしたが、シルク印刷時に電気部品の記号や回路記号、文字や線等と同時に表示させることとしてもよく、レーザ等を用いて刻印することとしてもよい。
次に、上記遊技基板の製造方法により製造された遊技基板47を備えた遊技機について説明する。以下においては、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明することとする。
図3は、上記遊技基板の製造方法により製造された遊技基板47が搭載されているパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。
このパチスロ遊技装置1は、コイン、メダル又はトークン等の他、遊技者に付与されたか、若しくは、付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であるが、以下においては、メダルを用いるものとして説明することとする。
パチスロ遊技装置1の全体を形成している筐体2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。この液晶表示装置5は、透明液晶パネル34(図示せず)を備えており、この透明液晶パネル34は、その一部又は全部を透明/非透明の状態に切り替えることが可能であるとともに、遊技に関する演出画像を表示可能である。
図3では、液晶表示装置5に、演出画像として、豚を模したキャラクタ画像や、花火を表す背景画像等が表示されている様子を示している。
また、液晶表示装置5の背面側には、3個の回転リール3L、3C、3Rが設けられている。3個の回転リール3L、3C、3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄等の識別情報が表示されており、回転可能に横一列に設けられている。
各回転リール3L、3C、3Rの識別情報は、透明液晶パネル34が透明状態となった際に視認可能となる。すなわち、変動表示手段(回転リール3L、3C、3R)の前方に設けられた前側表示手段(液晶表示装置5)は、変動表示手段が表示する複数の識別情報(図柄)を透視し得る状態で画面画像を表示可能である。
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETスイッチ11及び最大BETスイッチ13が設けられている。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算スイッチ14が設けられている。
この貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、パチスロ遊技装置1が備えるメモリにメダル数がクレジットとして記憶される。
貯留メダル精算スイッチ14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L、3C、3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
台座部10の前面部の右寄りには、決定ボタン26及び取消ボタン27が設けられている。この決定ボタン26及び取消ボタン27を操作することにより、液晶表示装置5の表示画面の切替や指示の入力等を行うことができる。
台座部10の前面部の右寄りには、さらに、ドア開閉及び打ち止め解除装置29が設けられており、所定の鍵をこのドア開閉及び打ち止め解除装置29の鍵穴に差し込み、右に回すことにより前面ドアの開閉を行い、左に回すことにより打ち止め解除を行う。
筐体2の上方の左右には、スピーカ21L、21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L、21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を示す配当表パネル23が設けられている。
図4は図3に示すパチスロ遊技装置1の内部を模式的に示す斜視図である。本実施形態のパチスロ遊技装置1には、上記遊技基板47の製造方法により製造された遊技基板47が制御部48内に搭載されている。上記遊技基板47の製造方法によれば、パチスロ遊技装置1に搭載する直前に、遊技基板47に一の基板管理番号を付与することが可能である。
パチスロ遊技装置1は、レバー、スイッチ、ボタン、タッチパネル、メダルの投入等の入力により、遊技基板47のCPUが遊技基板のROMに記憶されたプログラムを実行し、所定の遊技を行うことができる。
遊技者は、メダルを投入するか貯留メダルを使用して遊技を開始できる。まず、1−BETスイッチ11あるいは最大BETスイッチ13を操作し、有効化するラインの本数を決定する。次に、スタートレバー6を操作して3個の回転リール3L、3C、3Rを回転させ、3個の停止ボタン7L、7C、7Rで夫々の回転リール3L、3C、3Rを停止させる。停止させたときに有効ライン上にある図柄の組み合わせが、入賞成立を示す停止態様であれば所定の配当枚数のメダルが払い出される。
以上のようなのパチスロ遊技装置1によれば、緊急に多量に一定の機種が必要となった場合、正規の基板管理番号が記載された遊技基板47を備えた遊技機を短時間で製造することが可能であり、遊技機の出荷時期を逃さないようにすることが可能となる。
本実施形態においては、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明したが、本発明を他の遊技機(例えば、パチンコ遊技装置、スロットマシン等)に適用することも可能である。
パチンコ遊技装置やスロットマシンのような他の遊技機に本実施形態を適用した場合にも、緊急に多量に一定の機種が必要となった場合、正規の基板管理番号が記載された遊技基板を備えた遊技機を短時間で製造することが可能であり、遊技機の出荷時期を逃さないようにすることが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
遊技機用電子回路基板41の平面図である。 遊技基板47の平面図である。 本実施形態に係るパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図3に示すパチスロ遊技装置の内部を模式的に示す斜視図である。 従来の遊技基板47の平面図である。
符号の説明
1 パチスロ遊技装置
41 遊技機用電子回路基板
42 電子回路搭載部
43 捨て板部
44a〜44d 基板管理番号表示部
45a、45b 溝
46 隙間
47 遊技基板
48 制御部

Claims (3)

  1. 電気部品及び/又は電子部品を搭載可能な電子回路搭載部と、
    前記電子回路搭載部に対して切り離し可能に設けられた複数の基板管理番号表示部とを備え、
    前記複数の基板管理番号表示部の夫々には、互いに異なる基板管理番号が表示されていることを特徴とする遊技機用電子回路基板。
  2. 請求項1に記載の遊技機用電子回路基板から、必要な基板管理番号が表示されている基板管理番号表示部以外の基板管理番号表示部を切り離す工程を含むことを特徴とする遊技基板の製造方法。
  3. 少なくとも請求項2に記載の遊技基板の製造方法により製造された遊技基板を備えていることを特徴とする遊技機。
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