JP6077944B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
(1)適用リムに装着し所定空気圧を充填した無負荷状態におけるタイヤの装着姿勢にて、タイヤの側周面形状がタイヤ幅方向断面で見て、
タイヤ外方に向かって凸となる曲率を持つ第1の曲線部と、
該第1の曲線部のタイヤ径方向内側に連なりタイヤ内方に向かって凸となる曲率を持つ第2の曲線部と、
該第2の曲線部のタイヤ径方向内側に連なりタイヤ外方に向かって凸となる曲率を持つ第3の曲線部とを含み、
前記第1〜3の曲線部が下記に示す条件a〜eを満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
<記>
a.前記第1の曲線部は、
前記適用リムのリムフランジ断面の変曲点からリム径ラインに下ろした垂線の足であるP点からリム径ラインに対して60°〜70°の範囲内にある所定角度θ1で延びる第1の線分上にあって、リム径ラインからタイヤ断面高さSHの35%〜50%の範囲内にある所定高さSWH1の位置にあるA点と、該A点よりもタイヤ径方向内側の所定位置B点とを通り、所定曲率半径R1を有する第1の仮想円のうち、前記A点と同じまたは前記A点よりもタイヤ径方向外側の所定位置C点から、該第1の仮想円と前記第1の線分との交点であり、前記A点よりもタイヤ径方向内側に位置する交点D点までの部分である。
b.前記第3の曲線部は、
前記P点からリム径ラインに対して前記θ1よりも大きい70°〜80°の範囲内にある所定角度θ2で延びる第2の線分上にあって、リム径ラインから前記SHの45%〜60%の範囲内にある所定高さSWH2の位置にあるE点と、前記第1の仮想円と前記第2の線分との交点であるF点とを通り、前記曲率半径R1よりも大きい所定曲率半径R2を有する第2の仮想円上の部分であって、前記D点よりタイヤ径方向内側に位置する第2の仮想円上の所定位置G点から前記F点までの部分である。
c.前記第2の曲線部は、前記D点から前記G点までを30mm以下の所定曲率半径R3で結んだ曲線部である。
d.前記B点が、前記タイヤ装着姿勢で適用リムのリムフランジと接触しているタイヤ径方向最外側位置である。
e.前記a〜cに関わらず、前記D点が変曲点となる。
前記第3の曲線部の曲率中心が、E点を通りリム径ラインに平行な線上にある上記(1)に記載の空気入りタイヤ。
まず、第1の曲線部11について図2を参照して説明する。なお、図2においてはタイヤの側周面の輪郭形状をわかりやすくするため、適用リム14を離して描いている。第1の曲線部11は、適用リム14のリムフランジ14a断面の変曲点Q(図1参照)からリム径ラインRLに下ろした垂線の足であるP点からリム径ラインに対して60°〜70°の範囲内にある所定角度θ1で延びる第1の線分15上にあって、リム径ラインRLからタイヤ断面高さSH(不図示)の35%〜50%の範囲内にある所定高さSWH1の位置にあるA点と、該A点よりもタイヤ径方向内側の所定位置B点とを通り、所定曲率半径R1を有する第1の仮想円11aのうち、A点と同じまたはA点よりもタイヤ径方向外側の所定位置C点から、第1の仮想円11aと第1の線分15との交点であり、前記A点よりもタイヤ径方向内側に位置する交点D点までの部分である。「タイヤ断面高さSH」は、タイヤの外径とリム径の差の1/2と定義され、換言するとリム径ラインRLからタイヤ赤道位置にあるトレッド部6の表面までの距離である。また、「リム径ライン」とは、リム径を測定する位置をいう。
次に、第3の曲線部13について説明する。第3の曲線部13は、P点からリム径ラインRLに対してθ1よりも大きい70°〜80°の範囲内にある所定角度θ2で延びる第2の線分16上にあって、リム径ラインRLからSHの45%〜60%の範囲内にある所定高さSWH2の位置にあるE点と、第1の仮想円11aと第2の線分16との交点であるF点とを通り、前記曲率半径R1よりも大きい所定曲率半径R2を有する第2の仮想円13a上の部分であって、前記D点よりタイヤ径方向内側に位置する第2の仮想円上の所定位置G点から前記F点までの部分である。
最後に、第1の曲線部11と第3の曲線部13とを繋ぐ第2の曲線部12について説明する。第2の曲線部12は、前記D点から前記G点までを30mm以下の所定曲率半径R3(不図示)で結んだ曲線部である。ここで、線分16上のG点は、第2の曲線部12の曲率半径R3が決まれば、その曲率半径を有するように任意の位置にとることができる。
ここで、線分16上のG点は、第2の曲線部12の曲率半径R3が決まれば、第2の曲線部12と第2の仮想円13aとの交点として特定される。R3を30mm以下とすることにより、窪み量を確保できるのである。
12 第2の曲線部 13 第3の曲線部 13a 第2の仮想円
14 適用リム 14a リムフランジ 15 第1の線分
16 第2の線分 17 A点を通りリム径ラインに平行な線
18 E点を通りリム径ラインに平行な線 RL リム径ライン
R1 第1の曲線部の曲率半径 R2 第3の曲線部の曲率半径
R3 第2の曲線部の曲率半径(図示せず) O1 第1の曲線部の曲率中心
O2 第3の曲線部の曲率中心
Claims (4)
- 適用リムに装着し所定空気圧を充填した無負荷状態におけるタイヤの装着姿勢にて、タイヤの側周面形状がタイヤ幅方向断面で見て、
タイヤ外方に向かって凸となる曲率を持つ第1の曲線部と、
該第1の曲線部のタイヤ径方向内側に連なりタイヤ内方に向かって凸となる曲率を持つ第2の曲線部と、
該第2の曲線部のタイヤ径方向内側に連なりタイヤ外方に向かって凸となる曲率を持つ第3の曲線部とを含み、
前記第1〜3の曲線部が下記に示す条件a〜eを満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
<記>
a.前記第1の曲線部は、
前記適用リムのリムフランジ断面の変曲点からリム径ラインに下ろした垂線の足であるP点からリム径ラインに対して60°〜70°の範囲内にある所定角度θ1で延びる第1の線分上にあって、リム径ラインからタイヤ断面高さSHの35%〜50%の範囲内にある所定高さSWH1の位置にあるA点と、該A点よりもタイヤ径方向内側の所定位置B点とを通り、所定曲率半径R1を有する第1の仮想円のうち、前記A点と同じまたは前記A点よりもタイヤ径方向外側の所定位置C点から、該第1の仮想円と前記第1の線分との交点であり、前記A点よりもタイヤ径方向内側に位置する交点D点までの部分である。
b.前記第3の曲線部は、
前記P点からリム径ラインに対して前記θ1よりも大きい70°〜80°の範囲内にある所定角度θ2で延びる第2の線分上にあって、リム径ラインから前記SHの45%〜60%の範囲内にある所定高さSWH2の位置にあるE点と、前記第1の仮想円と前記第2の線分との交点であるF点とを通り、前記曲率半径R1よりも大きい所定曲率半径R2を有する第2の仮想円上の部分であって、前記D点よりタイヤ径方向内側に位置する第2の仮想円上の所定位置G点から前記F点までの部分である。
c.前記第2の曲線部は、前記D点から前記G点までを30mm以下の所定曲率半径R3で結んだ曲線部である。
d.前記B点が、前記タイヤ装着姿勢で適用リムのリムフランジと接触しているタイヤ径方向最外側位置である。
e.前記a〜cに関わらず、前記D点が変曲点となる。 - 前記第1の曲線部の曲率中心が、A点を通りリム径ラインに平行な線上にあり、
前記第3の曲線部の曲率中心が、E点を通りリム径ラインに平行な線上にある請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記R1が20〜100mmであり、前記R2が100〜250mmである請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第3の曲線部は、負荷転動時には適用リムのリムフランジとくり返し接触する部分である請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013124096A Expired - Fee Related JP6077944B2 (ja) | 2013-06-12 | 2013-06-12 | 空気入りタイヤ |
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JP4528007B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2010-08-18 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2005289123A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 自動車用低偏平空気入りタイヤ |
JP2013067256A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
-
2013
- 2013-06-12 JP JP2013124096A patent/JP6077944B2/ja not_active Expired - Fee Related
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