JP6076734B2 - 液体容器 - Google Patents
液体容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6076734B2 JP6076734B2 JP2012288203A JP2012288203A JP6076734B2 JP 6076734 B2 JP6076734 B2 JP 6076734B2 JP 2012288203 A JP2012288203 A JP 2012288203A JP 2012288203 A JP2012288203 A JP 2012288203A JP 6076734 B2 JP6076734 B2 JP 6076734B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- liquid
- container
- container body
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Packages (AREA)
Description
図1は、第1実施形態に係る液体容器を示す図である。図2は、図1に示す液体容器の断面構成を示す図である。各図に示す液体容器1は、液体(粘性液体を含む)を収容する気圧式の容器である。以下の説明において、上下の方向は、図1及び図2おける上下方向(液体容器1の高さ方向)を示している。
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態のように袋体のキャップを外すことなく、袋体を容器体に組み立てできるものである。図7は、第2実施形態に係る液体容器の断面構成を示す図である。図7に示すように、液体容器50は、袋体52と、容器体54と、キャップ部56と、を備えている。
上記実施形態の構成を有する液体容器を構成した。実施例1では、ポリエチレンから形成された容器体の幅方向内寸(内径D)を50mmとし、本体部の高さ130mm、体積250mlの第1実施形態に係る容器体を用いた。袋体では、袋部の幅方向外寸(幅寸法W)を70mm、袋部の高さ方向外寸を150mm、シール部巾(幅寸法d)を15mm、(シール部巾/袋部の幅方向外寸)を21%とした。上記実施形態と同様に、フィルム部はON/接着剤/L・LDPEの積層フィルムを用いて、袋体を作製した。ここで、袋体のフィルムは、ONの厚みが15μmのニ軸延伸ナイロン6フィルム、L−LDPEの厚みが60μmの密度が0.920g/cm3、エチレンと1−ヘキセンとの共重合体である直鎖状ポリエチレンとし、フィルム部の厚みを75μmとした。また、実施例1では、吐出部の吐出口に吐出弁を設け、誘因部を設けていない。蓋部には、吸入弁を設けた。袋部に液体を満充填した袋部の体積を120mlとし、袋部に液体を満充填した袋部の体積/容器体の体積)×100=48%とした。表1は、評価結果を示す表である。表1に示すように、このような構成を有する実施例1では、袋体の袋部内に残留した液体の残液率は、1%であった。
実施例2では、シール部巾(幅寸法d)を7mm、(シール部巾/袋部の幅方向外寸)を10%とした以外は、実施例1と同様の構成とした。また、袋部に液体を満充填した袋部の体積を120mlとし、袋部に液体を満充填した袋部の体積/容器体の体積)×100=48%とした。実施例2では、表1に示すように、袋体の袋部内に残留した液体の残液率は、2%であった。
実施例3では、シール部巾(幅寸法d)を4mm、(シール部巾/袋部の幅方向外寸)を6%とした以外は、実施例1と同様の構成とした。また、袋部に液体を満充填した袋部の体積を120mlとし、袋部に液体を満充填した袋部の体積/容器体の体積)×100=48%とした。実施例3では、表1に示すように、袋体の袋部内に残留した液体の残液率は、3%であった。
実施例4では、実施例3の構成に加えて、誘因部を設けた。誘因部は、誘因部の頂部と袋部の底辺との間隔Tを25mmとし、袋部の幅寸法Wとの関係T/Wを36%とした。また、袋部に液体を満充填した袋部の体積を110mlとし、袋部に液体を満充填した袋部の体積/容器体の体積)×100=44%とした。実施例4では、表1に示すように、袋体の袋部内に残留した液体の残液率は、1%であった。
実施例5では、誘因部の頂部と袋部の底辺との間隔Tを15mmとし、袋部の幅寸法Wとの関係T/Wを18%とし、袋部に液体を満充填した袋部の体積を170mlとし、袋部に液体を満充填した袋部の体積/容器体の体積)×100=68%とした以外は、実施例4と同様の構成とした。実施例6では、表1に示すように、袋体の袋部内に残留した液体の残液率は、1%であった。
実施例6では、ポリエチレンから形成された容器体上部の幅方向の内寸(内径D)を50mmとし、本体部の高さ130mm、体積230mlの第2実施形態に係る容器体を用いた。袋体は、実施例4と同様の構成とした。実施例6では、表1に示すように、袋体の袋部内に残留した液体の残液率は、1%であった。
比較例では、袋部は、1枚のフィルムを重ね合わせ、その端部をシール部により封止した構成とした。すなわち、比較例の袋部では、高さ方向において片側の側部にのみシール部が形成されている。比較例では、ポリエチレンから形成された容器体の幅方向内寸(内径D)を50mmとし、本体部の高さ130mm、体積250mlの第1実施形態に係る容器体を用いた。袋体では、袋部の幅方向外寸(幅寸法W)を70mm、袋部の高さ方向外寸を150mm、実施例1と同様に、フィルム部の厚みを75μmとした。また、比較例では、誘因部を設けていない。蓋部には、吸入弁を設けた。袋部に液体を満充填した袋部の体積を170mlとし、袋部に液体を満充填した袋部の体積/容器体の体積)×100=44%とした。このような構成を有する比較例では、表1に示すように、袋体の袋部内に残留した液体の残液率は、10%であった。
Claims (5)
- 液体を封入する袋体と、
前記袋体を収容し且つ可撓性を有する容器体と、を備え、
前記袋体は、
対向する一対のフィルム面が外縁に沿って封止されて、一対の側辺と、前記一対の側辺に接続された底辺と、を有する袋部と、
前記袋部における前記底辺の反対側に設けられて、前記袋部の内部から外部への前記液体の流出を許容し、且つ外部から内部への前記液体の流入を規制する逆止弁が設けられた吐出部と、を有し、
前記容器体は、
前記吐出部が気密に装着されて前記袋部を前記容器体に密封する装着部と、
前記容器体の外側から内部への気体の流入を許容し、且つ内部から外部への気体の流出を規制する気体吸入弁と、を有し、
前記袋部は、前記一対の側辺と前記底辺とに帯状の封止部が設けられており、
前記袋部には、前記液体が充填されたときに、当該袋部の前記底辺側の両側部を内側にくびれさせる誘因部が設けられており、
前記袋体の前記袋部が前記容器体に収容されるとき、前記袋部の前記底辺側の両端部が折り畳まれて前記容器体の側壁部の内面に沿った状態で収容される、液体容器。 - 前記袋体は、前記容器体に着脱自在に設けられている、請求項1記載の液体容器。
- 前記誘因部は、前記一対のフィルム面を接合してなり、前記一対の側辺のそれぞれに設けられた前記封止部から内側に突出している、請求項1又は2記載の液体容器。
- 前記誘因部の位置は、当該誘因部の頂部と前記袋部の前記底辺との間隔Tと前記袋部の幅寸法Wとの関係T/Wが10〜40%の位置である、請求項1〜3のいずれか一項記載の液体容器。
- 前記一対の側面それぞれの前記封止部の幅寸法dは、前記袋部の幅寸法Wとの関係d/Wが4〜40%となるように設定されている、請求項1〜4のいずれか一項記載の液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012288203A JP6076734B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012288203A JP6076734B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 液体容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014129122A JP2014129122A (ja) | 2014-07-10 |
JP6076734B2 true JP6076734B2 (ja) | 2017-02-08 |
Family
ID=51407931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012288203A Active JP6076734B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6076734B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7164387B2 (ja) * | 2018-10-04 | 2022-11-01 | 花王株式会社 | シート材容器 |
JP7285432B2 (ja) * | 2018-12-14 | 2023-06-02 | キョーラク株式会社 | 二重容器 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS414224Y1 (ja) * | 1964-02-11 | 1966-03-12 | ||
JPS6147362A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-03-07 | ポ−ル デイ−. エヴエヴイツチ | 分与装置 |
JP3094429B2 (ja) * | 1990-07-31 | 2000-10-03 | ソニー株式会社 | 画像撮影記録装置 |
JP2001139058A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-22 | Tatsue Seiko Kk | 詰替用液体収納袋のホルダーへの装着方法及び詰替用液体収納袋 |
US20080142546A1 (en) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Conopco, Inc., D/B/A Unilever | Package |
-
2012
- 2012-12-28 JP JP2012288203A patent/JP6076734B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014129122A (ja) | 2014-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11780648B2 (en) | Tubular container and method for producing same | |
JP2016199280A (ja) | チューブ容器 | |
JP6076734B2 (ja) | 液体容器 | |
KR102435928B1 (ko) | 자립형 백 및 이의 제조방법 | |
JP5983917B2 (ja) | 注出口付き包装袋 | |
US11655089B2 (en) | Spout-equipped packaging bag and manufacturing method therefor, and spout-equipped packaging bag that contains contents | |
JP5473419B2 (ja) | 注出口部材、該注出口部材を取り付けた多室包装袋及び該多室包装袋に内容物を充填した内容物充填体 | |
JP5970299B2 (ja) | 自立袋 | |
JP2017124848A (ja) | 液体収容容器、液体を充填する方法及び液体を排出させる方法 | |
JP6710491B2 (ja) | 注出口部材および注出口部材付き袋 | |
JPH1191798A (ja) | 注出口付斜めシール袋容器 | |
JP2005206163A (ja) | 口栓付き袋 | |
JP6090908B2 (ja) | 包装袋 | |
JP7368347B2 (ja) | スパウト接合構造および二重袋 | |
JP7229320B2 (ja) | 自立袋 | |
JP6073557B2 (ja) | 吸引式注出ポンプ装置付き液体容器 | |
JP3935536B2 (ja) | パウチ用注出口 | |
JP4932139B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2008132100A (ja) | 液体バッグの包装袋及び液体バッグ包装体 | |
US20210053737A1 (en) | Self-standing packing bag with spout | |
JP2022039426A (ja) | 包装袋及び包装製品 | |
JP6890387B2 (ja) | 包装袋 | |
JP4601777B2 (ja) | カートリッジ式袋 | |
JP4184477B2 (ja) | チューブ状容器 | |
JP3204404U (ja) | 液状物充填包装体の外容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6076734 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |