JP6075990B2 - 油圧配管接続部品 - Google Patents

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本発明は、建設機械の運転室の床板に固定される油圧配管接続部品に関する。
建設機械の運転室の床板に固定される油圧配管接続部品に関し、例えば特許文献1に記載されたものがある。なお、特許文献1では、本願でいう油圧配管接続部品は、「合流配管」という名称で記載されている。
特許文献1に記載の合流配管24は、ベースプレート25と、ベースプレート25の下面に設けられた配管本体26とを備えている。ベースプレート25には、3つの挿通孔25a・25b・25cが設けられている。これら挿通孔25a・25b・25cは、円形であって、ボルトBを挿通可能な大きさとされている。挿通孔25a・25b・25cのそれぞれに挿入されたボルトBをナットNに螺合することによって、合流配管24は、フロアプレート13の下面に中補強梁15bを介して固定される(特許文献1の段落0038、図7、図8)。
特開2011−184970号公報
油圧ショベルなどの建設機械の運転室の床板に配管接続部品を介して油圧配管を固定すると、油圧の脈動が、当該配管接続部品・床板を介して振動としてオペレータに伝わり、シート・レバーの不快振動・騒音の要因となるという問題がある。エンジンのアイドリング時など、通常よく使用されるエンジン回転数に対して、油圧脈動の周波数と、油圧配管接続部品の固有振動数とが一致すると、共振現象によって油圧配管接続部品の振動が大きくなり、振動・騒音増加の要因となる。
特許文献1では、フロアプレート(床板)に補強梁を固定するとともに、この補強梁を介して合流配管(配管接続部品)をフロアプレートに固定している。こうすることで、合流配管内の作動油の脈動に起因してオペレータに伝わる騒音を抑制している。具体的には、補強梁の剛性によってフロアプレートの振動を抑制している。加えて、合流配管が補強梁を介して間接的にフロアプレートに固定されるので、合流配管からフロアプレートに伝わる振動を補強梁により軽減することができる(特許文献1の段落0046)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、合流配管(配管接続部品)を支持する構造に関するものであり、合流配管自体の振動を低減してオペレータに伝わる振動・騒音を抑制しようとするものではない。
ここで、特許文献1に記載の合流配管24は、平板のベースプレート25に配管本体26を溶接してなるシンプルな構造となっており、これによりコストダウンが図られている。しかしながら、このようなシンプルな構造とすると、その剛性が低下し、合流配管自体が共振するという問題がより起こりやすい。
共振現象を回避するには、その剛性を上げて固有振動数を高くするという方法があるが、剛性を上げるためにはコストがかかる。反対に、その剛性を下げて、ローアイドル回転数よりも低い側に固有振動数をもってくると、強度が不足し、耐久性が低下するという問題がある。また、高次の振動モードでの共振が発生するかもしれないという懸念もある。
合流配管の共振の要因となる油圧脈動の加振周波数は、エンジン回転数に依存する。共振を回避するため、よく使用するローアイドル、およびハイアイドルの加振周波数を避ける設計をすることはできるが、アイドリング時のエンジン回転数の仕様は建設機械によって異なる場合がある。建設機械の重量などによらず、その運転室(キャビン)は機種共通のものを使用し、合流配管(配管接続部品)も共通化したい。
しかし、アイドリング時のエンジン回転数の仕様の異なる建設機械にそれぞれ対応するには、現状の技術では、剛性の異なる形状・寸法の合流配管を製作する必要があるので合流配管(配管接続部品)の共通化ができない。異なる形状・寸法の合流配管の製作は、コストアップの要因になる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、仕様の異なる機種に対しても、シンプル且つ1種類の形状・寸法のもので、それ自体でオペレータに伝わる振動・騒音を抑制することができる油圧配管接続部品を提供することである。
本発明は、建設機械の運転室の床板の下面に固定され、複数の油圧配管を合流させる油圧配管接続部品である。この油圧配管接続部品は、前記床板の下面に固定されるベースプレートと、前記ベースプレートに設けられ、前記複数の油圧配管が接続される配管合流部と、を備える。前記ベースプレートには、当該油圧配管接続部品を前記床板の下面に固定するための固定手段が挿入される長孔が形成されている。前記長孔は、前記固定手段によるベースプレート固定位置と、加振源となる前記配管合流部との間の距離を変更することができるように形成されている。
本発明によると、油圧配管接続部品自体の固有振動数を、その配管合流部とベースプレート固定部との間の距離を変更することで変化させることができる。そのため、エンジン回転数の変化によって変わる油圧脈動周波数に対する共振現象の回避を、油圧配管接続部品の固定位置を変えることだけで実現することができる。また、配管合流部とベースプレート固定部との間の距離を短くするだけでその変更前よりも剛性を上げることができる。すなわち、本発明によると、仕様の異なる機種に対しても、シンプル且つ1種類の形状・寸法のもので、それ自体でオペレータに伝わる振動・騒音を抑制することができる。
本発明を適用した油圧ショベルの側面図である。 図1に示した油圧ショベルのキャビン下の操作レバー用油圧配管を示す斜視図である。 図2に示した旋回フレーム上に設けられたフロアプレートの底面図である。 図3に示したフロアプレートの下面(底面)に固定された第1実施形態の油圧配管接続部品の全体構成を示す底面図である。 図4のI−I断面図である(フロアプレートの下面(底面)に固定された状態を図示している)。 図5のIIa−IIa断面図(図6(a))、およびIIb−IIb断面図(図6(b))である。 本発明の第2実施形態に係る油圧配管接続部品の全体構成を示す底面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。本発明は、各種の建設機械のうち例えば油圧ショベルに適用される。
図1に示すように、油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2の上に上部旋回体3が旋回自在に搭載されてなる建設機械である。油圧ショベル1の上部旋回体3の構造体である旋回フレーム4の上には、キャビン6(運転室)を含む各種設備が搭載される。また、ブーム7・アーム8・バケット9を備えた作業アタッチメント5が旋回フレーム4の前部に装着される。ブーム7、アーム8、およびバケット9は、それぞれ、ブームシリンダ10、アームシリンダ11、およびバケットシリンダ12、の伸縮に応じて動作する。
キャビン6の運転席に座ったオペレータから見たときの前後左右方向を用いて以下説明する。
まず図2を参照して頂きたい。旋回フレーム4上の左前位置には、キャビン6のフロアプレート13(床板、図3参照)を取り付けるための部分が設けられている。旋回フレーム4上には、左右方向に延びる前後一対の台座4aおよび台座4bが立設されている。これら台座4a・4bは、それぞれ同程度の左右長さを有しており、各台座4a・4bの左右端部には、フロアプレート13を防振しながら支持するためのマウント(不図示)を取り付けるためのマウント取付部M1〜M4が設けられている。
(フロアプレート)
図3に示したように、フロアプレート13は、左右の縁部が下に90°の角度で折り曲げられて正面視でコの字形とされ、平面視で略長方形とされた金属板である。このフロアプレート13の四隅は、旋回フレーム4上に設けられたマウント(図2ではマウント取付部M1〜M4を示す)によって下から支持される。また、フロアプレート13には、後述する油圧配管(図2の配管P1、P2、T1、T2、A1〜A4)をキャビン6内からフロアプレート13の下に導くために上下に貫通する左右一対の孔13aおよび孔13bが設けられている。
また、フロアプレート13の下面には、左右方向に延びる計3本の前補強梁14a、中補強梁14b、および後補強梁14cが所定の間隔をあけて固定されている。
各補強梁14a〜14cの構造は同様であるため、中補強梁14bを例にとって図5を参照しつつ説明する。中補強梁14bは、フロアプレート13と平行な本体部23と、本体部23の前後の縁部が上に90°の角度で折り曲げられてなる前後一対の脚部24とを有する断面コの字形の金属板である。この中補強梁14bは、本体部23とフロアプレート13との間に間隙が形成されるように、各脚部24の上端部がフロアプレート13の下面に対して突き合わせ溶接される。また、前補強梁14a・後補強梁14cが有しない構造として、中補強梁14bは、本体部23を上下に貫通する3つの円形の孔23aと、これらの孔23aと同心に配置された雌ねじ部を有する3つのナットNとを備えている。これらのナットNは、本体部33の上面に溶接などの手段によって固定される。
(油圧配管)
図2に示されているように、キャビン6の下には油圧配管(P0、P1、P2、T0、T1、T2、A1〜A4)が配設されている。このうちの配管(P0、P1、P2)は、パイロットポンプ(不図示)とリモコン弁(操作弁)31・32との間を接続するものである。配管(A1〜A4)は、リモコン弁(操作弁)31・32と、ブームシリンダ10・アームシリンダ11・バケットシリンダ12などの油圧アクチュエータのパイロットポートとの間を接続するものである。また、配管(T0、T1、T2)は、リモコン弁(操作弁)31・32と、タンク(不図示)との間を接続するものである。パイロットポンプ(不図示)から吐出された作動油は、リモコン弁(操作弁)31・32を介して油圧アクチュエータのパイロットポートに供給され、油圧アクチュエータのパイロットポートから導出された作動油はタンクに回収される。
なお、リモコン弁(操作弁)31・32は、キャビン6内に配置されるものであって、オペレータによる操作レバー(不図示)の操作に応じて油圧アクチュエータに対するパイロット圧を生じさせるものである。オペレータが操作レバーを傾動操作することにより、当該傾動操作の向きおよび操作量に応じてパイロット圧は変化する。
(油圧配管接続部品)
ここで、配管(P0、P1、P2、T0、T1、T2)は、フロアプレート13の下面に固定された(図3参照)配管接続部品15に接続されている。この配管接続部品15は、複数の油圧配管を合流させる本発明の油圧配管接続部品の一例である。
図4、5に示すように、配管接続部品15は、フロアプレート13の下面に固定されるベースプレート16と、複数の油圧配管が接続される配管合流部17とを備えている。
<配管合流部>
配管合流部17は、ベースプレート16の下面に固定されている。この配管合流部17は、ベースプレート16の下面に立設された支柱部18と、この支柱部18から同一平面上で前後左右にそれぞれ突出するポンプ側接続部19a〜19dと、これらポンプ側接続部19a〜19dよりも上の位置で支柱部18から同一平面上で前後左右にそれぞれ突出するタンク側接続部20a〜20dとを備えている。
ポンプ側接続部19dには配管P0の一端が接続され、ポンプ側接続部19bには配管P1の一端が接続され、ポンプ側接続部19cには配管P2の一端が接続される。各配管P0〜P2は、各ポンプ側接続部19a〜19d内を繋ぐ油流路21(図6(a)参照)によって互いに連通する。配管合流部17内に形成された当該油流路21の合流部を、符号C1を付して図6(a)中に二点鎖線で示している。
また、配管P0の他端はパイロットポンプに接続され、配管P1の他端はリモコン弁31に接続され、配管P2の他端はリモコン弁32に接続される。
一方、タンク側接続部20dには配管T0の一端が接続され、タンク側接続部20bには配管T1の一端が接続され、タンク側接続部20cには配管T2の一端が接続される。各配管T0〜T2は、各タンク側接続部20a〜20d内を繋ぐ油流路22(図6(b)参照)によって互いに連通する。配管合流部17内に形成された当該油流路22の合流部を、符号C2を付して図6(b)中に二点鎖線で示している。なお、本実施形態では、前側のポンプ側接続部20aおよびタンク側接続部20aは盲栓により閉じられている。
配管T0の他端はタンクに接続され、配管T1の他端はリモコン弁31に接続され、配管T2の他端はリモコン弁32に接続される。
<ベースプレート>
ベースプレート16は、中補強梁14bを介してフロアプレート13の下面に固定されている。詳細には、中補強梁14bの本体部23にベースプレート16は固定されている。なお、ベースプレート16の形状は長方形とされているが、その形状は長方形に限定されない。また、ベースプレート16は、フロアプレート13の下面に直接、固定されていてもよい。
ベースプレート16には長孔16a〜16cが形成されている。これらの長孔16a〜16cには、配管合流部17が固定された当該ベースプレート16を、中補強梁14bを介してフロアプレート13の下面に固定するためのボルトB(固定手段)が挿入される。長孔16a・16bは、ベースプレート16の前部であって、その左右方向の両端部に形成されている。長孔16cは、長孔16bの後方に形成されている。これらの長孔16a〜16cは、中補強梁14bに形成された3つの孔23aの位置にそれぞれ対応して設けられる。
図5に示したように、長孔16a〜16c・3つの孔23aにワッシャWを挟んで下から挿入されたボルトBを各ナットNに螺合することによって、配管接続部品15は中補強梁14b(本体部23)の下面に固定される。
ここで、長孔16a〜16cは、ボルトBによるベースプレート固定位置F1〜F3と、加振源となる配管合流部17との間の距離を変更することができるように形成されている。具体的には、本実施形態では、長孔16a〜16cの長手方向と、配管接続部品15の前後方向とが一致した所定の長さを有する長孔16a〜16cとされている。長孔16a〜16c同士は相互に平行とされている。
図4および図5には、長孔16a〜16cの中央にボルトBを挿入・配置して、平面視においてこの中央部分にベースプレート固定位置F1〜F3が位置する例が示されている。ボルトBを配置する位置をこれよりも前側にずらせば、ベースプレート固定位置F1〜F3と配管合流部17との間の距離は長くなる。反対に、ボルトBを配置する位置をこれよりも後側にずらせば、ベースプレート固定位置F1〜F3と配管合流部17との間の距離は短くなる。
なお、各長孔16a〜16cはすべて同じ大きさとされているが、必ずしも同じ大きさとされる必要はない。また、本実施形態では、計3つの長孔16a〜16cを設けているが、長孔の数は、1であってもよいし、2であってもよいし、4以上であってもよい(他の実施形態においても同様)。
(作用効果)
平板であるベースプレート16に配管合流部17が設けられてなるというシンプルな構造の配管接続部品15において、その固有振動数に大きく影響する部分は配管合流部17である。ここで、本実施形態の配管接続部品15を構成するベースプレート16に形成された長孔16a〜16cの向きは、ベースプレート固定位置F1〜F3と、加振源となる配管合流部17との間の距離を変更することができる向きとなっている。そのため、長孔16a〜16c内におけるボルトBの位置を変更するなどして、ベースプレート固定位置F1〜F3と配管合流部17との間の距離を変更すれば、配管接続部品15自体の固有振動数を容易に変化させることができる。ベースプレート固定位置F1〜F3と配管合流部17との間の距離が短くなれば、配管接続部品15の固有振動数は高くなる。反対に、ベースプレート固定位置F1〜F3と配管合流部17との間の距離が長くなれば、配管接続部品15の固有振動数は低くなる。
すなわち、本実施形態の配管接続部品15によると、例えばエンジン回転数の変化によって変わる油圧脈動周波数に対する共振現象の回避を、当該配管接続部品15の固定位置(ベースプレート固定位置F1〜F3)を変えることだけで実現することができる。これにより、仕様の異なる機種に対しても、シンプル且つ1種類の形状・寸法のもので、それ自体でオペレータに伝わる振動・騒音を抑制することができる。
また、本実施形態の配管接続部品15では、複数の長孔16a〜16cが相互に平行とされているため、ベースプレート固定位置F1〜F3と配管合流部17との間の距離を容易に変更することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の配管接続部品25を図7に示している。第1実施形態の配管接続部品15と第2実施形態の配管接続部品25との相違点は長孔の向きである。
図7に示したように、ベースプレート26に形成された複数の長孔26a〜26cのうちの長孔26bは、当該長孔26bからその長手方向に延ばした延長線上に配管合流部17が位置するようにされている。
さらに詳細には、長孔26a〜26cのうちの長孔26bは、当該長孔26bからベースプレート26に沿ってその長手方向に延ばした延長線上に、この配管接続部品25の平面視において、配管合流部17内に形成された油流路(21、22(図6参照))の合流部(C1、C2)(支柱部18)が位置するように形成されている。なお、残りの長孔26a・26cは、長孔26bに平行にされている。
(作用効果)
本実施形態によると、複数の長孔26a〜26cのうちの長孔26bの向きが、当該長孔26bからその長手方向に延ばした延長線上に配管合流部17が位置するようにされていることで、同じ形状・寸法の第1実施形態の長孔16a〜16cに比べて、ベースプレート固定位置F1〜F3と配管合流部17との間の距離を大きく変化させることができる。すなわち、配管接続部品の固有振動数を大きく変化させることができる。
なお、配管合流部17のうち、内部に合流部(C1、C2)が形成された支柱部18は、配管接続部品25の固有振動数に最も大きく影響する部分である。内部を流れる油がぶつかることのある支柱部18は、その質量が比較的大きいためである。そのため、長孔26bからその長手方向に延ばした延長線上に、配管合流部17内に形成された油流路(21、22)の合流部(C1、C2)(支柱部18)が位置するようにされていることで、配管接続部品自体の固有振動数をより容易に・より大きく変化させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
1:油圧ショベル
2:下部走行体
3:上部旋回体
4:旋回フレーム
5:作業アタッチメント
6:キャビン(運転室)
13:フロアプレート(床板)
15:配管接続部品(油圧配管接続部品)
16:ベースプレート
16a・16b・16c:長孔
17:配管合流部

Claims (5)

  1. 建設機械の運転室の床板の下面に固定された長手方向を有する補強梁に固定され、複数の油圧配管を合流させる油圧配管接続部品であって、
    前記補強梁の下面に固定されるベースプレートと、
    前記ベースプレートに設けられ、前記複数の油圧配管が接続される配管合流部と、
    を備え、
    前記ベースプレートには、当該ベースプレートを前記補強梁の下面に固定するための固定手段が挿入される長孔が形成されており、
    前記長孔は、前記固定手段によるベースプレート固定位置と、加振源となる前記配管合流部との間の距離を変更することができるように形成されており、
    前記長孔の長手方向と、前記補強梁の長手方向とが、平面視において交差している、油圧配管接続部品。
  2. 請求項1に記載の油圧配管接続部品において、
    前記長孔は、前記ベースプレートに複数、形成されており、
    複数の前記長孔が相互に平行とされている、油圧配管接続部品。
  3. 請求項1または2に記載の油圧配管接続部品において、
    前記長孔は、当該長孔からその長手方向に延ばした延長線上に前記配管合流部が位置するように形成されている、油圧配管接続部品。
  4. 請求項3に記載の油圧配管接続部品において、
    前記長孔は、当該長孔からその長手方向に延ばした延長線上に、当該油圧配管接続部品の平面視において、前記配管合流部内に形成された油流路の合流部が位置するように形成されている、油圧配管接続部品。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の油圧配管接続部品を備える建設機械。
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