JP6075887B2 - 食肉スライサーにおける材料肉の移送装置 - Google Patents
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Description
本文献には、肉箱の下部に設けられた下部コンベヤとの間に材料肉を挟持して回転刃へ向けて送り出す上部送りローラーを昇降自在に設けるとともに、下部コンベヤの側方に立設され、肉箱の幅方向へ移動自在に設けられた幅寄せ板を備えた食肉スライサーにおいて、移動壁16(幅寄せ板に相当)を2本の螺子軸7、7´で螺着固定し、下部移送体2(下部コンベヤに相当)の下方から手前側まで延設されたハンドル14を回転させるとチェーン伝動機構を介して螺子軸7,7´が回転して移動壁16が移動させられる構成が開示されている。
又、肉箱における下部コンベヤとの間に挟持した材料肉を回転刃へ向けて移送する上部送りローラーを昇降自在に設けるとともに、下部コンベヤの一側方に立設され、肉箱の幅方向へ移動可能に設けられた幅寄せ板を備えた食肉スライサーにおける材料肉の移送装置において、上部送りローラーは、複数個のローラーが所定の幅寸法を有する溝部を隔てて回転軸に固着されたものであって、幅寄せ板は後端部を支持する支持部材を肉箱に横設されたガイド棒に嵌合させて下部コンベヤ上面に沿って幅方向に移動可能とされるとともに、先端部には溝部が嵌入する切欠き部が形成されていて、切欠き部に所定の範囲内におけるいずれの溝部が嵌入しても幅寄せ板を保持できる保持手段が設けられており、切欠き部は上部送りローラーの昇降を妨げないよう、しかも、上部送りローラーの昇降範囲内においては常に幅寄せ板の一部が溝部内に位置する形状とされた食肉スライサーにおける材料肉の移送装置における幅寄せ板の保持手段が、切欠き部に所定の範囲内におけるいずれの溝部が嵌入されてもガイド棒に開けられた複数個の係止穴のいずれかに嵌合するノックピンを備えており、ノックピンを、弾機を介して出退自在に支持部材に保持させるとともに、弾機に抗してノックピンを出退させる操作部を肉箱の上方位置まで延設させたものであることが好ましい。
複数個のローラー2a,2a・・間には所定の幅寸法を有する溝部cを隔てることが必須である。この溝部cの幅方向の寸法は幅寄せ板7の厚み寸法より若干大きくする。この溝部cは隣接するローラー2a,2aの側面と中心部のボス外径とで形成される空間であるがボス外径は極力小さくして空間を広く確保することが好ましい。
上部送りローラー2は、材料肉の高さ(切断方向に対する長さ)の変動に追随して幅寄せ板7の先端部切欠き部aの一部が常に溝部c内に位置した状態で昇降する。
5は支持アーム3に設けられたハンドルであって、肉箱内に材料肉を載置する場合などに図2の仮想線で示すように上部送りローラー2を支持アーム3ごと人手で持ち上げるときに使用する。
本例においては、一側方(図1における下方)の側壁を側部コンベヤ8で構成し、反対側の側壁を、材料肉の幅寸法に合わせて下部コンベヤ5の上面に沿って幅方向に移動可能な幅寄せ板7とされる。
支持部材10は、幅寄せ板7の取り付け板11と取り付け板11が固着された支柱12と支柱12の下端部に固着された円筒形ボス13とによって構成される。
肉箱1における下部コンベヤ6の始端部(反上部送りローラー側)下方位置にはガイド棒14が横設される。即ち、ガイド棒14が下部コンベヤ6の回転軸と平行して幅方向に延設される。
このガイド棒14に支持部材10の円筒形ボス13が緩く嵌合されて幅寄せ板7が下部コンベヤ6の上面に沿って移動可能とされる。
この幅寄せ板7の水平姿勢維持手段は本例の小ローラー15とガイド溝16によるものに限らず例えばガイド棒14を2本併設して支柱12を2軸で支えるようにしてもよい。
ガイド棒14には複数の係止穴17,17・・・が開けられる。この係止穴17が開けられる範囲は、図1に示されるように最大寸法の材料肉を幅寄せ板7と側部コンベヤ8とで挟持可能な側部コンベヤ8から最も離れた位置付近から最小材料肉が挟持可能な側部コンベヤ8寄り所定位置までの範囲内であって、この範囲内において前述した上部送りローラー2を形成する複数のローラー2a、2a間に形成された溝部cに後述する幅寄せ板7の先端部の切欠き部aを嵌入させたときに係止穴17がノックピン18と合致するように構成される。
ノックピン18は、円筒形ボス13に開けられたガイド穴を貫通して、支持片19に取り付けられる。支持片19は、支柱12に弾機の一例である圧縮スプリング21を介してノックピン18を係止穴17に嵌合させるように弾圧した状態になるようスライド自在に支持された操作杆20の下端部に固着される。
操作杆20は、肉箱1の上方位置まで延設され先端に操作ボタン22が装着される。この操作ボタン22をスプリング21の張力に抗して押し下げるとノックピン18が係止穴17から抜け出して幅寄せ板7が支持部材10とともに移動可能となる。
本例においては、切欠き部aの形状を図2に示されるように上方が開放された弧状の長穴としたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、上部送りローラー2が昇降する経路が解放され、且つ、上部送りローラー2の昇降範囲内においては常に幅寄せ板7の一部が溝部cの空間内に位置する形状であればよい。
次いで幅寄せ板7の幅方向に対する位置調節を行うが、まず支持部材10の操作ボタン22を押し下げノックピン18を係合穴17から抜き出し、ガイド軸上でフリーとなった幅寄せ板7を材料肉の側部に当接する位置付近であってノックピン18が近くの係合穴17に嵌合できる位置まで移動させてから操作ボタン22から手を離すとスプリング21の張力によってノックピン18が係合穴17に嵌入され幅寄せ板7が幅方向に移動しないように保持される。
前述した所定の範囲内において、幅寄せ板7の先端部に形成された切欠き部aが溝部cに嵌入する位置にあればノックピン18がいずれかの係合穴17と合致するように予め関係位置が設定されている。
このように幅寄せ板7は、溝部cに先端部の切欠き部aを嵌入させた位置で段階的に保持されるので、幅寄せ板7と材料肉の側面との当接具合は必ずしも一様とならないが、材料肉が軟弱なチルド状態より品温が高ければ実用上の支障はない。
又、幅寄せ板7を保持するノックピン18を係脱させる操作ボタン22を肉箱1の上方位置まで延設させたので操作が容易に行える。
2 上部送りローラー
4 回転軸
6 下部コンベヤ
7 幅寄せ板
10 支持部材
14 ガイド棒
18 ノックピン
a 切欠き部
c 溝部
Claims (2)
- 肉箱における下部コンベヤとの間に挟持した材料肉を回転刃へ向けて移送する複数個のローラーが所定の幅寸法を有する溝部を隔てて回転軸に固着された上部送りローラーを昇降自在に設けるとともに、下部コンベヤの一側方に立設され、後端部を支持する支持部材を肉箱に横設されたガイド棒に嵌合させて下部コンベヤ上面に沿って幅方向に移動可能とされた幅寄せ板を備えていて、幅寄せ板の先端部には上部送りローラーの溝部が嵌入して昇降可能な切欠き部が形成された食肉スライサーにおける材料肉の移送装置であって、切欠き部は上部送りローラーの昇降範囲内においては常に一部が溝部内に位置して幅方向の荷重に対して幅寄せ板の先端部を支持するとともに、所定の範囲内におけるいずれかの溝部が切欠き部に嵌入された定位置においてのみ幅寄せ板が幅方向に移動しないように幅寄せ板の後端部を支持する支持部材を溝部毎に段階的に保持する保持手段が設けられたことを特徴とする食肉スライサーにおける材料肉の移送装置。
- 肉箱における下部コンベヤとの間に挟持した材料肉を回転刃へ向けて移送する上部送りローラーを昇降自在に設けるとともに、下部コンベヤの一側方に立設され、肉箱の幅方向へ移動可能に設けられた幅寄せ板を備えた食肉スライサーにおける材料肉の移送装置において、上部送りローラーは、複数個のローラーが所定の幅寸法を有する溝部を隔てて回転軸に固着されたものであって、幅寄せ板は後端部を支持する支持部材を肉箱に横設されたガイド棒に嵌合させて下部コンベヤ上面に沿って幅方向に移動可能とされるとともに、先端部には溝部が嵌入する切欠き部が形成されていて、切欠き部に所定の範囲内におけるいずれの溝部が嵌入しても幅寄せ板を保持できる保持手段が設けられており、切欠き部は上部送りローラーの昇降を妨げないよう、しかも、上部送りローラーの昇降範囲内においては常に幅寄せ板の一部が溝部内に位置する形状とされた食肉スライサーにおける材料肉の移送装置における幅寄せ板の保持手段が、切欠き部に所定の範囲内におけるいずれの溝部が嵌入されてもガイド棒に開けられた複数個の係止穴のいずれかに嵌合するノックピンを備えており、ノックピンを、弾機を介して出退自在に支持部材に保持させるとともに、弾機に抗してノックピンを出退させる操作部を肉箱の上方位置まで延設させたことを特徴とする食肉スライサーにおける材料肉の移送装置。
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