JP6072613B2 - プラズマ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマを用いて試料をエッチングするプラズマ処理方法に関わるものである。
半導体素子の微細化・高集積化に伴い、半導体ウエハ上に形成される各素子は高密度化が進んでいる。現在、半導体素子の微細加工にはプラズマを利用したドライエッチングが使われている。各素子を構成する膜厚の薄膜化に伴い、被エッチング膜上のマスクも薄膜化しており、被エッチング膜のマスクに対する選択比が重要である。被エッチング膜のマスクに対する選択比を上げるため、フルオロカーボンガス、SiF4ガス等のガスを使用するのが一般的である。
フルオロカーボンガス、SiF4ガス等のガスを使用してエッチング加工をする際には真空容器内にCF系またはSi系の反応生成物が真空容器内壁に付着・堆積する。半導体素子を量産する際に、これらの堆積物がエッチングレート等のプロセス特性の変化をもたらし、特に微細化されたスペースまたはホールにおいて、反応生成物が被エッチング膜上のマスク上に堆積し、スペースまたはホールが塞がる。スペースまたはホールが塞がると被エッチング膜のエッチングが進行しなくなり、微細構造に不良を生じさせ、大きな問題となる。
真空容器内壁に堆積したCF系、Si系の反応生成物は、フッ素系を含むガスを使用してドライクリーニングすることにより除去可能であるが、完全に除去することができない。真空処理室の内壁に堆積した反応生成物の影響を低減する手段としてプラズマ発光強度をモニタしてRun−to−Run制御する手段が知られている。
例えば、特許文献1には、プラズマ処理に際して生成されるプロセス量をモニターするモニター装置102と、処理した試料の数に対する前記プロセス量のモニター値の推移を記憶したモニター量変動モデルを備え、該モニター量変動モデルを参照して、次の試料の処理時におけるモニター値を推定するモニター値推定手段104と、前記真空処理装置のプロセス量を制御する際の制御量とモニター値との関連を記憶した制御量計算手段111を備え、該制御量計算手段は、次の試料を処理する際、前記推定されたモニター値と目標値との偏差をもとに前記制御量を計算してプロセス量を制御することが開示されている。
特開2011−82441号公報 特開2011−258967号公報
フルオロカーボンガス、SiF4ガス等のガスを用いたエッチングにおいて真空容器内に生成された反応生成物が内壁に付着、堆積するとエッチング性能が変化する。このエッチング性能の変化により、エッチング中に発生した反応生成物が被エッチング膜上のマスク上に堆積し、スペースが塞がり、被エッチング膜のエッチングが進行しなくなる。
このようなことから、堆積膜によるマスクの開口部の塞がりを防ぐためには、マスク上に堆積する堆積物の膜厚の制御が必要である。しかし、特許文献2に示すような従来技術では、被エッチング膜上のマスクの残膜を測定することは可能であったが、マスク上の堆積物の膜厚を測定するのが困難であった。
このため、本発明は、フルオロカーボンガス、SiF4ガス等の堆積性ガスを用いたプラズマエッチングを行うプラズマ処理方法において、マスク上に堆積した堆積物の膜厚を制御することができるプラズマ処理方法を提供する。
本発明は、堆積性ガスを用いて被エッチング膜をプラズマエッチングするプラズマ処理方法において、前記被エッチング膜を有する試料の中心部とミドル部と外周部にてマスク上に堆積した堆積膜の膜厚をそれぞれ測定し、前記測定された中心部の堆積膜の膜厚と前記測定されたミドル部の堆積膜の膜厚と前記測定された外周部の堆積膜の膜厚のそれぞれと前記堆積膜の膜厚の目標値との差を求め、前記それぞれ求められた差の中で少なくとも一つの差が許容値より大きい場合、前記それぞれ求められた差の中で少なくとも一つの差が許容値内となるように、かつ、前記試料の面内均一性を改善するようにエッチングパラメータを制御しながら前記被エッチング膜をエッチングすることを特徴とする。
本発明により、フルオロカーボンガス、SiF4ガス等の堆積性ガスを用いたプラズマエッチングを行うプラズマ処理方法において、マスク上に堆積した堆積物の膜厚を制御することができる。
実施例1に係るプラズマエッチング装置の概略断面図である。 本発明のプラズマ処理方法によるエッチング形状を示す図である。 本発明のプラズマ処理方法を示すフローチャートである。 堆積膜の膜厚の測定方法を説明するための図である。 実施例2に係るプラズマエッチング装置の概略断面図である。 堆積膜の吸光度の波長依存性を示す図である。 堆積膜の膜厚の測定方法を説明するための図である。
以下、本発明に係る各実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用するプラズマエッチング装置の一例で、プラズマ生成手段にマイクロ波と磁場を利用したマイクロ波Electron Cyclotron Resonance(以下、ECRと称する)プラズマエッチング装置の概略図である。プラズマ処理装置101は、真空処理室102と、真空処理室102の内部に設けられた試料台103と、真空処理室102の上部にある光学窓106と、光源104と、パージ室105と、分光器108と、膜厚測定器109と、装置コントローラー110とを備えている。
そして、真空処理室102の内部にガス導入手段(図示せず)から導入されたエッチングガスがマイクロ波電源111より出力されたマイクロ波とコイル(図示せず)により効率的にプラズマ化され、試料台103の下部にある高周波電源113から供給された高周波電力とプラズマ112により試料台103上に載置された半導体ウエハ等の試料114がエッチングされる。
光源104から出力されたレーザー光は、Arガスによりパージされたパージ室105と光学窓106を介して真空処理室102に入射光115として入射する。入射光115は、試料114で反射される。試料114で反射された反射光116は、真空処理室102から光ファイバー107を介して分光器108に検出される。
分光器108では、検出したプラズマ発光を分光し、分光された光の強度をデジタル信号に変換する。この光強度に対応して変換されたデジタル信号に基づいて膜厚測定器109により試料114のマスクの上に堆積した反応生成物の膜厚を測定する。予め、試料114のマスクの上に堆積した反応生成物の膜厚の目標値を定めておき、堆積した膜厚がその目標値を外れた場合、信号が装置コントローラー110に送られ、堆積した膜厚をコントロールするエッチングパラメータを制御する。
本実施例で使用する試料114の断面図を図2(a)に示す。Si基板204に下から順にストッパー膜であるSiN膜203と被エッチング膜であるSiO2膜202とマスクであるSi膜201とが積層されている。尚、マスクパターンのスペース205の幅15nmである。例えば、ガス流量200ml/minのArガスとガス流量10ml/minのC4F8ガスとの混合ガスを用い、処理圧力を1.0Pa、マイクロ波電源出力を1000W、試料114へ供給するする高周波電力を50Wとするエッチング条件にて被エッチング膜であるSiO2膜202をエッチングすると図2(b)に示すようにスペース205が塞がったエッチング形状となる。
半導体の量産時において、プラズマ112により生成されたCF系、Si系等の反応生成物が真空処理室102の内壁に付着し堆積する。この堆積した反応生成物によりプラズマ112中のフッ素ラジカルと反応し、エッチングレート等のプロセス性能が変化する。真空処理室102への反応生成物の堆積が多いと堆積物が入りにくい溝や孔ではエッチングが進行するが、平坦部であるマスクのSi膜201上に堆積膜206が堆積する。堆積膜206の膜厚が厚くなると図2(b)のようにスペース205が塞がりエッチングが進行しない。本実施例のスペース205の幅は15nmであるため、スペースが塞がりやすい。このため、スペース205が塞がらないようにマスク上の堆積膜206の膜厚を制御しながら、エッチングする必要がある。
次に、マスク上の堆積膜206の膜厚を制御しながら被エッチング膜をプラズマエッチングするプラズマ処理方法である本発明について以下、図3を参照しながら説明する。
ステップ301において、真空処理室102内でフルオロカーボンガス、SiF4ガス等の堆積性ガスを用いて試料114のプラズマエッチングが開始される。次にステップ302において、プラズマエッチングの開始とともに膜厚測定器109がマスクであるSi膜201上の堆積膜206の膜厚を測定開始する。続いてステップ303において、予め設定された堆積膜厚の目標値と膜厚測定器109により測定されている堆積膜206の膜厚と比較する。ここで、堆積膜206の膜厚の目標値を10nm±30%とする。比較の結果、堆積膜206の膜厚が目標値の許容値内の場合は、ステップ305に進み、堆積膜206の膜厚が目標値の許容値から外れると、ステップ304に進む。
ステップ304では、マスクであるSi膜201上の堆積膜206の膜厚を制御するために装置コントローラー110がエッチングパラメータを変更する。例えば、堆積膜206の膜厚が厚い方向で許容値から外れた場合は、試料114に供給する高周波電力を50Wから55Wに増加させる。または、ガス流量、圧力等の他のエッチングパラメータを堆積性が弱くなるようにエッチングパラメータを調整する。逆に堆積膜206の膜厚が薄い方向で許容値から外れた場合は、試料114に供給する高周波電力を50Wから45Wに減少させる。または、ガス流量、圧力等の他のエッチングパラメータを堆積性が強くなるようにエッチングパラメータを調整する。
次にステップ303に戻り、エッチングパラメータを調整した後の堆積膜206の膜厚と目標値と比較し、目標値の許容値内であれば、ステップ305に進み、目標値の許容値外であれば、再びステップ304に戻り、エッチングパラメータを調整する。
ステップ305では、エッチングの処理時間または、所望の深さに到達するまでSi膜201上の堆積膜206の膜厚を測定し、エッチングの処理時間または、所望の深さに到達した時点でステップ306にて、エッチングを終了する。このようなプラズマ処理を試料114に施すことにより、図2(c)に示すようにスペース205が塞がることなく、所望のエッチング形状を得ることができる。
次に、反応生成物の膜厚測定の手法を述べる。図4に示すように光源104から出力された入射光115は試料114で反射され、反射光116となる。この反射光116は、堆積膜206表面で反射する反射光R1207と堆積膜206を透過しSi膜201で反射する反射光R2208とSi膜201を透過し、SiO2膜202で反射する反射光R3209が含まれている。このため、各膜の表面で反射された反射光116は干渉波形となる。この干渉波形を膜厚測定器109により計測し、堆積膜206の膜厚を測定する。
また、堆積膜206の膜厚は、数nmから数十nmと薄いため、精度良く堆積膜206の膜厚を測定するために、光源104は、重水素ランプ、水銀ランプを使用する真空紫外光とする。あるいは、プラズマが発生する紫外線を用いてもよい。また、真空紫外光は、大気中の酸素または窒素に吸収されるため、光源104からの入射光115は、Heガス、Neガス、Arガス、Krガス、Xeガス等の希ガスによりパージされるパージ室を通過させ、光学窓は、合成石英、フッ化リチウム、フッ化カルシウム等の真空紫外光を透過する物質を用いる必要がある。
また、本実施例では、試料114の面内の1箇所における堆積膜206の膜厚を用いた例であったが、複数箇所の堆積膜206の膜厚を用いても良い。例えば、試料114の中心部とミドル部と外周部の3箇所の堆積膜206の膜厚を用いる場合について説明する。
ステップ303において、試料114の中心部とミドル部と外周部の少なくとも一箇所の堆積膜206の膜厚が目標値の許容値外と判定した場合、ステップ304において、堆積膜206の膜厚の試料114面内均一性を改善するようにエッチングパラメータを調整し、続けて堆積膜206の膜厚が目標値の許容値内となるようにエッチングパラメータを調整する。尚、これ以外のステップは、試料114の面内の1箇所における堆積膜206の膜厚を用いた場合と同様である。
次に真空処理室102の内壁に蓄積した反応生成物の影響によるプロセス性能変動を回避する実施例について説明する。本実施例では、真空処理室102のプラズマ112の発光に基づいて実施例1のステップ304におけるエッチングパラメータの調整量を決定するプラズマ処理方法である。
本実施例にかかるプラズマエッチング装置の概略断面図を図5に示す。本実施例に係るプラズマエッチング装置は、実施例1のプラズマエッチング装置にさらに光ファイバー117と、分光器118と、制御コントローラー119とを備えている。尚、制御コントローラー119は、実施例1のプラズマエッチング装置の装置コントローラー110の代わりに用いられたものである。また、図1と同じ符号の構成は、図1の同符号の構成と同様のものである。
真空処理室102内に生成されたプラズマ112からのプラズマ光120は、光ファイバー117を介して分光器118で検出される。分光器118では、検出したプラズマ光120を分光し光強度をデジタル信号に変換して制御コントローラー119に送る。制御コントローラー119は、プラズマ発光強度を用いてエッチングパラメータの制御量を決定する機能を有する。制御コントローラー119は、予め基準となるプラズマトレンドを記憶しておき、分光器118により検出されたプラズマトレンドと基準となるプラズマトレンドとの偏差を求め、この偏差に基づいてエッチングパラメータの調整量を求める。
また、本実施例に係るプラズマ処理方法のフローチャートは、ステップ304以外は、実施例1で説明したフローチャートと同様であり、本実施例のプラズマ処理方法のステップ304は、上述した制御コントローラーの機能を用いて堆積膜206の膜厚が目標値の許容値内となるようにエッチングパラメータの制御量を上記のプラズマ発光の偏差に基づいて求め、この求められた制御量だけエッチングパラメータを調整する。
本実施例のようにエッチングパラメータの制御量をプラズマ発光を用いて求めることにより、堆積膜206の厚さは、ある程度増加しないと変化が分からないが、プラズマ発光強度はエッチングパラメータを変更すると直ちに変化するため、さらに精度が高く再現性がよい微細加工ができる。
実施例1または実施例2では、堆積膜206の膜厚の厚さを光の干渉を用いて測定したが、光の吸収を用いた方法でも良い。以下に光の吸収を用いて堆積膜206の膜厚の厚さを測定する例について図6と図7を参照しながら説明する。
炭素元素とフッ素元素を含むガスでエッチングする場合、堆積膜206は、Siを含有するCF系ポリマー膜となり、この膜の光の吸収特性は、図6に示すように波長200nm前後に吸収端を持つ。干渉法で膜厚を測定する場合には堆積膜206を透過してかつ数nmの薄い膜厚の変化を感知するために極力波長を短く選ぶ。一方、吸収法では膜に吸収される波長の光を選び、図6の場合には250nm以下の波長を用いる。この領域の波長の光は、例えば、172nmのXeや146nmのKrのエキシマランプで得られる。または、水銀ランプの185nmの光を用いても良い。
次に堆積膜206の膜厚の算出方法を図7を参照しながら説明する。例えば、172nmのXeのエキシマランプから入射した光は、Si基板204で反射される。ここで、本実施例で用いられる試料114は、Si基板204上に下から順にSiO2膜902とマスクであるSiN膜903とが積層され、エッチング中に堆積膜206がSiN膜903上に堆積している。
光の入射光115の入射角と反射光901の反射角をθ、SiO2膜902の厚さをLoの場合の吸光係数をEo、SiN膜903の厚さをLnの場合の吸光係数をEn、堆積膜206の厚さをLdの場合の吸光係数をEdとすると、入射光115の強度であるIoと反射光901の強度であるIとの比は(1)式で表される。
尚、logは常用対数でありAは、吸光度である。
Ldを求めるには予めEo、En、Edをそれぞれ測定しておき、(1)式より算出してもよいが、SiO2膜のエッチング速度等のエッチングの進行状態と試料の断面を透過電子顕微鏡などで観察して求めた堆積膜206の厚さLdと測定される吸光度Aの関係の校正曲線を作成して、この校正曲線からLdを求めてもよい。
(1)式において、マスクであるSiN膜903との選択比が高く、SiN膜903の厚さLnがエッチング時間とともに変化しないと仮定した場合、時間とともに変化する値は堆積膜206の厚さLdだけになる。一方、SiN膜903との選択比が低く、SiN膜903の厚さが変わってしまう場合も、予め校正曲線を作ってLdを求める方法は差し支えなく使える。また、さらに精度を上げるためには干渉法と併用してこの方法で算出されるSiN膜903の厚さで(1)式を補正しながら堆積膜206の時間変化を求めればよい。
以上、実施例1および実施例2で上述した通り、本発明は、堆積性ガスを用いて被エッチング膜をプラズマエッチングするプラズマ処理方法において、マスク上に堆積した堆積膜の膜厚を測定し、前記測定された堆積膜の膜厚と前記堆積膜の膜厚の目標値との差を求め、前記求められた差が許容値より大きい場合、前記求められた差が許容値内となるようにエッチングパラメータを制御しながら前記被エッチング膜をエッチングすることを特徴とする。
本発明により、フルオロカーボンガス、SiF4ガス等の堆積性ガスを用いたプラズマエッチングを行うプラズマ処理方法において、マスク上に堆積した堆積物の膜厚を制御することができるため、所望のエッチング形状を得ることができる。
また、実施例1および実施例2では、マイクロ波を用いたECR方式のマイクロ波プラズマエッチング装置での適用例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、容量結合型、誘導結合型のプラズマ生成手段を用いたプラズマエッチング装置に適用しても良い。
さらに、実施例1では、被エッチング膜としてSiO2膜を用いた例で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、SiN膜、SiC膜、SiOC膜、SiON膜等のフルオロカーボンガス、SiF4ガス等の堆積性ガスを用いてエッチングされる膜でも良い。
101・・・・プラズマ処理装置
102・・・・真空処理室
103・・・・試料台
104・・・・光源
105・・・・パージ室
106・・・・光学窓
107・・・・光ファイバー
108・・・・分光器
109・・・・膜厚測定器
110・・・・装置コントローラー
111・・・・マイクロ波電源
112・・・・プラズマ
113・・・・高周波電源
114・・・・試料
115・・・・入射光
116・・・・反射光
117・・・・光ファイバー
118・・・・分光器
119・・・・制御コントローラー
120・・・・プラズマ光
201・・・・Si膜
202・・・・SiO2
203・・・・SiN膜
204・・・・Si基板
205・・・・スペース
206・・・・堆積膜
207・・・・反射光R1
208・・・・反射光R2
209・・・・反射光R3
901・・・・反射光
902・・・・SiO2
903・・・・SiN膜

Claims (4)

  1. 堆積性ガスを用いて被エッチング膜をプラズマエッチングするプラズマ処理方法において、
    前記被エッチング膜を有する試料の中心部とミドル部と外周部にてマスク上に堆積した堆積膜の膜厚をそれぞれ測定し、
    前記測定された中心部の堆積膜の膜厚と前記測定されたミドル部の堆積膜の膜厚と前記測定された外周部の堆積膜の膜厚のそれぞれと前記堆積膜の膜厚の目標値との差を求め、
    前記それぞれ求められた差の中で少なくとも一つの差が許容値より大きい場合、前記それぞれ求められた差の中で少なくとも一つの差が許容値内となるように、かつ、前記試料の面内均一性を改善するようにエッチングパラメータを制御しながら前記被エッチング膜をエッチングすることを特徴とするプラズマ処理方法。
  2. 請求項1に記載のプラズマ処理方法において、
    前記被エッチング膜のエッチング中のプラズマ発光を検出し、
    前記それぞれ求められた差の中で少なくとも一つの差が許容値内となるように、かつ、前記試料の面内均一性を改善するようにエッチングパラメータを制御する際の制御量を前記検出されたプラズマ発光に基づいて求めることを特徴とするプラズマ処理方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプラズマ処理方法において、
    光の吸収法を用いて前記堆積膜の膜厚を測定することを特徴とするプラズマ処理方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載のプラズマ処理方法において、
    光の干渉法と光の吸収法を併用して前記堆積膜の膜厚を測定することを特徴とするプラズマ処理方法。
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