JP6071564B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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本発明の実施形態は衣類乾燥機に関する。
従来より、衣類乾燥機においては、衣類を収容する乾燥室を具えると共に、この乾燥室の内部に連通する循環風路と、ファン並びに熱源装置を具え、そのファンにより乾燥室内の空気を循環風路を通し循環させて、熱源装置により温風化し、この温風を乾燥室内に供給することにより、前記衣類を乾燥させるようにしたものが供されている。又、このものの場合、循環風路には排気口が設けられ、この排気口から、前記衣類から奪った水分を含む循環空気の一部を排出することにより、前記衣類の乾燥がより効果的に行われるようにしている。
しかしながら、上記排気口からは、循環空気が排出されるのに伴い、排気音が出るものであり、騒音となる。このため、ファンの回転速度を抑え、すなわち、循環風量を少なくして、排気音が出るのを少なくすることが行われている。しかし、そのために衣類の乾燥には長い時間を要するようになり、効率を欠いて省エネ性が低下するという問題点を有していた。
これに対して、排気口を開閉する排気弁を設けたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2008−110135号公報
上述の、排気口を開閉する排気弁を設けたものは、その排気弁を閉鎖することで、排気音が出るのを少なくでき、その分、ファンの回転速度を抑える必要がなく、衣類の乾燥を効率良く行うことができる。
しかしながら、そのように排気弁を閉鎖することで排気音が出るのを少なくできるものでも、衣類から奪った水分を含む循環空気を排出するためには、排気弁を開放する必要があり、その開放時に排気音が出て、騒音となる欠点を有していた。
そこで、騒音を抑えつつ、衣類の乾燥が効率良くできる衣類乾燥機を提供する。
本実施形態の衣類乾燥機は、衣類を収容する乾燥室と、この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、この排気口を開閉する排気弁とを具備するものにおいて、前記排気口に消音器を接続して設けたことを特徴とする。
一実施形態を示す機全体の縦断正面図 機全体の外観斜視図 ファン及び熱源装置部分の斜視図 図5のIV−IV線に沿う断面図 主要部分の外観斜視図 図5のVI−VI線に沿う断面図 図5のVII−VII線に沿う断面図
以下、一実施形態につき、図面を参照して説明する。
まず図2には、洗濯機(縦軸形洗濯乾燥機)の外殻1を示しており、台板2上に外箱3を載置して結合し、外箱3上にトップカバー4を被着して構成している。トップカバー4は、中央部に図示しない洗濯物出入口を有する矩形枠状のもので、前辺部に操作パネル5を設け、その後方に、この場合、二つ折りで上記洗濯物出入口を開閉する蓋6を設けている。そして、蓋6の後方であってトップカバー4の上方、すなわち洗濯機の後上部には、水道水供給ホース接続口7と排気カバー8とを有するバックカバー9を設けており、このバックカバー9に、風呂水供給ホース接続口10を有する飾りパネル11を被着している。
次いで、図1には、洗濯機の内部構造を概略的に示しており、水槽12を上記外箱3の内部に弾性支持機構13により弾性支持して設けている。弾性支持機構13は、複数本(2本のみ図示)の吊り棒13aと、この吊り棒13aにそれぞれ装設したスプリング13bを主体とするもので、水槽12を縦軸状態で揺動可能に弾性支持している。
水槽12の内部には、洗濯槽であり、脱水槽でもあって、更に乾燥室を構成する回転槽14を配設している。この回転槽14の周側部には脱水兼通風用の孔15と内方に突出する突起16とを多数形成しており、上縁部に液体封入形の回転バランサ17を装着している。
回転槽14の内部には、底部に撹拌体18を同心状に配設している。これに対して、水槽12の底部から下方には、駆動装置19を配設している。駆動装置19は、モータを駆動源とするもので、上記回転槽14と撹拌体18とを直接的且つ選択的に回転させるようになっている。このほか、水槽12の底部から下方には、水槽12内の水を排出するための電動の排水弁20や排水ホース21を配設している。
一方、水槽12の上端部には、同部の開口部を開放可能に閉塞する内蓋22を装着しており、この内蓋22の周囲部の一箇所(図で右側)に吐風口23を形成し、ほゞ中央に給風口24を形成している。このほか、内蓋22の周囲部の他の一箇所(図で左側)には、給水口25を形成している。
そして、前記トップカバー4上のバックカバー9で覆われる部分、すなわちバックカバー9の内部には、給風装置26と給水装置27とを配設している。このうち、給風装置26は、循環風路28を主体として有するものであり、この循環風路28の一端部は蛇腹状の可撓構造で上記吐風口23を介し、他端部は同じく蛇腹状の可撓構造で上記給風口24を介して、ともに水槽12の内部に連通し、ひいては回転槽14の内部に連通している。
循環風路28の途中部には、吐風口23側にファン29を設け、給風口24側に熱源装置30を設けている。このうち、ファン29は、この場合、シロッコファンであり、図3に詳細に示すように、多翼の羽根車29aと、これを囲繞するケーシング29b、及びこのケーシング29b上にあって羽根車29aを回転駆動するファンモータ29cから成っている。
上記ファン29のケーシング29bは循環風路28の一部でもあり、このケーシング29bには、循環風路28に通じる図示しない吐出口を設けると共に、排気口31を設けている。この排気口31は、ケーシング29bの上壁部にあって、ケーシング29b外の上方に向かって延びる筒状を成すものであり、基端部がケーシング29b内に連通し、先端部が開放している。
そして、この排気口31に対しては、その下側に排気弁32を設けている。この排気弁32は、一端部をケーシング29bに回動可能に枢着したダンパ状のもので、同じくケーシング29bに取付けた排気弁モータ33により駆動されて排気口31の基端部を開閉するようになっている。なお、排気弁モータ33は、詳細には、例えばステッピングモータであり、駆動パルスの数(ステップ数)を制御することで、開閉のほか、開度の調整ができるようになっているが、ステッピングモータ以外に、ポジションスイッチやストッパを併用して正逆駆動されるモータ、あるいはソレノイドを使用しての制御も可能である。
一方、排気口31の先端部は、図4に示すように、前記バックカバー9に形成した凹陥部34、中でも該凹陥部34の底部に形成した挿通口35に、パッキン35aを介し水密に挿通してそれより上方に突出させている。凹陥部34の挿通口35は、凹陥部34の底部の上下に突出する筒状を成しており、その全部の内部に上記排気口31を挿通し、排気口31の外部でもある該挿通口35の上部(凹陥部34内に位置する部分)の外部に、消音器36の接続口37をパッキン37aを介して水密に被嵌している。
消音器36は、この場合、拡張形で、図5及び図6に示すように、接続口37からその近傍下流の入気路37´が細首状に細く、それとは反対側に存在する出気口38に臨んだ(出気口38上流)出気路38´も細くて、その間の中間部分、特には出気路38´寄りの部分36aが拡張された大きさを有するものである。そして又、この消音器36は、全体に左右に延びる横長状を成すもので、中空状を成し、それを更に下箱36と上箱36とで結合して形成している。
なお、この消音器36の接続口37は、下箱36に下方へ筒状に突出させて形成しており、出気口38は上箱36に上方へ開口させて形成している。
又、消音器36の入気路37´及び出気路38´は消音器36の上側に存在し、その入気路37´及び出気路38´間の中間部分36aが、それら入気路37´及び出気路38´より下方に拡張された形態となっていて、その底部が水溜め可能となっていることにより、水溜部39として機能するようになっている。
更に、消音器36の上面、特には出気路38´側の上面には、その出気路38´への水の流れを遮る遮水部40を形成している。この遮水部40は、詳細には、出気路38´に向かう方向に複数個列するもので、それぞれその出気路38´に向かう方向とは交差、特には直交する方向に延びる凹条から成り、それを消音器36の上壁を凹凸成形することにより形成している関係上、裏側(消音器36の上壁内面)には複数の凸条40´が形成されている。
これらに対して、前記バックカバー9の凹陥部34は、消音器36を収容することが可能な形状となっており、この凹陥部34に消音器36を収容することで、消音器36をバックカバー9の外上部に設置している。更に、消音器36が前述のように横長状であるのに対して、バックカバー9も図2に示すように全体に横長状であり、従って、その横長状のバックカバー9に横長状の消音器36を設置している。
又、この場合、消音器36は、図6及び図7に示すように、バックカバー9の凹陥部34の底部を含む周囲部に隙間Gを余して、詳しくは図示しないが例えば複数箇所でのねじ止めをすることにより取付けており、それによって、バックカバー9の消音器36下方の部位(底部)を水溜め可能とすることにより、水溜部41として機能させるようにしている。
そして、消音器36上には前述の排気カバー8を設けている。この排気カバー8は、消音器36を覆って前記バックカバー9の凹陥部34の上面開放部の全部を閉塞するものであり、その凹陥部34に対し着脱可能で、前面部、特には図5及び図6に示すように、消音器36の出気路38´側を除く部分(主として入気路37´側の部分)に前方へ開放する通気口42を、複数の縦リブ43で隔てて複数有している。
熱源装置30は、例えばPTCヒータから成るものであり、循環風路28内を通る空気を加熱するようになっている。
給水装置27は、図1に示すように、風呂水供給ポンプと水道水供給弁との給水ユニット44を主体として有するものであり、この給水ユニット44が、前記風呂水供給ホース接続口10に接続される風呂水供給ホース(図示せず)で浴槽に接続され、前記水道水供給ホース接続口7に接続される水道水供給ホース(図示せず)で水道の蛇口に接続されて、風呂水及び水道水を蛇腹状の可撓ホース45を介して前記給水口25から水槽12の内部に供給するようになっている。
このほか、トップカバー4の内部には、洗濯機の作動全般を制御する制御装置(図示せず)を配設している。
さて、上述のように構成した本実施形態の洗濯機においては、使用者による入力操作で、洗濯、脱水、及び乾燥の行程が、順に自動で、あるいは任意に選択して実行される。
そのうちの洗濯行程では、給水装置27により水槽12内に給水して後、駆動装置19により撹拌体18を正逆両方向に交互に低速回転させることで、回転槽14内に収容された洗濯物が洗濯水と共に撹拌されて洗濯される。
脱水行程では、排水弁20を開放させることで水槽12内から排水ホース21を通じて排水して後、駆動装置19により回転槽14を一方向に高速回転させることで、回転槽14内の上記洗濯物が遠心力により脱水される。
そして、乾燥行程では、駆動装置19により撹拌体18又は回転槽14を間欠的に低速回転させ、もしくはそれらを静止させたままで、所定の制御が実行される。その実行される制御には、例えば、「加熱行程」と、「除湿行程」、及び「冷却行程」があり、それらが順に実行される。
「加熱行程」では、排気弁32を閉鎖し、ファン29を駆動させて、熱源装置30を発熱させる。これにより、水槽12内(乾燥室である回転槽14内)の空気がファン29の送風作用で吐風口23から循環風路28内に吸引されて該循環風路28を通り、給風口24から水槽12内に戻されることが繰り返されて循環される。又、その循環される空気は、熱源装置30により加熱されて温風化され、この温風が水槽12内に供給されるので、それにより回転槽14内の洗濯物が加熱される。
次の「除湿行程」では、除湿区分と再加熱区分とがあり、最初に除湿区分で、排気弁32を開放させ、ファン29の駆動を続けて、熱源装置30の発熱を半減させる。これにより、循環風路28を通る空気の一部が排気口31を通じて消音器36内に送入される。この消音器36内に送入された空気は、消音器36の細い入気路37´を通って、拡張された中間部分36aに至り、この中間部分36aから細い出気路38´を通って、出気口38から排出される。
この消音器36内を空気が通る過程のうち、拡張された中間部分36aでは空気が膨張し、速度と圧力が減じられる。そして、出気路38´では、膨張により減じられたエネルギーが出気路38´の断面積に相当する大きさだけ通過し、残りは反射して減衰する。音波はインピーダンスが急変するところで反射するので、中間部分36aの入・出口部分や出気路38´部分で反射が起こり、その反射波により音の干渉が起こり、音のエネルギーが消費されて、消音される。
消音器36から排出された空気は、排気カバー8内に至って広がり、通気口42から機外の前方に排出される。このとき、循環風路28を通る空気は、回転槽14内の洗濯物から発散された水分を含む蒸気となっており、従って、前記循環風路28の排気口31並びに上記排気カバー8の通気口42からはその蒸気の一部が排出される。
次いで、再加熱区分では、排気弁32を閉鎖させ、ファン29の駆動を続けると共に、熱源装置30を全発熱させる。これにより、循環風路28を通る空気の、排気口31からの排出が停止され、且つ循環風路28を通る空気の加熱が程度を高められて、回転槽14内の洗濯物が加熱される。
この「除湿行程」における除湿区分と再加熱区分は、交互に繰り返されるもので、所定時間が経過、又は図示しない乾燥温度センサで所定の乾燥温度が検知されれば、洗濯物が乾燥したと判断して停止される。従って、循環風路28とファン29及び熱源装置30は洗濯物を乾燥させる乾燥装置として機能するものであり、排気カバー8の通気口42はその乾燥装置46から機外に蒸気を排出するようになっている。
そして、その後の「冷却行程」では、排気弁32を開放させ、ファン29の駆動を続けて、熱源装置30の発熱を停止させる。これにより、循環風路28の排気口31からの循環空気の排出を伴った(熱源装置30の発熱を伴わない)水槽12内の空気の循環が続けられ、乾燥後の洗濯物の冷却が行われる。
このように、本実施形態においては、衣類を収容する乾燥室たる回転槽14と、この回転槽14の内部に連通する循環風路28と、この循環風路28を通して上記回転槽14内の空気を循環させるファン29と、このファン29により循環される空気を加熱する熱源装置30と、上記循環される空気の一部を上記循環風路28から排出する排気口31と、この排気口31を開閉する排気弁32とを具備する衣類乾燥機において、上記排気口31に消音器36を接続して設けており、それによって、排気弁32開放時の騒音を抑えることができる。又、それにより、排気弁32の閉鎖時にはファン29の回転速度を高くしても差し支えなく、衣類の乾燥に長い時間を要することがなくなるので高い省エネ性が得られ、又、排気弁32の開放時には、衣類から奪った水分を含む循環空気の排出ができるので、衣類の乾燥を効率良く行うことができる。
加えて、本実施形態においては、洗濯機の後上部すなわち機上後部にバックカバー9を有し、このバックカバー9の内部にファン29並びに熱源装置30を設置し、バックカバー9の外上部に消音器36を設置している。これにより、ファン29並びに熱源装置30から消音器36をコンパクトに設置でき、機上後部の狭いスペースにも難なく設置できる。又、この場合、熱源装置30の、消音器36に対する熱影響をバックカバー9で遮断して和らげることができるので、消音器36を通って該消音器36から排出される空気(排気)の温度が過度に高くなるのを避けることができて、使用しやすくできる。
しかも、本実施形態においては、消音器36の上方に排気カバー8を設け、その排気カバー8からは空気を前方に排出するようにしている。これにより、その空気を後方や上方に排出するもののような、洗濯機設置室壁面の結露の問題を回避でき、又、使用者の上部、特に顔面に排出温風が当たる等の問題の発生をなくすことができる。
更に、本実施形態においては、バックカバー9が前後に短寸で左右に長寸の横長状であるのに対して、消音器36も同じく横長状としている。これにより、バックカバー9の横長形状に合わせて消音器36をコンパクトに設置することができ、前後や上方への機体寸法の拡大を回避することができる。
又、本実施形態においては、消音器36が拡張形であり、この消音器36の入気路37´及び出気路38´が消音器36の上側に存在し、その入気路37´及び出気路38´間の消音器36下部を水溜部39としている。これにより、洗濯機を使用する上で不可避の水が万一排気カバー8の通気口42から消音器36の出気口38を通じて消音器36内に浸入しても、それを上記水溜部39に溜めて、それ以上他の部分に浸入することを防止できるので、洗濯機、中でもファンモータ29cや排気弁モータ33及び熱源装置30等の電装品を有する前記乾燥装置の電気絶縁性を良好に維持することができる。
併せて、本実施形態においては、バックカバー9の消音器36下方の部位をも水溜部41としており、それによって、洗濯機を使用する上で不可避の水が万一排気カバー8の通気口42から消音器36上やバックカバー9上(凹陥部34内)に浸入しても、それを上記水溜部41に溜めて、それ以上他の部分に浸入することを防止できるので、上述同様に、洗濯機、中でもファンモータ29cや排気弁モータ33及び熱源装置30等の電装品を有する前記乾燥装置の電気絶縁性を良好に維持することができる。
そして更に、本実施形態においては、消音器36の上面に該消音器36の出気路38´への水の流れを遮る遮水部40を設けている。これにより、洗濯機を使用する上で不可避の水が万一排気カバー8の通気口42から消音器36上に浸入して消音器36の出気路38´側へ流れても、それを遮水部40で遮り、消音器36内に進入することのないようにできる。
又、この場合、特に本実施形態においては、遮水部40を、消音器36の上壁を凹凸成形することにより形成しており、その関係上、裏側(消音器36の上壁内面)には複数の凸条40´が形成されている。この凸条40´とその各間の凹条とで、消音器36内における音波の反射、減衰が起きるので、周波数ごとの減衰特性を変化させ得て、フラットな減衰特性を持たせ得、より効果的な消音ができる。
なお、遮水部40は、凹条に限られず、凸条から成るものであっても良く、その場合、裏側には複数の凹条が形成されて、上述同様の消音効果が得られる。又、この遮水部40は、複数に限られず、1つのみ存在するものであっても良い。
又、消音器36は拡張形に限られず、分岐形や複合形など他の形式のものであっても良い。
更に、洗濯脱水機能はなくても良い。
そのほか、説明した本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、8は排気カバー、9はバックカバー、14は回転槽(乾燥室)、28は循環風路、29はファン、31は排気口、32は排気弁、36は消音器、37´は入気路、38´は出気路、39は水溜部、40は遮水部、41は水溜部を示す。

Claims (7)

  1. 衣類を収容する乾燥室と、
    この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、
    この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、
    このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、
    前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気弁とを具備する衣類乾燥機において、
    前記排気口は、前記ファンのケーシングの上部に設けられており、
    前記排気口に、当該排気口よりも拡張された消音器を接続して設けたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 衣類を収容する乾燥室と、
    この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、
    この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、
    このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、
    前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気弁と、
    前記排気口に接続された消音器と、
    機上後部に設けられたバックカバーと、を具備し、
    前記ファンおよび前記熱源装置は、前記バックカバーの内部に設置されており、
    前記消音器は、前記バックカバーの外上部に設置されていることを特徴とする衣類乾燥機。
  3. 衣類を収容する乾燥室と、
    この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、
    この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、
    このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、
    前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気弁と、
    前記排気口に接続された消音器と、
    前記消音器の上方に設けられた排気カバーと、を具備し、
    前記排気カバーからは排気を前方に排出することを特徴とする衣類乾燥機。
  4. 衣類を収容する乾燥室と、
    この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、
    この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、
    このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、
    前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気弁と、
    前記排気口に接続された消音器と、
    機上後部に設けられたバックカバーと、を具備し、
    前記バックカバーは横長状であり、前記消音器も横長状であることを特徴とする衣類乾燥機。
  5. 衣類を収容する乾燥室と、
    この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、
    この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、
    このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、
    前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気弁と、
    前記排気口に接続された消音器と、を具備し、
    前記消音器は拡張形であり、この消音器の入気路及び出気路が消音器の上側に存在し、その入気路及び出気路間の消音器下部が水溜部となっていることを特徴とする衣類乾燥機。
  6. 衣類を収容する乾燥室と、
    この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、
    この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、
    このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、
    前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気弁と、
    前記排気口に接続された消音器と、
    機上後部に設けられたバックカバーと、を具備し、
    前記バックカバーの消音器下方の部位が水溜部となっていることを特徴とする衣類乾燥機。
  7. 衣類を収容する乾燥室と、
    この乾燥室の内部に連通させて設けられた循環風路と、
    この循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させるファンと、
    このファンにより循環される空気を加熱する熱源装置と、
    前記循環される空気の一部を前記循環風路から排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気弁と、
    前記排気口に接続された消音器と、を具備し、
    前記消音器の上面に該消音器の出気路への水の流れを遮る遮水部を有することを特徴とする衣類乾燥機。
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