JP6071323B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、オプティカルブラック画素部の出力異常検出に関する。
一般に、デジタルカメラなどの撮像装置で用いられるCMOS撮像素子などの固体撮像素子では、受光した光に応じた電気信号を出力する受光画素部が備えられている。さらに、固体撮像素子には受光画素部に加えて、遮光膜によって遮光されたオプティカルブラック(以下、OBと呼ぶ)画素部を有するものが知られている。
図14はOB画素部を備える固体撮像素子を模式的に示す図である。
図14において、撮像素子1400の受光面には、受光画素部1401およびOB画素部1402が互いに隣接してその境界を接して配置されている。撮像素子1400は、受光画素部1401およびOB画素部1402を駆動するための垂直走査回路1403を備えている。そして、受光画素部1401およびOB画素部1402から出力されたアナログ信号は、A/D変換部1404によってデジタル信号に変換される。水平走査回路1405は、A/D変換部1404から出力されるデジタル信号を固体撮像素子の外部に順次出力する。
ところで、受光画素部1401は、受光量に応じてアナログ信号(以下、映像信号と呼ぶ)を出力するが、映像信号の他にも撮像素子の温度などに起因して生じる暗電流量に応じた電気信号(以下、黒レベル信号と呼ぶ)も出力することが知られている。つまり、受光画素部1401の出力には、映像信号に余分な黒レベル信号が重畳することになる。この結果、撮影の結果得られる画像において実際の被写体と異なる色見に被写体像が変化してしまうことがある。
一方、上記の黒レベル信号は、OB画素部1402においても同様に発生するので、受光画素部1401の出力信号からOB画素部1402の出力信号(黒レベル信号)を減算すれば、撮像素子の温度に拘わらず所望の映像信号を得ることができる。
ところが、OB画素部1402と受光画素部1401の温度を同一とするため、OB画素部1402は、受光画素1401に隣接して配置される。このため、撮像素子1400の受光面に高輝度光1406が入射すると、高輝度光の一部がOB画素部1402に漏れて、OB画素部1402で生じる黒レベル信号のレベルが通常のレベルよりも大きくなってしまうことがある。
この結果、前述の黒レベル信号を減算する過程に影響を与えることになって、画像全体又はその一部に所謂「黒沈み」が発生して、画質が低下してしまうことがある。
このような「黒沈み」を防止するため、撮像素子は、黒レベル信号が正常であることを示す判定信号を受けて第1の駆動信号を出力し、黒レベル信号が異常であることを示す判定信号を受けて第2の駆動信号を出力するようにしたものがある。そして、ここでは、第1の駆動信号によってOB画素部からの受光部から黒レベル信号を読み出し、第2の駆動信号によってOB画素部から黒レベル信号を読み出さないようにしている(特許文献1参照)。
特開2006−295648号公報
ところが、特許文献1に記載の撮像装置では、黒レベル信号の状態の判定は撮像素子の外部で行われており、撮像装置が判定用回路を別に備えなければならず、コストアップの要因となってしまう。
また、黒レベル信号に異常があると判定されると、OB画素部から黒レベル信号(つまり、OB画素信号)が転送されないので、受光画素部から読み出された映像信号を補正することが困難となってしまい、画像に「黒沈み」が生じてしまうことがある。
従って、本発明の目的は、コストアップすることなく、常に「黒沈み」を低減することのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、光を電荷に変換する光電変換素子と、前記電荷をフローティングディフュージョンに転送するための第1のゲートと、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を信号線に出力するための第2のゲートと、前記フローティングディフュージョンをリセットするためのリセット素子とを備える単位画素を備え、複数の前記単位画素が2次元マトリックス状に配列され、前記単位画素が受光画素および遮光されたオプティカルブラック画素のいずれかである撮像素子と、前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットする前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第1の駆動制御手段と、前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットし、前記第1のゲートを駆動して前記フローティングディフュージョンに前記光電変換素子から前記電荷を転送する前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第2の駆動制御手段と、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートを駆動して、前記光電変換素子から前記フローティングディフュージョンに前記電荷を転送して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力して、全ての行について読み出しを行う第の駆動制御手段と、前記オプティカルブラック画素において前記第2の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号及び前記第3の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号に基づいて生成された黒レベル信号に基づいて黒レベル基準値を求め、前記黒レベル基準値に応じて前記受光画素から読み出された信号を補正する補正手段と、前記受光画素又は前記オプティカルブラック画素において前記第1の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号に応じて前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定する判定手段とを有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、光を電荷に変換する光電変換素子と、前記電荷をフローティングディフュージョンに転送するための第1のゲートと、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を信号線に出力するための第2のゲートと、前記フローティングディフュージョンをリセットするためのリセット素子とを備える単位画素を備え、複数の前記単位画素が2次元マトリックス状に配列され、前記単位画素が受光画素および遮光されたオプティカルブラック画素のいずれかである撮像素子を備える撮像装置の制御方法であって、前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットする前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第1の駆動制御ステップと、前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットし、前記第1のゲートを駆動して前記フローティングディフュージョンに前記光電変換素子から前記電荷を転送する前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第2の駆動制御ステップと、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートを駆動して、前記光電変換素子から前記フローティングディフュージョンに前記電荷を転送して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力して、全ての行について読み出しを行う第の駆動制御ステップと、前記オプティカルブラック画素において前記第2の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号及び前記第3の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に基づいて生成された黒レベル信号に基づいて黒レベル基準値を求め、前記黒レベル基準値に応じて前記受光画素から読み出された信号を補正する補正ステップと、前記受光画素又は前記オプティカルブラック画素において前記第1の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に応じて前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定する判定ステップとを有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、光を電荷に変換する光電変換素子と、前記電荷をフローティングディフュージョンに転送するための第1のゲートと、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を信号線に出力するための第2のゲートと、前記フローティングディフュージョンをリセットするためのリセット素子とを備える単位画素を備え、複数の前記単位画素が2次元マトリックス状に配列され、前記単位画素が受光画素および遮光されたオプティカルブラック画素のいずれかである撮像素子を備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットする前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第1の駆動制御ステップと、前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットし、前記第1のゲートを駆動して前記フローティングディフュージョンに前記光電変換素子から前記電荷を転送する前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第2の駆動制御ステップと、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートを駆動して、前記光電変換素子から前記フローティングディフュージョンに前記電荷を転送して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力して、全ての行について読み出しを行う第の駆動制御ステップと、前記オプティカルブラック画素において前記第2の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号及び前記第3の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に基づいて生成された黒レベル信号に基づいて黒レベル基準値を求め、前記黒レベル基準値に応じて前記受光画素から読み出された信号を補正する補正ステップと、前記受光画素又は前記オプティカルブラック画素において前記第1の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に応じて前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定する判定ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、コストアップすることなく、常に「黒沈み」を低減することができる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す撮像素子の構成を模式的に示す図である。 図2に示す撮像素子において受光画素部および上側に位置するOB画素部の回路構成を詳細に示す図である。 図3に示す撮像素子において黒沈み現象が発生する場合の読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。 図4に示すタイミングチャートで説明した読み出し動作を説明するためのフローチャートである。 図3に示す撮像素子の回路図において第1列目の画素群に注目した状態で示す図である。 図6に示す受光画素部のPDからFDに漏れる電荷を模式的に示す図である。 図3に示す撮像素子において黒沈み現象の発生を防止する読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。 図8に示すタイミングチャートで説明した読み出し動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示す撮像素子において行全体に亘って黒沈み現象が発生した状態を模式的に示す図である。 図2に示す撮像素子において受光画素部および左側に位置するOB画素部の回路構成を詳細に示す図である。 図11に示す撮像素子において黒沈み現象の発生を防止する読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。 図12に示すタイミングチャートで説明した読み出し動作を説明するためのフローチャートである。 従来のOB画素部を備える固体撮像素子を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、デジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、カメラ100は、レンズ部101を有している。レンズ部101を介して被写体像(光学像)が、CMOSイメージセンサなどの固体撮像素子(以下単に撮像素子と呼ぶ)102に結像する。なお、図示はしないが、レンズ部101には、焦点距離の変更、光量の調整、および入射光を遮る遮光を行うための要素が含まれている。
撮像素子102は、光電変換によって光学像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する画素部と、当該アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部などを有している。撮像素子102の出力であるデジタル信号は、信号処理部103に与えられる。信号処理部103は、デジタル信号に対して所定の信号補正処理を行って撮影データを出力する。
タイミング生成部(TG)104は、全体制御・演算部105の制御下で撮像素子102および信号処理部103にタイミング信号を出力する。全体制御・演算部105は、撮像装置100全体の制御を司るとともに、撮像装置100の動作モードに応じて撮影データに対して必要な処理および演算を行って画像データを得る。
記憶部106には、前述の撮影データおよび画像データが記録されるとともに、調整データおよび信号処理用データなどが記憶される。記録部107には、全体制御・演算部105で生成された画像データが記録される。操作部108は、釦およびダイヤルなどが備えられ、ユーザによって操作されるヒューマンI/Fであり、ユーザ操作に応じた動作命令を全体制御・演算部105に与える。
表示部109は、全体制御・演算部105の制御下で画像データに応じた画像を画面表示するとともに、操作部108の操作に対応したアイコンなどを画面表示する。
図2は、図1に示す撮像素子102の構成を模式的に示す図である。
撮像素子102は、複数の画素(受光画素)を有する受光画素部201を有するとともに、複数の画素(オプティカルブラック画素)を備えるOB画素部202を有している。受光画素部201は、レンズ部101を介して光学像を受けて、その光量に応じた映像信号を出力する。OB画素部202は、画像の黒基準を決定する際に用いられ、暗電流に応じた黒レベル信号を出力する。
垂直走査回路203は、シフトレジスタを備えており、後述するように、行毎の信号線の電圧を切り替えて、撮像素子102を駆動する。A/D変換回路(A/D変換部)204は、受光画素部201およびOB画素部202から読み出された信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。また、A/D変換回路204は必要に応じて増幅を行う。
なお、図2には示されていないが、A/D変換回路204は、A/D変換を行う際の入力レンジを有効に利用するため、OB画素部202から読み出す黒レベル信号を所定の基準値に設定するOBクランプ回路を備えている。
水平走査回路205は、シフトレジスタおよび保存回路(記憶回路)を備え、A/D変換回路204からの出力であるデジタル信号を一時的に保存して、所定の順序で当該デジタル信号を選択して出力する。
図2に示す例では、A/D変換回路204が水平走査回路205の前段に配置されているが、水平走査回路205の後段(つまり、撮像素子102の外部)にA/D変換回路204を配置するようにしてもよい。
図3は、図2に示す撮像素子102において受光画素部201および上側に位置するOB画素部202を詳細に示す回路図である。
図3では、受光画素部201について6画素、OB画素部202について3画素の合計の9画素が示されている。なお、各画素の構成は同一である。
フォトダイオード(PD:光電変換素子)301は、レンズ部101からの光を受け、光電変換により電荷を発生する。転送トランジスタ(転送Tr)302は、垂直走査回路203からの転送信号(転送パルス)Tx1〜Tx3によって制御され、PD301で発生した電荷を、フローティングディフュージョン(フローティングノード:FD)303に転送する。FD303は、PD301から転送された電荷を一時的に蓄積する。
ソースフォロワアンプ(第2のゲート:以下SFという)304は、FD303に蓄積された電荷量(電位)に応じた電圧信号を出力する。リセットトランジスタ(リセットTr:リセット素子)305は、垂直走査回路203からのリセット信号(リセットパルス)RST1〜RST3によって制御され、PD301およびFD303の電荷を強制的にリセットする。
選択トランジスタ(第1のゲート:選択Tr)306は、垂直走査回路203からの行選択信号(行選択パルス)SEL1〜SEL3によって制御され、選択した行についてSF304から電圧信号を出力する。
上述のPD301、転送Tr302、FD303、SF304、リセットTr305、および選択Tr306によって1つの画素(単位画素)307が構成され、これら単位画素307が、2次元マトリックス状に配列されている。
列毎に列方向に延びる垂直信号線308には、SF304がそれぞれ接続されており、これら垂直信号線308の各々はコンデンサを介して、OBクランプ回路309を有するA/D変換回路204に接続されている。
OB画素部(OB領域ともいう)202には、遮光膜(図示せず)が配置され、この遮光膜によってレンズ部101を通過した光が遮られる。これによって、OB画素部202の単位画素307においては、PD301への光の到達が妨げられている。
なお、図3に示す例では、単位画素307が転送Tr302、SF304、リセットTr305、および選択Tr306の4つのトランジスタを有する場合について説明したが、リセット電圧を制御することによって選択Tr306を省略して3つのトランジスタを有する単位画素としてもよい。また、図3においては、単位画素307の各々が1つのFD303を備えているが、複数の単位画素307がFD303を共有するようにしてもよい。
前述のように、撮像素子102においては、OB画素部202は、遮光膜310によって遮光されている。一方、高輝度光が入射した場合のブルーミング現象および撮像素子102の表面に対して斜めに光が入射した場合などにおいて、遮光膜と撮像素子102の表面とのわずかな隙間からの光の侵入する現象を完全に防ぐことはできない。つまり、遮光膜で覆われているOB画素部202に何らかの経路で光が入射して、当該入射光量に応じた信号が発生した場合には所謂黒沈み現象が発生することになる。
ここで、本発明の第1の実施形態による撮像装置の理解を容易にするため、図3に示す撮像素子102において黒沈み現象が生じる場合の動作について説明する。
図4は、図3に示す撮像素子102において黒沈み現象が発生する場合の読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。
いま、メカシャッターパルスがオフとされて、レンズ部101に備えられた遮光部(図示せず)によって撮像素子102に入射する光が遮光され露光時間が終了する。そして、撮像素子102では、図3において上側の行から行毎に順次電圧信号(以下画素信号ともいう)の読み出しが行われる。
まず、垂直走査回路203は、図3に示す第1行目のOB領域において、行選択信号SEL1をハイ(H)レベルとする。続いて、垂直走査回路203は、リセット信号RES1をHレベルとした後ロー(L)レベルとし、その立下りエッジから時間Tn1においてリセット電圧信号の読み出しを行う。
次に、時間Tn1が経過すると、垂直走査回路203は、転送信号TX1をHレベルとする。これによって、時間Ts1でPD301において発生した電荷がFD303に転送され、選択された行についてSF304から電圧信号が出力される。そして、時間Tn1で読み出されたリセット電圧信号を、時間Ts1で読み出された電圧信号から減算して、画素毎のトランジスタ間のばらつきを補正する。
同様にして、垂直走査回路203は、第2行目の読み出しを行うため、行選択信号SEL2をHレベルとした後、リセット信号RES2をHレベルとした後Lレベルとする。これによって、その立下りエッジから時間Tn2においてリセット電圧信号の読み出しが行われる。そして、垂直走査回路203は、転送信号TX2をHレベルとして、時間Ts2で選択された行についてSF304から電圧信号を出力する。
以下、第3行目について時間Tn3においてリセット電圧信号の読み出しを行い、時間Ts3において電圧信号の読み出しを行う。そして、これらの動作が順次最終行まで行われて、一画面分の映像信号を得る。
図5は、図4に示すタイミングチャートで説明した読み出し動作を説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、OBクランプ回路309は、図4で説明した読み出し動作で読み出された映像信号(つまり、画素信号)に関してOBクランプ動作を実行する。また、撮像素子102の読み出し制御は、全体制御演算部105がTG104を介して実行する。
露光が終了すると(ステップS501)、全体制御演算部105は、黒基準値(黒レベル基準値ともいう:OBave)にOB初期値(OBave0)を設定する(ステップS502)。そして、図4に関連して説明したように、撮像素子102において読み出し動作が行われる(ステップS503)。
続いて、全体制御演算部105は、読み出された画素信号がOB画素からの画素信号であるか否かを判定する(ステップS504)。ここでは、画素信号の値が予め設定された閾値未満であると、全体制御演算部105は、当該画素信号がOB画素からの画素信号であると判定する。
OB画素からの画素信号であると判定された場合(ステップS504において、YES)、全体制御演算部105は、次の式(1)によって読み出された画素信号(つまり、映像信号)について、OB画素部202の黒レベル信号に応じた黒基準値(OBave)を算出する(ステップS505)。
Figure 0006071323
ここで、N1およびN2はそれぞれ黒レベル算出用係数であって、予め定められた値が設定される。Mは画素信号(つまり、映像信号)の値である。
続いて、全体制御演算部105は、当該画素信号が最終画素(つまり、最終行)からの画素信号であるか否かを判定する(ステップS506)。最終画素であるか否かの判定は、垂直走査回路203から出力される転送信号に応じて行われる。
最終画素からの画素信号ではないと判定された場合(ステップS506において、NO)、全体制御演算部105は、ステップS504の処理に戻る。一方、最終画素からの画素信号であると判定された場合(ステップS506において、YES)、全体制御演算部105は、読み出し動作を終了する。
OB画素からの画素信号ではないと判定された場合(ステップS504において、NO)、全体制御演算部105は、画素信号の値MをM−OBaveとして(ステップS507)、ステップS506の処理に進む。
このようにして、全体制御演算部105で複数のOB画素の画素信号から黒基準値(OBave)を求めることによって、ランダムノイズを抑えるようにする。そして、画素信号の値Mから黒基準値(OBave)を減算することによって、撮像素子102の温度などに起因して生じる暗電流成分を除去し、さらに、A/D変換回路204の入力レンジを有効に使用する。
ところが、図5に示す読み出し動作においては、OB基準値(OBave)を算出するOB画素部202において、暗電流成分以外の要因が生じることが考慮されていない。何らかの原因で暗電流成分以外が発生した場合には、減算の結果得られる映像信号は所望の値よりも低い値(黒沈み現象)となってしまう。黒沈み現象を引き起こす原因としては、例えば、遮光膜によって遮光しきれなかった光の侵入がある。
つまり、黒沈み現象は、OB画素部202の出力信号が異常となって、その異常値を黒基準値(OBave)に取り込んでしまうことが原因である。
このようなOB画素部202への光の侵入を考慮して、ここでは、全体制御演算部105によってOB画素部202の出力信号が異常であるか否かを判定し、OB画素部202の出力信号が異常であれば、当該出力信号を黒基準値(OBave)の算出に用いないようにする。
図6は、図3に示す撮像素子102の回路図において、第1列目の画素群に注目した状態で示す図である。
いま、図6に示す第1列目の画素群(領域701で示す)に高輝度光が入射したものとする。この高輝度光によってOB画素部202の第1列目のPD301に光が漏れ込む。そして、漏れ込んだ光によって第1列目のPD301には、暗電流成分よりも多い電荷が発生することになる。一方、受光画素部201の第1列目のPD301には、直接入射した高輝度光によって大量の電荷が発生することになる。
図7は、図6に示す受光画素部201のPD301からFD303に漏れる電荷を模式的に示す図である。受光画素部201の第1列目のPD301に生じた電荷がPD301の飽和レベルに達すると、この電荷は転送Tr302のポテンシャル障壁を超えて、隣接するFD303に漏れ出すことになる。
図8は、図3に示す撮像素子102において、黒沈み現象の発生を防止する読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、ここでは、図4で説明した読み出し動作と比較して説明を行う。また、ここでは、図6および図7で説明したように、第1列目の画素群(領域701)に高輝度光が入射したものとする。
図4で説明したように、メカシャッターパルスがオフとされて、レンズ部101に備えられた遮光部によって撮像素子102に入射する光が遮光されて露光時間が終了する。そして、撮像素子102では行毎に順次画素信号の読み出しが行われる。
まず、垂直走査回路203は、図6に示す行選択信号SEL2をHレベルとする。つまり、ここでは、第2行目の受光画素部201が選択されることになる。これによって、時間Tdtにおいて、第2行目についてFD303にPD301から漏れ込む電荷の量に応じた画素信号が読み出される。
前述のように、領域701に高輝度光が入射しているので、2行×1列目のSF304の出力OUT1は2行×2列目および2行×3列目のSF304の出力OUT2およびOUT3(OUT2/3)と比べてその値が高いことになる。そして、これら出力OUT1〜OUT3を用いれば、画素信号の転送前に、OB領域202近傍にどの程度の輝度の光が入射しているかを検知することができる。言い換えると、FD303に漏れ込んだ電荷量に応じて、受光画素部201に隣接するOB画素部202の出力が異常であるか否かを推測することができる。
その後、図4と同様にして、撮像素子102から画素信号の読み出しが行われることになる。
図9は、図8に示すタイミングチャートで説明した読み出し動作を説明するためのフローチャートである。なお、図9において、図5に示すステップと同一のステップについては、同一の参照部号を付す。
ここでは、全体制御演算部105は、OB画素部202の出力が異常であるか否かを判定して、黒基準値(OBave)の算出から除外する。
露光が終了すると(ステップS501)、全体制御演算部105は、黒基準値(OBave)にOB初期値(OBave0)を設定する(ステップS502)。続いて、全体制御演算部105は、OB画素部202の出力が異常であるか否かを判定するため、図8で説明したようにしてFD303の電荷量に応じた信号の読み出しを行う(ステップS901)。そして、全体制御演算部105は、読み出した信号(ノード信号)の信号値(レベル)Pと予め設定された基準閾値Pthとを比較して、信号レベルが閾値以上(P≧Pth)であるか否かを判定する(ステップS902)。
P≧Pthであると判定された場合(ステップS903において、YES)、全体制御演算部105は、高輝度光が撮像素子102に入射したとして判断して、上記の信号値Pが出力された画素列の列アドレスを異常列アドレスとして内蔵メモリ(図示せず)に記憶する。
その後、全体制御演算部105は、図6で説明したステップS503およびS504の処理を行う。つまり、全体制御演算部105は、画素信号を読み出し信号として読み出す。そして、ステップS504において、OB画素からの画素信号ではないと判定すると(ステップS504において、NO)、全体制御演算部105は、ステップS507の処理を行って、ステップS506に進む。
一方、OB画素からの画素信号であると判定すると(ステップS504において、YES)、全体制御演算部105は、当該OB画素のアドレスが異常列アドレスに含まれるか否かを判定する。つまり、全体制御演算部105は、当該OB画素が異常列にあるか否かを判定することになる(ステップS904)。
当該OB画素が異常列に含まれると判定された場合(ステップS904において、YES)、全体制御演算部105は、ステップS506の処理に進む。OB画素が異常列に含まれないと判定された場合(ステップS904において、NO)、全体制御演算部105はステップS505の処理を行う。
このように、OB画素が異常列に含まれると、当該OB画素の出力信号を黒基準値(OBave)の算出に用いないようにする。つまり、異常値である可能性があるOB画素の出力信号を黒基準値(OBave)の算出に用いないようにしてその影響を排除する。
このように、本発明の第1の実施形態では、リセット前に読み出したFD303の出力信号を用いて、OB画素の出力が異常であるか否かを判定して、異常であると当該OB画素の出力を黒基準値(OBave)の算出に用いないようにしたので、黒基準値に対する影響を抑えることができる。
なお、第1の実施形態では、基準閾値Pthを予め設定された値としたが、高輝度光が入射しやすい状況下では基準閾値Pthを低くし、高感度などにおいてノイズレベルが大きい状況下では基準閾値Pthを高くして、OB画素の出力の異常検出精度を高くするようにしてもよい。
さらに、第1の実施形態では、OB画素の出力が異常であると判定すると、当該出力を黒基準値(OBave)の算出対象から除外するようにしたが、異常であると判定したOB画素の出力を所定の値に置き換えるようにしてもよい。
また、第1の実施形態では、OB領域に隣接する画素のFD出力を異常検出に用いるようにしたが、必ずしもOB領域に隣接する画素を用いる必要はない。
加えて、異常検出精度を高めるためには、信号値Pとして複数行の出力の平均値を用いることが望ましい。一方、平均する行数を増やすと撮影時間が延びてしまう場合には、必要とする異常検出精度に応じて平均する行数を変化させるようにしてもよい。
第1の実施形態では、リセット前のFD303の出力を異常検出に用いたが、異常検出精度を高めるためには、FD303をリセットした際の出力とリセット前のFD303の出力との差分を異常検出に用いるようにしてもよい。さらには、補助的に受光画素部の出力も用いるようにしてもよい。
第1の実施形態では、レンズ部101に備えられた遮光部で遮光した後、撮像素子102の読み出しを行う場合について説明したが、遮光部を用いることなく連続的に撮影する場合においても、上述の読み出し動作を行えば、同様に黒基準値を精度よく算出することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるカメラの構成は、図1に示すカメラと同様である。
高温時などに発生する暗電流による影響は画面の全域で一定だとは限らない。特に、画面の上部から行毎に読み出しを行う場合、最後に読み出しを行う画面の下部においては、画面の上部と比較して発生する暗電流量が多くなって、黒レベル信号が増加することが知られている。
このような場合には、画面の左部又は右部に存在するOB画素部202の黒レベル信号を用いて、行毎に受光画素部の出力から黒レベル信号を減算することによって、画面の上下で発生する暗電流の差分を吸収することができる。
図10は、図2に示す撮像素子102において行全体に亘って黒沈み現象が発生した状態を模式的に示す図である。
いま、画面の下部に向かうについて暗電流量が多くなるような場合に、撮像素子1400の受光面において、左側のOB画素部202と受光画素部201との境界付近に高輝度光1002が入射すると、高輝度光1002の一部がOB画素部202に漏れる。そして、左側のOB画素部202に光の漏れ込みが生じると、行1001の全体に黒沈み現象が発生することが知られている。
第2の実施形態では、画面の左部のOB画素部202に光が漏れ込んだ場合に、OB画素部202の出力信号が異常であるか否かを判定して、異常と判定した際に黒基準値(OBave)の算出から除外する場合について説明する。
図11は、図2に示す撮像素子102において受光画素部201および左側に位置するOB画素部202の回路構成を詳細に示す図である。なお、図11において、図3に示す回路構成と同一の要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
図11では、受光画素部201について6画素、左側のOB画素部202について3画素の合計の9画素が示されている。なお、各画素の構成は同一である。そして、第1行目の3画素(図中領域1101で示す)に高輝度光が入射しているとする。
図12は、図11に示す撮像素子102において黒沈み現象の発生を防止する読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。
メカシャッターパルスがオフとされて、レンズ部101に備えられた遮光部によって撮像素子102に入射する光が遮光され露光時間が終了すると、画素信号の読み出し前に、垂直走査回路203は、図11に示す行選択信号SEL1をHレベルとする。つまり、ここでは、第1行目の画素が選択されることになる。これによって、時間Tdt1において第1行目についてFD303にPD301から漏れ込む電荷の量に応じた画素信号が読み出される。
前述のように、領域1101に高輝度光が入射しているので、OB画素である1行×1列目のPD301には光が漏れ込んで暗電流成分よりも多い電荷が発生する。また、受光画素である1行×2列目および1行×3列目のFD303にはPD301から電荷が漏れ込むことになる(図7参照)。つまり、1行目の画素における出力は、2行目以降の画素の出力よりも高いことになる。そして、1行目の画素の出力を用いれば、画素信号の転送前に、OB領域202近傍にどの程度の輝度の光が入射しているかを検知することができる。言い換えると、FD303に漏れ込んだ電荷量に応じて、隣接するOB画素202の出力が異常であるか否かを推測することができる。
次に、垂直走査回路203は、行選択信号SEL1をLレベルとした後、再度行選択信号SEL1をHレベルとする。続いて、垂直走査回路203は、リセット信号RES1をHレベルとした後Lレベルとし、その立下りエッジから時間Tn1においてリセット電圧信号の読み出しを行う。
時間Tn1が経過すると、垂直走査回路203は、転送信号TX1をHレベルとする。これによって、時間Ts1においてPD301で発生した電荷がFD303に転送され、選択された行についてSF304から電圧信号が出力される。
同様にして、垂直走査回路203は、行選択信号SEL2をHレベルとして、時間Tdt2において第2行目についてFD303にPD301から漏れ込む電荷の量に応じた画素信号を読み出す。
次に、垂直走査回路203は、行選択信号SEL2をLレベルとした後、再度行選択信号SEL2をHレベルとする。続いて、垂直走査回路203は、リセット信号RES2をHレベルとした後Lレベルとし、その立下りエッジから時間Tn2においてリセット電圧信号の読み出しを行う。
時間Tn2が経過すると、垂直走査回路203は、転送信号TX2をHレベルとする。これによって、時間Ts2においてPD301で発生した電荷がFD303に転送され、選択された行についてSF304から電圧信号が出力される。
以下、第3行目について、垂直走査回路203は、行選択信号SEL3をHレベルとして、時間Tdt3において第3行目についてFD303にPD301から漏れ込む電荷の量に応じた画素信号を読み出す。
次に、垂直走査回路203は、行選択信号SEL3をLレベルとした後、再度行選択信号SEL3をHレベルとする。続いて、垂直走査回路203はリセット信号RES3をHレベルとした後Lレベルとし、その立下りエッジから時間Tn3においてリセット電圧信号の読み出しを行う。
時間Tn3が経過すると、垂直走査回路203は、転送信号TX3をHレベルとする。これによって、時間Ts3においてPD301で発生した電荷がFD303に転送され、選択された行についてSF304から電圧信号が出力される。
図13は、図12に示すタイミングチャートで説明した読み出し動作を説明するためのフローチャートである。なお、図13において、図5および図9で説明したステップと同一のステップについては同一の参照符号を付す。
ここでは、全体制御演算部105は、OB画素部202の出力が異常であるか否かを判定して、黒基準値(OBave)の算出から除外する。
露光が終了すると(ステップS501)、全体制御演算部105は、黒基準値(OBave)にOB初期値(OBave0)を設定するとともに、行番号N=1を設定する(ステップS1301)。続いて、全体制御演算部105は、OB画素部202の出力が異常であるか否かを判定するため、図11で説明したようにして、第N行目(Nは1以上の整数)のFD303の電荷量に応じた信号の読み出しを行う(ステップS1302)。そして、全体制御演算部105は、読み出した信号値Pと予め設定された基準閾値Pthとを比較して、P≧Pthであるか否かを判定する(ステップS902)。
P<Pthであると判定された場合(ステップS902において、NO)、全体制御演算部105は、図11で説明したようにして、N行目について画素信号の読み出しを行う(ステップS1303)。一方、P≧Pthであると判定された場合(ステップS903において、YES)、全体制御演算部105は、高輝度光が撮像素子102に入射したと判定して、エラーフラグE=1とする(ステップS1304)。その後、全体制御演算部105はステップS1303の処理に進む。
続いて、全体制御演算部105は、ステップS504においてOB画素であるか否かを判定する。OB画素であると判定すると(ステップS504において、YES)、全体制御演算部105は、エラーフラグE=1であるか否かを調べる(ステップS1305)。
エラーフラグE=1であると(ステップS1305において、YES)、全体制御演算部105は、当該行のOB画素の出力を黒基準値(OBave)の計算対象から除外するため、黒基準値(OBave)にOB初期値(OBave0)を設定する(ステップS1306)。そして、全体制御演算部105は、N行目の最終画素の読み出しを行ったか否かを判定する(ステップS1307)。N行目の最終画素の読み出しを行うと(ステップS1307において、YES)、全体制御演算部105は、行番号をインクリメント(N=N+1)するとともに、エラーフラグEをリセットする(E=0:ステップS1308)。
続いて、全体制御演算部105は、最終行まで読み出しを行ったか否かを判定する(ステップS1309)。最終行まで読み出しを行ったと判定された場合(ステップS1309において、YES)、全体制御演算部105は、読み出し動作を終了する。最終行まで読み出しが行われていないと(ステップS1309において、NO)、全体制御演算部105は、ステップS1302の処理に戻る。
なお、N行目の最終画素でないと判定された場合(ステップS1307において、NO)、全体制御演算部105は、ステップS504の処理に戻り、エラーフラグE=1でないと(ステップS1305において、NO)、全体制御演算部105は、図5で説明したステップS505の処理を行った後、ステップS1307の処理に進む。また、OB画素から出力された画素信号ではないと判定された場合(ステップS504において、NO)、全体制御演算部105は、図5で説明したステップS507の処理を行った後、ステップS1307の処理に進む。
このように、本発明の第2の実施形態では、リセット前に読み出したFD303の出力を用いて、OB画素の出力が異常であるか否かを判定して、異常であると当該OB画素の出力を黒基準値(OBave)の算出に用いないようにしたので、黒基準値に対する影響を抑えることができる。
なお、第2の実施形態において、異常検出精度を高めるためには、信号値Pとして複数列の出力の平均値を用いることが望ましい。一方、平均する列数を増やすと撮影時間が延びてしまう場合には、必要とする異常検出精度に応じて平均する列数を変化させるようにしてもよい。
第2の実施形態では、全ての行においてOB画素の出力が異常であるか否かを判定するようにしたが、画面の上部に位置する行の読み出し直後の行においてOBクランプ動作に影響を与えやすい行に限定して異常の判定を行うようにしてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態では、本体制御演算部105がOB画素の出力が以上であるか否かを判定して、異常があると黒基準値の算出に用いないようにしたので(つまり、クランプ領域から外すようにしたので)、ソフトウェアの追加のみで「黒沈み」を効果的に低減でき、コストの増加も低減できる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
102 撮像素子
105 全体制御演算部
301 フォトダイオード
302 転送トランジスタ
303 フローティングディフュージョン
304 ソースフォロワアンプ
305 リセットトランジスタ
306 選択トランジスタ
308 垂直信号線
309 OBクランプ回路

Claims (9)

  1. 光を電荷に変換する光電変換素子と、前記電荷をフローティングディフュージョンに転送するための第1のゲートと、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を信号線に出力するための第2のゲートと、前記フローティングディフュージョンをリセットするためのリセット素子とを備える単位画素を備え、複数の前記単位画素が2次元マトリックス状に配列され、前記単位画素が受光画素および遮光されたオプティカルブラック画素のいずれかである撮像素子と、
    前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットする前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第1の駆動制御手段と、
    前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットし、前記第1のゲートを駆動して前記フローティングディフュージョンに前記光電変換素子から前記電荷を転送する前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第2の駆動制御手段と、
    前記第1のゲートおよび前記第2のゲートを駆動して、前記光電変換素子から前記フローティングディフュージョンに前記電荷を転送して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力して、全ての行について読み出しを行う第の駆動制御手段と、
    前記オプティカルブラック画素において前記第2の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号及び前記第3の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号に基づいて生成された黒レベル信号に基づいて黒レベル基準値を求め、前記黒レベル基準値に応じて前記受光画素から読み出された信号を補正する補正手段と、
    前記受光画素又は前記オプティカルブラック画素において前記第1の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号に応じて前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定する判定手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記判定手段は、前記第1の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号のレベルが予め定められた閾値以上である場合に、当該信号が出力されたオプティカルブラック画素を異常とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の駆動制御手段によって第N行目(Nは1以上の整数)において前記信号が読み出された後、前記第の駆動制御手段が前記第N行目の信号を読み出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記判定手段は前記黒レベル信号のノイズ量の増加に伴って前記閾値を増加させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記判定手段は複数行から取得され前記第1の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号に基づいて前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. メカシャッタによる遮光が行われた後、前記第1の駆動制御手段は前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記判定手段は前記第1の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号と前記第3の駆動制御手段により前記信号線に出力された信号との差分に基づいて、前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 光を電荷に変換する光電変換素子と、前記電荷をフローティングディフュージョンに転送するための第1のゲートと、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を信号線に出力するための第2のゲートと、前記フローティングディフュージョンをリセットするためのリセット素子とを備える単位画素を備え、複数の前記単位画素が2次元マトリックス状に配列され、前記単位画素が受光画素および遮光されたオプティカルブラック画素のいずれかである撮像素子を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットする前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第1の駆動制御ステップと、
    前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットし、前記第1のゲートを駆動して前記フローティングディフュージョンに前記光電変換素子から前記電荷を転送する前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第2の駆動制御ステップと、
    前記第1のゲートおよび前記第2のゲートを駆動して、前記光電変換素子から前記フローティングディフュージョンに前記電荷を転送して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力して、全ての行について読み出しを行う第の駆動制御ステップと、
    前記オプティカルブラック画素において前記第2の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号及び前記第3の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に基づいて生成された黒レベル信号に基づいて黒レベル基準値を求め、前記黒レベル基準値に応じて前記受光画素から読み出された信号を補正する補正ステップと、
    前記受光画素又は前記オプティカルブラック画素において前記第1の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に応じて前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定する判定ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  9. 光を電荷に変換する光電変換素子と、前記電荷をフローティングディフュージョンに転送するための第1のゲートと、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を信号線に出力するための第2のゲートと、前記フローティングディフュージョンをリセットするためのリセット素子とを備える単位画素を備え、複数の前記単位画素が2次元マトリックス状に配列され、前記単位画素が受光画素および遮光されたオプティカルブラック画素のいずれかである撮像素子を備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットする前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第1の駆動制御ステップと、
    前記リセット素子を駆動して前記フローティングディフュージョンをリセットし、前記第1のゲートを駆動して前記フローティングディフュージョンに前記光電変換素子から前記電荷を転送する前に、少なくとも1つの行について前記第2のゲートを駆動して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力する第2の駆動制御ステップと、
    前記第1のゲートおよび前記第2のゲートを駆動して、前記光電変換素子から前記フローティングディフュージョンに前記電荷を転送して、前記フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を前記信号線に出力して、全ての行について読み出しを行う第の駆動制御ステップと、
    前記オプティカルブラック画素において前記第2の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号及び前記第3の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に基づいて生成された黒レベル信号に基づいて黒レベル基準値を求め、前記黒レベル基準値に応じて前記受光画素から読み出された信号を補正する補正ステップと、
    前記受光画素又は前記オプティカルブラック画素において前記第1の駆動制御ステップで前記信号線に出力された信号に応じて前記黒レベル信号を前記黒レベル基準値の算出に用いるか否かを判定する判定ステップとを実行させることを特徴とする制御プログラム。
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