JP6068381B2 - 無段変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、四節リンク機構型の無段変速機の給油構造に関する。
例えば、特許文献1には、エンジンに接続された入力軸の回転をコネクティングロッドの往復運動に変換し、コネクティングロッドの往復運動をワンウェイクラッチによって出力軸の回転運動に変換する四節リンク機構型無段変速機が記載されている。
特開2012−1048号公報
上記四節リンク機構型無段変速機は、偏心ディスクの内周から外周を貫通する油路を設け、オイルポンプにより入力軸の中心軸孔に供給された潤滑油が、入力軸の回転に伴う遠心力により偏心ディスクの外周に組み込まれたコンロッド軸受へ供給される。
ここで、上記四節リンク機構型無段変速機は、入力軸の偏心量を増減させることでレシオの変更を行うため、偏心量が大きく、またエンジン回転数が高い最高車速条件(レシオがTD時)では、コネクティングロッドの慣性力などにより、入力軸の軸受に大きな荷重が印加されるためフリクションが増加する。このフリクションに比例して熱が発生するため、潤滑油量はレシオがTD時に合わせた設定を行っている。
しかしながら、通常のオイルポンプは、吐出油量がエンジン回転数に比例し、コネクティングロッドなどの慣性力はエンジン回転数の2乗に比例するため、TDに合わせて潤滑量を設定すると、エンジン回転数が低い高車速条件(レシオがOD時)や偏心量が小さい低車速条件(レシオがUD時)で供給される潤滑油量が余剰となる(図8(b)参照)。この余剰な潤滑油が軸受の撹拌抵抗となり効率が悪化する。
よって、潤滑油量が要求されるレシオ(特にTD時)では必要な量の潤滑油を供給できる一方、それ以外のレシオ(UD時やOD時)では潤滑油を適正な供給量に設定できることが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、潤滑油量をレシオに応じて適切に設定できる給油構造を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る第1の形態は、走行用駆動源から駆動力が入力される入力軸(2)と、前記入力軸(2)と平行に配置された出力軸(3)と、前記入力軸(2)により回転駆動される駆動力入力部(4〜7)と、前記出力軸(3)に連結された揺動リンク(18)を有し、前記駆動力入力部(4〜7)の回転運動を前記揺動リンク(18)の揺動運動に変換し、前記駆動力入力部(4)が一回転するときに前記揺動リンク(18)が一往復の揺動運動を行うてこクランク機構(20)と、前記揺動リンク(18)を一方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(3)に前記揺動リンク(18)を固定し、他方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(3)に対して前記揺動リンク(18)を空転させる一方向回転阻止機構(17)とを備える無段変速機(1)であって、前記てこクランク機構(20)は、前記駆動力入力部(4〜7)の回転中心(P3)を前記入力軸(2)の回転中心(P1)に対して偏心させる偏心量調節機構(8〜14)と、前記駆動力入力部(4)と前記揺動リンク(18)とを連結するコネクティングロッド(15)とを有し、前記駆動力入力部(4〜7)は、前記入力軸(2)の回転中心(P1)に対して偏心して一体回転するカム部(5)と、前記カム部(5)に回転可能に支持される偏心部材(6)と、前記偏心量調節機構(8〜14)による偏心量(R1)が調節可能なように前記入力軸(2)に対して相対回転可能なピニオンシャフト(7)と、を有し、前記ピニオンシャフト(7)は、ピニオン軸受(7b)を介して前記入力軸(2)に回転可能に支持されており、前記偏心部材(6)は、前記ピニオンシャフト(7)を支持する前記カム部(5)を回転可能に受け入れる受入孔(6a)を有し、前記受入孔(6a)には、前記ピニオンシャフト(7)の外歯(7a)に噛み合う内歯(6b)が形成されており、前記コネクティングロッド(15)は、軸受(16)を介して前記偏心部材(6)の外縁部に回転可能に支持される環状部を有し、前記カム部(5)は、前記ピニオンシャフト(7)の外歯(7a)を挟むように軸方向に隣接して配置され、前記偏心部材(6)の受入孔(6a)の一部を内周から外周に貫通する油路(33)が形成され、前記油路(33)は、前記偏心部材(6)の受入孔(6a)から潤滑油が供給される入口孔(33a)と、潤滑油を外部に排出する出口孔(33b)とを有し、前記油路(33)の少なくとも前記出口孔(33b)は、前記偏心量調節機構(8〜14)により所定の偏心量R1(R10≦R1≦R1max)に調節された状態で、前記入力軸(2)の回転中心(P1)と前記カム部(5)の中心(P2)とを結ぶ線(Ra)の延長(Ra1)上に設けられ、前記所定の偏心量(R1)は、平坦路走行で最高車速が出せるレシオ(TD)に対応する。
また、本発明に係る第2の形態は、前記油路(33)の前記入口孔(33a)および前記出口孔(33b)は、前記入力軸(2)の回転中心(P1)と前記カム部(5)の中心(P2)とを結ぶ線(Ra)の延長(Ra1)上に設けられる。
また、本発明に係る第3の形態は、前記無段変速機(1)は、前記入力軸(2)と前記ピニオンシャフト(7)とを同一速度で回転させることによって前記偏心量(R1)が維持され、前記入力軸(2)と前記ピニオンシャフト(7)とを異なる速度で回転させることによって前記偏心量(R1)を変更するものであり、前記偏心部材(6)の内歯(6b)は、前記偏心量(R1)が最小から最大まで変化したときに前記外歯(7b)と噛み合う領域と、噛み合わない領域(S)とを有し、前記油路(33)の前記入口孔(33a)は、前記噛み合わない領域(S)の歯底に形成される。
本発明によれば、潤滑油量をレシオに応じて適切に設定できる給油構造を実現することができる。
詳しくは、本発明に係る第1の形態によれば、レシオがTD時で潤滑油量が最も多くなり、それ以外のレシオでは潤滑油を適正な量に設定することができるので、簡単な構造で潤滑油の供給過剰を抑えて、フリクションを低減することができる。
また、本発明に係る第2の形態によれば、レシオがTD時において潤滑油に最も大きな遠心力を作用させることができる。
また、本発明に係る第3の形態によれば、偏心部材(6)の内歯(6b)におけるピニオンギヤ(7a)と噛み合う部分の強度を確保することができる。
本実施形態の無段変速機の構造を示す断面図。 図1の無段変速機の偏心量調節機構、コネクティングロッド及び揺動リンクを軸方向から見た図。 図1の無段変速機の偏心量調節機構による偏心量の変化を示す図。 本実施形態の偏心量調節機構による偏心量の変化と、揺動リンクの揺動運動の揺動角度範囲の関係を示す図。 本実施形態の無段変速機の変速比マップを示す図。 本実施形態のてこクランク機構に設けられる油路を模式的に示す図。 本実施形態のてこクランク機構に設けられる油路を模式的に示す図。 本実施形態のてこクランク機構に設けられる油路の作用を説明する図。 本実施形態の無段変速機への潤滑油の供給系統を示す図。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。なお、本発明の無段変速機は、自動車以外の他の用途にも適用できることは言うまでもない。
<無段変速機の構造>まず、図1および図2を参照して、本実施形態の無段変速機の構造について説明する。
本実施形態の無段変速機1は、変速比i(i=入力軸の回転速度/出力軸の回転速度)を無限大(∞)にして出力軸の回転速度を「0」にできる変速機、いわゆるIVT(Infinity Variable Transmission)の一種である。
本実施形態の無段変速機1は、入力軸2と、出力軸3と、6つの偏心量調節機構4とを備える。
入力軸2は中空の部材からなり、エンジンやモータ等の走行駆動源からの駆動力を受けて回転中心軸線P1を中心として回転駆動される。
出力軸3は、入力軸2とは水平方向に離れた位置に入力軸2に平行に配置され、デファレンシャルギヤ等を介して自動車の車軸に駆動力を伝達する。
偏心量調節機構4はそれぞれ駆動力入力部であり、入力軸2の回転中心軸線P1を中心として回転するように設けられ、カム部としてのカムディスク5と、偏心部材としての偏心ディスク6と、ピニオンシャフト7とを有する。
カムディスク5は、円盤形状であり、入力軸2の回転中心軸線P1から偏心して入力軸2と一体的に回転するように入力軸2に2個1組で設けられている。各1組のカムディスク5は、それぞれ位相を60°異なるように設定され、6組のカムディスク5で入力軸2の周方向を一回りするように配置されている。
偏心ディスク6は、円盤形状であり、その中心P3から偏心した位置に受入孔6aが設けられ、その受入孔6aを挟むように、1組のカムディスク5が回転可能に支持されている。
偏心ディスク6の受入孔6aは、その中心が、入力軸2の回転中心軸線P1からカムディスク5の中心P2(受入孔6aの中心)までの距離Raとカムディスク5の中心P2から偏心ディスク6の中心P3までの距離Rbとが同一となるように形成されている。また、偏心ディスク6の受入孔6aには、1組のカムディスク5に挟まれた内周面に、内歯6bが形成されている。
ピニオンシャフト7は、入力軸2の中空部内に、入力軸2と同心に配置され、ピニオン軸受7bを介して入力軸2の内周面に相対回転可能に支持されている。また、ピニオンシャフト7の外周面には、外歯7aが設けられている。さらに、ピニオンシャフト7には、差動機構8が接続されている。
入力軸2における1組のカムディスク5の間には、カムディスク5の偏心方向に対向する箇所に内周面と外周面とを連通させる切欠孔2aが形成されており、この切欠孔2aを介して、ピニオンシャフト7の外歯7aは、偏心ディスク6の受入孔6aの内歯6bと噛合している。
差動機構8は、遊星歯車機構であり、サンギヤ9と、入力軸2に連結された第1リングギヤ10と、ピニオンシャフト7に連結された第2リングギヤ11と、サンギヤ9及び第1リングギヤ10と噛合する大径部12aと、第2リングギヤ11と噛合する小径部12bとからなる段付きピニオン12を自転及び公転可能に軸支するキャリア13とを有している。また、差動機構8のサンギヤ9は、ピニオンシャフト7駆動用の電動機からなる偏心量調節用駆動源14の回転軸14aに連結されている。
そして、この偏心量調節用駆動源14の回転速度を入力軸2の回転速度と同一にした場合、サンギヤ9と第1リングギヤ10とが同一速度で回転することとなり、サンギヤ9、第1リングギヤ10、第2リングギヤ11及びキャリア13の4つの要素が相対回転不能なロック状態となって、第2リングギヤ11と連結するピニオンシャフト7が入力軸2と同一速度で回転する。
また、偏心量調節用駆動源14の回転速度を入力軸2の回転速度よりも遅くした場合、サンギヤ9の回転数をNs、第1リングギヤ10の回転数をNR1、サンギヤ9と第1リングギヤ10のギヤ比(第1リングギヤ10の歯数/サンギヤ9の歯数)をjとすると、キャリア13の回転数が(j・NR1+Ns)/(j+1)となる。また、サンギヤ9と第2リングギヤ11のギヤ比((第2リングギヤ11の歯数/サンギヤ9の歯数)×(段付きピニオン12の大径部12aの歯数/小径部12bの歯数))をkとすると、第2リングギヤ11の回転数が{j(k+1)NR1+(k−j)Ns}/{k(j+1)}となる。
したがって、偏心量調節用駆動源14の回転速度を入力軸2の回転速度よりも遅くした場合であって、カムディスク5が固定された入力軸2の回転速度とピニオンシャフト7の回転速度とが同一である場合には、偏心ディスク6はカムディスク5と共に一体に回転する。一方で、入力軸2の回転速度とピニオンシャフト7の回転速度とに差がある場合には、偏心ディスク6はカムディスク5の中心P2を中心にカムディスク5の周縁を回転する。
図2に示すように、偏心ディスク6は、カムディスク5に対して、P1からP2までの距離RaとP2からP3までの距離Rbとが同一となるように偏心されている。そのため、偏心ディスク6の中心P3を入力軸2の回転中心軸線P1と同一線上に位置させて、入力軸2の回転中心軸線P1と偏心ディスク6の中心P3との距離、すなわち、偏心量R1を「0」にすることもできる。
偏心ディスク6の外縁部には、コネクティングロッド15が回転可能に支持されている。コネクティングロッド15は、一方の端部に大径の大径環状部15aを有し、他方の端部に小径の小径環状部15bを有している。コネクティングロッド15の大径環状部15aは、コンロッド軸受16を介して偏心ディスク6の外縁部に支持されている。
出力軸3には、一方向回転阻止機構としてのワンウェイクラッチ17を介して、揺動リンク18が連結されている。ワンウェイクラッチ17は、出力軸3の回転中心軸線P4を中心として一方側に回転しようとする場合に出力軸3に対して揺動リンク18を固定し、他方側に回転しようとする場合に出力軸3に対して揺動リンク18を空転させる。
揺動リンク18には、揺動端部18aが設けられ、揺動端部18aには、小径環状部15bを軸方向で挟み込むことができるように形成された一対の突片18bが設けられている。一対の突片18bには、小径環状部15bの内径に対応する貫通孔18cが穿設されている。貫通孔18c及び小径環状部15bに連結ピン19が挿入されることによって、コネクティングロッド15と揺動リンク18とが連結されている。また、揺動リンク18には、環状部18dが設けられている。
<てこクランク機構>次に、図2〜図4を参照して、本実施形態の無段変速機のてこクランク機構について説明する。
図2に示すように、本実施形態の無段変速機1において、偏心量調節機構4と、コネクティングロッド15と、揺動リンク18とが、てこクランク機構20(四節リンク機構)を構成している。
てこクランク機構20によって、入力軸2の回転運動は、出力軸3の回転中心軸線P4を中心とする揺動リンク18の揺動運動に変換される。本実施形態の無段変速機1は、図1に示すように、合計6個のてこクランク機構20を備えている。
てこクランク機構20では、偏心量調節機構4の偏心量R1が「0」でない場合に、入力軸2とピニオンシャフト7を同一速度で回転させると、各コネクティングロッド15が60度ずつ位相を変えながら、入力軸2と出力軸3との間で出力軸3側に押したり、入力軸2側に引いたりを交互に繰り返して、揺動リンク18を揺動させる。
そして、揺動リンク18と出力軸3との間にはワンウェイクラッチ17が設けられているので、揺動リンク18が押された場合には、揺動リンク18が固定されて出力軸3に揺動リンク18の揺動運動によるトルクが伝達されて出力軸3が回転し、揺動リンク18が引かれた場合には、揺動リンク18が空回りして出力軸3に揺動リンク18の揺動運動によるトルクが伝達されない。6つの偏心量調節機構4は、それぞれ60度ずつ位相を変えて配置されているので、出力軸3は6つの偏心量調節機構4により順に回転駆動される。
また、本実施形態の無段変速機1では、図3に示すように、偏心量調節機構4によって偏心量R1が調節可能である。
図3(a)は、偏心量R1を「最大」とした状態を示し、入力軸2の回転中心軸線P1とカムディスク5の中心P2と偏心ディスク6の中心P3とが一直線に並ぶように、ピニオンシャフト7と偏心ディスク6とが位置する。この場合の変速比iは最小となる。図3(b)は、偏心量R1を図3(a)よりも小さい「中」とした状態を示し、図3(c)は、偏心量R1を図3(b)よりも更に小さい「小」とした状態を示している。変速比iは、図3(b)では図3(a)の変速比iよりも大きい「中」となり、図3(c)では図3(b)の変速比iよりも大きい「大」とした状態を示している。図3(d)は、偏心量R1を「0」とした状態を示し、入力軸2の回転中心軸線P1と、偏心ディスク6の中心P3とが同心に位置する。この場合の変速比iは無限大(∞)となる。
図4は、本実施形態の偏心量調節機構4による偏心量R1の変化と、揺動リンク18の揺動運動の揺動角度範囲の関係を示している。
図4(a)は偏心量R1が図3(a)の「最大」である場合(変速比iが最小である場合)、図4(b)は偏心量R1が図3(b)の「中」である場合(変速比iが中である場合)、図4(c)は偏心量R1が図3(c)の「小」である場合(変速比iが大である場合)の、偏心量調節機構4の回転運動(回転角度θ1)に対する揺動リンク18の揺動範囲θ2を示している。ここで、出力軸3の回転中心軸線P4からコネクティングロッド15と揺動端部18aの連結点、すなわち、連結ピン19の中心P5までの距離が、揺動リンク18の長さR2である。
図4から明らかなように、偏心量R1が小さくなるのに伴い、揺動リンク18の揺動角度範囲θ2が狭くなり、偏心量R1が「0」になった場合には、揺動リンク18は揺動しなくなる。
<てこクランク機構の給油構造>次に、図5から図9を参照して、本実施形態のてこクランク機構20のコンロッド軸受16の給油構造について説明する。
本実施形態の無段変速機1は、レシオによって潤滑油の供給過剰が発生するという課題を解決するために、偏心ディスク6の特定の部位に、偏心ディスク6の受入孔6aの内周から外周を貫通する油路を形成し、潤滑油量が必要なレシオ(特にTD時)では必要な量の潤滑油を供給できる一方、それ以外のレシオ(UD時やOD時)では潤滑油を適正な供給量に設定できる構造を備える。
本実施形態の無段変速機1を自動車のパワートレインに適用した場合、偏心量調節機構4による偏心量R1の変化に応じて出力軸3に伝達される出力軸トルクは、車両の特性等により、図5に示す変速比マップのように変化する。
図5において、出力軸トルクは、変速比iが最大減速比側〜UD(アンダードライブ)の間(偏心量R1が所定の値R10以下の場合)では、その車両の駆動輪の摩擦係数等によって定まるスリップ限界(最大値)となり、その後、変速比iがTD(トップドライブ:最高車速が出せる変速比i)からOD(オーバードライブ:最小減速比側)に移行していくにしたがって(偏心量R1が増加するほど)低下していき、OD(偏心量R1が最大R1max)で最小となる。
図6は、本実施形態のてこクランク機構20に設けられる油路を模式的に示している。
図6に示すように、本実施形態では、コンロッド軸受16に潤滑油を供給する際にレシオに応じて要求油量と供給油量に不一致が発生しないように、ピニオンシャフト7を貫通して外歯7aやピニオン軸受7bとカムディスク5との間の空隙を通り、偏心ディスク6の受入孔6aの内周から外周を貫通するような第1ないし第3の油路31〜33が設けられている。
第1油路31は、ピニオンシャフト7の内部に中心軸線に沿って延びる中空部として形成されている。第2の油路32は、第1の油路31からピニオンシャフト7をピニオン軸受7bに向けて径方向に貫通して形成されており、外歯7aやピニオン軸受7bとカムディスク5との間の空隙に連通する。第3の油路33は、偏心ディスク6の受入孔6aの一部を内周から外周に貫通するように形成されており、第2の油路32から空隙を通ってピニオンシャフト7の外歯7aに到達した潤滑油が供給される入口孔33aと、潤滑油を外部に排出する出口孔33bとを有する。なお、第3の油路33の出口孔33bは、偏心ディスク6の外周面上でなくても良い。
詳しくは、図6に示す軸方向から見たときに、第3の油路33の少なくとも出口孔33b、好ましくは入口孔33aおよび出口孔33bは、入力軸2の回転中心軸線P1とカムディスク5の中心P2とを結び、P1からP2へ向かう直線Raの延長Ra1上に設けられる。そして、そのときの偏心量R1_TDは、所定の範囲(R10≦R1≦R1max)であって、平坦路走行で最高車速が出せるレシオ(TD)に対応する。
図9に示すように、オイルポンプVから吐出される潤滑油は、オリフィスなどで油量が配分されて、入力軸2側の第1の油路31、出力軸3側の揺動リンク18、出力軸3に連結された差動装置やドライブシャフトなどの駆動要素に供給される。また、オイルポンプVにより第1の油路31に供給された潤滑油は、第2の油路32からピニオン軸受7bやカムディスク5の間の空隙を通り、第3の油路33の入口孔33aに到達する。また、第3の油路33の出口孔33bから排出される潤滑油は、偏心ディスク6の回転運動による遠心力で飛散されてコンロッド軸受16に供給される。
ここで、図7および図8を参照して、レシオがTD、UD、ODにおいて第3の油路33から吐出される潤滑油圧の違いについて説明する。なお、図7は、説明の便宜上、偏心ディスク6を固定したと仮定し、偏心ディスク6に対する外歯7aの動きを示したものであるが、実際には外歯7aは自転のみで公転はしない。
第3の油路33の入口孔33aに到達した潤滑油は、偏心ディスク6の遠心力により出口孔33bから吐出される。このときの潤滑油の油圧を遠心油圧Cとすると、以下の式1で表すことができる。
C=ρ・Lレシオ・ω2・・・(1)
ここで、ρは潤滑油の密度、Lレシオは走行中の各レシオ(TD、UD、OD)における入力軸2の回転中心軸線P1と第3の油路33の出口孔33bとの距離、ωは入力軸2の回転数(角速度)を示している。
式1から明らかなように、出口孔33bでの遠心油圧Cは、入力軸2の回転中心軸線P1からの距離Lに比例する。そして、図8(a)に示すように、レシオがTDでのLが最も長くなる。すなわち、図7(a)に示すレシオがTDでの偏心量R1をR1_TDと表記すると、R1_TDで距離LTDが最長となり、図7(b)や(c)に示すレシオがUDやOD(R1_UD、R1_OD)では距離Lは減少していく(LTD>LUD>LOD)。
したがって、本実施形態のように、第3の油路33の出口孔33bを入力軸2の回転中心軸線P1からカムディスク5の中心P2へ向かう直線Raの延長Ra1上に設けることによって、レシオがTDにおいて出口孔33bから吐き出される遠心油圧Cが最大となる。このようにして、レシオがTDでの必要な潤滑油量を確保しつつ、それ以外のレシオがUDやODでは潤滑油量を低減することができるため、潤滑油量が要求されるレシオ(TD)では必要な量の潤滑油を供給できる一方、それ以外のレシオ(UDやOD)では潤滑油を適正な供給量に設定できる(図8(b)参照)。
なお、上述したように、本実施形態のてこクランク機構20は、入力軸2とピニオンシャフト7とを同一速度で回転させると偏心量R1が維持され、入力軸2とピニオンシャフト7とに速度差を発生させる偏心量R1が変更される機構であり、変速比iに応じて偏心量調節機構4により偏心量R1が最小(=0)から最大まで変化したときに、偏心ディスク6の内歯6bがピニオンシャフト7の外歯7aと噛み合う領域と、噛み合わない領域がある。そこで、第3の油路33の入口孔33aは、図7に示すように、偏心ディスク6の内歯6bがピニオンシャフト7の外歯7aと噛み合わない領域Sの歯底に形成される。このように、第3の油路33の入口孔33aを、どのような偏心量であっても外歯7aと噛み合うことがない角度範囲Sにおける内歯6bの歯底に形成することで、偏心ディスク6の内歯6bにおける外歯7aと噛み合う部分の強度を確保することができる。
なお、本実施形態では、第1の油路31から第2の油路32を経由して第3の油路33に到達する油路の構成を例に説明したが、第3の油路33に潤滑油が到達する経路は、例えば、隣接するてこクランク機構20同士の隙間など、他にも無数に存在することは言うまでもない。
以上説明したように、本実施形態によれば、潤滑油量をレシオに応じて適切に設定できるので、TD以外のレシオで余剰な潤滑油が供給されて軸受の撹拌抵抗となり効率が悪化することを防止できる。
1…無段変速機、2…入力軸、3…出力軸、4…偏心量調節機構、5…カムディスク、6…偏心ディスク、6a…受入孔、6b…内歯、7…ピニオンシャフト、7a…外歯、7b…ピニオン軸受、14…偏心量調節用駆動源、14a…回転軸、15…コネクティングロッド、15a…大径環状部、15b…小径環状部、16…コンロッド軸受、17…ワンウェイクラッチ、18…揺動リンク、20…てこクランク機構、31…第1の油路、32…第2の油路、33…第3の油路、33a…入口孔、33b…出口孔

Claims (3)

  1. 走行用駆動源から駆動力が入力される入力軸(2)と、
    前記入力軸(2)と平行に配置された出力軸(3)と、
    前記入力軸(2)により回転駆動される駆動力入力部(4〜7)と、
    前記出力軸(3)に連結された揺動リンク(18)を有し、前記駆動力入力部(4〜7)の回転運動を前記揺動リンク(18)の揺動運動に変換し、前記駆動力入力部(4)が一回転するときに前記揺動リンク(18)が一往復の揺動運動を行うてこクランク機構(20)と、
    前記揺動リンク(18)を一方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(3)に前記揺動リンク(18)を固定し、他方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(3)に対して前記揺動リンク(18)を空転させる一方向回転阻止機構(17)とを備える無段変速機(1)であって、
    前記てこクランク機構(20)は、前記駆動力入力部(4〜7)の回転中心(P3)を前記入力軸(2)の回転中心(P1)に対して偏心させる偏心量調節機構(8〜14)と、前記駆動力入力部(4)と前記揺動リンク(18)とを連結するコネクティングロッド(15)とを有し、
    前記駆動力入力部(4〜7)は、
    前記入力軸(2)の回転中心(P1)に対して偏心して一体回転するカム部(5)と、前記カム部(5)に回転可能に支持される偏心部材(6)と、前記偏心量調節機構(8〜14)による偏心量(R1)が調節可能なように前記入力軸(2)に対して相対回転可能なピニオンシャフト(7)と、を有し、
    前記ピニオンシャフト(7)は、ピニオン軸受(7b)を介して前記入力軸(2)に回転可能に支持されており、
    前記偏心部材(6)は、
    前記ピニオンシャフト(7)を支持する前記カム部(5)を回転可能に受け入れる受入孔(6a)を有し、前記受入孔(6a)には、前記ピニオンシャフト(7)の外歯(7a)に噛み合う内歯(6b)が形成されており、
    前記コネクティングロッド(15)は、軸受(16)を介して前記偏心部材(6)の外縁部に回転可能に支持される環状部を有し、
    前記カム部(5)は、前記ピニオンシャフト(7)の外歯(7a)を挟むように軸方向に隣接して配置され、
    前記偏心部材(6)の受入孔(6a)の一部を内周から外周に貫通する油路(33)が形成され、
    前記油路(33)は、前記偏心部材(6)の受入孔(6a)から潤滑油が供給される入口孔(33a)と、潤滑油を外部に排出する出口孔(33b)とを有し、
    前記油路(33)の少なくとも前記出口孔(33b)は、前記偏心量調節機構(8〜14)により所定の偏心量R1(R10≦R1≦R1max)に調節された状態で、前記入力軸(2)の回転中心(P1)と前記カム部(5)の中心(P2)とを結ぶ線(Ra)の延長(Ra1)上に設けられ、前記所定の偏心量(R1)は、平坦路走行で最高車速が出せるレシオ(TD)に対応することを特徴とする無段変速機。
  2. 前記油路(33)の前記入口孔(33a)および前記出口孔(33b)は、前記入力軸(2)の回転中心(P1)と前記カム部(5)の中心(P2)とを結ぶ線(Ra)の延長(Ra1)上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の無段変速機。
  3. 前記無段変速機(1)は、前記入力軸(2)と前記ピニオンシャフト(7)とを同一速度で回転させることによって前記偏心量(R1)が維持され、前記入力軸(2)と前記ピニオンシャフト(7)とを異なる速度で回転させることによって前記偏心量(R1)を変更するものであり、
    前記偏心部材(6)の内歯(6b)は、前記偏心量(R1)が最小から最大まで変化したときに前記外歯(7b)と噛み合う領域と、噛み合わない領域(S)とを有し、
    前記油路(33)の前記入口孔(33a)は、前記噛み合わない領域(S)の歯底に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の無段変速機。
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