JP6068245B2 - 管継手の組み付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、管端を接続するための管継手に関する。
管端を接続する管継手としては、ハウジング形管継手が知られている。例えば、図12に示すハウジング形管継手は、一対の円弧状継手セグメント1,2と、それぞれ周方向溝3を有する2つの管4,5の端部を収容するために各円弧状継手セグメントに形成された空間6と、当該空間6内に2つの管4,5の端部をシールするように設けられる弾性リング7と、前記空間6の両側で半径方向内方に延びて2つの管4,5の各周方向溝3に係合する2つの締付部8,9と、一対の継手セグメント1,2を互いに結合するための取付手段10と、から形成されている。
このようなハウジング形管継手では、一対の円弧状継手セグメント1,2の空間6,6に配置される弾性リング7が、2つの管4,5の端部外周面に圧接することによって、2つの管4,5の端部をシールすることができる。また、各継手セグメント1,2に設けられた締付部8,9を2つの管4,5の端部に設けられた周方向溝3の底部に圧接することによって、2つの管4,5を円弧状継手セグメント1,2に固定することができる。
特開平11−241794
しかしながら、前記したハウジング形管継手は、一対の円弧状継手セグメント1,2の形状が固定であるために、管が変形等して管の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合に、各円弧状セグメントを管上に沿うように取り付けることが難しく、結果的に漏洩防止の効果が十分に得られないことがあった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、管が変形等して管の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、漏洩防止作用を確実に発揮することが可能な管継手を提供することにある。
本発明は、一側管体と他側管体とを接続する管継手であって、一側管体の外面から他側管体の外面に至るように配置される側面視C字状のゴムリングと、前記ゴムリングの一側端部の外側面上に載置される、一側ハウジングと、前記ゴムリングの他側端部の外側面上に載置される、他側ハウジングと、を備え、前記ゴムリングの一側端部には、一側フランジ部が設けられており、前記ゴムリングの他側端部には、他側フランジ部が設けられている、管継手を準備する工程と、前記一側ハウジングの他側端部と前記他側ハウジングの一側端部とを端部結合部材によって結合することにより、前記一側フランジ部と前記他側フランジ部とを円周方向に液密に密着させる工程と、 前記一側ハウジングの一側端部から前記他側ハウジングの他側端部に至るまでの前記ゴムリングの外側面上に、複数の中間ハウジングを載置する工程と、前記一側ハウジングの一側端部、各中間ハウジングの各端部、前記他側ハウジングの他側端部のうちの隣接する2つの端部を間隙調整結合部材によって間隙調整可能に結合して、前記ゴムリングを前記一側管体と前記他側管体に対して半径方向に押圧する工程と、を備えたことを特徴とする管継手の組み付け方法である。
本発明によれば、管継手のハウジングを構成する部材が、一側ハウジングと、他側ハウジングと、複数の中間ハウジングと、に分離されて構成されているため、管が変形等して管の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、ハウジングの各々を管上に沿うように取り付けることが可能であり、結果として漏洩防止作用を確実に発揮することができる。
好ましくは、前記ゴムリングの一側端部には、一側フランジ部が設けられており、前記ゴムリングの他側端部には、他側フランジ部が設けられており、前記一側ハウジングの他側端部と前記他側ハウジングの一側端部とが端部結合部材によって結合される際に、前記一側フランジ部と前記他側フランジ部とは液密に密着するようになっている。この場合、漏洩防止作用をより確実に保証することができる。
また、好ましくは、前記ゴムリングは、内面側に凹部を有する断面を有している。この場合、当該凹部内に、一側管体と他側管体との接続部材(例えば締結ボルト)を収容することができる。
また、好ましくは、前記ハウジングの各々は、前記ゴムリングの外側面上に載置される、側面視円弧状の載置面を有している。そのような載置面によって、管の断面形状が真円に近い場合に管上に沿った取り付けが実現される一方で、管が変形等して管の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、ハウジングの各々が少なくとも4つに分離していることによって、やはり管上に沿うように取り付けることが可能である。
また、好ましくは、前記ハウジングの各々は、前記ゴムリングの両方の側方面の少なくとも一部を覆う形状を有している。この場合、ハウジングの各々によってゴムリングを効果的に保護することができる。
また、好ましくは、前記一側ハウジングと前記他側ハウジングとは、鏡像対称な形状を有している。このような場合、それらハウジングの製造コストや組立作業の容易性において優れる。
また、好ましくは、前記複数の中間ハウジングは、互いに同一の形状を有している。このような場合、それらハウジングの製造コストや組立作業の容易性において優れる。この場合、前記一側ハウジングと前記他側ハウジングとを結合した時の側面視の円弧形状の長さが、前記中間ハウジング一つの側面視の円弧形状の長さと、略等しいことが更に好ましい。この場合、管が変形等して管の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合に,管上に沿ったハウジングの各々の取り付けをバランスよく実現することができる。この場合、中間ハウジングの数が、11や23等(4n+3(nは自然数))であれば、バランスが極めて良好である。
本発明は、一側管体と他側管体とを接続する管継手であって、一側管体の外面から他側管体の外面に至るように配置される側面視円弧状の複数のゴムリング要素と、前記ゴムリング要素の各々の一側端部の外側面上に載置される、一側ハウジングと、前記ゴムリング要素の各々の他側端部の外側面上に載置される、他側ハウジングと、を備え、各ゴムリング要素の一側端部には、一側フランジ部が設けられており、各ゴムリング要素の他側端部には他側フランジ部が設けられている、管継手を準備する工程と、前記一側ハウジングの他側端部と前記他側ハウジングの一側端部とを端部結合部材によって結合することにより、前記一側フランジ部と前記他側フランジ部とを円周方向に液密に密着させる工程と、前記一側ハウジングの一側端部から前記他側ハウジングの他側端部に至るまでの前記ゴムリング要素の外側面上に、複数の中間ハウジングを載置する工程と、前記一側ハウジングの一側端部、各中間ハウジングの各端部、前記他側ハウジングの他側端部のうちの隣接する2つの端部を間隙調整結合部材によって間隙調整可能に結合して、前記ゴムリング要素を前記一側管体と前記他側管体に対して半径方向に押圧する工程と、を備えたことを特徴とする管継手の組み付け方法である。
本発明によっても、管継手のハウジングを構成する部材が、各一側ハウジングと、各他側ハウジングと、複数の中間ハウジングと、に分離されて構成されているため、管が変形等して管の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、ハウジングの各々を管上に沿うように取り付けることが可能であり、結果として漏洩防止作用を確実に発揮することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る管継手の側面図である。 図1に示す管継手のC−C線矢視図である。 図1に示す管継手のゴムリングを示す側面図及び斜視図である。 図3のゴムリングへの一側ハウジング及び他側ハウジングの取り付けを説明するための図である。 図3のゴムリングへの中間ハウジングの取り付けを説明するための図である。 管体が扁平な場合の図1と同様の図である。 本発明の第2の実施の形態に係る管継手のゴムリングへの一側ハウジング及び他側ハウジングの取り付けを説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る管継手のゴムリングへの中間ハウジングの取り付けを説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る管継手の側面図である。 図9に示す管継手のA−A線矢視図である。 図9に示す管継手のC−C線矢視図である。 従来のハウジング形管継手を示す図である。
以下、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る管継手10の側面図であり、図2は、図1に示す管継手10のC−C線矢視図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施の形態による管継手10は、一側管体51と他側管体52とを接続する管継手であって、一側管体51の外面から他側管体52の外面に至るように配置される側面視C字状のゴムリング11を備えている。ゴムリング11の一側端部の外側面上には、一側ハウジング21が載置されており、ゴムリング11の他側端部の外側面上には、他側ハウジング22が載置されている。一側ハウジング21の他側端部と他側ハウジング22の一側端部とが、端部結合部材としての端部結合ボルト41によって締結されている。
一側ハウジング21の一側端部から他側ハウジング22の他側端部に至るまでのゴムリング11の外側面上の領域には、複数の中間ハウジング23〜33が載置されている。そして、一側ハウジング21の一側端部、各中間ハウジング23〜33の各端部、他側ハウジング22の他側端部のうちの隣接する2つの端部が、間隙調整機能付きの結合部材42によって間隙調整可能に結合されている。
図3(a)は、図1に示す管継手のゴムリングを示す側面図であり、図3(b)は、図1に示す管継手のゴムリングを示す斜視図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、ゴムリング11の一側端部には、一側フランジ部12が設けられており、ゴムリング11の他側端部には、他側フランジ部13が設けられている。そして、一側フランジ部12と他側フランジ部13とは液密に密着している。
また、図2及び図3(b)に示すように、ゴムリング11は、内面側に凹部14を有する断面を有している。そして、図2に示すように、当該凹部14内に、一側管体51のフランジ部と他側管体52のフランジ部とそれらの接続部材としての締結ボルト53とが、収容されている。
図4は、図3のゴムリング11への一側ハウジング21及び他側ハウジング22の取り付けを説明するための図であり、図5は、図3のゴムリング11への中間ハウジング23〜34の取り付けを説明するための図である。図1、図4及び図5に示すように、本実施の形態の各ハウジング21〜34は、ゴムリング11の外側面上に載置される載置面が同一曲率の側面視円弧状となっている。本実施の形態では、中央の主たる載置面のみならず、左右(図4及び図5における紙面前後)の側方載置面についても、側面視円弧状となっている。
また、図1、図4及び図5に示すように、ハウジング21〜34の各々は、ゴムリング11の両方の側方面の大部分を覆う形状を有している。また、本実施の形態では、一側ハウジング21と他側ハウジング22とは、鏡像対称な形状を有しており、複数の中間ハウジング23〜33は、互いに同一の形状を有している。さらに、本実施の形態では、図1に示すように、一側ハウジング21と他側ハウジング22とを結合した時の側面視の円弧形状の長さが、中間ハウジング23〜33の一つの側面視の円弧形状の長さと、略等しくなっている。
以上のような本実施の形態によれば、管継手10のハウジングを構成する部材が、一側ハウジング21と、他側ハウジング22と、複数の中間ハウジング23〜33と、に分離されて構成されているため、管体51、52が変形等して管体51、52の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、ハウジング21〜33の各々を管上に沿うように取り付けることが可能であり、結果として漏洩防止作用を確実に発揮することができる。具体的には、図1のように接続対象の管体51及び52の断面形状が真円に近い場合だけでなく、図6のように接続対象の管体51及び52の断面形状が真円から大きく逸れて扁平になっている場合においても、漏洩防止作用を確実に発揮することができる。
また、本実施の形態によれば、ゴムリング11の一側フランジ部12と他側フランジ部13とが液密に密着していることにより、漏洩防止作用をより確実に保証することができる。
また、本実施の形態によれば、ゴムリング11が内面側に凹部14を有する断面を有していることにより、一側管体51と他側管体52との接続機構(本実施の形態では、一側管体51のフランジ部と他側管体52のフランジ部とそれらの接続部材としての締結ボルト53)とゴムリング11との干渉を回避することができる。
また、本実施の形態によれば、ゴムリング11の外側面上に載置される各ハウジング21〜34の載置面が同一曲率の側面視円弧状となっているため、接続対象の管体51及び52の断面形状が真円に近い場合に当該管体上に沿った取り付けが実現される一方で、各管体51及び52が変形等して各管体51及び52の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、ハウジング21〜34が13個に分離していることによって、やはり管体上に沿った取り付けが実現されるようになっている。もっとも、各ハウジング21〜34の載置面は、側面視円弧状に限定されず、管体51及び52の断面形状により良く適合する適宜の形状が採用されてもよいし、ハウジングの数が多ければ、側面視平坦状の形状も採用され得る。また、ハウジングの載置面の形状は、ハウジング毎に異なっていてもよい。
また、本実施の形態によれば、ハウジング21〜34の各々がゴムリング11の両方の側方面の大部分を覆う形状を有しているため、ハウジング21〜34の各々によってゴムリング11が効果的に保護される。
また、本実施の形態では、一側ハウジング21と他側ハウジング22とが鏡像対称な形状を有していることにより、それらハウジング21、22の製造コストが抑制されている他、組立作業の容易性においても優れている。
また、本実施の形態では、複数の中間ハウジング23〜33が互いに同一の形状を有していることにより、それらハウジング23〜33の製造コストが抑制されている他、組立作業の容易性においても優れている。さらに、本実施の形態では、図1に示すように、一側ハウジング21と他側ハウジング22とを結合した時の側面視の円弧形状の長さが、中間ハウジング23〜33の一つの側面視の円弧形状の長さと、略等しくなっていることにより、各管体51及び52が変形等して各管体51及び52の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合に、管上に沿ったハウジング21〜33の各々の取り付けをバランスよく実現することができる。
以下、以上のような本実施の形態の管継手10を管体51及び52上に組み付ける方法について説明する。
図3(a)に示すように、管体51及び52上に、切れ目が上方位置にくるような位置姿勢で、側面視C字状のゴムリング11が被せられる。
次に、図4(a)に示すように、ゴムリング11の一側端部の外側面上に一側ハウジング21が載置され、ゴムリング11の他側端部の外側面上に他側ハウジング22が載置される。そして、図4(b)に示すように、ゴムリング11の一側フランジ部12と他側フランジ部13とを液密に密着させた状態で、一側ハウジング21の他側端部と他側ハウジング22の一側端部とが端部結合ボルト41によって締結される。
次に、図5に示すように、一側ハウジング21の一側端部から他側ハウジング22の他側端部に至るまでのゴムリング11の外側面上に、複数の中間ハウジング23〜34が載置される。この時、一側ハウジング21の一側端部、各中間ハウジング23〜34の各端部、他側ハウジング22の他側端部のうちの隣接する2つの端部が、間隙調整結合ボルト42によって互いの間隙を適宜に調整されながら結合される。この間隔調整機能によって、管体51及び52が変形等して管体51及び52の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、管上に沿ってハウジング21〜33をバランスよく取り付けていくことができる。
なお、本発明において、ゴムリング11は、側面視C字状である場合に限られず、側面視円弧状の複数のゴムリング要素11a、11bが連結される態様が採用されてもよい。このような実施の形態について、図7及び図8を用いて説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る管継手のゴムリングへの一側ハウジング及び他側ハウジングの取り付けを説明するための図であり、図8は、本発明の第2の実施の形態に係る管継手のゴムリングへの中間ハウジングの取り付けを説明するための図である。
本実施の形態の場合には、図7(a)に示すように、ゴムリング11a、11bの一側端部の外側面上に一側ハウジング21a、21bが載置され、ゴムリング11a、11bの他側端部の外側面上に他側ハウジング22a、22bが載置される。そして、図7(b)に示すように、ゴムリング11a、11bの一側フランジ部12a、12bと他側フランジ部13a、13bとを液密に密着させた状態で、一側ハウジング21a、21bの他側端部と他側ハウジング22a、22bの一側端部とが端部結合ボルト41によって締結される。
次に、図8に示すように、一側ハウジング21a、21bの一側端部から他側ハウジング22a、22bの他側端部に至るまでのゴムリング11a、11bの外側面上に、複数の中間ハウジング23a〜27a、23b〜27bが載置される。この時、一側ハウジング21a、21bの一側端部、各中間ハウジング23a〜27a、23b〜27bの各端部、他側ハウジング22a、22bの他側端部のうちの隣接する2つの端部が、間隙調整結合ボルト42によって互いの間隙を適宜に調整されながら結合される。この間隔調整機能によって、管体51及び52が変形等して管体51及び52の断面形状が真円から大きく逸れてしまっている場合であっても、管上に沿ってハウジング21a、21b、22a、22b、23a〜27a、23b〜27bをバランスよく取り付けていくことができる。
本実施の形態のその他の構成は、図1乃至図6に示した第1の実施の形態と略同様である。本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られる。
また、本発明は、接続対象の管体の径が異なっている場合にも適用可能である。例えば、他側管体52’の径の方が一側管体51’の径よりも大径である場合の実施の形態について、図9乃至図11を用いて説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る管継手の側面図である。図10は、図9に示す管継手のA−A線矢視図である。図11は、図9に示す管継手のC−C線矢視図である。
本実施の形態では、管体51’及び52’の各径に適合するべく、図10及び図11に示すように、ゴムリング11’の側部の径方向の長さが、両側部間で異なっており、各ハウジング21’〜24’の側部の径方向の長さについても、両側部間で異なっている。また、図9に示すように、本実施の形態の中間ハウジングの数は、23となっている。
本実施の形態のその他の構成は、図1乃至図6に示した第1の実施の形態と略同様である。本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られる。
10 管継手
11 ゴムリング
12 一側フランジ
13 他側フランジ
14 凹部
21 一側ハウジング
22 他側ハウジング
23〜34 中間ハウジング
41 端部結合ボルト
42 間隔調整機能付き結合ボルト
51 一側管体
52 他側管体
11a、11b ゴムリング(ゴムリング要素)
21a、21b 一側ハウジング
22a、22b 他側ハウジング
23a〜27a、23b〜27b 中間ハウジング
11’ ゴムリング
21’ 一側ハウジング
22’ 他側ハウジング
23’〜24’ 中間ハウジング
51’ 一側管体
52’ 他側管体

Claims (10)

  1. 一側管体と他側管体とを接続する管継手であって、
    一側管体の外面から他側管体の外面に至るように配置される側面視C字状のゴムリングと、
    前記ゴムリングの一側端部の外側面上に載置される、一側ハウジングと、
    前記ゴムリングの他側端部の外側面上に載置される、他側ハウジングと、を備え
    前記ゴムリングの一側端部には、一側フランジ部が設けられており、前記ゴムリングの他側端部には、他側フランジ部が設けられている、管継手を準備する工程と、
    前記一側ハウジングの他側端部と前記他側ハウジングの一側端部とを端部結合部材によって結合することにより、前記一側フランジ部と前記他側フランジ部とを円周方向に液密に密着させる工程と、
    前記一側ハウジングの一側端部から前記他側ハウジングの他側端部に至るまでの前記ゴムリングの外側面上に、複数の中間ハウジングを載置する工程と、
    前記一側ハウジングの一側端部、各中間ハウジングの各端部、前記他側ハウジングの他側端部のうちの隣接する2つの端部を間隙調整結合部材によって間隙調整可能に結合して、前記ゴムリングを前記一側管体と前記他側管体に対して半径方向に押圧する工程と、を備えたことを特徴とする管継手の組み付け方法。
  2. 前記ゴムリングは、内面側に凹部を有する断面を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の管継手の組み付け方法。
  3. 前記ハウジングの各々は、前記ゴムリングの外側面上に載置される、側面視円弧状の載置面を有している
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の管継手の組み付け方法。
  4. 前記ハウジングの各々は、前記ゴムリングの両方の側方面の少なくとも一部を覆う形状を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の管継手の組み付け方法。
  5. 前記一側ハウジングと前記他側ハウジングとは、鏡像対称な形状を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の管継手の組み付け方法。
  6. 前記複数の中間ハウジングは、互いに同一の形状を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の管継手の組み付け方法。
  7. 前記一側ハウジングと前記他側ハウジングとを結合した時の側面視の円弧形状の長さは、前記中間ハウジング一つの側面視の円弧形状の長さと、略等しい
    ことを特徴とする請求項6に記載の管継手の組み付け方法。
  8. 前記中間ハウジングの数は、11である
    ことを特徴とする請求項7に記載の管継手の組み付け方法。
  9. 前記中間ハウジングの数は、23である
    ことを特徴とする請求項8に記載の管継手の組み付け方法。
  10. 一側管体と他側管体とを接続する管継手であって、
    一側管体の外面から他側管体の外面に至るように配置される側面視円弧状の複数のゴムリング要素と、
    前記ゴムリング要素の各々の一側端部の外側面上に載置される、一側ハウジングと、
    前記ゴムリング要素の各々の他側端部の外側面上に載置される、他側ハウジングと、を備え、
    各ゴムリング要素の一側端部には、一側フランジ部が設けられており、各ゴムリング要素の他側端部には他側フランジ部が設けられている、管継手を準備する工程と、
    前記一側ハウジングの他側端部と前記他側ハウジングの一側端部とを端部結合部材によって結合することにより、前記一側フランジ部と前記他側フランジ部とを円周方向に液密に密着させる工程と、
    前記一側ハウジングの一側端部から前記他側ハウジングの他側端部に至るまでの前記ゴムリング要素の外側面上に、複数の中間ハウジングを載置する工程と、
    前記一側ハウジングの一側端部、各中間ハウジングの各端部、前記他側ハウジングの他側端部のうちの隣接する2つの端部を間隙調整結合部材によって間隙調整可能に結合して、前記ゴムリング要素を前記一側管体と前記他側管体に対して半径方向に押圧する工程と、を備えたことを特徴とする管継手の組み付け方法。
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