JP6068171B2 - 試料の処理方法および試料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料の処理方法および試料処理装置に係り、特に、半導体素子基板等の試料に真空紫外線光を照射し、レジストパターンが形成された試料を処理するのに好適な試料の処理方法および試料処理装置に関する。
非特許文献1には、半導体デバイスに関し、パターンエッジ形状のラフネス計測方法の標準化や、ゲートラインラフネスがトランジスタ性能に及ぼす影響に関する記載がある。また、レジストラフネスを低減する従来技術として、特許文献1には、ガス供給装置と真空排気装置が接続され内部が減圧可能な容器と、該容器の内部にプラズマを発生させるプラズマ発生手段から成る200nm以下の波長を含む真空紫外線光(以下、「VUV」と称す)を発するプラズマ光源と、容器の内部においてプラズマ光源と被処理試料を載置するステージとの間にプラズマ中の電子、イオン、ラジカルを透過せず、200nm以下の波長を含むVUV光を透過する、被処理試料よりも外径サイズの大きい真空紫外線(以下、「VUV」と称す)透過フィルタを設けた試料処理装置を用い、ウエハの全面に再現性良くVUV光を照射し、再現生良くウエハをVUV処理する技術が開示されている。この、特許文献1には、ウエハのVUV処理にあたっては、VUV透過フィルタとステージとの間の処理空間を10−3Pa程度の高真空に減圧した後、処理ガスとして臭化水素(HBr)を導入してウエハを処理することが開示されている。
また、この種に関連する技術としては特許文献2あるいは特許文献3が挙げられる。特許文献2にはウエハに200nm以下の紫外線を照射することが開示されている。特許文献3には処理空間でNmHnガスを活性化して、例えばイオン注入されたレジストの灰化・除去等を行なうことが開示されている。特許文献4には紫外線の光源として複数本の円筒状誘電体バリア放電ランプを配置し、エキシマ光を取り出す装置が開示されている。
国際公開WO2011/062162号公報 特開2005-197348号公報 特開2005-158796号公報 特開平8-153493号公報
半導体技術ロードマップ専門委員会、平成16年度報告、「第13章 WG11 メトロロジ(計測)」、pp 233 - 239
近年、半導体デバイスの微細化に伴い、レジストマスクのラインパターンエッジ形状のゆらぎがデバイス性能へ与える影響が顕在化している。パターンエッジ形状のラフネスは、LER(Line Edge Roughness:ライン端の位置のばらつき)、あるいはLWR(Line Width Roughness:ライン幅のばらつき)を指標として表現される。このLERまたはLWRのデバイス性能への影響については、図11に示す短周期ラフネス(F1)と長周期ラフネス(F2)に大別される。前者の短周期ラフネス(F1)は、個々のトランジスタ51の幅に比べて周期の短いLWRであり、これは局所的にゲート52のゲート長を短くし、その結果、ショートチャネル効果を引き起こし、リーク電流が増加し、しきい値電圧を下げる。後者の長周期ラフネス(F2)は個々のトランジスタ51の幅よりも周期の長いLWRであり、これは複数のトランジスタ51にわたるゲート長のゆらぎを引き起こし、LSI回路内での個々のトランジスタ性能のばらつきの原因となる。非特許文献1に報告されているように、短周期ラフネスについては、個々のトランジスタ領域内のラフネスのデバイス性能への影響は比較的小さく、むしろ、長周期ラフネスに起因した複数のトランジスタ間に跨るばらつきの方が、デバイス性能において問題になると考えられている。しかしながら、長周期ラフネスを低減することは従来困難であると言われており、前記の従来技術においても長周期ラフネスを、低減する方法や処理装置は示唆されていない。
本発明の目的は、半導体デバイス等の試料の製造工程において、パターニングされたレジストにおける長周期ラフネスを低減することのできる、試料の処理方法および試料処理装置を提供することにある。
本発明の代表的なもの一例を示すと、次の通りである。試料処理装置において、パターニングされたレジストを有する被処理試料を処理する試料の処理方法であって、前記試料処理装置は、真空紫外線光を発する光源と、ステージを内部に有し該ステージ上に配置された被処理試料に波長200nm以下の前記真空紫外線光を照射可能な処理室と、前記処理室内に処理ガスを導入する処理ガス供給手段と、前記処理室の排気口に接続された真空排気装置とを備えており、パターニングされたレジストを有する被処理試料を前記処理室内の前記ステージ上に配置に配置し、前記処理室内に処理ガスとして、四塩化珪素(SiCl)、若しくは臭化水素(HBr)を供給し、前記処理室内の前記処理ガスに前記真空紫外線光を照射して該真空紫外線光の一部で前記処理ガスを励起し、該励起された処理ガス中の含有元素Si若しくはBrと前記レジストを残りの前記真空紫外線光で反応させ、前記レジストのキュアを行うと共に該レジストに生じる応力を緩和することを特徴とする。
本発明によれば、試料処理装置において、被処理試料を均一に処理することに好適な試料処理装置を提供し、また、本発明による作用によれば、被処理試料に生じる応力の緩和、さらには従来低減困難といわれる露光装置によりパターニングされた微細ラインの30nm以上の周期を持つ長周期ラフネスを低減することが可能となり、半導体基板上に形成されたレジスト膜の表面あるいは側面の生じる凹凸を高精度に抑制してエッチング処理を実現することができる。
本発明の第1の実施例を示す試料処理装置の縦断面図である。 第1の実施例のガス供給プレートの詳細を示す平面図である。 第1の実施例のガス供給プレートの詳細を示す縦断面図である。 第1の実施例の効果を示す、レジストラフネスの周波数解析結果図である。 比較例における、レジストラフネスの周波数解析結果図である。 第1の実施例の適用効果を示すレジスト材料の応力評価結果である。 第1の実施例の適用効果を示すXPS分析結果である。 第1の実施例の処理前、処理後のレジスト状態を示す概略図である。 本発明の第2の実施例を示す試料処理装置の縦断面図である。 第2の実施例の適用効果を示すレジストラフネスの周波数解析結果図である。 本発明の第3の実施例を示す試料処理装置の縦断面図である。 本発明の第4の実施例を示す試料処理装置の縦断面図である。 本発明の第5の実施例を示す試料処理装置の縦断面図である。 第5の実施例のガス供給リングの詳細を示す平面図である。 従来技術の問題点であるレジストラフネスを示す概略図である。
本発明の代表的な実施例によるレジストの処理方法によれば、露光装置により微細パターンが形成されたレジストを有する試料を処理室内に配置し、処理室内に処理ガスとして四塩化珪素(SiCl)また臭化水素(HBr)を供給するとともに所定圧力に保持し、処理ガスに波長200nm以下のVUV光を照射して該VUV光の一部で処理ガスを励起し、該励起された処理ガスの含有元素とパターニングされたレジストを残りの前記VUVで光反応させ、レジストに生じる応力を緩和する。
本発明の代表的な実施例によるレジストの処理装置によれば、波長200nm以下のVUV光を発する光源と、ウエハが配置されるステ−ジと、ステージを内部に有しステージに配置されたウエハにVUV光を照射可能な処理室と、処理室内のVUV光の照射領域に処理ガスとして四塩化珪素(SiCl)また臭化水素(HBr)を導入する処理ガス供給手段を備え、光源部で生じるVUV光の一部を処理ガスの励起に用い、他のVUV光を前記励起された処理ガスの含有元素とレジストパターンとの反応に用いる。
以下、本発明の第1の実施例を図1ないし図6により説明する。図1は、本発明の試料処理装置10の縦断面を示している。半導体デバイスの製造工程中にレジスト処理のために使用される試料処理装置は、真空容器内のガスに高周波エネルギを供給してプラズマを生成するプラズマ生成容器1と、このプラズマ生成容器1を光源部としてその下方に設けられた処理容器2により構成される。すなわち、本実施例の試料処理装置10は、VUV光源がプラズマにより構成されるレジスト処理装置である。VUV光源部を構成するプラズマ生成容器1には、高周波電源7に接続された平行平板型放電電極が設けられ、プラズマ生成容器1内のプラズマ生成用空間にプラズマ生成用のガスを供給するためのプラズマ生成ガス供給装置31が接続されている。プラズマ生成に用いるガス種は、波長172nm以下のVUV光を生じるガス、例えば、水素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス、キセノンガス、臭化水素ガス、窒素ガスなどの単ガスおよびこれらを含む混合ガスを使用する。プラズマ生成容器1でプラズマを生成する方法として、本実施例では、プラズマ生成容器1に平行平板型放電を用いているが、均一なプラズマが生成可能であれば良い。プラズマ放電の方式として、例えば、誘電体バリア放電、マイクロ波放電、ECR放電、ICP放電、マグネトロン放電、ホローカソード放電、DC放電などを用いても良い。プラズマ生成容器1には、排気口を介して第1の真空排気装置3Aが接続されている。
プラズマ生成容器1と処理容器2とは、VUV透過窓4にて気密に隔壁されている。VUV透過窓4は、プラズマにより生成された波長172nmのVUV光が透過可能な合成石英、MgF2、CaF2、LIF、サファイア等の材料で構成される。
処理容器2内の処理室には、VUV透過窓4に対向してウエハステ−ジ6が設けられている。ウエハステ−ジ6上には、被処理試料である露光装置により微細レジストパターンが形成されたウエハ5が載置される。
VUV透過窓4の下側にはガス供給プレート9が設けられており、VUV透過窓4と同様に波長172nmのVUV光を透過可能な材質で構成されている。VUV透過窓4とガス供給プレート9との間には、処理用のガスを供給するための第1の処理用ガス供給装置32が接続されており、処理ガスとして四塩化珪素(SiCl)が供給される。処理容器2には排気口が設けられ、圧力制御バルブ(図示省略)を介して第2の真空排気装置3Bが接続されており、処理容器2内の処理室を減圧する。処理容器2のガス供給プレート9よりも下方に圧力計8が取り付けられており、処理容器2内の処理圧力をモニタし、所望の圧力に維持する。
試料処理装置10は、コンピュータにより構成された制御部100を備えている。制御部100は、容器内圧力調整部101、ガス供給制御部102、電源制御部103等を備えており、これらは、プロセスコントローラ104で制御される。
容器内圧力調整部101は、第1の真空排気装置3A、第2の真空排気装置3B14を制御してプラズマ生成容器1、処理容器2内を、所定の真空度に維持する。ガス供給制御部102は、第1のガス供給装置からプラズマ生成容器1、第2のガス供給装置から処理容器2内に供給されるガスの流量等を各々制御する。電源制御部103は、電源7を制御して、平行平板型放電電極に印加される電力を制御する。
プラズマ生成容器1内のプラズマ生成用空間は、第1の真空排気装置3Aにより、まず、10−3Pa程度の高真空に減圧され、その後、この空間にプラズマ生成用ガスが供給され、1Pa〜10Pa程度のプラズマを生成するのに適した圧力に調整される。一方、処理容器2内の処理空間は、第2の真空排気装置3Bにより、まず、10−3Pa程度の高真空に減圧され、その後、この空間にレジスト処理用ガスが供給され、レジスト処理に適した圧力に調整される。
図2A、図2Bに、ガス供給プレート9の詳細を示す。ガス供給プレート9には、ガスの供給孔91が複数設けられ、ウエハ5に対してガスを均一供給するようになっている。
VUV処理の際には、まず、処理容器2に設けた真空排気口を介して第2の真空排気装置3Bにより10−3Pa程度の高真空に減圧し、処理容器2に残留したガスを真空排気した後、処理ガスを導入し、1Pa〜10KPaの圧力下で、処理室のウエハ5にVUV光を照射する。処理ガスは、第1の処理ガス供給装置32から導入され、ウエハ処理を均一に行うために処理容器2の内部に設置されたガス供給プレート9を介してウエハ5上に均一に供給される。VUV光を透過可能なガス供給プレート9を備えた実施例の試料処理装置では、第1の処理ガス供給装置32から供給される処理ガスが、まずVUV透過窓4とガス供給プレート9との間で励起される。励起された処理ガスは、ガス供給プレート9に設けられた複数の供給孔からウエハ5面内に均等に放出される。なお、本試料処理装置では、第1の処理ガス供給装置32に備えたマスフローコントローラー(図示省略)、圧力計8と、排気装置の圧力制御バルブ(図示省略)を制御することにより、処理ガスを所望の流量でフローさせながら行なうウエハ処理、または処理ガスを所望の圧力で充填して所望の圧力で固定し、ガスフローさせないで行なうウエハ処理のいずれも実施することが可能である。
次に、上記のように構成された試料処理装置により、処理ガスとして四塩化珪素(SiCl)を用いパターニングされたレジストをキュア処理する場合について、図3ないし図6を用いて説明する。なお、本適用例において、ウエハはArFレジストサンプルとし、処理容器2を高真空に減圧した後、処理室に処理ガスとして四塩化珪素(以下、「SiCl」と称す)を導入し、処理室の圧力を所望の圧力(この場合、0.3kPa)まで増加させ、SiClガスをフローさせた(この場合、300SCCM)状態で、ウエハ5にプラズマより発光されるVUV光を照射する。
発明者の研究結果によれば、処理ガスとしてのSiClガスが導入された状態で処理室の圧力を適度の圧力に調整して、VUV照射することによって、SiClガスがVUV光の一部を吸収して解離され、ガスに吸収されなかった残りのVUV光により、ガスから解離した原子とレジストとの反応を促進させ、解離した原子をレジスト膜に付着、吸収させる作用がある。処理空間が10−3Pa程度の高真空に減圧されている場合には、処理空間においてVUV光がガスに吸収されず、従ってガスの解離が進まず、100%のVUV光がレジスト膜に照射され、解離した原子とレジストとの反応は生じない。しかし、処理空間が適度、例えば1.0kPa程度の真空に減圧されている場合には、ガスがVUV光の10%程度を吸収してそのガスを解離し、残りの90%のVUV光とレジストとが反応して、解離された原子がレジスト膜に付着する。一方、処理空間の真空度が低い場合には、処理空間に存在する処理ガスの分子の数が多いため、100%のVUV光がガスに吸収されてしまい、VUV光とレジストとの反応が促進されない結果となってしまうと考えられる。発明者の研究によれば、処理空間が1Pa〜10KPaの真空に減圧されている状態でVUV光によるレジストの処理を行うことにより、長周期のラフネスを低減する効果がある。
図3Aに、ArFパターン初期ラフネスと本実施例の試料処理装置を用いてVUVキュアによりラフネス低減処理を行ったArFレジストの周波数解析結果を示す。処理ガスはSiClガスであり、処理空間を0.3kPaに減圧して処理した状態での結果である。一方、図3Bには比較のために、ArFパターン初期ラフネスと、一般にラフネス低減手法として知られているプラズマキュアによりラフネス低減処理を行った、ArFレジストの周波数解析結果を示している。図3A、図3Bの横軸は周波数、縦軸はフーリエ変換したラフネス周波数の強度(相対量)に相当する。図3Aからわかるように、本実施例の試料処理装置で処理したArFパターンについては、図中矢印で示したように周波数0.03(1/nm)以下、すなわち、30nm以上の周期を持つ長周期のラフネスが、ArFパターン初期のラフネスと比較して大幅に低減していることがわかる。一方、図3Bからわかるように、一般に用いられるプラズマキュア処理を実施したArFパターンについては、ArFパターン初期のラフネスと比較して、処理前後の変化量が少ない。このことから、本実施例の試料処理装置には、処理ガスとしてSiClを供給し処理空間を所望の圧力に維持してVUVキュアを行うことで、従来から困難と言われている長周期ラフネスの低減させる効果があることがわかる。実験の結果、処理空間の圧力は、1Pa〜10KPaの範囲とするのが望ましいことが分かった。
次に、図4に、図3Aと同様の条件で処理したArFレジスト2種類について、レジストに生じる応力を測定した結果を示す。比較のために、各レジストについて、処理ガスとしてのSiClを供給せず、VUV照射のみを行った結果も示す。ここでグラフの縦軸は、初期からの応力変化量を現わしており、Δσ>0は引張り応力、Δσ<0は圧縮応力に相当する。
図4のグラフからわかるように、通常のVUVキュアにおいては、レジスト2種類に共通し引張り応力が生じていることが分かる。引張り応力が生じる場合、レジストパターンエンドの間隔が大きくなるなどの問題が生じ、高精度なエッチング処理の妨げになる。発明者の別の検討によって、プラズマキュアを実施したレジストについても、VUVキュアを実施したものと同様に引張り応力が生じる結果が得られている。
一方で、本発明の試料処理装置にSiClを供給してVUVキュアを行ったものについては、膜に生じる引張り応力が大幅に改善されている。このことから、本実施例の試料処理装置により、SiClを供給し処理空間の圧力を1Pa〜10KPaの範囲としてVUVキュアを行うことで、長周期のラフネスが低下する効果と同時に、レジスト膜に生じる引張り応力を緩和する効果があることがわかる。
次に、図5に、XPS(X−ray Photoelectron Spectroscopy)によりレジスト膜の組成を分析した結果を示す。図5中、下から未処理のレジスト、通常のVUV処理を行ったレジスト、本実施例のVUV光処理装置にSiClを供給してVUVキュアを行ったレジストの組成分析結果である。XPSによる組成分析の結果、処理ガスとしてSiClを供給しVUVキュアを実施したレジストについて、Siに対応したピークが検出され、膜中に10atomic%以上のSi原子が含まれていることが確認できた。
この結果から、本実施例のVUV光処理装置にSiClを供給し処理空間の圧力を1Pa〜10KPaの範囲としてVUVキュア行った作用として、SiClからSi原子がレジスト膜に供給され、その結果、長周期ラフネスの低減効果、膜に生じる応力の緩和効果が得られたと考えられる。また、この結果は、吸収端波長が163nmであるSiClを、本実施例の試料処理装置に処理ガスとして供給することで、光源部で生成された172nmのVUV光により、処理容器において光励起反応が生じたことを示している。
上述の検討結果から、長周期ラフネスが低減される理由を、図6を用いて説明する。図6の(a)はレジストの初期状態、図6の(b)は処理ガスを供給し処理空間の圧力を1Pa〜10KPaの範囲としてVUVキュア行い、ラフネスを低減したレジストを示す。図6の(a)の初期状態では、トランジスタ51のゲートを加工するため露光装置によりパターンニングされたレジスト52の表面520a,520bが短周期、長周期ラフネスを有している。ラフネス低減のために、通常のプラズマを用いたキュア処理や処理ガスを供給しないVUV処理を実施した場合、レジストから炭素成分(C)などが脱離し、矢印70で図示したようにレジストに引張応力が生じる。これに対して、本実施例の処理ガスを供給したVUV処理では、光源から供給されるVUV光の一部により処理ガスのSiClがSiとClに解離され、Si(54)がレジスト53の表面530a,530bに付着、またはレジスト膜中に侵入し、解離したSi(54)がレジストのCと結合すると考えられる。
先にも述べたように、処理ガスの解離は処理空間の圧力に依存し、10−3Pa程度の高真空に減圧されている場合には、ガスの解離が生じずVUV光はすべてレジスト膜に照射される。一方、処理空間が1Pa〜10KPaの真空に減圧されている場合には、VUV光によりガスが解離しその原子がレジスト膜に付着する。
この結果、図6の(b)に示すようにレジストへのSiの付着やレジストとの結合により、矢印72で図示したようにレジストに圧縮力が生じる。この圧縮力は膜に生じる引張り応力の向きと逆であり、これにより、レジストに生じる応力が緩和され、微細ラインの30nm以上の周期を持つ長周期ラフネスが低減される。すなわち、本実施例によれば、パターン化されたレジストの短周期ラフネスおよび長期ラフネスが低減される。
次に、本発明の第2の実施例を図7A、図7Bで説明する。図7Aは、本発明の第2の実施例を示す試料処理装置の縦断面図である。第2の実施例では試料処理装置10の処理容器2に、第2の処理ガス供給装置33から処理ガスとして臭化水素(HBr)を供給する。その他の構成・機能は、実施例1と同じである。実施例1と同様に、ウエハはArFレジストサンプルとし、処理容器2内を高真空に減圧した後、第2の処理ガス供給装置33から処理容器2に臭化水素(HBr)を導入し、処理室の圧力を処理空間が1Pa〜10KPaの範囲内の所望の圧力まで増加させ、HBrガスをフローさせた(例えば、300SCCM)状態で、プラズマより発光されるVUV光で処理を実施する。
図7Bは、ArFパターン初期ラフネスと本実施例の試料処理装置を用いてVUVキュアによりラフネス低減処理を行ったArFレジストの周波数解析結果を示す。処理ガスはHBrガスであり、処理空間を350Paに減圧して処理した状態での結果である。
図7Bからわかるように、供給する処理ガスをHBrとした場合においても、実施例1と同様に、試料処理装置で処理したArFパターンサンプルについては、周波数0.03(1/nm)以下、すなわち、30nm以上の周期を持つ長周期のラフネスが、ArFパターン初期のラフネスと比較して大幅に低減していることがわかる。また、臭化水素(HBr)を導入した場合においても、実施例1と同様に、処理ガスとしてHBrを導入することで、膜に生じる引張り応力の緩和を確認した。また、処理ガスとしてHBrを供給しVUVキュアを実施したレジストについてXPS分析を実施した結果では、Br(臭素)に対応したピークが検出され、膜中に10atomic%以上のBr原子が含まれていることが確認できている。この結果から、本実施例において処理空間を1Pa〜10kPaの範囲に維持しながらHBrを供給してVUVキュア行った作用としては、実施例1と同様の効果があり、HBrがVUV光による光励起によりHとBrに解離され、Brがレジスト膜に供給され作用した結果、長周期ラフネスの低減効果、膜に生じる応力の緩和効果が得られたと考えられる。
図8に、本発明の第3の実施例のVUV光処理装置の断面図を示す。この実施例では、VUV光処理装置の光源を、プラズマに代わりエキシマランプとした試料処理装置である。その他の構成・機能は、実施例1、2と同じであり、処理容器2に処理ガスとして、第1の処理ガス供給装置32からSiCl、若しくは第2の処理ガス供給装置33から臭化水素(HBr)を供給する。この場合、ランプハウス11の内部に、波長200nm以下の誘電体バリア放電を用いた複数の円筒状エキシマランプ12が設置されている。円筒状エキシマランプ12は、波長172nmのエキシマ光を放出するXeエキシマランプ、波長126nmのArエキシマランプ、波長146nmのKrエキシマランプ、波長193nmのArFエキシマランプ等がこれに該当する。ランプハウス11と処理容器2は、図1と同様に、VUV透過窓4で隔壁されている。ランプハウス11には、ガス導入口(図示省略)とガス排出口(図示省略)が設けられており、Nガスを導入し、ランプハウス11内をNに置換することにより、大気中のOによるVUV光の減衰を抑制している。
VUV透過窓4より下部は、実施例1または実施例2と同様の構造であり、第2、第3のガス供給装置から供給された、四塩化珪素(SiCl)若しくは臭化水素(HBr)の処理ガスは、ガス供給プレート9を介してウエハ5上に均一に供給される。処理容器2内の圧力は、1Pa〜10KPaに維持される。このため、円筒状エキシマランプ12を光源とした場合においても、処理容器2内部の雰囲気の均一性が改善される。これにより、実施例1または実施例2と同様に、VUV光による処理ガスの解離とそれに伴う原子のレジスト膜への付着が生ずる。これにより、被処理試料に生じる応力の緩和、長周期のラフネスを充分に低減することが可能となり、半導体基板上に形成されたレジスト膜の表面あるいは側面の生じる凹凸を高精度に抑制してエッチング処理を実現することができる。
図9を用いて、本発明の第4の実施例を説明する。第4の実施例では、第1、第2の実施例に記載したガス供給プレートと異なる、処理雰囲気の均一性を向上させる他の処理ガス供給方法を採用している。図9は第4の実施例に係る試料処理装置の縦断面図である。本実施例の試料処理装置は図1と同様に、光源部10と処理容器2がVUV光透過窓4により隔壁されている。光源部10は第1の実施例に記載したプラズマ光源、あるいは、第3の実施例に記載したエキシマランプ光源がこれに該当する。処理容器2には処理ガスとして、第1の処理ガス供給装置32からSiCl、若しくは第2の処理ガス供給装置33から臭化水素(HBr)を供給する。処理容器2内の圧力は、1Pa〜10KPaに維持される。第4の実施例においては、均一にガスを供給することを目的とし、処理ガス供給装置(32,33)と処理容器2の間において、処理容器2の外周部にガス溜まりスペース13が設けられている。ガス溜まりスペース13は、処理容器2の壁面からウエハ上に放射状に均一にガスを供給できるよう、周方向均等に複数のガス穴が設けてある(図示省略)。ここでガス穴数は、等間隔に2箇所以上設けることが好ましい。このガス溜まりスペース13を介して処理ガスを供給することにより、ウエハ処理雰囲気の周方向の均一性が改善される。
本実施例でも、VUV光による処理ガスの解離とそれに伴う原子のレジスト膜への付着が生ずる。これに伴い、被処理試料に生じる応力の緩和、さらには微細ラインの30nm以上の周期を持つ長周期のラフネスを低減することが可能となり、半導体基板上に形成されたレジスト膜の表面あるいは側面の生じる凹凸を高精度に抑制してエッチング処理を実現することができる。
次に、本発明の第5の実施例として、処理雰囲気の均一性を向上させるための他の処理ガス供給手段を備えた試料処理装置を説明する。図10Aは第5の実施例を示す試料処理装置の縦断面図、図10Bは、ガス供給リングの詳細を示す平面図である。
第5の実施例では、均一にガス供給を行う手段として、処理容器2の内部にガス供給リング14が設けてある。ガス供給リング14は、ウエハ上に放射状で均一にガスを供給できるよう、リングに周方向均等にガス穴があり、ガス穴は2箇所以上設けてある。光源部10と処理容器2の間にガス供給リング14を設けた場合、ガス供給リング14によるVUV光の遮蔽効果により、VUV光の照射光強度の均一性低下が生じる可能性がある。このため、ガス供給リング14の内径dが処理ウエハ5の外径より大きい場合はガス供給リング14を構成する材料の限定はなく、例えば、ステンレス、アルミなど使用することが可能であるが、内径dが処理ウエハ5の外径よりも小さい場合には、リングを構成する材料として、光源部10で生成された波長172nmのVUV光が透過可能な合成石英、MgF、CaF、LIF、サファイア等とする必要がある。処理容器2には処理ガスとして、第1の処理ガス供給装置32からSiCl、若しくは第2の処理ガス供給装置33から臭化水素(HBr)を供給する。処理容器2内の圧力は、1Pa〜10kPaに維持される。
本実施例でも、被処理試料に生じる応力の緩和、さらには微細ラインの30nm以上の周期を持つ長周期のラフネスを充分に低減することが可能となり、半導体基板上に形成されたレジスト膜の表面あるいは側面の生じる凹凸を高精度に抑制してエッチング処理を実現することができる。
以上の記載した実施例1〜5ではサンプルウエハは、(ドライ、液浸)ArFレジストパターンウエハとしたが、サンプルウエハはEUVレジストパターンウエハでも良い。EUVレジストパターンの方が、微細パターン加工に使用するため、LWR低減への要求が強く、VUVキュア処理のメリットが大きい。露光機(ArF露光機、EUV露光機等)で露光後、現像し、レジストパタ−ニングしたウエハを、本VUV(真空紫外光)装置に反応性ガスを均一に供給することでキュア処理を実施し、レジストパターンのラフネスを低減した後、このレジストをマスクとして、レジストの下地膜をプラズマ等でエッチングすることにより、長周期ラフネスの小さい微細加工を実現することができる。また、自己組織化材料(DSA:Directed Self Assembly)によるパターン形成後のLWR低減に応用しても良い。ブロック共重合体コーティング、アニール処理による配列、ドライエッチングやウェットエッチングによる選択的エッチングによるパターニング後に、VUV光処理装置に処理ガスを均一に供給し、レジストパターンの短周期、長周期ラフネスを低減した後、このLWR低減後のレジストをマスクとして、レジストの下地膜をプラズマ等でエッチング処理することで、ラフネスの小さい微細加工を実現することができる。
また、上記各実施例では本発明のアプリケーションとして、レジストパターンのLWR低減を目的としたVUVキュアへの適用例を示したが、本発明のVUV光処理装置の他のアプリケーションとしては、Low−k膜キュア、反射防止膜キュア、レジスト下地膜キュア、多層マスク材料のキュア等、有機材料(特に塗布系材料)のベタ膜のキュア、改質が挙げられる。また無機材料(特に蒸着、スパッタ、CVD等での成膜材料)のキュア、改質に、本発明を適用しても良い。
1…プラズマ生成容器、2…処理容器、31…プラズマ生成用ガス供給装置、32…第1の処理ガス供給装置、33…第2の処理ガス供給装置、4…VUV透過窓、5…ウエハ、6…ウエハステ−ジ、7…高周波電源、8…圧力計、9…ガス供給プレート、10…試料処理装置、11…ランプハウス、12…円筒状エキシマランプ、13…ガス溜まりスペース、14…ガス供給リング、51…トランジスタ、52…ゲート、53…反応ガス処理後ゲート、54…Si、100…制御部、101…容器内圧力調整部、102…ガス供給制御部、103…電源制御部、104…プロセスコントローラ。

Claims (8)

  1. 試料処理装置において、パターニングされたレジストを有する被処理試料を処理する試料の処理方法であって、
    前記試料処理装置は、真空紫外線光を発する光源と、ステージを内部に有し該ステージ上に配置された被処理試料に波長200nm以下の前記真空紫外線光を照射可能な処理室と、前記処理室内に処理ガスを導入する処理ガス供給手段と、前記処理室の排気口に接続された真空排気装置とを備えており、
    パターニングされたレジストを有する被処理試料を前記処理室内の前記ステージ上に配置し
    前記処理室内に処理ガスとして、四塩化珪素(SiCl )を供給し、
    前記処理室内の前記処理ガスに前記真空紫外線光を照射して該真空紫外線光の一部で前記処理ガスを励起し、該励起された処理ガス中の含有元素Siと前記レジストを残りの前記真空紫外線光で反応させ、前記レジストのキュアを行うと共に該レジストに生じる応力を緩和する
    ことを特徴とする試料の処理方法。
  2. 請求項1記載の試料の処理方法において、
    前記試料処理装置は、前記処理室の圧力を制御する圧力調整部を備えており、
    該処理室内の圧力を1Pa〜10kPaに保持し、前記真空紫外線光を照射して前記処理ガスを励起する
    ことを特徴とする試料の処理方法。
  3. 請求項2記載の試料の処理方法において、前記試料は、ArFレジストパターンウエハであることを特徴とする試料の処理方法。
  4. 請求項2記載の試料の処理方法において、前記試料は、EUVレジストパターンウエハであり、
    前記EUVレジストパタ−ニングしたウエハを前記処理室内に配置し、前記処理ガスを供給してキュア処理を実施し、前記レジストパターンのラフネスを低減した後、該レジストをマスクとして、該レジストの下地膜をプラズマでエッチングすることを特徴とする試料の処理方法。
  5. 真空紫外線光を発する光源と、ステージを内部に有し該ステージ上に配置された被処理試料に前記真空紫外線光のうち波長200nm以下の真空紫外線光を照射可能な処理室と、前記処理室内の前記真空紫外線光の照射領域に処理ガスを導入する処理ガス供給手段と、前記処理室の排気口に接続された真空排気装置と、前記処理室の圧力を制御する容器内圧力調整部とを備え、
    前記処理ガスが、四塩化珪素(SiCl )であり、
    前記被処理試料が、パターニングされたレジストを有する試料であり、
    前記処理室内の前記処理ガスに前記真空紫外線光を照射して該真空紫外線光の一部で前記処理ガスを励起し、該励起された処理ガス中の含有元素Siと前記レジストを残りの前記真空紫外線光で反応させ、前記レジストのキュアを行うと共に該レジストに生じる応力を緩和する
    ことを特徴とする試料処理装置。
  6. 請求項5記載の試料処理装置において、
    前記容器内圧力調整部が、前記真空排気装置により減圧される前記処理室内の圧力を調整する機能を有し、
    前記処理室内の圧力を1Pa〜10kPaに維持した状態で、前記レジストのキュアを行うことを特徴とする試料処理装置。
  7. 請求項6記載の試料処理装置において、
    前記処理ガス供給手段は、波長172nmのエキシマ光が透過可能な合成石英、MgF、CaF、LIFまたはサファイアから成るガス分散部を有し、該ガス分散部を介して前記処理ガスを前記処理室内に供給することを特徴とする試料処理装置。
  8. 請求項6記載の試料処理装置において、
    前記ガス供給手段と前記処理室の間において、該処理室の外周部に設けられたガス溜まりスペースを有し、
    該ガス溜まりスペースには、前記処理室の壁面から前記被処理試料上に放射状に均一に前記処理ガスを供給できるよう、周方向均等に設けられた複数のガス穴を有することを特徴とする試料処理装置。
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