JP6068119B2 - 生地裁断方法 - Google Patents
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Description
なお、前記した従来の補正方法(特許文献1)は、原則として、柄の配置に関して生じたゆがみや傾きなどについて補正することを主目的としていた。それ故、この従来の補正方法を採用しても、柄自体が変形している場合の対応や、切り出した生地パーツの形状及び柄との一致性に関する補正などに対処するのは困難であった。
すなわち、素材生地に生じた伸縮に基づき、生地パーツの長手方向に対して補正すべき伸縮率と、生地パーツの短手方向に対して補正すべき伸縮率とを求めたとき、仮に、これら伸縮率が同じであったと仮定する。伸縮率が同じでも、長手方向での補正寸法と短手方向での補正寸法とを比較すれば、長手方向と短手方向との寸法差に基づき、長手方向の補正寸法が大きな数字になることは容易に理解できる。このため、短手方向が製品許容範囲に含まれる場合でも、長手方向が製品許容範囲から逸脱することが生じ得る。
即ち、本発明に係る生地裁断方法は、広げた素材生地から長尺形体の生地パーツを裁断により取り出す方法において、前記素材生地には裁断しようとする前記生地パーツの少なくとも一箇所に柄等の定置設定部を予め設定しておくと共に、前記生地パーツの非伸縮状態を示す座標とこの生地パーツに対する前記定置設定部の正規位置を示す座標とを有する理想形のマスターパターンを準備しておき、前記素材生地を元にして前記生地パーツの長手方向に沿った伸縮率と生地パーツの短手方向に沿った伸縮率との両方を求めておき、理想形の前記マスターパターンを前記素材生地における長手方向及び短手方向の両方の伸縮率で伸縮補正し、その後、前記素材生地における長手方向又は短手方向のうち一方の伸縮率に基づいて行った理想形の前記マスターパターンの伸縮補正を伸縮補正前の状態に改めて変形させることを行って実際の裁断に用いる裁断データを作成し、得られた裁断データに基づいて素材生地を裁断することを特徴とする。
また、本発明に係る生地裁断方法は、広げた素材生地から長尺形体の生地パーツを裁断により取り出す方法において、前記素材生地には裁断しようとする前記生地パーツの少なくとも一箇所に柄等の定置設定部を予め設定しておくと共に、前記生地パーツの非伸縮状
態を示す座標とこの生地パーツに対する前記定置設定部の正規位置を示す座標とを有する理想形のマスターパターンを準備しておき、前記素材生地を元にして前記生地パーツの長手方向に沿った伸縮率と生地パーツの短手方向に沿った伸縮率との両方を求めておき、理想形の前記マスターパターンを前記素材生地における長手方向及び短手方向の両方の伸縮率で伸縮補正し、前記伸縮補正に先行、後行又は並行して前記素材生地を広げた裁断位置上で当該素材生地に生じている回転角のズレ量を求め出し、前記伸縮補正後における前記マスターパターンについて、前記素材生地における長手方向又は短手方向のうち一方の伸縮率に基づいて行った前記伸縮補正を、伸縮補正前の状態に改めて変形させつつこの変形成分から前記ズレ量による外形歪みを除去する歪補正を行って実際の裁断に用いる裁断データを作成し、得られた裁断データに基づいて素材生地を裁断することを特徴とするものであってもよい。
前記生地パーツの長手方向又は短手方向に沿った前記伸縮率は、当該生地パーツにおいてそれぞれ対応する各方向に沿わせた互いに平行な2本の仮想線間を区画する中間区割り線を設定したうえで、この中間区割り線と各仮想線との相互間隔を実測して得た数値と、前記マスターパターンから得られる該当のパターン分割値との比較によって求めることができる。
前記固定点は、実際に裁断するラインに含まれる裁断点とするとよい。
図4乃至図9は、本発明に係る生地裁断方法の実施状況を説明したものであり、図1及び図2には、この生地裁断方法を実施する際に使用可能な生地裁断装置1を示している。また図3には、この生地裁断方法で使用する素材生地Wの一例と、この素材生地Wから切り出そうとする生地パーツの一例(マスターパターンM)とを示している。まず、素材生地Wについて説明する。
[素材生地]
本発明において裁断の対象とする素材生地Wは、その材質や厚さ等が限定されるものではなく、天然素材でも合繊素材でもよいし、場合によっては不織布等を含めても構わない。また、素材生地Wは、予め所定寸法に粗切りされた平生地でも、ロール巻き体から巻き出された帯状生地でもよい。
ここにおいて、定置設定部Hは、柄をはじめ、接着剤塗布箇所や接着又は縫着用の余白部を含めて言う。このうち、接着剤塗布箇所や接着又は縫着用の余白部は、視認可能なものであることが要件とされるものではなく、センサ類等による検出が可能であったり、他の位置決めマークなどによって位置特定ができるものであればよいものとする。
また、切り出そうとする生地パーツは、図3(B)にマスターパターンMとして示しているように、長尺形体を呈したものとする。例えば、ウエスト部から膝乃至足首に達するような下衣を製作するに際し、脚を通す部分に用いるようなものである。この生地パーツ
には、少なくとも一箇所(図例では長手方向の一端寄りとなる箇所)に、前記の定置設定部Hが配置されるように、素材生地W内での配置が設定される。
本実施形態では、生地パーツの長手方向に沿わせた仮想線50(以下、「長辺側仮想線50」)を設定するために第1ポイントマークP1と第2ポイントマークP2とを用い、この長辺側仮想線50と相対的に平行な仮想線52(以下、「長辺側仮想線52」)を設定するために第3ポイントマークP3と第4ポイントマークP4とを用いる、といった具合である。なお、長辺側仮想線50は必ずしもP1−P2線とする必要はなく、P1−P2線に平行な別の仮想線に置き換えてもよい。長辺側仮想線52についても、P3−P4に平行な別の仮想線に置き換えることができる。
第1〜第4ポイントマークP1〜P4の配置と、定置設定部Hの配置との間には、間接的な位置関係が生じるとしても、直接的、一義的な位置関係(相関)は設ける必要はない。従って、素材生地Wにおいて定置設定部Hの形状や配置を変更しても、素材生地Wに対する第1〜第4ポイントマークP1〜P4の配置を変更する必要はない。この理由から、定置設定部Hの付与と、第1〜第4ポイントマークP1〜P4の表示とは、同時に行ってもよいし、同時でなくても(時間的にずらして行っても)よい。
すなわち、第1ポイントマークP1は、素材生地Wにおける一辺側の生地端近傍に配置する。どの程度の生地端近傍とするかについて、数値的な制限は一切無い。また、前記したように、定置設定部Hとの相対的な位置関係も特に限定されるものではない。場合によっては、定置設定部Hの一部とすることも可能である。
トマークP1の場合と同様である。
第3ポイントマークP3は、第1ポイントマークP1とは対辺側となる生地端近傍に配置する。生地端との数値的な位置関係や定置設定部Hとの相対的な位置関係については、第1ポイントマークP1の場合と同様である。
[生地裁断装置の基本的な装置構成]
生地裁断装置1は、図1に示すように、素材生地Wを広げた状態で支持する裁断テーブル2と、この裁断テーブル2の上方に設けられて裁断テーブル2上の素材生地Wを裁断する裁断ヘッド3と、この裁断ヘッド3を昇降、水平旋回、水平移動させるヘッド移動機構4とを有している。
[生地裁断装置の制御構成]
生地裁断装置1は、その制御構成として検出装置20と補正処理部21と動作制御部22とを有している(図2参照)。
この検出装置20は、裁断ヘッド3(回転刃12)と一緒に移動できるように、裁断ヘッド3に対して保持させることが可能であり、この場合にはCCD撮像素子を装備するカメラ等によって構成すればよい。また検出装置20は、ベルトコンベア6の上方を跨るように設けた不動又は移動可能なフレームに対して保持させることも可能であり、この場合にはラインカメラ等によって構成すればよい。
ド移動機構4に対し、動作プログラムや補正信号などを出力するコンピュータなどとして構成されたものである。
このうち、補正処理部21は、まず素材生地W上を複数の区画へ区割りする。例えば、素材生地Wがベルトコンベア6の搬送方向に長手方向を向けた長方形であると仮定した場合では、その短辺側を2分割したり長辺側を2分割したりする。具体的な区割りの方法については後述する。そして、これら個々の区画ごとに素材生地Wの伸縮率を求め、この伸縮率に基づいて、後述のマスターパターンMを伸縮補正し、裁断データを作成するようになっている。具体的な伸縮率の求め方や伸縮補正方法については後述する。
[生地裁断方法]
次に、前記生地裁断装置1(図1参照)の動作に基づきながら本発明の生地裁断方法を説明する。
これにより、生地裁断装置1の補正処理部21には、裁断対象領域を示したパターン枠Zbと、このパターン枠Zb内に配置されるマスターパターンMとが入力される(図3(B)参照)。パターン枠Zbは、素材生地W上に設定する仮想区画Zaに対応させたものである。また、マスターパターンMは、非伸縮状態(理想形)の生地パーツと、この生地パーツに対して正規の位置関係を有した定置設定部Hとを示したものである。
次に、補正処理部21が素材生地Wを複数の区画に区分けして、それぞれの区画に合わせた伸縮補正データを作成する。本実施形態では、素材生地W上を二つの区画に区分けすることを、短辺方向及び長辺方向の2回にわけて行い、結果として合計四つの伸縮補正データを作成するものとしている。以下、図4〜図7を参照しつつ順を追って説明する。
[図4(A)の上下区画に対する伸縮補正の準備]
補正処理部21は、検出装置20が検出した第1ポイントマークP1と第2ポイントマークP2とを結んで長辺側仮想線50を設定すると共に、第3ポイントマークP3と第4ポイントマークP4とを結んで長辺側仮想線52を設定する。長辺側仮想線50はパターン枠Zbのエッジ31に対応し、長辺側仮想線52はパターン枠Zbのエッジ32に対応することになる。また、これら長辺側仮想線50,52の相互間を区画する中間区割り線57を設定する。
[図4(A)の下側区画の伸縮補正]
補正処理部21は、素材生地Wに対し、中間区割り線57を境とする一方側(図4(A)の下側)の区画に向けて、以下の伸縮補正データを作成する。この伸縮補正データは、生地パーツの短手方向(そのうち約下半分)に相当する。
次に補正処理部21は、素材生地Wにおける長辺側仮想線50側の相互間隔Aと、パターン枠Zbにおけるエッジ31側のパターン分割値A0とを比較する。パターン分割値A0は一定であるのに対し、実測した相互間隔Aは一定でない場合を含むので、これら相互間隔Aとパターン分割値A0との比較は、長辺側仮想線50の全長にわたり行う。
そこで、次に補正処理部21は、図4(C)に示すように、マスターパターンMのうち、素材生地Wの長辺側仮想線50と中間区割り線57とで挟まれた区画(仮想区画Zaの短辺側を2分割したうちの片側)に対応する輪郭座標MAを、前記1−2系伸縮率αで伸縮補正する。
[図4(A)の上側区画の伸縮補正]
補正処理部21は、前記手順と同様な手順を、素材生地Wに対し、中間区割り線57を境とする他方側(図4(A)の上側)の区画へ向けても行い、以下の伸縮補正データを作成する。この伸縮補正データは、生地パーツの短手方向(そのうち約上半分)に相当する。
次に補正処理部21は、素材生地Wにおける長辺側仮想線52側の相互間隔Bと、パターン枠Zbにおけるエッジ32側のパターン分割値B0とを比較する。この比較は、長辺側仮想線52の全長にわたり行う。
そこで、次に補正処理部21は、図5(B)に示すように、マスターパターンM(M2)のうち、素材生地Wの長辺側仮想線52と中間区割り線57とで挟まれた区画(仮想区画Zaの短辺側を2分割したうちの片側)に対応する輪郭座標MBを、前記3−4系伸縮率βで伸縮補正する。
[図6(A)の左右区画に対する伸縮補正の準備]
補正処理部21は、検出装置20が検出した第1ポイントマークP1と第3ポイントマークP3とを結んで短辺側仮想線60を設定すると共に、第2ポイントマークP2と第4ポイントマークP4とを結んで短辺側仮想線62を設定する。短辺側仮想線60はパターン枠Zbのエッジ33に対応し、短辺側仮想線62はパターン枠Zbのエッジ34に対応することになる。また、これら短辺側仮想線60,62の相互間を区画する中間区割り線67を設定する。
[図6(A)の左側の伸縮補正]
補正処理部21は、素材生地Wに対し、中間区割り線67を境とする一方側(図6(A)の左側)の区画に向けて、以下の伸縮補正データを作成する。この伸縮補正データは、生地パーツの長手方向(そのうち約左半分)に相当する。
次に補正処理部21は、素材生地Wにおける短辺側仮想線60側の相互間隔Cと、パターン枠Zbにおけるエッジ33側のパターン分割値C0とを比較する。パターン分割値C0は一定であるのに対し、実測した相互間隔Cは一定でない場合を含むので、これら相互間隔Cとパターン分割値C0との比較は、短辺側仮想線60の全長にわたり行う。
そこで、次に補正処理部21は、図6(C)に示すように、マスターパターンM(M3)のうち、素材生地Wの短辺側仮想線60と中間区割り線67とで挟まれた区画(仮想区画Zaの長辺側を2分割したうちの片側)に対応する輪郭座標MCを、1−3系伸縮率γで伸縮補正する。
[図6(A)の右側の伸縮補正]
補正処理部21は、前記手順と同様な手順を、素材生地Wに対し、中間区割り線67を境とする他方側(図6(A)の右側)の区画へ向けても行い、以下の伸縮補正データを作成する。この伸縮補正データは、生地パーツの長手方向(そのうち約右半分)に相当する。
次に補正処理部21は、素材生地Wにおける短辺側仮想線62側の相互間隔Dと、パターン枠Zbにおけるエッジ34側のパターン分割値D0とを比較する。この比較は、短辺側仮想線62の全長にわたり行う。
そこで、次に補正処理部21は、図7(B)に示すように、マスターパターンM(M4)のうち、素材生地Wの短辺側仮想線62と中間区割り線67とで挟まれた区画(仮想区画Zaの長辺側を2分割したうちの片側)に対応する輪郭座標MDを、前記2−4系伸縮率δで伸縮補正する。
って行い、該当区画内の裁断用補正データ(図7(B)にハッチングで示した領域を参照)を求めるものである。
[裁断データの作成]
理想形のマスターパターンMに対し、図4及び図5で説明した短手方向の伸縮補正(1−2系伸縮率αや3−4系伸縮率βを用いた補正)と、図6及び図7で説明した長手方向の伸縮補正(1−3系伸縮率γや2−4系伸縮率δを用いた補正)とを両方行うと、図8(A)に示すように、伸縮補正後のマスターパターンMx(ハッチングを入れた方)は、理想形のマスターパターンMに比べて長手方向が大幅に縮小してしまうおそれがある。
そして、このようにして選出した一座標Qと、この一座標Qに該当している素材生地Wの仮想区画Za内の一座標(図案的、表現的に同じ意味を有する箇所)とを合致させるようにして、この合致位置を固定点とする。そしてこの固定点(座標Q)から、長手方向の伸縮率1−3系伸縮率γ及び2−4系伸縮率δに基づいて行ったマスターパターンMの伸縮補正だけを、伸縮補正前の状態に改めて変形させる(すなわち、伸縮補正前の状態に戻す)ようにする。このようにして総合的、且つ最終的に得られたデータを、裁断データとする。
ただ、長手方向の伸縮率1−3系伸縮率γ及び2−4系伸縮率δで伸縮補正していないものの、一座標Qを求める過程で長手方向の伸縮率伸縮率1−3系伸縮率γ及び2−4系伸縮率δを使用しているので、定置設定部Hの位置ズレは短手方向及び長手方向の両方で伸縮補正されたものとなっている。
[裁断実行]
補正処理部21は、前記の如くして求めた裁断データを動作制御部22へ出力する。
なお、裁断ヘッド3による裁断中は、吸引ヘッド8も裁断ヘッド3と一体的に水平移動され、裁断テーブル2を挟んで素材生地Wが真下へ吸引されるようになるので素材生地W
は不動に保持され、確実且つ綺麗な裁断が実行される。
[フローチャート]
図9は、本発明に係る生地裁断方法の一例を示したフローチャートである。この図9に基づいて本発明に係る生地裁断方法を説明する。
この状態で、検出装置20を移動させながら、素材生地Wの各ポイントマークP1〜P4を検出する(ステップ103〜104)。
また、各ポイントマークP1〜P4にしたがって長辺側仮想線50,52、短辺側仮想線60,62を求め(ステップ106)、また中間区割り線57,67を求める(ステップ107)。これら中間区割り線57,67により、素材生地W上を、長手方向の中間区割り線57を境とする2区画に区割りしたり、短手方向の中間区割り線67を境とする2区画に区割りしたりする。
また、短辺側仮想線60,62、及び中間区割り線67を用いて、この中間区割り線67を境とする2区画の伸縮率(1−3系伸縮率γ及び2−4系伸縮率δ)を求め、各区画ごとにマスターパターンMの伸縮補正を行う(ステップ109)。
最後に、裁断された生地パーツ及び切り抜き滓を裁断テーブル2から搬出し、生地パーツに関しては搬出下流となる適宜位置にてスタッキング又はその他の回収方法を実施し、切り抜き滓に関しては、廃棄等へ向けた回収を実施すればよい(ステップ115〜116)。
[まとめ]
以上、詳説したところから明らかなように、本発明に係る生地裁断方法は、定置設定部H自体の位置ズレと変形(拡縮や歪み)とを同時に伸縮補正するものである。
[第2実施形態]
図10は、本発明に係る生地裁断方法の第2実施形態を示している。なお、この図10では、短手方向及び長手方向の両方の伸縮率を用いて伸縮補正した段階のマスターパターンMx(第1実施形態では図8(A)で説明した段階のものに対応)を、説明の便宜上、簡易な長方形として例示してある。
すなわち、図10(A)に示すように、裁断位置上で素材生地Wが斜めに置かれていると、この素材生地Wから第1〜第4ポイントマークP1〜P4等を走査検出し、これらを結んで短辺側仮想線60,62や長辺側仮想線50,52等を設定するときに、これら各仮想線が、走査時における走査方向(例えば、Fで示す方向=X軸方向とする)に対して回転角のズレ量を生じたものとなっていることになる。
そこで本第2実施形態では、前記伸縮補正後のマスターパターンMxから、一方の伸縮率に基づいて行った伸縮補正だけを伸縮補正前の状態に改めて変形させるだけでなく、歪補正をも行って、外形歪みを除去させた適正なマスターパターンMy(図10(B)参照)が得られるようにするものである。以下、本第2実施形態について詳説する。
次に、本第2実施形態では、伸縮補正後のマスターパターンMxから、一方の伸縮率に基づいて行った伸縮補正だけを伸縮補正前の状態に改めて変形させるのと同時並行して(渾然一体化して)、歪補正をも行うようにする。
このとき、第3、第4のポイントマークP3,P4の各座標から長辺側仮想線52の傾きが判るので、この傾きを基に長辺側仮想線52が走査方向Fとの間で成す角度θを求め
る。この角度θが素材生地Wのズレ量である。当然ながら、第1、第3のポイントマークP1,P3の各座標を基にしても、角度θ(素材生地Wのズレ量)を求めることは可能である。
まず、固定点(座標Q)を通り短辺側仮想線60に平行な第1直線71と、移動点(座標R)を通り短辺側仮想線60に垂直に交差する第2直線72とを、それぞれ設定する。このように第1直線71と第2直線72を設定することで、これら両直線が交差する交点(座標K)を求める。なお、第2直線72は、移動点(座標R)を通り長辺側仮想線52に平行な直線、或いは、移動点(座標R)を通り第1直線71に垂直な直線として設定しても同じことになる。
このように本第2実施形態では、伸縮補正後のマスターパターンMxから、長手方向の伸縮率に基づいて行った伸縮補正だけを伸縮補正前の状態に改めて変形させるのと同時並行して、回転角のズレ量(角度θ)による外形歪みを除去する歪補正をも行うようにしている。それ故、最終的に得ようとするマスターパターンMyには、回転角のズレ量を原因とするような外形歪みは生じない。従って、このようなマスターパターンMyにより裁断データを作成することにより、切り出した生地パーツとして、その長手方向を揃えた適正なものが得られることになる。
[その他]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
素材生地Wに対し、長手方向及び短手方向で、それぞれ2区画に区割りすることは限定されるものではない。例えば、長手方向及び短辺方向で、それぞれ3区画以上の区割りを行うことも可能である。
定置設定部Hは、切り出そうとする生地パーツにおいて長手方向の一端寄りに配置することが限定されるものではなく、長手方向の中間位置に配置したり、中間位置から一端側へズレた位置に配置したりすることができる。当然に、生地パーツにおける短手方向の片側へ寄せた配置とすることも可能である(生地パーツの側縁部や隅角部などとする場合を含む)。
歪補正を行うタイミングは、裁断データを作成する前であれば基本的に、どのタイミングを行ってもよいものである。
2 裁断テーブル
3 裁断ヘッド
4 ヘッド移動機構
6 ベルトコンベア
6a 上張り部
7 ベルト駆動部
8 吸引ヘッド
9 可撓性ホース
10 吸引装置
12 回転刃
13 送り部
14 旋回部
15 昇降部
16 吸引部移動機構
20 検出装置
21 補正処理部
22 動作制御部
31,32,33,34 エッジ
45 コンピュータ画面
MA〜MD 輪郭座標
50,52 長辺側仮想線
60,62 短辺側仮想線
57,67 中間区割り線
71 第1直線
72 第2直線
An,Bn,Cm,Dm 相互間隔
A0,B0,C0,D0 パターン分割値
H 定置設定部
H1 接着剤塗布箇所
H2 柄
L 交点(座標K)と移動点(座標R)との間の直線距離
Lx 非伸縮距離
M マスターパターン
Mx 短手方向及び長手方向の両方向で伸縮補正した後のマスターパターン
My 一方の伸縮補正を伸縮補正前に改めて変形させた後のマスターパターン
My2 外形歪みを生じたマスターパターン
P1〜P4 第1〜第4のポイントマーク
Q 座標(固定点)
R 座標(移動点)
K 座標(交点)
θ 角度(ズレ量)
Za 仮想区画
Zb パターン枠
W 素材生地
α 1−2系伸縮率
β 3−4系伸縮率
γ 1−3系伸縮率
δ 2−4系伸縮率
Claims (9)
- 広げた素材生地から長尺形体の生地パーツを裁断により取り出す方法において、
前記素材生地には裁断しようとする前記生地パーツの少なくとも一箇所に柄等の定置設定部を予め設定しておくと共に、
前記生地パーツの非伸縮状態を示す座標とこの生地パーツに対する前記定置設定部の正規位置を示す座標とを有する理想形のマスターパターンを準備しておき、
前記素材生地を元にして前記生地パーツの長手方向に沿った伸縮率と生地パーツの短手方向に沿った伸縮率との両方を求めておき、
理想形の前記マスターパターンを前記素材生地における長手方向及び短手方向の両方の伸縮率で伸縮補正し、
その後、前記素材生地における長手方向又は短手方向のうち一方の伸縮率に基づいて行った理想形の前記マスターパターンの伸縮補正を伸縮補正前の状態に改めて変形させることを行って実際の裁断に用いる裁断データを作成し、
得られた裁断データに基づいて素材生地を裁断する
ことを特徴とする生地裁断方法。 - 前記伸縮補正に先行、後行又は並行して前記素材生地を広げた裁断位置上で当該素材生地に生じている回転角のズレ量を求め出し、
前記裁断データを作成するより前に、理想形の前記マスターパターン又は伸縮補正後の前記マスターパターンについて前記ズレ量による外形歪みを除去するための歪補正を行うことを特徴とする請求項1記載の生地裁断方法。 - 広げた素材生地から長尺形体の生地パーツを裁断により取り出す方法において、
前記素材生地には裁断しようとする前記生地パーツの少なくとも一箇所に柄等の定置設定部を予め設定しておくと共に、
前記生地パーツの非伸縮状態を示す座標とこの生地パーツに対する前記定置設定部の正規位置を示す座標とを有する理想形のマスターパターンを準備しておき、
前記素材生地を元にして前記生地パーツの長手方向に沿った伸縮率と生地パーツの短手方向に沿った伸縮率との両方を求めておき、
理想形の前記マスターパターンを前記素材生地における長手方向及び短手方向の両方の伸縮率で伸縮補正し、
前記伸縮補正に先行、後行又は並行して前記素材生地を広げた裁断位置上で当該素材生地に生じている回転角のズレ量を求め出し、
前記伸縮補正後における前記マスターパターンについて、前記素材生地における長手方向又は短手方向のうち一方の伸縮率に基づいて行った前記伸縮補正を、伸縮補正前の状態に改めて変形させつつこの変形成分から前記ズレ量による外形歪みを除去する歪補正を行って実際の裁断に用いる裁断データを作成し、
得られた裁断データに基づいて素材生地を裁断する
ことを特徴とする生地裁断方法。 - 改めて行う前記変形は、
前記伸縮補正後の前記マスターパターンから前記定置設定部又は当該定置設定部に密接な関係を有する一座標を選出し、
前記一座標と当該一座標に該当する前記素材生地の仮想区画内の一座標とを合致させてこの合致位置を固定点としつつ当該固定点から前記伸縮補正後の前記マスターパターンにおける長手方向又は短手方向に関して実行する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の生地裁断方法。 - 前記改めて変形を行いつつ前記歪補正を行うには、
前記素材生地に対して前記生地パーツの長手方向又は短手方向に平行な仮想線を設定できるようにした少なくとも2頂点のポイントマーク又は前記仮想線自体を予め表示させておき、
前記仮想線の設定時に前記素材生地を走査する走査方向又は当該走査方向に交差する垂直方向に対して前記仮想線に生じている角度から前記ズレ量を求め、
前記伸縮補正後の前記マスターパターンから前記定置設定部又は当該定置設定部に密接な関係を有する一座標を選出し、
前記一座標と当該一座標に該当する前記素材生地の仮想区画内の一座標とを合致させてこの合致位置を固定点とし、
前記伸縮補正後の前記マスターパターンから前記固定点とは別の座標を選出して当該座標を移動点とし、
前記固定点を通り前記仮想線に平行な第1直線と前記移動点を通り前記仮想線に垂直に交差する第2直線とからそれらの交点を求め、
前記第2直線上における前記移動点と前記交点との間の距離を求め、
求めた距離を、伸縮補正前における理想形の前記マスターパターン上で対応する非伸縮距離に変換することで前記移動点の移動位置を求め、
前記移動位置へ移動させた前記移動点を用いて前記伸縮補正後の前記マスターパターンを改めて変形させることで実行する
ことを特徴とする請求項3記載の生地裁断方法。 - 改めて行う前記変形は、前記素材生地における長手方向の伸縮率を用いて行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の生地裁断方法。
- 前記生地パーツの長手方向又は短手方向に沿った前記伸縮率は、当該生地パーツにおいてそれぞれ対応する各方向に沿わせた互いに平行な2本の仮想線間を区画する中間区割り線を設定したうえで、この中間区割り線と各仮想線との相互間隔を実測して得た数値と、前記マスターパターンから得られる該当のパターン分割値との比較によって求めることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の生地裁断方法。
- 前記定置設定部は柄、接着剤塗布箇所、接着又は縫着用の余白部のうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の生地裁断方法。
- 前記固定点は、実際に裁断するラインに含まれる裁断点とすることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の生地裁断方法。
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