JP2013240838A - 裁断方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】身頃に絵柄などのある伸縮性やくせのある生地から小ロットでパターンピースを裁断する際に、熟練者でなくてもこの絵柄などを一致させて縫製することができ、高品質の製品に仕上げることができる判断方法を提供する。
【解決手段】裁断機1のテーブル3上に1枚の生地4を延反し、この1枚の生地4上にプロジェクター5から裁断パターン8を投影し、この裁断パターン8と生地4上の絵柄等を作業者が手作業で生地4の縮み等を伸ばしながら位置合わせを行い、その上で裁断ヘッド10により自動裁断を行う。パターンピースの裁断作業は1枚ずつ行う。
【選択図】図1
【解決手段】裁断機1のテーブル3上に1枚の生地4を延反し、この1枚の生地4上にプロジェクター5から裁断パターン8を投影し、この裁断パターン8と生地4上の絵柄等を作業者が手作業で生地4の縮み等を伸ばしながら位置合わせを行い、その上で裁断ヘッド10により自動裁断を行う。パターンピースの裁断作業は1枚ずつ行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、被服等を裁断する前工程として必要となる縫製ピースを一枚の生地から裁断する方法であって、小ロット裁断及び伸縮性やくせのあるいは歪んだ生地からでも精度良く裁断することで身頃の柄合わせや縫製作業を効率化でき、加えて熟練者でなくとも高品質の製品に仕上げることができる裁断方法に関する。
被服等を縫製する前工程として必要となる縫製ピースを一枚の生地から裁断する場合、縫製用自動裁断機は大量生産用として設計されたものであり、1着分のパターンをすべてレイアウト(型入れ)したCADデータをもとに、生地を定尺に延反し一気に裁断することを前提としている。このため一品1様の注文生産、試作など1枚から数十枚の小ロット生産において縫製用自動裁断機を導入することは難しく、生地の上に型紙を当て、この型紙の輪郭に沿ってハサミやロータリーカッター等を用い、手作業で裁断する昔ながらの方法が取られている。小ロット生産の裁断において生産性と品質は個人の技量に依存したままであり改善が望まれている。
現状の裁断工程であって、小ロット生産(1〜数十枚のオーダー)に特化した内容を次に説明する。
1.裁断パターンの作成
メーカーから送付されたパターン紙をそのまま使う場合と、送付された基本デザイ
ンパターンを自社で調整(補正)する場合がある。
小ロット生産において、メーカーから送られた裁断パターンは完成品のデザインが
優先され、縫製工程を考慮していないものが多い。このため、縫製加工に合わせて立 体裁断やコーナー部、円弧部は補正が必要となる。その上、立体や円弧、重ねあわせ 部、など難易度が高い形状は、独自のノウハウで形状補正を行う事が多い。
以上の補正等は、紙ベースで行なわれているものが90%以上である。
1.裁断パターンの作成
メーカーから送付されたパターン紙をそのまま使う場合と、送付された基本デザイ
ンパターンを自社で調整(補正)する場合がある。
小ロット生産において、メーカーから送られた裁断パターンは完成品のデザインが
優先され、縫製工程を考慮していないものが多い。このため、縫製加工に合わせて立 体裁断やコーナー部、円弧部は補正が必要となる。その上、立体や円弧、重ねあわせ 部、など難易度が高い形状は、独自のノウハウで形状補正を行う事が多い。
以上の補正等は、紙ベースで行なわれているものが90%以上である。
2.各パーツ毎に作成された裁断パターン(柄付き)をコピーまたは一旦スキャナで読み 込んでからプロット(印刷)し、型紙を作る。
この作業は手作業による切り抜き、または専用のカッタープロッタにより行う。
この作業は手作業による切り抜き、または専用のカッタープロッタにより行う。
3−(1) 先ず、生地をロールから延反し、模様に合わせた必要寸法でカットする。
3−(2) 基準になる模様の位置を数ヵ所決め、それぞれピンに刺す。
3―(3) ピンのピッチが基準寸法(パターン)に合うよう、縦横の延反長を調整す
る。
物差しで縦横の寸法を確認・調整(シワを伸ばす)。
3―(4) 模様が同じになるよう、一枚ずつ生地をピンに刺し、生地を重ねる。
この際、3―(3)の作業を繰り返す。
3―(5) 一定数(最大20枚程度まで)生地を重ねたら再度3−(4)の作業を丁寧 に行う。
3−(2) 基準になる模様の位置を数ヵ所決め、それぞれピンに刺す。
3―(3) ピンのピッチが基準寸法(パターン)に合うよう、縦横の延反長を調整す
る。
物差しで縦横の寸法を確認・調整(シワを伸ばす)。
3―(4) 模様が同じになるよう、一枚ずつ生地をピンに刺し、生地を重ねる。
この際、3―(3)の作業を繰り返す。
3―(5) 一定数(最大20枚程度まで)生地を重ねたら再度3−(4)の作業を丁寧 に行う。
3―(6) 型紙を配置して生地の模様に合わせながら、パターンレイアウトを行う。
同時にクランプで生地と型紙を仮固定する。
裁ち代(ある程度の隙間)とクランプに位置を考慮する必要があり、作業は 経験者が行う。
3―(7) 細かい裁断が出来る程度に大裁を行う。
3―(8) 生地の模様と型紙が一致するようクランプ位置や、裁断する方向を変えな がら、型紙とぴったりに裁断を行う。このときの誤差は1mm以内。
このとき使用する裁断用の刃は非常に鋭利で危険であり、指先数ミリを押 さえながらの作業となる。
危険を伴う作業であり、経験と技術が必要で最も難易度が高い工程であ る。
3―(9) 型紙と生地を合わせた状態で、縫製工程へ送る。
同時にクランプで生地と型紙を仮固定する。
裁ち代(ある程度の隙間)とクランプに位置を考慮する必要があり、作業は 経験者が行う。
3―(7) 細かい裁断が出来る程度に大裁を行う。
3―(8) 生地の模様と型紙が一致するようクランプ位置や、裁断する方向を変えな がら、型紙とぴったりに裁断を行う。このときの誤差は1mm以内。
このとき使用する裁断用の刃は非常に鋭利で危険であり、指先数ミリを押 さえながらの作業となる。
危険を伴う作業であり、経験と技術が必要で最も難易度が高い工程であ る。
3―(9) 型紙と生地を合わせた状態で、縫製工程へ送る。
以上が現状の作業工程であるが、生地に伸縮性やくせがある場合には、裁断したピースに不揃いが発生したり、柄の位置に微妙なズレが発生する。
この結果、縫製時にズレを修正したりする必要が生じ、手間がかかると共にこの修正しながら縫製を行うためには高度な技術が要求されると共に作業効率も悪くなる。しかし、この高度な縫製技術を持った熟練者は不足していることから、特にデザインを重視する製品の場合、クレームや返品の対象となることがある。
この結果、縫製時にズレを修正したりする必要が生じ、手間がかかると共にこの修正しながら縫製を行うためには高度な技術が要求されると共に作業効率も悪くなる。しかし、この高度な縫製技術を持った熟練者は不足していることから、特にデザインを重視する製品の場合、クレームや返品の対象となることがある。
このようなことから、伸縮性やくせ、あるいは歪んだ生地を自動裁断にて裁断する際に、生地に裁断位置の基準となる位置を指示するためのマークを付加し、このマークを確認して裁断位置を補正することができる裁断方法が提案されている
。
この特許文献1において提案されている裁断位置の補正方法は、所定の絵柄等のプリントデータを各パーツ構成部分内にプリントした後、洗浄処理、乾燥処理を行った生地を、所定のカッティングデータに基づいて前記各パーツ構成部分を裁断して各パーツを得るように構成された裁断機における裁断位置補正方法において、予め、各パーツ構成部分の位置情報に関連付けられた位置補正用のポイントマークの位置情報を包含したプリントデータを作成し、前記プリントデータに基づいてプリントすることによって、各パーツ構成部分内に絵柄等をプリントすると共に、各パーツ構成部分外には位置補正用のポイントマークをプリントし、各パーツ構成部分の裁断時においては、前記ポイントマークの位置に基づいて前記カッティングデータを補正することによって、補正されたカッティングデータに基づいて各パーツ構成部分を裁断して各パーツを得るように構成したものである。
しかし、この特許文献1の裁断方法の場合、各パーツにポイントマークをプリントし、このポイントマークの位置に基づいてカッティングデータを補正する必要があり、この補正作業に手間がかかる。
また、この特許文献1の場合のように、ポイントマークを付けたところで、パーツは一枚一枚の生地の伸縮率やくせは微妙に違っているため、この問題から生じる微妙なズレはどうしようもなく、高品質化には限界がある。
特に、模様のついた水着の縫製作業において、模様合わせは非常に重要で、難易度も高く、場所によっては4枚以上の布地に(生地違いやフリルも同時に)、紐やパイピングが重なるため縫うこと自体が非常に難しく、更に縫製後の模様を1ミリ以下のズレに合わせるのは高度な縫製技術と、段取りや治具の工夫、ミシンの構造や微調整が必要である。
本発明は、かかる点に鑑みて提供されるものであって、小ロットで高品質が求められる製品に適用するのに適した裁断方法を提案するのが目的である。
本発明は、伸縮性やくせのある生地において、公知技術である自動裁断装置の手法で生地上に裁断パターンを投影し、この裁断パターンに基づいて裁断し、縫製工程に移行し、この縫製工程において、例えば左右の身頃にそれぞれプリントされた絵柄にズレが生じないように縫製して高品質の製品を得ることができる点に特徴がある。
勿論、伸縮性やくせのない生地に適用することを排除するものではない。
a.先ず、生地の裁断パターンをCAD上で事前に作成し、またはスキャナーで読み込んだ裁断パターンをラスターベクター変換によりCADデータ化し、この裁断パターンのデータを自動裁断機内蔵のメモリーに記録する。その他、可搬式メモリー(USB)、社内のデータサーバ、インターネット上の社外サーバ等に記録するようにしても良い。
b.次に、前記メモリーに記録され、液晶画面に表示された複数の裁断パターンから、1つの裁断パターンをキーボードあるいはマウス、タッチパネル等の手段を用いて選択する。
c.次に、選択された裁断パターンを裁断機のテーブル上に延反された生地上にプロジェクターを用いて、投影する。このときの投影画像は、実寸とする。
b.次に、前記メモリーに記録され、液晶画面に表示された複数の裁断パターンから、1つの裁断パターンをキーボードあるいはマウス、タッチパネル等の手段を用いて選択する。
c.次に、選択された裁断パターンを裁断機のテーブル上に延反された生地上にプロジェクターを用いて、投影する。このときの投影画像は、実寸とする。
d.次に、投影した裁断パターンを生地上の任意の位置に移動し、傾きを調整し、生地に定めた任意の絵柄または基準点、基準マークと一致させて裁断位置のレイアウトを決定する。
このレイアウトは生地に無駄が出ないように作業者が判断する。
e.次に、生地に縮みや伸び、うねり等がある場合、投影したパターンと一致しないので、この時は投影パターンに合わせて手で生地の縮みやうねりを調整し、投影パターンに合致させる。
f.次に、投影パターンの位置調整が必要な場合は、タッチパネル等で液晶画面の表示画像を直接操作して行う。その他、ジョイスティックのような公知の操作方法で位置調整を行うことができ、この方法はそれぞれの裁断機に用意された機能を使う。
g.次に、1つの裁断パターンを位置決めした後、自動裁断機により、1枚の生地上において、1つのパターンのみの裁断を行う。
このレイアウトは生地に無駄が出ないように作業者が判断する。
e.次に、生地に縮みや伸び、うねり等がある場合、投影したパターンと一致しないので、この時は投影パターンに合わせて手で生地の縮みやうねりを調整し、投影パターンに合致させる。
f.次に、投影パターンの位置調整が必要な場合は、タッチパネル等で液晶画面の表示画像を直接操作して行う。その他、ジョイスティックのような公知の操作方法で位置調整を行うことができ、この方法はそれぞれの裁断機に用意された機能を使う。
g.次に、1つの裁断パターンを位置決めした後、自動裁断機により、1枚の生地上において、1つのパターンのみの裁断を行う。
このように1つの裁断パターンごとに位置決めと裁断を繰り返す。
このときの裁断には、切り刃やロータリーカッターを用いることができる。
h.次に、前記b〜gの工程を繰り返し、必要な数の縫製パターンを裁断し、この裁断後に縫製工程へ移行する。
このときの裁断には、切り刃やロータリーカッターを用いることができる。
h.次に、前記b〜gの工程を繰り返し、必要な数の縫製パターンを裁断し、この裁断後に縫製工程へ移行する。
本発明によれば、裁断工程が手作業による裁断、または抜き型による裁断と同じような感覚でありながら、裁断作業だけを自動化することが可能となる。このため1枚から数十枚の小ロット生産にも自動裁断機を導入することが可能となり、熟練作業者以外でも裁断品の品質安定と作業効率の向上が出来る。
また、裁断パターン1つに対して1回の裁断作業のみの自動化であるため、裁断用生地の長さや幅に合わせた裁断パターン配置は作業者の裁量で随時判断し調整が可能である。このため、量産用の自動裁断機で必須となる定尺カットによる延反、裁断による端切れが発生しない。特に、大きな模様合わせのある生地において、生地の使用率が向上するため、材料の歩留まりが向上しコストダウンと、原価の低減が可能になる。
また、手作業での危険な裁断作業から解放され、未習熟者でも裁断作業が可能になる。
また、従来の裁断の場合、カメラ、スキャナで撮影した生地をCAD上で手動または自動で補正するため、製造側の工程待ちが発生するが、本発明ではこれがない。
また、従来の裁断の場合、カメラ、スキャナで撮影した生地をCAD上で手動または自動で補正するため、製造側の工程待ちが発生するが、本発明ではこれがない。
また、従来の補正にはCAD/CAMを一体化した装置が必要で、それぞれ専門のオペレータが必要だが、本発明によれば自動裁断機オペレータだけの操作で裁断作業が可能となる。
また、結果的に、パターンレイアウト作業、パターン紙出力の2工程が廃止できる。
また、模様の無い生地でも、裁断作業が自動であれば、作業時間は大幅に短縮可能で熟練工による裁断が不要になる。
また、模様の無い生地でも、裁断作業が自動であれば、作業時間は大幅に短縮可能で熟練工による裁断が不要になる。
本発明は、小ロット、高品質の製品を提供するための裁断方法であって、熟練者でない者でも高品質の製品を提供できる縫製ピースの裁断と縫製ができる点に特徴がある。
また、従来であるとパターンレイアウト作業、パターン紙の出力と云った工程を廃止して作業の効率化、コストの低減を図ることができる点も特徴である。
また、従来であるとパターンレイアウト作業、パターン紙の出力と云った工程を廃止して作業の効率化、コストの低減を図ることができる点も特徴である。
本発明の裁断方法に用いられる裁断機の一例を図1に示す。但し、この裁断機は公知、市販のものである。
符号の1は裁断機全体を示し、この裁断機1は、生地を裁断して例えば被服のパターンピースを作成するプロッタ型である。2は裁断対象生地ロール、3はこのロール2から繰り出した生地4を延反する裁断テーブル、5はプロジェクター、6は投影する裁断パターン8をマウス9により制御を行うための液晶画面7つきの制御装置である。
符号の1は裁断機全体を示し、この裁断機1は、生地を裁断して例えば被服のパターンピースを作成するプロッタ型である。2は裁断対象生地ロール、3はこのロール2から繰り出した生地4を延反する裁断テーブル、5はプロジェクター、6は投影する裁断パターン8をマウス9により制御を行うための液晶画面7つきの制御装置である。
この裁断機1を用いて行う裁断工程を図2に示すフローチャートを基に説明する。
先ず、生地4の裁断パターンをCAD用いて事前に作成し、またはスキャナーで読み込んだ裁断パターンをラスターベクター変換によりCADデータ化し、この裁断パターンのデータを制御装置6内蔵のメモリーに記録する(ステップS1)。
先ず、生地4の裁断パターンをCAD用いて事前に作成し、またはスキャナーで読み込んだ裁断パターンをラスターベクター変換によりCADデータ化し、この裁断パターンのデータを制御装置6内蔵のメモリーに記録する(ステップS1)。
次に、前記制御装置6に記録された複数の裁断パターンを液晶画面7に表示し、この中から目的とするパターンをマウス9を用いて選択する(ステップS2)。
次に、選択された裁断パターン8をテーブル3上に延伸された生地4上にプロジェクター5から実寸で投影する(ステップS3)。
次に、裁断パターン8を生地4上の任意の位置に移動し、傾きを調整し、生地4の任意の絵柄または基準点、基準マークと一致させて裁断位置のレイアウトを決定する(ステップS4)。
次に、生地4に縮みや伸び、うねり等があり、投影パターン8と一致しない場合にはこの投影パターン8に合わせて手で生地4の縮みやうねりを調整し、投影パターン8と生地4側の絵柄等を合致させる(ステップS5)。
次に、投影パターン8の位置調整が必要な場合には、マウス9等により液晶画面7の表示画像を調整する(ステップS6)。
次に、生地4を裁断ヘッド10の方向に移動させ、この裁断ヘッド10を裁断パターン8に合致させ、裁断ヘッド10をあらかじめ入力された裁断パターンに基づき駆動して投影パターン8に沿ってカッティングを行い、パターンピースを作成する(ステップS7)。
このステップS7での裁断作業は公知の作業である。
このステップS7での裁断作業は公知の作業である。
以上に説明した裁断工程において裁断の対象となった生地4は布であるが、この布以外に皮革、合成皮革、樹脂シート、ゴムシート等にも本発明を実施することができる。
裁断されたパターンピースは、縫製工程に移され、例えば身頃の絵柄を合わせて縫製を行うことができ、この合わせと縫製は、一枚、一枚のパターンピースが精度よく裁断されていることにより、熟練者でなくても手際よく高品質の製品に仕上げることができる(ステップS8)。
裁断されたパターンピースは、縫製工程に移され、例えば身頃の絵柄を合わせて縫製を行うことができ、この合わせと縫製は、一枚、一枚のパターンピースが精度よく裁断されていることにより、熟練者でなくても手際よく高品質の製品に仕上げることができる(ステップS8)。
1 裁断機
2 ロール
3 裁断テーブル
4 生地
5 プロジェクター
6 制御器
7 液晶画面
8 裁断パターン
9 マウス
10 裁断ヘッド
2 ロール
3 裁断テーブル
4 生地
5 プロジェクター
6 制御器
7 液晶画面
8 裁断パターン
9 マウス
10 裁断ヘッド
Claims (1)
- a.生地の裁断パターンをCAD上で事前に作成し、または型紙をスキャナで読み込んだ裁断パターンのデータを自動裁断機メモリーに記録する、
b.次に、前記メモリーに記録されたデータを液晶画面に表示し、この表示された複数の裁断パターンから、1つの裁断パターンを選択する、
c.次に、選択された裁断パターンを裁断機のテーブル上に延反された生地上にプロジェクターを用いて実寸で投影する、
d.次に、投影した裁断パターンを生地上の任意の位置に移動し、傾きを調整し、生地上に定めた任意の絵柄、または基準点、基準マークと一致させて裁断位置のレイアウトを決定する、
e.次に、生地に縮みや伸び、うねりなどがある場合、投影したパターンと一致しないので、この時は投影パターンに合わせて手で生地の縮みやうねりを調整し、投影パターンに合致させる、
f.次に、投影パターンの位置調整が必要な場合は、前記液晶画面で調整を行う、
g.次に、裁断パターンを位置決めした後、自動裁断機能により、1枚の生地上において1つのパターンのみの裁断を行う、
h.次に、前記b〜gの工程を繰り返し、必要な数の縫製パターンを1枚、1枚裁断し、この裁断後に縫製工程へ移行する、
i.ことを特徴とする裁断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012113635A JP2013240838A (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | 裁断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012113635A JP2013240838A (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | 裁断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013240838A true JP2013240838A (ja) | 2013-12-05 |
Family
ID=49842252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012113635A Pending JP2013240838A (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | 裁断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013240838A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2012
- 2012-05-17 JP JP2012113635A patent/JP2013240838A/ja active Pending
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