JP6067814B2 - 世界中全ての場所の日出又は日没を表示できる計時器 - Google Patents

世界中全ての場所の日出又は日没を表示できる計時器 Download PDF

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Description

本発明は、計時器ムーブメント、及び季節変動を考慮する日出・日没表示手段を備える計時器に関し、前記手段は、地球を再現する球体、支持部、及び支持部上に組み付け、球体に同心状に配置した円部を備え、円部は、地球の明暗境界線の位置を表示するように構成し、円部及び球体は、2つの直交する軸に沿って互いに対して枢動できるように構成し、2つの軸のうち、第1の軸は、地球の極軸に対応し、第2の軸は、球体の中心で第1の軸と交差し、円部は、支持部に対して第2の軸周りに回転自由であり、日出・日没表示器手段は、赤道面に対する太陽の傾きを表す側面を有し1年につき1回転の速度でムーブメントによって駆動回転するように構成した年次カム、カムと協働するように構成したカム従動子、及びカム従動子を円部に接続するように構成した運動学的接続部を更に備え、それにより、円部が内包する面は、第1の軸と共に、赤道面に対する太陽の傾き角度に等しい角度を形成する。
昼の長さは、毎日、日出で太陽の上縁が東の水平線上に現れた瞬間から、日没で太陽が西の水平線の下に消えるまでの間から構成される時間である。何時であれ、太陽に照らされる地表の一方の半部、及び暗闇の中にあるもう一方の半部が常に存在する。地球の明暗境界線は、太陽に照らされる地球の部分と暗闇の中にある地球の部分との間の境界線である。形状に関して言えば、地球の明暗境界線は、地球を囲む大きな円である。この大きな円は、太陽の周りの地球の軌道面(黄道面と呼ばれる)に直交する面内に延在する。地球の中心は、これら2つの面の間の交差線上にあることも留意できる。
一般に、昼の長さは、1年全体を通して及び緯度に応じて変動する。この変動は、黄道面に対する地球自体の回転軸の傾きによるものである。定義によれば、この傾きは、±23°27’である回帰線の緯度に対応する。周知のように、昼の長さは、北半球では12月の至点で最も短く、南半球では6月の至点で最も短い。分点では、昼と夜の長さは地球上の全ての場所で等しい。
上記序文に示した定義に対応する公知の計時器が既にある。具体的には、ドイツ実用新案第DE7014354(U)号の図3は、地球を再現した、筐体状支持部の上を回転するように垂直軸上に組み付けた球体を備える置時計を開示している。支持部の上側面は、球体の軸に同心状に配置した、24時間の円を特徴とする環状文字盤を有する。支持部内部に収容した計時器ムーブメントは、24時間で1回転の速度で地球儀を文字盤の上で回転させることを実現する。この公知の置時計は、地球儀を取り囲み、その半部のみを見せるように、地球儀よりもわずかに大きく、地球儀に同心状に組み付けた半球シェルを更に備える。半球シェルは、地球儀上で、太陽に照らされる半球部と暗闇の中にあるもう一方の半球部との区別を可能にするように構成する。また、半球シェルは、地球儀の両側の2つの垂直棒上にヒンジ留めされる。したがって、半球シェルは、垂直心棒と交差する水平軸周りに枢動でき、この垂直心棒は、その中心で地球儀を支持する。シェルは、シェルの傾き角度を制御するために設けた機構のピニオン形成部品と協働するように構成したラックも備え、それにより、この角度は、毎年一度の、一方向に+23.5°と次にもう一方の方向に−23.5°との間の値の範囲全体を含み、季節に従って赤道上の太陽の傾き角度の変動による影響を再現する。
上述の従来技術文献に記載される置時計は、コペルニクス視点と呼ばれることがあるものにより、地球上の夜と昼との連続を再現することは理解されよう。実際、この従来技術設計では、回転するのは地球儀自体である一方で、太陽からの影は、季節に従って傾きを変更するに過ぎない。この従来技術設計は、科学的観点からはあまり正確ではないが、我々が中心におり、一方で太陽が我々の周りを回転するという、地球中心の表示は、我々の直観的知覚とより密に一致している。
ドイツ実用新案第DE7014354(U)号
地球中心の視点と一致して、地球上の夜と昼との連続を再現可能にする計時器を提供することが本発明の目的である。本目的は、計時器ムーブメント、及び季節変動を考慮する、日出・日没を表示する表示器又は手段を備える計時器の提供によって達成され、前記表示器又は手段は、地球を再現する球体、支持部、及び支持部上に組み付け、球体に同心状に配置した円部を備え、円部は、地球の明暗境界線の位置を表示するように構成し、円部及び球体は、2つの直交する軸に沿って互いに対して枢動できるように構成し、2つの軸のうち、極軸と称する第1の軸は、地球の極軸に対応し、黄道軸と称する第2の軸は、球体の中心で極軸と交差し、円部は、支持部に対して黄道軸周りに回転自由であり、日出・日没表示器手段は、赤道面に対する太陽の傾きを表す側面を有し1年につき1回転の速度でムーブメントによって駆動回転するように構成した年次カム、カムと協働するように構成したカム従動子、及びカム従動子を円部に接続するように構成した運動学的接続部を更に備え、それにより、円部が内包する面は、極軸と共に、赤道面に対する太陽の傾き角度に等しい角度を形成する。
本発明によれば、
−支持部は、円部を駆動する間に、ムーブメントによって24時間で1回転の速度で極軸周りに駆動回転されるように構成し、
−日出・日没表示器手段は、駆動シャフトを備え、駆動シャフトは、極軸に同心状であり、支持部と同じ速度であるが支持部に対し角度をずらして駆動回転されるように構成し、
−カム従動子と円部との間の運動学的接続部は、切断機構を備え、切断機構は、カム従動子及び駆動シャフトに接続し、角度のずれが赤道面に対する太陽の傾きを表すように構成し、運動学的接続部は、角度のずれの変更により円部が内包する面と極軸との間の角度値の対応する変更をもたらすように構成した伝達手段を更に備え、
−カム従動子と円部との間の運動学的接続部は、断続的な接続であり、切断機構は、駆動シャフトとカム従動子との間に一時的結合部を形成することによって、角度のずれを周期的に再調節するように構成する。
本発明によれば、地球の明暗境界線を表す円部は、その支持部と共に24時間で1回転の速度で地球儀の極軸周りに回転することは理解されよう。更に、円部は、円部が極軸に対してその傾きも変更するように、回転支持部上に組み付けて枢動させる。円部の傾き角度は、回転支持部に同心状に配置した駆動シャフトによって制御する。駆動シャフトは、支持部と同じ速度であるが一定の位相シフトで回転するように、ムーブメントによって作動する。極軸に対する円部の傾きを決定するのは、位相シフトの値である。
本文脈において、語句「円部」は、必ずしも全く完全な円を意味するものではないことは理解されよう。円部は、少なくとも1つの切れ目を呈する円部とすることもできる。実際、本発明によれば、円部を組み付けてその周りを枢動させる軸は、地球儀の極軸と直交する。本発明の有利な実施形態によれば、地球儀は、極軸に同心状に延在する心棒上に組み付ける。こうした条件において、極軸に対する円部の傾きがゼロを通過する際に心棒及び円部の交差を可能にするために、円部の中に少なくとも1つの切れ目がなければならない。更に、本発明の有利な実施形態の好ましい変形形態によれば、球体を保持する心棒は、両端で枢動する貫通心棒である。以下でわかるように、円部の中には、円部の枢動軸に直交する同じ直径部上に、互いに対し反対側に配置した2つの切れ目がなければならない。
本発明によれば、年次カムと駆動シャフトとの間の断続的な運動学的接続により、心棒と回転支持部との間の位相シフトが周期的に調節可能になる。更に、本発明は、位相シフトの再調節は、回転支持部が所定の角度位置を明確に画定するときにのみ生じることを規定する。こうした条件において、再調節の瞬間における支持部の位置は既知であるため、したがって位相シフトは、駆動シャフトの角度位置によって完全に決定される。したがって、駆動シャフトの角度位置を単に再調節することによって、位相シフトを再調節することが可能である。本発明によれば、シャフトとカム従動子との間の一時的な結合を確立することによって、駆動シャフトの角度位置を再調節することが可能になる。
本発明の好ましい実施形態によれば、カム従動子と駆動シャフトとの間の運動学的接続部は、切断機構を通過し、切断機構は、シャフトとカム従動子との間の一時的結合部を形成し、同時にムーブメントから駆動シャフトを切断するように構成する。
本発明の好ましい実施形態によれば、計時器は、文字盤を備える時計であり、極軸X−Xは、文字盤の面に平行に向けられる。この特徴は、独創的なものである。実際、季節変動を考慮する日出・日没表示器手段を備える公知の計時器は、一般に置時計である。こうした時計では、極軸X−Xは、通常、垂直に配置される。この構成は置時計では十分なものであるが、時計ガラスを通して片側からしか表示を見ることができない時計等の計時器にはそれほど適していない。実際、地球を再現する球体は、世界中の少なくともほぼあらゆる場所を容易に識別するために十分に大きなものでなければならない。文字盤とガラスとの間の限られた空間は、使用する地球儀が小型でなければならないことを意味する。極軸を垂直に向けた状態で、ある寸法の地球儀を使用可能にするために、唯一の解決策は、文字盤内に、球体を受け入れる窪みの形態の開口を設けることである。しかし、この構成は、下面に配置された半球が時計のユーザからは完全に見えないので、可視性を制限する。このことが、計時器が文字盤を備える時計である場合に極軸X−Xが文字盤の面に対して好ましくは平行に向けられる理由である。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照しながら、単に非限定的な例として示す以下の説明を読めば明らかになるであろう。
本発明の特定実施形態による腕時計の上平面図である。 図1の腕時計の概略断面図である。 本発明の日出・日没指示器手段の特定実施形態の部分図である。部分図は、地球を再現する球体、支持部及びシェルを示し、このシェルは、支持部上に組み付けて枢動させ、球体に同心状に配置する。支持部は、図3Aの正面図からわかる。 本発明の日出・日没指示器手段の特定実施形態の部分図である。部分図は、地球を再現する球体、支持部及びシェルを示し、このシェルは、支持部上に組み付けて枢動させ、球体に同心状に配置する。支持部は、図3Bの側面図からわかる。 本発明の日出・日没表示器手段の特定実施形態の部分図である。部分図は、地球を再現する球体、支持部及びシェルを示し、このシェルは、支持部上に組み付けて枢動させ、球体に同心状に配置する。支持部は、図3Cの斜め前から見た図からわかる。 図3A、図3B及び図3Cの日出・日没表示器手段の部分断面図であり、支持部は、図3Aに記載の正面図からわかる。 本発明の一実施形態に従って、カム従動子を円部に接続する運動学的接続部の概略部分上部平面図である。図5Aの部分図は、切断機構をより詳細に示す。 本発明の一実施形態に従って、カム従動子を円部に接続する運動学的接続部の概略部分底部平面図である。図5Bの部分図は、切断機構をより詳細に示す。 図5A及び図5Bの切断機構の斜視図である。
図1及び図2に示す時計は、具体的に、全体を参照番号1として示す主要文字盤を備える。主要文字盤は、時計のユーザに様々な情報を提供する3つの小型文字盤(参照番号7、9及び15)を保持する。まず、それぞれが分針及び時針である2つの針3及び5によって表示される時間部があり、針3及び5は、従来のように第1の小型文字盤7に対向して回転するように構成する。図示する時計は、暦部も備え、暦部の表示は、2つの他の小型文字盤9、15を使用する。この暦部は、本発明の主題ではないので詳細に説明しない。敢えて言うなら、暦の表示(1から31まで)(即ち日)は、小型文字盤15の上を回転するように構成した小針13によって実現し、もう1つの小針11は、第3の小型文字盤9と協働して1年のうちの月を表示するように構成する。
本発明によれば、図示する時計は、季節変動を考慮して、地球上の様々な場所の日出・日没を表示する手段も備える。この点について、図1及び図2の時計は、地球を表す球体17も備える。球体17は、地球儀の極軸X−Xに同心状に配置した貫通心棒19上に組み付けてあることがわかる。図示する実施形態では、心棒19は、文字盤の面に平行に向けられ、心棒の2つの端部は、球体が極軸X−X周りに回転可能であるように、枠によって保持する2つの支承部(参照番号なし)内に係合する。球体は、文字盤1の12時に配置した窪み21内に収容されていることもわかる。更に、地球儀の極軸X−Xは、時計の12時−6時の直径上に重ねて置かれる。従来の様式では、地球儀の北極は、上向きに(12時に向かって)向ける。
本発明によれば、地球上の様々な場所の日出・日没を表示する手段は、支持部25上に組み付け、球体17に同心状に配置した円部23を備える。図示の実施形態では、日出・日没表示器手段は、地球儀の半分を隠すように球体17に同心状に配置した半球形状シェル27を円部として備えることがわかる。この特定実施形態によれば、半球シェル27は、実質的に円形縁部を有し、この縁部は、本発明による円部23を形成することは理解されよう。したがって、地球の明暗境界線の位置を表示するのが、シェル27の円形縁部の位置である。単純なリングではなく、半球形態のシェルを使用することに関連する1つの利点は、地球儀の夜間である場所の部分を、昼間である場所のもう一方の部分からはっきりと区別可能になることである。シェル27は、例えば、半透明又は透明材料から作製でき、この材料は、好ましくは、シェルで覆われた地球儀の部分が暗闇の中にあるという印象を与えるように、薄く着色される。別の変形形態(図示せず)によれば、シェルは、一方は昼を示し、もう一方は夜を示す、異なる色をもつ2つの半球体を結合することによって形成した球体形状を有することができる。したがって、昼を示す半球体は、地球儀の表面を露わにするように他方よりも透明であることが好ましいと思われる。この別の変形形態によれば、2つの半球体は、これらの間で実質的に円形結合部を形成すること、及びこの結合部が本発明による円部を形成することは理解されよう。この別の変形形態の別の利点は、昼を示す半球体の中間に太陽を表すことが可能になることである。したがって、この変形形態は、太陽が天頂にある瞬間を表示する時計を提供できる。
図3A、図3B、図3C及び図4は、球体17、支持部25及びシェル27により形成した組立体のより詳細な図である。図3Aはシェル及び支持部を正面図で示し、図3Bはシェル及び支持部を側面図で示し、図3Cはシェル及び支持部を斜め前からの図で示す。図4は、図3Aに示すのと同じ組立体を断面正面図で示す。図3Aをなおも参照すると、支持部25は短いシャフトを有する分岐形の全体形状を有し、このシャフトは、球体の両側に対称的に延在する2つのアーム33a及び33bを保持することがわかる。また、第1のアーム33a及び第2のアーム33bは、所与の時間で見ることができる地球の表面部分を増大させるために穿孔してあるか、透明材料製であっても良い。図示の変形形態では、支持部25は、地球儀の極軸X−Xと一致する対称軸を有する。次に、図4の拡大断面図を参照すると、支持部のシャフトは第1の筒車(参照符号31)によって形成され、第1の筒車の内側を、心棒19に加えて第2の筒車35が通ることがわかる。図示の実施形態では、第2の筒車を心棒19と第1の筒車31との間に挿入する。しかし、一変形形態によれば、第2の筒車の内側に置くのが第1の筒車でもよいことを理解されよう。両方の変形形態では、2つの筒車31、35及び心棒19は互いに無関係に自由回転することも理解されよう。
シェル27は、参照番号37a、37bである2つのヒンジにより2つのアーム33aと33bとの間を枢動するように組み付け、2つのヒンジ37a、37bを互いの延在部に同軸に配置することも図面からわかる。したがって、シェルは、支持部25上で2つのヒンジを貫通する回転軸周りに枢動できる。極軸X−Xと球体17の中心で交差するこの回転軸を以下「黄道軸」と呼び、参照番号Y−Yとする。2つのヒンジ37a、37bのそれぞれは、枢動部により形成し、枢動部は、シェル27の縁部によって保持し、アーム33a、33bのうち1つの端部に固定した支承部に挿入する。2つの支承部に挿入する枢動部は、シェルの縁部により形成した大円部23上で正反対の位置を占めることも留意されたい。
図3A及び図4を再度参照すると、ベルト又は鎖41は第2の筒車35をヒンジ37aに接続することがわかる。より具体的には、ベルト又は鎖41は、筒車35内の環状溝とヒンジ37aが保持するピニオン(参照番号39)との間に伸張する。ピニオン39は、シェル27と一体化した枢動部の端部に固定する。図示の実施形態では、筒車35は本発明による駆動シャフトを形成すること、及び円形溝、ベルト又は鎖41及びピニオン39は駆動シャフトを円部23に接続するように構成した伝達手段を共に形成することは理解されよう。直前に記載した構成によれば、支持部25に対し筒車35が回転すると、ベルト又は鎖41によってピニオン39に伝達される。したがって、支持部25に対し筒車35が回転すると、黄道軸Y−Y周りのシェル27の対応する回転が生じる。直前に記載した機構により、極軸X−Xに対するシェル27の傾き角度が、一方向に+23.5°と次にもう一方の方向に−23.5°との間で構成した値の範囲全体を含むのを可能にすることは理解されよう。この構成の結果、日出・日没表示器手段は、季節による赤道上の太陽の傾きの変動による影響を考慮できることは理解されよう。より詳細に図3C及び図4を参照すると、シェル縁部23は、ヒンジ37aと37bとの間の中間に正反対の位置で配置した2つの切欠き部43a及び29bも有することに気付く。切欠き部43a及び43bの機能は、シェル27を極軸(X−X)に対し傾ける際に心棒19の通過を可能にするものであることは理解されよう。
本発明によれば、支持部25は、ムーブメントによって、24時間で1回転の速度で第1の軸X−X周り駆動回転されるように構成したことがわかる。更に、極軸X−Xと同軸の駆動シャフトは、切断機構により、支持部25と同じ速度であるが、支持部に対して角度がずれた状態でムーブメントによって駆動回転するように構成する。図示の実施形態では、駆動シャフトは、筒車35により形成すること、及びムーブメントは筒車31の歯部を介して支持部25を回転させることを理解されよう。
次に、図5A及び図5Bを参照すると、カム従動子54に関連付けた年次カム56を示す。カム56は、その側面が地球の赤道面に対する太陽の傾きを表すように成形する。カム56は、ムーブメントによって1年につき1回転の速度で駆動回転するように構成する。カム従動子54は、カムと協働するように構成する。図5A及び図5Bは、全体を参照番号50で示す切断機構も示す。本発明によれば、切断機構50は、駆動シャフトとカム従動子54との間に一次的な結合を形成するように構成して、駆動シャフト(図4では参照番号35であり、図5A及び図5Bには示さない)と、支持部(図3及び図4では参照番号25であり、図5A及び図5Bには示さない)との間の角度のずれを周期的に調節可能にする。以下でわかるように、2つの連続する一時的な結合を分離する間隔は、切断機構の入力車セット(参照番号70)の回転周期の整数に対応しなければならない。
図5A及び図5Bを再度参照すると、カム従動子54は、歯付き区分58、及びフィーラ・スピンドル52で終端するハンドルを備えるラックによって形成されることがわかる。このラックは、フィーラ・スピンドル52を年次カム56の周縁部に対し押圧する性質をもつばね(図示せず)の反動を受ける。更に、図5Bにより詳細に示すように、ラックの歯付き区分は、切断機構50の歯付き車68と噛合するように構成する。歯付き車68の角度位置はカム従動子の位置を反映するものであることは理解されよう。したがって、年次カム56は、赤道面に対する太陽の傾きを表す。
次に、図5A、図5B及び図6を同時に参照すると、切断機構50は、(図5Aからわかる)心棒72と一体化した車70を備える基本車セットを備えることがわかる。切断機構50は、筒車74及び歯付き車76(図6にのみ示す)から形成した出力車セットも備える。車76は、筒車74の管上に組み付ける。筒車74の管は、車70に同心状に回転自由であるように、基本車セットの心棒72上に緩く装着する。
係止クランプ61は筒車74を包囲していることもわかる。このクランプは、基本車セットの車70の板上に偏心位置で固定した枢動部63上にヒンジ留めする。二重ばね65は、係止クランプの顎部を筒車74の外部に対して戻す。最後に、T字形小レバー67は、筒車70の板上のT字形基部で枢動する。小レバー67は、T字形バーの第1の端部78上に加えられた力により、もう一方の端部がクランプ61の顎部の間に挿入され、前記顎を離すくさびとして働くように構成する。係止クランプ61の顎部を閉鎖し、筒車74を基本車セットと一体化すると、この基本車セットが筒車74を駆動回転することは、明らかであろう。したがって、出力車セットは、制御小レバー67の端部78上に力が加えられなければ基本車セットと一体化している。したがって、クランプ60の顎部が筒車74の周りを閉鎖する間、基本車セットの車70と出力車セットの車76との間の位相シフトの修正は可能ではないことは理解されよう。
切断機構50は、ハート部品82から形成した組立体を更に備え、ハート部品82は、筒車74の管及び修正レバー84上で駆動し、修正レバー84の端部は、ばね86によってハート部品の周縁部に対し戻される。更に、図5Bからわかるように、参照番号88の径方向アームは、歯付き車68に固定する。アーム88は、まず、径方向に車70の歯部を越えて延在し、次に上方に湾曲し、ハート部品82のほぼ反対側で終端する。アーム88の端部は、偏心小型支持部90を形成しており、アーム88を有する歯付き車68の機能は、回転枠の機能であることは明らかであろう。図6は、小型支持部90をばね86のための碇着点として、及び修正レバー84のための枢動点として使用することも示す。最後に、修正レバー84はその端部でローラを保持すること、及びローラをばね86によりハート部品82の周縁部に対して押圧することがわかる。公知の様式では、ローラによってハート部品上に加えた力は、接線成分を有し、この接線成分は、ハート部品をその安定平衡角度位置の方向に戻す、又は換言すればハート部品を、ローラがハート部品の切欠き部内にある位置に向かって戻す性質をもつ。
図5A及び図5Bは、瞬間作動器も示す(全体を参照番号94で示す)。瞬間作動器は、ムーブメントにより制御し、小型T字形レバー67のTバーの第1の端部78を急反発することによって、切断機構50を作動させるように構成する。瞬間作動器94は、公知のものである。実際、図5A及び図5Bに示す瞬間作動器は、「ムーブメントによって制御する瞬間作動器を備える計時器ムーブメント(Timepiece movement comprising an instantaneous actuator controlled by the movement)」という名称の特許公報EP2503407に記載される。この従来技術文献を参照により本明細書に組み込む。
瞬間作動器94は、ムーブメントによって瞬間作動器94の軸周りに駆動回転する引摺り車96を備える。車96の回転速度は、瞬間作動器が切断機構を作動する頻度を決定することは理解されよう。引摺り車が保持する単純な1つのフィンガではなく、瞬間作動器を使用することにより得られる1つの利点には、瞬間作動器が、小レバー67を押し戻す正確な瞬間、及び小レバー67を開放する瞬間の決定を可能にするということがある。実際、作動器がT字形レバーを押し戻す周期間隔は、引摺り車の回転速度によって決定するのではなく、より急速な二重戻り止め機構によって決定する。
次に、本例の主題を形成する切断機構の動作を説明する。図示の例では、基本車セット70は、切断機構の入力車セットの機能を実施する。基本車セット70は、12時間ごとに1回転の速度でムーブメントによって駆動する。上記の説明によれば、制御レバー67上に力が加えられない場合、筒車74及びハート部品72は、基本車セットの車70に一体的に接続する。したがって、基本車セットは、24時間につき2回転の速度で筒車74及びハート部品72を駆動回転する。上記で説明したように、瞬間作動器94は、12時間ごとに一度、小レバー67の端部78上を押圧するように構成する。しかし、本発明によれば、2つの作動の間の間隔は、切断機構の入力車セットの回転間隔に必ずしも等しいわけではないことに留意されたい。実際、他の実施形態によれば、2つの作動の間の間隔は、基本車セットの回転間隔のあらゆる整数倍に対応できる。
瞬間作動器94が小レバー67上を押圧するたびに、瞬間作動器が係止クランプ61の顎部を強制的に部分開放し、筒車74上の顎部の圧力を解放し、それにより出力車セットを基本車セットから一時的に切断する。すると、筒車は、修正レバー84及びそのばね86の作用下、枢動自由である。次に、筒車74は、修正レバーのローラがハート部品82の切欠き部内に固定されるまで枢動する。レバーをハート部品の切欠き部内に固定した瞬間における出力車セットの角度位置は、修正レバー84を保持する小型偏心支持部90の角度位置に依存することは理解されよう。小型偏心支持部は、歯付き車68に固定し、歯付き車68はカム従動子54と噛合するため、ハート部品の角度位置は、年次カム56の角度位置によって最終的に決定する。
出力車セット解放後のわずかな瞬間で、瞬間作動器は制御レバー67への押圧を停止し、クランプ61の顎部は筒車74上で再度閉鎖し、こうして基本車セットと出力車セットとの間の位相シフトを次の12時間の間固定する。この点について、クランプ61が筒車74上で再度閉鎖する瞬間の2つの車セットの間の位相シフトは、一方で年次カム56の角度位置によって、もう一方ではその瞬間の基本車セットの車70の角度位置によって決定されることは明らかであろう。したがって、係止手段が再度閉鎖した瞬間における車70の角度位置は、本発明の切断機構の動作のために不可欠である。このような理由で、切断機構の2つの解放の間の間隔は、基本車セットの回転周期の整数倍に対応しなければならない。
切断機構50の出力車セットは、歯車列により駆動シャフトを駆動するように構成する。本例では、切断機構の出力車セットは、筒車74、及び筒車の管上に組み付けた歯付き車76によって形成されること、及び第2の筒車35は本発明による駆動シャフトを形成することを思い起こしてほしい。歯車列(図面には示さない)も、歯付き車76を第2の筒車35に接続するために設ける。この歯車列は、当業者に公知の任意の様式で作製できる。しかし、歯付き車76は、通常12時間で1回転を完了する一方で、第2の筒車35は、24時間で1回転を完了するように構成することに留意する価値がある。したがって、歯車列は、1/2に等しい歯車比を有する減速歯車列としなければならない。更に、図示の実施形態によれば、極軸(X−X)は、文字盤に平行に向けられる。こうした条件において、詳細には、第1の筒車31及び第2の筒車35は横にして配置することは理解されよう。したがって、第2の筒車35、及び切断機構の出力車76は、直交する。したがって、歯付き車76と第2の筒車35との間の接続を可能にするために、上述の歯車列に円錐歯車を設けることが可能である。
1 文字盤
11 月
13 日
17 球体
23 円部
25 支持部
27 シェル
35 駆動シャフト
54 カム従動子
56 年次カム

Claims (12)

  1. 計時器ムーブメント、及び季節変動を考慮する日出・日没表示手段を備える計時器であって、前記手段は、地球を再現する球体(17)、支持部(25)、及び前記支持部上に組み付け、前記球体に同心状に配置した円部(23)を備え、前記円部は、地球の明暗境界線の位置を表示するように構成し、前記円部(23)及び前記球体(17)は、2つの直交する軸(X−X、Y−Y)に沿って互いに対して枢動できるように構成し、前記2つの軸のうち、極軸(X−X)と称する第1の軸は、地球の極軸に対応し、黄道軸(Y−Y)と称する第2の軸は、前記球体(17)の中心で前記極軸と交差し、前記円部は、前記支持部(25)に対して前記黄道軸周りに回転自由であり、前記日出・日没表示器手段は、赤道面に対する太陽の傾きを表す側面を有し1年につき1回転の速度で前記ムーブメントによって駆動回転するように構成した年次カム(56)、前記カムと協働するように構成したカム従動子(54)、及び前記カム従動子を前記円部に接続するように構成した運動学的接続部を更に備え、それにより前記円部が内包する面は、前記極軸(X−X)と共に、赤道面に対する太陽の傾き角度に等しい角度を形成する、計時器において、
    −前記支持部(25)は、前記円部(23)を駆動する間に、前記ムーブメントによって24時間で1回転の速度で前記極軸(X−X)周りに回転駆動されるように構成し、
    −前記日出・日没表示器手段は、前記極軸(X−X)に同心状で、前記支持部(25)と同じ速度であるが前記支持部に対して角度をずらして駆動回転されるように構成した駆動シャフト(35)を備え、
    −前記カム従動子(54)と前記円部(23)との間の前記運動学的接続部は、切断機構を備え、前記切断機構は、前記カム従動子及び前記駆動シャフトに接続し、前記角度のずれが赤道面に対する太陽の前記傾きを表すように構成し、前記運動学的接続部は、前記角度のずれの変更により前記円部が内包する前記面と前記極軸(X−X)との間の角度値の対応する変更をもたらすように構成した伝達手段(39;41)を更に備え、
    −前記カム従動子(54)と前記円部(23)との間の前記運動学的接続部は、断続的な接続であり、前記切断機構は、前記駆動シャフト(35)と前記カム従動子との間に一時的結合部を形成することによって、前記角度のずれを周期的に再調節するように構成することを特徴とする計時器。
  2. 前記切断機構(50)は、前記駆動シャフト(35)と前記カム従動子(54)との間に前記一次的結合部を形成し、同時に前記駆動シャフトを前記ムーブメントから切断するように構成することを特徴とする、請求項1に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  3. 前記計時器は文字盤(1)を備え、前記極軸(X−X)は、前記文字盤の面に平行に向けること、及び前記黄道軸(Y−Y)は、前記極軸に直交する面内に構成し、地球の赤道面に対応することを特徴とする、請求項1又は2に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  4. 前記計時器は時計であることを特徴とする、請求項1、2及び3のうちいずれか一項に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  5. 季節変動を考慮する前記日出・日没表示器手段は、地球を再現する前記球体(17)と同心状に配置したシェル(27)を備え、前記シェルは、夜である場所の地球の部分と、昼である場所の別の部分との境界を示すように構成すること、及び前記シェル(27)は全体が半球形状を有し、全体が円形形状の縁部を有し、前記縁部は、地球の明暗境界線の前記位置を表示するように構成した前記円部(23)を形成することを特徴とする、請求項1から4のうちいずれか一項に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  6. 前記黄道軸(Y−Y)は、前記円部の直径部と実質的に同一線上にあること、及び前記シェル(27)は、前記直径部の2つの端部を延在させる2つの枢動部を保持し、前記2つの枢動部は、前記支持部(25)の第1のアーム(33a)及び第2のアーム(33b)上でそれぞれ枢動することを特徴とする、請求項5に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  7. 前記シェル(27)の前記縁部は、前記2つの枢動部の間の中間に正反対の位置で配置した2つの切欠き部(43a、43b)を有することを特徴とする、請求項6に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  8. 前記計時器は、日(13)及び月(11)を表示するように構成した暦機構を備えること、及び前記年次カム(56)は、前記暦機構に運動学的に接続することを特徴とする、請求項1から7のうちいずれか一項に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  9. 前記円部(23)は、ベルト(41)又は鎖によって前記駆動シャフト(35)に運動学的に接続することを特徴とする、請求項1から8のうちいずれか一項に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  10. 前記運動学的接続部は、レバーを備え、前記レバーの一端は、前記カム従動子(54)を形成し、前記レバーのもう一端は、前記切断機構(50)の入力部(68)と直接噛合するラック(58)を保持することを特徴とする、請求項1から9のうちいずれか一項に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  11. 前記支持部(25)の前記第1のアーム(33a)及び前記第2のアーム(33b)は、所与の時間で見ることができる地球の表面部分を増大させるために穿孔してあることを特徴とする、請求項6に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
  12. 前記支持部(25)の前記第1のアーム(33a)及び前記第2のアーム(33b)は、所与の時間で見ることができる地球の前記表面部分を増大させるために透明材料製であることを特徴とする、請求項6に記載の日出・日没表示器手段を備える計時器。
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