JP6065558B2 - Fpu装置、復調信号制御方法 - Google Patents

Fpu装置、復調信号制御方法 Download PDF

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Description

本発明はFPU装置、復調信号制御方法に関する。
近年、テレビジョン中継等の無線中継にFPU(Field Pickup Unit)装置が使用されている。当該FPU装置は、アンテナから受信した受信信号をデジタル復調、またはアナログ復調し、伝送モードの切り替えに応じて復調したデジタル信号又はアナログ信号のいずれか一方を出力する。
FPU装置は、使用中の伝送モード、すなわちアナログモードであるかデジタルモードであるか、に応じて出力信号を切り替える。なお、デジタルモードにおいては、変調帯域幅の種類と周波数配置の種類が3つある。当該種類は、(A)フルモード、(B)アッパーモード、(C)ローワーモードである。
各モードを図3に示す。図3Aは、使用可能なチャンネル幅の全てを使用するフルモードの周波数特性を示す図である。図3Bは、使用可能なチャンネル幅の上側(周波数が高い側)を使用するアッパーモードの周波数特性を示す図である。図3Cは、使用可能なチャンネル幅の下側(周波数が低い側)を使用するローワーモードの周波数特性を示す図である。なお、アッパーモードとローワーモードを総称してハーフモードとも呼称する。
特開2012−15746号公報
上述のようにFPU装置では、伝送モードに応じて出力信号を制御している。一般的にFPU装置の管理者(ユーザ)は、手動で伝送モードの設定を行う。換言すると、FPU装置は、信号送信元の装置と同じ設定を手動で合わせる必要があった。設定を合わせるために、FPU装置の管理者(ユーザ)は、装置運用前にあらかじめ伝送モードを決定しておく等の作業を行う必要があった。また、FPU装置の管理者(ユーザ)が設定ミス等を犯すことにより、FPU装置は、適切にデータを受信できないという問題があった。さらに、FPU装置の管理者(ユーザ)は、装置運用の知識やノウハウを習得する必要があった。
なお、特許文献1には、占有帯域が毎回同じとは限らない受信波を復調する受信装置が開示されている。しかしながら、特許文献1には、上述の伝送モードの設定に関する示唆、教示がない。
すなわち、FPU装置において伝送モードを自動的に識別できないため、種々の問題が生じていた。
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、伝送モードを自動的に識別することができるFPU装置、及び復調信号制御方法を提供することを主たる目的とする。
本発明にかかるFPU装置の一態様は、
受信信号に基づくIF信号をベースバンド信号に変換し、前記ベースバンド信号にフーリエ変換を行って算出した周波数特性を基に前記受信信号の伝送モードを算出する自動判定部と、
前記IF信号をデジタル復調した第1復調信号を出力するデジタル復調部と、
前記IF信号をアナログ復調した第2復調信号を出力するアナログ復調部と、
前記伝送モードに基づいて、前記第1復調信号と前記第2復調信号を選択的に出力する出力部と、
を有するものである。
本発明にかかる復調信号制御方法の一態様は、
受信信号に基づくIF信号をベースバンド信号に変換するステップと、
前記ベースバンド信号にフーリエ変換を行って算出した周波数特性を基に前記受信信号の伝送モードを算出するステップと、
前記IF信号をデジタル復調した第1復調信号を出力するステップと、
前記IF信号をアナログ復調した第2復調信号を出力するステップと、
前記伝送モードに基づいて、前記第1復調信号と前記第2復調信号を選択的に出力するステップと、
を有するものである。
本発明では、伝送モードを自動的に識別することができるFPU装置、及び復調信号制御方法を提供することができる。
実施の形態1にかかるFPU装置1の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる自動判定部330の構成を示すブロック図である。 伝送モードがデジタルモード(フルモード)である場合の周波数特性を示す図である。 伝送モードがデジタルモード(アッパーモード)である場合の周波数特性を示す図である。 伝送モードがデジタルモード(ローワーモード)である場合の周波数特性を示す図である。 伝送モードがアナログモードである場合の周波数特性を示す図である。 伝送モードがアナログモードである場合の周波数特性を示す図である。 伝送モードがアナログモードである場合の周波数特性を示す図である。 実施の形態2にかかるFPU装置1の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるデジタル復調部310及び自動判定部330の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるデジタル復調部310及び自動判定部330の構成を示すブロック図である。 本発明にかかるFPU装置1の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるFPU(Field Pickup Unit)装置の構成を示すブロック図である。FPU装置1は、アンテナ10と、高周波数信号処理部20と、ベースバンド信号処理部30と、を備える。
アンテナ10は、任意の放送局等からの送信信号を受信する。アンテナ10は、受信した信号(以下、受信信号と記載する。)を高周波数信号処理部20に入力する。ここで、受信信号は、デジタル変調信号、アナログ変調信号、またはこれら以外の信号となる。
高周波数信号処理部20は、アンテナ10から入力された受信信号を中間周波数信号(以下の説明では、IF(Intermediate Frequency)信号と記載する)に変換する。当該変換処理は、一般的なFPU装置内において行われる変換処理と同等であればよい。高周波数信号処理部20は、IF信号をベースバンド信号処理部30(デジタル復調部310、アナログ復調部320、自動判定部330)に入力する。
ベースバンド信号処理部30は、デジタル復調部310と、アナログ復調部320と、自動判定部330と、出力部340と、を含む。ベースバンド信号処理部30は、入力されたIF信号を映像/音声視聴に利用可能な復調信号に変換し、任意の装置に出力する。以下、ベースバンド信号処理部30の各処理部の動作について説明する。
デジタル復調部310は、デジタル復調の動作許可を示す動作制御信号(後述)がコントロール部341から入力された場合に以下の処理を行う。デジタル復調部310は、IF信号に対してデジタル信号用の復調処理を行う。デジタル復調部310は、復調後の信号(第1復調信号)を出力部340に供給する。デジタル復調部310が行う復調処理は、一般的なFPU装置において行われるデジタル復調処理と同等であればよい。
アナログ復調部320は、アナログ復調の動作許可を示す動作制御信号(後述)がコントロール部341から入力された場合に以下の処理を行う。アナログ復調部320は、IF信号に対してアナログ信号用の復調処理を行う。アナログ復調部320は、復調後の信号(第2復調信号)を出力部340に供給する。アナログ復調部320が行う復調処理は、一般的なFPU装置において行われるアナログ復調処理と同等であればよい。
自動判定部330は、IF信号をベースバンド信号に変換し、当該ベースバンド信号に離散フーリエ変換を行うことにより周波数特性を算出し、当該周波数特性に応じて受信信号の伝送モードを決定する。自動判定部330は、決定した伝送モードを出力部340に通知する。自動判定部330の詳細な構成及び処理は、図2を参照して後述する。
出力部340は、コントロール部341と、切替部342と、を備える。コントロール部341は、自動判定部330が算出した伝送モードに応じて動作制御信号をデジタル復調部310及びアナログ復調部320に出力する。動作制御信号とは、例えば1(ハイ)/0(ロウ)の2値を持つデジタル信号である。動作制御信号は、1(ハイ)の場合にデジタル復調部310の動作を許可するとともにアナログ復調部320の動作を禁止し、0(ロウ)の場合にデジタル復調部310の動作を禁止するとともにアナログ復調部320の動作を許可する。なお、動作制御信号の極性(ハイ/ロウ)は任意である。また動作制御信号は、2値を持つデジタル信号でなくてもよい。
切替部342は、受信信号の伝送モードに応じて、デジタル復調部310からの出力信号とアナログ復調部320からの出力信号を切り替えて任意の装置に出力する。
なお、上述の説明では出力部340は、デジタル復調部310と、アナログ復調部320の動作の許可/禁止を制御したが、必ずしもこれに限られない。たとえば、デジタル復調部310及びアナログ復調部320は、常時復調処理を行う。出力部340は、自動判定部330が算出した伝送モードに応じて、いずれか一方(デジタル復調部310の出力信号(第1復調信号)、アナログ復調部320の出力信号(第2復調部))を選択して出力してもよい。すなわち、出力部340は、伝送モードに応じてデジタル復調部310の出力信号とアナログ復調部320の出力信号を選択的に出力できる構成であれば良い。
続いて、自動判定部330の詳細な構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる自動判定部330の構成を示すブロック図である。自動判定部330は、周波数変換部331と、FFT(Fast Fourier Transform、高速フーリエ変換)部332と、解析部333と、判定部334と、を含む。
周波数変換部331は、高周波数信号処理部20から入力されたIF信号をベースバンド信号に変換する。当該変換は、一般的なベースバンド信号処理を行う装置において行われる処理と同等であればよい。周波数変換部331は、変換したベースバンド信号をFFT部332に供給する。
FFT部332は、入力されたベースバンド信号に対して高速フーリエ変換を行い、周波数特性を算出する。FFT部332は、算出した周波数特性を解析部333に供給する。周波数特性とは、図3に示すように横軸に周波数、縦軸に信号レベル(たとえばdBで表現可能)を取る形式で表現可能な情報である。
解析部333は、デジタル周波数解析部3331と、アナログ周波数解析部3332と、を備える。デジタル周波数解析部3331及びアナログ周波数解析部3332は、周波数特性を基に受信信号の伝送モードを算出する。算出方法について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、伝送モードがデジタルモードである場合の周波数特性を示す図である。図3Aは、上述のフルモードの場合の周波数特性を示す。フルモードの場合(図3A)、理想的には、全ての周波数帯において信号レベルが高くなる。図3Bは、アッパーモードの場合の周波数特性を示す。アッパーモードの場合(図3B)、理想的には、使用可能な周波数幅の上側(周波数が高い側)のみ信号レベルが高くなる。図3Cは、ローワーモードの場合の周波数特性を示す。ローワーモードの場合(図3C)、理想的には、使用可能な周波数幅の下側(周波数が低い側)のみ信号レベルが高くなる。
デジタル周波数解析部3331は、図3に示す信号レベルパターンを検出する。たとえば、デジタル周波数解析部3331は、ほぼ全ての周波数において一定値以上の信号レベルを検出した場合、伝送モードがデジタルモードのフルモードであると判定する(図3A)。同様にデジタル周波数解析部3331は、使用可能な周波数幅の中心周波数よりも上側(周波数の高い側)でのみ一定値以上の信号レベルを検出した場合、伝送モードがデジタルモードのアッパーモードであると判定する(図3B)。デジタル周波数解析部3331は、使用可能な周波数幅の中心周波数よりも下側(周波数の低い側)でのみ一定値以上の信号レベルを検出した場合、伝送モードがデジタルモードのローワーモードであると判定する(図3C)。
デジタル周波数解析部3331は、デジタルモードを検出した場合、伝送モード(フルモード、アッパーモード、ローワーモード)を出力部340に通知する。デジタル周波数解析部3331は、デジタルモードの検出ができなかった場合にはデジタルモードではない旨を判定部334に通知する。
続いて、図4を参照してアナログモードの検出方法について説明する。図4は、伝送モードがアナログモードである場合の周波数特性の例を示す図である。アナログモードは、映像と音声のFM(Frequency Modulation)変調信号を多重化した信号を更にFM変調した信号を送信する伝送モードである。図4Aは、全周波数幅におけるアナログモードの周波数特性を示す図である。図4Bは、図4Aに示す周波数特性の中心周波数付近を拡大した周波数特性を示す図である。図4Bは、映像期間(水平ブランキング期間+映像部分)の周波数特性を示す。図4Cは、図4Bに示す周波数特性の中心周波数付近を更に拡大した周波数特性を示す図である。図4Cは、垂直ブランキング期間の周波数特性を示す。
FPU装置1の受信する信号(受信信号)は、映像と音声が合わされた信号であるが、その中心周波数帯には映像成分のみを含む。また映像信号は、NTSC(National Television System Committee)のコンポジット信号である。そのため、映像信号は、ブランキング期間と映像期間を含む。
図4Bに示すように、アナログモードでは、中心周波数付近に映像信号が存在する。また図4Cに示すように、映像期間の信号レベルは常時変動している。垂直ブランキング期間は、中心周波数帯よりも所定の値だけ低い周波数帯において検出され、その信号レベルが一定値以上となる。アナログ周波数解析部3332は、このブランキング期間を検出したか否かに応じてアナログモードであるか否かを判定する。
アナログ周波数解析部3332は、使用可能な周波数幅の中心周波数から一定値だけ低い周波数幅の中において一定値以上の信号レベルを検出した場合、ブランキング期間であると判定する。アナログ周波数解析部3332は、ブランキング期間を検出した場合にアナログモードであると判定し、ブランキング期間を検出しなかった場合にはアナログモードではないと判定する。そして、アナログ周波数解析部3332は、アナログモードであるか否かを判定部334に通知する。
判定部334は、デジタル周波数解析部3331とアナログ周波数解析部3332の解析結果を基に最終的に決定した伝送モードを出力部340に供給する。詳細には、判定部334は、デジタル周波数解析部3331からデジタルモードであること、詳細にはフルモード、アッパーモード、ローワーモードのいずれかであることが通知された場合、その通知されたモードを伝送モードとして出力部340に通知する。判定部334は、アナログ周波数解析部3332がアナログモードである旨の通知を行った場合、伝送モードがアナログモードであることを出力部340に通知する。判定部334は、デジタル周波数解析部3331がデジタルモードを検出せず、アナログ周波数解析部3332がアナログモードを検出しなかった場合、所定の映像/音声信号ではないことを出力部340に通知する。
続いて、本実施の形態にかかるFPU装置1の効果について説明する。上述したように本実施の形態にかかるFPU装置1は、ベースバンド信号(受信信号を変換した信号)をフーリエ変換して得た周波数特性を基に伝送モードを自動的に算出している。そしてFPU装置1は、算出した伝送モードに応じて出力信号を自動で切り替えている。これにより、FPU装置1の管理者(ユーザ)が伝送モードを明示的に設定する必要がなくなり、設定ミス等を減らすことができる。さらに、FPU装置1の管理コストを軽減することができる。換言するとFPU装置1の取り扱いに詳しくない管理者(ユーザ)であってもFPU装置1の管理を安全に行うことができる。
上述のように、FPU装置1は、解析部333内に2つの解析部(デジタル周波数解析部3331、アナログ周波数解析部3332)を持つ。判定部334は、この2つの解析部がデジタルモードもアナログモードも検出しなかった場合、所定の映像/音声信号ではない信号を受信したと判定することができる。すなわち、上述のFPU装置1は、伝送モードの判別とともに、予期しない受信信号を受信したことを認識することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態にかかるFPU装置1は、デジタル復調部310と自動判定部330において処理部を共用することを特徴とする。本実施の形態にかかるFPU装置1について実施の形態1と異なる点を以下に説明する。
図5は、本実施の形態にかかるFPU装置1の構成を示すブロック図である。当該FPU装置1は、図1に示す構成と比べ、高周波数信号処理部20から自動判定部330にIF信号が入力されない点、及びデジタル復調部310からフーリエ変換後の周波数特性が自動判定部330に供給される点が異なる。以下、図6を参照して当該異なる点を説明する。
図6は、本実施の形態にかかるデジタル復調部310と自動判定部330の構成を示すブロック図である。デジタル復調部310は、周波数変換部311と、FFT部312と、復調部313と、を備える。
周波数変換部311は、実施の形態1における周波数変換部331と対応する。FFT部312は、実施の形態1における周波数変換部332と対応する。復調部313は、FFT部312が算出した周波数特性を用いてデジタル復調処理を行う。さらにFFT部312は、算出した周波数特性を解析部333にも供給する。すなわち、デジタル復調部310と自動判定部330は、周波数変換部311とFFT部312を共有している。
なお、図6に示す各処理部の構成は説明の便宜のための構成であり、図7に示す構成と同義である。図7は、自動判定部330内に周波数変換部311及びFFT部312が存在する構成を示すブロック図である。この場合、FFT部312は、算出した周波数特性を復調部313に供給する。
本実施の形態にかかるFPU装置1は、デジタル復調部310と自動判定部330において処理部を共用する。当該構成によってもFPU装置1の設定ミスの回避や管理コストの低減という効果を奏することができる。
以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
最後に改めて本発明にかかるFPU装置の処理概略及び効果を図8を参照して説明する。図8は、本発明のFPU装置1の概略構成を示すブロック図である。図示しない高周波数信号処理部20は、受信信号を変換したIF信号をデジタル復調部310、アナログ復調部320、及び自動判定部330に供給する。
デジタル復調部310は、IF信号に対してデジタル信号用の復調処理を行う。デジタル復調部310は、復調後の信号(第1復調信号)を出力部340に供給する。アナログ復調部320は、IF信号に対してアナログ信号用の復調処理を行う。アナログ復調部320は、復調後の信号(第2復調信号)を出力部340に供給する。
自動判定部330は、IF信号をベースバンド信号に変換し、当該ベースバンド信号に離散フーリエ変換を行うことにより周波数特性を算出する。そして自動判定部330は、周波数特性を解析することにより受信信号の伝送モードを算出する。
出力部340は、自動判定部330が算出した伝送モードに応じて、デジタル復調部310の出力信号とアナログ復調部320の出力信号を選択的に出力する。
上述の構成により、FPU装置1は、自動判定部330が算出した伝送モードに応じて出力信号を自動的に切り替える。これにより、FPU装置1に対する伝送モードの設定が不要となる。伝送モードの設定が不要となることにより、設定ミスを回避する事、及び管理コストを低減する事が可能となる。
以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
1 FPU装置
10 アンテナ
20 高周波数信号処理部
30 ベースバンド信号処理部
310 デジタル復調部
311 周波数変換部
312 FFT部
313 復調部
320 アナログ復調部
330 自動判定部
331 周波数変換部
332 FFT部
333 解析部
3331 デジタル周波数解析部
3332 アナログ周波数解析部
334 判定部
340 出力部
341 コントロール部
342 切替部

Claims (5)

  1. 受信信号に基づくIF信号をベースバンド信号に変換し、前記ベースバンド信号にフーリエ変換を行って算出した周波数特性を基に前記受信信号の伝送モードを算出する自動判定部と、
    前記IF信号をデジタル復調した第1復調信号を出力するデジタル復調部と、
    前記IF信号をアナログ復調した第2復調信号を出力するアナログ復調部と、
    前記伝送モードに基づいて、前記第1復調信号と前記第2復調信号を選択的に出力する出力部と、
    を有し、
    前記自動判定部は、
    前記IF信号を前記ベースバンド信号に変換する周波数変換部と、
    前記ベースバンド信号に対してフーリエ変換を行い、前記周波数特性を算出するFFT部と、
    前記周波数特性における周波数値と信号レベルとの関係から前記伝送モードを算出する解析部と、を有し、
    前記解析部は、
    自FPU装置が扱うことができる全周波数帯域を上下の2つの帯域に分割し、各帯域において一定値以上の信号レベルを検出したか否かに基づいて、前記伝送モードがデジタルモードであるか否かを判定するデジタル周波数解析部と、
    一定の周波数値を中心とした所定周波数幅において一定値以上の信号レベルとなるブランキング期間を検出したか否かに基づいて、前記伝送モードがアナログモードであるか否かを判定するアナログ周波数解析部と、を有する、
    FPU装置。
  2. 前記デジタル周波数解析部は、
    前記2つの帯域における信号レベルの検出パターンに応じて前記デジタルモードがフルモード、アッパーモード、ローワーモードのいずれであるかを検出する、
    請求項1に記載のFPU装置。
  3. 前記自動判定部は、
    前記デジタル周波数解析部によって前記伝送モードが前記デジタルモードではないと判定され、前記アナログ周波数解析部によって前記伝送モードが前記アナログモードではないと判定された場合、前記受信信号が所定の映像/音声信号ではないと判定する判定部を備える、
    請求項1または請求項2に記載のFPU装置。
  4. 前記FFT部の算出した前記周波数特性を前記デジタル復調部における前記第1復調信号の生成に用いる、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のFPU装置。
  5. 受信信号に基づくIF信号をベースバンド信号に変換するステップと、
    前記ベースバンド信号にフーリエ変換を行って算出した周波数特性を基に前記受信信号の伝送モードを算出するステップと、
    前記IF信号をデジタル復調した第1復調信号を出力するステップと、
    前記IF信号をアナログ復調した第2復調信号を出力するステップと、
    前記伝送モードに基づいて、前記第1復調信号と前記第2復調信号を選択的に出力するステップと、
    を有し、
    前記算出するステップは、
    前記IF信号を前記ベースバンド信号に変換するステップと、
    前記ベースバンド信号に対してフーリエ変換を行い、前記周波数特性を算出するステップと、
    前記周波数特性における周波数値と信号レベルとの関係から前記伝送モードを算出するステップと、有し、
    前記伝送モードを算出するステップは、
    扱うことができる全周波数帯域を上下の2つの帯域に分割し、各帯域において一定値以上の信号レベルを検出したか否かに基づいて、前記伝送モードがデジタルモードであるか否かを判定し、
    一定の周波数値を中心とした所定周波数幅において一定値以上の信号レベルとなるブランキング期間を検出したか否かに基づいて、前記伝送モードがアナログモードであるか否かを判定すること、を有する、
    復調信号制御方法。
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