JP6065270B2 - ランプ - Google Patents
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また、本発明の一態様に係るランプの特定の局面では、前記実装基板の一の主面上に前記複数の発光部および接続端子が配置されていると共に、前記実装基板の他の主面が前記搭載面と面接触していることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るランプの特定の局面では、前記スリットの終端が前記基台の側周面において開放しており、かつ、前記貫通部が切欠きであることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るランプの特定の局面では、前記基台は、前記発光モジュールで発生した熱を放散させるためのヒートシンク部を備えることを特徴とする。
以下、本実施の形態に係るランプを、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
(概略構成)
図1は、第1の実施形態に係るランプを示す斜視図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るランプ1は、白熱電球の代替品となるLEDランプであって、白熱電球と近似した外観形状を有する。
発光モジュール10は、ランプ1の光源であって、例えば、略円形の穴11が開けられた略円環状の実装基板12と、実装基板12上面12aに穴11を囲繞するように環状に配置された複数の発光部13とを備える。実装基板12は、例えば、樹脂板と金属板とからなる金属ベース基板であって、上面12aには配線パターン(不図示)が形成されている。各発光部13は、例えば、青色光を発するGaN系のLEDを、青色光を黄色光に変換する蛍光体粒子が混入された透明のシリコーン樹脂で封止したものであって、青色光と黄色光との混色により得られる白色光を出射する。各発光部13は、平面視略長方形であって、それぞれの長手方向が実装基板12の径方向と一致するように全体として放射状に配置されている。実装基板12の上面12a上における複数の発光部13で構成される環の内側には、前記配線パターンを介して各発光部13と電気的に接続された接続端子14が配置されている。この例では接続端子14はコネクタであり、リード線110の一端部111に取り付けられたコネクタ113と接続される。なお、接続端子14はコネクタに限定されず、半田付け用のランドパターンなど、リード線110と電気的および物理的に接続が可能な端子であれば良い。
(要部構成)
図4は、第1の実施形態に係る基台を示す図であって、(a)は平面図、(b)は口金側から見た斜視図である。図4(a)に示すように、基台20の搭載面24には、ランプ軸J方向に沿って上下方向に基台20を貫通する一条のスリット28が形成されている。スリット28は、穴11と対向する領域に始端が存在し、搭載面24の外周領域に終端が存在する。
以上、本発明に係るランプを第1の実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明に係るランプは、第1の実施形態に限定されず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更を加えたものであっても良い。例えば、上記実施の形態における材料、数値等は好ましいものを例示したに過ぎず、それらに限定されるものではない。
図7は、変形例1に係る基台を示す図であって、(a)はグローブ側から見た斜視図、(b)は口金側から見た斜視図である。第1の実施形態では、基台20の搭載面24に形成されているスリット28は、幅広部28aの幅W1よりも幅狭部28bの幅W2の方が狭く、幅が一定でなかったが、本発明に係るスリットの溝幅は、図7(a)に示す基台120の搭載面124に形成されたスリット128のように一定であっても良い。この場合、スリット128の幅W3を狭くすれば、すなわち例えば幅W3を上記実施の形態に係る幅狭部28bの幅W2と同じにすれば、上記実施の形態よりも基台120の搭載面124と実装基板12の下面12bとの接触面積を大きくすることができる。なお、図7(b)に示すように、スリット128の溝幅は、搭載面124とは反対側においても一定である。
第1の実施形態では、基台20とヒートシンク60とが別々の部材であったが、第2の実施形態では、基台20とヒートシンク60とが一体成形されて1つの部材となっている。また、第1の実施形態では、回路ホルダ650とカバー670とが別々の部材であったが、第2の実施形態では、回路ホルダ650とカバー670とが一体成形されて1つの部材となっている。
図11は、第2の実施形態に係るランプを示す分解斜視図である。図12は、第2の実施形態に係るランプを示す断面図である。図11および図12に示すように、ランプ500は、白熱電球の代替品となるLEDランプであって、発光モジュール510、基台501、回路ユニット40、筐体502、口金80、光学部材90、およびグローブ100等を有する。
図11に戻って、本体部520は、略円筒状の筒部521と、筒部521の上側の開口を塞ぐ略円板状の蓋部522と、筒部521の外周面21aにおける下側の端部に設けられた円環状の鍔部523とからなり、筒部521の筒軸がランプ軸Jと一致する姿勢で配置されている。蓋部522の上側の主面が基台501の搭載面524となっており、その搭載面524の略中央に発光モジュール510が搭載されている。図12に示すように、搭載面524と発光モジュール510の実装基板512の下面512bとは面接触しており、これにより発光モジュール510の熱が本体部520に伝導し易くなっている。本体部520は、金属などの熱伝導性に優れた材料で形成されていることが好ましく、本実施の形態ではアルミニウムで形成されている。
絶縁壁530は、樹脂などの絶縁性材料で形成された略円板状の部材であって、回路ホルダ部550の上側の開口を塞いでいる。絶縁壁530の上側に位置する発光モジュール510および本体部520と、絶縁壁530の下側に位置する回路ユニット40とは、絶縁壁530によって電気的に絶縁されている。絶縁壁530における貫通孔525に対応する位置には一対の凸部537が設けられており、それら凸部537の上面にはそれぞれねじ孔537aが設けられている。基台501と筐体502とを組み合わせた状態において、貫通孔525内に凸部537が嵌め込まれ、絶縁壁530の搭載面524と凸部537の上面とが略面一になる。
光学部材90も、第1の実施形態に係る光学部材90と同じものであるため、第1の実施形態と同じ符号を使用しながら簡略化して説明する。本体部91における隔壁部92よりも下側の部分の内部には、発光モジュール510の接続端子514が収容されている。各発光部513a,513bから出射され反射面93に入射した光は、その一部が反射面93によって基台501の搭載面524を避けた斜め下方へ反射され、他の一部が光学部材90を透過して上方へ向かう。図11に示すように、光学部材90に設けられた貫通孔94および実装基板512に設けられた貫通孔515にねじ2を挿入し、さらにそのねじ2を筐体502のねじ孔537aにねじ込むことによって、光学部材90、実装基板512および基台501が筐体502に共締めされている。
基台501の搭載面524には、ランプ軸J方向に沿って上下方向に本体部520を貫通する一条のスリット528が形成されている。スリット528は、穴511と対向する領域に始端が存在し、搭載面524の外周領域に終端が存在する。
図13は、第2の実施形態に係る基台を示す平面図である。図13に示すように、スリット528は、穴511と対向する領域に存在する平面視略円形の第1幅広部528aと、貫通部535と対向する領域に存在する平面視略長方形の第2幅広部528cと、一端が第1幅広部528aと連続し他端が第2幅広部528cと連続する帯状の幅狭部528bとからなる。第1幅広部528aがスリット528の始端であり、第2幅広部528cがスリット528の終端である。第1幅広部528aの幅W6は幅狭部528bの幅W7よりも大きく、第2幅広部528aの幅W8は第1幅広部528aの幅W6よりもさらに大きい。幅狭部528bの幅W7が第1幅広部528aの幅W6よりも狭いため、第1幅広部528a内のリード線110が第1幅広部528aの外に飛び出し難い。また、幅狭部528bの幅W7が第1幅広部528aの幅W6よりも狭いため、実装基板512の下面512bと基台501の搭載面524との接触面積が大きく、発光モジュール510の熱が基台501へ伝導し易い。
その他の変形例として、発光モジュールに関して、実装基板12は、金属ベース基板に限定されず、樹脂基板、セラミック基板など、金属ベース基板以外の既存の実装基板であっても良い。また、発光部13は、LEDを利用したものに限定されず、例えば、LD(レーザダイオード)、EL素子(エレクトリックルミネッセンス素子)などのLED以外の半導体発光素子を利用したものであっても良い。また、発光部13は、白色光を出射するものに限定されず、他の色の光を出射するものであっても良い。さらに、LEDは、砲弾型、表面実装(Surface Mounted Device:SMD)型、COB(Chip On Board)型、パワーLED型などいずれの構造であっても良い。
10,510 発光モジュール
11,511 穴
12,512 実装基板
13,513a,513b 発光部
14,514 接続端子
20,120,220,320,501,620 基台
24,124,224,324,524,624 搭載面
28,128,228,328,528,628 スリット
30,430,530,630 絶縁壁
35,435,535,635 貫通部
40 回路ユニット
110 リード線
111 一端部
112 他端部
Claims (7)
- 穴の開いた実装基板に、複数の発光部が前記穴を囲繞するように環状に配置されていると共に、その環の内側に前記複数の発光部と電気的に接続された接続端子が配置されている発光モジュールと、当該発光モジュールが搭載された搭載面を有する基台と、当該基台における前記搭載面とは反対側の面に対向配置され電気的絶縁性を有する絶縁壁と、当該絶縁壁を挟んで前記基台とは反対側に配置された回路ユニットと、前記発光モジュールと前記回路ユニットとを電気的に接続するリード線とを備えたランプであって、
前記基台の搭載面には、前記穴と対向する領域に始端が存在し前記搭載面の外周領域に終端が存在する一条のスリットが形成されていると共に、前記絶縁壁には、前記スリットの終端と対向する位置に前記回路ユニット側から前記基台側へ貫通する貫通部が形成されており、前記リード線は、前記穴、スリットおよび貫通部を介する配線経路内に挿通された状態で、その一端部が前記接続端子に接続され他端部が前記回路ユニットに接続されていることを特徴とするランプ。 - 前記発光モジュールと前記回路ユニットとの間のランプ軸方向における最短距離が4mm未満であること
を特徴とする請求項1記載のランプ。 - 前記実装基板の一の主面上に前記複数の発光部および接続端子が配置されていると共に、前記実装基板の他の主面が前記搭載面と面接触していることを特徴とする請求項1または2に記載のランプ。
- 前記搭載面における前記スリットの面積占有率は10%以下であることを特徴とする請求項3に記載のランプ。
- 前記スリットの終端が前記基台の側周面において開放しており、かつ、前記貫通部が切欠きであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のランプ。
- 前記基台は、前記発光モジュールで発生した熱を放散させるためのヒートシンク部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のランプ。
- 前記基台および絶縁壁は、それぞれ樹脂材料からなり一体成形されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のランプ。
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