JP6064864B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6064864B2
JP6064864B2 JP2013224558A JP2013224558A JP6064864B2 JP 6064864 B2 JP6064864 B2 JP 6064864B2 JP 2013224558 A JP2013224558 A JP 2013224558A JP 2013224558 A JP2013224558 A JP 2013224558A JP 6064864 B2 JP6064864 B2 JP 6064864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
speed
gear
stage
automatic transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013224558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015086915A (ja
Inventor
正己 鈴木
正己 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
JATCO Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
JATCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, JATCO Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2013224558A priority Critical patent/JP6064864B2/ja
Publication of JP2015086915A publication Critical patent/JP2015086915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6064864B2 publication Critical patent/JP6064864B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、自動変速機の制御装置に関する。
第1変速段から低速段側の第2変速段への変速中に、第2変速段からより低速段側の第3変速段への変速を行う連続変速に関する自動変速機の制御装置として、例えば、特許文献1に開示の制御装置が知られている。
上記の制御装置では、第1変速段から第2変速段への変速中に、第3変速段に目標変速段が変更になった場合は、第1変速段から第2変速段への変速が完了する前に、変速段を切り替える摩擦締結要素へ供給する油圧を制御しつつ、第3変速段への変速を開始することで、2つの連続する変速を速やかに行うとともに、変速時のショックの発生を抑制している。
特開2007−100786号公報
しかしながら、第1変速段から第2変速段への変速中であっても、第3変速段に目標変速段が変更になるタイミングによっては、第1変速段から第2変速段への変速が完了した直後に第2変速段から第3変速段への変速が行われる場合がある。
ここで、運転者がアクセルを踏み込んだ状態で上記の連続変速が行われると、最初の変速が完了して車両駆動力が上昇し、直後に次の変速が開始されて駆動力が低下し、さらに変速が完了して駆動力が大きく上昇することになり、駆動力が急激に大きく変化することで、運転者に違和感を与えてしまう場合がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、第1変速段から第2変速段への変速が完了した直後に第2変速段から第3変速段への変速が行われる場合の、駆動力の変化を抑制することを目的とする。
本発明のある態様によれば、第1変速段と、前記第1変速段よりも低速段側の第2変速段と、前記第2変速段よりも低速段側の第3変速段と、を有する自動変速機の制御装置であって、走行条件に基づいて目標変速段を決定する目標変速段決定手段と、前記第1変速段から前記第2変速段への変速中に、前記目標変速段決定手段が前記目標変速段を前記第2変速段から前記第3変速段に変更したときの、前記第1変速段から前記第2変速段への変速の進行状態が、所定の進行状態よりも進行しており、前記第1変速段から前記第2変速段への変速が完了した後に前記第2変速段から前記第3変速段への変速が行われる遅い連続変速の場合は、前記第1変速段から前記第2変速段への変速の進行状態が、前記所定の進行状態よりも進行しておらず、前記第1変速段から前記第2変速段への変速が完了する前に前記第2変速段から前記第3変速段への変速が行われる早い連続変速の場合よりも、前記第2変速段から前記第3変速段への変速の進行速度を遅くする変速速度可変手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の制御装置が提供される。
上記態様によれば、目標変速段が第2変速段から第3変速段に変更になったときに、第1変速段から第2変速段への変速が、所定の進行状態よりも進行している遅い連続変速の場合は、第2変速段から第3変速段への変速の進行速度を遅くするので、車両駆動力の変化を緩やかにでき、運転者に与える違和感を軽減できる。また、第1変速段から第2変速段への変速が、所定の進行状態よりも進行していない早い連続変速の場合は、第1変速段から第2変速段への変速が完了して車両駆動力が上昇する前に、第2変速段から第3変速段への変速を開始できるので、駆動力の変化によって運転者に与える違和感が少なくなる。したがって、遅い連続変速の場合よりも変速の進行速度を速くして、レスポンスよく第3変速段への変速を行うことができる。
本発明の実施形態に係る自動変速機の構成を示すスケルトン図である。 変速段ごとの各締結要素の締結状態を示す締結表である。 早い連続変速のタイムチャートである。 遅い連続変速のタイムチャートである。 通常変速の制御の場合の解放側指示圧を示す図である。 自動変速機コントローラが行う、変速状態の判定手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動変速機の構成を示すスケルトン図である。
自動変速機100は、前進7速後退1速の有段式自動変速機であり、エンジンEgの駆動力がトルクコンバータTCを介して入力軸Inputから入力され、4つの遊星ギヤと7つの摩擦締結要素とによって回転速度が変速されて出力軸Outputから出力される。また、トルクコンバータTCのポンプインペラと同軸上にオイルポンプOPが設けられ、エンジンEgの駆動力によって回転駆動され、オイルを加圧する。
また、エンジンEgの駆動状態を制御するエンジンコントローラ(以下、「ECU」という。)10と、自動変速機100の変速状態等を制御する自動変速機コントローラ(以下、「ATCU」という。)20と、ATCU20の出力信号に基づいて各締結要素の油圧を制御するコントロールバルブユニット(以下、「CVU」という。)30と、が設けられ、ECU10とATCU20とは、CAN通信線等を介して接続され、相互にセンサ情報や制御情報を通信により共有している。
ECU10には、運転者のアクセルペダル操作量APOを検出するAPOセンサ1と、エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度センサ2とが接続されている。ECU10は、エンジン回転速度やアクセルペダル操作量APOに基づいて燃料噴射量やスロットル開度を制御し、エンジン出力回転速度及びエンジントルクを制御する。
ATCU20には、第1キャリアPC1の回転速度を検出する第1タービン回転速度センサ3、第1リングギヤR1の回転速度を検出する第2タービン回転速度センサ4、出力軸Outputの回転速度を検出する出力軸回転速度センサ5、及び運転者のシフトレバー操作状態を検出するインヒビタスイッチ6が接続される。ATCU20は、油圧決定部20aを備え、Dレンジにおいて車速Vspとアクセルペダル操作量APOとに基づく最適な変速段を目標変速段として決定し、CVU30に目標変速段を達成する制御指令を出力する。
次に、入力軸Inputと出力軸Outputとの間の変速ギヤ機構について説明する。入力軸Input側から軸方向出力軸Output側に向けて、順に第1遊星ギヤセットGS1及び第2遊星ギヤセットGS2が配置されている。また、摩擦締結要素としてクラッチC1、C2、C3及びブレーキB1、B2、B3、B4が配置されている。また、ワンウェイクラッチF1、F2が配置されている。
第1遊星ギヤG1は、第1サンギヤS1と、第1リングギヤR1と、両ギヤS1、R1に噛み合う第1ピニオンP1を支持する第1キャリアPC1と、を有するシングルピニオン型遊星ギヤである。第2遊星ギヤG2は、第2サンギヤS2と、第2リングギヤR2と、両ギヤS2、R2に噛み合う第2ピニオンP2を支持する第2キャリアPC2と、を有するシングルピニオン型遊星ギヤである。第3遊星ギヤG3は、第3サンギヤS3と、第3リングギヤR3と、両ギヤS3、R3に噛み合う第3ピニオンP3を支持する第3キャリアPC3と、を有するシングルピニオン型遊星ギヤである。第4遊星ギヤG4は、第4サンギヤS4と、第4リングギヤR4と、両ギヤS4、R4に噛み合う第4ピニオンP4を支持する第4キャリアPC4と、を有するシングルピニオン型遊星ギヤである。
入力軸Inputは、第2リングギヤR2に連結され、エンジンEgからの回転駆動力を、トルクコンバータTC等を介して入力する。出力軸Outputは、第3キャリアPC3に連結され、出力回転駆動力を、ファイナルギヤ等を介して駆動輪に伝達する。
第1連結メンバM1は、第1リングギヤR1と第2キャリアPC2と第4リングギヤR4とを一体的に連結するメンバである。第2連結メンバM2は、第3リングギヤR3と第4キャリアPC4とを一体的に連結するメンバである。第3連結メンバM3は、第1サンギヤS1と第2サンギヤS2とを一体的に連結するメンバである。
第1遊星ギヤセットGS1は、第1遊星ギヤG1と第2遊星ギヤG2とを、第1連結メンバM1と第3連結メンバM3とによって連結して、4つの回転要素から構成される。また、第2遊星ギヤセットGS2は、第3遊星ギヤG3と第4遊星ギヤG4とを、第2連結メンバM2によって連結して、5つの回転要素から構成される。
第1遊星ギヤセットGS1では、トルクが入力軸Inputから第2リングギヤR2に入力され、入力されたトルクは第1連結メンバM1を介して第2遊星ギヤセットGS2に出力される。第2遊星ギヤセットGS2では、トルクが入力軸Inputから直接第2連結メンバM2に入力されるとともに、第1連結メンバM1を介して第4リングギヤR4に入力され、入力されたトルクは第3キャリアPC3から出力軸Outputに出力される。
インプットクラッチC1は、入力軸Inputと第2連結メンバM2とを選択的に断接するクラッチである。
ダイレクトクラッチC2は、第4サンギヤS4と第4キャリアPC4とを選択的に断接するクラッチである。
H&RLクラッチC3は、第3サンギヤS3と第4サンギヤS4とを選択的に断接するクラッチである。また、第3サンギヤS3と第4サンギヤの間には、第2ワンウェイクラッチF2が配置されている。これにより、H&RLクラッチC3が解放され、第3サンギヤS3よりも第4サンギヤS4の回転速度が大きい時、第3サンギヤS3と第4サンギヤS4とは独立した回転速度を発生する。よって、第3遊星ギヤG3と第4遊星ギヤG4が第2連結メンバM2を介して接続された構成となり、それぞれの遊星ギヤが独立したギヤ比を達成する。
フロントブレーキB1は、第1キャリアPC1の回転を選択的に停止させるブレーキである。また、フロントブレーキB1と並列に第1ワンウェイクラッチF1が配置されている。ローブレーキB2は、第3サンギヤS3の回転を選択的に停止させるブレーキである。
2346ブレーキB3は、第1サンギヤS1及び第2サンギヤS2を連結する第3連結メンバM3の回転を選択的に停止させるブレーキである。
リバースブレーキB4は、第4キャリアPC4の回転を選択的に停止させるブレーキである。
各摩擦締結要素は、摩擦板と、CVU30から供給される油圧によりストロークするピストンとを備えており、ピストンにより摩擦板が圧接されることで締結状態となる。
変速ギヤ機構は以上のように構成され、図2の締結表に示すように、各摩擦締結要素の締結状態を切り換えることで、所望の変速段を実現することができる。図2は、変速段ごとの各摩擦締結要素の締結状態を示す締結表であり、○印は当該摩擦締結要素が締結状態となることを示し、(○)印はエンジンブレーキが作動するレンジ位置が選択されているときに当該摩擦締結要素が締結状態となることを示す。
すなわち、1速では、ローブレーキB2のみが締結状態となり、これにより、第1ワンウェイクラッチF1及び第2ワンウェイクラッチF2が係合する。2速では、ローブレーキB2及び2346ブレーキB3が締結状態となり、第2ワンウェイクラッチF2が係合する。3速では、ローブレーキB2、2346ブレーキB3及びダイレクトクラッチC2が締結状態となり、第1ワンウェイクラッチF1及び第2ワンウェイクラッチF2はいずれも係合しない。4速では、2346ブレーキB3、ダイレクトクラッチC2及びH&RLクラッチC3が締結状態となる。5速では、インプットクラッチC1、ダイレクトクラッチC2及びH&RLクラッチC3が締結状態となる。6速では、2346ブレーキB3、インプットクラッチC1及びH&RLクラッチC3が締結状態となる。7速では、フロントブレーキB1、インプットクラッチC1及びH&RLクラッチC3が締結状態となり、第1ワンウェイクラッチF1が係合する。後退速では、リバースブレーキB4、フロントブレーキB1及びH&RLクラッチC3が締結状態となる。
以上のように構成された自動変速機100において、例えば、6速から4速への変速中に走行条件が変化して、ATCU20が、目標変速段を4速から3速に変更する場合がある。このとき、ATCU20が目標変速段を変更するタイミングによっては、6速から4速への変速が完了した直後に4速から3速への変速が行われる場合がある。
ここで、運転者がアクセルを踏み込んだ状態でこのような連続変速が行われると、4速への変速が完了して車両駆動力が上昇し、直後に3速への変速が開始されて駆動力が低下し、さらに3速への変速が完了して駆動力が大きく上昇することになり、駆動力が急激に大きく変化することで、運転者に違和感を与えてしまう場合がある。
そこで、ATCU20は、このような連続変速が行われる場合には、CVU30から各摩擦締結要素に供給する油圧を制御することで駆動力の変化を抑制し、運転者に与える違和感の軽減を図っている。
以下、6速から4速への変速が完了した直後に3速への変速が行われる場合(以下、「遅い連続変速」という。)の制御について、6速から4速への変速が完了する前に3速への変速が行われる場合(以下、「早い連続変速」という。)の制御とあわせて、図面を参照しながら説明する。
なお、ATCU20は、変速状態が、早い連続変速と遅い連続変速とのいずれの状態であるかを判定し、CVU30への制御指令を切り替える。これについては後で詳しく述べる。
図3は、早い連続変速のタイムチャートである。図4は、遅い連続変速のタイムチャートである。
まず、6速から4速への変速について、図4を参照して説明する。なお、6速から4速への変速については、早い連続変速と遅い連続変速とで同様の制御が行われる。
6速で走行中に運転者がアクセルを踏み込み、アクセルペダル操作量APOが大きくなると、ATCU20は、あらかじめ設定されたシフトマップに基づいて目標変速段を4速に決定する(時刻t1)。
そして、4速における締結側摩擦締結要素であるダイレクトクラッチC2への指示圧が、できるだけ早くピストンのストロークを完了させるために、全ストロークの70%程度までピストンがストロークするようにあらかじめ設定された油圧PA1+学習量になり、所定時間保持される。
所定時間が経過すると、ダイレクトクラッチC2への指示圧が、あらかじめ設定された油圧PA2+学習量に低下する。これは、ピストンが70%程度ストロークした状態を保持できる程度の油圧である。なお、学習は、イナーシャフェーズまでの時間及び変化率に基づいて行われる。
ダイレクトクラッチC2への指示圧は、PA2+学習量に低下した後は、入力トルクに応じた勾配で上昇する。このときの勾配は、ピストンのストロークを緩やかに進行させ、かつ、保持できるように、ピストンのストローク終了後の実油圧の立ち上がりや、ストロークのばらつき等を考慮して設定され、この状態で締結に備える。
一方、目標変速段が4速に設定されると(時刻t1)、4速における解放側摩擦締結要素であるインプットクラッチC1への指示圧が、入力トルクに応じて設定される油圧TR2まで低下する。このとき、油圧の過度の低下を防止するため、一旦、油圧TR2に対してやや高めの油圧TR1となり、その後、所定時間をかけて徐々に油圧TR2まで低下する。
なお、油圧TR2は、イナーシャフェーズを開始させる油圧であって、インプットクラッチC1の摩擦板がわずかに滑り出す程度の油圧である。
所定時間が経過すると、インプットクラッチC1への指示圧が、入力トルクに応じた油圧TR2になる。そして、ダイレクトクラッチC2のピストンストロークが終了するまで、インプットクラッチC1で変速段を保持する。
これは、ダイレクトクラッチC2の締結準備が不十分のままインプットクラッチC1を解放してしまうと、ニュートラル状態となってエンジン回転が空吹いてしまうので、これを防止するために行われる。
インプットクラッチC1への指示圧は、ダイレクトクラッチC2のピストンストロークが終了した後は、入力トルクに応じた勾配で低下し、イナーシャフェーズが開始されるまでこの状態を継続する。
イナーシャフェーズが開始されると(時刻t2)、インプットクラッチC1への指示圧が、時刻t2の油圧TR3を起点として、入力トルク及び車速に応じた勾配で上昇する。
また、イナーシャフェーズが開始されると(時刻t2)、インプットクラッチC1がスリップすることで、車両駆動力が低下するが、上記のように、インプットクラッチC1への指示圧を上昇させてクラッチ容量を持たせることで、出力軸トルクの落ち込みや変速の進行を遅くして、4速でのダイレクトクラッチC2の同期を取りやすくしている。
そして、ギヤ比が、4速のギヤ比に近いギヤ比に達し、イナーシャフェーズが終了すると(時刻t4)、インプットクラッチC1への指示圧が所定の勾配で低下する。これにより、出力軸のトルク変動を抑制しつつ、指示圧が低下することになる。そして、指示圧が最小油圧(油圧ゼロ)になり、インプットクラッチC1が解放状態となる(時刻t5)。
また、イナーシャフェーズが終了すると(時刻t4)、ダイレクトクラッチC2への指示圧が、入力トルクに基づいてあらかじめ設定された油圧PA3まで上昇する(時刻t4→時刻t5)。油圧PA3は、4速を確実に確定させることができる油圧である。
そして、ダイレクトクラッチC2への指示圧が最大油圧になり、ダイレクトクラッチC2が締結状態となる(時刻t5)。
このとき、ダイレクトクラッチC2への指示圧が上昇するのにともない、車両駆動力が上昇する(時刻t4→時刻t5)。
続いて、4速から3速への変速について説明する。なお、6速から4速への変速と同様の制御が行われる部分については説明を省略する。
まず、図3を参照して、早い連続変速の場合について説明する。
6速から4速への変速中に運転者がアクセルを操作し、ATCU20が目標変速段を3速に変更すると(時刻t3)、3速における解放側摩擦締結要素であるH&RLクラッチC3への指示圧が、入力トルクに応じて設定される油圧TR4まで低下する。
H&RLクラッチC3への指示圧は、ローブレーキB2のピストンストロークが終了した後は、入力トルクに応じた勾配で低下し、イナーシャフェーズが開始されるまでこの状態を継続する。
そして、6速から4速への変速のイナーシャフェーズが終了する前に、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始される(時刻t4)。
4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始されると(時刻t4)、H&RLクラッチC3への指示圧が、イナーシャフェーズ開始時の油圧TR5を起点として、入力トルク及び車速に応じた勾配で上昇する。なお、このときの勾配は、H&RLクラッチC3への指示圧が、できるだけ早く変速が進行してイナーシャフェーズが終了する低い油圧となるように、実験により設定される。
このように、早い連続変速の場合は、6速から4速への変速のイナーシャフェーズが終了する前に、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始されるので(時刻t4)、H&RLクラッチC3がスリップすることで、図3に矢印で示すように、車両駆動力が4速の駆動力に上昇することなく、継続して低下する。そして、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが終了すると(時刻t6)、ローブレーキB2への指示圧が上昇し、車両駆動力が上昇して3速の駆動力になる(時刻t6→時刻t7)。
この場合は、車両駆動力が上昇と低下を繰り返さないので、駆動力の変化によって運転者に与える違和感が少なくなる。このため、上記のように、イナーシャフェーズにおけるH&RLクラッチC3への指示圧を、できるだけ早く変速が進行する低い油圧とし、レスポンスよく3速への変速を行うことができる。
次に、図4を参照して、遅い連続変速の場合について説明する。
図4における実線は、遅い連続変速の制御を行った場合の各要素の状態を示し、破線は、早い連続変速の制御と同様の制御を行った場合の各要素の状態を示す。
6速から4速への変速中に運転者がアクセルを操作し、ATCU20が目標変速段を3速に変更すると(時刻t3)、H&RLクラッチC3への指示圧が、油圧TR6まで低下する。
ここで、油圧TR6は、早い連続変速の制御の場合よりも高くなるように、実験により設定される(TR6>TR4)。
図4に示すように、早い連続変速の制御を行った場合は、時刻t5で車両駆動力が4速の駆動力になり、直後の時刻t6´で4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始されて駆動力が低下するので、駆動力が上昇してから低下するまでの時間が短く、運転者に違和感を与える場合がある。
これに対して、遅い連続変速の制御では、早い連続変速の制御の場合よりも、H&RLクラッチC3への指示圧を高くするので(TR6>TR4)、早い連続変速の制御を行った場合よりも、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始されるタイミングが遅くなる(時刻t6´→時刻t6)。したがって、車両駆動力が上昇してから低下するまでの時間が長くなり、駆動力の変化が緩やかになるので、運転者に与える違和感を軽減できる。
4速から3速への変速のイナーシャフェーズでは(時刻t6→時刻t7)、H&RLクラッチC3への指示圧が、早い連続変速の制御の場合のH&RLクラッチC3への指示圧に、所定の係数(1≧)を掛けて算出した油圧となる。なお、係数は実験により設定される。
これにより、イナーシャフェーズ中のH&RLクラッチC3への指示圧が、早い連続変速の制御の場合よりも高くなるので、H&RLクラッチC3のスリップが抑制されるとともに、イナーシャフェーズの時間が、早い連続変速の制御を行った場合よりも長くなる(時刻t7´→時刻t7)。したがって、イナーシャフェーズ中の車両駆動力の低下が抑制され、また、4速から3速への変速の進行速度が遅くなるので、駆動力の変化が緩やかになり、運転者に与える違和感を軽減できる。
また、イナーシャフェーズ中のH&RLクラッチC3への指示圧は、上記のように、早い連続変速の制御の場合のH&RLクラッチC3への指示圧に、所定の係数(1≧)を掛けて算出した油圧となるので、イナーシャフェーズ前半よりも、イナーシャフェーズ後半のほうが、早い連続変速の制御の場合の指示圧に対してより高い油圧となる。これにより、図4に示すように、イナーシャフェーズ中の車両駆動力が、早い連続変速の制御を行った場合よりも大きく上昇し、その後に変速が完了したときの駆動力の変化が小さくなるので、運転者に与える違和感を軽減できる。
以上、述べたように、遅い連続変速の場合は、4速から3速への変速の進行速度が遅くなるような制御を行うことで、早い連続変速の制御を行った場合よりも、車両駆動力の変化を緩やかにでき、運転者に与える違和感を軽減できる。
また、図5は、連続変速でない4速から3速への変速(以下、「通常変速」という。)の制御の場合のH&RLクラッチC3への指示圧を示す図である。
図5における実線は、通常変速の制御の場合の指示圧を示し、破線は、遅い連続変速の制御の場合の指示圧を示す。
図5に示すように、遅い連続変速の制御の場合のH&RLクラッチC3への指示圧は、通常変速の制御の場合のH&RLクラッチC3への指示圧よりも低く設定されるので、遅い連続変速の場合の4速から3速への変速は、通常変速の場合の4速から3速への変速よりも進行速度が速くなる。これにより、連続変速時に運転者に与える違和感を軽減しつつ、さらに、変速のレスポンスが悪化することを抑制できる。
次に、ATCU20が行う、変速状態の判定について説明する。
図6は、ATCU20が行う、変速状態の判定手順を示すフローチャートである。以下、これを参照しながら、変速状態の判定手順について説明する。
ATCU20は、4速から3速に目標変速段を変更すると、まず、アクセルペダル操作量APOに基づき、アクセルを踏み込んでいるか否かを判定する(S10)。
ATCU20は、アクセルを踏み込んでいると判定した場合は、S20に処理を移行し、アクセルを踏み込んでいないと判定した場合は、処理を終了する。
S20では、ATCU20は、6速から4速への変速中か否かを判定する。
ATCU20は、6速から4速への変速中と判定した場合は、S30に処理を移行し、6速から4速への変速中ではないと判定した場合は、S52に処理を移行する。
S52では、ATCU20は、通常変速の制御指令をCVU30に出力し、処理を終了する。
S30では、ATCU20は、4速から3速に目標変速段を変更したときのアクセルペダル操作量APOの変化率を演算し、アクセルペダル操作量APOの変化率がレスポンス要求判定閾値以下か否かを判定する。
レスポンス要求判定閾値は、アクセル操作量APOの変化率が大きく、レスポンスよく車両が加速することを運転者が要求している状態か否かを判定する閾値である。
ATCU20は、アクセルペダル操作量APOの変化率が、レスポンス要求判定閾値以下と判定した場合は、S40に処理を移行し、アクセルペダル操作量APOの変化率が、レスポンス要求判定閾値より大きいと判定した場合は、S51に処理を移行する。
S51では、ATCU20は、早い連続変速の制御指令をCVU30に出力し、処理を終了する。
レスポンス要求判定閾値よりもアクセル操作量APOの変化率が大きい場合は、目標変速段が3速に変更になったタイミングに関わらず、早い連続変速の制御を行い、速やかに変速を完了することで、運転者のレスポンス要求に応じることができるようにしている。
S40では、ATCU20は、6速から4速への変速が所定の進行状態よりも進行しているか否かを判定する。
変速が所定の進行状態よりも進行しているか否かは、例えば、変速中のギヤ比が、所定のギヤ比以上か否かにより判定することができる。所定のギヤ比は、6速から4速への変速の進行状態が、6速から4速への変速中に4速から3速への変速を開始したならば、6速から4速への変速のイナーシャフェーズが終了する前に、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始される状態よりも進行しているか否かを判定する閾値となるギヤ比であり、実験によりあらかじめ設定される。
ギヤ比が所定のギヤ比より小さい場合は、6速から4速への変速が所定の進行状態よりも進行しておらず、4速から3速への変速を開始すると、6速から4速への変速のイナーシャフェーズが終了する前に、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始される状態である。また、ギヤ比が所定のギヤ比以上の場合は、6速から4速への変速が所定の進行状態よりも進行しており、4速から3速への変速を開始すると、6速から4速への変速のイナーシャフェーズが終了した後に、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始される状態である。
すなわち、ATCU20が、目標変速段を3速に変更したときの6速から4速への変速におけるギヤ比が、所定のギヤ比以上の状態では、変速状態が、遅い連続変速と判定でき、所定のギヤ比より小さい状態では、変速状態が、早い連続変速であると判定できる。
ATCU20は、ギヤ比が、所定のギヤ比以上と判定した場合は、S50に処理を移行し、ギヤ比が、所定のギヤ比より小さいと判定した場合は、S51に処理を移行する。
S50では、ATCU20は、遅い連続変速の制御指令をCVU30に出力し、処理を終了する。S51では、ATCU20は、早い連続変速の制御指令をCVU30に出力し、処理を終了する。
これにより、6速から4速への変速の進行状態に基づいて、遅い連続変速の制御指令と、早い連続変速の制御指令とを切り替えることができ、遅い連続変速の場合は、車両駆動力の変化を抑制して運転者に与える違和感を軽減でき、一方、早い連続変速の場合は、遅い連続変速の場合よりも4速から3速への変速の進行速度を速くして、運転者のレスポンス要求に応じることができる。
以上、述べたように、本実施形態によれば、6速から4速への変速中に、目標変速段が4速から3速に変更になったときに、6速から4速への変速のギヤ比が、所定のギヤ比以上の状態である遅い連続変速の場合は、H&RLクラッチC3への指示圧を高くして、4速から3速への変速の進行速度を遅くすることで、車両駆動力の変化を緩やかにでき、運転者に与える違和感を軽減できる。また、6速から4速への変速のギヤ比が、所定のギヤ比より小さい状態である早い連続変速の場合は、6速から4速への変速が完了して車両駆動力が上昇する前に、4速から3速への変速を開始できるので、駆動力の変化によって運転者に与える違和感が少なくなる。したがって、遅い連続変速の場合のよりもH&RLクラッチC3への指示圧を低くし、変速の進行速度を速くして、レスポンスよく第3変速段への変速を行うことができる(請求項1、2に対応する効果)。
より詳しくは、遅い連続変速の場合は、早い連続変速の場合よりも、イナーシャフェーズが開始されるまでのH&RLクラッチC3への指示圧を高くするので、4速から3速への変速のイナーシャフェーズが開始されるタイミングが遅くなる。したがって、車両駆動力が4速の駆動力に上昇してから低下するまでの時間が長くなり、駆動力の変化が緩やかになるので、運転者に与える違和感を軽減できる(請求項4に対応する効果)。
また、遅い連続変速の場合は、早い連続変速の場合よりも、イナーシャフェーズ中のH&RLクラッチC3への指示圧を高くするので、H&RLクラッチC3のスリップが抑制されるとともに、イナーシャフェーズの時間が長くなる。したがって、イナーシャフェーズ中の車両駆動力の低下を抑制でき、また、4速から3速への変速の進行速度が遅くなるので、駆動力の変化が緩やかになり、運転者に与える違和感を軽減できる(請求項5に対応する効果)。
また、遅い連続変速の場合は、イナーシャフェーズ中のH&RLクラッチC3への指示圧が、イナーシャフェーズ前半よりも、イナーシャフェーズ後半のほうが、早い連続変速の場合の指示圧に対してより高い油圧となる。これにより、イナーシャフェーズ中の車両駆動力が大きく上昇し、その後に変速が完了したときの駆動力の変化が小さくなるので、運転者に与える違和感を軽減できる。(請求項6に対応する効果)。
さらに、遅い連続変速の場合は、H&RLクラッチC3への指示圧を、通常変速の場合のH&RLクラッチC3への指示圧よりも低くするので、遅い連続変速における4速から3速への変速は、通常変速における4速から3速への変速よりも進行速度が速くなる。したがって、連続変速時に運転者に与える違和感を軽減しつつ、連続変速のレスポンスが悪化することを抑制できる(請求項3に対応する効果)。
また、レスポンス要求判定閾値よりもアクセル操作量APOの変化率が大きい場合は、目標変速段が3速に変更になったタイミングに関わらず、早い連続変速の場合と同様の制御を行うので、速やかに3速への変速を完了でき、運転者のレスポンス要求に応じることができる(請求項7に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、6速から4速への変速中に、4速から3速への変速が行われる場合を例示したが、当然、この変速段に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、6速から4速への変速が所定の進行状態よりも進行しているか否かを、ギヤ比が所定のギヤ比以上か否かにより判定しているが、例えば、現在のギヤ比と変速完了後のギヤ比との割合に基づいて判定してもよいし、6速から4速への変速を開始してからの時間に基づいて判定してもよい。
また、上記実施形態では、運転者のアクセル操作によって目標変速段が4速から3速に変更になった場合を示したが、例えば、マニュアルモード等で運転者が変速段を選択することで目標変速段が変更になった場合であってもよい。
また、遅い連続変速の制御の場合の、4速から3速への変速のイナーシャフェーズのH&RLクラッチC3への指示圧を、早い連続変速の制御の場合の、4速から3速への変速のイナーシャフェーズのH&RLクラッチC3への指示圧に、所定の係数(1≧)を掛けて算出しているが、例えば、早い連続変速の制御の場合の指示圧に、所定値を加算して算出した指示圧としてもよいし、早い連続変速の制御とは関係なく、実験に基づいて設定した指示圧としてもよい。また、例えば、所定の係数を、イナーシャフェーズの前半と後半とで、異なる係数としてもよい。
100 自動変速機
20 自動変速機コントローラ(ATCU、目標変速段決定手段、制御装置)
30 コントロールバルブユニット(CVU、変速速度可変手段、制御装置)
C1 インプットクラッチ(摩擦締結要素)
C2 ダイレクトクラッチ(摩擦締結要素)
C3 H&RLクラッチ(摩擦締結要素)
B3 2346ブレーキ(摩擦締結要素)

Claims (7)

  1. 第1変速段と、前記第1変速段よりも低速段側の第2変速段と、前記第2変速段よりも低速段側の第3変速段と、を有する自動変速機の制御装置であって、
    走行条件に基づいて目標変速段を決定する目標変速段決定手段と、
    前記第1変速段から前記第2変速段への変速中に、前記目標変速段決定手段が前記目標変速段を前記第2変速段から前記第3変速段に変更したときの、前記第1変速段から前記第2変速段への変速の進行状態が、所定の進行状態よりも進行しており、前記第1変速段から前記第2変速段への変速が完了した後に前記第2変速段から前記第3変速段への変速が行われる遅い連続変速の場合は、前記第1変速段から前記第2変速段への変速の進行状態が、前記所定の進行状態よりも進行しておらず、前記第1変速段から前記第2変速段への変速が完了する前に前記第2変速段から前記第3変速段への変速が行われる早い連続変速の場合よりも、前記第2変速段から前記第3変速段への変速の進行速度を遅くする変速速度可変手段と、
    を備えることを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記自動変速機は、前記第2変速段では供給される油圧が高くなって締結され、前記第3変速段では供給される油圧が低くなって解放される摩擦締結要素を備え、
    前記変速速度可変手段は、アクセル踏込み状態における前記遅い連続変速の場合は、前記早い連続変速の場合よりも、前記摩擦締結要素に供給される油圧の指示圧を高くすることで、前記第2変速段から前記第3変速段への変速の進行速度を遅くする、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記変速速度可変手段は、前記遅い連続変速の場合は、前記第1変速段から前記第2変速段への変速中でないときに前記第2変速段から前記第3変速段への変速を行う通常変速の場合よりも、前記第2変速段から前記第3変速段への変速の進行速度を速くする、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記変速速度可変手段は、前記遅い連続変速の場合は、前記早い連続変速の場合よりも、前記第2変速段から前記第3変速段への変速のイナーシャフェーズが開始されるまでの時間を長くすることで、前記第2変速段から前記第3変速段への変速の進行速度を遅くする、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記変速速度可変手段は、前記遅い連続変速の場合は、前記早い連続変速の場合よりも、前記第2変速段から前記第3変速段への変速のイナーシャフェーズの時間を長くすることで、前記第2変速段から前記第3変速段への変速の進行速度を遅くする、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  6. 請求項5に記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記自動変速機は、前記第2変速段では供給される油圧が高くなって締結され、前記第3変速段では供給される油圧が低くなって解放される摩擦締結要素を備え、
    前記変速速度可変手段は、前記遅い連続変速の場合は、前記早い連続変速の場合よりも、前記摩擦締結要素に供給される油圧の指示圧を高くすることで、前記イナーシャフェーズの時間を長くするとともに、前記イナーシャフェーズ後半の前記指示圧を、前記イナーシャフェーズ前半の前記指示圧よりも、前記早い連続変速の場合の前記指示圧に対してより高くする、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記変速速度可変手段は、前記第1変速段から前記第2変速段への変速中に、前記目標変速段決定手段が前記目標変速段を前記第3変速段に変更したときの、アクセル開度の変化率が、レスポンス要求判定閾値よりも大きい場合は、前記遅い連続変速であっても前記第2変速段から前記第3変速段への変速の進行速度を遅くする処理を実行しない、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
JP2013224558A 2013-10-29 2013-10-29 自動変速機の制御装置 Active JP6064864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224558A JP6064864B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224558A JP6064864B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015086915A JP2015086915A (ja) 2015-05-07
JP6064864B2 true JP6064864B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=53049916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013224558A Active JP6064864B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 自動変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6064864B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034562A (ja) * 1983-08-05 1985-02-22 Fujitsu Ltd 自動変速機変速制御方式
JPH07119814A (ja) * 1993-10-25 1995-05-12 Mitsubishi Motors Corp 自動変速機の変速制御装置
JPH0872589A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 Hitachi Ltd パワートレイン制御装置及び制御方法
JP4210680B2 (ja) * 2005-10-03 2009-01-21 ジヤトコ株式会社 自動変速機の制御装置
JP5044260B2 (ja) * 2007-04-05 2012-10-10 ジヤトコ株式会社 自動変速機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015086915A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8682552B2 (en) Control apparatus of automatic transmission
JP6361590B2 (ja) 車両制御装置
US8160789B2 (en) Control device for vehicle and control method thereof
JP4787293B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP4627328B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP6225985B2 (ja) 自動変速機の制御装置
US20110257856A1 (en) Control device of automatic transmission
JP5729379B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2009216124A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP4522465B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP4709240B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP4130812B2 (ja) 自動変速機における油圧制御装置
JP6064864B2 (ja) 自動変速機の制御装置
WO2014156368A1 (ja) 車両制御装置、及びその制御方法
JP2010169162A (ja) 車両の制御装置
JP2007091193A (ja) 自動変速機の制御装置
JP5867339B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP2018112229A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP7055644B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP5051624B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP6488404B2 (ja) 車両の制御装置、及び車両の制御方法
JP7246130B2 (ja) 変速機の制御装置
JP2016141388A (ja) フライホイール回生システム、及びその制御方法
JP6152593B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2012117678A (ja) 自動変速機の変速制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20161207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6064864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150