JP6064434B2 - 電池 - Google Patents

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Description

この発明は、電池に関し、特に、拝み溶接によって形成された溶接部を備える電池に関する。
従来、拝み溶接によって形成された溶接部を備える電池が知られている。特許文献1には、上側に開口部が設けられた外装缶(電池ケース)と、中空隆起部が設けられた金属封口蓋とを備え、外装缶の開口部に金属封口蓋が嵌合された状態で互いに溶接された拝み溶接を有する電池が開示されている。この電池の中空隆起部は、外装缶の開口部側の端部および金属封口蓋の端部の高さ位置と略同一の高さ位置まで上方に突出するように形成されている。
実開昭60−87159号公報
一般的に、拝み溶接による溶接部の表面(外装缶の端部と金属封口蓋の端部との溶接された上端面)は、溶接痕の盛り上がりに起因して不規則な高さ位置を有する凹凸形状になる。この凹凸形状は電池毎に異なるため、溶接部の高さ位置も電池毎に異なり、金属封口蓋(蓋材)の高さ位置が電池毎にばらつくという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、蓋材の高さ位置が電池毎にばらつくことを抑制することである。
この発明の一の局面による電池は、開口部が設けられた電池ケースと、電池ケースの開口部に嵌合される蓋材と、蓋材の端部と電池ケースの端部とが拝み溶接されることによって形成された溶接部とを備え、蓋材は、溶接部よりも電池ケースの外側に突出する隆起部を含む。なお、「拝み溶接」とは、互いに異なる方向に延びる2つの被溶接材のうち、一方の外端部およびその近傍を曲げることによって、他方の外端部およびその近傍と同一方向に延びるように形成するとともに、2つの被溶接材の同一方向に延びる外端部およびその近傍を突き合わせた状態で、2つの被溶接材の外端部の界面を溶接する溶接方法を意味する。
この発明の一の局面による電池では、上記のように、蓋材に溶接部よりも電池ケースの外側に突出する隆起部を設けることによって、溶接部の溶接痕の高さ位置が電池毎にばらついていた場合でも、溶接部よりも電池ケースの外側に突出する隆起部の高さ位置が蓋材の高さ位置となるので、蓋材の高さ位置が電池毎にばらつくことを抑制することができる。これにより、電池同士を蓋材の高さ位置を基準として互いに固定する場合に、電池同士の高さ位置を揃えることができる。
上記一の局面による電池において、好ましくは、隆起部の外側表面の少なくとも一部は、略平坦面状に形成されている。このように構成すれば、隆起部の外側表面の略平坦面状の部分同士を固定することにより、電池同士を安定的に固定することができる。また、外側表面の略平坦面状の部分を電池の底面にした場合には、略平坦面状の載置面に電池を安定的に載置することができる。
上記一の局面による電池において、好ましくは、平坦部と湾曲部とを有する発電要素をさらに備え、発電要素の湾曲部が電池ケースの開口部側に配置されている。このように構成すれば、蓋材の外側に突出する隆起部を設けることにより、蓋材の電池ケース側に凹状の中空部が形成されるので、その凹状の中空部に発電要素の湾曲部を配置することによって、その分発電要素を大きくすることができる。これにより、電池の容量を大きくすることができる。
本発明によれば、上記のように、蓋材の高さ位置が電池毎にばらつくことを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による電池の全体構成を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による電池の全体構成を示した分解斜視図である。 図1の400−400線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態による電池の内部構造を示した断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例による電池の内部構造を示した断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態による電池100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による電池100は、図1に示すように、電気自動車などに用いられる大型の角形リチウムイオン電池である。この電池100は、図2に示すように、上側(Z1側)に開口部1aが形成された電池ケース1と、電池ケース1の開口部1aに嵌合される蓋材2と、並列に接続された一対の発電要素3とを備えている。また、電池ケース1および蓋材2は、共に、アルミニウムまたはステンレスにより形成されているとともに、約1mmの厚みを有している。電池100には、電池ケース1の蓋材2から突出する正極端子4aおよび負極端子5aと、正極端子4aを発電要素3に電気的に接続する正極集電端子4bと、負極端子5aを発電要素3に電気的に接続する負極集電端子5bとが設けられている。
電池ケース1は、アルミニウムまたはステンレスの板材が深絞り加工されることによって直方体の箱型形状に形成されている。電池ケース1は、長手方向(X方向)に約170mmの長さL1、短手方向(Y方向)に約50mmの幅W1、および、高さ方向(Z方向)に約100mmの高さH1を有している。
蓋材2は、外縁に沿って周状に形成された突合せ部21と、突合せ部21よりも内側に形成され、上方(Z1側)に突出する隆起部22と、突合せ部21と隆起部22とを接続する接続部23とを含んでいる。なお、蓋材2は、アルミニウムまたはステンレスの板材がプレス加工されることによって形成されている。
突合せ部21は、図3に示すように、端部21aから下方(Z2側)に延びるように形成されている。接続部23は、突合せ部21に接続され、U字状に湾曲した湾曲部23aと、湾曲部23aからZ1側に延びるとともに、Z1側において隆起部22となだらかに接続された壁部23bとを有している。これにより、上方から見て、蓋材2には隆起部22を取り囲むように周状に溝2aが設けられている。また、蓋材2のZ2側には、電池ケース1の内側(Z2側)から見て、Z2側に開口を有する凹状の中空部2bが形成されている。
また、図1に示すように、蓋材2の突合せ部21の端部21aと電池ケース1の開口部1aにおける端部1bとがTIG(Tungsten Inert Gas)溶接またはレーザ溶接により溶接され、周状に拝み溶接が形成されている。具体的には、図3に示すように、蓋材2が電池ケース1の開口部1aに嵌合された状態で、蓋材2の端部21aのZ方向における高さ位置と電池ケース1の端部1bのZ方向における高さ位置とが合わせられる。この際、蓋材2の突合せ部21が、電池ケース1の内側面1cに沿うように配置される。そして、TIG溶接またはレーザ溶接による熱により、蓋材2の端部21aと電池ケース1の端部1bとが溶融される。その後、溶融した部分が互いに接合されることによって、溶接部8が端部21aと端部1bとの界面およびその周辺に形成される。このような溶接が電池ケース1の開口部1aに沿って周状に行われることにより、図1のように蓋材2が電池ケース1に溶接される。
ここで、第1実施形態では、図3に示すように、蓋材2の隆起部22は、溶接部8よりも高さH2だけ電池ケース1の外側(Z1側)に突出するように形成されている。つまり、この隆起部22のZ方向における高さ位置は、凹凸形状を有する溶接部8のZ方向における高さ位置よりもZ1側に位置している。
なお、高さH2は、約5mm以上約10mm以下であることが好ましい。高さH2を約5mm以上にすることにより、隆起部22の高さ位置を溶接部8の高さ位置よりも電池ケース1の外側に確実に位置させることが可能である。また、高さH2を約10mm以下にすることにより、プレス加工により隆起部22と接続部23とを一体的に形成する際に、高さH2を確保するために接続部23を大きくする必要がないので、その分、隆起部22を大きくすることが可能である。
また、第1実施形態では、隆起部22が略平坦に形成されており、隆起部22の上面22a(Z1側の面)の略全面および下面22b(Z2側の面)の略全面は、共に略平坦面状に形成されている。そして、図1に示すように、隆起部22の上面22aに、樹脂部材6を介して正極端子4aおよび負極端子5aが配置されている。また、電池100同士は、上面22aに配置された固定板101(点線)により、互いに固定されている。なお、上面22aは、本発明の「外側表面」の一例である。
発電要素3は、図2に示すように、X方向に延びる長円筒形状を有している。発電要素3の断面は、図3に示すように、Z方向の両側に形成された湾曲部31と、湾曲部31同士を接続するようにZ方向に延びる平坦部32とを含んでいる。一対の発電要素3は、互いに平坦な側面を対向させた状態で配置されている。
発電要素3は、図3に示すように、正極集電体33aを含む正極33と、負極集電体34aを含む負極34と、セパレータ35とが巻回されて形成されている。そして、正極集電端子4bは、正極集電体33aに接続され、負極集電端子5bは、負極集電体34aに接続されている。
第1実施形態では、発電要素3のZ1側の湾曲部31は、電池ケース1の開口部1a側(Z1側)に配置されている。これにより、発電要素3のZ1側の湾曲部31の一部は、蓋材2の中空部2bに配置されるように構成されている。また、一対の発電要素3は、Z1側の湾曲部31が蓋材2の接続部23に接触するように構成されている。
第1実施形態では、上記のように、蓋材2が電池ケース1に溶接された状態で、蓋材2の隆起部22を、溶接部8よりも高さH2だけ電池ケース1の外側(Z1側)に突出するように形成する。これにより、溶接部8の溶接痕の高さ位置が電池100毎にばらついていた場合でも、隆起部22の高さ位置が蓋材2の高さ位置となるので、蓋材2の高さ位置が電池100毎にばらつくことを抑制することができる。これにより、電池100同士を蓋材2の高さ位置を基準として互いに固定する場合に、電池100同士の高さ位置を揃えることができる。
また、第1実施形態では、隆起部22の上面22aを略平坦面状に形成することによって、略平坦面状に形成された隆起部22の上面22a同士を固定することにより、電池100同士を安定的に固定することができる。また、第1実施形態では、凹状の中空部2bに発電要素3の湾曲部31の一部を配置することにより、その分発電要素3を大きくすることができる。これにより、電池100の容量を大きくすることができる。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態による電池200の構成について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、隆起部22および222をそれぞれ有する一対の蓋材2および202を用いた場合について説明する。
本発明の第2実施形態による電池200は、図4に示すように、上側(Z1側)に開口部1aが形成されるとともに、下側(Z2側)に開口部201aが形成された電池ケース201と、電池ケース201の開口部1aに上方から嵌合される蓋材2と、電池ケース201の開口部201aに下方から嵌合される蓋材202と、一対の発電要素3とを備えている。この電池ケース201は、直方体の筒状に形成されている。上記第1実施形態と同様に、蓋材2の突合せ部21の端部21aと電池ケース201の開口部1aにおける端部1bとが溶接され、電池ケース201の開口部1aに沿って周状に拝み溶接が形成されている。
蓋材202は、蓋材2と同一の構成を有しており、電池ケース201に対して蓋材2とは逆向きに配置されている。また、上記第1実施形態と同様に、蓋材202の突合せ部221の端部221aと電池ケース201の開口部201aにおける端部201bとが溶接され、周状に拝み溶接が形成されている。そして、蓋材202のZ1側には、電池ケース201の内側(Z1側)から見て、Z1側に開口を有する凹状の中空部202bが形成されている。
ここで、第2実施形態では、蓋材2および蓋材202が電池ケース201に溶接された状態で、蓋材2の隆起部22は、溶接部8よりも高さH2だけ電池ケース201の外側(Z1側)に突出するように形成され、蓋材202の隆起部222は、溶接部208よりも高さH3だけ電池ケース201の外側(Z2側)に突出するように形成されている。なお、高さH3は、約5mm以上約10mm以下であることが好ましい。また、隆起部222が略平坦に形成されていることにより、隆起部222の下面222a(Z2側の面)の略全面および上面222b(Z1側の面)の略全面は、共に略平坦面状に形成されている。そして、隆起部222の下面222aは、略平坦面状の載置面A(二点鎖線)に載置されるように構成されている。なお、下面222aは、本発明の「外側表面」の一例である。
また、第2実施形態では、発電要素3のZ1側の湾曲部31は、電池ケース201の開口部1a側(Z1側)に配置されているとともに、発電要素3のZ2側の湾曲部31は、電池ケース201の開口部201a側(Z2側)に配置されている。これにより、発電要素3のZ1側の湾曲部31の一部は、蓋材2の中空部2bに配置されるとともに、発電要素3のZ2側の湾曲部31の一部は、蓋材202の中空部202bに配置されるように構成されている。
また、Y1側の発電要素3は、Z1側の湾曲部31が蓋材2の接続部23に接触するとともに、Z2側の湾曲部31が蓋材202の接続部223に接触するように構成されている。Y2側の発電要素3も、Y1側の発電要素3と同様に、蓋2の接続部23および蓋202の接続部223と接触している。また、蓋材202の接続部223は、発電要素3を中空部202bの内部に配置する際のガイドとして機能するように構成されている。なお、第2実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、隆起部222の下面222aを略平坦面状に形成することによって、略平坦面状の載置面Aに電池200を安定的に載置することができる。なお、第2実施形態のその他の効果は、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の変形例)
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態の変形例による電池300の構成について説明する。この第2実施形態の変形例では、上記第2実施形態とは異なり、電池ケース201の上側の開口部1aに隆起部を有さない蓋材302を用いた場合について説明する。
本発明の第2実施形態の変形例による電池300は、図5に示すように、上側(Z1側)および下側(Z2側)に開口部1aおよび201aがそれぞれ形成された電池ケース201と、電池ケース201の開口部1aに上方から嵌合される蓋材302と、電池ケース201の開口部201aに下方から嵌合される蓋材202と、一対の発電要素3とを備えている。また、蓋材202が電池ケース201の開口部201aに嵌合された状態で、蓋材202の突合せ部221の端部221aと電池ケース201の開口部201aにおける端部201bとが溶接され、電池ケース201の開口部201aに沿って周状に拝み溶接が形成されている。
蓋材302は、外縁に沿って周状に形成された突合せ部321と、突合せ部321となだらかに接続され、下方(Z2側)に窪む窪み部324とを含んでいる。蓋材302が電池ケース201の開口部1aに嵌合された状態で、蓋材302の突合せ部321の端部321aと電池ケース201の開口部1aにおける端部1bとが溶接され、周状に拝み溶接(溶接部308)が形成されている。また、窪み部324の略平坦面状の上面324a(Z1側の面)に、樹脂部材6を介して正極端子4aおよび負極端子5a(図2参照)が配置されている。なお、第2実施形態の変形例のその他の構成および効果は、第2実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、角形リチウムイオン電池に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、角形電池以外の、たとえば、円筒型電池に本発明を適用してもよい。また、リチウムイオン電池以外のアルカリ電池などに本発明を適用してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、蓋材の外側表面(上面または下面)の略全面を略平坦面状に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、段差状に隆起部を形成することにより、隆起部の外側表面の一部だけを略平坦面状に形成してもよい。また、隆起部の外側表面を平坦面状でない曲面状に形成してもよい。
また、上記第2実施形態では、電池の下面の隆起部が載置面に載置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電池の下面に電池を冷却するための冷却部材を配置させてもよい。これにより、溶接部よりも下方に突出する隆起部に確実に冷却部材を接触させることができるので、電池ケースの内部を効率よく冷却することが可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、電池ケースおよび蓋材をアルミニウムまたはステンレスにより形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電池ケースおよび蓋材を、アルミニウムまたはステンレス以外の拝み溶接が可能な材料により形成してもよい。また、電池ケースおよび蓋材の厚みを、約1mmより大きくしてもよいし、電池ケースと蓋材との拝み溶接が可能な厚みまで小さくしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、TIG溶接またはレーザ溶接を用いて拝み溶接を形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、拝み溶接が可能な溶接方法であれば、電子ビーム溶接などの他の溶接方法を用いてもよい。
1、201 電池ケース
1a、201a 開口部
1b、201b 電池ケースの端部
2、202 蓋材
3 発電要素
8、208 溶接部
21a、221a 蓋材の端部
22、222 隆起部
22a 上面(外側表面)
100、200、300 電池
222a 下面(外側表面)

Claims (6)

  1. 発電要素と、
    前記発電要素の容器であり、開口部が設けられた電池ケースと、
    前記電池ケースの開口部に嵌合される蓋材と、
    前記蓋材の端部と前記電池ケースの端部とが拝み溶接されることによって形成された溶
    接部とを備え、
    前記蓋材は、前記溶接部よりも前記電池ケースの外側に突出する隆起部を含む、電池であって、
    前記発電要素の一部が前記蓋材の前記電池ケース側に位置する凹状の中空部に配置された電池
  2. 発電要素と、
    前記発電要素の容器であり、開口部が設けられた電池ケースと、
    前記電池ケースの開口部に嵌合される蓋材と、
    前記蓋材の端部と前記電池ケースの端部とが拝み溶接されることによって形成された溶
    接部とを備え、
    前記蓋材は、前記溶接部よりも前記電池ケースの外側に突出する隆起部を含む、電池であって、
    前記発電要素は長円筒形状を有し、拝み溶接された前記溶接部の一部は前記長円筒形状の軸方向に沿っている電池。
  3. 前記隆起部の外側表面の少なくとも一部は、略平坦面状に形成されている、請求項1または2に記載の電池。
  4. 前記発電要素は平坦部と湾曲部とを有
    前記発電要素の湾曲部が前記電池ケースの開口部側に配置されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電池
  5. 前記蓋材は前記溶接部と前記隆起部とを接続する接続部を備え、
    前記発電要素の一部が前記接続部に接触している請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電池。
  6. 発電要素と、
    前記発電要素の容器であり、開口部が設けられた電池ケースと、
    前記電池ケースの開口部に嵌合される蓋材と、
    前記蓋材の端部と前記電池ケースの端部とが拝み溶接されることによって形成された溶
    接部とを備え、
    前記蓋材は、前記溶接部よりも前記電池ケースの外側に突出する隆起部を含む、電池を複数備えた電池モジュールであって、
    前記複数の電池は、前記隆起部の上面に配置した固定部材により互いに固定されている電池モジュール。
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