JP6062881B2 - 巻取式スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防虫、遮光、断熱、目隠し等のために建物開口部に取り付けて使用する巻取式スクリーン装置に関するものであり、特に、スクリーンを巻取軸に巻き取ったり該巻取軸から繰り出したりすることによって上下方向に開閉する縦開き式の巻取式スクリーン装置に関するものである。
スクリーンを巻取軸に巻き取ったり該巻取軸から繰り出したりすることによって上下方向に開閉する縦開き式の巻取式スクリーン装置は、例えば特許文献1や特許文献2等に開示されているように公知である。この種のスクリーン装置は、一般に、上下の横枠杆及び左右の縦枠杆で構成された矩形のスクリーン枠と、上方の横枠杆の内部に収容された前記巻取軸と、該巻取軸に巻き付けられた前記スクリーンと、前記巻取軸を回転操作して該スクリーンを開閉させる操作コードとを有している。
前記特許文献1に開示されたスクリーン装置は、前記巻取軸がコイルばねを内蔵し、該コイルばねの捻りに伴う弾性復元力を巻取力としてスクリーンを巻き上げるタイプのもので、該スクリーンの下端に可動桟(操作框)が取り付けられ、該可動桟の中央位置に前記操作コード(操作紐)が連結されている。そして、該操作コードで前記可動桟を引き下げることにより、前記スクリーンが前記巻取軸から引き出されて使用状態(全閉状態)になり、そのとき前記巻取軸の回転によって前記コイルばねが捻られて巻取力が蓄積され、前記可動桟の引き下げ状態を解除すると、前記コイルばねの弾性復元力により前記巻取軸が回転して前記スクリーンが巻き上げられるように構成されている。
一方、前記特許文献2に開示されたスクリーン装置は、巻取軸の一端にスプロケットを取り付け、このスプロケットに操作コードをループ状にして巻き掛け、該操作コードの前方側部分と後方側部分とを手に持って互いに上下逆方向に移動させることにより、前記スプロケットを介して前記巻取軸を正又は逆方向に回転させ、それによって前記スクリーンを開閉させるものである。
ところが、前記特許文献1に開示されたスクリーン装置は、スクリーンの下端に取り付けた可動桟の中央位置に前記操作コードが取り付けられているため、外観上も使用上も好ましくない場合がある。また、前記特許文献2に開示されたスクリーン装置の場合には、前記操作コードの前方側部分と後方側部分との移動方向を間違えて前記巻取軸を逆方向に回転させることがあるなど、操作性が悪いという問題があり、また、ループ状をした前記操作コードにペットや人が引っかかり易いなど、安全性の面でも問題があった。
実開平3−101798号公報 特開平8−177350号公報
本発明の目的は、操作コードの配置を改善することにより、外観に勝れると共に、操作性や安全性の面でも勝れた巻取式スクリーン装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のスクリーン装置は、上下の横枠杆及び左右の縦枠杆からなる矩形のスクリーン枠と、上方の横枠杆の内部に水平な軸線を中心に回転自在なるように収容された巻取軸と、前記スクリーン枠内に、左右の側端部を前記左右の縦枠杆にガイドされて上下方向に開閉自在なるように配設され、上端を前記巻取軸に連結されたスクリーンと、前記スクリーン枠内に、左右の側端部を前記左右の縦枠杆にガイドされて上下方向に移動自在に配設され、前記スクリーンの下端に連結された可動桟と、前記巻取軸を回転させてスクリーンを開閉操作する開閉操作装置とを有し、前記開閉操作装置は、前記巻取軸の軸線方向の一端に連結されたプーリーと、前記左右の縦枠杆のうち前記プーリーが設けられた側に位置する第1の縦枠杆に沿って上下動自在のハンドルと、該ハンドルの操作に連動して前記プーリーを回転させる操作コードとを有し、前記操作コードは、2つに折り曲げられた状態に配設されていて、折曲部に前記ハンドルが遊動状態に係合し、一方の第1端が前記プーリーに巻き付けられると共に、他方の第2端が、前記ハンドルより上方位置で前記第1の縦枠杆に固定されたコード連結部材に連結されていることを特徴とする。
本発明において、前記ハンドルは、前記第1の縦枠杆に上下方向に形成されたガイド溝に沿って移動自在であり、該ハンドルの上端部に挿通孔が形成され、該挿通孔に前記操作コードが遊動状態に挿通されていることが望ましい。
また、前記コード連結部材は、前記プーリーから下向きに延出する前記操作コードを前記第1の縦枠杆の内部に導入するための導入部を有し、該導入部から前記第1の縦枠杆の内部に導入された前記操作コードは、該第1の縦枠杆の内部で、前記ハンドルに係合すると共に前記第2端が前記コード連結部材に連結されていることが望ましい。
本発明の1つの具体的な構成態様によれば、前記巻取軸が、捻りに伴う弾性復元力を巻取力として該巻取軸を回転させるコイルばねを内蔵し、前記ハンドルを下降させると、該巻取軸が、前記操作コード及びプーリーを介して前記スクリーンが繰り出される方向に回転させられると共に、該巻取軸の回転により前記コイルばねが捻られて前記巻取力が蓄積されるように構成される。
このとき好ましくは、前記可動桟と下方の横枠杆とに、前記スクリーンが繰り出されて前記可動桟が最下端まで下降したとき相互に止着し合うラッチ機構が設けられていることである。
本発明の他の構成態様によれば、前記巻取軸が、前記ハンドルを下降させると、前記操作コード及びプーリーを介して前記スクリーンを巻き取る方向に回転させられるように構成される。
このとき、前記ハンドルと前記第1の縦枠杆とに、前記スクリーンが巻き取られて前記ハンドルが最下端まで下降した相互に止着し合うラッチ機構が設けられていることが望ましい。
本発明は、巻取軸を回転操作するハンドル及び操作コードを第1の縦枠杆側に配置し、該ハンドルを第1縦枠杆に沿って上下動させることによってスクリーンを開閉するように構成したので、スクリーンの下端の可動桟の中央に操作コードが取り付けられている従来品に比べ、外観に勝れており、また、ループ状の操作コードを使用する場合のように該操作コードにペットや人が引っかかることがなく、ループ状の操作コードの前方側部分と後方側部分との移動方向を間違えて誤操作することもないため、安全性や操作性の面でも勝れる。
本発明に係る巻取式スクリーン装置の第1実施形態を示す部分破断正面図である。 図1のII−II線での拡大断面図である。 図1のIII−III線での断面図である。 前記第1実施形態における巻取軸の回転操作機構のみを示す正面図である。 図4の左側面図である。 本発明に係る巻取式スクリーン装置の第2実施形態を示す部分破断正面図である。 図6のVII−VII線での拡大断面図である。 前記第2実施形態における巻取軸の回転操作機構のみを示す側面図である。
図1−図3は本発明に係る巻取式スクリーン装置の第1実施形態を示すものである。この第1実施形態のスクリーン装置1Aは、スクリーン2を巻取軸3に巻き取ったり該巻取軸3から繰り出したりすることによって上下方向に開閉する縦開き式のスクリーン装置であり、且つ、前記巻取軸3がコイルばね4を内蔵し、該コイルばね4の捻りに伴う弾性復元力を巻取力としてスクリーン2を自動的に巻き上げるタイプのものである。
前記スクリーン装置1Aは、上下の横枠杆6a,6b及び左右の縦枠杆7a,7bからなる矩形のスクリーン枠5を有している。前記上下の横枠杆6a,6bのうち上方の横枠杆6aは、下方の横枠杆6bより容積の大きいボックス形に形成されていて、該上方の横枠杆6aの内部に、円筒形をした前記巻取軸3が、両端を該上方の横枠杆6aの両端部に形成された軸受部8a,8bに支持されて、水平な軸線を中心に回転自在なるように配設され、該巻取軸3の内部に前記コイルばね4が内蔵されている。
前記コイルばね4の一端4aは前記上方の横枠杆6aの端部に固定され、該コイルばね4の他端4bは前記巻取軸3の内部において該巻取軸3に固定されており、後述する開閉操作装置10により前記巻取軸3を回転させて該巻取軸3から前記スクリーン2を繰り出したとき、前記コイルばね4が捻られて巻取力が蓄積され、前記スクリーン2を巻き取るとき、前記コイルばね4により前記巻取軸3が駆動回転されて前記スクリーン2が自動的に巻き取られるように構成されている。
前記スクリーン2は、図示の例では防虫ネットであって、その上端部が前記巻取軸3に連結されると共に、該巻取軸3に巻き付けられており、その巻き付け方向は、図2及び図5において、前記巻取軸3を時計回り(正方向)に回転させると該スクリーン2が巻き取られ、前記巻取軸3を反時計回り(逆方向)に回転させると該スクリーン2が繰り出される方向である。
また、前記スクリーン2の下端部には、可動桟11が連結されている。この可動桟11は、左右の側端部が前記左右の縦枠杆7a,7bの内側面に上下方向に形成された桟案内溝12内に嵌合することにより、該桟案内溝12に沿って前記スクリーン枠5内を上下動自在であり、前記スクリーン2の下端部に取り付けられた係止体13aを、該可動桟11の連結溝11a内に該可動桟11の長手方向の端部から挿入して該連結溝11aの内縁に係止させることにより、該可動桟11が前記スクリーン2の下端に連結されている。
前記スクリーン2の左右両側端部には、前記下端部の係止体13aと同様の係止体13bが取り付けられ、該係止体13bが、前記左右の縦枠杆7a,7bの内側面に上下方向に形成されたスリット14内に挿入され、該スリット14の内縁に係止することにより、前記スクリーン2が、前記左右の縦枠杆7a,7bにガイドされて上下方向に開閉するように構成されている。
前記係止体13a,13bは、前記スクリーン2の前記側端部及び下端部に接着や逢着あるいは溶着等の適宜手段で取り付けられた布テープ15の縁に、複数の突起を断続的に取り付けたり、連続する柔軟な突条を取り付けたりすることによって形成することができるが、好ましくは、互いに噛み合う小片を2つの布テープの縁に取り付けた一対の噛合帯からなるファスナーの、一方の噛合帯を前記ネットの端部に取り付けることにより、前記係止体13a,13bを形成することである。
前記スクリーン2を開閉操作する前記開閉操作装置10は、図2、図4及び図5から良く分かるように、前記巻取軸3の軸線方向の一端に連結されたプーリー18と、前記左右の縦枠杆7a,7bのうち前記プーリー18が設けられた側に位置する第1の縦枠杆7aに沿って上下動自在のハンドル19と、該ハンドル19の上下動操作に連動して前記プーリー18を回転させる操作コード20とを有している。
前記プーリー18は、前記巻取軸3の端部に取付部材18aを介して固定されていて、該巻取軸3と一体になって正逆両方向に回転する。
一方、前記ハンドル19は、縦に細長い板状の基板部21と、該基板部21に一体に形成されたコ字形の握持部22とを有していて、前記基板部21の裏面中央部に係止突条23が上下方向に細長く形成され、該係止突条23が、前記第1の縦枠杆7aの前側面に上下方向に細長く形成されたガイド溝24(図1参照)内に嵌合して該ガイド溝24の溝縁に内側から係止することにより、該ガイド溝24に沿って上下動自在なるように構成されている。前記基板部21の裏面には、前記係止突条23の上端部の位置に、前記操作コード20を挿通するための挿通孔25が形成されている。
前記操作コード20は、柔軟な素材により形成されていて、一方の第1端20aが前記プーリー18に連結されて巻き付けられ、他方の第2端20bは、前記ハンドル19の前記挿通孔25内に遊動状態に挿通されたあと、上方に向けて折り返され、前記ハンドル19より上方の位置で前記第1の縦枠杆7aの前側面に固定されたコード連結部材26の連結部26aに、固定的に連結されている。従って、前記ハンドル19は、2つに折り曲げられた前記操作コード20の中間の折曲部に、該ハンドル19の上下動操作によって前記操作コード20の長さ方向に相対的に変位自在なるように係合していることになる。
前記プーリー18に対する前記操作コード20の巻き付け方向は、図2及び図5において、前記ハンドル19を下降させて該操作コード20をプーリー18から引き出したとき、該プーリー18及び巻取軸3が反時計回りに回転して前記スクリーン2が繰り出される方向である。
なお、前記ハンドル19の挿通孔25の上縁の、前記操作コード20が接する部分は、摩擦を減らすために滑らかな曲面に形成しておくことが望ましいが、この部分にローラー等の回転部材を回転自在に配置し、この回転部材に前記操作コード20を巻き掛けても良い。
前記コード連結部材26は、前記プーリー18から下向きに延出して前記上方の横枠杆6aの外部に導出された前記操作コード20を、前記第1の縦枠杆7aの内部に導入するための導入部28を有している。この導入部28は、前記コード連結部材26を前後方向に貫通する導入孔28aを有し、この導入孔28aを通じて前記操作コード20が、前記第1の縦枠杆7aの外部から内部へと導入されている。このとき前記コード連結部材26の、前記操作コード20が接触する部分28b,28cは、摩擦を減らす目的で滑らかな曲面に形成されている。
前記第1の縦枠杆7aの内部に導かれた前記操作コード20は、該第1の縦枠杆7aの内部で、前記ハンドル19に係合すると共に、前記第2端20bが前記コード連結部材26の連結部26aに連結されている。従って、前記第1の縦枠杆7aの外部に前記操作コード20が露出しないため、外観的に体裁が良く、また、該操作コード20にペットや人が引っかかることがないため、安全性の面でも勝れる。
前記操作コード20は、前記スクリーン2が前記巻取軸3に完全に巻き取られて全開状態にあるとき、前記プーリー18に最大限巻き取られており、このとき前記可動桟11及びハンドル19は、それぞれ上昇端の位置を占めている。図1及び図2は、前記スクリーン2が前記巻取軸3から少しだけ引き出されて半開状態にある場合を示している。
前記スクリーン2の全開状態から、前記ハンドル19を下降させると、図5に示すように、前記操作コード20が前記プーリー18から引き出されるため、該プーリー18及び巻取軸3は図の反時計回り即ち逆方向に回転し、該巻取軸3から前記スクリーン2が繰り出されると共に、前記コイルばね4が捻られて巻取力が蓄積される。
そして、前記スクリーン2が最大限引き出されて全閉状態になると、前記可動桟11とハンドル19も最大限下降し、前記可動桟11は、下方の横枠杆6bに当接する下降端の位置を占める。
このとき、前記可動桟11には、前記コイルばね4によってスクリーン2の巻き取り方向即ち上向きの力が作用しているため、該可動桟11を下降端の位置に保持させておくためには、該可動桟11を前記下方の横枠杆6bに止着させておく必要がある。このため、該可動桟11と下方の横枠杆6bとに、相互に止着し合うラッチ機構29が設けられている。
前記ラッチ機構29は、前記下方の横枠杆6bの上面の複数箇所に取り付けられたマグネット29aと、前記可動桟11の下面の、前記マグネット29aと対応する位置に取り付けられた磁性体製の吸着体29bとで構成され、これらのマグネット29aと吸着体29bとの相互吸着によって前記可動桟11が下降端の位置に保持されている。
しかし、前記ラッチ機構29はこのような構成に限定されず、面ファスナーやフック等によって形成することもできる。
前記スクリーン2を前記巻取軸3により巻き上げて開放させるときには、前記ラッチ機構29による可動桟11の前記第1の横枠杆への止着を外せば良い。そうすると、前記スクリーン2は、前記コイルばね4の弾性復元力によって前記巻取軸3に自動的に巻き取られ、全開状態になる。このとき、前記可動桟11は、前記スクリーン2と一緒に上昇し、前記ハンドル19は、前記操作コード20がプーリー18に巻き取られることによって上昇し、それぞれ上昇端の位置を占める。
前記スクリーン2を開閉操作するときの前記ハンドル19の操作ストロークは、該ハンドル19が動滑車と同様の動きをするため、前記可動桟11の移動ストロークよりも小さく、前記巻取軸3とプーリー18との大きさの関係にもよるが、該可動桟11の移動ストロークの1/2以下にすることもできる。このため、前記スクリーン2の開閉操作をハンドル19の小さい操作ストロークで行うことができ、操作性に勝れる。しかも、操作コードをループ状にした従来装置のように、該操作コードの前方側部分と後方側部分との移動方向を間違えて前記巻取軸3を逆方向に回転させることもないため、誤操作がなく、操作の確実性でも勝れる。
図6−図8は本発明に係る巻取式スクリーン装置の第2実施形態を示すもので、この第2実施形態のスクリーン装置1Bが前記第1実施形態のスクリーン装置1Aと相違する主要な相違点は、巻取軸3に、スクリーン2を自動的に巻き上げるための駆動源であるコイルばねが内蔵されておらず、ハンドル19の操作によって操作コード20でプーリー18及び巻取軸3を回転させ、それによって前記スクリーン2を巻き上げて開放するように構成されている点である。
このため、この第2実施形態のスクリーン装置1Bにおいては、図8に示すように、前記操作コード20の第1端20aをプーリー18に巻き付ける方向が、前記第1実施形態の場合とは逆に、前記ハンドル19を下降させて該操作コード20を前記プーリー18から引き出すとき、該プーリー18及び巻取軸3が時計回り(正方向)に回転して前記スクリーン2を巻き取る方向である。
これにより、前記スクリーン2が巻取軸3から最大限繰り出されることによって全閉状態にあり、且つ、操作コード20がプーリー18に最大限巻き取られて前記ハンドル19が上昇端に位置している状態から、該ハンドル19を下降させると、前記操作コード20がプーリー18から引き出されることによって該プーリー18及び巻取軸3が正方向に回転するため、該巻取軸3に前記スクリーン2が巻き取られ、該スクリーン2は全開状態になる。
このとき、可動桟11は、スクリーン2と一緒に上昇して上昇端の位置を占め、その重量がスクリーン2に下向きに作用することになる。このため、前記ハンドル19から手を離すと、該可動桟11の重量によってスクリーン2が巻取軸3から自動的に繰り出され、閉鎖されることになる。
そこで、前記スクリーン2を開放状態に保持させておくためには、前記可動桟11を上昇端の位置に止着させるか、あるいは前記ハンドル19を下降端の位置に止着させておく必要があるが、図示した実施形態では、前記ハンドル19と第1の横枠杆7aとに、該ハンドル19を下降端の位置に止着させておくためのラッチ機構30が設けられている。
前記ラッチ機構30は、前記第1の縦枠杆7aの前側面に取り付けられた係止部材31と、前記ハンドル19の基板部21の下端部に取り付けられた弾性係止片32とを有し、前記ハンドル19の下降端の位置で、前記弾性係止片32の鉤部32aを前記係止部材31の鉤部31aに係止させることにより、前記ハンドル19を下降端の位置に止着させておくことができる。
前記ラッチ機構30による前記ハンドル19と第1の横枠杆7aとの係止状態を解除すると、前記スクリーン2は、前記可動桟11の重量により下降して自動的に閉鎖される。
前記第2実施形態のスクリーン装置1Bの前述した構成以外は、前記第1実施形態のスクリーン装置1Aと実質的に同じであるから、両者の主要な同一構成部分に第1実施形態と同一の符号を付し、その説明は省略する。
1A,1B スクリーン装置
2 スクリーン
3 巻取軸
4 コイルばね
5 スクリーン枠
6a 上方の横枠杆
6b 下方の横枠杆
7a 左方の縦枠杆
7b 右方の縦枠杆(第1の縦枠杆)
10 開閉操作装置
11 可動桟
18 プーリー
19 ハンドル
20 操作コード
20a 第1端
20b 第2端
24 ガイド溝
25 操作孔
26 コード連結部材
28 導入部
29,30 ラッチ機構

Claims (7)

  1. 上下の横枠杆及び左右の縦枠杆からなる矩形のスクリーン枠と、上方の横枠杆の内部に水平な軸線を中心に回転自在なるように収容された巻取軸と、前記スクリーン枠内に、左右の側端部を前記左右の縦枠杆にガイドされて上下方向に開閉自在なるように配設され、上端を前記巻取軸に連結されたスクリーンと、前記スクリーン枠内に、左右の側端部を前記左右の縦枠杆にガイドされて上下方向に移動自在に配設され、前記スクリーンの下端に連結された可動桟と、前記巻取軸を回転させて前記スクリーンを開閉操作する開閉操作装置とを有し、
    前記開閉操作装置は、前記巻取軸の軸線方向の一端に連結されたプーリーと、前記左右の縦枠杆のうち前記プーリーが設けられた側に位置する第1の縦枠杆に沿って上下動自在のハンドルと、該ハンドルの操作に連動して前記プーリーを回転させる操作コードとを有し、
    前記操作コードは、2つに折り曲げられた状態に配設されていて、折曲部に前記ハンドルが遊動状態に係合し、一方の第1端が前記プーリーに巻き付けられると共に、他方の第2端が、前記ハンドルより上方位置で前記第1の縦枠杆に固定されたコード連結部材に連結されている、
    ことを特徴とする巻取式スクリーン装置。
  2. 前記ハンドルは、前記第1の縦枠杆に上下方向に形成されたガイド溝に沿って移動自在であり、該ハンドルの上端部に挿通孔が形成され、該挿通孔に前記操作コードが遊動状態に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載の巻取式スクリーン装置。
  3. 前記コード連結部材は、前記プーリーから下向きに延出する前記操作コードを前記第1の縦枠杆の内部に導入するための導入部を有し、該導入部から前記第1の縦枠杆の内部に導入された前記操作コードは、該第1の縦枠杆の内部で、前記ハンドルに係合すると共に前記第2端が前記コード連結部材に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻取式スクリーン装置。
  4. 前記巻取軸は、捻りに伴う弾性復元力を巻取力として該巻取軸を回転させるコイルばねを内蔵し、前記ハンドルを下降させると、該巻取軸が、前記操作コード及びプーリーを介して前記スクリーンが繰り出される方向に回転させられると共に、該巻取軸の回転により前記コイルばねが捻られて前記巻取力が蓄積されるように構成されたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の巻取式スクリーン装置。
  5. 前記可動桟と下方の横枠杆とに、前記スクリーンが繰り出されて前記可動桟が最下端まで下降したとき相互に止着し合うラッチ機構が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の巻取式スクリーン装置。
  6. 前記巻取軸は、前記ハンドルを下降させると、前記操作コード及びプーリーを介して前記スクリーンを巻き取る方向に回転させられることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の巻取式スクリーン装置。
  7. 前記ハンドルと前記第1の縦枠杆とに、前記スクリーンが巻き取られて前記ハンドルが最下端まで下降した相互に止着し合うラッチ機構が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の巻取式スクリーン装置。
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