JP6062114B1 - 無線中継装置、無線中継方法及び無線中継プログラム - Google Patents

無線中継装置、無線中継方法及び無線中継プログラム Download PDF

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Abstract

受信部(1031)は、無線中継装置から、無線中継装置との無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを通知するハンドオーバー応答を受信する。探索部(1033)は、前記無線中継装置以外にハンドオーバーが可能な無線中継装置が存在するか否かを探索する。送信部(1032)は、探索部(1033)による探索の結果、前記無線中継装置以外にハンドオーバーが可能な無線中継装置が存在する場合に、探索部(1033)により探索された無線中継装置にハンドオーバー要求を送信する。

Description

本発明は、無線通信装置及び無線中継装置に関する。
従来、移動する無線通信装置は、接続開始時に最も通信品質の良い無線中継装置(基地局、アクセスポイントなど)と接続し、接続した無線中継装置との通信を開始する。そして、通信中の無線中継装置との通信状態が悪くなると周辺の他の無線中継装置にハンドオーバーし、新たな無線中継装置との通信を開始する。
無線通信装置と無線中継装置との無線通信が障害物により影響を受けると、通信品質が悪化して再度のハンドオーバーが必要となる。
特許文献1では、移動体が、監視カメラやセンサーにより、自身の移動方向で自身と基地局との間に障害物が存在するか否かを監視する方式が記載されている。そして、特許文献1の移動体は、障害物を検出すると基地局との通信が切断される位置を認識し、通信速度又は変調方式を変更するなど通信方式を変更することで通信を維持する。
また、特許文献2では、マンホール型の基地局が記載されている。また、特許文献2では、マンホールに圧力センサーまたは電波センサーを搭載することで、基地局が、マンホール上の障害物の有無を検出し、障害物を検出した場合には通信中の子機を他の基地局にハンドオーバーさせることで、通信を維持する方式が記載されている。
特開2014−90376号公報 特開平11−127100号公報
前述のように、特許文献1では、移動体が、通信中の基地局との間の障害物を検出し、通信方式を変更することで通信を維持することが示されている。しかしながら、通信方式を変更しても基地局との通信が切断される可能性はあり、移動体が通信を維持できる保証はない。
また、特許文献2では、マンホール型の基地局が自身の上にある障害物を検出し、通信中の子機を他の基地局にハンドオーバーさせることで通信を維持する方式が記載されている。しかしながら、マンホール上の障害物の出現及び滞留期間は不規則であり、ハンドオーバーが完了する前に通信品質が悪化し子機との通信が切断される可能がある。更には、交通量などにより通信可能な期間が少なく、基地局として十分に機能しない可能性もある。
このように、特許文献1の技術及び特許文献2の技術では、無線通信装置と無線中継装置との無線通信が障害物により影響を受ける場合には、無線通信装置は良好な通信品質を得ることできないという課題がある。
本発明は、無線通信装置と無線中継装置との無線通信が障害物により影響を受ける場合にも、無線通信装置がより良好な通信品質を得ることが可能な構成を実現する。
本発明に係る無線通信装置は、
無線中継装置から、前記無線中継装置との無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを通知するハンドオーバー応答を受信する受信部と、
前記無線中継装置以外にハンドオーバーが可能な無線中継装置が存在するか否かを探索する探索部と、
前記探索部による探索の結果、前記無線中継装置以外にハンドオーバーが可能な無線中継装置が存在する場合に、前記探索部により探索された無線中継装置にハンドオーバー要求を送信する送信部とを有する。
本発明では、無線通信装置は、ハンドオーバー応答の送信元の無線中継装置以外にハンドオーバーが可能な無線中継装置が存在するか否かを探索し、探索の結果、ハンドオーバーが可能な無線中継装置が存在する場合は、探索された無線中継装置にハンドオーバー要求を送信する。
このため、本発明によれば、無線通信装置は、ハンドオーバー応答の送信元の無線中継装置との無線通信が障害物により影響を受ける場合にも、探索された無線中継装置と、より良好な通信品質の無線通信を行うことができる。
実施の形態1に係るアクセスポイントの配置例と子機の移動ルート例とを示す図。 実施の形態1に係る子機の構成例を示す図。 実施の形態1に係るアクセスポイントの構成例を示す。 実施の形態1に係る通信シーケンス例(障害物が存在しない場合)を示す図。 実施の形態1に係る通信シーケンス例(障害物が存在する場合(他のハンドオーバー先候補有り))を示す図。 実施の形態1に係る通信シーケンス例(障害物が存在する場合(他のハンドオーバー先候補なし))を示す図。 実施の形態1に係る子機の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るアクセスポイントの動作例を示すフローチャート図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、実施の形態1に係るアクセスポイントの配置例と子機の移動ルート例を示す。
図1は、例えば工場内のレイアウトを示している。
アクセスポイント11〜14は、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントである。
アクセスポイント11〜14は、以下では、APとも表記する。
アクセスポイント11〜14は、無線中継装置の例に相当する。
子機21は、無線LANの子機である。
子機21は、図示していない自動走行装置に搭載される。
自動走行装置は、工場内の通路を自動で走行し、例えば、部品の搬送を行い、通過ポイントで部品の配送状況や部品の残数等のデータを収集する。
子機21は、自動走行装置が収集したデータを、AP11〜14を介して、図示していないセンター装置に送信する。
なお、厳密には、子機21が搭載されている自動走行装置が工場内を移動するが、以下では、説明の便宜上、子機21が移動すると表記する。
子機21は、無線通信装置の例に相当する。
移動ルート41及び移動ルート42は、子機21が工場内を移動するルートである。
障害物31は、子機21とAP13との無線通信の通信品質に影響を与える。
地点51は、子機21が移動ルート41又は移動ルート42を移動する際に、AP12と通信中に通信品質が劣化して他のAPにハンドオーバーをしようとする地点である。
本実施の形態では、子機21及びAP11〜14が工場内で利用されている例を説明するが、子機21及びAP11〜14の利用は工場内に限られない。
また、本実施の形態では、無線通信の例として無線LANでの無線通信を説明するが、以下の説明は、無線LAN以外の無線通信にも適用可能である。
図2は、実施の形態1に係る子機21の構成例を示す。
子機21は、コンピュータである。子機21は、図2に示すように、ハードウェアとして、アンテナ100と、PHY(PHYsical)部101と、MAC(Media Access Control)部102と、プロセッサ103と、記憶装置105と、外部IF(InterFace)部109とを備える。
また、子機21は、機能構成として、受信部1031、送信部1032及び探索部1033を備える。
受信部1031、送信部1032及び探索部1033は、プロセッサ103により実行されるプログラムである。
受信部1031、送信部1032及び探索部1033の機能を実現するプログラムは記憶装置105に記憶されており、プロセッサ103がこれらプログラムを実行して、後述する受信部1031、送信部1032及び探索部1033の動作を行う。
図2では、プロセッサ103が受信部1031、送信部1032及び探索部1033の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
記憶装置105は、ROM(Read Only Memory)106と、RAM(Random Access Memory)107と、不揮発メモリ108で構成される。
以下、図2に示す各要素を説明する。
アンテナ100は、AP11〜14との間でデータを送受信する。
PHY部101は、アンテナ100を介してAP11〜14と通信するためのインタフェースである。
PHY部101は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの物理層の機能を有し、受信したデータの復調処理及び送信するデータの変調処理などを行う。
また、PHY部101は、AP11〜14のとの間の通信経路の通信品質を測定する。
PHY部101は、通信経路の通信品質の測定結果を、MAC部102を介して、プロセッサ103の探索部1033へ通知する。
PHY部101は、例えば、無線通信用のインタフェースカードによって構成される。
MAC部102は、PHY部101を制御する機能を有しており、MACアドレスの管理を行う。
MAC部102は、OSI参照モデルのデータリンク層の機能を有し、PHY部101から受け取ったデータからMACヘッダなどを取り除き、PHY部101へ受け渡すデータにMACヘッダなどを付与する。
MAC部102は、例えば、ドライバ回路によって構成される。
プロセッサ103は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ103は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
プロセッサ103は、OSI参照モデルのネットワーク層またはネットワーク層以上の機能を有し、ROM106に保存されたプログラムを読み込み、子機21としてデータの取得、送信、転送などの各種処理を実施する。
プロセッサ103は、外部IF部109を介して自動走行装置との通信処理を行い、自動走行装置からデータを取得する。プロセッサ103は、取得したデータを記憶装置105のRAM107及び不揮発メモリ108の一方または両方に記憶させる。プロセッサ103は、例えば、ネットワーク層以上のプロトコルを実行する処理回路によって構成される。
受信部1031は、AP11〜14から送信されたデータをPHY部101及びMAC102を介して受信する。
受信部1031は、例えば、センター装置から送信された自動走行装置に対する制御情報を受信する。
また、受信部1031は、APからハンドオーバー応答を受信する。
なお、受信部1031により行われる動作は、受信処理に相当する。
送信部1032は、PHY部101及びMAC102を介してAP11〜14にデータを送信する。
送信部1032は、例えば、自動走行装置から受信したデータをAP11〜14へ送信する。
また、送信部1032は、APにハンドオーバー要求を送信する。ハンドオーバー要求では、子機21の現在位置及び移動ルートが通知される。
なお、送信部1032により行われる動作は、送信処理に相当する。
探索部1033は、PHY部101での通信経路の通信品質の測定を制御する。
また、探索部1033は、PHY部101で測定された通信経路の通信品質の測定結果をMAC部102を介して取得し、ハンドオーバーが可能なAPが存在するか否かを探索する。
また、探索部1033は、取得した通信経路の通信品質の測定結果を記憶装置105のRAM107及び不揮発メモリ108の一方または両方に記憶させる。
更には、探索部1033が、外部IF部109を介した自動走行装置との通信処理、自動走行装置からのデータを記憶装置105へ記憶させるようにしてもよい。
なお、探索部1033により行われる動作は、探索処理に相当する。
記憶装置105は、プログラム及び取得したデータなどの各種情報を記憶する。記憶装置105は、メモリによって構成される。
ROM106は、プロセッサ103が実行するプログラムを記憶する。
より具体的には、ROM106は、受信部1031、送信部1032及び探索部1033を実現するプログラムを記憶する。
また、ROM106には、OS(Operating System)も記憶されている。
RAM107は、通信品質の測定結果、自動走行装置が収集したデータ、自動走行装置の移動ルートなどの情報を一時的に保存する。
また、RAM107には、受信部1031、送信部1032及び探索部1033を実現するプログラムがロードされる。
更には、RAM107には、OSの少なくとも一部もロードされる。
不揮発メモリ108は、通信品質の測定結果、自動走行装置が収集したデータ、自動走行装置の移動ルートなどの情報を一時的に保存する。
本実施の形態では、不揮発メモリ108及びRAM107が同じ情報を保存しているが、不揮発メモリ108及びRAM107が異なる情報を保持するようにしてもよい。
外部IF部109は、自動走行装置とのインタフェースである。
外部IF部109は、自動走行装置が収集したデータを取得する。
また、外部IF部109は、センター装置から送信された自動走行装置に対する制御情報を自動走行装置に転送する。
外部IF部109は、例えば、無線通信用または有線通信用のインタフェースカードによって構成される。
図3は、実施の形態1に係るAP11の構成例を示す。図3では、AP11の構成例を示すが、AP12〜14でもAP11と同じ構成を有するものとする。
AP11は、コンピュータである。AP11は、図3に示すように、ハードウェアとして、アンテナ200と、PHY部201と、MAC部202と、プロセッサ203と、記憶装置205と、監視カメラIF部209と、外部IF部211とを備える。
また、AP11は、機能構成として、受信部2031、送信部2032及び制御部2033を備える。
受信部2031、送信部2032及び制御部2033は、プロセッサ203により実行されるプログラムである。
受信部2031、送信部2032及び制御部2033の機能を実現するプログラムは記憶装置205に記憶されており、プロセッサ203がこれらプログラムを実行して、後述する受信部2031、送信部2032及び制御部2033の動作を行う。
図3では、プロセッサ203が受信部2031、送信部2032及び制御部2033の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
記憶装置205は、ROM206と、RAM207と、不揮発メモリ208で構成される。
アンテナ200、PHY部201及びMAC部202は、子機21のアンテナ100、PHY部101及びMAC部102と同様であり、説明を省略する。
プロセッサ203は、プロセッシングを行うICである。
プロセッサ203は、CPU、DSP等である。
プロセッサ203は、OSI参照モデルのネットワーク層またはネットワーク層以上の機能を有し、ROM206に保存されたプログラムを読み込み、AP11としてデータの転送などの各種処理を実施する。
プロセッサ203は、例えば、ネットワーク層以上のプロトコルを実行する処理回路によって構成される。
受信部2031は、子機21から送信されたデータをPHY部201及びMAC202を介して受信する。
受信部2031は、例えば、子機21から送信された自動走行装置からのデータを受信する。
また、受信部2031は、子機21からハンドオーバー要求を受信する。前述したように、ハンドオーバー要求では、子機21の現在位置及び移動ルートが通知される。
なお、受信部2031により行われる動作は、受信処理に相当する。
送信部2032は、PHY部201及びMAC202を介して子機21にデータを送信する。
送信部2032は、例えば、センター装置から送信された自動走行装置に対する制御情報を子機21に送信する。
また、送信部2032は、ハンドオーバー応答を子機21に送信する。
なお、送信部2032により行われる動作は、送信処理に相当する。
制御部2033は、ハンドオーバー要求で通知された子機21の現在位置及び移動ルートに基づき、AP11の周囲を撮影して得られた撮影画像を解析し、移動ルートを移動する子機21との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定する。
つまり、制御部2033は、後述する監視カメラIF部209により取得された監視カメラ301からの撮影画像と不揮発メモリ208に記憶されているAP11の周囲の定常状態の撮影画像を比較し、AP11の周囲、すなわちAP11の通信エリアに障害物が存在するか否かを確認する。そして、AP11の通信エリアに障害物が存在する場合には、制御部2033は、子機21の現在位置及び移動ルートに基づき、当該障害物によって子機21との無線通信の通信品質が影響を受けるか否か、すなわち子機21との無線通信の通信品質が障害物によって劣化するか否かを判定する。
また、制御部2033は、PHY部201で測定された通信経路の通信品質の測定結果をMAC部202を介して取得し、取得した通信経路の通信品質の測定結果を記憶装置205のRAM207及び不揮発メモリ208の一方または両方に記憶させる。
なお、制御部2033により行われる動作は、制御処理に相当する。
記憶装置205は、プログラムなどの各種情報を記憶する。記憶装置205は、メモリによって構成される。
ROM206は、プロセッサ203が実行するプログラムを記憶する。
より具体的には、ROM206は、受信部2031、送信部2032及び制御部2033を実現するプログラムを記憶する。
また、ROM206には、OSも記憶されている。
RAM207は、通信品質の測定結果、子機21から取得したデータなどの情報を一時的に保存する。
また、RAM207には、受信部2031、送信部2032及び制御部2033を実現するプログラムがロードされる。
更には、RAM207には、OSの少なくとも一部もロードされる。
不揮発メモリ208は、通信品質の測定結果、子機21から取得したデータなどの情報を一時的に保存する。
本実施の形態では、不揮発メモリ208及びRAM207は同じ情報を保存しているが、不揮発メモリ208及びRAM207が異なる情報を保持するようにしてもよい。
また、不揮発メモリ208には、AP11の周辺の定常状態の撮影画像が保存されている。
監視カメラIF部209は、AP11の外部に設置された監視カメラ301とのインタフェースである。
監視カメラIF部209は、監視カメラ301から撮影画像を取得する。
監視カメラ301は、AP11の通信エリアの状況を監視する。つまり、監視カメラ301は、AP11の周囲を撮影し、撮影画像を監視カメラIF部209に送信する。
なお、監視カメラ301から送信される撮影画像は、静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。
外部IF部211は、センター装置とのデータの送受信を行うインタフェースである。
外部IF部211は、子機21の外部IF部109に接続される自動走行装置から送信されたデータをセンター装置に送信する。また、外部IF部211は、センター装置から自動走行装置の移動ルート等のデータを受信する。
***動作の説明***
次に、本実施の形態に係る子機21とAP11の動作の概要を図1を用いて説明する。
図1に示すように、子機21が無線LANを用いてセンター装置と通信しながら移動ルート41に従って走行するとする。子機21は最初AP11と通信をしながら走行するが、途中で通信品質が劣化し、AP12にハンドオーバーしてセンター装置との通信を継続する。
その後、工場内の地点51にさしかかったところで、AP12との通信品質が劣化したとする。子機21は周辺のAPを探索し、この時点では、AP13が最も近く、他のAP11、14よりも通信品質が良いので、AP13にハンドオーバーしセンター装置との通信を継続しようとする。
しかし、移動ルート41の場合、しばらくすると、障害物31によってAP13との無線通信の通信品質が劣化する可能性がある。つまり、障害物31によって、子機21とAP13との通信が切断されるか、急激に通信品質が劣化する可能性がある。従って、子機21は、AP13へのハンドオーバー後に短時間で再度ハンドオーバーが必要になる。
一方、子機21が移動ルート42に従って走行している場合は、子機21が中継先をAP12からAP13に切り替えた後に、障害物31の影響を受けることはない。このため、AP13との通信は安定して継続できる。
このように、ハンドオーバーの必要性を検出した地点51では、AP13が最適なハンドオーバー先であるが、子機21が移動ルート41を移動する場合はAP13は最適なハンドオーバー先ではない。一方、子機21が移動ルート42を移動する場合はAP13は最適なハンドオーバー先である。
子機21が最適なハンドオーバー先にハンドオーバーできるようにするための動作を図4及び図5を用いて説明する。
図4及び図5は、子機21とAP12、13、14との間の通信シーケンスの例を示す。
図4は、障害物が存在しない場合の通信シーケンスの例を示す。
図4のように各APは自身の存在を子機に示すために定期的にBeaconを送信している。
子機21はAP12と無線通信を行っているときに(ステップS401)、通信品質が劣化してくるとハンドオーバーが必要と認識し、周辺のAPの存在をBeaconフレームを受信することで確認する(ステップS402〜S405)。
この時点で最も通信品質の良いAPはAP13であることから子機21はAP13に対して子機21の現在位置及び移動ルートの情報が含まれるハンドオーバー要求を送信する(ステップS406)。本実施の形態では、説明を容易にするために、子機21は、センター装置向けのデータからは独立したハンドオーバー要求を送信するものとして説明する。しかし、子機21は、センター装置向けのデータに現在位置及び移動ルートの情報を含めて、ハンドオーバーを要求するようにしてもよい。
なお、図4ではハンドオーバー要求で図1の移動ルート42が通知されているものとする。
ハンドオーバー要求を受信したAP13は、監視カメラ301の撮影画像と不揮発メモリ208に記憶されている工場内の定常状態の撮影画像を比較し、移動ルート上を移動する子機21との無線通信の通信品質を劣化させる障害物が存在しているか否かを判定する(ステップS407)。
移動ルート42の場合、図1に示す障害物31はハンドオーバー後も通信品質に影響を及ぼさない。このため、AP13はハンドオーバー要求に対する応答として、子機21との接続を承認するハンドオーバー応答を送信する(ステップS408)。
図5は、障害物が存在する場合の通信シーケンスの例を示す。
図5のS401〜S406は図4に示したものと同じである。但し、図5では、ハンドオーバー要求で図1の移動ルート41が通知されている。
AP13は、監視カメラ301の撮影画像と不揮発メモリ208に記憶されている工場内の定常状態の撮影画像を比較し、移動ルート上を移動する子機21との無線通信の通信品質を劣化させる障害物が存在しているか否かを判定する(ステップS501)。
移動ルート41の場合、図1に示す障害物31はハンドオーバー後の通信品質に影響を及ぼす可能性があるため、AP13はハンドオーバー要求に対する応答として、無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを通知するハンドオーバー応答を送信する(ステップS502)。
ハンドオーバー応答を受信した子機21は、受信していたBeaconよりAP13以外にハンドオーバー先となるAPがないかを確認する(ステップS503)。
子機21は、AP14を次のハンドオーバー候補として抽出し、AP14にハンドオーバー要求を送信する(ステップS504)。ステップS504で送信されるハンドオーバー要求にも子機21の現在位置及び移動ルートの情報が含まれる。
ハンドオーバー要求を受信したAP14は、監視カメラ301の撮影画像と不揮発メモリ208に記憶されている工場内の定常状態の撮影画像を比較し、移動ルート上を移動する子機21との無線通信の通信品質を劣化させる障害物が存在しているか否かを判定する(ステップS505)。
AP14は、ハンドオーバー後に通信品質に影響を及ぼす障害物が存在しないことを確認する。また、AP14は、子機21はAP14に近づいてくるため通信品質は良くなる傾向にあると判断する。
この結果、AP14はハンドオーバー要求に対する応答として、子機21との接続を承認するハンドオーバー応答を送信する(ステップS506)。
このように、本実施の形態では、APが、子機21の移動ルートの情報と監視カメラ301の撮影画像とを用いて、無線通信の通信品質に影響を与える障害物の有無を判定して、ハンドオーバー可否を判定する。
これにより、ハンドオーバー後の急激な通信品質の劣化による通信の切断やハンドオーバー後に短時間で再度ハンドオーバーが必要となる不安定な通信状況を回避し、安定した通信を確保することができる。
図5は、子機21がAP13からのハンドオーバー応答で通信品質の劣化の可能性を通知された際に、他のハンドオーバー先としてAP14が存在している例を示している。
図6は、他のハンドオーバー先がない場合の通信シーケンス例を示す。
図6の例では、子機21は、AP12及びAP13からのBeaconは受信できるが、AP14からのBeaconが受信できない。子機21は、AP13からのハンドオーバー応答で通信品質の劣化の可能性を通知されると(ステップS502)、他のハンドオーバー先を確認する(ステップS601)。
このとき、他のハンドオーバー先の候補としてはAP11(図6では不図示)があるが、AP11は通信が劣化する傾向にあるため、子機21はハンドオーバー先の候補としてAP11を選択しない。
子機21は、通信品質の劣化の可能性を通知するハンドオーバー応答の送信元のAP13に、子機21が通信品質の劣化の可能性を了解していることを通知するハンドオーバー要求を送信する(ステップS602)。なお、このハンドオーバー要求を了解通知メッセージともいう。
ハンドオーバー要求を受信したAP13は、子機21に他のハンドオーバー先がないことを認識し(ステップS603)、ハンドオーバー要求に対する応答として、子機21との接続を承認するハンドオーバー応答を送信する(ステップS604)。なお、このハンドオーバー応答を承認通知メッセージともいう。
このように、子機21に他のハンドオーバー先がない場合には、AP13は、通信が切断される可能性がある場合でもハンドオーバー要求を受け付け、子機21と接続する。
次に、図7を参照して、本実施の形態に係る子機21の動作例を説明する。
図7では、ハンドオーバー要求の送信(図4〜図6のS406)後の子機21の動作手順を説明する。
なお、図7に示す動作手順は、無線通信方法及び無線通信プログラムの例に相当する。
受信部1031がハンドオーバー応答を受信した場合(ステップS701でYES)は、受信部1031は受信したハンドオーバー応答を探索部1033に出力する。
探索部1033は、ハンドオーバー応答において、APとの無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることが通知されているか否かを確認する(ステップS702)。
ハンドオーバー応答において通信品質の劣化の可能性が通知されていない場合(ステップS702でNO)は、探索部1033は処理を終了する。
一方、ハンドオーバー応答において通信品質の劣化の可能性が通知されている場合(ステップS702でYES)は、探索部1033はハンドオーバー応答の送信元のAP以外にハンドオーバーが可能なAPが存在するか否かを探索する(ステップS703)。
より具体的には、探索部1033は、PHY部101で測定された通信経路の通信品質の測定結果をMAC部102を介して取得する。そして、探索部1033は、通信品質が閾値以上のAPが存在するか否かを判定し、通信品質が閾値以上のAPが複数存在する場合には、最も通信品質がよいAPを他のハンドオーバー先として抽出する。
ステップS703の探索の結果、他のハンドオーバー先が存在する場合(ステップS704でYES)は、探索部1033が、探索された他のハンドオーバー先のAP向けのハンドオーバー要求を生成し、送信部1032が他のハンドオーバー先のAPにハンドオーバー要求を送信する(ステップS706)。ステップS706で送信するハンドオーバー要求にも、子機21の現在位置及び移動ルートの情報が含まれる。
一方、他のハンドオーバー先が存在しない場合(ステップS704でNO)は、探索部1033が了解通知メッセージ、すなわち子機21が通信品質の劣化の可能性を了解していることを通知するハンドオーバー要求を生成し、送信部1032がハンドオーバー応答の送信元のAPにハンドオーバー要求を送信する(ステップS705)。
また、ハンドオーバー応答を受信できないでタイムアウトした場合(ステップS701でNO)、他のハンドオーバー先を探索する(ステップS703)。
次に、図8を参照して、本実施の形態に係るAPの動作例を説明する。
図8では、子機21によるハンドオーバー要求の送信(図4〜図6のS406)後のAPの動作手順を説明する。
なお、図8に示す動作手順は、無線中継方法及び無線中継プログラムの例に相当する。
受信部2031がハンドオーバー要求を受信した場合(ステップS801でYES)は、受信部2031は受信したハンドオーバー要求を制御部2033に出力する。
制御部2033は、ハンドオーバー要求において、無線通信中に通信品質が劣化する可能性を子機21が了解している旨が通知されているか否かを確認する(ステップS802)。
ハンドオーバー要求において無線通信中に通信品質が劣化する可能性を子機21が了解している旨が通知されている場合(ステップS802でYES)は、制御部2033は子機21のハンドオーバーを承認する(ステップS803)。そして、制御部2033は、承認通知メッセージ、すなわちハンドオーバーを承認するハンドオーバー応答を生成し、送信部2032がハンドオーバー応答を子機21に送信する(ステップS804)。
一方、ハンドオーバー要求において無線通信中に通信品質が劣化する可能性を子機21が了解している旨が通知されていない場合(ステップS802でNO)は、制御部2033はハンドオーバー実施後の子機21との通信の安定性を確認する(ステップS805)。つまり、制御部2033は、移動ルートを移動する子機21との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定する。
具体的には、制御部2033は、監視カメラIF部209を介して監視カメラ301から撮影画像を取得し、また、不揮発メモリ208から定常状態の撮影画像を取得する。そして、制御部2033は、監視カメラ301からの撮影画像と不揮発メモリ208からの撮影画像とを比較し、APの周囲、すなわちAPの通信エリアに障害物が存在するか否かを確認する。APの通信エリアに障害物が存在する場合には、制御部2033は、子機21の現在位置と移動ルートに基づき、当該障害物によって子機21との無線通信の通信品質が影響を受けるか否か、すなわち子機21との無線通信の通信品質が障害物によって劣化するか否かを判定する。
ステップS805の判定の結果、障害物が存在し、子機21との無線通信の通信品質が劣化する可能性がある場合(ステップS806でYES)は、制御部2033が、無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを通知するハンドオーバー応答を生成し、送信部2032が当該ハンドオーバー応答を子機21に送信する(ステップS807)。
一方、無線通信の通信品質が劣化しない場合(ステップS806でNO)は、前述のステップS803及びステップS804が行われる。
***実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態では、子機21がハンドオーバー要求において移動ルートをAPに通知する。また、APが、監視カメラ301の撮影画像を用いて子機21との無線通信の通信品質を劣化させる障害物が存在するか否かを確認し、障害物が存在する場合には、ハンドオーバー応答において、子機21に通信品質の劣化の可能性を通知する。
このため、本実施の形態によれば、子機21は、あるAPとの無線通信の通信品質が劣化する可能性があれば、他にハンドオーバーが可能なAPが存在するか否かを探索することができる。
また、子機21は、探索の結果、ハンドオーバーが可能な他のAPが存在する場合は、他のAPにハンドオーバー要求を送信する。このため、子機21は、他のAPと、より良好な通信品質の無線通信を行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では子機21からのハンドオーバー要求を受信したAPは不揮発メモリ208に記憶している工場内の定常状態の撮影画像と監視カメラ301の撮影画像を比較して障害物の有無を判定している。
本実施の形態では、APの負荷を軽減するために、APがセンター装置等の外部装置に障害物の有無を判定させる。
以下では、主に実施の形態1との差異を説明する。以下で説明していない事項は実施の形態1と同じである。
本実施の形態では、外部装置は、工場内の定常状態の撮影画像を保持しているものとする。
そして、制御部2033は、監視カメラ301の撮影画像を外部IF部211から外部装置に送信する。
外部装置は、監視カメラ301の撮影画像と定常状態の撮影画像とを比較し、APの周囲、すなわちAPの通信エリアに障害物が存在するか否かを確認する。APの通信エリアに障害物が存在する場合には、外部装置は、障害物の座標値をAPに送信する。
APでは、外部IF部211が外部装置から障害物の座標値を受信し、受信した障害物の座標値を制御部2033に出力する。制御部2033は、障害物の座標値とハンドオーバー要求で通知された子機21の現在位置と移動ルートに基づき、当該障害物によって子機21との無線通信の通信品質が影響を受けるか否か、すなわち子機21との無線通信の通信品質が障害物によって劣化するか否かを判定する。
制御部2033は、障害物によって通信品質が劣化すると判定した場合は、実施の形態1と同様に、通信品質の劣化の可能性を通知するハンドオーバー応答を子機21に送信する。
以降の動作は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態では、制御部2033は、外部装置に、APの周囲を撮影して得られた撮影画像を解析させてAPの周囲の障害物を検出させる。そして、制御部2033は、外部装置によりAPの周囲の障害物が検出された場合に、ハンドオーバー要求で通知された子機21の移動ルートに基づき、検出された障害物が、移動ルートを移動する子機21との無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する。
これにより、APの負荷を軽減させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、制御部2033が、障害物の移動状況を解析し、障害物が移動している場合に、障害物の移動状況と子機21の移動ルートとに基づき、障害物が無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する。
以下では、主に実施の形態1との差異を説明する。以下で説明していない事項は実施の形態1と同じである。
本実施の形態では、APは複数の監視カメラ301に接続されている。
そして、制御部2033は、受信部2031によりハンドオーバー要求が受信された際に、複数の監視カメラ301からの複数の撮影画像を解析して障害物の有無を判定するとともに、障害物が存在する場合には、障害物の移動状況も判定する。
障害物が移動していない場合は、制御部2033は実施の形態1と同様の判定手法により障害物が子機21との無線通信の通信品質を劣化させるか否かを判定する。
障害物が移動している場合は、制御部2033は、障害物の移動状況として、例えば、障害物の現在位置、移動速度、移動方向を解析する。そして、制御部2033は、解析した障害物の現在位置、移動速度、移動方向と、ハンドオーバー要求で通知された子機21の現在位置及び移動ルートと規定値である子機21の移動速度とに基づき、障害物が子機21との無線通信の通信品質を劣化させるか否かを判定する。例えば、制御部2033は、障害物が通信品質の長期間の劣化の要因となるのか、障害物による通信品質の劣化が瞬間的であるのかを判定する。
制御部2033は、障害物によって通信品質が長期間劣化すると判定した場合は、実施の形態1と同様に、通信品質の劣化の可能性を通知するハンドオーバー応答を子機21に送信する。
以降の動作は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態では、制御部2033は、APの周囲を撮影して得られた撮影画像を解析し、撮影画像の解析の結果、移動する障害物を検出した場合に、障害物の移動状況と子機21の移動ルートとに基づき、検出した障害物が、移動ルートを移動する子機21との無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する。
これにより、制御部2033は、障害物が通信品質に与える影響をより高精度に判定することができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、制御部2033は、監視カメラ301からの撮影画像を用いずに障害物の有無を判定する。
以下では、主に実施の形態1との差異を説明する。以下で説明していない事項は実施の形態1と同じである。
本実施の形態では、APの不揮発メモリ208に、移動ルートごとに過去の子機との無線通信での通信品質の推移の実績が記憶されているものとする。
制御部2033は、受信部2031によりハンドオーバー要求が受信された際に、ハンドオーバー要求で通知されている移動ルートに対応する通信品質の推移の実績を不揮発メモリ208から読み出す。そして、制御部2033は、当該移動ルートにおいて、過去に通信品質が急激に劣化したという実績があれば、通信品質の劣化をもたらす障害物が存在すると判定する。
例えば、ハンドオーバー要求の受信時刻が含まれる時間帯において過去に通信品質が急激に劣化したという実績が閾値以上あれば、制御部2033は、通信品質の劣化をもたらす障害物が存在すると判定する。
制御部2033は、障害物によって通信品質が劣化すると判定した場合は、実施の形態1と同様に、通信品質の劣化の可能性を通知するハンドオーバー応答を子機21に送信する。
以降の動作は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態では、過去に移動ルートを移動した子機との無線通信における通信品質に基づき、移動ルートを移動する子機21との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定する。
これにより、制御部2033は、監視カメラ301の撮影映像を用いずに、無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定することができる。
実施の形態5.
本実施の形態では、制御部2033は、障害物の大きさも考慮して通信品質の劣化の可能性を判定する。
以下では、主に実施の形態1との差異を説明する。以下で説明していない事項は実施の形態1と同じである。
本実施の形態では、制御部2033は、実施の形態1で示したように、子機21の現在位置及び移動ルートと監視カメラ301からの撮影画像とに基づき、いずれかの障害物を検出した場合に、検出した障害物のサイズを解析する。
そして、検出した障害物のサイズが閾値以上の場合は、当該障害物によって子機21との無線通信の通信品質が劣化する可能性があると判定する。
制御部2033は、例えば、監視カメラ301からの撮影画像から障害物のサイズを算出する。
制御部2033は、障害物によって通信品質が劣化すると判定した場合は、実施の形態1と同様に、通信品質の劣化の可能性を通知するハンドオーバー応答を子機21に送信する。
以降の動作は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態では、子機21の移動ルートと撮影画像とに基づき、いずれかの障害物を検出した場合に、検出した障害物のサイズを解析して、検出した障害物が、移動ルートを移動する子機21との無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する。
これにより、制御部2033は、電波の回り込みも考慮して通信品質の劣化の可能性を判定することができる。
実施の形態6.
本実施の形態では、制御部2033は、障害物の素材も考慮して通信品質の劣化の可能性を判定する。
以下では、主に実施の形態1との差異を説明する。以下で説明していない事項は実施の形態1と同じである。
本実施の形態では、制御部2033は、実施の形態1で示したように、子機21の現在位置及び移動ルートと監視カメラ301からの撮影画像とに基づき、いずれかの障害物を検出した場合に、検出した障害物の素材を解析する。
そして、検出した障害物の素材が電波を透過させる素材でない場合は、当該障害物によって子機21との無線通信の通信品質が劣化する可能性があると判定する。
制御部2033は、例えば、障害物の素材を識別するセンサーから障害物の素材の通知を受ける。
制御部2033は、障害物によって通信品質が劣化すると判定した場合は、実施の形態1と同様に、通信品質の劣化の可能性を通知するハンドオーバー応答を子機21に送信する。
以降の動作は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態では、子機21の移動ルートと撮影画像とに基づき、いずれかの障害物を検出した場合に、検出した障害物の素材を解析して、検出した障害物が、移動ルートを移動する子機21との無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する。
これにより、制御部2033は、障害物の電波の透過性の特性も考慮して通信品質の劣化の可能性を判定することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
***ハードウェア構成の説明***
最後に、子機21及びAP11〜14のハードウェア構成の補足説明を行う。
図2及び図3では、1つのプロセッサが図示されているが、子機21及びAP11〜14が複数のプロセッサを備えていてもよい。
また、子機21では、受信部1031、送信部1032、探索部1033の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、記憶装置105、又は、プロセッサ103内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、AP11〜14では、受信部2031、送信部2032、制御部2033の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、記憶装置205、又は、プロセッサ203内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、受信部1031、送信部1032、探索部1033、受信部2031、送信部2032、制御部2033の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
また、受信部1031、送信部1032、探索部1033、受信部2031、送信部2032、制御部2033を、「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
また、子機21及びAP11〜14は、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)といった電子回路により実現されてもよい。
この場合は、受信部1031、送信部1032、探索部1033、受信部2031、送信部2032、制御部2033は、それぞれ電子回路の一部として実現される。
なお、プロセッサ及び上記の電子回路を総称してプロセッシングサーキットリーともいう。
11 AP、12 AP、13 AP、14 AP、21 子機、31 障害物、41 移動ルート、42 移動ルート、51 地点、100 アンテナ、101 PHY部、102 MAC部、103 プロセッサ、105 記憶装置、106 ROM、107 RAM、108 不揮発メモリ、109 外部IF部、200 アンテナ、201 PHY部、202 MAC部、203 プロセッサ、205 記憶装置、206 ROM、207 RAM、208 不揮発メモリ、209 監視カメラIF部、211 外部IF部、301 監視カメラ、1031 受信部、1032 送信部、1033 探索部、2031 受信部、2032 送信部、2033 制御部。

Claims (9)

  1. 無線中継装置であって、
    無線通信装置から、前記無線通信装置の移動ルートが通知されるハンドオーバー要求を受信する受信部と、
    前記ハンドオーバー要求で通知された前記無線通信装置の移動ルートに基づき、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定する制御部と、
    前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在すると前記制御部により判定された場合に、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置と前記無線中継装置との無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを通知するハンドオーバー応答を前記無線通信装置に送信する送信部とを有する無線中継装置。
  2. 前記受信部は、
    前記送信部により前記無線通信装置に前記ハンドオーバー応答が送信された後に、前記無線通信装置から、前記無線通信装置と前記無線中継装置との無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを前記無線通信装置が了解していることを通知する了解通知メッセージを受信する場合があり、
    前記制御部は、
    前記了解通知メッセージが受信された場合に、前記無線通信装置からのハンドオーバー要求を承認し、
    前記送信部は、
    前記制御部によりハンドオーバー要求が承認されたことを通知する承認通知メッセージを前記無線通信装置に送信する請求項に記載の無線中継装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ハンドオーバー要求で通知された前記無線通信装置の移動ルートと、前記無線中継装置の周囲を撮影して得られた撮影画像とに基づき、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定する請求項1に記載の無線中継装置。
  4. 前記制御部は、
    前記無線中継装置の周囲を撮影して得られた撮影画像を解析し、前記撮影画像の解析の結果、移動する障害物を検出した場合に、前記障害物の移動状況と前記無線通信装置の移動ルートとに基づき、検出した障害物が、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する請求項に記載の無線中継装置。
  5. 前記制御部は、
    前記無線通信装置の移動ルートと前記撮影画像とに基づき、いずれかの障害物を検出した場合に、検出した障害物のサイズ及び素材の少なくともいずれかを解析して、検出した障害物が、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する請求項に記載の無線中継装置。
  6. 前記制御部は、
    外部装置に、前記無線中継装置の周囲を撮影して得られた撮影画像を解析させて前記無線中継装置の周囲の障害物を検出させ、前記外部装置により前記無線中継装置の周囲の障害物が検出された場合に、前記ハンドオーバー要求で通知された前記無線通信装置の移動ルートに基づき、検出された障害物が、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物であるか否かを判定する請求項1に記載の無線中継装置。
  7. 前記制御部は、
    過去に前記移動ルートを移動した無線通信装置との無線通信における通信品質に基づき、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定する請求項1に記載の無線中継装置。
  8. コンピュータである無線中継装置が、
    無線通信装置から、前記無線通信装置の移動ルートが通知されるハンドオーバー要求を受信し、
    前記ハンドオーバー要求で通知された前記無線通信装置の移動ルートに基づき、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定し、
    前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在すると判定した場合に、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置と前記無線中継装置との無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを通知するハンドオーバー応答を前記無線通信装置に送信する無線中継方法。
  9. コンピュータである無線中継装置に、
    無線通信装置から、前記無線通信装置の移動ルートが通知されるハンドオーバー要求を受信する受信処理と、
    前記ハンドオーバー要求で通知された前記無線通信装置の移動ルートに基づき、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在するか否かを判定する制御処理と、
    前記無線通信装置との無線通信の通信品質に影響を与える障害物が存在すると前記制御処理により判定された場合に、前記移動ルートを移動する前記無線通信装置と前記無線中継装置との無線通信中に通信品質が劣化する可能性があることを通知するハンドオーバー応答を前記無線通信装置に送信する送信処理を実行させる無線中継プログラム。
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