JP2000197090A - 基地局制御装置、移動体通信システムおよびハンドオフ方法 - Google Patents

基地局制御装置、移動体通信システムおよびハンドオフ方法

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JP2000197090A
JP2000197090A JP37306798A JP37306798A JP2000197090A JP 2000197090 A JP2000197090 A JP 2000197090A JP 37306798 A JP37306798 A JP 37306798A JP 37306798 A JP37306798 A JP 37306798A JP 2000197090 A JP2000197090 A JP 2000197090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】過剰なハンドオフの実施を防ぎ、無線資源を有
効に利用した効率的なハンドオフを行うことが可能な移
動体通信システムを提供する。 【解決手段】GPS受信機を装備した移動局を用い、強電
界を検出した場合のハンドオフ要求に移動局のGPS絶対
位置情報と移動方角情報とを付加する。一方、基地局制
御装置では、移動局位置情報検出部301と移動局移動
方角検出部302とは移動局から受信したハンドオフ要
求から移動局の位置情報と移動方角を検出する。ハンド
オフ有効性判断部307は移動局の位置および移動方角
および基地局の位置と地図データからハンドオフの有効
性を判断し、ハンドオフの実施・非実施をハンドオフ制
御部308に指示する。強制ハンドオフ指標検出部30
5は移動局からの強制ハンドオフ要求を検出し、ハンド
オフ制御部308に指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに関し、特に、ハンドオフを実現する移動体通信シス
テムに利用する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信システムでは、移動局
が通信中に移動局自身で周辺の基地局の電界強度を測定
し、電界強度が閾値を超えたことを検出した場合、ハン
ドオフ(ハンドオーバ)要求を実施している。電界強度
が閾値を超え、移動局からのハンドオフ要求を受信した
基地局は、直ちにハンドオフを実施している。
【0003】CDMA方法携帯自動車電話システムにおいて
も、周辺の基地局(セクタ)からのパイロット強度が閾
値を超えた場合に、移動局がそのパイロットのパイロッ
ト強度を示したパイロット強度報告を実施することで、
ハンドオフを促す手段がとられている。あるパイロット
のパイロット強度が閾値を超えたという報告を受けた基
地局は、直ちにそのパイロットを、実行が必要であるこ
とを示すアクティブセット(Active Set)に移行し、ハ
ンドオフを実施するよう移動局に指示している。
【0004】また、移動局のGPS絶対位置情報を用いた
ハンドオフ制御方法の一例として、特開平10−098
759号公報に掲載の「移動体通信方式」を挙げること
ができる。図3に、従来の移動体通信のハンドオフ方法
の説明図を示す。上記公報における動作について図3を
参照して説明する。
【0005】サービスエリア105は、基地局103の
サービスエリアであり、サービスエリア107は基地局
102のサービスエリアである。また、移動局101に
は、あらかじめ基地局102のサービスエリア設定区域
108および基地局103のサービスエリア設定区域1
06を設定したサービスエリアのデータベースが備えら
れている。
【0006】移動局101は、常に自局の位置をGPS
アンテナを通して検出している。移動局101が基地局
102と通信中に、矢印の方向に移動するとする。移動
局101が基地局102のサービスエリア設定区域10
8と基地局103のサービスエリア設定区域106との
境界線上である●地点に達した時に、移動局101は自
局位置データとサービスエリアのデータベースとから、
基地局102と基地局103とのサービスエリア分解点
に達したことを認識する。この時点において移動局10
1は、直ちに、次の基地局を選択し、基地局102を通
して基地局制御装置104にハンドオフ要求を送信する
ことで、ハンドオフを実施している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】海上などの見通しのよ
いところでは、電波が飛びやすいため、距離が離れてい
ても基地局からの電波を受信することができる。従来ま
での一般的な移動体通信システムにおけるハンドオフ制
御方法を用いた場合、基地局からの受信電界強度のみが
ハンドオフの実施基準となっているため、実際には距離
が離れた基地局からの電波を受信した場合であっても、
移動局はハンドオフ要求を行い、ハンドオフを実施して
しまうという問題がある。
【0008】また、移動局と基地局との地理的位置関係
が考慮されていないため、ハンドオフを実施した移動局
が移動することにより、直後にサービスエリア外に移動
してしまい、回線が切れてしまうという結果になるにも
かかわらず、ハンドオフを実施してしまうという問題が
ある。
【0009】また、CDMA方法携帯自動車電話システムの
場合、CDMA方法の特徴であるソフトハンドオフの実施に
ついて、以下のような問題がある。ソフトハンドオフ
は、移動局が同時に複数の基地局と無線リンクを確立
し、通信することでハンドオフ時の瞬断を防ぎ、無線品
質を保つ目的で実施されるものであるが、移動局からの
パイロット強度報告のみがハンドオフ実施契機となって
いることで、ソフトハンドオフの過剰実施により、無線
資源を無駄に使用してしまうという問題がある。
【0010】また、特開平10−098759号公報に
記載の「移動体通信方式」においてハンドオフを実現し
ようとした場合には、基地局サービスエリア分解点に移
動局が達した場合には、必ずハンドオフが実施されるた
め、分解点付近を移動する場合には必要以上のハンドオ
フが実施されてしまう可能性があるという問題があっ
た。また、基地局サービスエリア設定区域が、あらかじ
め移動局内に設定されているため、自然状況の変化や季
節の変化(樹木の葉の落葉など)による電波伝播への影
響あるいは基地局のメンテナンスや増設により実際の基
地局サービスエリアが変化した場合であっても、それを
認識していないので、移動局内に備えているサービスエ
リアのデータベース内の基地局サービスエリア分解点に
移動局が達したときには必ずハンドオフ要求を行ってし
まい、実際にサービスエリア外のためハンドオフが不可
能となってしまう可能性や、あるいは、逆に通話品質が
悪くなる基地局へのハンドオフを実施してしまう可能性
があるという問題がある。
【0011】本発明の目的は、過剰なハンドオフの実施
を防ぎ、無線資源を有効に利用した効率的なハンドオフ
を行うことが可能な移動体通信システムを提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題解決と目的を達
成するために、本発明では、複数の基地局を管理する基
地局制御装置において、前記複数の基地局の位置情報
と、地理情報とを保持する保持手段と、ハンドオフ要求
があったときに、前記保持手段を参照し、現在通信中の
基地局およびハンドオフ候補基地局の位置情報および地
理情報に基づいて、ハンドオフの実施が有効か否かを判
断する判断手段と、前記判断手段による判断の結果、当
該ハンドオフの実施が有効でないと判断した場合、ハン
ドオフの中断を指示する指示手段とを有する。また、ハ
ンドオフ要求をした移動体端末から送信される当該移動
体端末の位置を示す絶対位置情報と当該移動体端末の移
動方角を示す移動方角情報とを受信する手段をさらに有
し、前記判断手段は、前記判断において、受信した絶対
位置情報及び移動方角情報もさらに考慮することができ
る。
【0013】また、通信中の移動体端末および基地局に
おける電界強度を受信する手段をさらに有し、前記判断
手段は、受信した電界強度が予め定めた閾値以下の場合
には、前記判断に関わらず強制的にハンドオフを行うよ
うに基地局に指示するようにしてもよい。
【0014】また、前記保持手段に保持する地理情報と
して、地理上の位置に対応させて移動体端末が移動でき
ない場所であることを示す情報を備え、前記判断手段
は、前記判断において、ハンドオフを要求した移動体端
末の位置とハンドオフ候補基地局の位置を結ぶ線上に移
動体端末が移動できない場所であることを示す情報があ
る場合には、当該ハンドオフを行わないように指示する
ことができる。
【0015】他の構成としては、複数の基地局と基地局
制御装置と有する移動体通信システムにおいて、前記基
地局制御装置は、移動体端末から受信したハンドオフ要
求から当該移動体端末の位置情報および移動方角情報を
検出する検出部と、移動体端末の位置情報および移動方
角情報と、基地局の位置情報および地図情報とからハン
ドオフの有効性を判断する判断部と、前記判断部による
判断の結果、ハンドオフの実施・非実施を指示するハン
ドオフ制御部とを有することができる。
【0016】本発明によれば、無駄なハンドオフを行う
ことがないので、無線資源を有効に利用し、効率的なハ
ンドオフを行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、CDMA方法携帯自動車電話
システムにおける実施の形態を図面を参照して説明す
る。
【0018】図2は、本発明の実施の形態における移動
局を示すブロック構成図を示している。
【0019】図2において、移動局はGPS信号を受信す
るためのGPSアンテナ201と、受信したGPS信号から自
局のGPS絶対位置情報を検出する自局絶対位置情報検出
部202と、検出した自局絶対位置情報の前歴を少なく
とも1つ記憶する絶対位置情報記憶メモリ部203と、
絶対位置情報記憶メモリ部に記憶された前歴の移動局の
絶対位置情報と、現在、検出した絶対位置情報から移動
局の移動方角を算出する自局移動方角算出部204と、
基地局へデータを送信する送信部205と、基地局から
データを受信する受信部206と、送信部205および
受信部206の制御を実施する送受信制御部207と、
周辺セクタからのパイロット強度を常に受信・測定する
パイロット強度受信部208と、通信中のアクティブセ
ット(Active Set)のパイロット強度が予め定めた閾値
(以下、T_ADDという)を下回り、他にT_ADDを超えるパ
イロットが存在した場合に、地理情報には関係なく、ハ
ンドオフを実施するよう指示する強制ハンドオフ要求部
209とを有する。
【0020】つぎに、基地局制御装置の構成を説明す
る。図1は、本発明の実施の形態における基地局制御装
置を示すブロック構成図を示している。図1において、
基地局制御装置は、移動局の絶対位置を検出する移動局
位置情報検出部301と、移動局の移動方角を検出する
移動局移動方角検出部302と、パイロット強度報告に
より示されるパイロット情報から、対応する基地局を特
定するパイロット情報変換部303と、基地局制御装置
に接続される基地局と周辺基地局の絶対位置情報を格納
する基地局位置情報データベース304と、最も弱いア
クティブセットのパイロット強度がT_ADD以下で、その
他にT_ADDを超えるパイロットが存在する場合に、移動
局により設定される強制ハンドオフ指標を検出する強制
ハンドオフ指標検出部305と、地図データを格納する
地理情報データベース306と、移動局位置情報、移動
局移動方角情報、基地局位置情報および地図データか
ら、ハンドオフの有効性を判断するハンドオフ有効性判
断部307と、移動局に対しハンドオフの実施・非実施
を指示するハンドオフ制御部308とを有する。
【0021】つぎに、図4、図5および図6を参照し
て、本発明の一実施形態を示す移動体通信システムにお
けるハンドオフ時の動作例を説明する。
【0022】図4は、移動体通信システムネットワーク
において、基地局制御装置に接続された基地局の配置と
移動局の動きの例を示した説明図である。また、図5
は、図4中の移動局が受信するパイロット強度の変化を
示したパイロット強度遷移図である。図6は、図4中に
示される時刻t1、t2における移動局と基地局間でのメッ
セージ送受信を示したシーケンス図である。
【0023】まず、図4において、本実施の形態の移動
体通信システムは、複数の基地局402、403および
404と、これらのサービスエリア間を移動する移動局
401と、この移動局401からのハンドオフ要求(パ
イロット強度報告)を受信したとき、移動局401に接
続させる基地局402、403、404を切り替える
(ハードハンドオフまたはソフトハンドオフを実施す
る)基地局制御装置405および406とを有する。移
動局401は、時刻t0 → t1 → t2と矢印に示すように
移動することを示している。
【0024】図5においては、図4中で移動局401が
時刻t0 → t1 → t2と矢印のように移動した場合に、各
々の基地局402、403および404から移動局40
1が受信するパイロット強度501、502、503の
時間変化を一例として示している。CDMA方法携帯自動車
電話システムでは、あるパイロットのパイロット強度が
T_ADDを超えると、移動局が自律的にパイロット強度測
定報告を実施し、ハンドオフを促す方法がとられてい
る。
【0025】図6においては、図4および図5中の時刻
t1, t2において、パイロット強度がT_ADDを超えたため
に、移動局401と基地局402間で送受信するメッセ
ージシーケンスを示している。
【0026】以下、図4、図5および図6を参照して、
本発明の一実施形態におけるハンドオフ制御方法、特に
ここではソフトハンドオフの動作について説明する。
【0027】まず、基地局制御装置405内の基地局位
置情報データベース内には、あらかじめ、基地局制御装
置405に接続されている基地局402および404の
絶対位置情報と、周辺基地局403の絶対位置情報とが
設定されている。
【0028】時刻t0において、移動局401は基地局4
02と通信中であり(S605)、移動局401は常に
自局の位置をGPS信号を用いて検出している。そして、
移動局401が基地局402と通信中に、サービスエリ
ア内を図4に示す矢印のように移動したとき、図5に示
すように、時刻t1において移動局401は、基地局40
3からのパイロット強度502が閾値(T_ADD)を超え
たことを検出し、基地局403のパイロットをハンドオ
フ候補として挙げ(Candidate Set)、図6に示すよう
に、パイロット強度および基地局の識別情報を含むパイ
ロットオフセット情報と移動局401のGPS絶対位置情
報および移動方角情報とを含めたハンドオフ要求メッセ
ージ(Pilot Strength Measurement Message:P.S,
M,M)を基地局402経由で基地局制御装置405に
送信する(S606)。
【0029】ハンドオフ要求メッセージを受信した基地
局制御装置405は、パイロットオフセット情報から対
応する基地局を特定し、同時に受信した移動局401の
GPS絶対位置情報および移動方角情報と、基地局位置情
報データベース内に格納されている現在通信中の基地局
402とパイロット強度報告を受けたハンドオフ候補基
地局403のGPS絶対位置情報とを地図データベース内
の地図情報に照らし合わせる。
【0030】その結果、基地局制御装置405は、ハン
ドオフ候補の基地局403が海をはさんだ対岸に位置
し、移動局401は基地局403の方向には近づかない
と認識し、ハンドオフの実施が無効であると判断する
(S607)。基地局制御装置405は、図6に示すよ
うに、パイロット403を含めないハンドオフ実施/不
実施指示メッセージ(Extended Handoff Direction Mes
sage:E.H.D.M)を基地局402を通して、移動
局401に送信608する。このメッセージを受信した
移動局401は、基地局403へのハンドオフは実施し
ない(S609)。
【0031】さらに、移動局401が時刻t2の地点まで
移動した場合、図5に示すように、基地局404からの
パイロット強度503が閾値(T_ADD)を超えたことを
検出し、パイロットをハンドオフ候補として挙げ(Cand
idate Set)、図6に示すように、移動局401のGPS絶
対位置情報および移動方角情報を含めたハンドオフ要求
メッセージ(Pilot Strength Measurement Message)を
基地局402経由で基地局制御装置405に送信する
(S610)。
【0032】基地局制御装置405は、ハンドオフが有
効であると判断し(S611)、図6に示すように、パ
イロット402およびパイロット404を含めたハンド
オフ実施/不実施指示メッセージ(Extended Handoff D
irection Message)を基地局402を通して移動局40
1に送信612し、ハンドオフの実施を指示する。この
メッセージを受信した移動局401は、基地局404へ
のソフトハンドオフを実施する(S613)。移動局4
01は、ハンドオフ完了メッセージ(HandoffCompletio
n Message)を基地局402経由で基地局制御装置40
5に送信し(S614)、基地局402および基地局4
04の両基地局と通信中となる(S615)。
【0033】つぎに、移動局における制御フローを説明
する。図7および図8に移動局の制御フローを示す。
【0034】移動局は通信中、周辺セクタからのパイロ
ットを常に受信し(S701)、パイロット強度を測定
する。パイロット強度がT_ADDを超えたか否かの判定を
する(S702)。パイロット強度がT_ADDを超えたパ
イロットが存在した場合、そのパイロットをハンドオフ
候補として挙げる(Candidate Set)(S703)。現
在アクティブセット(Active Set)として通信中のパイ
ロット強度がT_ADDを下回っているか否かの判定をする
(S704)。T_ADDを下回っている場合、ハンドオフ
要求メッセージ(Pilot Strength Measurement Messag
e)に強制ハンドオフ指標を設定する(S705)。ま
た、このハンドオフ要求メッセージに、現在の移動局の
GPS絶対位置情報および移動方角情報を設定する(S7
06)。その後、ハンドオフ要求メッセージを送信し
(S707)、パイロット強度報告を実施する。基地局
からの応答として、ハンドオフ実施/不実施指示メッセ
ージを受信する(S708)。ハンドオフ実施/不実施
指示メッセージ中に移動局がパイロット強度報告を実施
した当該パイロットが含まれているか否かの判定をする
(S709)。当該パイロットが含まれている場合、ハ
ンドオフを実施する(S710)。当該パイロットが含
まれていない場合、図8に示すS801へ移行する。
【0035】図8において、移動局はパイロット強度報
告を行った当該パイロットおよび現在通信中のパイロッ
トのパイロット強度を監視する(S802)。当該パイ
ロットのパイロット強度がT_ADDを超えているか否かの
判定をする(S803)。当該パイロット強度がT_ADD
を超えている間、現在通信中のパイロット強度がT_ADD
を超えているか否かの判定をする(S804)。T_ADD
を下回っている場合、805で強制ハンドオフ指標を設
定し、図7に示すS711へと移る。当該パイロット強
度がT_ADD以下であった場合(S803)、さらに、切
断閾値(以下、T_DROPという)を超えているか否かの判
定をする(S806)。T_DROP以下であった場合、ハン
ドオフドロップタイマを起動し(S807)、タイマタ
イムアウトとともに当該パイロットをハンドオフの次候
補(Neighbor Set)としてセットしておく(S80
8)。
【0036】次に、基地局制御装置の処理を説明する。
図9は基地局制御装置のフローを示す。
【0037】図9において、基地局制御装置は移動局か
らハンドオフ要求メッセージを受信し(S901)、パ
イロット強度報告を受ける。強制ハンドオフ指標が設定
されているかをチェックする(S902)。強制ハンド
オフ指標が設定されていない場合、移動局の位置情報と
移動方角情報および基地局の位置情報を地理情報と照ら
し合わせ、ハンドオフの有効性を判断する(S90
3)。ハンドオフの有効性がないと判断された場合、パ
イロット強度報告を受けた当該パイロットを含めないハ
ンドオフ実施/不実施指示メッセージを移動局に送信す
ることでハンドオフの中断を指示する(S905)。強
制ハンドオフ指標が設定されていた場合(S902)、
および、ハンドオフが有効であると判断された場合は
(S904)、当該パイロットを含めたハンドオフ実施
/不実施指示メッセージを移動局に送信する(S90
6)。基地局制御装置は、移動局からの応答であるハン
ドオフ完了メッセージを受信する(S907)。
【0038】つぎに、S903(ハンドオフ有効性判断
部)の処理の実施例について、図10を用いて説明す
る。図10はハンドオフ有効性判断部を説明するための
説明図である。図10においては、移動体通信システム
として、移動局1001と、基地局1002・1003
・1004と、基地局制御装置1005・1006とを
有している。また、1007は移動局1001と基地局
1003とを直線で結んだ線、1008は移動局100
1と基地局1002とを直線で結んだ線を表す。
【0039】図10において、移動局1001は、基地
局1002と通信中に基地局1003からの強電界を検
出し、パイロット強度報告を基地局1002を介し基地
局制御装置1005に実施したとする。基地局制御装置
1005は、図10で示したように地図データを桝目に
区切り、桝目が海上や湖などに当たる部分を「1」と示
し、地上に当たる部分を「2」と示して地理データとし
て記憶している。パイロット強度報告を受信した時点で
基地局制御装置1005は、保持している周辺基地局の
絶対位置情報と、パイロット強度報告により受信した移
動局の現在位置情報から現在通信中の基地局1002と
移動局とを直線で結ぶ線1008と、ハンドオフ候補基
地局1003と移動局1001を直線で結ぶ線1007
を描く。基地局制御装置1005は、線1007と線1
008と重なる桝目の地理データのリストをリストアッ
プする。この場合、線1007上は基地局側から、{2
・1・2・1・1・1・2}となり、1008上は基地
局側から、{2・2・2・2}となる。地理データとし
て「1」を含んでいる場合には、海と判断することによ
り、基地局制御装置は、ハンドオフ候補基地局1003
は移動局1001に対し海上を挟んだ対岸に位置し、基
地局絶対位置情報と移動局絶対位置情報から算出した移
動局との距離も離れていることを認識することで、ハン
ドオフの有効性はないと判断する。このように、地理デ
ータとして海であるかないかを含めておくことにより、
基地局と移動局とを直線で結んだ線上に海であるデータ
が含まれている場合には、ハンドオフの有効性はないと
判断することができる。また、海以外でも移動局が移動
できないような領域について桝目ごと情報を保持してお
くようにしてもよい。
【0040】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、移動局が受信する電界強度のみがハンドオフの実施
契機となっていた移動局主体型の従来のハンドオフ制御
に、基地局制御装置が基地局位置情報データベースおよ
び地理情報データベースを保持し、移動局と基地局の絶
対位置情報および移動局の移動方角情報をハンドオフ制
御の入力情報として加えることで、移動局からハンドオ
フ要求があった場合でも、基地局制御装置がハンドオフ
の有効性がないと判断した場合、ハンドオフの実施を中
断させることで、過剰なハンドオフの実施を防ぐことが
できる。特にCDMA方法携帯自動車電話システムにおいて
は、ソフトハンドオフによる無線資源の過剰使用を避け
た効率的なハンドオフを実施することができるという効
果を有する。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、過剰なハンドオフの実
施を防ぎ、無線資源を有効に利用した効率的なハンドオ
フを行うことが可能な移動体通信システムを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における基地局制御装置のブロック
【図2】実施の形態における移動局のブロック図
【図3】従来の移動体通信におけるハンドオフ制御方法
の一例を示す説明図
【図4】実施の形態の移動体通信におけるハンドオフ制
御方法の一例を示す説明図
【図5】図4において移動局が受信するパイロット強度
の変化を示す図
【図6】図4、図5中の時刻t1, t2におけるメッセージ
シーケンス図
【図7】実施の形態における移動局の制御フロー図
【図8】実施の形態における移動局の制御フロー図
【図9】実施の形態における基地局制御装置の制御フロ
ー図
【図10】実施の形態におけるハンドオフ有効性判断部
の処理例を説明するための説明図
【符号の説明】
101…移動局 102、103…基地局 104…基地局制御装置 105、107…基地局102、103のサービスエリ
ア 106,108 …基地局102、103のサービスエ
リア設定区域 201…GPSアンテナ 202…自局絶対位置情報検出部 203…絶対位置情報記憶メモリ 204…自局移動方角算出部 205…送信部 206…受信部 207…送受信制御部 208…パイロット強度受信部 209…強制ハンドオフ判定部 301…移動局位置情報検出部 302…移動局移動方角検出部 303…パイロット情報検出部 304…基地局位置情報格納部 305…強制ハンドオフ指標検出部 306…地図データ部 307…ハンドオフ有効性判断部 308…ハンドオフ制御部 401…移動局 402、403,404… 基地局 405,406…基地局制御装置 501…基地局402から受信するパイロット強度 502…基地局403から受信するパイロット強度 503…基地局404から受信するパイロット強度 601…移動局401と対応 602…基地局402と対応 603…基地局404と対応 604…基地局制御装置405と対応 701〜711…ルーチン 801〜808…ルーチン 901〜907…ルーチン 1001…移動局 1002、1003、1004…基地局 1005、1006…基地局制御装置 1007、1008…移動局と基地局を結んだ線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹目 一広 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 手島 敦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 原下 貴志 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 石田 和人 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 Fターム(参考) 5K067 AA11 BB03 BB36 DD20 EE02 EE10 EE16 EE24 FF03 HH23 JJ39 JJ54 JJ56 KK15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の基地局を管理する基地局制御装置に
    おいて、前記複数の基地局の位置情報と、地理情報とを
    保持する保持手段と、ハンドオフ要求があったときに、
    前記保持手段を参照し、現在通信中の基地局およびハン
    ドオフ候補基地局の位置情報および地理情報に基づい
    て、ハンドオフの実施が有効か否かを判断する判断手段
    と、前記判断手段による判断の結果、当該ハンドオフの
    実施が有効でないと判断した場合、ハンドオフの中断を
    指示する指示手段とを有することを特徴とする基地局制
    御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の基地局制御装置におい
    て、ハンドオフ要求をした移動体端末から送信される当
    該移動体端末の位置を示す絶対位置情報と当該移動体端
    末の移動方角を示す移動方角情報とを受信する手段をさ
    らに有し、前記判断手段は、前記判断において、受信し
    た絶対位置情報及び移動方角情報もさらに考慮すること
    を特徴とする基地局制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の基地局制御装置におい
    て、通信中の移動体端末および基地局における電界強度
    を受信する手段をさらに有し、前記判断手段は、受信し
    た電界強度が予め定めた閾値以下の場合には、前記判断
    に関わらず強制的にハンドオフを行うように基地局に指
    示することを特徴とする基地局制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2および3のいずれか1項に記
    載の基地局制御装置において、前記保持手段に保持する
    地理情報として、地理上の位置に対応させて移動体端末
    が移動できない場所であることを示す情報を備え、前記
    判断手段は、前記判断において、ハンドオフを要求した
    移動体端末の位置とハンドオフ候補基地局の位置を結ぶ
    線上に移動体端末が移動できない場所であることを示す
    情報がある場合には、当該ハンドオフを行わないように
    指示することを特徴とする基地局制御装置。
  5. 【請求項5】複数の基地局と基地局制御装置とを有する
    移動体通信システムにおいて、前記基地局制御装置は、
    移動体端末から受信したハンドオフ要求から当該移動体
    端末の位置情報および移動方角情報を検出する検出部
    と、移動体端末の位置情報および移動方角情報と、基地
    局の位置情報および地図情報とからハンドオフの有効性
    を判断する判断部と、前記判断部による判断の結果、ハ
    ンドオフの実施・非実施を指示するハンドオフ制御部と
    を有することを特徴とする移動体通信システム。
  6. 【請求項6】複数の基地局と、当該基地局を管理する基
    地局制御装置におけるハンドオフ制御方法であって、前
    記複数の基地局の位置情報と、地理情報とを保持し、現
    在通信中の基地局およびハンドオフ候補基地局の位置情
    報および地理情報に基づいて、ハンドオフの実施が有効
    か否かを判断し、 前記判断の結果、当該ハンドオフの実施が有効でないと
    判断した場合、ハンドオフの中断を指示するハンドオフ
    制御方法。
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