JP6060491B2 - 自動車用電源システム、車両、及び車両の電気供給方法 - Google Patents

自動車用電源システム、車両、及び車両の電気供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関のエネルギーの一部を電気に変換して使用する自動車用電源システムと、それを備えた車両、及び車両の電気供給方法に関する。
図4に、従来技術の自動車用電源システム10Xの構成を示す。この自動車用電源システム10Xはトラック用の電源として使用され、発電機(ジュネレータ)11が内燃機関(エンジン)2によって駆動されることで電力を発生し、発生した電力の電圧をレギュレータ12で約28Vに保ってヘッドライトやハザードランプ等の電装品20に供給する。また、使用されずに残った電力は、24Vの充電器(バッテリ:蓄電器)13に充電(蓄電)され、内燃機関2の停止時や始動時に使用される。
しかしながら、アイドリングストップ技術の進展に伴い、アイドリングストップスタート(ISS)装置が作動してアイドリングストップしているとき等の内燃機関が運転を停止している期間においても電装品が使用されているため、電装品による電気の使い過ぎによるバッテリ上がりが発生して、内燃機関の再始動ができなくなる場合が生じるという問題や、充電器の充電量が不十分な状態で内燃機関が発生するエネルギーを使用して発電すると燃費が悪くなるという問題が発生してきた。
これに関連して、キー始動操作による通常始動時のスタータ用電源とするメインバッテリとは別に、アイドルストップ制御の再始動時にスタータ電源とする専用のサブバッテリを搭載したエンジンの自動停止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このエンジン自動停止装置のサブバッテリは自動停止時の再始動専用とされ、スタータにしか電力を供給しないようにして放電を抑えており、アイドリングストップ時の電装品使用によるメインバッテリ上がりの問題を解決できない。また、サブバッテリはエンジン自動停止後にメインバッテリ側からの給電により充電しており、実質的には、サブバッテリの追加によるバッテリの容量の増加であると考えられる。
一方で、オートマチックトランスミッション車(AT車)では流体クラッチであるトルクコンバータ(トルコン)を使用してスムーズな発進を可能にしている。この場合に、駆動力の伝達効率の向上と燃費性能の向上のために、トルクコンバータのポンプ側とタービン側との間に、ロックアップクラッチを設けて、予め決められた速度以上のトルクコンバータの機能が不要な運転領域になると、トルクコンバータ内のオイルの流れを変えて、ロックアップクラッチをONにして締結状態にして、オイルを介さずに直接エンジン側とミッション側の回転軸を直結した状態、つまり、トルクコンバータのポンプとタービンの回転が同調するロックアップ状態にする。これによりマニアルトランスミッション車(MT車)と同様に駆動力を100%出力側に伝達して、伝達効率の向上を図っている。
しかしながら、自動車の上り坂の登坂路の発進時に、トルクコンバータ付きの動力伝達装置では、トランスミッションへの過大入力を回避するように、内燃機関の燃料噴射量を制限する燃料噴射リミット制御が行われている。この場合に、内燃機関のシリンダ内に噴射する燃料噴射量が制限されることになるため、エンジン効率が悪化するという問題がある。
特開2008−309041号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、充電器の充電容量の増加と、車両の登坂路発進時にエンジン動力を発電機で吸収して内燃機関の燃料噴射量を増加させてエンジン効率を向上して燃費の向上を図ることができると共に、効率良く発電及び充電を行うことでバッテリ上がりを防止することができ、これにより、充電器の充電状態が不十分な状態で内燃機関が発生するエネルギーを使用して発電することを回避できて燃費の悪化を抑制することができる自動車用電源システム、車両、及び車両の電気供給方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の自動車用電源システムは、内燃機関の駆動軸によって駆動される第1発電機と、この第1発電機で発生した電気を充電する第1充電器と、この第1充電器からの電気を電装品に供給する電気配線を有する第1電気供給システムを備えた自動車用電源システムにおいて、前記内燃機関と駆動輪との間の伝達軸によって直接又は間接に駆動される第2発電機と、この第2発電機で発生した電気を充電する第2充電器と、この第2充電器からの電気を前記第1充電器に供給する電気配線を有する第2電気供給システムを備えると共に、前記第2発電機と前記第2充電器との間の電気配線に第1スイッチを設け、前記第2充電器と前記第1充電器との間の電気配線に第2スイッチを設け、車両の動力伝達装置のトルクコンバータのロックアップクラッチが断の場合に、ブースト圧を判定し、ブースト圧が許容ブースト圧以上であるときには前記第2発電機による発電と前記第1充電器への充電と前記第2充電器への充電を行う登坂路発進時制御を行う電気制御装置を備えて構成される。
つまり、第1発電機(ACG)と第1充電器(バッテリ)の他にもう一組の第2発電機と第2充電器を備えると共に、車両の登坂路発進時等のトルクリミットが発生し、ブースト圧(吸気圧力)が黒煙などが発生して排気ガスが悪化しない程度に十分な空気量を供給できる許容ブースト圧以上であるときに、内燃機関の動力軸と接続される第2発電機で発電制御することによりエンジン動力を吸収して、気筒(シリンダ)内への燃料噴射量を増加させてエンジン効率を向上し、第1充電器と第2充電器の両方に充電を行う。これにより、車両の登坂路発進時のエンジン効率を向上して燃費の向上を図る。
上記の自動車用電源システムにおいて、前記電気制御装置が、前記トルクコンバータのロックアップクラッチが接の場合においては、車両の通常走行時は前記第1電気供給システムで給電する通常走行時制御と、車両の制動時には前記第2発電機で発生した電気を前記第2充電器に充電する制動時制御と、車両のアイドルストップスタート装置の作動時は前記第2充電器に充電した電気を前記第1充電器に供給するアイドルストップスタート制御時制御とを行うように構成される。
この構成により、比較的簡単な構成で、車両の制動時に第2発電機による発電及び第2充電器への充電を行うことができ、アイドルストップスタート装置の作動時に第2充電器からの電気で内燃機関及び電装品における電力消費を賄うことができる。
そして、上記の目的を達成するための本発明の車両は、上記の自動車用電源システムを備えて構成される。この構成によれば、充電器の充電容量の増加と、車両の登坂路発進時にエンジン動力を発電機で吸収して内燃機関の燃料噴射量を増加させてエンジン効率を向上して燃費の向上を図ることができると共に、効率良く発電及び充電を行うことでバッテリ上がりを防止でき、また、充電器の充電状態が不十分な状態での内燃機関の運転を回避できて燃費の悪化を抑制することができる。更に、第1発電機による発電が困難なアイドルストップスタート装置の作動時に第2充電器からの電気で電装品における電力消費を賄うことができる。
そして、上記の目的を達成するための本発明の車両の電気供給方法は、内燃機関の駆動軸によって駆動される第1発電機で発生した電気を第1充電器に充電する第1電気供給システムと、前記内燃機関と駆動輪との間の伝達軸によって直接又は間接に駆動される第2発電機で発生した電気を第2充電器に充電する第2電気供給システムを有する自動車用電源システムを備えた車両の電気供給方法において、車両の動力伝達装置のトルクコンバータのロックアップクラッチが断の場合に、ブースト圧を判定し、ブースト圧が許容ブースト圧以上であるときには前記第2発電機による発電と前記第1充電器への充電と前記第2充電器への充電を行う登坂路発進時制御を行うことを特徴とする方法である。
つまり、第1発電機と第1充電器の他にもう一組の第2発電機と第2充電器を備え、通常走行時には、第1発電機で発電を行うと共に、車両の登坂路発進時等のトルクリミットが発生し、ブースト圧(吸気圧力)が許容ブースト圧以上であるときに、内燃機関の動力軸と接続される第2発電機で発電制御することによりエンジン動力を吸収して、気筒(シリンダ)内への燃料噴射量を増加させてエンジン効率を向上し、第1充電器と第2充電器の両方に充電を行う。これにより、車両の登坂路発進時のエンジン効率を向上して燃費の向上を図る。
また、上記の車両の電気供給方法において、前記トルクコンバータのロックアップクラッチが接の場合においては、車両の通常走行時には前記第2発電機では電気を発生させない通常走行時制御と、車両の制動時には前記第2発電機で電気を発生させて前記第2充電器に充電する制動時制御と、車両のアイドルストップスタート装置の作動時には、前記第2充電器に充電した電気を前記第1充電器に供給するアイドルストップスタート制御時制御とを行う。
つまり、通常走行時には、第1発電機で発電を行うと共に、更に、車両の制動時に第2発電機で発電を行って第2充電器に充電し、第1発電機による発電が困難なアイドルストップスタート装置の作動時には第2充電器からの電力で内燃機関及び電装品における電力消費を賄うようにする。
これにより、充電器の充電容量の増加と制動時の発電を行うことでバッテリ上がりをよりよく防止でき、また、充電器の充電状態が不十分な状態での内燃機関の運転をよりよく回避できて燃費の悪化を抑制することができる。更に、第1発電機による発電が困難なアイドルストップスタート装置の作動時に第2充電器からの電気で電装品における電力消費を賄うことができる。
本発明に係る自動車用電源システム、車両、及び車両の電気供給方法によれば、充電器の充電容量の増加と、車両の登坂路発進時にエンジン動力を発電機で吸収して内燃機関の燃料噴射量を増加させてエンジン効率を向上して燃費の向上を図ることができると共に、効率良く発電及び充電を行うことでバッテリ上がりを防止でき、また、充電器の充電状態が不十分な状態での内燃機関の運転を回避できて燃費の悪化を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態の自動車用電源システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の自動車用電源システムの構成を示す図である。 本発明の車両の電気供給方法の制御フローの一例を示す図である。 従来技術の自動車用電源システムを示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の自動車用電源システム、車両、及び車両の電気供給方法について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の自動車用電源システム10は、第1電気供給システム10Aに加えて、第2電気供給システム10Bを備えて構成される。
第1電気供給システム10Aは、内燃機関(エンジン)2の駆動軸2aによって駆動される第1発電機(AGC:ジェネレータ)11Aと、この第1発電機11Aで発生した電気を調整する第1レギュレータ12Aと、この第1レギュレータ12Aで約28Vに電圧調整された電気を充電する24Vの第1充電器(バッテリ:蓄電器)13Aと、これらの装置11A、12A、13Aを接続する電気配線14Aaとを有して構成されている。なお、第1充電器13Aのマイナス極は電気配線14Abにより接地される。また、第1レギュレータ12Aは、電気配線12Aaにより接地されている。
また、第2電気供給システム10Bは、内燃機関2と駆動輪3との間の伝達軸4によって直接又は間接に駆動される第2発電機11Bと、この第2発電機11Bで発生した電気を調整する第2レギュレータ12Bと、この第2レギュレータ12Bで約28Vに電圧調整された電気を充電する24Vの第2充電器13Bと、これらの装置11B、12B、13Bを接続する電気配線14Baと、この第2充電器13Bからの電気を第1充電器13Aに供給する電気配線14Bbを有して構成されている。なお、第2レギュレータ12Bは電気配線14Bcにより接地され、第2充電器13Bのマイナス極は電気配線14Bdにより接地される。
この第2電気供給システム10Bでは、更に、第2レギュレータ12Bと第2充電器13Bとの間の電気配線14Ba、即ち、第1発電機11B側の電気配線14Baに第1スイッチ15を設け、第2充電器13Bのプラス極と第1充電器13Aのプラス極との間の電気配線14Bbに第2スイッチ16を設けている。この第1スイッチ15と第2スイッチ16は、ONの時に接線して通電可能状態となり、OFFの時に断線状態となり通電できなくなるON−OFF構成のスイッチで形成する。
そして、この第1の実施の形態では、第2充電器13Bの電圧を第1充電器13Aの電圧と同じ(ここでは、24V)にして構成する。それと共に、第2充電器13Bのプラス極を、電気配線14Baの第1スイッチ15と、電気配線14Bbの第2スイッチ16にそれぞれ接続する。また、第2スイッチ16を第1充電器13Aのプラス極に接続し、第2充電器13Bのマイナス極を電気配線14Bdにより接地する。
そして、更に、第1スイッチ15と第2スイッチ16を制御する電気制御装置17を備えて構成する。この電気制御装置17は、車両1の動力伝達装置のトルクコンバータ19のトルクリミットが発生した場合に、ブースト圧を判定し、ブースト圧が許容ブースト圧以上であるときには第2発電機11Bによる発電と第1充電器13Aへの充電と第2充電器13Bへの充電を行う。
また、車両1の通常走行時は、第1スイッチ15と第2スイッチ16を共にOFFにして断線状態にし、車両1の制動時には、第1スイッチ15をONにして通電可能状態にすると共に第2スイッチ16をOFFにして断線状態にして第2発電機11Bで発生した電気を第2充電器13Bに充電し、車両1のアイドルストップスタート(ISS)装置18の作動時は、第1スイッチ15をOFFにして断線すると共に第2スイッチ16をONにして通電可能状態にして第2充電器13Bに充電した電気を第1充電器13Aに供給するように制御する。なお、この電気制御装置17とアイドルストップスタート装置18は通常エンジンコントロールユニット(ECU)と呼ばれるエンジン全般の制御を行うエンジン制御装置30に組み込んで構成する。
つまり、この第1の実施の形態の自動車用電源システム10においては、第2電気供給システム10Bの第2充電器13Bの電圧を第1充電器13Aの電圧と同じにして構成すると共に、第2充電器13Bを第1スイッチ13Aに接続すると共に、第2充電器13Bを第2スイッチ16を介して第1充電器13Aに接続して構成される。この構成によれば、比較的簡単な構成で第2充電器13Bとその周囲の電気回路を構成できる。
次に、図2に示す本発明の第2の実施の形態の自動車用電源システム100について説明する。この第2の自動車用電源システム100は、第1の実施の形態の自動車用電源システム10と同様に、第1電気供給システム10Aに加えて、第2電気供給システム10Cを備えて構成される。しかしながら、この第2の実施の形態の自動車用電源システム100では、以下の点が、第1の実施の形態の自動車用電源システム10と異なる。
第2電気供給システム10Cにおいて、第2充電器13Bを第1充電器13AのNを正の整数としたときにN分の1の電圧(ここでは、N=2で12V)を有する第1充電ユニット13Cと第2充電ユニット13Dとを並列に配置して構成する。また、第1充電ユニット13C及び第2充電ユニット13Dのプラス極を電気配線14Caで第1スイッチ15を介して第2レギュレータ12Bに接続すると共に、電気配線14CbでON−OFF構成の第2スイッチ16に接続する。
また、第1充電ユニット13C及び第2充電ユニット13Dのマイナス極を、電気配線14Ccで接地用スイッチ15Cに接続する。この接地用スイッチ15Cは、ON時に電気配線14Cdにより第2レギュレータ13Bに接続し、OFF時に電気配線14Ceにより接地するように構成される。
また、第1充電ユニット13Cのマイナス極と第2充電ユニット13Dのマイナス極を接続する電気配線14Cfに第1スイッチ15と連動するON−OFFの第3スイッチ15Caと、第1充電ユニット13Cのプラス極と第2充電ユニット13Dのマイナス極を接続し、かつ、第2スイッチ16と連動するON−OFF構成の第4スイッチ16aを有する電気配線14Cgを設ける。つまり、第3スイッチ15Caと第4スイッチ16aは、ONの時に接続して通電可能な状態となり、OFFの時に断線して通電できなくなる状態となるON−OFF構成のスイッチとする。
そして、この第2の実施の形態では、接地に関しては、第1充電器13Aのマイナス極を電気配線14Abにより接地すると共に、接地用スイッチ15CがOFFされたときのみ電気配線14Ceにより接地されるように構成される。その他の構成は、第1の実施の形態の自動車用電源システム10と同じである。
言い換えれば、Nを正の整数(ここでは2)とした時に、第2電気供給システム10Bの第2充電器13Bを第1充電器13AのN分の1(ここでは2分の1)の電圧を有するN個(ここでは2個)の充電ユニット13C、13Dを並列に配置して構成する。この充電ユニット13C、13Dのプラス極を第2発電機11B側の電気配線14Caに接続すると共に、ON−OFF構成の第2スイッチ16に接続する。また、充電ユニット13C、13Dのマイナス極を、ON時に第2発電機11B側の電気配線14Caに接続すると共にOFF時に接地する接地用スイッチ15Cに接続する。
更に、充電ユニット13C、13D同士をON−OFF構成の第3スイッチ15Caをそれぞれ設けた電気配線14cfで並列に接続する。この第3スイッチ15Caは第1スイッチ15と連動する。また、充電ユニット13C、13D同士をON−OFF構成の第4スイッチ16aをそれぞれ設けた電気配線14Cgで直列に接続して構成する。この第4スイッチ16aは第2スイッチ16と連動する。なお、図2の構成では正の整数Nを2としたが、それ以外の正の整数、例えば、3、4、5等でもよい。但し、実用上は2〜4程度である。
つまり、Nを正の整数とした時に、第2電気供給システム10Bの第2充電器13Bを第1充電器13AのN分の1の電圧を有するN個の充電ユニット13C、13Dを並列に配置して構成し、充電ユニット13C、13Dのプラス極を、第2発電機11B側の電気配線14Caに接続すると共に第2スイッチ16に接続し、充電ユニット13C、13Dのマイナス極を、ON時に第2発電機11B側の電気配線14Cdに接続すると共に、OFF時に接地するように構成した接地用スイッチ15Cに接続し、更に、充電ユニット13C、13D同士を第1スイッチ15と連動する第3スイッチ15Caをそれぞれ設けた電気配線14Cfで並列に接続すると共に、充電ユニット13C、13D同士を第2スイッチ16と連動する第4スイッチ16aをそれぞれ設けた電気配線14Cgで直列に接続して構成される。この構成によれば、比較的簡単な構成で電圧が第1充電器13AのN分の1の充電ユニット13C、13Dでもあっても第2充電器13Bとその周囲の電気回路を構成できる。
この構成では、第2スイッチ16をONにして通電可能状態にし、接地用スイッチ15Cを接地側にすることで、第1充電器13A側からの電気で、第2充電器13B側の充電ユニット13C、13Dを充電したり、逆方向の充電をしたりすることができるようになる。
次に、第1及び第2の実施の形態の自動車電源装置10、100における車両の電気供給方法について、図3の制御フローを参照しながら説明する。この図3の制御フローは、車両1のキースイッチのONにより起動される上位の制御フローから繰り返し呼ばれて実施され、車両1のキースイッチのOFFにより終了となる上位の制御フローと共に終了する制御フローとして示してある。
この図3の制御フローが上位の制御フローから呼ばれてスタートすると、ステップS10で、オートマチックトランスミッション車(AT車)で使用しているトルクコンバータ(トルコン)のロックアップクラッチが断の状態でトルクリミット制御中であるであるか否かを判定し、この断である場合に(YES)、ステップS20に行く。
ステップS20では、更に、ブースト圧(吸気圧力)が、黒煙等が発生して排気ガスが悪化しないような許容ブースト圧以上であるか否かを判定する。この判定で、ブースト圧が許容ブースト圧(ある閾値)以上であれば(YES)、十分に吸気が供給されており、第2発電機11Bで発電できる状態にあると判断して、ステップS21の登坂路発進時制御に行く。
このステップS20の判定でブースト圧が許容ブースト圧以上でなければ(NO)、予め設定された時間を経過してからステップS10に戻り、ステップS20の判定でブースト圧が許容ブースト圧以上になるまで待ち、ブースト圧が許容ブースト圧以上になったらステップS21の登坂路発進時制御に行く。
ステップS21の登坂路発進時制御では、第1スイッチ15と第2スイッチをONにして通電可能状態にすると共に、図2に示す第2の実施の形態の構成では、更に、接地用スイッチ15CをOFFにして接地する。これにより、第2発電機11Bで発電した電気を第1充電器13Aと第2充電器13Bの両方に供給して充電する。
これにより、ロックアップクラッチが断の状態でトルクリミット制御中でありブースト圧が許容ブースト圧以上のときに、第2発電機11Bで発電制御することにより、エンジン動力を吸収してエンジン燃料噴射量を増加させて、エンジン効率を向上させる。それと共に、エンジン効率の良い状態で、第1充電器13Aと第2充電器13Bの両方を充電する。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
ステップ10の判定で、ロックアップクラッチが接の状態でトルクリミット制御中でない場合においては(NO)、ステップS11に行き、ステップS11〜S15で、車両の通常走行時には第2発電機11Bでは電気を発生させない通常走行時制御(S14)と、車両の制動時には第2発電機11Bで電気を発生させて第2充電器13Bに充電する制動時制御(S15)と、車両のアイドルストップスタート装置の作動時には、第2充電器13Bに充電した電気を第1充電器13Aに供給するアイドルストップスタート制御時制御(S12)とを行う。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
以下、この通常走行時制御(S14)と、制動時制御(S15)と、アイドルストップスタート制御時制御(S12)について説明する。ステップS11で、アイドルストップスタート装置(ISS装置)18が作動中であるか否かを判定する。このステップS11の判定でアイドルストップスタート装置18が作動中であれば(YES)、ステップS12に行き、第1スイッチ15をOFFにして断線状態にし、第2スイッチ16をONにして通電可能状態(接続状態)にして、第2充電器13Bに充電された電気を第2充電器13Bから第1充電器13Aに供給して、アイドルストップスタート制御時制御の「第1充電器への給電」を行う。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
この場合に第2の実施の形態では、より詳細には、第1スイッチ15をOFFにして断線状態にすると共に、連動する第3スイッチ15CaをOFFして断線状態にし、また、第2スイッチ16と第4スイッチ16aをONにして通電可能状態にして、第1充電ユニット13Cと第2充電ユニット13Dに充電された電気を直列状態に結線された第1充電ユニット13Cと第2充電ユニット13Dから第1充電器13Aに供給して、アイドルストップスタート制御時制御の「第1充電器への給電」を行う。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
また、ステップS11の判定でアイドルストップスタート装置18が作動中でなければ(NO)、ステップS13に行き、車両1が通常走行中か否かを判定する。この判定は、「アクセルスイッチがOFF(踏まれていない状態)、かつ、クラッチスイッチがON(クラッチペダルが踏まれていない状態)、かつ、ニュートラルスイッチがON(変速機(T/M)がニュートラルでは無い状態)」であるか、あるいは、「ブレーキスイッチがON、(ブレーキペダルが踏まれた状態)」のどちらかでも無い場合には、通常走行中である(YES)と判定し、この場合は、ステップS14に行き、第1スイッチ15と第2スイッチ16を共にOFFにして断線状態にして、第2発電機11Bでの発電を停止すると共に、第2充電器13Bからの第1充電器13Aへの給電も停止して、通常走行時制御の「第2発電機の停止と充電器への給電の停止」を行う。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
この場合に第2の実施の形態では、より詳細には、第1スイッチ15をOFFにして断線状態にすると共に、連動する第3スイッチ15CaをOFFして断線状態にし、また、第2スイッチ16と第4スイッチ16aをOFFにして断線状態にして、第2発電機11Bでの発電を停止すると共に、第1充電ユニット13Cと第2充電ユニット13Dからの第1充電器13Aへの給電も停止して、通常走行時制御の「第2発電機の停止と充電器への給電の停止」を行う。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
また、ステップS13の通常走行か否かの判定で、「アクセルスイッチがOFF、かつ、クラッチスイッチがON、かつ、ニュートラルスイッチがON」であるか、あるいは、「ブレーキスイッチがON」のどちらかである場合には、通常走行ではない(NO)、即ち、制動中であると判定する。この場合は、車両及び内燃機関が制動時にあるとして、ステップS15に行き、第1スイッチ15をONにして通電可能状態にし、第2スイッチ16をOFFにして断線状態にして、第2発電機11Bで発電して第2充電器13Bに充電する制動時制御の「第2発電機での発電と第2充電器での充電」を行う。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
この場合に第2の実施の形態では、より詳細には、第1スイッチ15と連動する第3スイッチ15CaをONにして接続状態とし、また、第2スイッチ16と第4スイッチ16aをOFFにして断線状態にして、第2発電機11Bで発電して、並列に結線された第1充電ユニット13Cと第2充電ユニット13Dに充電する制動時制御の「第2発電機での発電と第2充電器での充電」を行う。そして、予め設定した所定の時間を経過した後リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
この制御により、車両1の動力伝達装置のトルクコンバータ19のロックアップクラッチが断の状態でトルクリミット制御中である場合に、ブースト圧を判定し、ブースト圧が許容ブースト圧以上であるときには第2発電機11Bによる発電と第1充電器13Aへの充電と第2充電器13Bへの充電を行う登坂路発進時制御を行い、ロックアップクラッチが接の場合においては、車両1の通常走行時には、第1スイッチ15と第2スイッチ16を共にOFFにして断線する通常走行時制御と、車両1の制動時には、第1スイッチ15をONにして通電可能とすると共に第2スイッチ16をOFFにして断線して第2発電機11Bで発生した電気で第2充電器13Bに充電する制動時制御と、車両1のアイドルストップスタート装置18の作動時は、第1スイッチ15をOFFにして断線状態にすると共に第2スイッチ16をONにして通電可能状態にして第2充電器13Bに充電した電気を第1充電器13Aに供給するアイドルストップスタート制御時制御とを行うことができる。
なお、第2の実施の形態においても、第1充電ユニット13Cと第2充電ユニット13Dと第3スイッチ15Caと第4スイッチ16aを含めた構成全体が第2充電器13Bとなるので、第1の実施の形態と同様な電気供給方法となる。
そして、本発明の実施の形態の車両は、上記の自動車用電源システム10、100を備えて構成され、上記の電気供給方法を実施でき、自動車用電源システム10、100が奏することができる効果を奏することができる。
本発明の自動車用電源システム、車両、及び車両の電気供給方法によれば、充電器の充電容量の増加と、車両の登坂路発進時にエンジン動力を発電機で吸収して内燃機関の燃料噴射量を増加させてエンジン効率を向上して燃費の向上を図ることができて、効率良く発電及び充電を行うことでバッテリ上がりを防止することができ、これにより、充電器の充電状態が不十分な状態で内燃機関が発生するエネルギーを使用して発電することを回避できて燃費の悪化を抑制することができるので、数多くの自動車に利用できる。
1 車両
2 内燃機関(エンジン)
2a 駆動軸
3 駆動輪
4 伝達軸
10、100、10X 自動車用電源システム
10A 第1電気供給システム
10B、10C 第2電気供給システム
11A 第1発電機
11B 第2発電機
12A 第1レギュレータ
12B 第2レギュレータ
13A 第1充電器
13B 第2充電器
13C 第1充電ユニット
13D 第2充電ユニット
14Aa、14Ab、14Ba〜14Bd、14Ca〜14Cg 電気配線
15 第1スイッチ
15C 接地用スイッチ
15Ca 第3スイッチ
16 第2スイッチ
16a 第4スイッチ
17 電気制御装置
18 アイドルストップスタート装置(ISS装置)
20 電装品
21 電気配線
30 エンジン制御装置

Claims (5)

  1. 内燃機関の駆動軸によって駆動される第1発電機と、この第1発電機で発生した電気を充電する第1充電器と、この第1充電器からの電気を電装品に供給する電気配線を有する第1電気供給システムを備えた自動車用電源システムにおいて、
    前記内燃機関と駆動輪との間の伝達軸によって直接又は間接に駆動される第2発電機と、この第2発電機で発生した電気を充電する第2充電器と、この第2充電器からの電気を前記第1充電器に供給する電気配線を有する第2電気供給システムを備えると共に、
    前記第2発電機と前記第2充電器との間の電気配線に第1スイッチを設け、前記第2充電器と前記第1充電器との間の電気配線に第2スイッチを設け、
    車両の動力伝達装置のトルクコンバータのロックアップクラッチが断の場合に、ブースト圧を判定し、ブースト圧が許容ブースト圧以上であるときには前記第2発電機による発電と前記第1充電器への充電と前記第2充電器への充電を行う登坂路発進時制御を行う電気制御装置を備えたことを特徴とする自動車用電源システム。
  2. 前記電気制御装置が、
    前記トルクコンバータのロックアップクラッチが接の場合においては、
    車両の通常走行時は前記第1電気供給システムで給電する通常走行時制御と、車両の制動時には前記第2発電機で発生した電気を前記第2充電器に充電する制動時制御と、車両のアイドルストップスタート装置の作動時は前記第2充電器に充電した電気を前記第1充電器に供給するアイドルストップスタート制御時制御とを行うように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用電源システム。
  3. 請求項1又は2項に記載の自動車用電源システムを備えた車両。
  4. 内燃機関の駆動軸によって駆動される第1発電機で発生した電気を第1充電器に充電する第1電気供給システムと、前記内燃機関と駆動輪との間の伝達軸によって直接又は間接に駆動される第2発電機で発生した電気を第2充電器に充電する第2電気供給システムを有する自動車用電源システムを備えた車両の電気供給方法において、
    車両の動力伝達装置のトルクコンバータのロックアップクラッチが断の場合に、ブースト圧を判定し、ブースト圧が許容ブースト圧以上であるときには前記第2発電機による発電と前記第1充電器への充電と前記第2充電器への充電を行う登坂路発進時制御を行うことを特徴とする車両の電気供給方法。
  5. 前記トルクコンバータのロックアップクラッチが接の場合においては、車両の通常走行時には前記第2発電機では電気を発生させない通常走行時制御と、車両の制動時には前記第2発電機で電気を発生させて前記第2充電器に充電する制動時制御と、車両のアイドルストップスタート装置の作動時には、前記第2充電器に充電した電気を前記第1充電器に供給するアイドルストップスタート制御時制御とを行うことを特徴とする請求項4に記載の車両の電気供給方法。
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