JP6059467B2 - 記録システム、ホスト装置、記録装置、記録ヘッドの管理システム及びその記録ヘッドの管理方法 - Google Patents

記録システム、ホスト装置、記録装置、記録ヘッドの管理システム及びその記録ヘッドの管理方法 Download PDF

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Description

本発明は記録システム、ホスト装置、記録装置、記録ヘッドの管理システム及びその記録制御方法に関する。特に、本発明は、例えば、インクジェット方式に従って記録を行うフルライン記録ヘッドを備えた記録装置とホスト装置とを含む記録システム、ホスト装置、記録装置、記録ヘッドの管理システム及びその記録ヘッドの管理方法に関する。
一般に、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)を用いた記録装置は、その記録ヘッドのノズルからのインクの吐出回数が所定数以上に多くなると、正常なインク吐出ができなくなるおそれがある。 インクの吐出エネルギー発生手段として電気熱変換体(ヒータ)を備えた記録ヘッドの場合、その電気熱変換体の発熱によりインクを急速に加熱して気泡を発生させ、その気泡の圧力を利用してノズルからインク滴を吐出させる。
このようなサーマルインクジェット方式を採用した記録装置において、記録ヘッドは長期間の使用によって熱、圧力、またはインクとの化学反応などの影響を受け、ヒータが劣化する。例えば、ヒータの抵抗値が増大したり、ヒータの急激な発熱が生じ、インクがこげた状態になって、インク吐出量が低下し、インク吐出不良の状態が発生する。その結果正常な記録が行われず、記録画像の画質が低下する。
従来より、このような事態を回避するために、例えば、記録ヘッドからのインクの吐出回数を計測し、その計測値が所定の規定値に達したときに、記録ヘッドが寿命に達したことを使用者に通知し記録ヘッドの交換を促す方法が提案されている(特許文献1)。具体的には、記録装置を接続するホストコンピュータによって、各ノズルが吐出するドット数つまり記録画素数を計測し、この計測値をドットカウントデータとして記録装置に送信する。一方、記録装置は、そのドットカウントデータをノズル毎に積算することにより、記録ヘッドのノズル毎のインク滴の総吐出回数を管理し、その数値が所定の規定値に達したときに記録ヘッドが寿命に達したと判断する。
特許第4621045号公報
さて近年の記録ヘッドはますます高解像度なり、記録ヘッドが実装するノズル数は増大している。特に、記録媒体の幅に相当する記録幅を有したフルライン記録ヘッドの場合には、そのノズル数は膨大な数になる。例えば、記録解像度が2400dpiで記録幅が210mm(A4用紙の幅に相当)のフルライン記録ヘッドの場合、ノズル数は約20000に達する。さらに、その記録ヘッドを用いてフルカラー記録を行う場合、記録装置全体で管理するノズル数は用いるインクの数に従って増大する。
このため、記録装置全体として扱うドットカウントデータの情報量が増大し、このデータをホストコンピュータから記録装置に転送するだけでもかなりの時間を要し、画像データ転送のスループットを低下させてしまうという問題が発生することになった。特許文献1に提案の技術では、複数のノズルをブロックとしてまとめるなどしてデータ量を削減することが可能である。しかしながら、1ブロックに含まれるノズル数が多いほど、ヒータの寿命を管理すると言う点で精度が悪くなるという欠点があった。また、専用のASICを用いて記録装置内部でノズル毎のドットカウントを計測することも可能ではあるが、ASICの規模が大きくなり装置コストの増大を招くという問題があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録ヘッドの各記録素子の駆動回数に関する報をスループットの低下を招くことなく転送することが可能な記録装置、記録ヘッドの管理システム及びその記録ヘッドの管理方法を提供することを目的とする。また、その記録装置に画像データを提供するホスト装置、そのホスト装置と記録装置とを含む記録システムを提供することも目的とする。
本発明を一側面から見れば、画像データに基づいて複数の記録素子を有する記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置における記録ヘッドの管理方法であって、前記画像データにより駆動される前記記録ヘッドの各記録素子の駆動回数をカウントするカウント工程と、前記カウント工程におけるカウント結果が所定の範囲に含まれる前記複数の記録素子をブロック化し、該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数の代表値を該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数とする駆動データを生成する生成工程と、前記駆動データに基づいて前記ブロック化された各記録素子の駆動回数を更新する更新工程と、前記更新工程における更新結果に基づいて、前記複数の記録素子の駆動状態を判定する判定工程と、を有することを特徴とする記録ヘッドの管理方法又は同様の構成の管理システムを備える。
従って本発明によれば、駆動データの送量を削減するので、スループットの低下を招くことないという効果がある
本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置の構成の概要を示す側断面図である。 図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック図である。 実施例1に従う、ホストが画像データから寿命管理用のドットカウントデータを算出する処理を示すフローチャートである。 最大ドットカウント算出処理に用いるサンプル画像を説明する図である。 1ブロックを8個のノズルで構成するとした場合のブロック分割の様子を示す図である。 記録ヘッドにおけるブロックとノズルとドット数の対応関係の例を一覧に示した図である。 ブロック結合処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 ドットカウント結合処理の効果を図式的に表した図である。 ホストから記録装置へ転送するドットカウントデータの概略図である。 記録装置における記録ヘッドの寿命データの管理の方法を説明する図である。 実施例2に従うドットカウントデータ算出処理を示すフローチャートである。 各ノズルのドットカウントに基いて図11に示すドットカウント算出処理によりノズルをブロック化した結果の例を示す図である。 実施例2においてホストから記録装置へ転送するドットカウントデータの構成概略図である。 実施例2に従う記録装置における記録ヘッドの寿命データの管理の方法を図式的に説明する図である。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「記録要素」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
<記録装置の全体概要(図1〜図4)>
図1は、本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録ヘッドを搭載した記録装置100の内部構造の概略を示す側断面図である。
図1に示すように、記録装置100とホストコンピュータ(以下、ホスト)101はUSBケーブルを介して接続されている。記録装置100は記録媒体の幅全体に渡って複数のノズルを配列した4つのフルライン記録ヘッド(以下、記録ヘッド)102〜105を記録媒体の搬送方向に沿って備えている。4つの記録ヘッド102〜105はそれぞれ、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、イエロインクを吐出して記録を行い、4つの記録ヘッドから吐出される4色のインクによりフルカラー画像を記録する。なお、4つの記録ヘッド102〜105は記録ヘッドごとに交換可能である。
ホスト101からは生成され、4色のインクに対応したブラック(K)成分、シアン(C)成分、マゼンタ(M)成分、イエロ(Y)成分に分離された濃度画像データが送信される。その画像データを受信した記録装置は、ラベルを含むロール状の記録紙106を給紙し、押さえローラ107と搬送ベルト108で挟持して搬送するとともに、各記録ヘッド102〜105により順次記録を行う。その記録は用紙先端検知センサ109で記録すべき記録紙の先端部を検知して、そこからの移動距離をもとに決定された記録タイミングに従ってインクを記録紙に吐出することにより行われる。この実施例では記録紙を台紙として所定の間隔でラベルが貼り付けられており、そのラベルと台紙の透過率の差を用紙先端検知センサ109で検出することで記録すべきラベルの先端を判定している。
図2は図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、記録装置100のコントローラ200に備えられたCPU201がROM202に格納されている制御プログラムをRAM203を作業領域として用いて実行し各構成要素を制御する。また、コントローラ200はRAM203を各種データ処理の作業領域や受信バッファとして使用し、イメージバッファメモリ204〜207を画像展開部としてブラック、シアン、マゼンタ、イエロの各色成分濃度データを格納するのに用いる。更に、コントローラ200には、記録ヘッド102〜105を駆動するヘッド駆動回路208、各記録ヘッドを記録に最適な状態に保つためのクリーニング動作や記録動作を制御する各種モータ209を駆動するモータドライバ210を備える。また更に、各種動作の制御や記録媒体の検知などを行うためのセンサ211などを制御するASIC制御回路220を備える。
また、記録装置100はホスト101から送信された画像データやクリーニングコマンドなどをUSBケーブルを介して受信するUSBコントローラ212を有し、受信した各種コマンド命令に従って動作する。但し、インタフェースはUSBに限るものではなく、有線或いは無線ネットワークを介してホスト101と接続されていても良い。
次に以上説明した構成の記録装置とホストで構成される記録システムにおいて実行される記録ヘッドの寿命管理方法の実施例について説明する。
図3は、実施例1に従う、ホストが画像データから寿命管理用のドットカウントデータを算出する処理を示すフローチャートである。
まず、ドットカウント算出処理を開始すると、ステップS301では、ホスト101は1ページ目の画像データを解析し、各ノズルに対応した記録画素数(ドットカウント)をカウントする。ここでいう1ページとは台紙上に貼り付けられた所定の大きさのラベル1枚のことを指す。また、ドットカウントとは何回そのノズルが駆動されてインクを吐出するのかを示す数である。
次に、ステップS302で記録ヘッドを構成する総ノズルをそれぞれが所定数のノズルからなる複数のブロックに分割し、各ブロック内の最大ドットカウントを算出する最大ドットカウント算出処理を行う。最大ドットカウント算出処理の詳細は後述する。
さらに、ステップS303では最大ドットカウントの差が少ない隣接ブロックを結合するブロック結合処理を行いブロックの総数(TB)を減らす。ブロック結合処理の詳細は後述する。ブロック数の削減はホストから記録装置へ転送されるドットカウントデータ量を削減するために実行される。
ステップS304では、ブロック総数が閾値A以下であるかどうかを調べる。ここで、TB>Aであれば、処理はステップS303に戻り、ブロック結合処理を繰り返す。これに対して、TB≦Aであれば、処理を終了する。
なお、閾値Aの値は大きいほど精度がよいがデータ量は増大し、閾値Aの値が小さいとデータ量は減るが精度が悪くなる可能性があるため、ノズルの総数やホストと記録装置との間のデータ転送レート等によって最適な値を決定するとよい。
<最大ドットカウント算出処理の説明(図4〜図6)>
この実施例のようなフルライン記録ヘッドには多数のノズルが設けられている。このため、従来例でも述べたように、ホスト側で各ノズル毎(記録素子毎)の記録ドット数を算出し、これを記録装置に転送するとデータ量が増大しスループットの低下を招く恐れがある。そこで、この実施例では、複数のノズルをブロック毎に分けて、各ブロックで最も記録ドットの多いノズルのドットカウント(最大ドットカウント)を求め、これをそのブロックの代表カウント値とする。これにより、当該ブロック内のノズルは代表カウント値によって代表されるすべて同じ記録画素数であると仮定して処理を行う。これによりホスト装置から記録装置への転送データ量を削減する。
図4は最大ドットカウント算出処理に用いるサンプル画像を説明する図である。
図4において、400はサンプル画像全体を示している。また、そのサンプル画像の内、401はブラックインクで記録される部分、402はシアンインクで記録される部分、403はマゼンタインクで記録される部分、404はイエロインクで記録される部分を示している。このように1つのラベルの記録に用いる画像データを色成分毎に分けてノズルごとのドットカウントをホスト101で計測する。
図5は1ブロックを8個のノズルで構成するとした場合のブロック分割の様子を示す図である。
図5に示すように、ブラックインクを吐出する記録ヘッド104のノズル1からノズル8までをブロック0、ノズル9からノズル16までをブロック1といったように一定数(ここでは8個)のノズルごとに分割する。なお、ここでは便宜的に8個のノズルを1ブロックとしているが、フルライン記録ヘッドであれば多数のノズルが配置されていると考えられるので、より多数のノズル単位でブロックに分割するのが適当であろう。
図6は記録ヘッド104におけるブロックとノズルとドット数の対応関係の例を一覧に示した図である。
図6に示す例では、記録ヘッド104のドットカウントのうち、ブロック0の中で最も記録ドット数が多いノズルはノズル4なので、ブロック0の最大記録ノズルはノズル4でその記録ドット数は162になる。従って、ブロック0の最大ドットカウントは162になる。同様に、ブロック1の最大記録ノズルはノズル16と求められ、その記録ドット数は88である。従って、ブロック1の最大ドットカウントは88である。このように、ブロック毎にラベル1枚に記録する画像に用いる画像データからの最大ドットカウント数を求める。
こうすることで、ブロック内の一部のノズルの記録ドットが極めて多い場合でも、その記録ドット数を管理して、ノズルの寿命管理を行うことができる。なお、ここで分割した各ブロックは記録システム全体の寿命管理の基準となる最小ブロックとなる。また、この実施例ではホストにおいて記録装置に画像データを転送する直前に最大記録ドットの算出を実行したが、もちろん予め全てのページ(ラベル)の最大ドットカウントを算出してもよい。
<ブロック結合処理(図7)>
ここでは、ブロック毎に算出した最大ドットカウントが同一、もしくは差が小さい隣接ブロックを結合する処理について説明する。この処理によりホストから記録装置に転送されるドットカウントデータ量をさらに減らすことが可能になる。
図7はブロック結合処理の詳細な処理を示すフローチャートである。
この処理はブロック0から始めるので、ステップS701ではブロック番号を規定する変数(N)に初期値として“0”をセットし、ステップS702では隣接ブロックを規定するための変数(a)に“1”をセットする。この実施例では、図5に示すように、ブロックを記録ヘッドの端部からブロック0、ブロック1、…ブロックN(N=0,1、2,……)としている。
次に、ステップS703では、ブロック0とブロック1との最大ドットカウントを比較し、その差(DIFF)が閾値X以下(所定値以下)かどうかを調べる。ここで、DIFF≦Xであれば処理はステップS704に進み、変数aを+1インクリメントして、さらに、ステップS705では、変数aで示すブロックが最終ブロックに達したかどうかを調べる。ここで、比較対象ブロックが最終ブロックに達していないと判断されたら処理はステップS703に戻り、ブロック0とブロック2の最大ドットカウントとを比較する。そして、2つのブロックの差(DIFF)がX以下かどうかを調べる。以下、同様にして、ブロック0とブロック3、ブロック0とブロック4……というように、最終ブロックまで調べる。
このような分析処理のループにおいて、DIFF>Xであると判断された場合、処理はステップS706に進み、ブロック0からブロック0+aまでを結合し、ひとつのブロックにする。そして、結合された各ブロック0の最大ドットカウントの内、最大値を結合後の最大ドットカウントとして選択する。結合後は、その後、処理はステップS707において、新たなブロック結合処理の起点となるブロック番号を示す変数(N)をN+(a+1)とし、これを基準にして結合処理を続ける。
さて、ステップS705において、比較対象のブロックが最終ブロックに達したと判断された場合、処理はステップS708に進み、最終ブロックまでを結合することで、一度目のブロック結合処理を終了する。
ここで処理はステップS709において、結合後のブロックの総数(TB)をチェックして、その値が閾値A以下であるかどうかを調べる。ここで、TB≦Aであれば、ブロック結合処理を終了し、TB>Aであれば、処理はステップS710に進み、閾値Xを+100増加させて、処理はステップS701に戻り、結合後のブロックに対して同様の処理をもう一度実行する。これにより、ブロックの総数をさらに削減する。
なお、この実施例では説明のために閾値Xを0,100,200……と100ずつ増加させているが、実際には記録サイズや記録解像度等のシステム仕様から最適な増加量を算出すると良い。
また、Aの値は大きいほどドットカウントの精度はよくなるがデータ量削減の効果が薄く、Aの値が小さいほどドットカウントの精度が落ちるがデータ量削減の効果が高い。従って、Aの値については記録ヘッドのノズル数やホストと記録装置間のデータ転送速度、記録装置の処理速度などからスループットの低下が起きない最適な値を決定するとよい。
図8はドットカウント結合処理の効果を図式的に表した図である。
図8において、(a)はブラックの記録画像をブロックに分割し、各ブロックの最大ドットカウントをグラフとして図示したものである。ここでは説明のために画像領域を11ブロックに分割しているが、実際はさらに細かい単位で分割するのが妥当である。また、(b)は図7のフローチャートに従って閾値X=0で結合処理を行った結果を図示したものである。(a)と(b)とを比較すると分かるように、ブロック0〜ブロック2はブロック0’に、ブロック4とブロック5はブロック2’に結合されている。その結果、ブロックの総数は11から8に減っているが、ブロック数の上限が6だったとすると、さらに結合処理が必要となる。
(c)は、比較の閾値X=100で結合処理した結果を図示したものである。(b)と(c)とを比較すると分かるように、ドットカウントの差が小さいブロック3’〜ブロック6’がブロック3”に結合されている。これによりブロック数の総数が制限上限値6を下回ったため結合処理が終了となる。
その結果、ドットカウントの精度を落とすことなく、ブロック数が11から5となり、ドットカウントデータの容量が低減される。
図9はホストから記録装置へ転送するドットカウントデータの概略図である。
これまでに説明した結合処理により得られた結合ブロックの最大ドットカウント情報を記録装置に転送する際は、ドットカウントデータとともに各結合ブロックのノズル数情報を送信する必要がある。この実施例では最小ブロックをもとに結合を繰り返しているため各結合ブロックに含まれるノズル数は最小ブロックの整数倍となる。そこで各結合ブロックが最小ブロックいくつ分であるかという結合ブロック情報とその最大吐出ドットカウント情報を順次ホストから記録装置へ送信する。図9によれば、結合ブロック0に関する情報900は、結合ブロック情報が最小ブロック3つ分であり、その最大ドットカウントが0ドットことを示している。また、結合ブロック1に関する情報901は結合ブロック情報が最小ブロック1つ分であり、その最大ドットカウント値が915ドットであることを示している。
図10は記録装置における記録ヘッドの寿命データの管理の方法を説明する図である。
記録装置側では最小ブロック単位で寿命データの管理領域を備える。ホストから受信したドットカウントデータのブロック結合情報に従って結合されたブロック分、最大吐出ドットカウント値を加算する。図8(c)に示すデータを例にとると、結合ブロック0”は最小ブロック3つを結合したブロックであったため、ブロック0からブロック2までにドットカウントとして0を加算する。また、結合ブロック1”は最小ブロック1つ分なのでブロック4にドットカウント915を加算して更新する。このようにしてドットカウント値を累積し、いずれかのブロックが記録ヘッドの寿命に基づいて規定値に達したかどうかを判断する。もし、規定値に達していれば、記録ヘッドの交換を促すメッセージなどをホストのディスプレイに表示したり、記録装置の操作パネルの所定のLEDランプなどを点灯させ、ユーザに通知する。
従って以上説明した実施例に従えば、ホストにおいて複数のノズルを所定数のブロックに分けて、そのブロック毎に1枚のラベル分の最大記録ドット数を求め、最大記録ドット数の差が少ない隣接ブロックを結合してドットカウントデータを管理する。これにより、カウント精度を落とさず管理できるとともに、この情報を記録装置に転送する際のデータ量を削減できる。
一方、記録装置では結合ブロックで管理されたドットカウントデータを受信し、これを元のブロックでのドットカウントデータに復元してそのドットカウントを累積して管理する。そして、ブロック毎に累積された最大記録ドットが規定値を超えたか越えていないかを判断にすることによって記録ヘッドの寿命管理を行う。
従って、この実施例によれば、ホストから記録装置へのドットカウントデータの転送量は削減するとともに、記録装置ではブロックごとにドットカウントデータを管理することが可能になる。これにより、記録装置とホストとの間のスループットを低下させることなく、かつ、高品位な記録を維持しつつ記録ヘッドの寿命管理を行うことができる。
なお、以上説明した実施例では、分割されたブロックに対して、記録ヘッドの端部より隣接ブロックとの最大ドットカウントの比較を行い順次ブロック結合処理を行ったが、その処理は必ずしも端部よりすべてのブロックに対して行う必要はない。例えば、隣接ブロックに対する最大ドットカウントの比較だけをまず行い、最大ドットカウントの差分が最も小さいブロックから順次結合処理を行い、ブロックの総数が所定数になるまで結合を繰り返すようにしてもよい。そのようにすることにより、必要以上の結合処理を行うことが抑制される。
実施例1では記録ヘッドのノズルを比較的細かく複数のブロックに分割し、カウント値の近いブロックを結合することによりドットカウントデータ量を削減したが、本発明のドットカウントはこれによって限定されるものではない。例えば、ノズル単位でドットカウントの近いノズル群をブロックとしてまとめて、記録装置側では1ノズル単位で寿命管理を行ってもよい。
図11は実施例2に従うドットカウントデータ算出処理を示すフローチャートである。
この処理はノズル0から始めるので、ステップS1101ではノズル番号を規定する変数(N)に初期値として“0”をセットし、ステップS1102では隣接ノズルを規定するための変数(a)に初期値として“1”をセットする。この実施例では、記録ヘッドの端部からノズル0、ノズル1、…ノズルn(N=0,1、2,……,n)としている。
次に、ステップS1103では、ノズル0の記録画素数とノズル1の記録画素数の差を求め、差(NDIFF)が閾値X以下(所定値以下)であるかどうかを調べる。ここで、NDIFF≦Xであれば処理はステップS1104に進み、変数aを+1インクリメントして、さらに、ステップS1105では、変数aで示すノズルが最終ノズルに達したかどうかを調べる。ここで、比較対象ノズルが最終ノズルに達していないと判断されたら処理はステップS1103に戻り、ノズル0とノズル2の記録画素数とを比較する。そして、2つのノズルの差(NDIFF)がX以下かどうかを調べる。以下、同様にして、ノズル0とノズル3、ノズル0とノズル4……というように、最終ノズルまで調べる。
このような処理のループにおいて、NDIFF>Xであると判断された場合、処理はステップS1106に進み、ノズル0からノズル0+a(一般にはノズルNからノズルN+a)までを結合し、ひとつのブロックにする。そして、そのブロック内のノズルのドットカウントの内、最大値を代表ドットカウントとして選択する。結合後は、その後、処理はステップS1107において、新たな処理の起点となるノズル番号を示す変数(N)をN+(a+1)とし、これを基準にして処理を続ける。
さて、ステップS1105において、比較対象のノズルが最終ノズルに達したと判断された場合、処理はステップS1108に進む。ステップS1108では、最終ノズルまでを結合し、その結合されたノズルで構成されるブロックにおいて、各ノズルのドットカウントの内、最大カウント値を代表ドットカウントとし、ドットカウント算出処理を終了する。
このようにすることで、各ノズルのドットカウントのばらつきが多い場合はブロック数も多くなる半面、ばらつきが小さい場合は最小限のブロックで済むためドットカウントデータ量を削減できる。なお、ブロック数に制限をかけたい場合は閾値Xの値を増加させて各ブロックの結合を繰り返してもよい。
図12は各ノズルのドットカウントに基いて図11に示すドットカウント算出処理によりノズルをブロック化した結果の例を示す図である。
図12に示す例では、ブロック化のために用いる閾値Xは100としている。図11に示したドットカウント算出処理に従って、ノズル0とノズル1を比較すると両ノズルともにドットカウントは0であるため、その差も0となり閾値以下である。さらに、ノズル0とノズル2のドットカウントの差も閾値以下と続き、ノズル0とノズル5までは引き続き差が閾値以下となる。ノズル0とノズル6を比較すると差が215であり閾値以上であるためノズル0からノズル5までが1つのブロック(ブロック0)としてまとめられる。また、ノズル0からノズル5の中で最も大きいドットカウントはノズル5の19であるため、ブロック0の最大ドットカウントは19となる。
続いてノズル6を基準に比較していくとノズル6とノズル10の比較で閾値以上となるためノズル6からノズル9をブロック1とし、最大ドットカウントは215となる。同様の処理を続け、ノズル10からノズル12がブロック1で最大ドットカウントは108となる、このようにすべてのノズルをブロック化し、最大ドットカウントを算出する。
図13は実施例2においてホストから記録装置へ転送するドットカウントデータの構成概略図である。図13に示すように、ドットカウントデータはヘッダ部とデータ部とから構成される。
この実施例では、ブロック数と各ブロックに含まれるノズル数は画像によって異なるため、それらの情報を記録装置に転送する必要がある。従って、ヘッダ部においてブロック数を送信し、次にデータ部としてブロック0から順に、各ブロックに含まれるノズル数とブロックの最大ドットカウントを送信する。図13は図12の結果を記録装置に転送する例である。図13に示す例によれば、ブロックの総数が48、ブロック0に含まれるノズル数が6、つまりノズル0からノズル5がブロック0であり、その最大ドットカウントが19、ブロック1に含まれるノズル数が4で最大ドットカウントが215ドットとなる。このようにして解析したドットカウントデータが記録装置に転送される。
図14は実施例2に従う記録装置における記録ヘッドの寿命データの管理の方法を図式的に説明する図である。
記録装置側では各記録ヘッドのドットカウントをノズル単位で累積加算し、ノズル単位で寿命データの管理領域を備える。ホストから受信したブロック化されたドットカウントデータに従ってドットカウント値を加算する。
図14には、ノズル番号と、各ノズルの累積ドットカウントと、送信されたドットカウントデータが示すブロック番号と、ブロック化されたドットカウントデータにから得られる各ノズルに加算するドットカウントとが示されている。図13に示した例によれば、ブロック0はノズル0からノズル5を含み、最大ドットカウントが19であるので、ノズル0からノズル5の累積ドットカウントに19を加算して更新する。同様にノズル6からノズル9に215を加算して更新、ノズル10からノズル14に108を加算して更新する。このようにして全ノズルにドットカウント値を加算することで記録画像のドットカウント値が更新される。
そして、この実施例でも実施例1と同様にいずれかのブロックが記録ヘッドの寿命に基づいて規定値に達したかどうかを判断する。もし、規定値に達していれば、記録ヘッドの交換を促すメッセージなどをホストのディスプレイに表示したり、記録装置の操作パネルの所定のLEDランプなどを点灯させ、ユーザに通知する。
なお、この実施例のようにノズル単位でドットカウント管理を行うとデータ管理のための記憶容量が増加する。このため、例えば、記録装置のRAMではノズル単位でドットカウントデータを管理し、NVRAM(例えば、EEPROM)に保存する際は所定ノズル単位をブロックとし、ブロック単位で保存するようにしてもよい。
従って以上説明した実施例に従えば、ホストでは各ノズルのドットカウント値を調べ、隣接ノズルのドットカウント値が近い値ならば、複数のノズルを1つのブロックにまとめ、各ブロック毎の代表値を求め、これを記録装置に転送する。一方、記録装置では、受信したドットカウントデータに基いてノズル単位でドットカウント値を累積加算し、その累積値が規定値に達したかどうかを調べることで記録ヘッドの寿命管理を行う。
このようにすることで、ホストから記録装置へのドットカウントデータの転送量を削減しつつ精度よく記録ヘッドの寿命管理を行うこと可能である。
なお、以上説明した実施例では、フルライン記録ヘッドを複数用いてカラー記録を行う記録装置を例に説明したが、例えば、1つの記録ヘッドのみを用いてモノクロ記録を行う記録装置にも本発明は適用可能であい。
また、以上説明した実施例では、フルライン記録ヘッドを用いた記録装置を例に説明したが本発明はこれにより限定されるものではない。例えば、記録ヘッドを往復走査しながらこれに合わせて記録媒体を間欠搬送することで記録を行う記録装置に本発明を適用しても良い。
さらに、記録方式についてもインクジェット方式に限らず、インク保持体に塗布されたインクを記録媒体に転写することによって画像を形成する熱転写型プリンタなどであってもよい。この場合、ドットカウントは記録素子の駆動回数、累積ドットカウントは累積駆動回数と考えると良い。また、ホストから記録装置に送信されるドットカウントデータは駆動情報データと考えると良い。

Claims (19)

  1. 画像データを生成するホスト装置と、前記ホスト装置から受信した前記画像データに基づいて複数の記録素子を有する記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置と、を含む記録システムであって、
    前記ホスト装置は、
    前記画像データにより駆動される前記記録ヘッドの各記録素子の駆動回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によるカウント結果が所定の範囲に含まれる前記複数の記録素子をブロック化し、該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数の代表値を該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数とする駆動データを前記記録装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記記録装置は、
    前記ホスト装置から前記駆動データを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記駆動データに基づいて、前記ブロック化された各記録素子の駆動回数を更新する更新手段と、
    前記更新手段の更新結果に基づいて前記複数の記録素子の駆動状態を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする記録システム。
  2. 前記送信手段は、配列方向に連続して設けられている前記複数の記録素子をブロック化することを特徴とする請求項1に記載の記録システム。
  3. 前記判定手段の判定する前記複数の記録素子の駆動状態は、記録ヘッドの寿命を示す指標であることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録システム。
  4. 画像データに基づいて複数の記録素子を有する記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置における記録ヘッドの管理方法であって、
    前記画像データにより駆動される前記記録ヘッドの各記録素子の駆動回数をカウントするカウント工程と、
    前記カウント工程におけるカウント結果が所定の範囲に含まれる前記複数の記録素子をブロック化し、該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数の代表値を該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数とする駆動データを生成する生成工程と、
    前記駆動データに基づいて前記ブロック化された各記録素子の駆動回数を更新する更新工程と、
    前記更新工程における更新結果に基づいて、前記複数の記録素子の駆動状態を判定する判定工程と、
    を有することを特徴とする記録ヘッドの管理方法。
  5. 前記生成工程は、配列方向に連続して設けられている前記複数の記録素子をブロック化することを特徴とする請求項4に記載の記録ヘッドの管理方法。
  6. 前記判定工程において判定される前記複数の記録素子の駆動状態は、記録ヘッドの寿命を示す指標であることを特徴とする請求項4又は5に記載の記録ヘッドの管理方法。
  7. 画像データに基づいて複数の記録素子を有する記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録ヘッドの管理システムであって、
    前記画像データにより駆動される前記記録ヘッドの各記録素子の駆動回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によるカウント結果が所定の範囲に含まれる前記複数の記録素子をブロック化し、該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数の代表値を該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数とする駆動データを生成する生成手段と、
    前記駆動データに基づいて前記ブロック化された各記録素子の駆動回数を更新する更新手段と、
    前記更新手段の更新結果に基づいて、前記複数の記録素子の駆動状態を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする記録ヘッドの管理システム。
  8. 前記生成手段は、配列方向に連続して設けられている前記複数の記録素子をブロック化することを特徴とする請求項7に記載の記録ヘッドの管理システム。
  9. 前記判定手段の判定する前記複数の記録素子の駆動状態は、記録ヘッドの寿命を示す指標であることを特徴とする請求項7又は8に記載の記録ヘッドの管理システム。
  10. 複数の記録素子を有する記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置に画像データを送信するホスト装置であって、
    前記画像データにより駆動される前記記録ヘッドの各記録素子の駆動回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によるカウント結果が所定の範囲に含まれる前記複数の記録素子をブロック化し、該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数の代表値を該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数とする駆動データを前記記録装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするホスト装置。
  11. 前記駆動データに含まれる前記代表値は、前記ブロックに含まれる各記録素子の駆動回数のうちの最大値であることを特徴とする請求項10に記載のホスト装置。
  12. 前記駆動データは、各ブロックの前記代表値に基づいて統合されることを特徴とする請求項10又は11に記載のホスト装置。
  13. 前記駆動データは、ブロックの数が所定数以下となるように統合されることを特徴とする請求項12に記載のホスト装置。
  14. 前記駆動データは、前記代表値が所定の範囲にあれば統合されることを特徴とする請求項12又は13に記載のホスト装置。
  15. 前記送信手段は、配列方向に連続して設けられている前記複数の記録素子をブロック化するとを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載のホスト装置。
  16. ホスト装置から送信される画像データに基づいて複数の記録素子を有する記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置であって、
    前記ホスト装置から、前記複数の記録素子をブロック化し該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数の代表値を該ブロック化された複数の記録素子の駆動回数とする駆動データ及び前記ブロック化の状態によって変化する前記複数の記録素子の該ブロックに含まれる各記録素子を特定する特定データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記駆動データ及び前記特定データに基づいて、記録素子の駆動回数を更新する更新手段と、
    前記更新手段の更新結果に基づいて、前記複数の記録素子の駆動状態を判定する判定手段とを有することを特徴とする記録装置。
  17. 前記判定手段の判定する前記複数の記録素子の駆動状態は、記録ヘッドの寿命を示す指標であることを特徴とする請求項16に記載の記録装置。
  18. 前記判定手段の判定結果に基づいて、ユーザに報知を行う報知手段をさらに有することを特徴とする請求項16又は17に記載の記録装置。
  19. 前記記録ヘッドはインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の記録装置。
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