JP6059006B2 - 即席焼きそば用ソース、およびその製造方法 - Google Patents
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さらに、粉末ソースは、焼きそば麺への「のり」が悪く、「ダマ」が生じやすいため、焼きそば麺全体を均一に調味することが困難であった。
(1)喫食時に湯切りが必要な即席焼きそばと混合して用いる即席焼きそば用ソースであって、食用油脂15〜65%、水分5〜25%、香辛料、乳化剤、および糖アルコールを含有し、即席焼きそば用ソース100gに対し清水300gを添加し、ハンドホイッパーを用いて、25℃、120rpmで3分間撹拌混合し、その後5分間静置した際に、油相または水相の分離が視認できない特性を有する、即席焼きそば用ソース、
(2)積分球式光電光度法を用いて濁度測定することにより得られる前記即席焼きそば用ソースの全光線透過率T1(対照:清水、波長390nm、光路長5mm)が、前記即席焼きそば用ソースを水で3倍に希釈することにより油脂が微細粒子化して乳化状態となった場合の全光線透過率T2よりも高い、(1)記載の即席焼きそば用ソース、
(3)前記香辛料(固形分換算)の含有量が0.1〜10質量%である、(1)または(2)に記載の即席焼きそば用ソース、
(4)前記香辛料が、ウコン、レッドペッパー、チリから選ばれる一種又は二種以上である、(1)ないし(3)のいずれかに記載の即席焼きそば用ソース、
(5)前記即席焼きそば用ソースが、配合原料として紛体を含有し、当該紛体の一部と食用油脂とを混合することにより紛体の油中分散物を調製する工程1、および前記油中分散物に他の原料を混合する工程2を有する、(1)ないし(4)のいずれかに記載の即席焼きそば用ソースの製造方法、
(6)工程1で食用油脂と混合する紛体の合計量が、即席焼きそば用ソース全体に対して5〜30質量%である、(5)に記載の即席焼きそば用ソースの製造方法、
である。
本発明は、喫食時に湯切りが必要な即席焼きそばと混合して用いる即席焼きそば用ソースであって、食用油脂15〜65%、水分5〜25%、香辛料、乳化剤、および糖アルコールを含有し、即席焼きそば用ソース100gに対し清水300gを添加し、ハンドホイッパーを用いて、25℃、120rpmで3分間撹拌混合し、その後5分間静置した際に、油相または水相の分離が視認できない特性を有する、即席焼きそば用ソースである。
このため、本発明の即席焼きそばソースは、従来の粉末ソースよりも麺への「のり」がよく、「ダマ」が生じにくい。
本発明の即席焼きそば用ソースは、喫食時に湯切りが必要な即席焼きそばと混合して用いるソースであり、後述する香辛料を含有した即席焼きそば用ソースであれば特に限定するものではない。
本発明の香辛料とは、一般に食することのできる香辛料であれば、特に限定されるものではなく、具体的には、アジョワン、アニス、ウコン、オニオン、オールスパイス、オレガノ、カルダモン、カレーリーフ、ガーリック、キャラウェー、クミン、グリーンペッパー、クローブ、ケーパー、ペッパー、コリアンダー、サフラン、山椒、紫蘇、シナモン、ジンジャー、八角、セージ、タイム、ターメリック、タラゴン、ディル、レッドペッパー、ナツメグ、ガーリック、パセリ、バジル、バニラ、パプリカ、フェヌグリーク、フェンネル、ブラックペッパー、ペパーミント、ポピー・シード、ホワイトペッパー、マジョラム、和がらし、洋がらし、マスタード、ミョウガ、ローズマリー、ローリエ、ワサビ、五香粉、ガラムマサラ、カレー粉、七味唐辛子、チリパウダー等が挙げられ、これらを単独でまたは併用してもよい。
本発明の即席焼きそば用ソースは、即席焼きそばと混ぜ合わせたときに、香辛料の香味が焼きそば麺に均一に付与される特徴を有することから、本効果を奏しやすいレッドペッパー、およびチリパウダーを用いることができる。すなわち、焼きそば麺に均一に香味を付与することができない従来のソースの場合、レッドペッパーやチリパウダーのような強い香味を有する香辛料を含むと、香味の不均一さを顕著に感じるが、本発明の即席焼きそば用ソースは、このような強い香味を有する香辛料を含む場合であっても、焼きそばに均一に香味を付与することができる。
また、本発明の即席焼きそば用ソースは、即席焼きそばと混ぜ合わせたときに、香辛料の色調も香味と同様に焼きそば麺に均一に付与されることから、本効果を奏しやすいウコンを用いることができる。
食用油脂とは、トリアシルグリセロールまたはジアシルグリセロールを主成分とする脂質のことであり、例えば、菜種油、コーン油、綿実油、サフラワー油、オリーブ油、紅花油、大豆油、パーム油、乳脂、牛脂、豚脂、卵黄油等の動植物油及びこれらの精製油、MCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)、ジグリセリド、硬化油、酵素処理卵黄油等のように化学的あるいは酵素的処理を施して得られる油脂等が挙げられる。このような食用油脂は、1種で使用してもよく、2種以上を組合せて使用してもよい。2種以上を配合することで、濃厚な味の焼きそばソースを得ることができる。
食用油脂の含有量は、即席焼きそば用ソースに対して15〜65%であり、または20〜60%含有させるとよく、さらに20〜55%含有させるとよい。食用油脂の含有量が多すぎると、油相または水相が分離しやすくなり、結果として香辛料特有の香味を長期間安定的に保持できなくなる。また、食用油脂の含有量が多すぎたり少なすぎると、上述の相転移が生じにくくなる。その結果、即席焼きそばの水分に均一に分散できず、即席焼きそばに香辛料の香味を均一に付与できなくなる。
本発明の即席焼きそば用ソースの水分含有量は、即席焼きそば用ソースに対して5〜25%であり、7〜22%、さらに10〜18%含有させるとよい。水分が過度に多いと、上述の相転移が生じにくくなり、結果として、即席焼きそばの水分に均一に分散できず、即席焼きそばに香辛料の香味を均一に付与できなくなる。一方、水分含有量が過度に少ないと油相分離が生じ易くなり、油相中に溶解した香辛料の香味成分が油成分とともに分離し、即席焼きそばに香辛料の香味を均一に付与できなくなる。
本発明に用いる糖アルコールとは、糖のアルデヒド基及びケトン基を還元してアルコール基とした多価アルコールであり、例えばソルビトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、および還元澱粉糖化物等が挙げられる。ここで、還元澱粉糖化物とは、例えば、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、ワキシコーンスターチ、タピオカ澱粉等の澱粉類を分解して得られるデキストリン、マルトデキストリン、水飴等と称される澱粉糖化物に水素を添加して得られる還元物であり、様々な重合度のグルコースを骨格とする糖アルコールの混合糖質である。本発明で用いる糖アルコールの形態としては、市販されているものであれば、特に限定するものではないが、液体状、粉末状のもの等を用いることができる。
本発明に用いる乳化剤としては食品用として供されるものであれば特に制限はなく、例えばリン脂質、リゾリン脂質、カゼインナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、モノグリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル等が挙げられ、乳化力に優れた食品素材である卵黄、乳タンパク質、大豆タンパク質などを用いてもよい。また、これらの1種または2種以上を併用して用いることができる。
本発明の即席焼きそば用ソースは、上述の各成分の他に、果物類、野菜類等の素材、魚介類、豆類、穀類、畜肉類等から抽出したエキス類、食塩、グルタミン酸ソーダ、醤油、味噌、核酸系旨味調味料等の各種調味料、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、スクロース、トレハロース、ラクトース、マルトース、マルトトリオース、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖等のオリゴ糖、デキストリン、グルカン、ぶどう糖果糖液糖、及び果糖ぶどう糖液糖などの糖質、食酢、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、柑橘類果汁等の酸材、アスコルビン酸又はその塩、ビタミンE等の酸化防止剤、クチナシ色素等の着色料、上記原料をあらかじめ調合して製品化されたウスターソース等の液状調味料等、種々の食材や添加材を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜選択し、配合することができる。
下記の工程1及び2を順次行うことにより、水分と食用油脂の分離を生じさせることなく、本発明の即席焼きそば用ソースを製造できることができる。
配合原料である粉体の一部と食用油脂とを混合することにより粉体の油中分散物を調製する。より具体的には、上述した香辛料、乳化剤、および糖アルコール、ならびにその他の配合原料であって粉体のものを順次食用油脂に混合するか、あるいは、あらかじめこれらの粉体を混合して食用油脂と混合することにより、粉体の少なくとも一部が食用油脂に非溶解で分散した混合物を調製する。混合操作は、ニーダーやホバートミキサー等の攪拌機を用いて行うことができる。また、本発明において、粉体は水分含有量が10%以下、さらに5%以下のものを用いるとよい。
本発明の即席焼きそば用ソースを構成する配合原料のうち、工程1で用いたものの残部を工程1で得た粉体の油中分散物に混合することにより、即席焼きそば用ソースを得る。
本発明の即席焼きそば用ソースは、即席焼きそば用ソース100gに対し清水300gを添加し、ハンドホイッパーを用いて、25℃、120rpmで3分間撹拌混合し、その後5分間静置した際に、油相又は水相の分離が視認できない特性を有する。
本発明の即席焼きそば用ソースは、従来の液状の焼きそば用ソースよりも高い粘度とすることができ、25℃で50〜600Pa・s、さらに100〜400Pa・s、100〜300Pa・sであることができる。これにより、本発明の即席焼きそば用ソースは、香辛料の香味を長期間安定的に保持する効果を一層得やすくなる。
ここで、即席焼きそば用ソースの粘度は、品温25℃のものをBH型粘度計で測定した1分後の示度により算出した値であり、粘度の値により以下のBH型粘度計の設定条件に分けられる。つまり、粘度が500Pa・s以下のものは、ローターNo.6、回転数2rpm、粘度が500Pa・sを超えるものは、Tバースピンドルを用いて、TバーD、回転数2rpm、上昇速度20mm/分の条件で測定する。粘度は、油脂や増粘剤の種類や含有量により調整する。
表1の配合割合で即席焼きそば用ソースを製造した。具体的には、ニーダーに大豆油を投入し、次に、レッドペッパー、チリパウダー、ローリエ、全粉乳、砂糖、食塩、グルタミン酸ナトリウムを投入し、撹拌混合後、糖アルコール、ウスターソース、清水を投入してさらに撹拌混合後脱気した。続いて品温が90℃に達温するように加熱し、放冷後30gずつ容器に充填して即席スープを製造した。なお、糖アルコールとしてはエスイー100(日研化成株式会社製、70%水溶液、糖組成の64%以上が5糖以上の糖アルコール、原料デキストリンのDE値15)を用いた。また、容器としては、小袋パウチを使用した。
得られた即席焼きそば用ソースの粘度は、100〜300Pa・sの範囲にあった。
また、得られた即席焼きそば用ソースの水分含有量を減圧加熱乾燥法により測定した(表1)。
実施例1において、表1の配合割合に変更した以外は同様な方法で実施例2〜4、および比較例1〜6の即席焼きそば用ソースを製造した。
具体的には、ニーダー中でレッドペッパー、チリパウダー、ローリエ、ローズマリー、全粉乳、ショ糖脂肪酸エステル、砂糖、食塩、グルタミン酸ナトリウム、または粉末ウスターソースと、大豆油とを撹拌混合し、紛体の油中分散物を調製し、次に生卵黄、糖アルコール、ウスターソース、または清水を投入して撹拌混合後脱気した。続いて品温が90℃に達温するように加熱し、放冷後30gずつ容器に充填して即席焼きそば用ソースを製造した。
なお、糖アルコールとしては、上述したエスイー100のほか、エスイー30(日研化成株式会社製、70%水溶液、糖組成の43%以上が5糖以上の糖アルコール、原料デキストリンのDE値30)を用いた。
なお、液状原料の水分含有量は、生卵黄が48%、ウスターソースが60%であった。
表1の配合割合で即席焼きそば用ソースを製造した。具体的には、ニーダーにレッドペッパー、チリパウダー、ローリエ、全粉乳、砂糖、食塩、グルタミン酸ナトリウムを投入し、撹拌混合後、糖アルコール、ウスターソース、清水を投入し、撹拌混合後、大豆油を投入しさらに撹拌混合した以外は、実施例1と同様に即席焼きそば用ソースを製造した。得られた即席焼きそば用ソースは油相分離をしていた。
実施例1〜5、および比較例3の即席焼きそば用ソース各100gに水300gを加え、ハンドホイッパーを用いて、25℃で120rpm、3分間撹拌を行い、5分間静置した後、油分または水分の分離を目視で確認した。
<評価基準>
○:油分または水分の分離がほとんど見られず、好ましい状態であった。
×:油分または水分の分離が見られ、好ましくない状態であった。
試験例1〜5、および比較例3の即席焼きそば用ソースを厚さ5mmの石英セルに入れ、清水を対照とした全光線透過率T1を濁度測定器型名「WA 2000N」、日本電色工業(株))を用いて、積分球式電光度法により測定した。また、この即席焼きそば用ソースを水で3倍に希釈後、同様に全光線透過率T2を測定した(表1)。次に、T1に対するT2の割合を下記式にて求め、下記に記載のA〜Bの基準にて全光線透過率の変化の評価を行った。
A:T1に対するT2の割合が80%以下
B:T1に対するT2の割合が80%超
実施例1〜5、および比較例1〜7の即席焼きそば用ソースを40℃で2週間保存し、保管後の香辛料の香味について、次の基準で評価した(表1)。本試験では、遮光下にて4℃で2週間保存した各試料を対照とし、香辛料の香味の比較を行った。また、評価は、即席焼きそば用ソース1袋(30g)と、乾燥処理され、熱湯を注加して3分程度静置した後、湯切りをした即席焼きそば麺200gとを、箸で10秒間かき混ぜた試料を用いた。
A:香辛料の香味の強さが対照と同等であり、かつ、即席焼きそば用ソースが相転移することで焼きそば麺に容易に分散して付着し、焼きそば麺に香辛料の香味が均一に付与されていた
B:香辛料の香味の強さが対照と同等であり、かつ、即席焼きそば用ソースが相転移することで焼きそば麺に徐々に分散して付着し、焼きそば麺に香辛料の香味が問題のない程度に均一に付与されていた
C:香辛料の香味が対照よりも弱く、また、焼きそば麺に香辛料の香味が均一に付与されていなかった
下記の方法で即席焼きそば用ソース(焼きそば用カレーソース)を製造した。具体的には、ニーダーに大豆油30%を投入し、次に全粉乳8%、ウコン4%、コリアンダー3%、クミン3%、フェヌグリーク2%、レッドペッパー1%、ペッパー0.6%、食塩5%、グルタミン酸ナトリウム1%、チキンブイヨンパウダー1%、砂糖1%、キサンタンガム0.4%を投入し、撹拌混合後、糖アルコール30%、リゾ化卵黄10%を投入してさらに撹拌混合後脱気した。続いて品温が90℃に達温するように加熱し、放冷後30gずつ容器に充填してペースト状香辛料を製造した。なお、糖アルコールとしてはエスイー30(日研化成株式会社製、70%水溶液、糖組成の43%以上が5糖以上の糖アルコール、原料デキストリンのDE値30)を用いた。得られた即席焼きそば用ソースの粘度は、100〜300Pa・sの範囲にあった。また、得られた即席焼きそば用ソースの水分含有量を減圧加熱乾燥法により測定したところ14%であった。
下記の方法で即席海鮮焼きそばソースを製造した。具体的には、ニーダーに大豆油35%を投入し、次に全粉乳6.8%、レットペッパー0.1%、チリパウダー0.1%、ニンニクパウダー0.5%、あさりエキスパウダー1.8%、ほたてエキスパウダー1.5%、ブラックペパー0.1%、グルタミン酸ナトリウム3.5%、砂糖1.2%、キサンタンガム0.05%、食塩11%を投入し、撹拌混合後、エスイー100を28%、醤油1.5%、魚醤0.9%、たまねぎエキス1.2%、エビエキス3.5%、清水3.25%を投入してさらに撹拌混合後脱気した。続いて品温が90℃に達温するように加熱し、放冷後30gずつ容器に充填して即席スープを製造した。得られた即席焼きそば用ソースの粘度は、100〜300Pa・sの範囲にあった。また、得られた即席スープの水分含有量を減圧加熱乾燥法により測定したところ16%であった。
Claims (5)
- 喫食時に湯切りが必要な即席やきそばと混合して用いる即席焼きそば用ソースであって、
食用油脂15〜65%、水分5〜21%、香辛料、乳化剤、および糖アルコールを含有し、
下記の特性1及び特性2を満たす、
即席焼きそば用ソース。
<特性1>
即席焼きそば用ソース100gに対し清水300gを添加し、ハンドホイッパーを用いて、25℃、120rpmで3分間撹拌混合し、その後5分間静置した際に、油相または水相の分離が視認できない。
<特性2>
積分式光電光度法を用いて濁度測定することにより得られる前記即席焼きそば用ソースの全光線透過率T1(対照:清水、波長390nm、光路長5mm)が、前記即席やきそば用ソースを水で3倍希釈することにより油脂が微細粒子化して乳化状態となった場合の全光線透過率T2よりも高い。 - 請求項1に記載の即席焼きそば用ソースにおいて、
前記香辛料(固形分換算)の含有量が0.1〜10質量%である、
即席焼きそば用ソース。 - 請求項1または2に記載の即席焼きそば用ソースにおいて、
前記香辛料が、レッドペッパー、チリパウダー、ウコンから選ばれる一種又は二種以上である、
即席焼きそば用ソース。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の即席焼きそば用ソースの製造方法であって、
当該即席焼きそば用ソースが、配合原料として粉体を含有し、
当該粉体の一部と食用油脂とを混合することにより粉体の油中分散物を調製する工程1、
および前記油中分散物に他の原料を混合する工程2を有する、
即席焼きそば用ソースの製造方法。 - 請求項4に記載の即席焼きそば用ソースの製造方法において、
工程1で食用油脂と混合する粉体の合計量が、
即席焼きそば用ソース全体に対して5〜30質量%である、
即席焼きそば用ソースの製造方法。
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