JP6058781B2 - タイヤ空洞気流構成 - Google Patents

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Description

本主題は、一般にタイヤに関する。より詳細には、本主題は、一以上の気流構成を備えるタイヤまたはタイヤホイールシステムに関する。
タイヤは動作時に表面に沿って転がる。タイヤが表面に沿って転がると、タイヤ材料は歪みの反復サイクルを受ける。歪みの反復サイクルにより、ヒステリシスにより熱が発生する。すなわち、タイヤの動作は、熱を発生する傾向がある。通常、タイヤは、タイヤの温度において発生した熱が入熱よりも低い出熱に等しくなる実質的な定常状態に達するまで、動作中にて加熱されるように作動する。
発熱率、すなわち単位時間当たりに発生する熱は、限定されるものではないが、一般に、速度、荷重およびタイヤ材料特性などの複数の変数の関数である。単位時間当たりに発生する熱は、通常、全ての他の変数が等しいときは、速度の正の関数である。速度が上がると、単位時間当たりに発生する熱が増大する。
タイヤから出る熱は、伝導、対流および放射という熱伝達メカニズムにより生じる。タイヤから出る熱の発生率は、通常、全ての他の変数が等しいときは、タイヤ温度の正の関数であり、タイヤ温度が上がると、単位時間当たりの出熱が増大する。
タイヤの動作中に発生する熱は、実質的な定常状態にある使用温度が、発熱率が発熱率と入熱率とを加算した和にほぼ等しいその定常状態の温度に達するまで、タイヤ温度を増加させる傾向がある。
温度は、タイヤ寿命、特に高速でのタイヤ寿命に影響する変数である。タイヤの耐久性は、タイヤが冷却されると増大する。伝導、対流および放射の一つ以上による熱伝達を改善して発熱率を増大することにより、定常状態の使用温度を低下させることが可能である。
対流熱交換を促進するタイヤ気流構成を開発することが依然として望ましい。
円周を有する環状内面、および気流構成を備えることができる空気入りタイヤが提供される。環状内面が、ホイールと係合するように構成され、円周の方向において環状内面に沿う内面周方向を画定し、環状内面に接し、かつ円周の方向に直交する内面経線方向を画定し、両方の他の方向に相互に直交する内面法線方向を画定できる。気流構成は、環状内面と係合し、膨張空気の流れを周方向以外に指向させるように構成できる。また、気流構成は、内面法線方向および内面経線方向に延びる一部分を備える気流構成表面を備え、内面法線方向に2ミリメートルよりも長く、または、内面周方向に延びてもよい。
リム部を備えるホイール、膨張空気によって膨らませるように構成された空気入りタイヤ、および一以上の気流構成を備えるタイヤホイールシステムがさらに提供される。リム部は、環状外面を備え、空気入りタイヤと係合するように構成できる。環状外面は、ホイール周方向を画定する円周を有してもよい。空気入りタイヤは、タイヤ軸線方向、環状内面、ならびにタイヤ軸線方向およびタイヤ周方向の両方に相互に直交するタイヤ径方向を画定する動作回転軸線を備えてもよい。環状内面は、ホイールのリム部と係合するように構成され、タイヤ周方向を画定する円周を有してもよい。一以上の気流構成は、空気入りタイヤの環状内面、またはホイールの環状外面と係合できる。一以上の気流構成は、気流構成表面を備え、この表面は、膨張空気の流れを、タイヤ径方向およびタイヤ軸線方向に沿う成分を有する方向に指向させるように構成できる。気流構成表面の少なくとも一部分は、タイヤ径方向およびタイヤ軸線方向に延び、タイヤ径方向に2ミリメートルよりも長く、または、タイヤ周方向に延びてもよい。
膨張空気によって膨らませるように構成された空気入りタイヤがさらに提供される。空気入りタイヤは、環状内面および複数の気流構成を備えることができる。環状内面は、円周を有し、ホイールと係合するように構成され、円周の方向において環状内面に沿う内面周方向を画定し、環状内面に接し、かつ円周の方向に直交する内面経線方向を画定し、内面周方向および内面経線方向の両方に相互に直交する内面法線方向を画定できる。複数の気流構成の各々は、環状内面の一体に形成された構成要素でもよい。複数の気流構成は、環状内面の周囲において周方向に間隔をあけて配置された少なくとも3つの気流構成を備えてもよい。複数の気流構成の各々は、膨張空気の流れを周方向以外に指向させるように構成できる。複数の気流構成の少なくとも1つは、気流構成表面を備え、この表面の少なくとも一部分は、内面法線方向、内面経線方向および内面周方向に延びてもよい。複数の気流構成の少なくとも1つは、内面法線方向に2ミリメートルよりも長く延びる気流構成表面を備えてもよい。複数の気流構成の少なくとも1つは、内面経線方向に対する角度が10度以上である接平面を有する気流構成表面を備えてもよい。
計算流体力学の結果を示すタイヤモデルの一実施形態の側面図である。 計算流体力学の結果を示すタイヤの一実施形態の頂部領域の正面図である。 計算流体力学の結果を示すタイヤの一実施形態のフットプリント領域の正面図である。 タイヤホイールシステムの一実施形態の正面断面図である。 縦軸がタイヤの底部における速度を示し、横軸が径方向距離を示すグラフである。 縦軸がタイヤの直線移動に対するタイヤの底部における速度を示し、横軸が径方向距離を示すグラフである。 縦軸がホイールの剛体回転に対するタイヤの底部における速度を示し、横軸が径方向距離を示すグラフである。 縦軸がタイヤの頂部における速度を示し、横軸が径方向距離を示すグラフである。 縦軸がタイヤの剛体回転に対するタイヤの頂部における速度を示し、横軸が径方向距離を示すグラフである。 縦軸がホイールの剛体回転に対するタイヤの頂部における速度を示し、横軸が径方向距離を示すグラフである。 頂部領域およびフットプリント領域における空洞流速プロファイルを示すタイヤの一実施形態の概略側面図である。 タイヤの一実施形態のフットプリント領域の正面断面図である。 フットプリントを通過する際の、タイヤの一実施形態の内部領域の車道と垂直な図である。 フットプリントを通過する際の、タイヤの別の実施形態の内部領域の車道と垂直な図である。 フットプリントを通過する際の、タイヤの別の実施形態の内部領域の車道と垂直な図である。
図1〜図15である図面を参照する。これらの図面の提示は、タイヤ空洞気流構成、タイヤ空洞気流構成を備えるタイヤ、およびタイヤ空洞気流構成を備えるタイヤホイールシステムの特定の実施形態の図示のみを目的とする。
図1に、図式的な計算流体力学の結果110を示すタイヤモデル100の一実施形態の側面図を示す。図2および図3に、それぞれ、頂部132およびフットプリント領域130に近接する正面の視点からのこれらの同じ計算流体力学の結果110を示す。計算流体力学の結果110は、タイヤモデル100全体の膨張空気431の気流1320の速度を示す。特に断りのない限り、本明細書に使用する空気の使用は、概略の意味において空気入りタイヤの膨張に使用される気体を指し、大気中の空気すなわち工場内の空気または乾燥空気に限定されない。むしろ、大気中の空気、工場内の空気、乾燥空気、窒素、アルゴン、他の気体、またはそれらの混合物などの他の気体を含んでもよい。同様に、気流は、空気が含み得る任意の気体の流れを意味し得る。再度図1〜図3を参照すると、計算流体力学の結果110は、車道に沿って転がるP215/55R17乗用車サイズのタイヤという条件に基づく。この場合では、このタイヤは、ドラムの直径が10フィートであり、1146重量ポンドの荷重を負担して時速65マイルで走行し、30.5psiの冷却空気および33.4psiの加熱空気で構成された膨張空気431としての工場内の空気で膨張される。図1〜図3に示す具体的な結果は、前述の入力情報に依存し得るが、本明細書における一般的傾向および調査結果は、任意の特定のタイヤ、タイヤサイズ、速度、荷重、膨張ガス、車道またはタイヤ空気圧に特有のものではない。図1〜図3において、前述の入力情報に基づく任意の所定の地点における計算された流速は、主として2つの変数の関数である。この変数はすなわち、1)タイヤモデル100の回転軸線120からの径方向距離、および2)フットプリント領域130までの距離である。タイヤモデル100の回転軸線120からの径方向距離の関数としての流速の第一の処理では、概して、タイヤモデル100の回転軸線120付近の流れが、回転軸線120から離れた位置の流れよりも遅い。フットプリント領域130から遠位の領域において、内径135に沿う流れの速度は、715インチ/秒であるホイール外面の速度よりも若干遅い。フットプリント領域130から遠位の領域において、外径137に沿う流れの速度は、1142インチ/秒であるタイヤ内面の速度よりも若干遅い。概して、フットプリント領域130から遠位の領域では、流速を径方向位置の正の関数として実質的に表現できる。フットプリント領域130までの距離の関数としての流速の処理において、フットプリント領域130に近接する領域における任意の所定の径方向位置における流れの速度は、フットプリント領域130から遠位の領域における同じ径方向位置における流れよりも相当速い。この理由を下記により詳細に記載する。一般に、フットプリント領域130に近接する領域では、流速を径方向位置およびフットプリントの中心までの距離の正の関数としてほぼ完全に表現できる。
図1〜図3に示すタイヤモデル100は、タイヤホイールシステムにおける空気の動作を表すことができる。ここで図4を参照し、関連するタイヤホイールシステム400と共にタイヤ空洞気流構成450および450′の実施形態を示す。タイヤホイールシステム400は、ホイール410およびタイヤ420を備える。ホイール410は、その周囲にタイヤ420を取り付けるように設計された任意のさまざまなホイールを含むことができる。図4に示す実施形態では、ホイール410は、限定されるものではないが、空気入りタイヤ422などのタイヤ420と係合するように構成されたリム部412、および関連する車両(図示せず)と係合するように構成された板部416を備える。リム部412は、環状外面、すなわちホイールリム面413を備える。このリム面413は、閉ループにおいて軸線402の周囲に延び、それ故ホイール周方向を画定するホイール円周を有する。リム部412を軸線402からの半径距離が変化し、それによりホイール円周が軸線位置に応じて変化するものとして示したが、任意の所定の軸線位置における周方向は、任意の他の軸線位置におけるものと同様である。図4に示す実施形態では、タイヤ420は、車両用空気入りタイヤ422である。他の実施形態では、タイヤ420は、ランフラットタイヤまたは別の種類のタイヤを含むことができる。空気入りタイヤ422は、膨張空気431によって膨らませるように構成されたタイヤ420である。図4に示す実施形態では、タイヤ420およびホイール410が共に内部空洞430を画定する。内部空洞430は、タイヤ420およびホイール410によって周囲環境440から実質的に隔離され、空気を収容するか、または膨張空気431で膨張し、周囲環境440の圧力をいくらか上回る圧力に達することができる。図4に示す実施形態では、車両用空気入りタイヤ422は、タイヤ軸線方向472を画定し、それと方向が一致する動作回転軸線402を備える。車両用空気入りタイヤ422は、環状内面424を備える。この環状内面424は、閉ループにおいて軸線472の周囲に延び、それ故タイヤ周方向を画定する円周を有する。車両用空気入りタイヤ422は、タイヤ軸線方向472およびタイヤ周方向の両方に相互に直交するタイヤ径方向474をさらに備える。内部空洞430は、タイヤ420によって構成される表面およびホイール410によって構成される表面を含む表面の組により画定され得る。内部空洞430は、トレッド面426と対向する環状内面424、および第一の側壁面427と対向する第一の側壁内側面425を含むタイヤ420によって構成される表面の組と、ホイール410およびホイールリム面413によって構成される表面の組とにより画定され得る。環状内面424は、タイヤの周囲において完全に輪になり、それ故円周を有し、円周の方向において環状内面に沿う内面周方向1302を画定し、環状内面424に接し、かつ内面周方向1302に直交する内面経線方向464を画定し、内面周方向1302および内面経線方向464の両方に相互に直交する内面法線方向466を画定する。環状内面424は、ホイール410と係合するように構成できる。環状内面424は、第一の側壁面427および第二のタイヤ側壁428によって間接的にホイールリム面413と係合できる。
タイヤ周方向1304は、内面周方向1302と一致する。繰り返しを避けるため、本明細書において特に断りのない限り、内面周方向1302に関する言及は、タイヤ周方向1304にも当てはまる。同様に、タイヤ径方向474は、内面法線方向466と一致する。繰り返しを避けるため、本明細書において特に断りのない限り、内面法線方向466に関する言及は、タイヤ径方向474にも当てはまる。通例、内面経線方向464は、必ずしもタイヤ軸線方向472と一致しない。この理由は、前者は、曲面であり得る環状内面424の接線によって一部分が画定され、後者は、直線である動作回転軸線402によって画定されるからである。環状内面424が平面であり、動作回転軸線402と平行である領域では、例えば、環状内面424がタイヤフットプリントを通過するときに、内面経線方向464がタイヤ軸線方向472と一致し得ることが留意されるべきである。
前述の方向を利用して、各々が他の方向を表現するのに有効な2つの異なる座標系を規定できる。第一の座標系は、内面周方向1302、内面法線方向466および内面経線方向464の相互に独立した方向を含むように規定できる。第二の座標系は、タイヤ周方向1304、タイヤ径方向474およびタイヤ軸線方向472の相互に独立した方向を含むように規定できる。第一の座標系または第二の座標系のいずれかの使用において、任意的な方向を、座標軸に従い規定されたベクトルのベクトル和の観点からその座標系において規定できる。任意的な方向の大きさが重要ではないため、座標軸に従い規定されるベクトルの大きさもまた重要ではなく、一般性を損失することなく、全てを単一のものとして想定できる。ここで図15を参照するように、例として、限定されるものではないが、気流構成表面1254が、環状内面424から延び、内面周方向1302および内面経線方向464にも延びる。気流構成表面1254に直交な単位ベクトル1580は、表面1250が内面経線方向464に対して角度θをなすため、相似三角形によって、内面周方向1302に対して角度θをなす。これにより気流構成表面1254に直交な単位ベクトルは、内面経線方向464の正弦(sine)θ成分、および内面周方向1302の余弦(cosine)θ成分を有し、内面法線方向466の成分は有さないであろう。ここで図14を参照すると、例として、限定されるものではないが、気流構成表面1454が、環状内面424から延び、地点1464において、内面周方向1302および内面経線方向464に延びる。地点1464における気流構成表面1454に直交な単位ベクトル1480は、接平面1463が内面経線方向464に対して角度θ″をなすため、相似三角形によって、内面周方向1302に対して角度θ″をなす。これにより地点1464における気流構成表面1454に直交な単位ベクトルは、内面経線方向464の正弦(sine)θ″成分、および内面周方向1302の余弦(cosine)θ″成分を有し、内面法線方向466の成分は有さない。
動作中、タイヤホイールシステム400は、回転し、その回転によって車道(図示せず)に沿って転がるまたは摺動する。また、動作中、タイヤホイールシステム400は、一般に、何らかの荷重を負担して動く。荷重は、車両のいくらかの重量などの車両荷重でもあり得、または限定されるものではないが、積荷荷重、動荷重もしくはタイヤホイールシステム400の重量を包含する何らかの他の荷重でもあり得る。荷重は、図1および図3に示すような、車道に接触するタイヤ領域のタイヤフットプリント1110への変形をもたらす。動作中、タイヤホイールシステム400を含む個々の要素は、共通速度の回転を受け、これにより任意の所定の要素が全ての他の要素とほぼ同じ角速度を有する。
回転空気入りタイヤホイールシステム400の膨張空気431は、周辺の主要部431,425,424,413と共に回転する傾向がある。周辺の主要部431,425,424,413は、環状内面424、ホイールリム面413、側壁内側面425、または別の分量の膨張空気431もしくはそのごく一部を含み得る。空気入りタイヤホイールシステム400では、内部空洞430が、外側径方向限界を画定する環状内面424と、より小さな内側径方向限界を画定するホイールリム面413とによって径方向に境界を規定される。前述したように、動作中、環状内面424およびホイールリム面413は、ほぼ同じ角速度で回転する。環状内面424およびホイールリム面413は、ほぼ同じ角速度で回転するが、回転軸線402からの距離が互いに異なるため、それらが移動する速度は互いに異なり、環状内面424のほうが速い。前述したように、環状内面424に最接近している膨張空気431の一部は、環状内面424と同様の速度で動く傾向がある。その一方で、ホイールリム面413に最接近している膨張空気431の一部は、ホイールリム面413と同様の速度で動く傾向がある。これにより、膨張空気431の、環状内面424に最も近い部分が、膨張空気431の、ホイールリム面413に最も近い部分よりも速く動く傾向がある。この傾向は、通常、図1〜図3に示す計算流体力学の結果110によって証明される。この傾向を図8にグラフで示す。
動作中、一回転ごとに、タイヤ420の任意の所定の部分がタイヤフットプリント1110を通過する。タイヤ420の任意の所定の部分がタイヤフットプリント1110を通過するときに、タイヤのその部分に収容されている膨張空気431もタイヤフットプリント1110を通過する。タイヤフットプリント1110におけるまたはそこに近接するタイヤの断面積は、タイヤフットプリントから離れているタイヤの断面積よりも狭い。タイヤ420の所定の部分がタイヤフットプリント1110を通過すると、タイヤのその部分に収容されている膨張空気431がそこを通過している間、その部分の断面積は縮小する。タイヤフットプリント1110の断面積の縮小を原因として、タイヤのその部分に収容されている膨張空気431は、関連する保護要件を満たすために内部空洞430内の他の場所の気流1320よりも迅速に流れる必要がある。この傾向は、通常、図1〜図3に示す計算流体力学の結果110によって証明される。この傾向を図5にグラフで示す。
ここで図4および図12〜図15を参照するように、タイヤ420またはホイール410は、気流構成450,1250,1350,1450を備えてもよい。気流構成450,1250,1350,1450は、そこに衝突する膨張空気431の気流1320をいくつかの方向に指向させるように構成される。気流構成450,1250,1350,1450は、気流構成表面454,1254,1354,1454を備えてもよい。気流構成450,1250,1350,1450は、タイヤ420またはホイール410の表面と係合するように構成でき、タイヤホイールシステム400を組み立てると、内部空洞430を少なくとも部分的に画定するであろう。タイヤ420またはホイール410の表面は、タイヤホイールシステム400を組み立てると、内部空洞430を少なくとも部分的に画定するであろう。これは、環状内面424、ホイールリム面413、側壁内側面425、または第二のタイヤ側壁428と対向する側壁内側面429を備えてもよい。
気流構成450,1250,1350,1450は、接着剤、機械的留め具、成形作業によって、または、これらの一体形成によって、タイヤ420の表面またはホイール410の表面と係合できる。接着剤は、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、エポキシ樹脂、シアノアクリレート、または良好な工学的判断により選択される他の接着剤を含むことができる。機械的留め具は、ねじくぎ、ボルト、ナット、クリップ、クランプ、ピン、ステープル、リベット、または良好な工学的判断により選ばれた他の機械的留め具を備えてもよい。成形作業は、タイヤ成形作業、射出成形作業、または良好な工学的判断により選ばれた他の成形作業を含むことができる。一体に形成される構成要素は、別個のピースとしては形成されず、むしろ、単一の単位ピースとして予め接合形成される。一体に形成される構成要素の非限定的な例は、気流構成450,1250,1350,1450が骨組要素(図示せず)で形成された実施形態であろう。この形成では、過度に厚い骨組要素(図示せず)を押し出し成形し、気流構成450,1250,1350,1450が骨組要素(図示せず)と一体に形成された構成要素として形成されるまで、周囲材料を取り去るように圧延する。一部の実施形態では、気流構成450,1250,1350,1450は、タイヤ420またはホイール410の表面の構成要素と一体に形成できる。これらのタイヤ420またはホイール410は、タイヤホイールシステム400を組み立てると、内部空洞430を少なくとも部分的に画定するであろう。
図13および図14に示すように、一部の非限定的な実施形態では、タイヤ420は、一以上の気流構成450,1250,1350,1450を備えてもよい。一部の実施形態では、タイヤ420は、環状内面424、ホイールリム面413、側壁内側面425、または第二のタイヤ側壁428と対向する側壁内側面429と係合する複数の気流構成450,1250,1350,1450を備えてもよい。図13および図14に示す非限定的な実施形態では、タイヤ420は、環状内面424と係合する複数の気流構成1350,1450であって、環状内面424の周囲において周方向に間隔をあけて配置された少なくとも2つの複数の気流構成1350,1450を備える。図14に示す実施形態では、タイヤ420は、環状内面424と係合する複数の気流構成1450であって、内面経線方向464に沿って間隔をあけて配置された少なくとも2つの複数の気流構成1450を備える。図14に示す実施形態は、タイヤ420の環状内面424の一断面を示す。ここでは、第一の気流構成1451が側壁内側面429に隣接または近接して配置され、第二の気流構成1452が側壁内側面425に隣接または近接して配置される。この構成により、第一の気流構成1451および第二の気流構成1452が合わさって一組の交互の気流構成1455を構成する。図14に示す実施形態は、環状内面424の周囲において周方向に間隔をあけて配置された追加の組の交互の気流構成1455をさらに備えてもよい。一部の実施形態では、タイヤ420は、環状内面424と係合する複数の気流構成450,1250,1350,1450であって、環状内面424の周囲において周方向に間隔をあけて、あるいは均等に配置された少なくとも3つの複数の気流構成450,1250,1350,1450を備える。一部の実施形態では、ホイール410は、ホイールリム面413などの環状外面と係合する複数の気流構成450,1250,1350,1450であって、環状外面の周囲において周方向に間隔をあけて、あるいは均等に配置された少なくとも3つの複数の気流構成450,1250,1350,1450を備える。
ここで図4および図12〜図15を参照するように、気流構成450,1250,1350,1450は、気流構成表面454,1254,1354,1454を備えてもよい。これらの構成表面が、内面法線方向466および内面経線方向464の両方に延びる少なくとも一部分を備えてもよい。図4および図12〜図15に示す気流構成表面454,1254,1354,1454は、タイヤ径方向474およびタイヤ軸線方向472の両方に延びる少なくとも一部分を含んでもよい、とも言うことができる。図4および図12に、気流構成450,1250を示す。これらの構成450,1250は、内面法線方向466および内面経線方向464の両方に延びる気流構成表面454,1254を含む。図4および図12では、断面平面における観測面が内面周方向1302と垂直であるため、内面周方向1302は、ページの範囲外にあり、見ることができない。その結果、気流構成表面454,1254が内面周方向1302に延びてもよい程度に延びた場合でも、図4および図12内の視界からは明らかにはならない。下記から明らかになるように、気流構成表面1254は、内面周方向1302に延びる。気流構成表面1254は、タイヤ周方向1304に延びるとも言うことができる。図13〜図15に、内面周方向1302および内面経線方向464の両方に延びる気流構成表面1254,1354,1454を含む気流構成1250,1350,1450を示す。図13〜図15では、観測面が内面法線方向466に直交するため、内面周方向1302は見えるが、内面法線方向466は、ページの範囲外にあり、見ることができない。図15は、図12に示す実施形態の別の視界を示す。図12および図15に示す実施形態は、内面法線方向466、内面経線方向464および内面周方向1302に延びる気流構成表面1254を含む。図12および図15に示す実施形態は、タイヤ径方向474、タイヤ軸線方向472およびタイヤ周方向1304に延びる気流構成表面1254を含む、とも言うことができる。一部の実施形態では、所定の方向への延伸は、1ミリメートル未満、その値を含めた1ミリメートル〜10ミリメートル、または10ミリメートルよりも長くてもよい。一部の実施形態では、気流構成表面454,1254,1354,1454は、内面法線方向466に2ミリメートルよりも長く延びてもよい。
ここで図4および図12〜図15を参照するように、気流構成450,1250,1350,1450は、接平面1361,1461,1561,1363,1463,1563を有する気流構成表面454,1254,1354,1454を備えてもよい。気流構成表面454,1254,1354,1454の接平面1361,1461,1561,1363,1463,1563は、内面経線方向464に対する角度θ、内面法線方向466に対する角度Φ、内面周方向1302に対する角度Ψ、またはそれらのいくつかの組み合わせを形成できる。気流構成表面1254がほぼ平面である場合には、よりも気流構成表面1254の接平面1561,1563は、気流構成表面1254上のどの地点が接線として選択されたとしても、関連する方向に対してほぼ一定の角度θ、Φ、Ψを形成できる。その一方で、気流構成表面1354,1454が実質的に曲面である場合には、その結果、気流構成表面1354,1454の接平面1361,1461は、気流構成表面1354,1454上のどの地点が接線として選択されるかに応じて、関連する方向に対して異なる角度θ、Φ、Ψを形成し得る。図15に示すように、気流構成1250は、ほぼ平面である気流構成表面1254を備えてもよい。この構成では、気流構成表面1254上の第一の地点1562における気流構成表面1254に接する第一の接平面1561が、気流構成表面1254上の第二の地点1564における気流構成表面1254に接する第二の接平面1563とほぼ一致し、第一の接平面1561および第二の接平面1563が、内面経線方向464に対してほぼ同じ角度θを形成する。図13および図14に示すように、気流構成1350,1450は、実質的に非平面の曲面である気流構成表面1354,1454を備えてもよい。この構成では、気流構成表面1354,1454上の第一の地点1362,1462における気流構成表面1354,1454に接する第一の接平面1361,1461が、気流構成表面1354,1454上の第二の地点1364,1464における気流構成表面1354,1454に接する第二の接平面1363および1463と実質的に異なり、それと実質的に一致しなくてもよい。第一の接平面1361,1461が、内面経線方向464に対して第一の角度θ′を形成し、第二の接平面1363および1463が、内面経線方向464に対する第二の角度θ″を形成する。第一の角度θ′と第二の角度θ″とは実質的に異なる。角度θは−90〜90度の範囲でもよい。角度Φは−90〜90度の範囲でもよい。角度Ψは−90〜90度の範囲でもよい。一部の実施形態では、気流構成表面454,1254,1354,1454は、内面経線方向464に対する角度θが10度以上である接平面1361,1461,1561,1363,1463,1563を有してもよい。一部の実施形態では、気流構成表面454,1254,1354,1454は、軸線方向472に対する角度が10度以上である接平面1361,1461,1561,1363,1463,1563を有してもよい。
前述したように、気流構成450,1250,1350,1450は、そこに衝突する膨張空気431の気流1320をいくつかの方向に指向させるように構成される。気流構成は、推進体として機能するように構成される。この構成により、その気流構成表面454,1254,1354,1454に衝突する膨張空気431の気流1320が、気流構成表面454,1254,1354,1454の形状次第で決まる方向に沿うように向きを変えることができる。例として、限定するものではないが、図13に示すように、気流構成表面1354は曲面であり、内面法線方向466にページの範囲外に延びることに加えて、内面経線方向464および内面周方向1302にも延びる。気流1320は、主として内面周方向1302に沿う方向から流れるように示すが、気流1320は、気流構成表面1354との衝突により向きを変え、主として内面経線方向464に沿う方向に流れる。タイヤ周方向1304、タイヤ径方向474およびタイヤ軸線方向472の観点から記述すると、気流構成表面1354は曲面であり、タイヤ径方向474にページの範囲外に延びることに加えて、タイヤ軸線方向472およびタイヤ周方向1304にも延びる。気流1320は、主としてタイヤ周方向1304に沿う方向から流れるように示すが、気流1320は、気流構成表面1354との衝突により向きを変え、主としてタイヤ軸線方向472に沿う方向に流れる。気流構成表面454,1254,1354,1454は、気流構成表面454,1254,1354,1454に衝突して内面周方向1302に沿って流れる膨張空気431の気流1320が、内面法線方向466、または主として内面経線方向464、または内面法線方向466、内面経線方向464、内面周方向1302、もしくはそれらのいくつかの組み合わせに沿う成分を有する方向に沿って向きを変えるように構成できる。タイヤ周方向1304、タイヤ径方向474およびタイヤ軸線方向472の観点から記述すると、気流構成表面454,1254,1354,1454は、気流構成表面454,1254,1354,1454に衝突してタイヤ周方向1304に沿って流れる膨張空気431の気流1320が、タイヤ径方向474、または主としてタイヤ軸線方向472、またはタイヤ径方向474、タイヤ軸線方向472、タイヤ周方向1304、もしくはそれらのいくつかの組み合わせに沿う成分を有する方向に沿って向きを変えるように構成できる。
ここで図5〜図10を参照し、図1〜図3に示す計算流体力学の結果110の計算に使用されるものと同一の条件を用いて、径方向位置を含む変数の関数として、タイヤホイールシステム内部の、計算流体力学で計算した気流速度を表す一連のグラフを示す。グラフ5(図5)は、径方向位置の関数としてフットプリント付近の気流速度を示す。グラフ6(図6)は、タイヤ頂部に近接する環状タイヤ内面424に取り付けられた気流構成450,1250,1350,1450を備えたタイヤホイールシステムにおける径方向位置の関数として、タイヤトレッドの直線移動と相対的なフットプリント付近の気流速度を示す。グラフ7(図7)は、ホイールリム面413などの環状外面に取り付けられた気流構成450,1250,1350,145を備えたタイヤホイールシステムにおける径方向位置の関数として、ホイールの剛体回転と相対的なフットプリント付近の気流速度を示す。グラフ8(図8)は、タイヤホイールシステムにおける径方向位置の関数として、タイヤの頂部付近の気流速度を示す。前述したように、計算流体力学の結果110は、内径13に沿う流れが約715インチ/秒であり、一方で外径137に沿う流れが約1142インチ/秒であると予測する。それゆえに、図8の計算流体力学の結果は、フットプリントから遠位の領域では、気流速度が周辺の大部分よりも若干遅いことを示す。グラフ9(図9)は、タイヤ頂部に近接する環状タイヤ内面424に取り付けられた気流構成450,1250,1350,1450を備えたタイヤホイールシステムにおける径方向位置の関数として、タイヤの剛体回転と相対的なタイヤの頂部付近の気流速度を示す。グラフ10(図10)は、ホイールリム面413などの環状外面に取り付けられた気流構成450,1250,1350,1450を備えたタイヤホイールシステムにおける径方向位置の関数として、ホイールの剛体回転と相対的なタイヤの頂部付近の気流速度を示す。
概して、内部空洞430内部の膨張空気431の流れの加減は、内部空洞430内部の乱気流の促進に役立ち得る。これが転じて、タイヤ420のフットプリントと周囲環境440との間の熱交換を促進できる。タイヤ径方向474または内面法線方向466に沿う内部空洞430内部の膨張空気431の流れの促進は、タイヤ420のフットプリントと周囲環境440との間の熱交換の促進に役立ち得る。
特定の実施形態に関連してタイヤ空洞気流構成を前述したが、これから逸脱することなく、タイヤ空洞気流構成の同じ機能を実行するために、他の実施形態も使用できるか、または記述した実施形態に変更または追加を行うことができることが理解される。さらに、タイヤ空洞気流構成は、開示するが厳格な詳細を記述しない実施形態を包含できる。さらに、開示する全ての実施形態は、さまざまな実施形態を組み合わせて所望の特性を与えることができるものとして必ずしも選択的ではない。タイヤ空洞気流構成の本質および範囲から逸脱することなく、当業者によって変更を行うことができる。それ故、タイヤ空洞気流構成は、任意の単一の実施形態に限定されず、むしろ、添付の請求項の詳述に従う程度および範囲に解釈されるべきである。

Claims (5)

  1. 膨張空気によって膨らませるように構成された空気入りタイヤにおいて、
    (A)動作回転軸線であって、空気入りタイヤが動作時に前記動作回転軸線の周りを回転する、動作回転軸線と、
    (B)円周を有する環状内面と、
    (C)一以上の気流構成と、
    を備え、
    前記環状内面は、
    (1)ホイールと係合するように構成され、
    (2)前記空気入りタイヤの全周にわたる輪をなし、前記動作回転軸線に対して径方向外側に配置され、
    (3)膨張空気を保持する内部空洞の一部分を画定し、
    (4)前記環状内面に沿う内面周方向を画定し、該内面周方向が、前記動作回転軸線および前記環状内面のそれぞれと交差する径方向軸線に直交するとともに前記動作回転軸線に直交し、
    (5)前記環状内面に接し、前記動作回転軸線と平行であり、かつ前記内面周方向に直交する、内面経線方向を画定し、
    (6)前記内面周方向および前記内面経線方向の両方に相互に直交する内面法線方向を画定し、
    (7)前記内面法線方向に平行し、対向する第1の側壁内壁面と第2の側壁内壁面との間に位置する平面を画定し、
    前記一以上の気流構成は、
    (1)前記環状内面と係合し、
    (2)前記膨張空気の流れを内面周方向以外の方向に指向させるように構成され、
    (3)気流構成表面を備え、
    前記気流構成表面は、
    (a)前記内面法線方向および前記内面経線方向の両方に延びる少なくとも一部分を備え、かつ、
    (b)前記内面周方向に延び、
    (4)前記環状内面の周囲において、前記内面経線方向の異なる位置に配置された複数の気流構成として第1の気流構成及び第2の気流構成を備え、前記第1の気流構成及び前記第2の気流構成は、前記内面周方向に間隔をあけて交互に配置されており前記第1の気流構成は前記平面に対して前記第1の側壁内側面に隣接又は近接して配置され、前記第2の気流構成は前記平面に対して前記第2の側壁内側面に隣接又は近接して配置され、
    前記第1の気流構成及び前記第2の気流構成は、前記内面周方向の一方から他方に向かって互いに近づくように延びており、前記第1の気流構成及び前記第2の気流構成が合わさって一組の交互の気流構成を構成する、空気入りタイヤ。
  2. 前記複数の気流構成が、前記環状内面に沿って間隔をあけて配置された少なくとも3交互の気流構成を備える、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. タイヤホイールシステムにおいて、
    (A)ホイールと、
    (B)膨張空気によって膨らませるように構成された空気入りタイヤと、
    (C)一以上の気流構成と、
    を備え、
    前記ホイールは、
    (1)ホイール動作回転軸線であって、前記ホイールが動作時に前記ホイール動作回転軸線の周りを回転する、ホイール動作回転軸線と、
    (2)円周を有する環状外面を備える、リム部と、
    を有し、
    前記環状外面は、
    (a)前記空気入りタイヤの全周にわたる輪をなし、前記ホイール動作回転軸線に対して径方向外側に配置され、
    (b)膨張空気を保持する内部空洞の一部分を画定し、
    (c)前記環状外面に沿うホイール周方向を画定し、該ホイール周方向が、前記動作回転軸線および前記環状外面のそれぞれと交差する径方向軸線に直交するとともに前記ホイール動作回転軸線に直交し、
    前記リム部は、空気入りタイヤと係合するように構成され、
    前記空気入りタイヤは、
    (1)タイヤ軸線方向を画定するタイヤ動作回転軸線であって、空気入りタイヤが動作時に前記タイヤ動作回転軸線の周りを回転する、タイヤ動作回転軸線と、
    (2)環状内面と、
    (3)タイヤ径方向と、
    を有し、
    前記環状内面は、
    (a)前記ホイールの前記リム部と係合するように構成され、
    (b)前記空気入りタイヤの全周にわたる輪をなし、前記タイヤ動作回転軸線に対して径方向外側に配置され、
    (c)前記膨張空気を保持する前記内部空洞の一部分を画定し、
    (d)円周を有し、
    (e)前記環状内面に沿うタイヤ周方向を画定し、該タイヤ周方向が、前記タイヤ動作回転軸線および前記環状内面のそれぞれと交差する径方向軸線に直交するとともに前記タイヤ動作回転軸線に直交し、
    (f)前記タイヤ径方向に平行し、対向する第1の側壁内壁面と第2の側壁内壁面との間に位置する平面を画定し、
    前記タイヤ径方向は、前記タイヤ軸線方向および前記タイヤ周方向の両方に相互に直交し、
    前記一以上の気流構成は、
    (a)前記空気入りタイヤの前記環状内面、または
    (b)前記リム部の前記環状外面、と係合し、
    前記一以上の気流構成は、前記膨張空気の流れを、前記タイヤ径方向および前記タイヤ軸線方向に沿う成分を有する方向に指向させるように構成された、気流構成表面を有し、
    前記気流構成表面は、
    (a)前記タイヤ径方向および前記タイヤ軸線方向に延びる少なくとも一部分を有し、
    (b)前記タイヤ周方向に延び、
    前記一以上の気流構成は、前記タイヤ軸線方向の異なる位置に配置された複数の気流構成として第1の気流構成及び第2の気流構成を備え、
    前記第1の気流構成及び前記第2の気流構成は、
    (a)前記環状内面の周囲において前記タイヤ周方向に間隔をあけて交互に配置され、
    前記第1の気流構成は前記平面に対して前記第1の側壁内側面に隣接又は近接して配置され、前記第2の気流構成は前記平面に対して前記第2の側壁内側面に隣接又は近接して配置され、
    前記第1の気流構成及び前記第2の気流構成は、前記タイヤ周方向の一方から他方に向かって互いに近づくように延びており、前記第1の気流構成及び前記第2の気流構成が合わさって一組の交互の気流構成を構成する、タイヤホイールシステム。
  4. 前記複数の気流構成が、各々が前記空気入りタイヤの前記環状内面と係合する、前記環状内面に沿って間隔をあけて配置された少なくとも3交互の気流構成を備える、請求項3に記載のタイヤホイールシステム。
  5. 前記一以上の気流構成が複数交互の気流構成を備え、
    前記複数交互の気流構成の各々が前記リム部の前記環状外面と係合し、
    前記複数交互の気流構成が、前記環状外面の周囲において間隔をあけて配置された少なくとも3交互の気流構成を備える、請求項3に記載のタイヤホイールシステム。
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