JP6058329B2 - X線源保持装置及びx線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、X線源保持装置及びX線診断装置に関する。
X線診断装置に備わるX線源保持装置は、内部にX線管球を搭載している。そしてこのX線管球に高電圧を印加することにより、X線を発生させている。X線管球は重量物であり、また高電圧によって発熱してしまう。一方、X線源保持装置は、操作者が装置使用のときに頻繁に位置を変更するものであるため、空間的(放熱、配線)・重量的に制約が課せられる。
昨今では、カーボンナノ構造体やトリボルミネッセンスといったX線発光源の研究・実用化が進められている。これらX線発生源は、従来と比べて低電圧でX線を発生させることができる。従って発熱を抑え、また、従来のX線管球よりも軽量であるという特徴がある。
特開2005−110722号公報
本発明が解決しようとする課題は、同一のX線源保持装置内に複数のX線源を備えることである。
上記の課題を解決するために、一実施形態のX線源保持装置は、被検体に対してX線を照射する複数のX線源と、前記X線を1つの開口部にてコリメートするコリメータと、前記複数のX線源を、いずれのX線源を用いる場合でもX線焦点位置が実質的に変わらないように、前記開口部に対して実質的に同一な位置への移動を可能にするX線源位置制御手段と、を備えることを特徴とする。
第1の実施形態における、X線診断装置の概略図である。 第1の実施形態における、X線源保持装置の概略図である。 第1の実施形態における、複数のX線源の移動制御の一例を示す概略図である。 第1の実施形態における、フローチャートである。 第2の実施形態における、X線源保持装置及びX線検出部の概略図である。 従来における、X線源保持装置及びX線検出部の概略図である。 第3の実施形態における、X線源保持装置及びX線検出器の概略図である。 第3の実施形態における、X線源保持装置及びX線検出器の概略図である。 第4の実施形態における、X線源保持装置及びX線検出器の概略図である。 第4の実施形態における、フローチャートである。
以下、図面を参照して各実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態のX線診断装置について、以下に詳細な説明を行う。
図1は、本実施形態におけるX線診断装置の概略図である。
X線診断装置1は、複数のX線源13を保持するX線源保持装置10と、X線検出部17と、コンソール19とを有する。操作者によるハンドスイッチ18又はコンソール19の操作に依存し、システム制御部20は、低電圧発生部14を制御する。そしてX線源13は、寝台に載置された被検体Pに対してX線を曝射する。そしてX線検出部17は、被検体Pを透過・減衰したX線を検出する。その後画像生成部22は、X線検出部17にて検出されたX線に処理を施し、被検体Pの診断画像を生成する。 なお操作者は、X線源保持装置10に備わるX線源13を診断前に予め操作することにより、複数のX線源13の中から1つのX線源13を、診断に使用するX線源13として選択しておく。
X線源保持装置10は、トリボルミネッセンスの原理又はカーボンナノ構造体を用いてX線を発生させる複数のX線源13と、コリメータ15と、低電圧発生部14と、を保持する。トリボルミネッセンスとは、物質が摩擦等によってエネルギーを受け取って励起され、その受け取ったエネルギーを特定波長の光として放出する発光現象である。一方、カーボンナノ構造体とは、カーボンナノチューブやグラフェン等のことを指す。これらを用いたX線源13は、従来のフィラメントを用いたX線源と比較して小型軽量であり、低電圧にてX線を発生させる。
複数のX線源13は、それぞれ最大出力/線質等が異なる。また、複数のX線源13は、それぞれ移動/回動可能となるように設けられる。
コリメータ15は、各々のX線源13のうち、所定の位置にあるX線源13から被検体Pに対して曝射されるX線をコリメートするように設けられる。
低電圧発生部14は、X線を曝射するための低電圧をX線源13に印加する。
その他、X線源保持装置10に関する詳細な説明は、図2を用いて後述する。
X線検出部17は、X線源13から曝射され、被検体Pを透過し減衰したX線を検出する。そしてX線検出部17は、検出したX線のデータを画像生成部22へと送る。
コンソール19は、X線検出部17及び低電圧発生部14等システム全般の制御を行うシステム制御部20と、撮影条件や被検体Pの画像データ等を記憶する記憶部21と、X線検出部17にて検出されたデータの処理等を行い被検体Pの画像の生成を行う画像生成部22と、画像生成部22にて生成された被検体Pの画像を表示する表示部23と、を備える。
ハンドスイッチ18は、低電圧発生部14の制御のために操作者によって操作される。操作者がスイッチを押し続けている間はX線源13からX線を曝射し続けるようにしてもよいし、一度操作者がスイッチを押したらその後再びスイッチを押すまでX線を曝射し続けるようにしてもよい。
以下、図2を用い、X線源保持装置10にX線源13が複数備わる例を説明する。
図2は、本実施形態におけるX線源保持装置10の概略図である。
複数のX線源13は、例えば図2(a)に示すように移動可能に設けられる。そして異なる種類のX線源13を使い分けるにあたり、操作者は、使用するX線源13がコリメータ15の開口部16にくるようにX線源13の位置を操作する。X線源13は、操作者によって直接的に移動操作が行われてもよいし、もしくは操作者がコンソール19を操作することによって間接的に行われてもよい。X線源13の移動操作に関しては図3を用いて後述する。
なお、複数のX線源13は図2(b)に示すような配置でもよく、その他種々の配置が適用される。そして複数のX線源13のうち、いずれのX線源13が診断に使用するX線源13として選択された場合でも、そのX線源13の位置は一定である。即ち、複数のX線源13のうちいずれのX線源13から被検体PにX線曝射を行う場合でも、X線焦点の位置は等しい。
次に、図3を用いて複数のX線源13の移動制御に関して説明する。
図3は、本実施形態における複数のX線源13の移動制御の一例を示す概略図である。
図3(a)は、X線源13に、X線源13を移動させるための把持部12が設けられた例を示す概略図である。
図3(b)は、X線源13の移動制御を、システム制御部20にて行う例を示す概略図である。
操作者は、複数備わるX線源13のうち、診断に用いる所望のX線源13を所定の位置に移動させる。これをふまえ、X線源保持装置10は、図3(a)又は図3(b)等に示すような構成をとる。その他、図2で示したとおり、複数のX線源13は種々の構成が適用される。操作者は把持部12を用いて操作することによってX線源13を移動させてもよいし、或いはコンソール19を操作することにより、X線源13の移動制御を行っても良い。
なお、被検体Pに対してX線を曝射するX線源13は、移動制御が行われない間は、何らかの手段によって位置が固定されることが好ましい。
次に、図4を用いて本実施形態の一連の動作の流れを説明する。
図4は、本実施形態のフローチャートである。
(ステップS1)
操作者は、寝台に被検体Pを載置させる。そして操作者は、コンソール19を操作することによって撮影条件を入力する。
(ステップS2)
図3(a)に示した方法でX線源13を移動させる場合、操作者は、把持部12を操作することによって診断に使用するX線源13を所定の位置へと移動させる。一方、図3(b)に示した方法でX線源13を移動させる場合は、操作者は、コンソール19を操作することによって使用するX線源13を選択する。以下、図3(b)に示した方法でX線源13の移動制御を行うものとして説明をする。なおこのとき、診断に使用するX線源13が既に所定の位置に備わっている場合(Y)は、ステップS4へと移る。そうでない場合(N)は、ステップS3へと移る。
(ステップS3)
システム制御部20は、ステップS1において、操作者が使用するX線源13をコンソール19の操作によって選択した場合、その選択されたX線源13を所定の位置へと移動させる。このとき、全てのX線源13からのX線曝射を禁止するために、システム制御部20は、低電圧発生部14の制御を行うことができない「撮影禁止状態」に遷移する。
(ステップS4)
ステップS2において、診断に使用するX線源13が既に所定の位置に備わっている場合、又はステップS3において、システム制御部20がX線源13の移動制御を行い、診断に使用するX線源13が所定の位置へと移動完了した場合において、診断に使用されるX線源13は、低電圧発生部14と電気的に接続される。そしてそのX線源13は、X線源保持装置10に備わるバッテリー(図示無し)又はX線源保持装置10外部から電力が供給される。このとき、システム制御部20は、低電圧発生部14の制御を行うことが可能な「撮影可能状態」に遷移する。
(ステップS5)
システム制御部20は、操作者によるハンドスイッチ18又はコンソール19の操作に依存し、低電圧発生部14を制御する。即ち操作者は、ハンドスイッチ18又はコンソール19を操作することにより、X線源13から被検体Pに対してX線を曝射させる。
(ステップS6)
X線検出部17は、ステップS5にて被検体Pに対して曝射され、透過/減衰したX線を検出し、そのデータをコンソール19へと送る。そして画像生成部22は、そのデータをもとに被検体Pの診断画像を生成し、表示部23は、その診断画像を表示する。
次に、本実施形態に係るX線源保持装置及びX線診断装置の効果を説明する。
本実施形態によると、従来よりも低電圧でX線の発生を行い、且つ小型軽量なX線源(トリボルミネッセンスの原理又はカーボンナノ構造体を用いたもの)を用いることにより、同一のX線源保持装置に複数のX線源を備えることができる。これにより、最大出力/線質等が異なるX線源をX線源保持装置に設けることで、診断に応じて適したX線源を使用することができる。また、本実施形態に係るX線源保持装置に設けられる複数のX線源は小型軽量であるため、それら複数のX線源を保持するX線源保持装置は、従来と比べて操作の煩雑さを軽減することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は第1の実施形態と比較し、X線源保持装置10において、X線源13から曝射されるX線をコリメートするコリメータ15が二箇所に設けられる点が異なる。以下、第1の実施形態との一致点の説明は省き、相違点を説明する。
図5は、本実施形態におけるX線源保持装置10の概略図である。
X線源保持装置10は、例えば最大出力/線質等がそれぞれ異なる複数のX線源13を保持する。図5においては、X線源13を4つ保持している。
X線源保持装置10に保持されたX線源13は、例えば図5に示すように回転可能に設けられることにより、いずれのX線源13を用いて診断を行うかの選択肢を操作者に与える。X線源13の操作は、第1の実施形態における操作方法と同様の方法が適用される。
コリメータ15は、二箇所に設けられ、それぞれX線源13からのX線がX軸方向・Y軸方向に沿って照射されるようにX線をコリメートする。
図5に示す通り、本実施形態におけるX線源保持装置10は、複数のX線源13を保持し、コリメータ15が二箇所に設けられることにより、二箇所からX線曝射を行う。従って操作者は、臥位及び立位いずれの診断においても、X線源保持装置10の向きを変更させなくてもよい。これに関し、図6を用いて具体的に説明する。
図6は、従来のX線源保持装置10の概略図である。
従来のX線源保持装置10は、図6に示す通りX線源13を1つしか保持していない。従って、臥位状態にある被検体Pに対してX線を曝射する場合(図6(a))と、立位状態にある被検体Pに対してX線を曝射する場合(図6(b))とで使い分けるにあたり、図6(a)→図6(b)のように回動部24を回動させなくてはならない。これは操作者にとって煩雑な作業であり、回動に伴って被検体P等にX線源保持装置10が接触してしまう可能性もある。
一方、本実施形態におけるX線源保持装置は、図5に示すとおり、複数のX線源が設けられ、臥位用・立位用のコリメータが備わる。これにより、操作者は、図6に示したような回動作業を行わなくてもそれぞれの体位における診断を行うことが可能になる。故に操作に慣れない未熟者であってもより安全に、且つ効率良く診断を行うことができる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態及び第2の実施形態と比較し、X線源13が臥位状態にある被検体Pの体軸に沿って並列に配置されるように設けられる点が異なる。これにより、広範囲なX線撮影が可能になる。
図7(a)は、本実施形態におけるX線源保持装置の概略図である。
図7(b)は、本実施形態におけるコリメータの概略図である。
X線源保持装置10は、図7(a)に示すように、被検体Pの体軸方向に沿って2つのX線源を保持している。
X線検出部17は、少なくとも被検体Pの体軸方向に移動可能に設けられる。そしてX線検出部17は、システム制御部20によって図7(a)に示すように移動制御されることにより、各X線源13から曝射されるX線(1)及びX線(2)をそれぞれ検出する。
システム制御部20は、X線検出部17の移動制御を行い、X線検出部17の位置情報をもとに低電圧発生部14を制御することにより、X線源13のX線曝射タイミングの制御を行う。すなわち、システム制御部20は、X線検出部17がX線源13Aから曝射されるX線1を検出した後、X線検出部17を、X線源13Bから曝射されるX線2を検出するように移動させる(図7(a)中の矢印)。そしてX線検出部17がX線1を検出する位置からX線2を検出する位置へと移動するとき、システム制御部20は、X線源13A及びX線源13BからそれぞれX線を曝射させない状態である「撮影不可能状態」に遷移する。そしてシステム制御部20は、X線検出部17をX線源13Bから曝射されるX線2を検出する位置に移動させ、移動が終わった後、「X線源B撮影可能状態」に遷移し、X線源13BからX線を曝射させる。
コリメータ15は、図7(b)に示すように絞り羽151が移動する。そしてコリメータ15は、X線源13A及びX線源13Bから照射されるX線をそれぞれコリメートする。このとき、X線源位置制御部(図示なし)は、コリメータ15に備わる絞り羽151の移動とともに、図7(a)に示すようにX線源13の角度や位置を変更する制御を行ってもよい。
また、図8(a)に示すように、2つのX線源13及び2つのX線検出部17を被検体Pの体軸に沿って並べて固定して配置させてもよい。
また、図8(b)に示すように、2つのX線源13から曝射されるX線の照射範囲をカバーした、広範囲なX線検出部17を配置させてもよい。
このように、複数のX線源13を被検体Pの体軸方向に並列に配置することにより、簡便に広範囲なX線撮影を行うことができる。
(第4の実施形態)
本実施形態は第1〜第3の実施形態と比較し、並んだ2つのX線源13から、それぞれ被検体Pに対して同一範囲にX線を曝射する点が異なる。そして2つのX線源13は、それぞれ被検体Pに対してX線を交互に曝射する。
図9は、本実施形態におけるX線源保持装置の概略図である。
X線源保持装置10は、第3の実施形態と同様に被検体Pの体軸方向に沿って2つのX線源13を並列に保持してもよいし(図9(a))、そうでなくでもよい(図9(b))。
X線源13は、それぞれ角度の変更や位置の変更が可能なように設けられる。
図10は、本実施形態におけるフローチャートである。
(ステップS10)
操作者は、寝台に被検体Pを載置させる。そして操作者は、コンソール19を操作することによって撮影条件を入力する。
(ステップS11)
撮影にあたり、操作者は、ハンドスイッチ18又はコンソール19を操作する。そしてシステム制御部20は、2つのX線源13のうちいずれか1つ(X線源13A)からX線を曝射することができる「X線源A撮影可能状態」に遷移する。なおこのときシステム制御部20は、他方のX線源13(X線源13B)からはX線を曝射することができない「X線源B撮影不可能状態」である。
なお、操作者による撮影操作は、例えばハンドスイッチを押し続けている間はずっと撮影を継続するようにしてもよいし、その他種々の手段が適用される。
(ステップS12)
システム制御部20による低電圧発生部14の制御に依存し、X線源13Aは、被検体Pに対してX線を曝射する。
(ステップS13A)
そしてシステム制御部20は、「X線源A撮影不可能状態」及び「X線源B撮影可能状態」に遷移する。
(ステップS13B)
X線検出部17は、ステップS12でX線源13Aから曝射され、被検体Pを透過し減衰したX線を検出する。そして画像生成部22は、その検出したデータに基づき画像を生成する。そして表示部23はその画像を、例えば「右目情報」として表示する。
(ステップS14)
システム制御部20による低電圧発生部14の制御に依存し、X線源Bは、被検体Pに対してX線を曝射する。そしてシステム制御部20は、「X線源A撮影可能状態」及び「X線源B撮影不可能状態」に遷移する。そしてステップS15へ移るとともに、ステップS11へ戻る。
(ステップS15)
X線検出部17は、ステップS14でX線源13Bから曝射され、被検体Pを透過し減衰したX線を検出する。そして画像生成部22は、その検出したデータに基づき画像を生成する。そして表示部23はその画像を、例えば「左目情報」として表示する。
(ステップS16)
表示部23は、ステップS13及びステップS15にて取得した「右目情報」及び「左目情報」の画像を、一般的な3次元画像描画手法を用いて再生する。表示部23は、操作者によって撮影停止の操作が行われない限り、これら画像をもとにした3次元画像をリアルタイムで再生し続ける。
(ステップE)
システム制御部20は、操作者による撮影停止操作に依存して「X線源A撮影不可能状態」及び「X線源B撮影不可能状態」に遷移する。
ここでいう撮影停止操作とは、例えば操作者がハンドスイッチ18を押し続けている間は撮影を行う場合において、操作者がハンドスイッチ18から手を離すような操作のことを指す。
故に、ステップS11〜ステップS16A/Bいずれかのタイミングでこの撮影停止操作が行われた場合、撮影が終了する。
以上、本実施形態におけるフローチャートの説明を行った。
なお本実施形態において、X線源13とコリメータ15は移動可能に設けられることが好ましい。2つのX線源間の距離を変化させることにより、操作者は、視差に応じた適切な3次元画像を確認することができる。故に、操作者の相違に依存せず、好適な3次元画像が表示部に表示されることにより、いずれの操作者にとっても、より適切な診断を行うことが可能になる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
P 被検体
1 X線診断装置
10 X線源保持装置
12 把持部
13、13A、13B X線源
14 低電圧発生装置
15 コリメータ
151 絞り羽
16 開口部
17 X線検出部
18 ハンドスイッチ
19 コンソール
20 システム制御部
21 記憶部
22 画像生成部
23 表示部
24 回動部

Claims (4)

  1. 被検体に対してX線を照射する複数のX線源と、
    前記X線を1つの開口部にてコリメートするコリメータと、
    前記複数のX線源を、いずれのX線源を用いる場合でもX線焦点位置が実質的に変わら
    ないように、前記開口部に対して実質的に同一な位置への移動を可能にするX線源位置制
    御手段と、
    を有するX線源保持装置。
  2. 前記複数のX線源は、トリボルミネッセンスの原理又はカーボンナノ構造体を利用して
    X線を照射する請求項1に記載のX線源保持装置。
  3. 前記コリメータが複数設けられ、
    前記X線源位置制御手段は、複数設けられた前記コリメータそれぞれの開口部に対して
    実質的に同一な位置に前記複数のX線源がくるように、前記複数のX線源を移動可能にす
    る請求項1又は2に記載のX線源保持装置。
  4. 請求項1乃至いずれか1項に記載のX線源保持装置と、
    X線源から照射されるX線を検出するX線検出部と、
    前記検出したデータに基づいて画像を生成する画像生成部と、
    を有するX線診断装置。
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