JP6058046B2 - 船外機の制御装置 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図8を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る制御装置が適用される船外機の部分断面図である。図1に示すように、船外機10は、スターンブラケット11とチルティングシャフト12とを有し、これらを介して船体1の後尾、すなわち船尾1aに取り付けられる。船外機10は、上部に配置されたエンジン15を有する。エンジン15は、例えば排気量が2200cc程度の火花点火式水冷ガソリンエンジンである。エンジン15は水面上に位置し、エンジンカバー16によって覆われる。なお、本実施形態に係る船外機10は、プレジャーボート等の小型の船舶に適用することができる。
(1)船体1に搭載されるとともにエンジン15(内燃機関の一例)で駆動されるプロペラのピッチ角θを調整可能な可変ピッチプロペラ(羽根23)を有する船外機の制御装置は、スロットルレバー67の操作量に応じてエンジン15のスロットル開度を制御するスロットル制御部501(スロットル制御手段の一例)と、予め船体速度vと燃料消費量が最小となる目標ピッチ角θaとの関係を記憶する記憶部503(記憶手段の一例)と、船体速度vを検出するGPSセンサ69(船体速度検出手段の一例)と、記憶部503に記憶された関係に基づいて、ピッチ角θをGPSセンサ69により検出された船体速度vに対応する目標ピッチ角θaに制御するピッチ制御部502(ピッチ制御手段の一例)とを備える。
図9〜図12を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下では第1の実施形態との相違点を主に説明する。
(1)船体1に搭載されるとともにエンジン15(内燃機関の一例)で駆動されるプロペラのピッチ角θを調整可能な可変ピッチプロペラ(羽根23)を有する船外機の制御装置は、予めスロットルレバー67の操作量Sに応じた燃料消費量が最小となるエンジン15の目標スロットル開度Taおよび目標ピッチ角θaの特性f12を記憶する記憶部503と、スロットルレバー67の操作量Sを検出するレバー角度センサ68(操作量検出手段の一例)と、記憶部503に記憶された特性f12に基づき、レバー角度センサ68により検出されたスロットルレバー68の操作量Sに応じてスロットル開度Tを目標スロットル開度Taに制御するスロットル制御部501(スロットル制御手段の一例)と、記憶部503に記憶された特性f12に基づき、レバー角度センサ68により検出されたスロットルレバー68の操作量Sに応じてピッチ角θを目標ピッチ角θaに制御するピッチ制御部502(ピッチ制御手段の一例)とを備える。
上記実施形態は、例えば以下のような変形が可能である。上記第1の実施形態(図4)では、船体速度vと燃料消費量が最小となる目標ピッチ角θとの関係を記憶する記憶部503を船外機10のECU50に設けた。また、第2の実施形態(図9)においても、記憶部503を船外機10に設けた。しかしながら、記憶部503を船外機10以外、例えばリモコンECU60に設けるようにしてもよく、記憶手段の構成は上述したものに限らない。リモコンECU60に記憶部503を設けると、リモコンECU側の設定を変更することで各種パラメータを変更することができる。このため、複数基の船外機10を船体1に搭載する場合に、パラメータ変更を一度に行うことができ、パラメータ変更が容易である。
Claims (5)
- 船体に搭載されるとともに内燃機関で駆動されるプロペラのピッチ角を調整可能な可変ピッチプロペラを有する船外機の制御装置において、
スロットルレバーの操作量に応じて前記内燃機関のスロットル開度を制御するスロットル制御手段と、
予め船体速度と燃料消費量が最小となる目標ピッチ角との関係を記憶する記憶手段と、
船体速度を検出する船体速度検出手段と、
前記記憶手段に記憶された前記関係に基づいて、前記ピッチ角を前記船体速度検出手段により検出された船体速度に対応する前記目標ピッチ角に制御するピッチ制御手段と、を備えることを特徴とする船外機の制御装置。 - 船体に搭載されるとともに内燃機関で駆動されるプロペラのピッチ角を調整可能な可変ピッチプロペラを有する船外機の制御装置において、
前記スロットルレバーの操作量を検出する操作量検出手段と、
予めスロットルレバーの操作量に応じた燃料消費量が最小となる前記内燃機関の目標スロットル開度および目標ピッチ角の特性を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記特性に基づき、前記操作量検出手段により検出された前記スロットルレバーの操作量に応じて前記スロットル開度を前記目標スロットル開度に制御するスロットル制御手段と、
前記記憶手段に記憶された前記特性に基づき、前記操作量検出手段により検出された前記スロットルレバーの操作量に応じて前記ピッチ角を前記目標ピッチ角に制御するピッチ制御手段と、を備えることを特徴とする船外機の制御装置。 - 請求項2に記載の船外機の制御装置において、
燃料消費量が最小となる燃費優先モードを含む複数のモードのいずれかを選択するモード選択手段をさらに備え、
前記記憶手段は、前記複数のモード毎に異なる前記スロットルレバーの操作量に対応した目標スロットル開度および目標ピッチ角の複数の特性を予め記憶し、
前記スロットル制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記複数の特性うち、前記モード選択手段により選択された前記モードに応じた前記特性に基づき、前記スロットルレバーの操作量に応じて前記スロットル開度を前記目標スロットル開度に制御し、
前記ピッチ制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記複数の特性うち、前記モード選択手段により選択された前記モードに応じた前記特性に基づき、前記スロットルレバーの操作量に応じて前記ピッチ角を前記目標ピッチ角に制御することを特徴とする船外機の制御装置。 - 請求項3に記載の船外機の制御装置において、
前記複数のモードは、燃費よりも船体速度を優先する船速優先モードを含み、
前記スロットル制御手段は、前記船速優先モードが選択されると、前記燃費優先モードが選択されたときよりも、前記スロットルレバーの操作量に対する前記スロットル開度を大きくし、
前記ピッチ制御手段は、前記船速優先モードが選択されると、前記燃費優先モードが選択されたときよりも、前記スロットルレバーの操作量に対する前記ピッチ角を小さくすることを特徴とする船外機の制御装置。 - 請求項3または4に記載の船外機の制御装置において、
前記複数のモードは、燃費よりも離着岸時の作業性を優先する作業優先モードを含み、
前記スロットル制御手段は、前記作業優先モードが選択されると、前記燃費優先モードが選択されたときよりも、前記スロットルレバーの操作量に対する前記スロットル開度を小さくし、
前記ピッチ制御手段は、前記作業優先モードが選択されると、前記燃費優先モードが選択されたときよりも、前記スロットルレバーの操作量に対する前記ピッチ角を小さくすることを特徴とする船外機の制御装置。
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